人狼議事


147 書架の鳥籠

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視点:


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 02時頃


メモを貼った。


[――――ぐちゃり]

[歪められた魂が堕ちる、醜い音]


[何もかも忘れ、皆と過ごしていたシメオンの"虚勢"
忘れていた、忘れたままでいたかったことを思い出した亡霊の"狂気"
今はどちらも無い、まるで抜け殻のような表情で。
ここは何処で周りに誰かいるか、何か思考することもなくぼんやり立っていた]

……。

[けれど一つだけ、しなければならないことがまだあるのを覚えている。
もう一度だけ、柔らかな金髪を探した]


『君は自分が思っているよりも強い子だ』

『そして、君との記憶は…私にとってかけがえもないものだった。』

[見つけたレティーシャがこちらを見て悪魔と罵ろうと、怯えて逃げようとしようと、はたまた無関心だろうと
無表情に暗い瞳で、彼女へ淡々と口にする明らかにシメオンの口調ではない言葉達。]

……あの人が、伝えてほしいって

[悪魔は手紙代わりの役割を済ませれば反応を見ることも無く、早急に彼女の前から立ち去った。
認めさせられてしまった今は、彼女にしたことがどういうことか、拒絶された理由は何か、全てといかなくとも理解している]


―― クラリッサの定位置 ――
[虚ろな瞳を天井に向け、寝転がっている**]


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 10時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


[こうなってもまだ聞こえるらしい。
あの人の自分の名を何度も口にする声が、敵討ちは成功したと呼び掛ける声が]

……

ひとりじゃ ない。

[そう呟く声が]



[でも、お願いだからこちらには来ないで
自分の叶えられた願いが、望まない形だったとしても。
貴方の願いまでそうとは限らないから、幸せになってほしいから]


[グロリアはいつもの夢をみる。
鳥籠の金糸雀はいつものように囀る。
ラルフは亡霊ではない、と。

夢の中、グロリアはそれに安堵した。
みつけられなかった事に落胆しながらも
ホリーが気にしていたその人が
そうでなかったことにほっとしていた]


[これまでは其処で夢は終了。
サイモンの始めた魔女狩りの舞台に引き戻されるのが常。
けれど今度は、夢からさめず、それは続く。

道標のような金糸雀はグロリアに似た少年の姿に変わっていた。
柔らかな微笑み湛える少年がグロリアに呼びかける。

「姉さん」と。

夢なのだと理解しながらもグロリアの心は揺さぶられた。
ずっと望んで願ってきたのは少し歳の離れた弟の回復。
眠り続ける弟に付き添い名を呼び続けたけれど
人形のように反応はないままだったあの日々が思い返される]


[「あれは事故なのです。
  お嬢様がそのように御自分を責め続けては」

長年仕えてくれた執事が眠り続ける弟に視線を向けて

 「姉思いの彼の方は哀しまれるでしょう」

そんな事を言っていた。
グロリアが後悔し続けている過去を執事には伝えてある。
それでもなお責める事なく忠実に仕え続けてくれるひと。
誰もグロリアを責めはしなかった。
だからこそ、自身を責め続ける。
自分のあの一言がなければ弟が眠り続けることはなかったのに、と]


[魔女に願いを叶えてもらいに行くとグロリアが言った時、
執事はそれを止め、かわりに自分がいくと言い出した。
対価に命を差し出す覚悟をしていたグロリアは首を振る。
自分がそれをなせなかった時を考えて別の頼み事をした。

新たな当主を支えて欲しい、と。
今度は弟に尽くして欲しい、と。

グロリアはそれを我儘だと知りながらも、
彼はそれを受け入れてくれると知っていた。
そんな枷さえ受け入れてしまう優しいひとと知っていた。
執事と過ごした時間は弟と過ごした時間よりも長い。

戦友として並び立つ事はなかったけれど
陰から支えてくれる存在があったからこそ
グロリアは魔女と取引する覚悟をきめることができた]


