227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE
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― خاتمة ―
…… ユーリの、やつ… 、
[>>0霞む視界で不確かに揺らめく影は、 確かにこっちに近くなってきた気がして。
‟嫌な予感”がした。
( … もー、ぶん殴る一発も、 そろそろ、きっついのに、 )
―― 強張ろうとする力だって、 途端に抜けてく。
… うまく働らかねー頭で、 どうにかしようって考えが働くより先に、 その影は ふらり 倒れ込んだ。 ]
(26) 雨京 2015/07/01(Wed) 21時半頃
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[そのザマを見て、 真っ先に安堵が出ちまうよーな俺を 殴りたくなっちまったが、 ]
… 一人で抱えこんで倒れちゃ、 意味もねえ、 か、
[ずっと他人に背負わせんのが嫌で、 頼るのを拒んで ―― 、
でも、そんでも。 大抵のことは‟叶えてきた”けど、 それも周りがいたからこそ だ。 ( あの試合の時だって、 あのまま続いてたら、 ) ]
(27) 雨京 2015/07/01(Wed) 21時半頃
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( … 今更気付くなんざ、 … ほんとー、ばかだな、 )
[ 力無く虚空に苦味を吐いたとこで、 視界に留まってなかった、 もうひとつ 立つ影。>>15
(ユーリがシュゼットへかけた声は、 意識してねえ分、 呆けた頭じゃうまく聞き取れなかった)
辛うじて聞こえた、呑気な聲にゃあ ゆる と 眉尻を下げながら、 声の方へと面を上げた。 ] …… あ? だからその呼び名やめろっての、 生きてんに、決まってんだろ。 ――― なーんだ、 テメーこそ、死んだかと思ったぜ *
(28) 雨京 2015/07/01(Wed) 21時半頃
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…… 〜ッ、 やっぱ、テメー、性格わりーな…
[ あー、どっかでイカれた兎より マシだと思ったのは間違いだったみてーで!
最後の最後で>>32おちょくるよーにさえ感じる その聲に吼えてやる気力も薄かったが、
じ と 碧眼を鋭く細め、 睨めつけてやるくれーはしてやった。 ]
…… はあ?
[ ‟一回死んだ”、なんて聞きゃ、 面食らったよーに瞬いてみたが ―― 。 ]
(43) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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『身に覚えのある』感覚が 思い出されたもんだから、
無事には到底みえねえ血塗れの癖して やけに元気なザマには すとん、と腑に落ちて。]
[ す と 、
碧空は 細まった。 ]
… あー、そーかよ…。
どーりで、そんなに減らず口叩けるくれーに ピンピンしてそーな、わけだ。
(44) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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[ >>32この有様を見た上で、 随分と軽く言いやがるもんだが、 言われなくたって、元よりそのつもりだった。
竦めるための腕は、 左の手がちょっと浮き上がるだけ。 ]
最初の一発は、勿論俺が殴るけど、よ! … 後はテメーも、手伝えっての、
[ 途切れ途切れ、
キレのねえ言葉ではありはするが、 そんでも『意志』はしっかりと籠ったまま。
息を深く吐きながら、 花壇の淵の煉瓦に手をついて 、 緩慢に、 立ち上がった。 ]
[ ―― そんなところで、 ]
(45) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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[ 天は突然に 紅の幕を掛ける。 ]
… は、
… あ ?
[ それは 、 劇場主の、舞台挨拶 。
会釈するシルエットを前に、 悪趣味な‟手”が拍手を打ち鳴らす。 ]
(46) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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―― …、
… ほんとに、趣味わりー、なっ…!
[スクリーンのように浮かび上がる 俺の姿に 目を細めながら、 いちいち神経を逆撫でするみてえな 耳に障る甲高い声に歯を食い縛りゃあ、
どっちにしろ黒い影しか見えねーそいつに 苛立ちと怒気だけで、
ちょっとしか上がらなかったはずの左腕が もちあがりゃ 拳を象って、
一気に >>7『種明かし』に抜けた。]
(47) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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[( まさか、本当に『茶番』なんて 思うわけもなかったもんだから、)
拍子抜けに、ぱちり、 狐につままれたよーな顔は そのわっかりづれーいい回しに。 ]
… ふっ、ざけんな…!
