214 サンタ養成学校卒業試験
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[──ジャストミート。>>125
ぐ、と拳を握ってご満悦な表情を浮かべていれば、 振り返り様の投擲を避けられず、額に当たり星が散った。 これが年の功か、とぼやいたのは余裕があってこそなのか。
踏鞴を踏み、ふるりと首を振れば揺れるキープレート。 小さな音を立て、雪に落ちたそれを慌てて拾い上げた。 八つ当たりに眼光鋭く睨み付け、歩む空気に怒気を孕んで。
にんまりと三日月をつけたミナカタの胸に、拳を突き付ける。]
──…取れた。どうしてくれる。
[もう会えなくなるかも、という感傷は吹き飛んでいた。
子供のような仕草も、怒った表情も、男を頼る言動も。 全ては未だ、無意識なままに。*]
(126) 鯖 2015/01/31(Sat) 00時半頃
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[色が違えど見覚えのある飾り紐。 あ、と短い声をあげてアリスは桜色と雪色のを取り出す。>>121
今朝の教室でも、持っている人が見えたけれど。ノートに視線を落とす方を優先させた。]
……朧?
これ? でも、これは――…
[窓枠に、と続けようとして、口許をふっと緩めるに留め。]
そっか、そっか。
[何か分かったようにうんうんと頷いて。紐の表面を指先で撫でた。]
(127) k_karura 2015/01/31(Sat) 00時半頃
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元気がでるのは……やっぱり、サンタさんの歌だからじゃないかな。
[肩に乗った近さは昨晩のを否応なく思い出させ、頬が熱くなるから。隠すように髪を撫でた。]
じんごっべー、じんごっべー!
[楽しげな、愉しげな。歌声を重ねる。想いを重ねる。
ピートとイアンの姿も続き、アリスは声を張って身を揺らす。]
[さらり、髪が。 ぴとり、頬が。くっついて。
くすぐったさに、ふふり笑みを溢した。]
(128) k_karura 2015/01/31(Sat) 01時頃
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― 夢の入口 ―
[教室で行われた筆記試験の後の、各学部に分かれての試験。 郵便総合学部は実技の割合が大半を占めていて、 プレゼントの仕分けテストは実際クリスマスに 聖夜郵便局が行っている相当の量を使って行われる。
膨大な仕分け作業が終われば、休む間もなく サンタクロースからの手紙の代筆。
集中力と根気を必要とされ、かつ時間の勝負という行程を、 ぎりぎり。本当に時間ぎりぎりであったけれども、 何とか時間内に終わらせることができた。]
(129) soirbre 2015/01/31(Sat) 01時頃
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『きみの心がやさしい輝きとなって 夜空を照らしてくれるおかげで、 わたしは迷わずきみの家まで飛んでいけるんだよ。
いつまでも、みんなの一番星でいておくれ。 ――――メリークリスマス!』
[万感の思いを込め、最後の手紙の最後の一文を書き終える。]
(130) soirbre 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[深く深くお辞儀をして、もう生徒がまばらにしか 残っていない教室を出る。自然と足は駆け足に。
他の学部はおそらく殆ど試験が終わっているはず。 今から配達学部の実技試験の応援には間に合うだろうか。 時間一杯かかったから、直接テッドやミナカタ、 ピートやイアンの勇姿を見ることは叶わないかも。
それでも足は止められず、校庭まで出た時。]
…………!!
[光と共にソリに乗り空を駆けるサンタクロースと、 級友たちが歌うジングル・ベルの歌声。]
(131) soirbre 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[表情はぱぁっと明るくなり、走りながら皆に手を振れば 輝く星色の編み紐が手首で揺れる。
胸に刻むは、子どもたちが託した夢も、 サンタクロースたちが紡ぐ希望も、 どちらもありったけ詰め込んで届けたいという誓い。
――――わたしの星《みちしるべ》は、すぐ目の前に。**]
(132) soirbre 2015/01/31(Sat) 01時頃
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ねぇ、アシモフ!
私たち、いつか――――…
[いつか、いつか。 サミュエルの描いた通り、アシモフが空を駆けるように雪上を走り、そこに自分も居たら。
一緒にサンタクロースに、なっていたらの延長。 そんな新しい目標が不意に浮かぶ。]
(133) k_karura 2015/01/31(Sat) 01時頃
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……なぁんでも、なーい!
