82 謝肉祭の聖なる贄
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教会の鐘が鳴らされ、聖貨騎士団が到着した。村の名士が応対する中、集まった人々はわけも知らされず、言い知れぬ不安を感じていた……。
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が2人、人狼が4人、鱗魚人が4人いるようだ。
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ねえ。見て見て。パン持ってきたんだ。 みんなにはナイショだよ?
(0) 2012/03/14(Wed) 22時頃
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[怠惰に足を進める自分を見る目線>>194。それ気付くも反応は鈍く、どうすればいいか、と悩む内に視線は逸れた。]
…だから、こういうのは、
[小声の呟き。その後半だけは飲み込む。 だから、こういうのは、向かないんだ。と。 と、そこに再び向けられた視線>>198を感じ、そちらを向けば、どうやら自分が呼ばれていたようだ。 そのことに驚き、]
……はい。俺、ですか?
[分かっていながら、つい確認を求めてしまう]
(1) 2012/03/14(Wed) 22時頃
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[傷口の小ささと痛みとは比例せず じわり嬲るような疼き 舌を突き刺すような痛み 連続
それでも茶の毛皮に縋る事は出来ず 舞の装いが皺を作る くぐもった呻きは 喉笛噛み付かれた獣に似て それでいて何処かに色を載せている]
(2) 2012/03/14(Wed) 22時頃
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[息もさせぬような口づけは けれどその痛みが生を表す 解放された瞬間 は と大きく口を開いた] [俯いた顔は表情を見せず それでも顔を捉えられるか 促されでもしたら面を上げる
眉根がより 常よりも眼光のとがった けれど眼の焦げ色は 色情に揺蕩う] [苦しげな息と 表情をそのままに 口端を ほとんど意地で歪める]
熱く ございます ね [何がとも言わぬ言葉
拒まれねば大柄の大神の口唇に残る 微かな酒精に舌を伸ばす]
(3) 2012/03/14(Wed) 22時頃
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[小柄な白金の大神は、己の声に気づいた その出遅れの贄>>1に瞳向けた。 驚いたような様子が伺えても、特に何も詫びず、気にもせずに]
はい、そうでーす。 ちゃんと正装もできてない、だーらしないカッコしてるおにーさん。
ちょーっとこっち来てくれるかなー。
[声色は気さくに、されど表情は冷たさを貼り付けて、軽く己の方に手招く。]
(4) 2012/03/14(Wed) 22時頃
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>>0:199
何故泣く?
[いっそやさしいと言ってもよい囁きを耳元に吹き込み、涙に濡れた頬を舐め上げる。 温かく湿ったそれは人間とは異なり、鑢のようにざらりとしていた。 力をいれて嘗めれば人間の皮膚など擦り切れよう――けれど今のそれは獣が己が仔にするようなやさしさであった。]
(5) 2012/03/14(Wed) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 22時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 22時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 22時半頃
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[連なる言葉と、視線と。 どうやら呼ばれたのは己で合っていたらしい。 呼ばれるがまま、ゆらゆらと白金の大神様のいる方へと歩を進めていく。 近付くにつれ、その尻尾や耳に目を奪われ]
……あの。綺麗、ですね。
[人には無いそれは、素直に美しく見えた。 無礼と思われるか、気をよくさせるのか。自らはそのどちらの意図も持たず、思ったままを口に出しただけで。]
(6) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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[艶やかな褐色の肌を辿り、顎をあげさせて顔を見る。 その眼差しに浮かぶものを見透かすかのように、破顔した。]
まぁ、急くなィ。 先ずはあのチビを喰らってからな。
[視線の先、幼い最初の贄は儀式用の台座へ括られるところ。 贅を尽くした晩餐の、前菜のごとくに飾り立てられていく。
口元零れた酒精を舐めとりに来られれば、そういうのは嫌いじゃないとばかりに、啄むように応じた。]
(7) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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>>0:193
[『椅子』から『足置き』にした贄が歯噛みする様子には、ククッと笑いをこぼした。 大神たちの中でも特に気紛れな部類だろう年嵩の灰白は、乗せていた内の片足を足置きから下ろすと、一振りでそちらの足だけ素足にして、その贄の目の前に突き出す]
ああ、手は使っても構わん。
[何をしろ、とは言わないが。それだけは告げておいた]
(8) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/14(Wed) 22時半頃
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[贄の視線が>>6、己の耳や尾に向いているのが判る。 冷たい瞳の上の眉が、僅かに寄った。 といっても、贄なる存在にこういった反応をされたのは おそらくこれが初めてではないのだけれど]
どうも。
[人の姿を取っている間でも、耳と尾はどうも素のままになってしまいがち。 その程度の格である小さな大神は、顔色に この無礼者め、とでも言いたげな色を載せて]
……僕のことはまぁ、今はどうだっていいでしょ?
(9) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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お前がまず綺麗にならなくちゃ。
[大神は、どんっ、と人型の裸足で一歩前に踏み出して。 白い布の下の、みすぼらしいその服をはぎ取ろうと ぐっと手を贄の胸元に突き出した。]
(10) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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[体重を全て支えることを思えば、足置きはそう重すぎることもない しかし。 器用にも片足だけを素足にしたものを差し出され >>8言葉に秘められた意図を汲み取った]
失礼します。
[白い指で、その足を支えて。 金糸の贄の視線はどこへ向かっていたか気にすることもなく 足指へと舌を這わせ舐め上げてゆく]
……んっ、む。
[乗せられたままの方の足は落とさないように なるべく身体は動かさず手と唇で指の間までねとりと舌を押し込んだ]
(11) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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……わかりません。
[銀灰の大神様の膝の上に招かれてすぐの事。
酒気の混じった吐息を漏らしながら。 喰べる準備といわんばかりに自分の身体をあれこれ探る大神様は。 頬を伝う涙に気づいたらしく。その理由を問うのだが。
当人すらも初めてで、理解出来ない想いをどういえばいいのか。 泣きながら、首を横に振る。]
……胸が痛くて、苦しいです。
[それをいうのが精一杯だった。]
(12) 2012/03/14(Wed) 22時半頃
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[肌に触れた指 その心地よさに 少しく目を細め 大柄の大神に笑みが浮かべば 一瞬きょとりと焦げ色を瞬かせる
先導さるるよう 視線を向けた先は 黒髪の 丁寧に彩りを添えられる姿 見つめる茶に別の色が乗る じわと燻る熱は瞳をより濃くして その分 酒精を舐める舌に熱がこもる 再び傷口に染み 苦しげに息を漏らした]
喰らって いただけますか 俺を お待ちします 待ちます だから――
[急くなと言われても 返す言葉は急いたもの 酒と熱に浮かされたように ]
生きたまま 喰らって 喰らってください [先の痛みなど忘れたのか 願いを繰り返す]
(13) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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[>>9表情を見れば、何やら不愉快にさせたかもしれない、と脳裏にはよぎるが、それだけ。 白金の神の踏み出す一歩。その台詞を聞きながら、伸びてきた手は払いもせず、むしろ自らも近くに寄るように足を向ける。したいようにさせるつもりで。 白い布は、もはやひっかかっている程度のもの。 服をはぎ取られれば、容易に地に落ちるだろう。]
……すいま、せん。
[謝罪の言葉が何処かぎこちないのは、目上の存在に対する言葉を使い慣れていない為。 身長の関係で、白金の神を見下ろすことになってしまうだろう。]
(14) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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殊勝な奴め。 生きたまま喰らわれたけりゃぁ、生きたまま来いよ?
目を付けた獲物が勝手に潰れてたなんてぇことは、良くあったもんでねぇ。
[我先にと喰われる為にか、目立つ者は宴席に供される前に、闇討ちやら袋叩きやらで死ぬことも多い。 好物は最後にと取って置いて台無しにされた年には、 村の中心の一本杉が、大風と落雷で折れたりもしたのだが。 十分味見は済んだか。 鼻先をぺろりと舐めて、腕をほどいた。]
(15) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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>>12 [涙を零しながら首を振る贄に僅か眉を上げる。 身体をまさぐる手は止めなかったが、膝の上で向かい合うように抱き取り、額をこつりと付けて娘の瞳を覗き込む。]
喰われるのは嫌か。 であれば、死ぬこともできる。 痛みなく死にたいのであれば、そのように計らってもやろう。
[銀灰の大神は穏やかな声で告げた。]
(16) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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だがまずは――
汝たちが早晩迎えるであろうさだめをしかと見極めておくことだ。
[脇に手を差し入れ、膝の上から娘を降ろす。]
(17) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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必ず [返す言葉は 端的に 焦げ色を伏せ 鼻先に湿った熱を受ける そと距離を取りかけて]
お許しをいただけるなら―― お名前を 伺ってもよろしゅうございますか パコの―俺の― 守に
[過ぎた願いか 口を突く 神に願うは 身の程を知らず 一笑に付されども 返す言葉もないだろう]
(18) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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[特に拒むでもない贄>>14から、衣を奪い去る。 けれどその手ではぎ取ったのは、上半身のものだけ。 肩に掛かっていた白い布を、地に落ちる前に、空いたもう片手で拾い上げて]
ちゃんと謝れるなら、よろしい。
[ぎこちない謝罪の言葉は気に触ってはいたが、とりあえずは、触れない。 それから、少しだけ間を置いて]
………あー、うぅ。両手塞がっちゃったや。 後は自分で脱げるよね?
[冷淡な顔で、促した。 見下ろされる状態は心地よい訳ではないが、 別段気を悪くする素振り見せる訳でもなく。]
(19) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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>>11 椅子には少々力不足だが、その舌は器用なものだな。
[素足に手を添え、舌を這わせる贄を愉快そうに眺める。 器用に足指を動かし、その舌をつまんだり、口の中に爪先を突っ込んだりしてやろうか。 それとも他の奉仕をさせてみようか?]
(20) 2012/03/14(Wed) 23時頃
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いずれ喰われる者が、喰う者の名を望むか。
[く、と面白げに口元を歪めて、名乗る。]
東風のホレーショーたぁ、俺のことよ。
(21) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[奉仕は力仕事よりは自身があって 蹴られなかったことにほっとしてそのまま指を口内へ迎えた。
舌やそのままもて遊ばれると少しだけ苦しそうな顔で 大神を見上げ、それでも良いと言われるまでは舌を動かすだろう]
(22) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[両手に自らが身に着けていたものを神が持っている>>19というのは、想像だにしない光景で。不思議な面持ちで眺めていたが、]
後、って……え?