[『悪夢から醒めて』、
なんて望んでた言葉に辛うじて 意味くらいわかりゃしたが。
それだって、余計人の神経を逆撫でするだけで。 ああ、本当にあの女王を思い出して腹が立つ! ]
それと、もっと分かりやすく言え、っつーの!
(48) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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… っつーか、
‟また”、かっこつかねーし、 締まんねーのかよ…
( …まー、 … なんもしなくてもよ、 誰も死なねーなら、
それに越したこちゃねーが、 )
[純粋に怒りをぶつけられた 建前だけの‟聖戦”とは違って、 一旦拍子抜けに緊張の糸が途切れた今、
冷静に考えりゃあ、 こんなザマで倒してやれる気はしねえ。 (ユーリに任せんのも、こればっかりは嫌なもんで)]
(49) 雨京 2015/07/02(Thu) 10時半頃
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( もーのすっごく、癪だけどよ! )
[ ああ、やっぱどっかの誰かが聞いたら 大笑いしそーな結末なもんだが!
虚空をもっかい睨めば、 それは丁度高らかな『おしまい』の声に >>8その細い影の腕が宙を薙いだ後。 ]
… でも、テメーは ぜってーに、一発ぶっ飛ばすのは!
変わんねーけど、なっ……!!
[ 一歩、
なんとか 影の方へ踏み出そうとすりゃあ、 不意に 風が頬を撫ぜる感覚がした。 * ]
(50) 雨京 2015/07/02(Thu) 11時頃
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― 幕間 ―
[ それは、終幕の傍ら。 ]
[ ひとつの薙ぎに呼応する 地から沸き立つ昏い影、 ] [ うぞり うぞり 、 と、 ]
…… ―――― ッ、
[ 今にも‟役者”を 呑み込もうとする手が、 時を止めたように手が留まって、
―― 鈴鳴る、聲がした、 『幕間』のこと。 ]
(51) 雨京 2015/07/02(Thu) 14時半頃
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[くるり くるり、>>10
大輪は呑気に廻る。 影そのものみたいな漆黒の傘を、
背に抱いた姿は、 白金が風に瞬いた後現れた。 ]
… なーんにも、めでたかねーよっ…!
[ 誰だ、なーんて。 問うまでもないよーな。
その、虚空のシルエットをそのまんま 肉づけたみてーな、一人の姿で。
( こいつが、 きっと、
… いや、そーなんだろう。 ) ]
(52) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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[もう一度、ぱちり。
瞠るように瞬きゃ、 熟れた毒林檎みたいな色の 好奇の瞳に、 その問いに、
あの褐色の肌とは相対だってのに、 人の心なんか分からなそうな女王の姿が ひとつ 重なって見えて 、
碧い虎の目は、更に険しく鋭を帯びる。]
… あぁ? 見てるだけのやつなんかに、 言ったとこでわかんねーんだろーよ…!
(53) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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(黒い兎には、『三番目に嫌い』って言ったがよ。 … やっぱ、『四番目』だったぜ )
( …しっかし、 ほんと悪魔も、神も、
なんでも ―――、 )
… 気に入らねーのは、 『そいつ』だけだし、 どこにでも、居やがるな。
[ぼそり、 さっき聞えた『悪魔』だのなんだと のたまう聲がもう一度繰り返されながら ―― 、
覚束ない足に一点、 無理矢理ありったけの力を籠めりゃあ、
… 据えるは、黒影。 ]
(54) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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( 嫌いなやつの ‟同着”一位は ――― 、 )
[ 地を蹴る、
奔るのは、 何の役も纏ってない ただ 素の俺のまんま。]
っつか、
のこのこ現れてくれたのはありがてー、がッ! 二回も、おんなじよーな、目にあわされてッ!! 虫の居所が、わりーんだよ!!
… わざわざ殴られに、きてくれたのか、 そーじゃねーのか、しんねーがっ…!
(55) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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[縺れそうな足を思いっきりぶん回して、 もう一回掌を丸めると拳の体裁だけ整えりゃ、 勢いはそのまんま 腕は虚空に振り上げる。
躊躇なんかする気はさらっさら無く、 弧を描くは 突き動かす情に躍る儘、 ]
… 話す前に、よ!!