[もう一度始めから歌おうと、人差し指を振り。 触れてしまった頬。
いつか、いつか。 試験に合格して、サンタクロースになれるように。
いつかいつか。 きっと叶うよね。 願いを届け、叶えるのが、サンタクロースなのだから。**]
(134) k_karura 2015/01/31(Sat) 01時頃
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――実技試験――
ん〜っ……
[製図試験が終わって、思い切り伸びをする。 そのままふわっと欠伸をすれば、緊張感ないな、なんて監督教師が笑った。]
緊張してたらぁ、全力出せない、っしょぉ?
[そういう話じゃねえよ、と笑われて、首を傾げた。 プレゼンまでは一時間半くらい、余裕がある。 少し寝に行こうかな、と寝過ごすことを天秤にかけて、後者が重そうだったので、やめた。]
(135) mmsk 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[誰もいない資料室で、一人プレゼンの予行練習なんかして。 結局うたた寝とかしながら、本番の時間を迎えた。 咳払い何度か、発表のため、教室に向かう。 気持ちいい緊張が襲ってくるのに、深呼吸。]
やーるぞー。
[そしてその緊張は、胸の高鳴りに変わった。 教室で、発表順を待つ。名前を呼ばれて前に出る、その間の記憶はすっかりない。 ただ、夢中だったんだと、思う。]
(136) mmsk 2015/01/31(Sat) 01時頃
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あのっ! わたし、は。ワンマンでの力を求められる、今のサンタクロースの形を変えたいと思って、このそりを提案します。
[まずはじめに、最初のデザイン画を提示する。 ざわりと教室が沸くのを、肌で感じた。]
4頭引きの中そりに、2頭の小そりをふたつ連結して、8頭引きの大そりを作ります。 スリーマンセルを組み、プレゼント配布地区の上空へ大そりの状態で上がります。 それから2頭引きの連結を外すことにより、子供の多い密集した住宅地にも、同時に多くのプレゼントを運びながら、小回りをきかせ確実に配達が出来ると考えています。
[大そりの設計が得意な自分。小そりの作成が得意なサミュエル。ひとりだけでは、このそりは作れない。 だから、今まで夢にしか過ぎないと思っていた。 だから、今ならできると思っている。 大そり1台分ではなく3台分同時に等しく灯せる蛍火もギネスに持ちかけよう。 それからプレゼントの配分には何より情報学部の朧の力が欠かせない。]
(137) mmsk 2015/01/31(Sat) 01時頃
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現状の問題点としては、小そりに積み込める大きさのプレゼント袋を複数個積み込むことと、連結を外した後の再連結ですが、すでにプレゼント学部に軽量化と分割の依頼をかけています。 また、トナカイの体温で光を放ち軌跡を夜空に長く残せる香を試験中です。 トナカイが慣れない状況にまだ戸惑い気味なので即実践は難しい状況ですが、子どもたちの見目にも印象深いと思うので、実用化を目指したいと考えています。
[ポーラの試験状況はどうだろう。あちらも、分割と軽量化を発表しているだろうか。 彼女の力なくして、このそりは使えない。 アリスも調教試験をしているはずだ。トナカイ達がアリスの声と鞭ひとつで、整然と動くのに期待する。 彼女の力なくして、このそりは走らない。]
(138) mmsk 2015/01/31(Sat) 01時頃
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わたしはご存知の通りそりの扱いが苦手で、配達学部を諦めました。 代わりに、そうした自分の欠点ひとつで道を諦めないで済むように、誰もが乗れるそりを作るため、この学部に進学しました。 スリーマンセルであることで、それぞれの致し方なく持つ欠点すらもカバーし合い、不慮不測の事態にも強くなります。 これからの誰かが、もっとサンタクロースの道を歩めるように、わたしはこのそりに今までこの学部で学んだすべてを託し、発表を締めたいと、思います。
[学園の花形と呼ばれる配達学部の4人だって、誰もが卒業に足る力を持っていたとしても、完璧な人間なんていない。 それぞれの欠点を、不安を、それぞれがカバーし合えるこの形が、最良だと思ったのだ。]
(139) mmsk 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[ピートがもし道のりを読み違えても、他の二人が正せばいい。 もしトナカイがいやにご機嫌でも、ミナカタが中央なら、左右が均等に引き合える。 テッドの配達センスは、このスリーマンの中でも輝くだろう。必要なプレゼントを手にした上で、小そりで空を駆け回る姿が浮かぶ。 イアンの小さな不安だって、仲間が共にいることが拭い去るはずだ。
2頭ずつのフォーマンセルにはしなかった。 万が一の事故や故障でひとり欠けても、すぐにいつもの"仲間"と飛べる。それも、スリーマンの安心だと思った。 皆ワンマンで空を行けるだけの力をこの学園でつけたのだから、普段は持ち回りでワンマンがいてもいい。]