[――今も彼は別の方法をさがしてくれているだろうか。

グロリアは夢の中、ぼんやりと思う。

魔女の書架に眠るこの宝。
眠る前にみつけた希望を。
彼は何処かでみつけてくれるだろうか。

そう考えて、夢続く現状を訝しむ。
もう目覚める時間のはず。
夢はいつか終わるはず。

遣り残したことを思い
夜に輝く星を思い
そうして、本を手にする戦友の姿を思い浮かべて]


[目覚めたいと、強く思う。
目覚めなければと思うのに


グロリアの望む目覚めは訪れない。


もどかしくて遣り場をなくして


悪夢に苛まれるような思いのまま金糸雀が啼くのを聴いた**]


メモを貼った。


[グロリアはボリスの声を夢現にきく。
最初に言葉交わした時とは違う力強い声。

見違えるようなその声に微かな、――安堵]


[人形のある場所にグロリアの魂は引き寄せられていた。
魔女の呪いが及ぶ事を何処かで覚悟していて
それでも何処かで――別の未来を願っていた。
大事に思えた存在はひとつきりではなく少しずつ増えてゆき
のこしてゆきたくないと、思っていた。

――そんな我儘はゆるされはしなかったけれど]


[どうしてと問い掛ける声は戦友のもの。
ルーカスの声音にまじる息遣いは少し苦しげにも感じた。
駆けてきたのか上がる息。
何が彼をせかしたのか知らず不思議に思う]

――――。

[グロリアの魂が微か震えた]

      ……、……。

[夢にたゆたう意識が現へと戻る。
悪夢から目覚める感覚に似ていた。
息が詰まり、それから漸く肺を満たして、夢だったのだと実感する。
夢でよかったと安堵してはじまる朝も今は遠い**]


メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー

― 鐘が鳴る直前―


 ……グロリアを護っ…

[魔法陣の赤い鮮光の中から、
2匹の黒猫の魂を核とする影が、
生まれ出る寸前まで。
“本物の占い師“のグロリアを護ろうとしていた。

シメオンの持っていた、
“弟”なのだろう人形>>3:184を見た瞬間、
彼が亡霊だと悟ったから。

否、占い師だからというだけではなく、
一人で泣かないで、傷つかないでと
心から願ったグロリアだから、護りたかった…]

(25) 2013/10/08(Tue) 19時頃

【人】 双生児 ホリー

―鐘が鳴る直前―

 ……。“守護”の、抑止力。

[けれど、グロリアを護るよう、命じる直前に、ふと。
グロリアの、抑止力>>130という言葉を思い出す。
それから、ルーカスを護ってほしいという願い>>127も]

 ルーカスさんは…信じられる人。
 それに……霊能者かもしれない…。

[霊能者ではない、と告白した理由を問うた答え>>84
には、疑問が残っていたけれど、
何かの合図のように片目を瞑って見せるルーカスに、
それ以上は深く聞けずに]

(26) 2013/10/08(Tue) 19時頃

【人】 双生児 ホリー

[けれど、もしかしたら、と思っていた。
守護者ではないふりを装って、
グロリアを護る為の言葉を紡いだ自分>>144
のように。ルーカスもまた霊能者だからこそ、
装ったのではないか。

自分との会話を思い出しつつ、グロリアに“いい性格”
などと得意気に話していた>>2:217のを
知る由はないけれど、思慮深い大人のルーカスなら、
有り得るのではないかと]

[シメオンを占い師だと思った人は、
誰もいないようだった議論の時間を思い出す。
守護は、グロリアを護るはずだと、亡霊も思うだろう。
それに、グロリアには言葉による護りも置いたから>>3:144]

[だから、占い師のグロリアと霊能者かもしれないルーカス、二人ともを、護りたくて。
これ以上、誰も失いたくなくて。
グロリアの言ってくれた、抑止力を頼りに、
ルーカスを護れと、影たちに願ったけれど――…*]

(27) 2013/10/08(Tue) 19時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 19時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 19時頃