( わからねーやつには、 わかんねーだろーが、
そんなに話したいなら話してやってもいい。 … でも、 今は、 )
とりあえず、は、殴られろッ! [ その好奇をぶっ飛ばしてやろーと、 …… ―― 振り下ろす。 *]
(56) 雨京 2015/07/02(Thu) 15時頃
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― 幕間のちょっと前 ―
―― …… なーんか、さっきより、 口軽くなってやがるみたいだし、よ
[ >>62手を振るう姿を、 じ と 、 睨めつけながら。
心無しか言葉の調が軽い気がすんのは 気のせーか はたまた違うのか。
相変らず‟双子”である事を理由にしやがるのは もー聞き飽きた!ってばっかに、眉を寄せて。 虚空を見上げながら、ふ と、息を吐いた。 ]
…… なーんだよ、突然。 そりゃ、どーも。
(111) 雨京 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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[ 掠める生温さに乗って、不意打ちの台詞。 『アリス』がどーの、っていうのは。
――― やっぱり、気に食わなかったが。]
( … こーいうとこは、憎めねーな )
… まあ、夢から醒めたとして、 本当にテメーが 『存在する』なら、 いつか。会いにいってやるくらいは、してやるよ
[ 白金は、きらり、靡いて、
見上げた彩にそう言うのは ふつーのやつなら、到底無理なことだけど、 特になんなく さらっと言ってのけた。
――― ついでに、 久しぶりに、手紙の送り主にも 会いにいこーか。っつーのは心の中で。]
(112) 雨京 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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[ あっさり断れたんなら、 苦虫を噛み潰したみてーに、 ギリ と 歯と歯を擦り合わせて。 ]
… うっせー、俺も癪だけどよ…! テメーは、巻き込んだヤローが 気に食わなくねーのかよ?
[ 差しのべられた手には、 他人の手を取るのは好きじゃねーから。
… 少し悩んだけども、 ぐい と引きこむよーに乱暴にとって、 立ち上がってやる。
もしユーリがバランスを崩したって、 知らねーこと。
―― まー、手を差し伸べ返すくらいはしてやっけど。 そんなところで、幕が天にかかったか *]
(113) 雨京 2015/07/03(Fri) 16時半頃
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― 幕間 ―
[ >>57悪態混じりに吼たる言葉も、
くるり 、
回された傘が風を呼び、 さらり と 過ぎてく。
―― ああ、纏わりついた 血の臭いがほんとーに鬱陶しいこった。 ]
…… あ?
遊ぶも、何も、 そもそもテメーは傍観してるだけで、 弄んでただけじゃ、ねーのかっ!!
(123) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[ >>58遠くに重ねた大嫌いな人影とは、 また違う笑みがにこやかに浮かんで、 それがまた逆撫でする。
残念そうに肩を竦めた様にゃ、 一瞬引っ掛かったが。
そもそも、ただ見てるのやつと、 『遊んだ』とは到底言えねーとは思えねーし、 認める気も無く。
――― た、 と 、 駆ける。 ]
(124) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[ 殴る寸前、
妙に素直な頷きにゃ はあ? と、一瞬躊躇いが生じかけたが、 一回振るったもんは、簡単には下ろせねえ。]
[ ――― ごちん、 ]
…… ッ、いって!!
[ 柔らかな黒髪を舞いあげながら、 そんなもんがクッションになる訳もねーので、 反動の鈍い痛みに手をぶんぶん、
自滅的に振うと、 >>60傘が、ひらり 遠くへ飛ぶ。 碧眼を細めながら、眺める悪魔は 数秒 林檎色を瞬かせて ――― 。 ]
(125) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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…いや待て!なんだよ、そのタイムラグはよ!?
[ >>61畜生、すっげーわざとらしい!!
