79 This is a MURDER GAME
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人
狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
降霊会
こっくりさん、こっくりさん……
秘密の儀式で、墓場の霊魂がかえってきた。今日に限り、生者も姿の見えぬ死者も屋根を共にし、議論するだろう。
現在の生存者は、ベッキー、ヤニク、ノックス、シメオン、ザック、アイリス、ヒュー、ツェツィーリヤの8名。
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殺さなきゃならないのか。ふーん。 それって義務って意味?
[縄男から出てきた言葉に心底意外そうな顔になる。 「殺さなければならない」のではなく、「殺さずにはいられない」人間に見えていたから。
まぁ、今さっき遭遇したばかりの男の本意など汲めないし、汲むつもりもないけれど。]
喧嘩の大安売りねぇ。 普通ならタダでも要らないけど…。
[やたらと立てられる物音に、うるさそうに少し顔を顰め]
俺、あんま喧嘩慣れっての?してないんだよなー。
[面倒臭そうに言う割に、しっかりとシャベルを構えた。]
(0) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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まー、義務っていうか、大義名分? そういうことになってんなら、遠慮なく殺せるし?
[シャベルを構えた男の横っ面目掛けて、ブンと旗竿を叩きつけた。]
(1) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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[首から滴る血は止まらない。 なのに意識はしっかりしている。 体も動く。
それなら何の問題もない。 顔に付いた泥を拭い。 包丁を握り直し、自分を見下ろす男の、足の甲めがけ
力一杯、貫くように下ろす。]
(2) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 01時頃
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[旗竿がブンッと空を切り、近付いてくる。 流石にそんな大振りな襲撃には、条件反射で体が動く。
旗竿をシャベルで防ぎ、柄を滑らせて床へと叩き付けて先端を踏みつけた。]
やっぱり…。
[そう呟く顔は、引き攣った笑いを浮かべていた。 やはりこの男も、アイツらと同じ。]
(3) 2012/02/11(Sat) 01時頃
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ほー? 慣れてないわりには、全然動けるんじゃね? 素人の動きじゃぁねぇな。そうだろ?
[これだけ派手に暴れて威嚇しても、全くビビる素振りもないわ、 プロみたいな動きするとか、色々凄すぎる。]
アンタもあれだろ? こんなとこ呼ばれるってことは、あたまイかれてんだろ?
それとも、正義のスーパーヒーローだから、 ボクチャンだけは傷ひとつ付かない、ってか?
[挑発めいた言葉をかけつつ、踏まれた旗竿を支点にして、 顎を狙った鋭い回し蹴りを放った。]
(4) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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―裏通り―
[足跡のように続く、サイモンの血の跡を追って。 迷路のような細い裏通りをでたらめに抜けていく。 その途中に、背に投げかけられた「祈り」には、今はまだ気付かずに。
瓶の割れる音が、聞こえた。鈍い打撃音もあった気がする]
あー、……んん?
[表通りへと飛び出していったサイモンが、腰を抜かしたように座り込んでいる。 彼の視線の先を辿ると、男女が取っ組み合う凄惨な光景>>2]
ぅわーぉ。
[口笛でも吹きたい気持ちで、にぃっと口の端つり上げた]
(5) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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子どもの頃に棒振り回して遊んだことくらい、誰だってあるだろ? なんでこんなの避けたくらいで頭イカれてるとか思うかなー。
アンタ、ロクに抵抗も出来ない弱い者でも殺して縛り首になったクチ?
[「サイッテー」とクスクス笑っていると、男の回し蹴りに顎を捕らえられた。]
……ッ!!
[視界が揺れ、口の中に鉄の味が広がる。 どうやら少し切れたらしい。]
―クソッ
[身を屈めて竿を右手で掴んでグイッと引き、それとは逆に左手でシャベルを男の頭目掛けて薙ぎ払った。
喧嘩慣れはしていないが、体格には恵まれている方ではある。]
(6) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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[再び、女が動いた。
左足に痛み。見ると、ナイフが突き立てられている。じわり、と血が滴る感触。]
…なんだ、意外と元気じゃねえか。
[そのまま、右足で蹴り上げた。]
(7) 2012/02/11(Sat) 01時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 01時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 02時頃
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オッカゲさまで───ッ!!
[顎を蹴り上げられ、状態が浮き上がる。 後ろに手を付くように倒れながらも、その視線は男の顔を向いたままで]
顔蹴るとかさーあ。 アンタ、生前モテなかったんじゃーないのー?
[首から血を滴らせたまま、笑いながら立ち上がる。 そして鉄串を4本ずつ、両手に分けて持ち替えて]
モテない男に、愛のお返しッ! お釣りは不要ヨォーーッ!!
[真っ直ぐ突き出す。 狙いなどつけていない。 とりあえず、何本かでもどこかに刺さればそれでいい。]
(8) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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へぇ? アンタもしかして自分だけはマトモっておもってんだ?
楽しかったぜぇ? ブロイラーみてぇにみっちり詰まって並んでやがったから、 ギャーギャー泣き喚いて逃げ惑って将棋倒しになってサ。
[アレは何処かの宗教のお祭りだったっけ。 礼拝に集まったジジババ達を、麦刈りするみたいに薙ぎ倒したら楽しそうだな、 なんて思った。それだけ。
踵に感じた手応えに更に追撃を仕掛けようとして、 竿を引っ張られた拍子に体勢が崩れる。]
(9) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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…っぁ!!