【人】 双生児 ホリー

―夢の中・一年前の或る夜の記憶―



   『“アノヒト達”の命と魂をあげるから…っ』


[兄の命と私の血を糧に、父と魔術師達が呼びだした、
この世の者ならざる“圧倒的な冷たい存在”>>3:60
父と4人の魔術師達の命と魂を差し出すと、
告げた瞬間。愉快でたまらないというような、
魔物の嗤い聲と共に、彼らは赤い霧になって消え去った]


[兄を蘇らせたいが故。一瞬の劇情>>3:64にかられて。
私の願いと叫びは、父を殺した。4人の魔術師達を殺した]


[それなのに――…]

(28) 2013/10/08(Tue) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

―夢の中・一年前の或る夜の記憶―



   ((心から願わぬを、叶えることはできぬ))


[数瞬の沈黙の後。ああ、これでオスカーが生き返ると、
出血と激しい痛みに遠のく意識を、手放そうとした時。
魔物の“聲”が頭の中に響く。

生き返る契約を得た兄は…けれど。

父と魔術師達を…誰かの命を、
自身の“命”の“対価”とする蘇りを願わぬと]

(29) 2013/10/08(Tue) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

―夢の中・一年前の或る夜の記憶―


               ((彼の者が願うたは))


       ((妹が、生きること))


[掠れゆく意識の中、魔物が嗤う“聲”が響く]

   (いや。いや…わたしは、そんなこと望んでない!)

[最期の吐息で為した拒否は、魔物には届かなかったか、
それとも、承知の上の愉快さからか。

”命“を対価に魔物を呼びだした兄が、
差し出せた最期の“対価”。

―――兄の“魂” を以て、契約は為され]

(30) 2013/10/08(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

   いや…いや。いやああああああああああ!!!


[心からの絶望の叫びは、声にならぬまま。
凍りつくように冷たい魔物の気配が、
父に裂かれた喉元、血を流し続ける創に近づいて。

失った温かな血の代わりに、
冷たく圧倒的な魔力の籠る、おぞましい“何か”が、
わたしの裡に、流れ込み。

兄が願いである私の“命”を、この世に繋いだ]

(31) 2013/10/08(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

―夢の中・一年前の或る夜の記憶―


[そうして――…。
使用人によって、屋敷の地下室で発見された少女は。

数日後、大きな寝台の上で、一人きりで目を覚まして。
お嬢様、ホリーお嬢様と、涙ながらに名を呼び、
目覚めを喜ぶ、老いた執事に]


  …何を言ってるんだい、バンター。

  僕は、オスカーだよ?


[夜色の瞳を微かに瞠って、きょとん。
子猫の仕草で、不思議そうに首を傾げた* ]

(32) 2013/10/08(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

―現在・サロン―

[ぼんやりとした意識の底に届いたのは、
ルーカスの悲痛な問い掛け>>6

ああ、ごめんなさい…ごめんなさい…護れなかった。
眠る私の頬に、一筋の涙が伝う。

目覚めたのは、ボリスの声>>0>>1と大音響の叫びによって。
私は、はっと目を覚まして起き上がる]


 ……ラルフ。

[最初に目に入ったのは、天井を見上げる黒髪の青年。
相手には届くか届かぬか程の、小さな呟き。

ピッパの視線と苦い笑いに気づけば>>17
かろうじて、小さな笑みに似せた表情を返せたか]

(33) 2013/10/08(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

―現在・サロン―

[ピッパがシメオンとよく似た顔の人形をテーブルに置く。
サイモンとレティーシャ、そして―――グロリア。
犠牲となった、願い人達の魂の隣に。

見慣れたオズワルトの帽子の下、
ルーカスの表情は窺えず。
ピッパの手が帽子に置かれたのを見れば>>18
案じつつも、護れなかった謗りを恐れるように
寄せられた眉を、少しだけ弛め]


 ……ピッパが、霊能者 ?

