207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-
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―帰還―
[還すべき者たちを凪いだ海に沈め、生者が活かせる物は「絶望号」へと運び込む。晴天の元で粛々と進んだ出航準備の間、男は仲間の誰かがくれる指示を細々聞きながら下っ端らしく働いた。
船医の元を訪れたのは、荷運びが終わった頃合い。 西の空に宵が降り、海が葡萄酒色に染まる中。]
ミナカ ヤブ、 怪我した おれ、痛い
[ヤブとは、単に周りの仲間の声を真似たもの。 腹と背と腿に貰った太刀傷は既に乾いて流血も収まっている。血塗れの箇所と言えば、かぶったままの故人の黒髪に覆われた頭と、耳殻を取り付けようと試みた左の耳孔の周り。そこには乾いた血が染み入り、赤黒く肌を汚している。**]
(28) 2014/12/09(Tue) 09時半頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 10時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/09(Tue) 21時頃
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―甲板―
[怪我をすると治療を施されるものだと、男はこの船で知った。全身に刻まれた数多の古傷の中には、若い頃に負い成長に応じて歪んだものも多い。手当ての粗さが故に大胆に残っていた古い傷痕も、今となっては新たな傷に上書かれて目立たなくなっているが。
ミナカに傷を見せてから、次の“命令”を待とうと第一甲板の隅へノソリと進みかけたところ。若い船員から「荷解きと掃除だ」と仕事を言い渡された。元はその船員が誰かから請けた仕事なのだろう。]
…… 食い物 酒、倉庫 腐っタもの 海ヘ
[食料品の運搬を粛々行うが。 怠けるべく仕事を横流しした船員は、干し肉だ酒だチョクチョク盗んで行くから厄介。男は荷物が少し軽くなった事にも気付かず、運ぶだけだが。]
(58) 2014/12/09(Tue) 21時半頃
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[作業の最中。海に還った者の名が聞こえたが、その名が男の中に何かを揺する事は無かった。流した視線の先で、ヘンリーとよく笑い合っていた若い男が、痘痕の浮いた頬を強張らせ海を睨めている。その表情の裡に、どういった思いが在るのか、男は知らない。
「――船には、――…いるぞ――…………!!!」
船底から聞こえた声に、右耳がヒクンと跳ねた。]
(71) 2014/12/09(Tue) 22時頃
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[恐怖は経験と知識が生む。好奇心は知性が生む。 何も持たない男には、何も生まれない。 無だ。
それでも船底へ足を向けたのは、そこに荷物を運び入れるべき貨物室があるからに過ぎない。]
―船底―
[食料庫に、酒樽を押し込んだ。 更に奥の翳りに人の気配と影が在る。(>>59、>>61)]
カシラ それ、殺す残リか ?
[生きる敵が残っているなら、未だ戦闘は終わっていないのかと。やり残しを潰そうとしてか、男は彼らの方へとノタリと寄った。]
(77) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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待つ、 違うなラ 殺さナイ 今晩は 殺さナイ
[待てと言われればピタリと動きを止める。 船長の眼差しの先で縮こまる捕虜は、上階にまで届く叫びを上げた男だとは思い難いほど小さく見えた。
“命令”が無ければ、好んで殺りはしない。船長の「待て」が今晩に限られていると知ってか知らずか、男はこの場での不殺に頷き、大人しく身を退く。感情の無い眼で、捕虜を見据えながら。]
(92) 2014/12/09(Tue) 22時半頃
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―荷運びに着手する前―
ミナカ ヤブ呼ぶ、ミナ
[傷を負う度に船医の世話になっているが、未だ清潔なものには慣れない。診てもらう間、大人しく畏まって座っているものの、肌を拭われ包帯を巻かれるむず痒さに指先だけトツトツ自身の足を叩き遊んでしまう。]
ウ゛ゥ゛ ァ゛
[実のところ、縫われるのがちょっと嫌いだ。 痛みは気にならないが、焼いた針にチクチクやられる感覚は気持ちが悪い。だから、今回はあのチクチクが無いまま治療が終わり、内心、安堵していた。