[衝撃と共に視界に火花が散った。
内角高めを右中間へ抜けてツーベースヒット…じゃなかった、 横っ面を引っぱたかれて、派手に飾り戸棚へと叩きつけられる。 泥臭いホンコンあたりのアクション映画みたいに、降り注ぐ硝子の雨あられ。]
くっ、そ………
[白髪に近い色の前髪を真っ赤に染めて、顔を上げた。 生身なら気を失っていただろうが、案外平気なのはチョット驚き。 それでも痛いもんは痛いし、アタマはぐわんぐわんする。 額を押さえた指の間から滴ってきた鮮血は、白髪に近い色の前髪と、顔半分を染めていた。**]
(10) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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…さあ? 俺、覚えてねえんだよ。昔の事は、
[答え終わらないうちに、女はこちらへ向かって突進した。避けようとして、つい左足に重みをかける。バランスを崩した瞬間、右肩に鋭い痛みが走った。]
(11) 2012/02/11(Sat) 02時頃
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何だよ、痛てえじゃねえかよう。
[刺さった串を引き抜いて弄ぶ。 動けないほどの痛みではなかった。出血は少ない。そう深い傷ではないようだ。
そこでふと、気がついた。
血を流し地に伏す女を見ても、これっぽっちも心は動かなかった。刃が白い首筋を捉えた瞬間だって、そして、今も。 愉しい訳でも、苦しい訳でもなく。まるでそれが日常の一コマであるかのように、平常。]
…ああ。
[やはり俺は、こんな日常を生きていたのだろう。 ぼんやりとした確信は、無感動な溜息を生んだ。]
畜生、狂ってやがる。
(12) 2012/02/11(Sat) 02時半頃
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[何本かの串が、肉に食い込み、その感触が手に伝わる。 そのまま串からは手を離し、所有権を放棄して、男から距離をとり]
男がカッタガタ言わないの。 どー見たってワタシの方が痛いに決まってんじゃなーい!
[事実、痛い。 気を失いそうなほどに、痛い。
なのにこうして立っている。 笑っている。
それに対する違和感がないのは、既に死んでいるからか。 それとも狂っているからか。]
(13) 2012/02/11(Sat) 02時半頃
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ま、いいわ。 ここはワタシの負けにしておいてアゲル!
[包丁は足に、鉄串は肩に突き刺して、手放してしまった。 もう、手の中に武器になるものはない。
ここはひとまず一旦退散と、背を向けて一目散に逃げ出した**]
(14) 2012/02/11(Sat) 02時半頃
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[走り去る女をぼんやりと見送る。]
…あの女、結局名乗りやがらねえ。
[的外れな不満を口にして、俺は肩を竦めた。
その肩の傷は、たいした事はない。どちらかと言うと、足の方がダメージは大きいらしい。軽くびっこ引きながら、一本裏の路地へと入った。大通りは目立ち過ぎる。**]
(15) 2012/02/11(Sat) 04時頃
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ザックは、ナイフはひとまず、拾ってシザーケースに突っ込んだ。
2012/02/11(Sat) 04時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 04時半頃
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―病院―
…馬鹿力。
[凹んだ椅子>>1:26を見て舌打ちを零す。 男の左腕に伝わるぴりぴりとした痺れる感覚。 だが、目的は概ね達することが出来たらしく]
はは! 良いざまだぜ?
[壁に叩きつけられた女を見やり、高らかに笑った。
痛みに喘ぐ女の姿が、生前の"彼女"と重なる]
(16) 2012/02/11(Sat) 08時頃
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[だから、男はいっそ愉快そうに口角を吊りあげた]
痛いか?それならもっと痛いことしてやろうか。 どうすれば痛いのかも、苦しいのかも。
――…俺はよく知ってる。
[白衣のポケットに突っ込み、弄ぶ隻腕。 かちゃかちゃと金属と硝子の音が、小さく響いて]
他人の楽しみを潰そうだなんて。 御前、性格悪いな。
[笑みと共に口から零れるのは、煽るような言葉ばかり]
そうか分かった。羨ましいんだろ?
(17) 2012/02/11(Sat) 08時頃
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…!?
[かなり強く痛めつけた筈なのに、 ひるむことなく此方へ詰め寄って来る女。 驚き、対処が一瞬遅れる。
薙ぎ払われた棒を避けるように身をかがませたのは、 完全に判断ミスだった]
ぐ、ぅッ。
[棒芯は避けたものの、折れ曲った先が頭を抉る様に掠めた]
(18) 2012/02/11(Sat) 08時頃
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[だらりと血を頬へ滴らせながら、 表情を歪めるのは痛みよりも屈辱に対して]
こンの、餓鬼!!
[見開いた緑色は相手を忌々しく睨みつけ。 多少の反撃を受けようとも、 相手の細い首を掴もうと腕を伸ばした]
殺してやる。殺してやる。殺してやる!
[正気を失った態の男、鬼気迫る様子ではあるが。 同時に隙をつくことも容易く**]
(19) 2012/02/11(Sat) 08時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 08時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 09時半頃
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― 大通り→路地へ ―
[目抜き通りからのびる細い路地に入ろうとして、ふと視界の端に動くものが目に入った。]
…ん。
[足を止め振り返る。 そこには、二人の男。若いヤツと、そうでもないヤツ。]
…何か用か?