へにゃり、 膝を追って座りこむ姿は 収まるどころかよけーに苛立たせるだけだ。
対照的な白い髪を持つ 俺より年上の少女の容貌の姿のやつのが、 ずっと可愛げがあるってもんで。
――― やり場のねー怒りが、 もっかい拳を作りかけた。 ]
(126) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[ どれもこれも嘘くせー、 両手を頭で抑えながら 窺うような林檎色を 鋭さはそのまんまにジロリ、睨み据えて。
( もっかい、殴ってやろーか! )
そう思った時、 影に絡めとるのを躱したユーリの >>64二撃目が降りかかってったので、 勘弁してやった。
( ああ、その林檎色に溜まった滴も 全部 にせもんくせーまんま! )
… そこで、溜息、ひとつ。 ]
(127) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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ユーリだって、最後まで残ったんだからよ それくらいの権利くれーあるだろーが。
[ まだ手に残る、固い頭の感触に 握った拳を ぱ と 開けて、
手首をひらひら、振るう。 ]
…… んで、テメーは、なんだよ。
『命を預かる気持ち』、だったか? … んなもん聞いて、どーしてんだよ。
… 遊びてーだけなら、 舞台上から眺めてるだとか、 悪趣味なことしてんじゃねーっての…!
(128) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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[ むしろ余計に 沸き立ったまんまの苛立ちは消さず、 粘つくような視線で じとり、 『観客』としての役割も、 ‟そうしないと遊べない”の意味も、 深く分からなかった俺は。
林檎色をまっすぐ、 それでも幾分かは落ち着いた調子で 真意を探るよう 見据えてやった。 * ]
(129) 雨京 2015/07/03(Fri) 17時半頃
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… 水族館?
[>>130膨らんだ白い頬なんつーのは、 構う気も無く、見ねーフリ。 ゆっくり立ち上がる姿を傍目に、 白金を、そっと斜に傾ける。
――― リィブラのことを知ってやがんのは、 あの国や世界が悪魔も神も平然と 存在しやがるので、 眉を持ち上げたくらいですぐ下りた。 ]
[ それよりも、『綺麗な魚』の比喩に、 ぐるり 思考を働かせかけて 、
『条理』も『制約』もぶち壊した そんな発想にどーにも行きついてしまった。]
… 割れちまう、っつーが、な。
(141) 雨京 2015/07/03(Fri) 20時半頃
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[ 紡がれた言葉には、 『わかんねーよ』、と。 横に首をしゃなり、ふるって。 ]
…… それならよー。 テメーも入れるよーな、 でっけー水槽作る努力しちまえばいーんじゃねーの?
[ その立てられた人差し指を見てる限り、 まるで俺が『アリス』に窘められる子猫のよーで。 … なーんだか、変な気分になりながら。
俺は賢くなんかねーから、 出来るかどーかはおいといて 思ったとーりのことを言っちまう。
( ―― 目の前に居る癖に、 ‟枠の外”に出っ張ったそいつは。 なんだか、酷く寂しくさえ見えた。 )]
(142) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[やっぱり、自分勝手なのは あの女王によく似てやがるまんまだけど。
でも、あの戦いごときで人の心を測ろうとした あいつより、
( 多分 こいつは ―――。)
… 心ん中で途切れた考えが、 あってんのかは、わかんねーけど。 ]
いっそ、夢の中でしかあえねーなら 夢の中に連れ込むのはいーが。
こーんな三文にもならねー舞台のなんもかもを 壊して取っ払っちまうのは、できねーのかよ?
… こーいう悪趣味な土台を抜きにしてよ、 テメーと、俺らは、今話せてんじゃねーか。 そーいうんじゃ、ダメなのかよ?
(143) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[白金を、わしゃり、掻いて。 真っ直ぐ見据えた林檎色は、
―― ただ、純粋に ‟そうである”みてーに。
子供のよーで、 その実 残酷な目が覗いたまま。
>>133さっきの問いに戻ることばに、 もう少し口を開こうとして、
どーやら人を待てねーらしい 見た目通りの『子供』は、 周囲の黒薔薇を連想させるよーなドレスを
ふわり 広げて、
―― 影を落とす。 ]
(144) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ た、た、たたん、 ]
[ 小気味いいリズムが響いた。 ] (『結局、こたえてはくれないの?』)
[ 鈴鳴る聲は、 よく舌を回して 回して、 口の挟まる隙間もねーくらい!
>>134自分勝手に決め付けやがって、 至極残念そーな溜息なんかついてんじゃねーよ。
…どーも、俺の知ってるガキどもより 数十 数百倍扱いにくくてたまんねーが、 ]
それは、 …… っつーか、 殴ってから、話すっつったのに! 随分とせっかちにも程があるだろー、よ…!