[既に上着の無い自分が脱ぐものと言えば、下に履いているズボンやらの類ぐらいで。或いは、帽子だろうか。思わず、ちらりと自らの下半身と帽子の淵を交互に見遣り、最後に、目の前の大神様に戸惑うような視線を投げかけた。]
(23) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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東風の―― [「ホレーショー様」 名は音にはさせず 口唇の 形だけで 呟いた
と と舞の脚付きで 距離を取り 来た際と同じように 背折る辞儀]
―― 祭り お楽しみいただけますよう [他の贄で腹くちくなりませんよう それは流石に過ぎた物言い 胸のうちだけで唱えたのみ
眼の焦げ色 じりと燃え その時ばかりは獣の色が浮かんだか それでも再び 口開く ことはせず 茶の大神の前を辞した]
(24) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[神々同士でこっそりと何かをやり取りしていたらしく。]
よっしゃ!!
[なんだか嬉しそうに小さくガッツポーズ。]
(25) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[瞳の奥まで覗き込むかのように見つめる大神様は。 自分を一体どう思っているのだろう。
喰べる為だけの贄なのに。 何故、その苦痛を取り除く提案などを。 それを告げる声は春のそよ風の様に甘く優しい。 睦言を交わしているのかと勘違いしそうなまでに。
しかし、違うのだろう。 興を殺ぐような我侭な贄など喰う価値もない。 そういうことなのだと思い直す。]
(26) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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フランシスカは、後ろで聞こえた声に肩を揺らすが振りかえらずに
2012/03/14(Wed) 23時半頃
ホレーショーは、下がる背中を眺めて、自分の指先をぺろりと舐めた。
2012/03/14(Wed) 23時半頃
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解らないかなぁ……?
[贄に向けられた視線>>23に、大きく肩を竦めて見せた。 苛立っているような口調ではあったが、実際にはそれ程強く疎んでいる訳でもない。 そこまで人間に察せられるかは判らない、が]
その帽子も、下に履いてるのも、ぜーんぶ!
それとも、さぁ……そんな綺麗じゃない服の所為で、 何処かの誰かさんみたいに行き遅れちゃってもいいのかな? ほら、お前だってもう、いい歳なんでしょ……?
[ここまで言ったところで、一瞬、記憶の中の誰かの姿がちらついて。 少しだけ、瞬いてはいた。
五年前から今まで、ばったりと里に姿を見せていなかった白金。 この贄は、その五年前以前にも祭りに参加したことあっただろうか?]
(27) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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エリアスは、ホレーショーのガッツポーズは目では見ていないまま、ただ何かを思って小さく息だけを吐いた。
2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[娘を降ろしたその後、大神同士にやり取りで何かあったらしい。 機嫌の良さそうな茶の輩を尻目に、冷たい顔を崩さず台座に括り付けられた贄を見据える。 腕を組んで、待つ姿勢だ。]
(28) 2012/03/14(Wed) 23時半頃
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[肩を竦める様子や、苛立っているように聞こえる口調には若干の焦りはある。けれど、帽子と己の雰囲気がそれを隠してしまっているだろう。]
……全部…。わ、かりました。
[行き遅れる、と言われて、気付く。 恐らく、これはチャンスだ。何も出来ない自分に与えられた、きっと、最後の。 帽子をそっと脱ぐのは、覚悟の表れのようなもので。 現れた暗い焦げ茶の目は、しかと大神の姿を見た。
これまでの13年間、祭りには気の向くまま参加をしたりしなかったりしていた。ともすれば眼前の神と触れあった事も、あったかも知れない。]
(29) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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[いまだ祭りは 準備の最中 >>7台座に縛らるる 黒髪の 幼い姿に視線を流す あれが喰われて 祭りが始まる 最初の名誉は あの黒髪が
刺すような焦げ色の 尖る眼差し 投げつけて 同時に滲むは かつての記憶 男よりも年下の 同じ褐色肌もた子供 ――彩そえる のみならば 色を載せても] [瞬きひとつ 視線はずれる >>28贄を降ろした銀灰の 腕を重ねる姿には 黒檀靡かせ 首かしぐ]
(30) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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フランシスカは、近くに女の姿があるならそれにも視線を流し
2012/03/15(Thu) 00時頃
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[大神同士でのやり取りに、思わず笑いがこぼれる。 同胞へと向けたそれは、人間に向けるものとは違う、微かな温みの含まれるもの。 けれど、その視線が再び贄へと向けられる際には、その表情と視線にはそれは消え。冷たい色が宿るだろう]
…………
[奉仕をさせている贄>>22の顔に苦しそうな表情が浮かべば、愉快そうに唇の端を歪め。 さらにその舌と口内を爪先でなぶろうとする]
(31) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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……違います。
[膝から自分を下ろし。 近い未来に起こる現実を語る大神様に。 畏れ多いと思いつつも、そう叫ぶ。
自分は彼の提案を飲むという逃げ道を。 選べる者ではない。 でもせめて、誰に喰われるかは選びたかった。 所詮餌でしかないのだが、叶うならば。]
私をあなたの血肉にしてください。 すべて残さず、喰らい尽くしてください。 ……それが私の望みです。
[後から後から流れ落ちる涙を拭うことも忘れ。 熱に浮かされたかのように、そういった。]
(32) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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[何か機嫌の良さそうな雰囲気だけは伝わってくるものの 口に足指を押しこまれた今は顔を向けることすら出来ず。 爪が舌に当たると、包みこむよう動かしてえづかないように気をつける]
…………、んっ……は。
[時折漏れる声は苦しげで、しかし吐息に熱を帯びているのが 奉仕させている大神にはわかるだろうか]
(33) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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[その贄の反応>>29から焦りを察することのできなかった大神は、 彼がついに帽子を取るのを眺め。 そして、その下に隠されていた色濃い眼差しを、 淡い色の大きな瞳で、じぃと覗き込むように捉えた。]
………、
あ!あぁ、そうだった。 やっぱり。お前は前にも、ここに来ていたねぇ。 そっか、あの時の、根暗なあのコ。
……なんだ、ちゃぁんとこんな顔できるんじゃないか。
[そして、白金はさらに贄の瞳を覗き込む。 その鼻と鼻が殆ど触れてしまうそうな程の、近さ]
いい目のいろをしているね。 ……ああ、いいコだよ。
(34) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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>>32
……であれば。 我を求めよ。一心に。 それ以外は求めぬし、それ以外も許さぬ。
[膝から降ろす時に脇を支えた手をそのままに、涙を啄ばむようなやわらかい口接けで吸い、最後に舌先で目尻をつついた。
それまでのしつこいほどの玩弄が嘘のように呆気なく手を離し、席を立つ。 そうして向かった先が、大神の同胞のもとであり、その結果の不機嫌であったのだが。>>28]
(35) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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[ああ、もう一番はじめの贄の支度は整った頃か>>7、と思えど。 今はまだ、そちらへと視線は向けない。 白金も、待つ、という立場のおおかみであった]
(36) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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>>30 [ふと、たった今まで茶の輩が味見を愉しんでいた褐色の若者を流し見る。 娘や金髪の若者を弄っていた時の熱は消え、最初に見せた冷めた横顔に戻っていた。]
(37) 2012/03/15(Thu) 00時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 00時頃
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[鼻先にまで迫る視線>>34に、びくりとして思わず身を引きそうになるのを、どうにか右足が少し下がってしまう程度で留めた。しかし慣れぬ距離に恥ずかしさを覚え、自然と顔には朱が差す。]
……あ、の…近い、です。近い。
[目を背けては礼を失する。その程度は理解していたので、視線は離さないけれど。手にしたままの帽子で顔を覆ってしまいたい衝動に駆られ、己の胸の辺りで帽子をごそごそと動かしてしまう。]
…あの時?…………あ。
[記憶を探って、探って、ようやく何かを探し当てた。 そういえば以前にも、誰かの耳と尻尾を褒めたことが、あった。]
(38) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 00時半頃
クラリッサは、銀灰の大神様に深く頭を垂れた。**
2012/03/15(Thu) 00時半頃
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さぁて…
どこから喰らってやろうか、ね。
[半笑いを浮かべたまま最初の贄の前に進み出、 羽織っていた衣をするりと足元へ落とした。**]
(39) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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[>>28氷色の瞳は 静かにあった 流れる銀灰 同様に 体温の一欠さえも 感じさせぬほど 肌を刺す冬の空気をも纏うよう それの源を推し量るは 贄には出来ぬこと
銀灰の大神へ 足を進め 礼をする 黒髪の贄に 視線を流し]
祭りの 始まりは近づいてまいりました
[黒檀の長髪 銀灰や 周りの白に比するよう 靡く]
お楽しみいただけているのなら 人間ともども 贄にも 幸い
[杯に視線を流す 水面に氷の色が映るのならば それはさぞかし 綺麗だろう]
(40) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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近い?そうかなぁ。
[>>38微妙そうに声を低めながらも、すっと鼻先を離した。 少しだけ顔を離してから、贄の頬にさした朱をちらりと視界に捉え。 またちらりと、胸元の帽子にも、一度だけ視線は赴いて。 それらに対し、くすりとした笑みが、顔に現れた。]
まぁ、お前がなかなかいい筋いってそうなのは判ったけど。 とりあえず、着るものはちゃんとこの白いの纏っとくのを 僕からはお勧めしておきまーす。
[そして、片手に持っていた白い布地を、つっと差し出して]
………あ、その帽子だけは、被ってても別にいいから。 なんか、その顔。なんとなく、他のコたちに見せたくないって思った。
[内心のあまり滲まない、落ち着いた声色で、 一度耳元にくちびる寄せて囁いて]
(41) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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[あの時、という言葉に対しては、直接言葉は返さないまま]
……っていうか、このコ、二度目だよねぇ? あの時すっごい怒ったの覚えてないのかなぁ。
[耳と尾を褒められた時のことに対しての、独り言じみた呟きだけ零す。 尤も、それ以上ぐちぐちと零す心算も特になかったのだが。
そして白金は、先程は両手塞がりなどと口にしつつ もう片手に持っていた、みすぼらしい衣を ちゃっかり祭壇上、地べたに置いてしまっていたのだった**]
(42) 2012/03/15(Thu) 00時半頃
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>>33
………そこまでで良い。
[奉仕させている贄の漏らす声をしばらく聴いていたが、クックッと笑いをこぼしながらそう告げて。 贄の口内から爪先を抜き出せば、唾液で濡れていただろうか。
その足を再び軽く振れば、素足だったその足はまた靴を履いたものとなり。 贄の背に乗せていたもう片足も地へと下ろしてから。
愉悦の浮かんだ表情のまま、杯を持った方の手で招くだろう]
(43) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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[冬と断じた 衣を纏う “同じ”の女 冬色の大神に 首を垂れる その姿 声は聞いてた >>32喰らわれるを望む 女の声を
焦げ色の 眼を滑らせ ゆるく見渡し 色様々な大神の 前に下に 贄がいる]
―― は
(44) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
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[贄は“同じ” 喰われなければ >>15「獲物が勝手につぶれてた」 赤銅の肌 二つ目の贄 喰われることなく埋もれた 下の贄]
同じことを ――すればいい するだけだ
[零した音は 地に堕ちて 下に下に染みていく]
(45) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
|
[見上げた先、なんだと訊かれて、目を伏せる。]
いえ、大神様、なんでもありません。
[伸ばされる指、口に突っ込まれれば、驚いたように。 ただ、その意図するところがわかれば、少し戸惑ったのちに、舐める。]
――……ッ
[だが、あまりそれは慣れたものではない。]
(46) 2012/03/15(Thu) 01時頃
|
|
[指はそのままあっただろうか。 引き抜かれれば、その視線は、前方の、足台にされている少年に向く。
足指を口にする様子に、アクアマリンは、やや眸を揺らしたが、そのまま、重みに耐えている。]
――……?