[尋ねながら、手に入れたばかりのクッキングナイフを、ケースから取り出した。]
(20) 2012/02/11(Sat) 10時頃
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なんだよ、随分怯えてんなあ。 怖い目にでも遭ったか?お兄サン。
[若くない方は青い顔で地面にへたり込んでいた。その後ろで、若い男はニヤニヤしながら事の次第を眺めている。こいつも、なかなか趣味が悪そうだ。]
暇なら俺と、遊ぼうか。な? …おい、後ろのお前、どうするよ。
(21) 2012/02/11(Sat) 10時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 10時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 10時頃
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―裏路地と表通りの境目―
あれ? なんだ、死ななかった。
[手持ちの武器を使い果たしたのだろうか、女の方が逃げ去っていく。男が追いかけないのは、負傷した足のせいだろうか。 やがて細い路地へと入ろうとした男の視線が、こちらへと向けられて]
あ、どーも。
[そう言ってにこやかな笑み。 生前はご近所にもにこにこ挨拶できる良い子でした。
向けられた問いかけに、んー、と間延びした声上げながら首を傾ぐ]
せっかくだし、見学してよっかなぁ。ほら、プロの技って見てみたいし。 さっきの女の人逃げちゃったからさぁ、観客のこっちとしても消化不良っていうか?
[にやにや笑いは変わらないが、目は本気で言ってる人間のそれだ]
(22) 2012/02/11(Sat) 10時半頃
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[スクラップファイルを思い返してみるが、鋏男の顔に覚えはなかった。 彼が逮捕されるより先に自分が死んでしまったかのだろうか。それとも逮捕されないまま彼が死んだか。 どちらにせよ彼が殺人鬼か何かの類であるのは明らかで、彼の詳細が知れないのは口惜しいところであった]
サイモンさん、よかったね。 このおにーさんが遊んでくれるってさ。
[サイモンに向かって、穏やかな笑みを向けた]
(23) 2012/02/11(Sat) 10時半頃
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― 電器屋 ―
ハァッ、ハァッ……!
もーっ、頭ガンガンすんじゃない!
[逃げ込んだ先の電器屋で、棚にもたれ、ひとり悪態をつく。 そも、通常であれば、頭がガンガンなどというレベルではないのだが、今は何故が、そんなことは思いの外。
さて、何か新しい武器をと思うが、電器屋ではせいぜい鈍器くらいか。重そうなものが多いが、持ち運びには今ひとつ向かないかと思いながら、あれこれ見回して]
これ、イイんじゃない?
[手にしたのは、コードレスのアイロンだった**]
(24) 2012/02/11(Sat) 14時頃
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観客、ねえ。暢気だな、お前。
[若い男は全く動じない。こいつも、頭の螺子が外れてやがる。]
プロの技、つっても俺、なんも覚えてねえからなあ。
[それでも、体は勝手に動く。 さしずめ、そこに獲物がいるから、てなところだろう。]
…本当に俺、何モンなんだろうなあ。
[首を捻りつつ、動けずにいる男の前に、屈み込んだ。ホルダを探って、ナイフを剃刀に持ち替える。特に理由があったわけじゃない。なんとなく、だ。]
まあ、悪く思うなよ。
(25) 2012/02/11(Sat) 14時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 14時半頃
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[手に重い衝撃を受け、少しだけ手が痺れた。 口内に溜まった血をプッと吐き出して縄男を見やる。]
少なくとも、アンタよりはマトモだと思うよ。
[シャベルを叩きつける寸前の男の話>>9に、虫酸が走った。 けれど、…それとは逆に気が楽になり]
どーせ殺し合いするんなら、アンタみたいな糞ヤローがいいと思ってたんだ。
[自分が嬉々としてこんな事を言っていることには気付かない。]
そのマントを血で染めるくらい、人を殺したんだろ? 自分の血で染まるのだけ嫌だなんて、…言わないよね?
[髪と顔を赤く染める縄男に近付き、その右腕にシャベルをあてがって笑う。]
(26) 2012/02/11(Sat) 15時半頃
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[チラりと室内の惨状を見た。 ガラス片やネガ、現像用の紙、様々な薬品…。
縄男の腕にあてがったシャベルに片足を掛けつつ、]
(どっかで調達しないとかねぇ。)
[長年愛用していたライターに思いを馳せる。]
(27) 2012/02/11(Sat) 16時頃
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―病院―
羨ましい? ありえない!
[振り回した棒の先は、男の頭を抉るように掠めた]
んふふ、
[溢れ出た血に、気分が高揚する。ぞくぞくと、痺れが背中を駆け巡った。 男の忌々しく鷹のように眼光するどい両目にも、鬼神のごとき殺気にも興奮を覚えることすらあれ、恐怖を覚えることはない]
(28) 2012/02/11(Sat) 16時半頃
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さあて、っと!
[そのまま第三撃を放とうとした瞬間、男の手がこちらの首に伸びてくる。慌てて避けようとするが]
……んぐっ。
[喉に異物を感じる。みるみる内に女の笑みが消えていった]
[――――多い]
…………かはっ!
[女は口の奥の塊を向かってくる男の顔目がけて放った。 荒くなった呼吸音に追い立てられるように。頭の中には退避の二文字が浮かぶ。 当たったかどうかは知らず、隙をつけたなら病院の外へと一目散に駆け出して行っただろう**]
(29) 2012/02/11(Sat) 16時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 16時半頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 16時半頃
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へへ、よく言われる。
[暢気だな、との評に、へらへら笑いながら答える。 この言葉と表情だけ切り取れば、友人と雑談する若者そのものだろう]
覚えてない、って? キオクソーシツ?
[予想外の言葉に目を瞬く。 自分とて末期の記憶が欠落しているが、彼はそもそも自分が何者かすら覚えていないらしい]
でもまぁ、素人さんには見えないかな。 ……ね、名前くらい覚えてないの?