(145) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ 悪態を吐いてやりがてら、 『答え』を述べるよりも先に、 す、 白い細腕が伸びて 、
翳されたその白影が虚空をなぞる。 ]
[ それは、応じるように ぶわり、 ]
[ 暗夜の帳が覆うように、世界は漆黒の色へ。
さっきの『影そのもの』のような手が、 今度は逃がさないとばかりに四方から来る。
―― は、 と、 もっかい溜息を吐いてやった。]
(146) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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そんな事ばっかしてたら、 いつか‟遊び相手”っつーのも枯渇しちまうぞ、 ばーかっ!!
[ 吼える声は、
負け犬のもんか それとも別のもんか。 この空間、この体じゃ逆らえる力はもたねーから しゅるり、
一度 影の手に左腕を、右足を、 それから胴と、
掴まれりゃあ、逃れる術は無い。 でも、 と。
視界が闇色に落ちてく中で、 光は強く、 悪魔が在る筈の場所を見る。 ]
(147) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ それは、半分、 踊らされっぱなしが嫌だったからの 虚勢と意地っつーもんだったけど。 ]
… 決めた、 今はぜってー教えてなんかやんねーよ!
でも、いつか、 今度はこんな劇なんかじゃなくって、
夢ん中でも、なんでもよ テメーの話に付き合ってやるくれーなら、 そん時は、教えてやっても、いーぜ
(148) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ こっちばっか怒りっぱなしっつーのも、 それはそれで癪だから、 言葉をかなぐり吐き捨てながらも、 ぐっと、 口角を吊り上げた。
そりゃ、ぶん殴ってやりてーし、 今度は気の済むまでぶっ飛ばしてやりてーが、
やっぱり、 返せねえ『命』まで盗る気はねーわけで。 ただ、こんなとこで退屈してしょーもねーこと してやがるんだとしたら。]
( 『次』会った時でも、 無理矢理にでも引っ張りだしてやろーか )
(149) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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[ そんな事を思いながら、 ユーリの方を確認する間もなく、 ただ躰は闇ん中へ 引き摺られて、沈む。
( まあ、あいつには、 言いたいことは言ったし ―― 、 いざとなりゃ、 … 俺から、会いたいやつには 会いにいきゃいーだろーよ。)
… 結局、生きてて ‟存在してりゃ”、 望めば会えそーだしな。 ]
[そして足掻くのをやめれば、 猫を揺さぶる間もなく、
ただ その先にあるのは、 三度の、落下。 * ]
(150) 雨京 2015/07/03(Fri) 21時頃
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― → 現へ ―
[ واحد 、 اثنان 、 ثلاثة ]
[ 三度、
落下する感覚に囚われて ―― 、 気持ち悪さを覚えながら、
ぱちり、
白金の瞼が ゆっくり、開いた。 覗きこむのは、白い仔虎の姿。
窓から日差しは照り込んで、 手元に触れてたのは寝そべった黒い仔獅子。
――― 傍にあったはずの鏡は、 んなもんなくなってて。 ]
(161) 雨京 2015/07/04(Sat) 04時半頃
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… あ、 あー ?
… ―― どっと、 疲れた気しかしねーな…
[ ぼう、とした頭であの悪魔を思いだしながら、 乱れた白金を掻こうとして、
――― 不意に、持ってた 飴玉の存在に、気付いた。 ]
… なんだ、これ… ?
[ ころり。
掌の上で転がる、包み紙。
目を細めながら、 その色を太陽に照らして ――― 、 ]
(162) 雨京 2015/07/04(Sat) 04時半頃
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( 夢か、現実か ―― 、 )
… 『赤の王』の見た夢か、 それとも俺の見た夢か?
… ―― なーんてな、
[ あの時みてーな傷だらけの体じゃない。
ピンピンした右腕の掌を見つめはしてたけど、 また直ぐにそんな小難しいことを考えんのはやめて。
ついでにぐっすり寝てやがる ハーディの額をつん、と突いてから。
棚の上の黄薔薇を つい、と見つめたあと、
思い立ったように飴を握りこんで、 あばら屋から飛び出してった。 *]
(163) 雨京 2015/07/04(Sat) 04時半頃
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