[だが、背に座る大神が少年に足指を舐るのをやめさせ、自らに誘う声がすれば、はっとした。
衣擦れの音のあと、その次に背にかかる負荷は、それまでよりは厳しいものに。]
――……ん
[耐えていこうとするが、さすがに余裕はなくなってくる。 ふと、ぽとりと額から滴が垂れた。 そう、みるみる汗が噴き出してくる。]
(47) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 01時頃
|
[満足そうな顔を見せてもらえるだろうか 良しの声で舌を止め足から口を離す。 はふ、と息を吐いてそれでも粗相がなかったことにほっとした]
……?
[手招きされるまま、灰白の大神の側へ]
(48) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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ふむ?
[見下ろした『椅子』がなんでもありません、と応じるのを聞けば冷たい視線を向けたままで、その顔を己の方へ向けようと、指を伸ばしただろう。 その後、口の中に指を突っ込み。指を舐める不慣れな様子には、愉快そうに唇を歪めた]
椅子としては上等だが、こちらは未熟なようだな?
[こういうのも悪くはないーーと。杯を片手に、その口内を指で弄ろうとする。 酒を飲み干せば、指を口内へ入れたままの『椅子』の目の前へ杯を差し出したりもするだろう]
(49) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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[離れた距離に緊張が解けて、思わず安堵の息が大きく漏れた>>41。渡されるままに布を受け取り、何も着るものの無くなった上半身に、それをかける。 床に落ちた服は、さして気にも留めず。]
…見せたくない?
[疑問に思ったけれど、追及はしない。許可を得たので、帽子は再び目深に被った。陰る視界が落ち着く。 服の無い上半身に布をかけ、帽子を被る様は少しおかしくもあるだろうが、自らは気に留める事も無く。 怒られたことまでは、思い出さなかったらしい。**]
(50) 2012/03/15(Thu) 01時頃
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|
[しばらく『椅子』の口内を指で弄りつつ、『足置き』に足指を舐めさせていたが。 『足置き』からの奉仕を終了させるのとほぼ同時に、己の重みにはまだ余裕のありそうな『椅子』を一瞥して、口内から指を引き抜いてから、指を抜きだす]
褒美に味見をしてやろう。此処へ。
[その言葉は、己の招きに応じて近づいてくる贄>>48へ向けたもの。 近くへ来た贄を、己の膝へ座らせるように促し。 苦しそうな声を漏らす『椅子』>>47に愉快そうな視線を時折向けながら、贄の衣の中へと手を潜り込ませようとする]
(51) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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>>49 [こちらは未熟…。その言葉に眉を寄せた。 そう、若者はいたってノーマルに過ごしてきたのだから。指を舐めろなどという状況に陥ったことはなかった。 ただ、そういう覚悟はしてきたつもりだ。
そう、もう、自身は、大神様に捧げられる贅。 アクアマリンの眸は、舐めながら細まる。
言い聞かせられた贅であることの誉れは、一種の陶酔感を産んでいた。]
――…
[空の杯を見れば、またお注ぎいたしますとは、言葉にできなかったが、注ぐだろう。 ただ、それが、ヨーランダを込みの重さになった場合は、もう、手を動かすことはできなくなる。]
(52) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[長髪の贄を手招くより前。『足置き』に奉仕をさせながら。 不慣れながらも、目を細めて己の指を舐める『椅子』の表情をみれば、愉快そうに唇の端を歪めただろう。
その後、長髪の贄を招いた後は、さすがに酒を注がせようとはしない。 苦しそうな声を聴きその表情をみればそれだけでも十分に愉しめる。 それに、これ以上の無理をさせれば、さすがに潰れそうだ]
(53) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[金糸の贄が苦しそうな声を上げてしまっても 大神に逆らうことは無いので示されるまま膝にちょこんと腰を下ろした。 ゆるく巻かれただけの布のような服は簡単に中への手の侵入を許し 年齢を重ねることで熟れた肌が牙立つのを待っている]
…………んっ。
(54) 2012/03/15(Thu) 01時半頃
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サイラスは、汗が髪の先からも滴り落ちていく・・・。
2012/03/15(Thu) 01時半頃
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[贄を膝上に乗せた後は。衣の内側へ片手を潜り込ませ、素肌の感触を確かめるようにゆっくりと這わせる。 もう片方の手は贄の顎へと振れ、唇を開けさせて舌を潜り込ませようと。
口内を舌で舐りまわし。唾液を啜り飲み。 胸部やわき腹などを撫でまわしていた手を、贄の下肢へと下げて、股の内側も撫でて。 けれど肝心な場所には触れることはしないまま。
時折視線を向けていた『椅子』が完全に限界を迎える前に、膝の上から贄を下ろすだろう]
(55) 2012/03/15(Thu) 02時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 02時頃
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[その手が重みに折れそうになるとき、負荷は軽くなる。 ふうっと安堵の息を漏らして、またちらりと初老の大神を見た。
贅は大神には逆らえぬ。 よし、と彼がどくまでは、椅子であり続けなければならぬのだろう。 先ほどの、銀灰長髪の主も見れば、少女を掻き抱いて、 茶色の恰幅のいい大神は黒髪が相手しているか。
みずぼらしい衣は、視界にあるが、さほど気にならなかった。**]
(56) 2012/03/15(Thu) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 02時頃
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[『椅子』が安堵の息を吐く様子を見下ろし、ククッと笑みを浮かべる。 空になっていた杯は、両手が塞がっている間は長髪の贄の膝にでも置いていたか。 椅子から立つ気配は未だ無く。しばらくは、『椅子』に酌をさせるだろう**]
(57) 2012/03/15(Thu) 02時半頃
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[肌の上を大神の手が動きまわる感触にもじもじと膝をすり合わせる その振動まで下の贄に伝わってしまうだろうか。 唇を塞がれて、舌を受け入れ恐る恐るだがやわく食んだり舐め返す。 敏感なところを掠めるように撫でる手に吐息を漏らし 少し身体を熱くさせながら混じった唾液をすすり飲んだ]
……あ、ふ。――んっ。
[艷めいた視線で、膝から下ろされたら灰白の大神を見つめる。 疼いたからだを抱きしめるように白の布を掻き抱いて、 他の大神から支持が出なければその場に踞るだろう**]
(58) 2012/03/15(Thu) 02時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 02時半頃
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>>40 幸い。幸い、か。
[薄い唇が皮肉げに歪んだ。 薄氷の瞳は、ひときわ異彩を放つ褐色と黒檀の色を映す。 興を覚えたか、すいと銀灰の頭を傾け、磨き抜かれた黒玉のような贄の瞳を覗き込む。]
――ふむ。
(59) 2012/03/15(Thu) 08時頃
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[贄の瞳は黒みがかった深い茶に見えた。 それが、何かの弾み、強い輝きを帯びて磨き抜かれた珠のごと暗く光るらしい。 愛でるように探るように、まじまじと瞳を眺め、時折角度を変え]
――ふ。
[うっすらと嘲笑(わら)った。]
(60) 2012/03/15(Thu) 08時頃
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>>57 [背から負荷が軽減し、少年は解放される。 されど、その前で、彼は震えて、背の主を見つめているようだ。]
――……はい
[空の杯、また酌を促されれば、手は徳利を持ち、初老の大神に酔いを促す。 その表情は、そのうちに、まさに椅子のように黙りこくるが、流れはじめた汗は止まらない。 ひどい緊張状態がはじまっていた。]
(61) 2012/03/15(Thu) 08時半頃
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[すうと纏う気配が苛烈な冷気を帯びたものに変わる。]
汝は先ほど東風の名を尋ねていたな? 我は今手持ち無沙汰で退屈している。
[そこで視線は寸時壇上の最初の贄に歩み寄る茶の輩へと流れた。]
我の無聊を慰めて見せよ。
[じわりと冷たい熱を以って、しなやかに筋肉の陰影を浮き立たせた褐色の膚を睨め回す。]
(62) 2012/03/15(Thu) 08時半頃
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[>>35銀灰の大神様の言葉に。深く頭を垂れながら。 彼の為に出来ることはそれしかないのだと思い知る。
ならば、祭の続く間は。 他の贄や大神様にこの命を奪われないように。 自分で自分を守っていくしかないのだろう。
ひとり取り残され、心細くはあったが。 >>40気になる言葉を残して舞う褐色の青年を見た。**]
(63) 2012/03/15(Thu) 08時半頃
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サイラスは、しかし、耐え、ただ、静かに汗は落ちる。**
2012/03/15(Thu) 08時半頃
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[大神からすれば、単なる退屈しのぎ、幾分かの八つ当たりだろう。 逆らうことを許されぬ贄の心持ちなど、端から思慮に無いと見える振る舞い。
が、実のところ銀灰の大神は、贄が何もせずとも、怒りもせず罰も与えない心積もりであった。 精々が苛立たしげに去ねと命じるくらいであろう。 しかし、それが贄に分かるかどうか。**]
(64) 2012/03/15(Thu) 08時半頃
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[茶の同胞が最初の贄へと歩み寄る様子が視界に入れば、ふとそちらに目を向けたが。 そちらの贄への興味はもとよりあまり無いので、すぐに視線は目の前で震える贄>>58と、酌をさせている『椅子』へと戻された]
……何だ。苦しいか?