[サイモンはもう、動くことすらかなわないようだった。 鋏男のぎょろりとした目から発せられる、明確にして滑らかな殺意。その眼差しに、射すくめられるサイモン。 蛇に睨まれたカエル、そんな言葉が思い浮かぶ]
(30) 2012/02/11(Sat) 18時頃
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剃刀がよくお似合いだよ、リッパー(切り裂き)さん。
[特等席で眺める解体ショー。 鮮やかな彼の手つきを眺めながら、称賛の言葉を贈る。
サイモンはどのくらいで死ねただろうか。 無駄に死ににくくされた体。頸動脈を切り裂かれたショックくらいじゃ死ねないとしたら痛ましい。 けれどマニアなだけの自分には、ビクビク跳ねるサイモンの動きが、随意運動なのか不随意運動なのか、さっぱり見分けることができなかった]
(31) 2012/02/11(Sat) 18時頃
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[アタマのまわりをヒヨコが三匹くらい飛び回って、 朦朧としていては咄嗟に対応仕切れるものでは無い。
気付いた時には右腕に突き付けられたスコップの先。]
何でぇ…おまえさんもオナカマだろ? 随分、楽しそうな顔して…
[軽口は、堪らず途切れる。 刃物になり切れぬ鈍い切っ先が、ざくりと肌へ食い込んだ。]
ぐ、ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!
[そのまま力を込め続けるのなら、右腕は居酒屋の手羽先みたいにブツブツと関節から切断されてしまうかも。]
(32) 2012/02/11(Sat) 19時半頃
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[コツ、と静かな足音が響く。 修道女は祈りを捧げるよう手を組んだまま。 足を止めるのは、獲物と捕食者と観客の輪]
まあ……なんと痛ましいのでしょう。 悲しいかな、世界は苦しみに満ち溢れていますわ。 けれど皆様、どうぞお祈り下さい。 主は必ずや私達を救って下さいますわ。
[体のラインを出さない修道服の裾がふわりと揺れる。 微笑む姿はとても、場違いで]
(33) 2012/02/11(Sat) 19時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 20時頃
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[粗品タオルを首に巻くだけの適当な止血をして、コードレスアイロンを持って、店を出る。 しかしやはり、刃物が欲しい。 通りを歩き、どこか良い店を探すが。
目当ての店が見つかるのが先か、他者と接触するのが先か……]
(34) 2012/02/11(Sat) 20時頃
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[耳に届く足音。気配にゆるりと振り返る。 風を孕んでゆれる修道服の裾。血腥いこの場に不釣り合いな、静謐な祈りの笑み]
シス、ター……?
[目を瞬く。口の中が乾ききって声が掠れた。
知ってる。この人を知っている。 穏やかな笑みも声も、子供らに菓子を配る時の細く白い指も、 哀しみに目を伏せる時の睫毛の長さも、救いを語る時の熱っぽい声も。
―――…知ってる]
あ……っ、 は、 ははははっ
[頭が鈍く痛む。記憶は戻りきらぬのに、心は激しく、震えて]
(35) 2012/02/11(Sat) 20時半頃
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[女は視界に若い男を捉える。 金の髪が美しい、まだどこか幼さを残した容貌。 女はその顔を、覚えていた]
まあ……
[祈りを組んでいた指は解かれ。 ぽむり、と軽く手の平同士が叩かれる]
嗚呼、なんとお可哀想に。 貴方様はまだ迷っていらっしゃるのですね。 哀れな子羊を導くのが私の役目ですわ。 ですから貴方様も、救って差し上げたつもりでしたのに…… 嗚呼、まだ主の身元へ行けてなかったのですね。 私の力が至らなかったせいですわ。 大変申し訳ありません……
[そうして深く頭を下げる。 かつて己が「救済」した青年に向かい]
(36) 2012/02/11(Sat) 20時半頃
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ベッキーは、通りの先に、修道女と金髪の青年らしき人影を見つけ、小走りに近づいた**
2012/02/11(Sat) 20時半頃
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[自分の住む街で、殺人事件が起きた。 紙面に綴られる活字だけでは飢えを埋められなくなってきた頃だった。 痕跡を追って、辿って、その途上で出会った人。 彼女は、今時珍しいほどの『善意』のカタマリで、けれど皮膚一枚の下には神への狂信的な愛を隠し持っているようで、そして――…]
ははっ、……あー、びっくり、した。 なに、これ。運命? 悪魔が悪趣味なだけかな。
[鉈持つ左手を、ゆらり、ゆらり、揺らす。 生きている頃、人を殺したことはなかった。 いつもただ、妄執を傾けるばかり。けれど、今は]
(37) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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謝らないでよ、シスター・ツェツィーリア。 僕を救うなんて、どんな聖人だろうと神だろうと、どだい無理な話なんだよ。
[彼女に向き直って、笑う。ゆらゆら、鈍く光りを返す鉈]
家庭環境が悪いわけでもない。 何か深いトラウマがあるわけでもない。 誰のせいでもなく、ただ当たり前のように、こういうのが好きになっちゃったんだから。
もうきっと、魂から罪深いんでしょう?
[顔と手首から先しか見えない、彼女の肌。 引き裂いたら、どんな色をしているのだろう?]