[思いがけないピッパの告白>>20に、
シメオンが亡霊者なのは人形で悟っていたけれど、
微かに濡れたままの夜色の瞳を瞠る。
けれど、シメオンとの会話や、抱きしめていた姿を思い出せば
彼女の言葉と役職を疑う気持ちは起こらず]

(37) 2013/10/08(Tue) 21時頃

【人】 双生児 ホリー

 
 辛い役目……ええ、どんなにか…。
 でも、危険を顧みず、
 伝えてくれて、ありがとう、ピッパ。


 はい、亡霊は、あと一人…ですね。

[ピッパ>>20に、微かに苦し気に眉を寄せて、
彼女の心中を慮るような瞳を向け。
オズワルドの言葉>>22に頷いてから]


 ならば…私も明かすべきね。

[何かを決意したかのような、小さな呟き]

(38) 2013/10/08(Tue) 21時頃

【人】 双生児 ホリー


 ……ええ。
 本当にミスキャストだわ、サイモンさん。


[配役への文句を口にするオズワルド>>22>>23
彼の指先が、書見台の上の書のある箇所で
止まったように見えたけれど>>23、今は気にする余裕はなく]


  “ヒトゴロシ”の私に、
  “守護”の役を振るなんて、ね。


[私の願いと叫びは、父と4人の魔術師達を”殺した”のに。
兄の”命”ばかりではなく、”魂”までを犠牲にしたのに]

(41) 2013/10/08(Tue) 21時頃

【人】 双生児 ホリー

[一瞬だけ、泣きそうな表情になるも。
すぐさま代わりに、唇に浮かぶのは、
どこかが酷く痛むような、ほの苦い微笑み]

 …少しだけ。でも、シメオンとのやり取りから、
 ピッパが霊能者でもおかしくはないと、今は、思えます。

[ルーカスの問い>>39に、首を横に振る。
その瞳に浮かぶ気持ちを案じてくれるような色に、
微かな安堵を覚えたことに、強い罪悪感も感じながら]
夜色の瞳が、集う人々を見回して]

 
  私が”守護”だから、ピッパが霊能者なら。

  最後の亡霊は…
  オズワルドさんか、ボリスさんか、 
  ……ラルフ、のうちの誰か、ですね。

[可能性を消して、残った人々の名を呟く声は――…暗く]

(43) 2013/10/08(Tue) 21時半頃

―サロン―

[並ぶ人形は四体
その中にグロリアは自身に似たそれを見つける。
嘆くでもなく、ただ残念そうな顔をして息を吐いた。
ピッパの声にグロリアは驚いたように瞬きをした]

私には出来なかった証明を、ありがとう。

[微かな笑みを浮かべる。
聞こえないだろう声は常より弱く]

――…あなたが霊能者。
あなたが、亡霊でなくて、良かった。

[ルーカスと親しい彼女。
二人が対峙せずにいられるのをせめてもの救い思う]


[私はずっとオズワルドの足下にしゃがみこんでいました。
すると何かが落ちてくる音がします。
音のした方向を見ると、何かがこちらにやってきます。
あれは、シメオンです。
私はおびえました。]

…………っ こないで!

悪魔!シメオンを返して!こないで!

[私は猫足ソファの後ろに回って、彼から身を隠そうとしました。
だってあれは私の知っているシメオンではないからです。
シメオンは私には優しく微笑んでくれていたので、それは仄暗い優越感を私に持たせたものでした。天使はどこにいってしまったのでしょうか。
悪魔に関心なんか持たないわと言わんばかりに、私はぎゅうと目をつぶります。]


[すると、彼は口を開いて何事かを伝えてきました。
私は思わず目を丸くして、悪魔の顔を見たのです。
なんて暗い瞳でしょう。

だけど、何よりも]

……な……

なに、それ……


[私は彼のもたらしたメッセージによって、落とし穴に放り投げられた心地になったのです。]



……いや……

いや、いや!いや!!

知らない!!「あの人」なんか知らない!!
そんな伝言、いらない!!