(140) mmsk 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[気象師が読んだ最高のコンディションの空を、小さなそりと大きなそりが同時に鮮やかに駆ける姿が、浮かぶようだった。 子どもたちの輝く笑顔も、いとおしくプレゼントを抱く姿すらも、浮かぶ。 きっとたくさんのお礼の手紙が書かれることだろう。 クリスにはもう少し、読みやすい文字を書いてもらわないと、読むのに次のクリスマスまでかかるくらいに。]
(141) mmsk 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[今なら、わたしたちならできると思っている。 だからみんな揃って今年は卒業したいと、わたしは発表を終えた拍手を聞きながら、強く思っていた*]
(142) mmsk 2015/01/31(Sat) 01時頃
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[サンタの一般教養といえる学部共通のテストは、ピートにとっては驚くほど順調におわった。
前照灯たちと心を通わせる方法を教えてくれたのは、授業よりもギネスだった。迷いながらも夜の飛行実習で心細くならずにすんだのは、ひいては彼のおかげだった。 昨夜、あんなに輝けたのだって 星になれたのだって、彼のおかげだった。
サンタだって、現代の最新技術に遅れをとっちゃいけない。 年々問題が変わるという、過去問のきかない情報学。 昨日めくったノートを思い出すのに必死になっていれば、右手に巻いた、祈り紐。どんな顔して作ってくれたんだろう、って思い出したら力が抜けた。その瞬間、答えがわかった。
ふと、窓の外に視線をやれば 今は昼間の、雲の晴れ間。 その向こうに、今は見えない夜の地図があること。 今はもう知っている。 きっともう、今までみたいには迷わないだろう。 ……まだまだ、完璧とは言えないけれど]
(143) 茄子 2015/01/31(Sat) 02時頃
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[いつでも嬉しい言葉をくれた。 手を伸ばしてくれた、ふわふわ綺麗な匂いのするクラスメイト。 彼女にはいつも貰ってばかりで――と気づいた時に サンタだってプレゼントを貰っているのだと、理解した。 喜びを運ぶ時に、同じかもしくはそれ以上の幸せを貰っているのだと。
思い返せば、幼い頃に書いたサンタへの手紙には いつも「ありがとう」をたくさん書いていた。 きっと下手糞で読み取りづらかったろうに いつだって欲しいものをくれたサンタクロース。 解読してくれていたのは、もしかしたらクリスみたいな人かもしれない。 いつも真っ直ぐに前を見ている人。その手は大きくて、きっとたくさんの言葉を拾い上げてくれるのだろう。
早めに終わってしまった問題用紙。 その片隅に無意識に描いた、橇の落書き。 いつか借りたノートに書かれていたそれが あまりに斬新で、でも楽しそうで。いつか乗りたいなぁ、なんて零したっけ……。 乗りたくなる橇。 もしかしたら、トナカイが引きたくなる橇。 きっと、行き着く先はひとつだ]
(144) 茄子 2015/01/31(Sat) 02時頃
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[世界の子供たちは、橇が日々改良されていることだって知らないんだろう。 知っていたら、何年式の橇模型!なんて流行るかもしれない。 試作品でも、模型でも。 綺麗だなぁ、って思っていた。 教室で、向き合う姿に目を奪われて。 頑張れ、って応援。控えめにじゃなくて、昨日みたいにもっと大声で言えばよかった。
筆記試験が終えれば、いよいよ本番、実技試験。 厩舎で待つ、一年間の相棒。 出会った時は、ぜんぜん何考えてるかわからなくて ――今も全部はわからないけれど。 目を見て、察することが出来るようになったのも 最初はアリスの真似をしてからだった。 言葉はわからなくても、意思は通じるって思えたから。 そこから、信頼につながった。
――――そして]
(145) 茄子 2015/01/31(Sat) 02時頃
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― 最終試験、校庭で ―
……あ、それ思った!
[筆記試験の間。 早く飛びたい!って思ってうずうずしたときも この青を見れば笑顔になれた。 今は助走だ、って思うことができた。
昨日の、勇気をひとつにしてくれた。
そして投げられた、また新たな褒め言葉。 それも、今まで朧にもらったなかでとっておきの直球だ。 ぽかん、とあけた口は、朧が背を向けてからじわりじわりと笑顔に変わり。思い切りかけだすとその背中に、というか腰あたりに軽く拳いれつつ飛びついた。 そのままの勢いで頭に手を伸ばして、いつかの仕返し!とばかりにかき混ぜてやった]
(146) 茄子 2015/01/31(Sat) 02時頃
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皆で、サンタクロースになろうな!