……また会えてうれしいよ、シスター。
[一度殺した人間を、もしも二度殺すなら。 彼女はいったい、どんな目をするのだろう。
自分はそれに、何を感じるのだろう]
(38) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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まあ……そのようなことをおっしゃらないで。 真に罪深い者など、存在しませんわ。 人は誰しも少なからずの罪を背負うもの。 けれど主は全てをお許しになるでしょう。 貴方様も今度こそ、救われますわ。
[女は慈愛に満ちた顔で微笑む]
ですからどうぞ、祈りましょう。
[その動作の全てが緩やかで、精錬されており]
――――Amen
[流れるような動きで法衣の下から取り出すブラックジャック。 聖句と共に、一片の容赦もなく青年の頭部へ振り下ろした]
(39) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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|
名前…
[青年に問われ、答えに窮した。 あれは俺の名なんだろうか。心当たりはない。]
"ザック"。……多分、な。
[曖昧に答えて、目の前の男に向き直る。 怯えた目、震える唇、青ざめ血の気の引いた頬。
愛おしい、と、思った。
これから死体になる人間。 命乞いも忘れ、抵抗する気力さえ失った瞳。 絶対的な弱者に対する憐れみ、慈しみ。これを愛と言わずして何というのだろう。]
せめて、楽に。
[耳元に唇を寄せ、囁く。 そのまま男の頭を抱いて、後ろから剃刀を首筋に当て――静かに引いた。]
(40) 2012/02/11(Sat) 21時頃
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|
―― いつか、昔、現世の話 ――
[女は男の首を絞める。 ぎりぎり、ぎりぎりと。 白い指が更に白くなるほど力を混めて]
[素手での絞殺は困難を極める。 息絶えるまで、相当の時間を要するからだ。 短い時間では気を失うだけ。 女の腕力であればなおのこと。 故に、この方法を取ることは普段であれば少ない]
[けれどそれを選んだのは。 いつものように、頭部を砕く方法を選ばなかったのは。 彼がとても美しい顔をしていたからだろう。 それを損ねるのは、主も喜ばないのではないか、と]
(41) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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[嗚呼、けれどやはりそれは間違いだったのだ。 だから彼は今もまだ迷っている。 神の御許に辿り着けないでいる。 嗚呼、ならば今度こそ。 その頭部から脳漿をぶちまけて、確実に救済をしてあげなければ。 慈悲を。 神の慈悲を与えなければ。 慈悲を慈悲を慈悲を慈悲を慈悲を慈悲を慈悲を無慈悲な慈悲を]
(42) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
|
|
[男が動かなくなるまで、きつく抱き締めていた。 それまでにもう三度、彼の血管を裂く必要があったけれど。 俺のジャケットの背中は、男の爪に引き裂かれてしまった。跳ねる身体の衝撃が、食い込む爪の感触が、心地よい。 男が完全に動かなくなってしまうと、身体に穴が空いてしまったような喪失感に襲われたが、それはすぐに、わずかな恍惚に変わった。
それから、何をすればいいか。どうすればいいか。身体が覚えていた。 一つも手順を迷うことなく、「作業」は進む。 先刻とは違って、その作業の間だけ、ほんの少し高揚を覚えた。熱にうかされたような、夢をみているような、そんな感覚。
ふと、「観客」の存在を思い出して、笑みを浮かべながら鑑賞する青年を見上げた。]
なあ…人間てさ、綺麗だよな。 お前もそう、思わないか。
[俺は多分、笑っていたと、思う。]
(43) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 21時半頃
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―少し前の、話―
[生々しい音と、噎せるほどの血のにおい。 それらを一瞬たりとも逃すまいと、自分は最前列の観客で居続けた。
男が浮かべる笑み>>43に、ぞくぞくとした光悦が走る]
ん……、綺麗、か。そうだな、すごく面白いとは、思うけど。 ザックさんは、綺麗だから、人間を切り刻むの?
[惹かれてやまぬのは、ボーダーラインの向こうに立ってしまった人の心。この切り裂き魔の笑みにも、その光と闇を感じる]
あなたもすごく、綺麗だね? ザックさん。
[切り刻む様は、この上なく血腥くありながらも、とても美しい儀式のようだった。刃物を振るう男の眼に宿る、狂喜と、恐らくは、愛。
あぁ、胸が震える]
(44) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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―自分の知らない、此岸の話―
[世間を恐怖に陥れた連続殺人、その被害者の一人であるシメオン・ニールセン。しかし彼がこの連続殺人と関係があると、認識されるまでには時間を要した。
それは彼が他の撲殺死体と違い、絞殺死体として発見されたこと。 それともうひとつ。彼にまったく、抵抗の気配がなかったこと。
彼の死は、親しい人物による犯行という予測がなされ、 長らく遺族や友人たちの心に傷を残した、らしい]
(45) 2012/02/11(Sat) 21時半頃
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―祈りの、下で―
[滑らかな動きで振り下ろされるブラックジャック。 側頭部への激しい衝撃に、視界が赤に染められる]
がっ、……は
[衝撃への抵抗もなく、横倒しに倒される。 普通なら即死しているような打撲だろう。くらくらする。たぶん抉れるように陥没している。なのに死なない。笑みが零れる]
あぁ、ほんと、酷いや。
[へらへら笑い、片腕で支えて状態を起こす。 彼女を見上げる。もう左目は機能を果たしておらず、狭まった視界で彼女を見上げる]
救いなんていらないんだ。神の御許だなんて、反吐が出る。 僕はいつまでも、この恍惚の中に身を浸していたい。
[本気でこれを、「救済」だと信じている彼女の瞳。 ゆらり、立ちあがって鉈を構える。あぁ、なんて愛おしい]
(46) 2012/02/11(Sat) 22時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 22時頃
受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 22時頃
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[小走りに近寄り、すぐ傍にあった自動販売機の陰に身を隠す。 金髪の青年と修道女は、こちらの存在に気付いているだろうか。 それとも、互いのことで手一杯だろうか。]
んっふー。 面白そうなこと、してるわー。
[コードレスアイロンのスイッチをオンにして、暫くは、2人の様子を静観しよう。]
(47) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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あらあら……
[鈍い手応え、鈍い音。 だがそれでも、頭部を陥没させながらも彼は立った。 使命を果たせなかった女は困ったように笑う]
そんな事を仰らないで下さいな。 大丈夫、貴方様もすぐに分かりますわ。 主はとても慈悲深いのです。 貴方様の苦しみを取り除き、そして願いを満たして下さいますわ。
[そして再び麻袋を振るう。 己の体重と遠心力を乗せたそれは女の腕でも大きな破壊力を持つ。 けれど今回はどうやらこれでは救いきれないらしい。 だから狙うのは、腕。 ――その手に持つ鉈を借りて、首を落としてあげれば。 きっと彼は今度こそ救われるだろう]
(48) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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綺麗だから? 少し違うな、刻んだら、綺麗だった。
勿体無いよな、覚えていない、ってのは。でも新鮮だ。
[男の額を撫ぜながら、答えた。 それから見開いたままの眼に口付けて、暫し名残りを惜しんだ後、散らばった道具をホルダに収めて、立ち上がった。
軽い眩暈。]
(49) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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―病院>>28>>29―
[此方の腕を避けようとする女の動きが、一瞬鈍くなる。 勝利を確信した男は浅薄な笑みを浮かべかけたが―――]
ンあッ!?