[私は叫びました。
伝言が私に連想させたものは、
それはそれは恐ろしいことだったからです。]


悪魔!!これ以上、私をいじめないで!!
いや!!嘘よ、嘘よそんな言葉!!

信じないわ!!シメオンを返して!!嘘!!

[私は、シメオンがとっくにいなくなってしまったことにも気づかず、喚き立てていました。]


私……私、強くなんかないわ……
それに……そんなことを今言われても、知らないわ……

[私は肩を落とし、それから思い切り叫びました。]


だって、私、もう死んじゃったんですもの!!


…………。


…………

オズ……オズにあいたい……

私、信じないわ……オズ……


[ホリーの告白が聞こえる。
守護を名乗るホリーを見ながら思うのは
鐘が鳴る前の事。
守護に言及し惑わせただろうか。
ホリーを悩ませてしまっただろうか、と。
そうして抑止力としてホリーが紡いだ言葉を思う]

――ホリーは、やさしい。
私は、そんなあなたが好きよ。

[ホリーの抱えていたものは配役だけではないだろう。
ヒトゴロシと自らを称するホリーにはまだ何かありそうで
何をきいたとしてもその思いは変わらないとばかりに
そんな言葉を紡いで夜色へと手をのばす。
けれど届かぬまま、指先はおちてゆく]


【人】 双生児 ホリー


 ………!

[ラルフが瞳を見返して、手を振ってくれたので>>45
夜の瞳に星影を見てくれたとは知る由もないながら、
微かに瞠られた瞳に、あたたかな色合いが戻り、
少しだけ緊張がゆるんだような、小さな笑みが浮かんだ]

(50) 2013/10/08(Tue) 21時半頃

【人】 双生児 ホリー



  ……ラルフ。 お願いが、あるの。


[それは、どのくらい後のことだったか。
議論が、一段落した頃だったかもしれない。

私は、少しの間、サロンを抜け出し、
暫くして、書き物でもしていた様子で、
一通の白い封筒を手に戻り。ラルフに、そう声を掛ける。
彼が応じてくれたなら、そっと封筒を差し出すだろう]

(52) 2013/10/08(Tue) 21時半頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 21時半頃


シメオンを返して、か

[何もその言葉に返さなくても、聞こえて無かったわけではなく
耳に残った声はいつまでも響いていた]

そうだったら良かったのにね

[悪い魔女は双子の弟を人形に、兄の魂を奪って彼の姿をした悪魔を代わりに用意しました。
だから彼らは被害者なのです何も悪くないのです。
――そんなおとぎ話は無いのだ。]


[

ここにいるのは悪魔じゃなくて
目の前の現実を認められず、狂気に逃げていたただの哀れな亡霊だ。]


【人】 双生児 ホリー

―サロン・書見台そば―


 あら。
 正しく覚えていらしたから、かもしれませんよ?


 …もう、“ホリー嬢”でも、かまいません。


[肩を落とし、サイモンのレディーファーストの理解を嘆く
オズワルド>>46に。失った占い師のグロリアを想い、
瞳に浮かぶ哀しみの色は消せぬまま。
けれど、わざといたずらっぽい口調を装って。

“ホリー君”と呼んでくれた時には、
微かに嬉しそうな笑みを返したのだったか。

もう大丈夫と、
“僕”ではなく、本来の”私“、の口調で告げる]

(60) 2013/10/08(Tue) 22時頃

[始まる生者の議論。
サロンの片隅でグロリアはそれを見守る]

――ラルフは、亡霊じゃないの。

[届かぬ声を向けるのは戦友。
ホリーとピッパを信じるならば
グロリアには二択なれど、それを伝える術は無く]


[自分も弟も幸せなのだから人形になることは幸せだ、自分の為積み上げた嘘を崩さない為レティーシャにそれを押し付けて。
そうして笑っていたのだから。
全てを知れば誰も、被害者だとは思わないしピッパも自分を抱き締めはしなかっただろう。
しかしあの人は――狂気の声を聞きながら正常を保ち願いの為諦めはしない亡霊は
今もあの場所で人間を騙し人形にする為言葉を紡いでいるであろう"彼"は……]


ホリーは、ルーカスに話の続きを促した。

2013/10/08(Tue) 22時半頃


[オズワルド、何かおかしな冗談を言ってくれないかしら?