[蹲る贄を眺めて愉快そうに酒で喉を潤して。 けれど、その問いを口にする際には、視線は己を乗せる金糸の『椅子』>>61へと向けられる。
汗を流すその『椅子』の返答によっては、潰れる前にと立ち上がり足蹴にしたかもしれないし。 その背から降りる事無く、その頬へと手を伸ばしてまた口に指を入れようとしたかもしれない]
(65) 2012/03/15(Thu) 09時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 09時頃
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[焦げ色は 結氷す 湖面のような 眼に 相対す 常より尖る 眼差しは 向けるを厭う 人もある 向く先迷う 束の間の それでも眼 真直ぐに 胸裡見透かす ごときの凍に 眼向く] [息を零すよな 笑いにも 肌突き刺すよな 気配にも 黒檀焦げ色 揺らがずに]
名を尋ねる無礼…… お耳にいれまして申し訳ありません 地を這う贄が神の御心を楽しませられるかは、分かりませんが
[褐色の 肌さす視線 受けるよう 常に比べば なお高く 常に比べば しなやかに 腕は上がりて 腰と一緒に降り 舞の動作で礼を一つ
その手をゆくり 銀灰に 流れる凍った長髪に 触れるも触れぬも 神の御心次第といった 速度で伸ばして**]
(66) 2012/03/15(Thu) 12時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 12時半頃
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[白磁の皿に盛られた春野菜のように、彩り良く飾り立てられるは前菜の贄。 笛の音、太鼓の音などを何処か遠くに聞きながら、 衣脱ぎ捨てた荒神は、半ば獣の姿と変じる。 贄とされた少年はヒッ、と息を詰めたような小さな悲鳴を上げた。
前菜は、豪華な装身具と僅かな布を纏い、四肢を拘束されて無防備な白い腹を晒している。 茶色の獣神はその前に屈み込み、臍から喉までをぺろりと舐め上げた。 透明な唾液が、若くハリのある肌の上でテラテラと光った。]
(67) 2012/03/15(Thu) 12時半頃
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[本来、じっくりと味わいたい主義ではあるが、 最初の贄は一思いに仕留めるのが慣わし。
華奢な喉笛をがぶりと喰い千切ると同時、 鋭い鉤爪は臍へと刺し込み、胸まで一気に切り開いた。 盛大に上がる血飛沫、新鮮な血の香が空気を染める。 太い手を華奢な体にねじ込んで掴み出した心臓を高く掲げれば、 祭壇の周りに控える村人達から、歓喜の声が上がった。]
(68) 2012/03/15(Thu) 13時頃
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[まだ痙攣を続ける若く新鮮な心臓を、果実のように一口囓る。 滴る赤を受け止めるように差し出された皿へ、喰いかけの心臓を置き、 両目見開いたまま事切れている供物の細い身体に寄り添うように身を寄せる。 右顔面に噛み付いて頬骨ごと眼窩を砕けば、 頭蓋のなかの柔らかな組織を音を立てて舐め啜った。 同胞達が此方を見れば、共にとばかりに宴席に招くか。]
(69) 2012/03/15(Thu) 13時半頃
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[ぐるりと周りを見回した。辺りはどこもきらびやかで、思うのはやはり、貧相な自分の釣り合わなさ。 ただの村人であれば、呑気に全てを祭りの催し物として楽しめたのだろうが、自分の立場を考えればそうもいくまい。 ……けれど。]
……。
[漏れたのは溜息のみ。帽子をより深く被りなおしたのは癖のようなもの。白い布を胸元にぎゅっと手繰り寄せる。 なるべく身体を隠そうとしたのは、無意識だった。 その時、ふと、視界の端に歩む大神様の姿を捉えて。 なんとはなしに、その動きを眼で追った。 今日の贄の傍らに、大神は立った。]
(70) 2012/03/15(Thu) 14時頃
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[そして。 贄の喉に、その牙が突き刺さる。 贄の胴を、その手が切り裂く。 途端飛び散る赤色に背がぞわりと震えた。それがいかなる感情によるものなのか、自分にも理解できないけれど。 今まで祭りをないがしろにしていた自分には、初めて見る光景。それはあまりにも、現実感を欠いていた。]
………。
[無言のまま、息をのむ。 掲げられた心臓が眼に飛び込むと同時、自らの心臓も高く跳ねる。白布を握る手に、力が籠もる。 歓声が、聞こえる。
…俺も、食われれば、あのように、皆に喜んでもらえるのか。役立たずなどでは、なくなるのか。]
…俺の、出来ること……。
[それを、ようやく見つけたような気がして。呟けば、自然と口の端は笑むかのようにつり上がった。誰にも見えることは無かっただろうけれど。]
(71) 2012/03/15(Thu) 14時半頃
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[褐色の青年と銀灰の大神様との対峙に漂う空気は。 触れたら切れそうな刃物のような緊張感があり。 他の贄と大神様たちとのものとどことなく違う。
茶色の大神様の名を。 漏れ聞こえた言葉から、成り行きを理解する。
自分たちが摘み取る果実のひとつひとつに名があり。 果実がその名を告げて、自分の名を問うてきたら。 果たして、それに答えようと思うだろうか。
青年は茶色の大神様とそんなやり取りをしたのだろう。 ただ身を投げ出すだけの自分とは違うのかと驚くばかり。]
(72) 2012/03/15(Thu) 15時頃
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[半端に煽られて熱を灯した身体は快楽を知るからこそ、それが枷となって 内側からぐずぐずと溶けそうになる。 蹲れば隠れてしまうその白い布の下、勃きあがった小振りの雄が 刺激を求めてひくひくと揺れていた]
(はしたない、だめ……治まって……)
[酒気だけではない理由で頬の更に桃色に染まり 落ち着かせようと深呼吸するが >>65大神に見られていると思うと思うように行かず]
(73) 2012/03/15(Thu) 15時頃
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[今年最初の贄が大神に捧げられる。 幾度と無く見てきた光景。
満ちる血の香に、己から上がる淫猥な香りは打ち消されるだろうか。 しばらく我慢が続けば、歳若い贄を皆で食す様を 羨ましそうに見つめるばかり]
(74) 2012/03/15(Thu) 15時頃
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……あっ。
[褐色の青年は、自宅で湯浴みをしていた時。 突然現れた訪問者であるのを思い出す。 手おけを額に直撃したはずだったが。 そのダメージはすでに回復しているのか。 怪我した様子は微塵もなかった。]
……謝らないと。
[次に言葉を交わせるのはいつかはわからないが。 お互いに生きているうちには、そうしたい。**]
(75) 2012/03/15(Thu) 15時半頃
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[上体に白布掛けた贄>>50が、まだ白金の目の前に居た時。 その出で立ちに、大神は一先ずは満足したように笑み浮かべた。 帽子と白布は妙に似合っていない気もしたが、 それ以上深く気にする素振りも特になく。
そして、その時贄が口にした疑問に対しても 別に答えを吐く訳でもなかったのだった。 贄の目が帽子に隠れているのを一度確かめるように見上げ――そんな折の何時かに。 >>67遠く響く笛太鼓、そして微かに動いた場の空気を察した。]
(76) 2012/03/15(Thu) 16時頃
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>>65
――……いいえ
[苦しいか、の問い、最初は自分に向けられたものではないと思った。 だが、視線がこっちを向いているのを知ると、ゆっくりとかぶりを振ってそう答える。 実際、苦しみは重みにではなく、同体勢でいることによる痺れに変化していた。]
――……
[そして、向けられた視線に下から見上げるアクアマリン。そこに映る景色にはまだ紅色はなかったが…。]
(77) 2012/03/15(Thu) 16時頃
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サイラスは、>>67笛太鼓の音には、やや、目を見開いた。
2012/03/15(Thu) 16時頃
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[>>68ぱぁっと広がる血の香りに、白金は思わず唾を呑み。 さっきまで見上げていた贄の様子に構うことも無く。 茶色の主が招く方に>>69、ひたりと一歩踏み出した。
……ほんの少しだけ、つい他の年長の大神を気にして立ち止まったのは 年若い小さなおおかみの癖か性か。 されど結局すぐに、足取り軽く、息絶えたばかりの贄のもとへ]
(78) 2012/03/15(Thu) 16時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 16時頃
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[それから、初老の姿の大神が彼にどういう態度をとったか。いずれにしろ変わらぬのは、そのアクアマリンの眸、貼れた空だと例えられたそれに映る景色に紅色が映ったこと。
少年が胸を剥かれ、白い肌、突き立てられる牙。 噴き出す血飛沫。 その様子を瞬きすることもなく、凝視する。
そして、少年の事切れた顔をまた、見やり、やっと目を伏せた。]
(79) 2012/03/15(Thu) 16時半頃
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[半端な人の形だったものは、衣羽織ったままその姿を変える。 けものなる形になってもなお小さいままの白金は、 贄の胴の裂き跡からの血を幾らか舐めてから、その身に噛みついた。
とがった歯に肋骨が当たれば、そのままぱきりと砕き折り。 右腹の辺り、皮と肉を牙で裂いて、肝を食み、舐め取る。 換気する村民たちにも、血の風景を目にする贄たちにも構わずに。 ひどく音を立てて味わいながら、明るい色の胸毛や顔を紅に染めて]
(80) 2012/03/15(Thu) 16時半頃
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[うら若き贄の肉から、一度顔を起こした大神は とても楽しそうに嬉しそうに、ひと声吠えたのだった**]
(81) 2012/03/15(Thu) 16時半頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 17時頃
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――……
[茶色の大神が少年の命を食べたが、 そののち、別の大神もその捌かれたばかりの肢体に赴く。 そして、その食らう姿を見て何かを想っている。だが、表情に出すことはない。]
(82) 2012/03/15(Thu) 17時頃
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>>66 [髪先へと差し向けられた褐色の指先を、銀灰色は腕を組んだままの不動で許した。 触れるも触れぬも贄の心持ち次第――しかしそれは試しでもあり。
舞手の一挙手一投足、焦げ色の瞳に浮かぶさざなみひとつ見逃さぬ、凍の双眸の前で如何に振舞うか。 それすらもまた試しであった。]