[予想外の口撃、もとい攻撃を受けて一瞬怯む。 頬にびちゃりと湿り気を帯びた感触が残る。 それが何かを刹那に確認することは難しく、しかし]
っ、畜生! むざむざ鴨を逃がすかよ!!
[逃げる背へ一歩足を踏み出し、左手はポケットを探る。 メスを肩口を狙って投げつけたが、当たったかどうか]
(50) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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―――…ぅ。
[更に追おうとして、 視界は先ほど流した血により赤く覆われる。 立ち止まっている間に、女の姿は見えなくなってしまった]
(51) 2012/02/11(Sat) 22時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 23時頃
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僕の、苦しみ? ねぇそれってなぁに? 僕はこんなにも今、楽しくて仕方がないのに。
[頭部に受けたダメージは、痛みよりも重苦しい熱と圧迫感となって苛む。けれど笑う。恍惚の中で笑う]
僕の願いは――…
[風切る音。鈍い衝撃。何かがへし折れる音を体の内側で感じる]
あっ、ぁぁあああああああ!!!!!
[左腕が、あり得ない場所から曲がっていた。 弾き飛ばされた鉈は弧を描いて飛び、くるくる回りながら地面を滑る]
(52) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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はっ、ははっ、痛いよ、シスター……。
[身を庇うように低くなる上体。 けれど顔は下げ切らずに、『聖女』の眼差しを見上げる。 軸のブレるまま、彼女との距離をさらに縮め]
(あぁ、今が、永遠であればいいのに)
[右手を彼女の肩へと、伸ばして、引き寄せようと……]
(53) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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[足りない。足りない。これでは足りない]
[頬についた赤色を、乱暴に払い落とす]
[頭の傷を確認すれば、指先が入る程には深い]
[だが、まだ動ける] [問題なく、動ける]
[ぐしゃりと血塗れた手で、自分の髪をかきあげた]
(54) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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…あんな、餓鬼に。
[瞳は醜く憎悪に揺れる]
両腕さえあれば、負けやしねえのに。 そうだ、あの事故さえなければ。 あの間抜けさえいなければ、俺はッ。
畜生、畜生、畜生!!
[床に転がった椅子を強く蹴り上げる。 乱暴な衝撃を受けたそれは待合室の窓ガラスにあたった。 がしゃんと派手な音を立てて硝子は砕け散る]
(55) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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[視界が開けるのを待っていると、軽い足音。 振り返ると、修道服の女が、一人。どうやら若い男とは顔見知りのようだ。
二人のやり取りをぼんやりと眺めていると、女が何やら重たそうな麻の袋を取り出して、若い男を殴りつけた。頭のひしゃげる嫌な音と共に吹っ飛んだ男。 それを横目に、俺はその場を立ち去ることにした。 奴らの攻防には、特に興味はなかったからだ。]
(56) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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ヒューは、一際大きな硝子片をポケットに突っ込み、血塗れた白衣のまま病院を後にする。
2012/02/11(Sat) 23時頃
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[最後にもう一度、美しい色を広げる屍を振り返る。
もう閉ざされることのない二つの眼が、ありとあらゆる負の感情を宿したまま、俺をじっと見つめていた。]
(57) 2012/02/11(Sat) 23時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/11(Sat) 23時半頃
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こんな筈じゃなかった。 …こんな筈じゃなかったんだ、俺は。
[だから、全員殺してやれ。 屑など全員殺してやれば良いんだ。 俺は勝たなければいけない。このゲームに勝つんだ。 そして、今度こそ]
―――…ガンッ、ガンッ、ガンッ!!
[八つ当たるように、 そこら中の物を蹴り飛ばしながら歩いた。 誰に見つかってかまうものか。 負ける心算も隠れる心算もないのだから]
(58) 2012/02/11(Sat) 23時半頃
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ザックは、左足を引きずりながら、裏通りをふらふらと歩いている。
2012/02/11(Sat) 23時半頃
ヒューは、ザックの姿を見つけた。
2012/02/11(Sat) 23時半頃
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…ちぃ、ッ!!!
[腕に食い込むシャベルの切っ先にも構わず、グイと引きちぎって身を起こす。 千切れた腕はまるで別の生き物のように、相手の喉へと飛びかかった!!]