礼を言うような、礼儀は無い。 ただ、どういう風の吹き回しか。 ミナカの頭をクシャと撫でてから彼の元を辞した。*]
(102) 2014/12/09(Tue) 23時頃
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まだマダ 有る まだマダ 運ぶ
[捕虜へと向けていた眼差しも、「続けろ」という“命令”ひとつであっさり逸れ。言われるまま、また粛々と荷運びを続けるべく階段を登っていく。
余計な事はしない。 必要な事をする。 命令を聞く。 逆らわない。
そうしていれば飯が食える。生きられる。
だから、“命令”には従順に、労働に勤しむ。*]
(112) 2014/12/09(Tue) 23時半頃
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―甲板 新たな仕事―
[途中、ヴェラとすれ違った。
視界が狭く注意力に欠ける大男は、静かに気と寄り添うようなヴェラに気付け無い事が多く。今日もまた、一度はスルリと傍を抜けた。
肩越しに振り向き彼を一瞥したのは、後方で船長とヴェラが会話する様子を感じ取ったからだった。興味を抱いて……という風ではなく、音に反応しての乾いた仕草で。だから直ぐに前に向き直り、残りの荷物を取りに甲板へと上がった。]
セシル 渡す、本
[甲板で作業を進めていた船員のひとりから、「難しい本は航海士様の専門だ」と、積み荷から発見された古い本を渡された。価値がありそうなものなら倉庫にでも収め、そうでないなら大部屋で誰かの枕にでもなるだろう。]
セシル 探ス、本渡す
[それを判断するには、学が要る。
……という経緯で、男はセシルを探している。]
(140) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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―船尾楼―
セシル 本、本有ル
[ガツンガツンと外側から壁を叩く。
強奪後の荷解きの途中で、セシルの元へビブリオや美術品を持ち込むのはよくある事で。その度に、彼が居そうな部屋の壁を殴るわけで。このガツンガツンはいつものやつだ。
いつも、会えれば本を見せ、会えなければ別の場所を叩きに行く。広大という程でもない船内で、終ぞ会えないという事態は殆ど無かったが、行き違いを繰り返した末に夜中に彼の自室の壁をガツンガツンとやった事も一度か二度あった。]
セシル 本 渡す
[もう一度呼びかけ、もう一度壁を叩いた。]
(143) 2014/12/10(Wed) 00時頃
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[何やらだいぶ呆れ感じに応じられた。 が、気にせずに本を渡した。
セシルが本の内容を確かめてくれる最中は、入口にヌゥと佇んだまま仕事が終わるのを待った。要らないものが在れば、持って戻るために。]
航カイ術 食料ビチク ドウワ 絵が、有る
[鸚鵡のように繰り返すが、言葉の意味はひとつも解りはしない。ただ、童話だと説かれる本の表紙は他とは違って装丁画で彩られていて目を引いた。]
魔ジュツ師 ヒミツ、 おれ まもるヒミツ
[次いで、セシルが気を引かれている一冊を見ながら。 真夜中の小さな秘密についてに、コックリ頷いた。
苦くて熱い黒い水は舌を痺れさせるものだったが。冥い空と漆黒の海が境界を無くす真夜中、セシルの星読みを聞く時間を、男は案外気に入っていた。]
(160) 2014/12/10(Wed) 00時半頃
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[本は全て、セシルに託して。 船尾楼を離れる前に、舵を握るジェレミーを見る。(>>153)]
ジェミ も、本わかル
[操舵するジェレミーの姿から、この部屋に居るからには頭が良い者に違いないと思い込んだ。次から、本や絵の鑑定を頼むに際して、ジェレミーの部屋の戸もガツンガツン叩いても構わない先としてリストアップされた。
そして、仕事を終えた男は、来た時同様ノシノシとこの場を離れて行った。**]
(169) 2014/12/10(Wed) 01時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 01時頃
墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 20時頃
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―第二甲板―
[仕事を終えた男は、餌を待っている。
船尾楼でジェレミー(>>174)に向け、「おれ、一等」とトツと返した男に相応しい、この船で一等阿呆の面構えをして。部屋隅の床に座っている。毎日決まった時間に此処に座りはするが、与えられなければ、或いは誰かに横取りされれば、食事は諦める。