(83) 2012/03/15(Thu) 17時半頃
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[旨そうに喰らう幼い同胞の毛並みを血濡れた手でくしゃりと撫で、 頭部の半分程を喰らって、細くもそれなりの肉が付いた腕へと食指を伸ばす。 肩から背中の肉を喰い千切り、ガツガツと咀嚼する。 若く無垢な血肉は、やわらかく甘い。]
(84) 2012/03/15(Thu) 18時頃
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[と、どっと歓声が沸き上がった。 茶の大神が最初の贄の胸を断ち割り、心臓を高く掲げた瞬間、祭壇を囲む村人たちが歓喜の声を上げたのだ。 空気に濃い血臭が混じる。 けれども、銀灰の大神は身動ぎもせず、褐色の贄を半眼に見据え佇んでいた。
が。 優れた舞手であれば――或いは。 歓声の上がる直前に、銀灰の大神の気配が微妙に変化したことに気付いたやも知れぬ。 徒人(ただひと)では見過ごしてしまうほどに僅かではあったが、 白く冷たい面のうちに何かが、]
(85) 2012/03/15(Thu) 18時頃
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[腕を解き、すいと手を上げて、沈黙のうちに制止を命じた。 黒衣を翻し、褐色の若者に背を向ける。 その足は贄の据えられた架台へと。振り返りもせずに歩みゆく。 しばらく歩を進め、ふと思い出したように]
暫し待て。
[低い声で言い置いて去った。]
(86) 2012/03/15(Thu) 18時頃
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ホレーショーは、すん、と鼻を鳴らし、口元をにいぃと歪めた。
2012/03/15(Thu) 18時半頃
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[気紛れすぎるこの大神は、気に入る贄でなければ、一片も口にせずにただ同胞の喰らう様を眺めているだけの事も多いが。 今回は、何年も喰ってきないので、味見くらいはしようかと。
けれどそれほど積極的に喰いに行くつもりもないので。 『椅子』の口に指を差し込んでいたなら、その口内を指で弄りながら、他の大神が口をつけるのを待ち。 ゆっくりと立ち上がると、緩慢な動きで彼らに歩み寄る]
(87) 2012/03/15(Thu) 18時半頃
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[白い貌は仮面の如く、冷たく硬く。 するり黒の衣を肩から落とすと、白くしなやかな上半身があらわになる。 楽の音はまだ続いているのか、太鼓の取る拍子だけが妙にくっきりと湧き立つ。
鮮烈な赤に沈んだ贄の躯と、血塗れて肉を喰らう同胞。 その前に立つと、目を細めて胸いっぱいに血臭を嗅ぎ、天を仰いだ。]
(88) 2012/03/15(Thu) 18時半頃
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[ごきり、とくぐもった音を立てて顎骨が組み変わる。鋭い牙が迫り出して、がちがちと鳴った。 爪もまた剃刀のような鋭さ備えて1寸ほどに伸びていたろうか。
赤い舌を閃かせ、唇を舐めると。 身を乗り出し、贄を囲む輩たちの間に割り込んだ。]
(89) 2012/03/15(Thu) 18時半頃
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[髪先へ そと伸びた指 不動の銀に 触れるはなく 触れて持ち上ぐるような動きのみ 空をかく指はそのまま口へ 見えぬ銀へと口づける 伏せがちの焦げ色はちりり 燃える色もち薄氷へ 注がれる それは喰らおうかとするように]
[たん と踏みしめ 距離を取る 神に捧ぐ一連の 舞の触りの足裁き 薄布なくば 見えるは褐色 紋様這い上ぐ上半身]
[贄の姿 視界にいれども意識せず
茶の大神が 黒髪の 幼き贄が上げる音 そのたび黒檀は乞うよう 震え靡く 隠し切れぬは焦げ色の いまだ燃え立つ眼光か 戦慄く口唇 吐息はき 息に混じるは熱と酒精の気配とも 隠した手出しの名残なら 沸き立ちはじめる血の香に 紛れいく]
(90) 2012/03/15(Thu) 18時半頃
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[舞の時間は長くない 触りのみだけ舞終わる 歓声に震える空気なら それは沸き立つ血香へと向かうもの 最初の贄の最期と同時に舞終える]
[片手あげられ制止する 去り行く背中のその上の 銀髪揺れるを眺む焦げ色 変じた気配の源みるように 向けられた]
[振り返らずの低い声 返すは一礼 言葉なく]
[大神に変じる神々の 毛皮滴る赤いもの 向ける眼は 自然細まる
ちらと眼差し向けるは女の "同じ"の方へ 手桶投げたと同じは知ってる 知っててそれだけ 言うはなく]
(91) 2012/03/15(Thu) 18時半頃
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[歩みながら、その姿は本来のものへと変わる。 雨を司ると言われるその角持つ大神の姿は、虎か獅子と見紛うほどの大きな狼に似て。 けれど狼にはあり得ない、長く鋭い一本の角をもつ。
長くこの祭りを見てきた年嵩の村人ならば、その毛色が随分と色褪せ薄くなっている事には気づいただろう]
(92) 2012/03/15(Thu) 19時頃
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[贄の未発達の下肢を開き、手付かずの腿に牙を立てる。 銀灰色の頭を振り立てると、繊維の千切れる鈍い音、ごっそりと腿肉を噛み取った。 咀嚼音とともに、白い脂肪層が仄見える肉が牙生えた口中に消える。 仮面の如き無表情ながら、幽かに熱のこもった息吐き、頬に飛び散った血を舌で舐め取る。 そうして、同輩と肩を並べて贄を貪りに掛かった。**]
(93) 2012/03/15(Thu) 19時頃
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[鼓笛の音が流れる中。 茶色の大神様は人型の化身を解き。 本来の姿に戻った。
そして、最初の贄の少年に近づくと。 まずは喉笛に牙を立て、爪で胸を切り裂き息の根を止め。 裂いた胸から心臓を抉り出し、高く掲げると。
広場の観客たちは歓声を上げた。
茶色の大神様はその心臓に一口齧りつき。 残りを皿に移すと……少年の頭を喰らい始める。 赤い血飛沫は祭壇のあちこちを染め。 血の香りが周囲を満たす。]
(94) 2012/03/15(Thu) 19時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 19時頃
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[それに誘われたのか年若い白金の大神様も。 本来の姿に戻り、贄を喰らい出す。 しばらくして、それを味わった後の咆哮は高らかに響く。]
(95) 2012/03/15(Thu) 19時頃
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[灰白色の大神に似た獣神がその牙を立てるのは、切り裂かれさらし出された内臓。 未発達のやわらかい肉はあまり好みではないので、それらは同胞たちに任せ。 長い腸を咥え引きずり出し、台座から落ちそうになるそれを前脚で押さえながら食む。
久々の血肉の馨と味に目を細め、味わうようにゆっくりと咀嚼して。 台座の上に溜まる紅に舌を伸ばし舐め啜る。
少量の血肉でとりあえずの気が済んだのか。 あとは同胞たちに委ね、同胞たちが貪る様をしばらくは眺めているだろう]
(96) 2012/03/15(Thu) 19時半頃
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[人は歓喜の声を上げ 贄 喰われるを――否 大神の喰らうを 喜び見る]
[は ――と こぼした吐息 沸き立つ声に かき消える] [舌に穿った 痕が疼く いまだ熱もて 赤く舌滲ませる
同じく滲んだ焦げ色は 眉根寄せるまま 生贄の様子探る]
(97) 2012/03/15(Thu) 19時半頃
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[白い肩掛け 顔は見えぬ 帽子被った男の贄に意識が向かう]
―― そこそこに金有る家が まだ望むのか
[眉根に籠もる力増す 脳で比する 各家の 暮らし向きまでは知らねども]
(98) 2012/03/15(Thu) 19時半頃
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――……は
[ようやく息をついたのは、 初老の大神の指を舐ったあと、彼が食されている贅の元へと立ち上がった時、
その長き角の獣神へと変化していく後ろで、小さなとさりという音をたてた。]
――……っ
[膝関節をたしかめ、肩の幾度か回し、痺れを逃そうとしている。 ただ、眸は、その大神たちが食事を行うさま映している。]
――……
[彼らが食事が終えるころには、また膝をついた姿勢に戻る。ただ、汗の滴ったあとを拭くことはできなかったが…。微かに濡れた髪の間からは、それでも変わらぬアクアマリンがじっと辺りを見据えている。]
(99) 2012/03/15(Thu) 19時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 20時頃
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[贄の血肉に大神たちが群がる風景を茫洋と眺めていた。 骨を折る音なども、直に鼓膜に響いて。 知識のみで、実感など無かったはずのものが、じわじわと我が身に染みるような感覚に陥る。 …食われるのは、名誉であり、喜びなのだ、と。 そこに声がかかり、緩慢な動作でそちらを見た。 贄を羨ましく思う気持ちは恐らく、己の表情に出ていただろう。]
…他にできることが無い、し。 それに…家の為、だけじゃ、ない。
[帽子の下の双眸は、しかと目前の彼を見ている。 相手には帽子の影になり、見えないだろうが。]
(100) 2012/03/15(Thu) 20時頃
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[尖る視線は ゆくりと此方むく顔へ上裸へ注がれる "同じ"の表情 見えるは口元のみ]
―― じゃあ、何のため
[端的に 視線の合わぬ 男に投げる]
(101) 2012/03/15(Thu) 20時頃
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[射るような視線だと思うのは、己の気の弱さだろうか。 手の端で自らの身の白布をぎゅっと握りしめ]
…俺の為。 俺は、必要とされたい、から。
[小さく、だが、確かな声]
(102) 2012/03/15(Thu) 20時頃
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[食んだ量が少なかったからか、その変化はごく僅かなもの。 人の目にはその微かな変化は見分けがつかないかもしれないし。同胞でも、気付くか気付かないか微妙な程度の変化ではあるが。
贄を貪る様を見守っていたその大神の、灰白色だった毛並みは。灰青色程度にまでは濃くなっていただろう**]
(103) 2012/03/15(Thu) 20時半頃
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[やがて銀灰の髪を打ち振るい、大神のひとりが贄から身を離した。 朱に染まった指を長い舌でぞろり舐めながら、ゆるゆると壇上から降りる。 肌蹴た黒衣を清めた手で直したその顔は、元の通りの冷厳さでありながら、どこか気だるげでもあった。**]