(59) 2012/02/11(Sat) 23時半頃
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見 つ け た 。
[視界の端に止まった影。にいと口元に笑みを浮かべる。 これだけ音を立てているのだから、 相手からも気付かれているだろうが。
そんなことには頓着せぬ様子で、 裏通りに並べられていた空の酒瓶を手にとって、 相手めがけて投げつけた]
(60) 2012/02/11(Sat) 23時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/12(Sun) 00時頃
負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2012/02/12(Sun) 00時頃
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人の世を生きるのはとても尊く、けれど辛い事も多いものです。 しかし主は越えられぬ試練を与えることはありませんわ。 そしてその先に待つのは、平等な幸福なのです。
[狂信の徒は笑う。 確かな手応えと取り落とされた狂気に更に深く笑みを刻んで。 会話にならない会話を続けながら、自然な動作で鉈を拾い上げる]
痛みは、生きてる証と申します。 嗚呼、けれどそれは辛いことですわ。 悲しいことですわ。 ですから私が、救って差し上げますからね。
(61) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[距離を縮めてくる相手の瞳を覗き込むようにして。 伸ばされる右手。まだ健在な腕。 引き寄せられるままに身を寄せた。 触れ合う体温は、とても愛おしい。 無償の愛を。慈悲を。救済を]
――――Κύριε ἐλέησον
[祈りと共に振り下ろされるのは刃。 頭部を砕いても救済しきれないのならば。 そう、先ほど一人の男が救われたように。 肉体を分割すればいい。 腕を捥いで足削いで。 首を刎ねてあげれば今度こそ救われるのだ]
[さあ、救済を始めよう]
(62) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[余熱ランプの消えたアイロンに、僅かだけ指先を触れさせてみる。]
あつっ!
[僅かだけ赤くなる指先を見ながら、思う。 これをあの白い肌の少年に押し付けたら、シスターの柔らかな肌を焼いたら、きっと、素敵な色になるんだろう。
ためしてみたい。
そう思った時、足は、ふらりと彼らの方へ向いていた。
互いのことで手一杯らしい2人は、はたして気付くだろうか。 クスクス笑いながら近付く女の存在に。]
(63) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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お仲間…?冗談じゃない!
[吐き捨てるように言うと、不愉快そうに顔を顰めてシャベルに掛けていた足に力をこめた。
シャベルの先が肉の中に埋まっていくなんとも言えない感触が、足の裏と柄を持つ手に伝わってくる。
じわりと血が滲み始めるのを眺め、縄男の苦痛の声>>32が出たところで目を細めて笑う。]
もっと、苦しめよ…。
[そう呟いた時、縄男の、体を起こすという予想外の行動に目を丸くした。 その上、ちぎれた腕が自分の喉へと…。 執念というやつなのだろうか。]
…っぐぁ、気持ち悪ぃなぁ…。
[飛んできた腕を掴むとただのモノのように投げ捨て、片腕をなくした縄男を睨んだ。
血染めのマントに彼自身の血も滲んでいるのを見れば、今度は満足そうに笑っただろう。]
(64) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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―食料品店―
[病院から逃げ出して、すぐ近くの商店へ入り込む。後ろ手に扉を閉め、しゃがんで一旦体制を整える]
……ぐっ、ぐふっ、ごぶっ!
[びしゃびしゃと下に血液が溜ってゆく。その色は錆びた腐食の色と、新鮮な鮮血の色が混じり合っていた]
――く、ふぅ。んんっ。
[唾とともに滞っていたものを吐き出すが、血の味はもう慣れたもの]
ちっ、病気さえなければ――あんな奴。
[脳裏に浮かぶは。幸せだと語った口、にやりと笑んだ緑の瞳、そして医者を想起させる白衣――。 かたちなきものへの恨みは、前世のものも含まれていただろう。吐き捨てて扉に背を預けるように体重をかけようとして]
――!
[金属が肩にめり込む感触が、一気に脳内に痛みを伝える。触れてみると、一本のメスが深々と刺さっていた]
(65) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/12(Sun) 00時頃
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く、く――ううんっ!
[勢いに任せて引き抜くと、そこから一筋の血液が零れ落ちる]
――――っ、左が。
[ゆっくりと左腕、左手、そして左の指を動かして見る。じわり、と痛みの感覚が広がった。 勢い良く動かせば、それこそもげてしまうほどの痛みが襲うことは容易にわかった]
――痛いのは、いや。
[左手の機動を諦め、手に持っていた棒をその場に放棄することに決めた。片手では振り回せそうにない。 代わりの何かをその場で探すことにした]
(66) 2012/02/12(Sun) 00時頃
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[力の入らぬ左腕をだらりと投げ出したまま、引き寄せる彼女の体。 意外にも抵抗なく身を寄せられたことを、不思議に思う暇もなく]
……がっ、 は
[振り下ろされる鉈。 その衝撃に、肩を掴む指に力が入り、爪が食い込む]
はっ、 は
[笑っているのか、苦しみ喘いでいるのか。 がさがさとした呼吸音の下、血を吐きながら。 裂けるように口の端が釣り上がり、そして]
最高だよ、シスター。
[彼女の首筋に顔を寄せて、囁く。 そのまま深く、その首筋に食らいついた]
(67) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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シメオンは、ほとんど前後不覚のまま、背後に忍びよる影には気づかずに。
2012/02/12(Sun) 00時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2012/02/12(Sun) 00時半頃
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信じ、祈りなさい、子らよ。 主はいつでも私達を見守っておいでです。
[その声は青年に向けてではなく。 新たな人物へ、子羊へと向けたもの。 慈悲を以って鉈を振るいながら、聖女は神の教えを説く。 返り血で染まる修道服を、意に介すこともなく]
さあ……共に、祈りましょう。
[その言葉は再び青年へ。 赤く染まっていく笑みは、やはり美しかった。 間近で囁かれた声が鼓膜を震わせる。 喰い込む歯に、肩を震わせる。 喉から漏れる吐息は痛み故か。 それでも狂徒は救いの手を止めなかった]
(68) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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[纏う衣の色は更に濃く、肩で大きく息をする。
千切れた片腕はもそもそと、独立した別な生き物のように這いずり、 何処かへと逃げ出そうとしていた。]
(69) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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こーんにーちはー♪
[血にまみれる男と女に、笑顔で挨拶をする。 聞こえていようがいまいが、どうでもいい。]
ねーえ、とっても楽しそーなんだけど。 ワタシもちょっと、仲間に入れてもらっていいかしらー?