[見てろよ!と拳あげ さて飛び立つは――青空! 憧れと、仲間と、信頼と。 同じ学部の皆が待っている。 空で、橇の上で――そしていつか共に 誰かの星になろうと、誓い合って――飛ぼう!]
(147) 茄子 2015/01/31(Sat) 02時頃
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── 何時か未来の話 ──
[十数年前、養成学校の生徒だった男は。 今ではその養成学校の教壇に立つ日々を送っていた。 勿論受け持つのは生物学担当。 配達学部や動物学部を陰で支える地味な学部でも、最初から志願してくるものも最近は珍しくなくなっていた。]
では、この八頭引き雪車の前照灯だが────…
[今ではもう、ごく当たり前となった連結型の大雪車も、男が未だ学生の頃には話題にも上がらなかったものであった。 それを実用化へと持って行ったのが、男の級友の一人であるモニカだった。 彼女は大胆にも卒業試験のプレゼンで、この案を発表していたのだ。>>137 後から聞けば、彼女もまた級友達に触発されて、自分の夢を託したのだという。
サンタクロースが世界中の子ども達に夢を与える存在であるために。 自らの夢のチカラをまた、注ぎ込もうと。]
(148) M_rio 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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であるからにして、動物学部との連携が必要となり────…
[男は授業を進めながらもまた、学生の時代に戻る。 卒業試験はどうだったか。それは今でも目の前で繰り広げているように思い出されるのであった。
配達学部の雪車は瞬く間に空を駆け抜け、馴鹿を操る級友達はとても様になっていた。
小さき級友の歌声、照れくさそうにお互いの検討を祈っていた級友の背には雪玉の跡が残っていただろうか。
それぞれが不器用な大人であり、純粋だけではいられなかった子どもではあったが、それぞれが夢に向かってい輝いていたあの日は。]
(149) M_rio 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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では、今日の授業はこれで終とする。
[終業を知らせるベルとともに閉じられた教科書。 その一番後ろに挟まれた写真とともに。 今もひっそりと息衝いているのだった**]
(150) M_rio 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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─ 筆記試験終了 ─
あー…終わった。
[回答用紙はいつもより6割増に埋められた。と思う。 だらだら、だるだる。 山は越えた。緊張感も抜け、机と親交を深めていると。]
うっひゃっ!?
[ぞわり。髪を逆撫でされて声がでた。>>92 振り返りざまに、今度は近付いてきた顔にきょとり。 ぞわぞわっ。追撃に耳を押さえた手首で、編紐が揺れる。]
なにするんだよ。……へ?
[笑う声音。紐が緩んで落としたら朧のせいだ。 右手を伸ばして、揺れる尻尾を掴む。 くい、と引っ張って仕返しを。]
(151) SUZU 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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……じゃあ、あとで。 朧と違って。 おれのは詳しくしても、長くないけど。
[卒業できたら。 口元を緩めて付け加えた。]*
(152) SUZU 2015/01/31(Sat) 02時半頃
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─ ソリとサンタのお話 ─
あ、サンタクロースだ! 来たよ、あのソリおっきい!
[街の子供は雪の舞う夜空を見上げる。 窓から身を乗り出して、目を輝かせ。手を伸ばす。 建物の合間から見えたソリを引くのは、八頭のトナカイ。 サンタクロースの影が、一つ。二つ。三つ。]
見て、流れ星みたいだよ。
[空の上で、ソリがわかれる。 離れて行くソリから零れた光の軌跡は、きらきら、きらきら。 街に降り注ぐ輝く粒子に、口を開けてぱくり。
……ふふふ、甘い。
(153) SUZU 2015/01/31(Sat) 03時頃
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プレゼントまだかなぁ。 あとサンタクロースへのお手紙、早く読みたいなぁ。 なんてお返事くれるかな。
[だんだんと近づいてくる鈴の音。 しゃんしゃん、しゃんしゃん。
トナカイが空を駆ける蹄から。光が弧を描く。]
(154) SUZU 2015/01/31(Sat) 03時頃
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今年は、プレゼントのお願いと。 ぼくね。 『大きくなったらサンタクロースになりたいです』 って書いたんだ!
[サンタクロースから子供へ。 そして子供は、いつしかサンタクロースへ。
そうして夢が繋がっていく、未来のお話。]**
(155) SUZU 2015/01/31(Sat) 03時頃
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