(104) 2012/03/15(Thu) 20時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 20時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 20時半頃
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[首傾げれば 黒檀揺らぐ 小さな声 言い切る言葉耳にいれ] [縛る言葉なくば 衆人の眼差しなくば 歩んでいって あの帽子 はじき落としてみようか
などと考えれば 指動く 表に出すのは それのみで]
必要と されてないのか
[返す言葉は 繰り返し 感情乗せず 口にする] 今回 もしくは次の機会 [残された 機会をただ口に するだけの それでも贄に 動きがあるか 見るために
大神が戻るのならば それ以上 口を開くべきもない]
(105) 2012/03/15(Thu) 20時半頃
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[残る機会を 口にしつつ 帽子の贄より 残る機会の少ない贄に 焦げ色 少しく視線をやった けれど口開かずに]
(106) 2012/03/15(Thu) 20時半頃
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フランシスカは、視線は落ちる
2012/03/15(Thu) 20時半頃
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>>103 [先ほどまで背にあった、初老の大神が獣神となりて、 だが、またその毛並の色がやや濃くなったこと、
意識としては気づかず、ただ、アクアマリンは無意識に目を細める。
ただ、それからは、姿勢はやはり保ったまま、 大神たちの振る舞いを窺っているだろう。
口は一文字に引き結んだまま。]
(107) 2012/03/15(Thu) 20時半頃
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[褐色の青年を置き去りにし。 銀灰色の大神様も姿を変え。 すでに上半身の失われた贄の元へ。
残った下半身を引き裂き。 頬に着いた血を舌で舐めながら。 音を立てて貪り食べる。
別の生き物のように蠢く舌は。 先ほど自分の目尻に触れたもの。 血を滴らせ肉を喰む口は涙を拭ったもの。]
(108) 2012/03/15(Thu) 20時半頃
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[白灰色の大神様は角のある異形の狼に。 わずかに残った臓物を喰らい終わる頃。 その毛並みは生気を得たかのように青みを増した。]
(109) 2012/03/15(Thu) 21時頃
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[けふ、と満足そうな息をついて、口元を拭う。 半分残った少年の白い顔をぺろりと舐めると、 デザートだと言わんばかりに、見開かれたままの柘榴色の瞳を抉り、口の中へ放り込んだ。
宴台から降りれば、血に汚れた毛皮を清めに人が来る。 衣を羽織って人型を取るも、 未だ高揚残るせいか、耳と尾と四肢の先は獣の姿を残したまま。
先程の席へと戻ってどっかと座ると、 ころころと口の中で目玉を転がし遊ぶ。]
(110) 2012/03/15(Thu) 21時頃
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ホレーショーは、酒持って来いと催促したり。
2012/03/15(Thu) 21時頃
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[肝を食む最中、大きな茶色の手が毛皮に触れた>>84。 小さな大神は一瞬、気づくか気づかないか程度にびくりとしたものだったが。 それがくしゃりと撫でる感触だと判れば、どこかほっとしたような、 また嬉しそうな様で、長い尾をふるりと振ったのだった。
やがて銀灰の主も、角持つ灰白の主も、贄のところまで喰らいに来て。 その訪れに、ひくり、小ぶりな鼻を一度ひくつかせながら――。 白金は若き贄の肝をぺろりと平らげ、その周りにあった柔肉を はぐはぐと貪りだしていた。]
(111) 2012/03/15(Thu) 21時頃
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[同胞たちが喰い残された降りはじめる頃に、様子を眺めていた灰青色の獣神もゆるりと本来の姿のままでその場を降りる。 毛皮についた血を清めようと近付いてくる人間達には、それ以上近付く事を赦さぬ低い唸り声を上げて睨んだ後。
小さく頭と尾を振れば、その姿は人型へと変化して。 ようやく、その身体に人間が触れる事を赦した]
(112) 2012/03/15(Thu) 21時頃
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[銀灰の髪に血に浸った跡を残して、元の席へと戻る途中、人が寄り来って血の汚れを清めに掛かる。 それを物憂げに受け入れ、白い貌は先ほど舞の途中で待たせた褐色の贄に向けられた。]
(113) 2012/03/15(Thu) 21時半頃
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[人が大神たちの血を清めるためにと近づいていく。 大神を絶対とし、その姿を崇め奉る。
青年はやはりそれも無言のまま、見つめている。 獣の姿が人型へと変わり、その血を拭う白い布が紅色に染まっていく。
そのように育った。 その血肉になれるようにと。
]
(114) 2012/03/15(Thu) 21時半頃
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[尾を振りながら贄に貪りつく紅だらけの白金は、 血色の肝に淡い筋肉に、あばら骨や背骨の一部まで噛み砕いて呑み込む。 そんなこの神が台から降りたのは、大神たちの中でも最後の方だった。
宴を降りたおおかみは、そのままの姿で座り込んで 白金に映える紅をぺろりぺろりと舐めとっていく。 その毛並清めようとする人間たちの姿に気付けば、舌は動きを止めて。 暫く待つように、との意味籠めて一唸りして、暫し思案の態。]
(115) 2012/03/15(Thu) 21時半頃
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[繰り返される言葉>>105は、己には問い掛けのように聞こえた。少し、考えるように頭を垂れて]
…分からない、けど。 俺がいなくても、みんな笑ってた。 だから。
[結論は言うまでもないだろう、と伏せた。 提示された機会には、緩く頷くのみで。 それを意に介する様子は、少なくとも態度には無いだろう。]
…君は、なんで…
[問いを全て、口に上らせるより早く。 眼前の人を見る目線に気付く>>113。そして、酒を所望する大神の声も聞いた。 己の視線は、そちら>>110に向き。ゆるりと、歩き出す]
(116) 2012/03/15(Thu) 21時半頃
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サイラスは、黙って、その場で、佇んでいる。まるで、彫像のように。
2012/03/15(Thu) 21時半頃
執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 21時半頃
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[血の香りのなかで、一人欲情している姿は他の目にどう映るのか 幾度も参加する宴ゆえか、その出自故か どんな中でも興奮できるように躾けられていた]
――あ。
…………ああ。
[食われる贄の前で犯される事もあっただろう。
大神たちが肉を食む様を見つめ、食い終えた神を清める様子にさえ 震わせた肩がひくりひくりと動いた]
(117) 2012/03/15(Thu) 21時半頃
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…ほぅ?
[歩み寄る姿にも、見憶えはあった。]
まだ、残ってたかぁ。 相変わらず、シケた顔してやがんな。
[幾度か祭りで見かけた食い残し。 同様にずっと居るな、と雨の御大に弄ばれていた白っぽい贄をチラと見る。
どちらも薹の立った年頃。 そのくらいの方が滋味深い味わいにはなるか。]
(118) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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………うー!
[何かいいこと思いついたように一声吼えれば、 清めの為に取り巻く人間たちはびくりと震えでもしたか。 白金は、ふわっと人の姿を再び作る。 濃紺の衣に、肌や髪に、そして相変わらずけもののままの 耳や尾に、紅は未だ色濃く残り]
……あのコに、ちょっとやってもらってみようかなぁ。
はーい、ちょっと来てくれるかなー。 そこでぼーっとひざまづいてる、真っ青なおめめのおにーさん。
[未だ己が間近に触れておらぬ贄はまだ幾らか居る。 その内から、とりあえずひとり>>114、呼んでみる。]
(119) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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[>>116返される言葉に 傾いだ首は通常に戻る 言葉を返そうとも しないまま >>113物憂げの 銀の視線を身に受けて]
いかが ――でしたか
[贄の味とも 舞ともつかぬ 曖昧もこの物言いは 言葉足らずにすぎるのみ それでも 焦げ色に過ぐ 熱見れば 贄の事だとわかりやすい 視線合わせぬ 為にさげ 黒檀ゆくり 銀灰の 拭われた髪に注がれる]
(120) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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サイラスは、呼ばれたようなので、顔をあげて、立ち上がり、他より幾分小柄な大神の元へ。
2012/03/15(Thu) 22時頃
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[いつだかの祭りでは、贄同士を交わらせ、それを見ながら血酒を啜った事もあったか。 長い銀髪の華奢な男は、少年の頃からも良い声で啼いたものだ。]
(121) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 22時頃
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[その傍に行きついた、途端に辛辣な言葉が飛んでくる>>118。どうやら己のことを幾度か見かけているらしい。 自らも何とか記憶を辿ってはみるが…覚えては、いなかった。]
…シケた顔、だから、残ってるんだと…思い、ます。
[上手く返そうと、それなりに努力をした結果がこれだった。 この神が好む酒はどれだろう、と、慣れない様を隠そうとする様子も無く、立ち並ぶ様々な酒瓶を見たり、触ったり。 しかし、酒に疎い己にはどれがどれだか、分からず。戸惑うばかりで。]
(122) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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>>119
――……お呼びになりましたか?