[訊ねるが、やはり勿論、答えなど聞く気はない。
近付くと、アイロンを持った手を高く掲げ。 金色の髪の青年の頭めがけ、振り下ろす。
うっかりシスターに当たったら? それはそれで、面白いじゃない?]
(70) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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――うるさい奴がいるなあ…
[何やら大きな音。振り返ろうとし]
…でっ!?
[何か当たった。いたい。]
(71) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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[縄男の腕を投げ捨てた方から、這うような音が聞こえて首を傾げる。 気になってチラリと横目で見ると、うぞうぞと動き回っており]
アンタ、…化け物だったの?
[信じられないというより、少し呆れた調子で言った。]
(72) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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[だんだん霞んでいく意識。 生きながら切り刻まれても、緩慢に引き延ばされる最期。 彼女の首筋から溢れる血が喉を潤す。 味なんてよくわからないが、とても、とても温かい]
―――ッ!
[頭に受ける、殴打。 既に陥没していた部分の傷口がジュッと嫌な音を立て、 遅れてたんぱく質の焼ける臭いが周囲を漂う]
… ―― 、 っ
[そのまま地に転がって、二人の女の顔を見上げた]
(73) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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[一息ついて、あたりを見回してみると、そこには保存食を中心に食料品が並んでいた。 だが、女にとってそれは意味のないもの。缶詰めなどを投擲しようかと考えたが、そこにあるものあまりにも重すぎる。 暫しの思案の結果、ひとつだけ持って行くことにした。 ずるずると身体を引き摺って、奥へと進んでゆく。 すると]
良いもの、見つけた。
[店の奥の棚は丁度修理中だったらしく、周囲には工具が散乱していた。その中をもそもそと探し手に取ったのは。 錆びたバール、スパナ、そして何本かの釘]
――面倒だとか、言ってられないよね。
[メスと合わせても、ある程度戦える装備は整っただろう。 それらを全部ポケットの中に詰め込もうとした時]
――――っ。
[指に感じるのは痛み。右掌を見ると、病院で割ったばかりの鏡の破片がいくつか突き刺さって、肌との透き間から血を滴らせていた。 どうやら、今までは運よく、なにかを掴んでいても、破片の部分には当たらなかったのだろう]
(74) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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――早く、終わらせようね。この痛みを。
[注意深くものを詰め込んで、どこにともなく呟き、女は表へと出た]
(75) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2012/02/12(Sun) 00時半頃
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[振り下ろした勢いのまま、アイロンを押し付ける。 肉と、髪と、血の焦げる臭いが鼻に届く。]
香ばしくて。 いーニオイ♪
あっ、お邪魔しちゃったかしらー?
[まったく悪びれた風もなく、シスターを見上げ、笑う。]
(76) 2012/02/12(Sun) 00時半頃
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痛てえだろ馬鹿野郎!!
[酒瓶が音を立てて地面に転がった。 瓶の飛んできた方向に怒鳴り散らす。]
…ったくよう。飛び道具は卑怯だぜ? いーから出て来いって。
(77) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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よう、良いざまだなァ。
[相手の足を引きずる様を嘲るように。 頭から血を吹いている己の方が滑稽だとは、思いもしない様子で]
(78) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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[振り下ろされる鉄の塊。 肉の焼ける音と、匂い。 血の筋を引いて地に転がる姿を愛しげに見つめた。 首筋から溢れる血で、法衣が赤く赤く染まっていく]
邪魔などと言う事はありませんわ。 主は誰にでもその救いの手を差し伸べて下さいます。 さあ祈りましょう。 その先に救済があるのです。
[その微笑みはどこまでも穏やかであり。 だからこそ、狂気の沙汰を感じさせる]
(79) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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こそこそするのは、性に合わねえ!
[勢いよく飛び出すと、真っ直ぐに相手の方へと突っ込む。手にしているのは硝子片。低い体制から相手の喉元をなぐように]
(80) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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[頭上で会話を交わす、女二人を見上げる。 彼女らは状況にそぐわぬほどにこやかで、 けれどその風体はあまりにも異様で]
(――…ははっ)
[肺がまだ無事ならきっと笑っていた。 痛みも恐怖も、何もかも塗りつぶして心を満たすもの。
どれだけ切り刻まれようと、焼かれようと、 男の口元は最期まで笑みを象っていた*だろう*]
(81) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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そう?
主とかキューザイとかは分からないけど、ワタシ達、気が合いそうね。
[アイロンに力を込めれば、焼ける臭いが強くなる。
ああ、なんていいにおいなのだろう。]
(82) 2012/02/12(Sun) 01時頃
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