酔った破落戸が面白がって何かしらか転がしてくれるから、このように尽く受動的でいても今のところ餓死に瀕した事は無い。]
(207) 2014/12/10(Wed) 21時頃
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[船内、酒瓶を掲げて話し込む船員たちの間には「狼が紛れ混んだらしい」という話が流布しつつあった。きっかけは言わずもがな、捕虜の男が叫んだ一言だった。
「そんなもの在るはずが」「お伽話だ」「それより酒だ」 ……怪談話をおもしろがって、彼らは笑い。 陸に伝わる人狼の話を知る者は、次々、得意顔で吟じだす。筋書きには幾通りかあるようだが、どれも、人里に紛れた怪物狼の物語の盛り上がりは夜の場面にあった。夜毎、人を殺し、喰らうのだという。
「そんならよ」「俺達と変わりねぇや」「それより酒だ」 陽気な連中は、頬を赤らめ、やはり笑っている。
男は、ジィとしたまま、彼らの言葉を聞いていた。]
(226) 2014/12/10(Wed) 22時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/10(Wed) 22時半頃
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―第二甲板・料理到着の後(>>232)―
[料理が運ばれ、テーブルと床に倒れるニコラスの周りに人が増えた。副船長やホレーショー(>>238)、ジェレミー(>>237)の姿も在る。噂話は相変わらず盛んに飛び交っているが、副船長を前に萎縮してか、料理に気を取られてか、話し声の数は少しばかり減ったようだ。
誰かから芋と少しの肉が乗った小皿を貰い、壁際で黙々食らっていたが。ニコラスの声(>>245)に、顔を上げた。]
人狼 居る カ ?
[そして、誰にともなく、問いかけた。]
(249) 2014/12/10(Wed) 22時半頃
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居ないカ 海に 人狼、居ない
[あっさりとした否定(>>258)は、あっさりと頷く。 副船長の説にもまた、あっさりと頷く。
頷くと口元からボロリと芋が落ちた。崩れた欠片を拾い集めて口へ運んでいるところ聞こえたニコラスの答え(>>265)には、あっさり頷かなかった。]
おれ、大きい ニコより、大きい ア゛ッ ァ
[しかし「食え」との声を“命令”の一種と捉える事にして、遠慮なく芋をもう一つ貰う。そしてその芋も、ボロボロ零しながら食らう。]
(271) 2014/12/10(Wed) 23時半頃
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汚す ナイ
怖い ナイ ニコ 壊れタ ア゛ッ ァ
[ジェレミーに「汚すな」と言われ(>>279)、応えるため開いた口からまた芋が溢れる。しかし落ちた芋はチマチマ拾い集めて食べているから、実際に床を汚すには至っていない。
人狼より怖いと評判の我らが船長にも、他の何にも恐怖を感じた事は無かった。強いて言うなら、笑い転げるニコラスがなかなか不可解で怖い……かもしれない。(>>276)
ソロリとニコラスから目を逸らせ、空いた皿をその場に残して立ち上がり。ノソリと第一甲板へ続く階段を登っていった。考え無しの男は、“命令”の無い間は、刷り込まれた日毎の行動を准えるだけだ。食事の後は決まって、見張りも兼ねて甲板の隅から夜の海を見る。今日も日課は変わらない。**]
(299) 2014/12/11(Thu) 00時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/11(Thu) 00時頃
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―甲板―
月 キレイ キレイ、獲るカ ?
[階段を登ったところですれ違った船長の前で、ピタリと足を止めた。言われてはじめて見上げた夜空には、確かに明瞭な月が輝いていた。(>>321)
船長が美しいと言う物は、強奪の対象になり得る物だ。煌めく金銀財宝も、よく磨かれ艶やかに光る装飾剣や銃、工芸品に美術品……これまで多くの財を奪った。そういった宝と、夜空に浮かぶ月の違いが、男には解らない。
月を指し。大真面目に問いかけた。**]
(342) 2014/12/11(Thu) 01時頃
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墓堀 ギリアンは、メモを貼った。
2014/12/11(Thu) 01時頃
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