[血の色を映したアクアマリンは、白金の元に歩み寄ると、また片膝をついた。 そして、その姿をしっかと見上げる。]
(123) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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エリアスは、フランシスカに話の続きを促した。
2012/03/15(Thu) 22時頃
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[拭われたばかりの髪は少しばかり湿っていた。 付き人が盆に乗せ櫛捧げ持つを尻目に、大神は祭壇に腰下ろす。 そうして、褐色に手差し伸べ、傍に来よと無言のうちに命じた。]
(124) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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[丹念に血をふき取らせている間に、他の大神たちは各々に贄たちを相手にしていたか。 残っているのは、今回唯一の女と、先程玩んでいた長髪の贄だけのようで。
長髪の方は、先程までよりさらに発情の匂いが強くなっていたか。 娘の方も、あまり体力はなさそうだ。 どちらも今は椅子としては使えなさそうで。同胞たちの居る近くへと歩み寄り、座る事無く立ったままで様子をみるだろう]
(125) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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はいはい、その通りでーす、おにーさん。
[片膝ついて此方を見上げる贄>>123のあおい目を、じぃ、と 覗き込むように少しの間見詰めていた神は、 人間のひとりが持っていた清めの布を強引に奪い取って それをぱっと、目の前の贄に差し出す。]
これで、ちょーっと血がついちゃってるところ、 綺麗に拭いちゃってくれないかなー。
[小さな神は、上半身の至る所を血に染めたまま、気楽な様子で胡坐をかいて]
(126) 2012/03/15(Thu) 22時頃
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[茶色の大神の視線>>118にびくりと怯えた顔を見せるが すぐにふるふると首をふる 銀の髪がゆらゆらゆれて、白い布の上で踊った
思い出したくないような、でも忘れられないような。 贄同士を繋がらせてる余興は大神を楽しませただろうか]
(127) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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[伸ばされる手も 冬のごとく白いのか それに直接触る事は 無礼になるかと 触れないで 白きに触れれば また 褐色の黒檀の 黒さが汚しそうにも思え]
失礼、 いたします
[言葉少なく 命に従う 湿る髪なら 少しくは 浴びた血の香が 香るのか それも触れるごと近くなば 感じぬほどのものであろう]
(128) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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……これが……喰らう……こと。
[最初の贄を喰い尽くした大神様たちは。 思い思いの姿に戻り、身体を清められていた。
広場の熱気と血の香りに当てられたのか。 そんな言葉を呟きながら。へたり込んだ。]
(129) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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>>126
[やや小柄な大神は、清めの布をこちらに差し出してきた。 役目を失ったものは、やや手持無沙汰に消えていくが、気にすることはない。]
――……承知いたしました。
[白い布、手に転がし、二つ折りにする。 それから、大神の背に回ると、失礼します、とその耳元で囁くように。 やや掠れた声はもともとの特質であった。]
――……
[それから、長い指を人化した大神へ。最初触った時は、少し痺れたような感じもしたが、そのなだらかなラインをなぞり、紅を拭きとっていくだろう。]
(130) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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そうさなぁ。 極上のは真っ先に喰われるか、 そうでなきゃァ周りに足元掬われて生ゴミ送りだ。
余程目立たねぇとか不味そうじゃなけりゃぁ、その歳までは残らねぇさな。
[帽子の下からボソリと返答返す様子をニヤニヤと見、]
おめぇさんは、酒の一つも嗜まねぇのかい? わからんのなら、適当なので構わないが…
(131) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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………杯と酒を。
[へたりこんだ娘>>129と発情して震えている贄>>127へと視線を傾けて。 そう声を掛けたのは娘の方だが、そちらは動けるだろうか]
(132) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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[食事の終わった宴台は、祭壇から下ろされて広場の真ん中に晒される。 華奢な少年の面影を残す、無残な姿の喰い残しの骸。 人々は神々の力の残滓を少しでも得ようと、 我先にとその肉を削いで口にし、髪を骨を持ち帰る。
一人目と二人目に生まれた子供たちにとって、大神は畏怖すべきものではあれど、 自分達は贄とは違い、喰われることは無い存在だと信じているから。 村人とプロスフォラの間には、きっと埋めようもない深い深い溝があるのだろう。]
(133) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 22時半頃
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………うー。
なんか、その、むつごと?みたい……。
[>>130大神の耳元に、ささやかなる響きが触れる。 その声が帯びている擦れが生来のものだとは 白金は咄嗟には気づかなかった。 思わず零してしまった白金は、何処か心地悪げに 少しだけその耳を伏せて]
ん、でも上手だね、拭い方。なかなかよろしい。
[けれどそれには、素直に笑みを見せていた。 次第に、肌にまとう血の色は薄くなっていくのだろう。]
(134) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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……ところでさあ。おとなしい綺麗なおにーさん。
お前って、人間に嫉妬とか、したりする方?
[かなり唐突に。殆ど思いつきで、問いかけた。]
(135) 2012/03/15(Thu) 22時半頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 23時頃
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>>128 [触れるを避けるかのように控え目に添う褐色の腰を捉え、もそっと近付くように動作で促す。 鼻先を赤銅色の胸板に寄せ、すうと息を吸う。 若者からは、銀灰の髪がすぐ間近に見下ろせる位置となろう。 血臭は薄れていて人間には嗅ぎ取り難かろうが、大神の鋭い甘さ持つ体臭と綯い交ぜになり、馨にアクセントをつけていた。]
(136) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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>>134
――…失礼しました。
[睦言のよう、と返されれば、やはり掠れた声で謝罪する。 されど、手は休めず。強くもなく、弱くもなく、その身体を丹念に撫でた。
やがて、肌に朱いしみは限りなく薄くなったとき、やっと、その小さな笑みに気が付く。]
――……ありがとうございます。
[拭き方を褒められた礼に頭は垂れるが、次の質問には、面をあげて…その大神を見つめる。]
(137) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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>>132
[食事前に比べると幾分艶やかさと張りを増しただろうか。 灰青色の大神様の声が耳に入ってくる。
両手をつき、立とうとした時。 銀灰色の大神様の言葉>>35が脳裏を過る。
"我を求めよ。一心に。 それ以外は求めぬし、それ以外も許さぬ。"
それは自分の望みに対する返答であった。 ならば、それは……ある種の契約か?
膝をつき、頭を垂れたまま。 青灰色の大神様へこう告げた。]
(138) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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[鼻先で黒い衣を捲り上げ、そろと舌先を膚に付けた。 冷たくも硬くも見える白い手とは異なり、舌はやわらかく温かい。]
この、からだの染料は、 いったい何だ……?
[低い囁き。胸元から上目遣いに贄の顔を見上げる。 その言葉の合間も、ちろちろと舌は膚の上に描かれた紋様をなぞる。]
(139) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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>>135
――……嫉妬ですか。
[唐突な質問に、手は止まる。 それからやや考えるとき、首は傾いた。 その際に金糸は流れ、顔の中央に幾本かが落ちる。
されど、整った顔と、アクアマリンの眸の強さは薄まらない。 端正な唇はもともとおしゃべりではないが…。]
きっと、大神様に食んでもらえる者には嫉妬するでしょう。 されど、そうでない者。
そう、あの亡骸の血肉を持ち帰る輩に嫉妬はしません。
(140) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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私は貴方に近づくことができる。 それは、何よりも優遇された権利であると思います。
[また、その手は肌を拭く。 やがて、すっかり綺麗になれば、止め、アクアマリンはまた頭を下げ、またその大神の貌を見つめる。]
(141) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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[言葉なく 動きで命ずる大神に 赤銅色の 肌が寄り添う 近ければ 逸る心音 聞こえるか 顔には出さぬ緊張は 心臓までは嘯けず 吐息が肌を 滑る温度 微かに鼻にかかる声を漏らす]
不思議な 香です 甘い けれど
[返答を 求るでもない声零し 甘さに隠れる 血の香追う そと控えめに伸びる指先 叶うなら 流れる銀の髪に触れ けれど艶めく 温度を受けて 褐色の指は 引いていく]
薬草から煮出した色の―― 神に捧げる贄の、まじないだ そうです 俺の、先祖は ここではなく 別の所から流れてきたと そ の場所から受け継いだ と聞きました
[筆で受けた感触より 温度と強さを併せ持つ 大神の舌の滑りに 息震う]
(142) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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フランシスカは、文様は無味無臭のまま 舐められるごとに薄くなるか
2012/03/15(Thu) 23時頃
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申し訳ありません、灰青色の大神様。 私はすでに銀灰色の大神様を主とする者です。
主の命があるならば、 あなた様にもお仕えできることと思います。 主の命がない限り、 大神様といえど、お仕えすることは叶いません。
[たかが小娘の贄である自分がこれを語るは無礼だろう。 もしかしたら、他の贄の手で潰されてしまうかもしれない。
しかし、他にどういえばよかったのか。 とっさに出たのは、この言葉だった。]
(143) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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[目立たないだとかまずそうだとか、自分に的確に当てはまるだろう言葉は気にも留めず。]
…生ゴミ、は、嫌だ。……です。
[神の軽い口調>>131につられ、敬語が抜け落ちた。それに気付いて、慌てて語尾を足す。 傍目には、慌てているようには見えなかっただろうけれど。 適当で良い。と聞いて、その時手にしていた瓶をそのまま持ち帰る。杯は…、と、視線をうろつかせ。]
(144) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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…ほぅ?
[娘が語る言葉に、太い眉がピンと跳ね上がる。 その娘の身体の線と、銀灰の同胞の横顔をチラリと見比べた。]
相変わらず、手が早いねぇ…
[他の奴のモノと言われてしまえば、俄然美味しそうに見えてくるか。 隙あらば…などと脳裏をよぎったりもしなくもないが、 最初の贄の命を喰らったからか、それなりに満たされてもいた。 他の奴が一人仕留めるまでは傍観するつもりでは居る。]
(145) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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[ちらりと視界の端に。 褐色の肌の青年を味見してる銀灰色の大神様。 棘でも刺さったかのように。 胸の奥がチクリと痛むが。 銀灰色の大神様に喰らわれないことに比べたら。 大したことではないように思えた。]
(146) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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ヨーランダは、クラリッサの言葉に、ぴくと肩が震えた。
2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[己の声に応じようと立ち上がりかけた娘>>138が、けれどその動きを止める様子には、眉根を寄せただろう。 けれどその後の、同胞を主と呼ぶ言葉>>143を聞けば、クックッと声を漏らして笑った]
なるほど、銀灰のが主か。 ならば致し方あるまい。
[そのまま、娘への興味を失したようで。 他の贄と戯れている様子の銀灰の同胞へと視線を向けることもなく。
他の手隙の贄か、村人かに酒と杯を改めて要求するだろう]
(147) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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そりゃぁ、自分から進んで生ゴミになりたい奴ァいねぇさな。 すり潰されて畑に撒かれて肥やしになるんじゃァ…その歳まで生きてきた意味がねぇ。
[無理して畏まろうとしてボロが出る様子をニヤニヤ眺めて。 酒杯はあることはあるが、ちょうど姿勢を崩して寝そべった腹の前くらいに置いてあるか。]
(148) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[何も知らない若い贄が大それた言葉を紡ぐのに 呆れと憤りを感じた。 贄のくせに何を考えたのだろうと
ましてや大神の命を断るなどと ちり、と胸に苦いものが走った]
(149) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[謝罪は相変わらず、擦れ声のもので。 それには、もはや何も言うまいとでも思ったか、 ただ小さく鼻を鳴らすだけだった。 それでも感謝の言葉聞こえれば、ひとまず満足げに 金糸の贄を見据えるのだったが――]
――――…ふぅん。 きっと、ねぇ。
……………、
[確りとそのかんばせを捉えながら、答え>>140を聞く。 零れた髪越しからも、その水の如きいろの瞳に在る力は 確かに感じられるようであった。]
(150) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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>>142
――草の、味か。これは。
[贄の答えに満足したか。舌は更に紋様を辿る。 ヒトとは異なる舌はざらりとして、やわらかいだけでない微妙な刺激を膚に与えた。
薄布掻き分け、平らかな胸の尖りに近付くと、気紛れのように食んだ。 そのまま、舌先でじりと弄ったあと、軽く吸う。]
(151) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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なーるほど。
[>>141ひとつ頷いてみせた頃には、毛並みは紅色一つなく もとの明るい白金に戻っていた頃。 勿論、その肌も、ちゃんと清められていて。]
………僕にとっても、わりとそうなのかなぁ? こうやってさ、人里に出られて、 ちゃーんと元気ないいコに近づけて食べられるっていうのが、 有難いことなんだって、思う事もあってねぇ……。
[ぼんやりと呟きながらも、その大きな瞳は 此方を見つめる贄のアクアマリンを、じぃ、と捉えて――。 もっと間近で見詰めようとするように、少し距離を詰めたりもした。]
(152) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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>>143 [目の前の贄を味わっている最中ではあるが、贄の娘の声はちゃんと耳に入っていた。 つい先ほどまで膝の上で泣き濡れていたを思えば、天晴れと言っても良い気丈さである。]
(153) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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今年は、久しぶりに降りてきてる奴も多くてな。 去年来た奴みたいに年若くて甘いのばかりを食い散らかすようなのは少ないかもしれん。 …中々に変わり者の通好みが揃ってるからな。 案外、お前さんの努力次第かもよ?