そしてこれはただの悪夢だと。
ただの悪夢だけど、目を覚ましたら窓から朝が見えるよ、と。

レの音がくっついてたって構いやしないわ。
私の目を見て、名前を呼んで、]

オズ……。


【人】 双生児 ホリー

[二人の仲と信頼が伺われるような言葉>>49に、
小さな笑みに似た表情を浮かべるも]

 3回目の鐘の時に、ラルフを護りました。
 4回目の鐘の時には…ルーカスさんを。

 亡霊も、守護はグロリアを護ると思うだろうから、
 あなたのことも…2人ともを護りたくて……
 ごめんなさい…

[ごめんなさい…もう一度謝りかけて、
グロリアなら、ありがとうと言うのでは、と聞けば。
ありがとうなんて…と夜色の瞳が微かに濡れるも、
心の何処かで、それに頷けるような気持ちにも、なる]

(66) 2013/10/08(Tue) 22時半頃

[戦うことなんてできませんでした。
誰かを殺すこともできませんでした。
だから私は逃げようとしました。

忘れたかったのに。
忘れられなかったのに。
思い出したくなんかなかったのに。

誰か嘘だと言ってください。]


[オズ、嘘でしょう?ね?]


[ルーカスの推測に答えるホリー
グロリアはやわらかく目を細めて、頷いた]

――…ええ。
ルーカスを護ってくれて、ありがとう。
あなたが謝ることなんて、ないの。

[濡れる夜色に微か困ったように眉を下げる]


【人】 双生児 ホリー

[彼女は、自分より誰かを大切に想えるような人だった気がして。
一人で抱えないで、傷つかないで。
彼女に伝え、心から案じて願ったのは。
赤い痕ごと、白い手を包み護りたかったのは。

私のように、兄のように、グロリアにも、
自分の命に代えても守りたいと願う誰かが
いるのではないか、と感じていたからかもしれない]


 ……ルーカスさんは、
 グロリアの、”願い”が何かを、聞いていますか…?

[ルーカスから、グロリアが、手の施しようのないような
怪我や病をなおす術に、関心があったようだ>>2:212とは、
聞けただろうか。もし聞けたならば、暫しの思案顔の後]

 後で、お話したいことがあるのですが…

[ルーカスの瞳を見上げて、そっと呟いただろう]

(72) 2013/10/08(Tue) 22時半頃

……嘘だべな?

[魂が紡ぐのは、たった一言]
[誰に向けてか]
[何に向けてか]


【人】 双生児 ホリー

 兄の肖像画をお願いしていたでしょう?(>>0:130
 でも、私は、風景画の方が好きなの。
 だから、ラルフに、風景画を依頼したいの。

[ラルフが、白い封筒を受け取ってくれれば>>58
なるべく明るく見えるといい、と思いながら、
微笑もうと努力する。彼は、”妹“を主語とした、
風景画についての話>0:122を、覚えているだろうか]
 
 世界中の美しい景色の風景画を、
 100枚、描いてほしいの。

 それは、未来の偉大な風景画家さんへの、
 100枚分の絵の、前払い料。

[依頼を受けてくれる?と、小首を傾げたのだったか。
白い封筒の中身は、爵位以外の屋敷と財産の遺言書。
彼が亡霊でも人でも、生き残れないかもしれなくても、
私は、同じことをするだろう]

(79) 2013/10/08(Tue) 23時頃

それでも……
おらが馬鹿だと嘲笑れても……

[その願いが叶うならば]

……違うべな。
おらは、望んだ。
んでも、レティーシャや……グロリアは、そうでなかったんだ。

[嘆息は、新しいひかりに]