[周りに聞こえぬようこっそりと囁くのは、この風変わりな贄にどこか食欲以外の興味が湧いたからかもしれない。]
(154) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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>>150>>152
――………はい
[白金の大神の答えに、返したのは、短い返事。 だけれども、そこには、その肌を清め間近に触れられたといった悦びがあった。
それは、自然と、ほんのりと小さな笑みにすり替わる。]
――……大神様の血肉となりえることが叶えることが何よりの誉れです。
[アクアマリンをじっと見つめてくる大神。その大神の仕草に、表情は柔らかいものとなる。 だけれども、礼儀は忘れずと、それからは目を伏せて黙礼をした。]
(155) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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>>147
[クックッという笑い声が耳に入った後。 灰青色の大神様は、他の贄に関心を移したようで。 軽く安堵するが。
このやりとりを耳にした他の贄がどう思うのか。 それが暗い影を落とした。
自分たちは大神様たちから見れば名もなき果実だが。 それぞれが思考や感情を持つ人間である。 果実と違い、自分たちの望みを叶えるためならば。 いくらでもその手を汚して蹴落とす生き物なのだから。]
(156) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[軟い舌が這う そのたびに ざらと肌に刺激が生まれる 一際大きく 息を吸い 震う吐息の零れぬ様]
―― ン 贄の血肉の後に舐めるには…… 口直し とも言い難いもので申し訳ありませんが
[微か零れた あまやかな 吐息そのもの誤魔化すよう ひくい声音で 言葉を返す けれど戯れ 小さな突起を食まれては 胴に緊張走るよう 肩に力の入りいく]
(157) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[視界に入るは銀灰の 流れる髪の艶やかさ 女の贄の声聞こえ 銀灰にそと触れてみた ひそやかながらの動きなら 体の陰に隠れるか
贄が大神 主とすとは なんのこと それに思考を走らせるには 燻り始めた熱の存在は大きく 熱と呼応するように 牙の刺さった舌の疼く]
(158) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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>>157 [濡れてやわらかい鑢でじりと擦れる感触、 鋭いエナメル質で突起を挟まれ転がされる感触。 それらで贄を一頻り責め、
唐突に唇を離し、 若者の焦げ色の瞳に目を合わせ真っ直ぐ覗き込む。]
それほどに、汝は喰われたいのか? あの東風にか。 それとも、贄の栄を得られれば誰でもいいのか。
[声音に甘やかさはなく、漂う馨だけが大神もまた今の行為に幾分か快を得ていたと知らせるのみだ。]
(159) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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[>>155贄からの短い返答のあとに、向けられた小さな笑み。 金糸が抱いていた悦びのいろを覚った素振りはないまま、 大神はその耳を、ぴんと立てる。]
ふふっ、
[誉れ、として告げる言葉に、一度、わらってみせて]
ねぇ。 じゃあ、そのために邪魔になるコたちは、 蹴落としていかないといけないよねぇ……。
[その結果「蹴落とされた」贄は食えないものになりかねない、ということは解っていて。 その上で白金の大神は、声を低めながら口にし、 黙礼をしていたアクアマリンを、さらに、さらに覗き込む。 その鼻もまた、贄の鼻先に触れる位に近づけながら]
(160) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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[顔を上げ、祭壇を見渡すと。 灰青色の大神様は酒と杯を他の誰かに命じていただろうか。 茶色の大神様は腹がくちたのか寝そべり、帽子をかぶる青年と語らい。 白金の大神様は金髪の青年の目を覗き込むように彼の話しを聞き。 銀灰色大神様は変わらず。
しばらく、誰かに声をかけられることもないだろう。 あったとするならば、他の贄だろうか。 それとも、何か命じたいと思う他の大神様か。 しかし、明言した以上、銀灰色の大神様以外に従うことはできないし。 銀灰色の大神様の命があるとも思えず。
祭壇の片隅で膝を抱えて座った。]
(161) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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…生きてた意味…
[思うところがあるかの如く、向けられた言葉を反芻した。 尚も彷徨う視線は、神のすぐ傍、腹の前辺りに酒杯を見つけ、手を伸ばそうとする。 許可も得ずするその行為が無礼であるかは、考えもせず。]
……俺を、食べて…って頼む、とか…。
[努力、と言われて>>154、思いついたのはせいぜいその程度。 囁き声と同じくらい声の大きさが落ちたのは、話の流れとはいえ、食べて、という懇願を口にする気恥ずかしさ故。 ちら、と帽子の影の目が神を見たことには、気付かれるかどうか。]
(162) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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>>160 [大神が笑った顔に、目を細める。 ただ、そのあと、告げる言葉には、声なく頷いた。
近よる、その顔。触れそうな鼻先。 その唇の向こうに鋭い牙があると思えば、こく…と喉を鳴らした。]
――………
(163) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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[あの方のものだと宣言した娘は一人でさみしげに身を丸め、 件の主は、先程自分が味見した舞手の男にちょっかいをかけている…。]
相変わらずさ、なぁ…。 生半可じゃ満足できねぇってのに、手だけは早ぇ。
[苦笑い混じりの揶揄は、何に妬いての事か。]
(164) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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執事 ハワードは、メモを貼った。
2012/03/16(Fri) 00時頃
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[帽子の男が酒杯へと伸ばしてきた手を、わしっと掴む。 未だ末端は獣のまま。鋭い爪が期せずしてその肌に傷をつけるか。]
中々面白れぇなぁ…お前。
[返答は、満点どころか三角すらももらえないようなもの。 珍獣を見るような表情が、色濃い瞳に浮かぶ、
手首握ったまま引き寄せて、ヒゲすら整えてない口元をぺろりと舐めた。]
(165) 2012/03/16(Fri) 00時半頃
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[変わりに、と立ち上がり瓶を抱えて灰青へ色を濃くした大神の前へ 酔ったように足取りは軽く、しかし少しだけ歩きにくそうに 理由はさておき差し出された杯を満たして また声をかけられるまで待機の姿勢で我慢]
(166) 2012/03/16(Fri) 00時半頃
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[痛みと共に 生まれる感覚 それは決して 高みに行ける ものではなく 刺激逃がせるほど平坦な 心でいられる 穏やかさでない もどかしげに眉を寄せ 呼気に熱を逃がすのみ
解放は早く 舌の温度離れた後は 空気が肌を嬲る 薄氷の 瞳合わせる 焦げ色は じりと燻る熱もて細める]
喰われるために生きるのならば 喰われたいと願わずして 何を思えばよいのでしょう
どなたにか と そのような過ぎた願いを持てるのならば ―― 強いお方がいいのです 長く生の続くような 強いお方が良いのです
(167) 2012/03/16(Fri) 00時半頃
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……喰われたいと願うと同時に 喰いたいと思うのは―― [ひそやかに ひそやかに 吐息に紛れ消える小ささ 祭りの最中に 告げるには いくらか不穏の付きまとう] ――果たしきれぬ願いの、可能性の欠片に縋るのは あさましいと 知っております
[そと伸びる指先で 指通りの良い銀を梳く 舌の傷跡 滲む赤 痺れる疼きは呼気にも滲む]
――…… ああ、生きたまま喰らって 欲しいのです 思いの強くなった その最中に 喰らってほしいのです 過ぎた願いをもつ贄の 強欲さにお怒りにならないでください
[睦言の甘さのように 熱を込めて告げる言葉 曖昧な 遠まわしの 言葉が切れると同時 指先は銀から離れる]
(168) 2012/03/16(Fri) 00時半頃
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[まるで戯れるように掛けた言葉への、贄の反応は ただ声も無く頷いただけ>>163、で。 少しだけ瞳に陰を落とした大神は、喉ならす贄と ぴた、と鼻先付き合わせて、囁く。]
……お前が先に、あのコたちにやられてしまわないうちに、 どうにかしないと、ね?
[白金は、尖った歯がずらりと並ぶ口をそっと開いて。 そして、贄のくちびるをぺろり一舐めするように、舌を伸ばす。 此処に色艶めいた意図はない。単なる親愛の表現の一つでしかない。 其処までこの贄に覚れるかどうかは定かではないが。]
(169) 2012/03/16(Fri) 00時半頃
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[椅子に出来そうな贄が今のところ空いていないので、大神同士確認を取った上で、茶の同胞の膝に腰を下ろす。
震えている贄>>166が杯と酒を運んでくれば、それを受け取って。 喉を潤しながら、目の前の贄に冷たい視線を向けた。 発情している匂いが人ならぬ存在の嗅覚に届くようならば、唇の端を歪める笑みを浮かべながら様子を眺めているだろう]
(170) 2012/03/16(Fri) 00時半頃
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