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 23時頃


メモを貼った。


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 23時頃


メモを貼った。


[名を呼ばれたような気がして
グロリアは視線をめぐらす]

――…。

[その声は]

カトリーナ。

[グロリアが殺したひとの名を、紡いで揺れる眸]


[グロリアはオズワルドに狂人の可能性をみた。
けれど自ら名乗るをきけば違うのだろうと思う。
彼は狂人を“我々の思考を乱そうとする者だ”と言った。

彼が狂人とするならばその言とは相反する行動をとっている。

ならば、他に狂人を気にする存在は――?

辿り着いた配役に、吐息を漏らし戦友を見詰む]


「占い師」だったべな。
……災難だったなぁ。

[揺れる瞳の奥の感情を、愚かな田舎娘は理解しない]
[触れられないのに、レティーシャにしたように、撫でる恰好で手を伸ばした]


【人】 双生児 ホリー

 
 ええ。私が、見たいの。知りたいの。

 あなたの心と瞳に、どんな風景や人が映っているのか、
 何を美しいと想い、何を哀しいと感じるのか。
 何を希み、何を伝えたいと願うのか。

 だから、生きていてほしい…。

 私に、あなたの…ラルフにしか見えない、
 描けない世界を見せて?

[慌てた様子のラルフに>>92、最初の鐘が鳴る前に想った>>0:342気持ちを告げて。
瞳を覗きこまれれば、美しいと思ってくれているとは思いもよらずに。微かに濡れたような色を帯びる
夜色の瞳をやわらかに綻ばせて、心からの微笑みを返した]

(104) 2013/10/09(Wed) 00時頃

災難というなら、此処に居る魔女以外の全てに言えるわ。
――…あなたも。

[災難、と言いかけて言葉を詰まらせる。
カトリーナの手が近づくのを感じ、無意識に細まる双眸]

あなたに撫でてもらう資格、私にはないのに。
自分が生きる為に、私はあなたを殺した。


【人】 双生児 ホリー

[ルーカスに撫でてもらえば>>94
一瞬だけ、びっくりした子猫のような表情を浮かべるも、
話しをすることへの同意が貰えたのに、
安堵と感謝の滲む小さな笑みを返して]


 ……え? 狂人が…オズワルドさん?

[オズワルドの言葉>>89に、瞳を瞠ってから、
ピッパに向けられた数の勝負というルーカスの言葉>>99に、
内心で頷く。そのはずなのに……]

(108) 2013/10/09(Wed) 00時頃

頼んだのはおらだべ。
グロリアは優しいなぁ……。
苦しませて申し訳ねえ。

[自分がこうなったのは、自業自得だと、今は分かっている]
[努力を怠った 罪]


【人】 双生児 ホリー

 狂人が出る意味…亡霊を庇う為か、
 それとも…亡霊だと思われない為か…

 少なくとも、ただの願い人ではない……ですよね。
 
 数の勝負……。

[狂人だと名乗り出た、オズワルドと、
ラルフと、ボリスを順番に見遣る。

ラルフが、亡霊ではないと言い切れる証拠は何もない。
けれど先程の言葉>>73>>74>>75は、心からのもののように
感じられたし、あっさりと諦念の籠るのは、
亡霊なら、少々、おかしいのではないか]

[ボリスだって、ラルフの話に涙する様>>83や、
ラルフが亡霊かもしれないと驚きふためく様>>91は、
何も知らないかのように見え]

(113) 2013/10/09(Wed) 00時半頃

カトリーナが謝る事ないわ。
あなたは自分の心に従い選んだのでしょう?
あなたの頼みはきっかけで
結局、あなたの命を奪う選択をしたのは私。

[グロリアはカトリーナが自らの信じた道を進んだと思う]

誰かの命を奪わないために、選んだ。
――それなら、きっと、あなたの方がやさしい。


頼んだ事は後悔してねえだ。
んだども、それでグロリアが痛えのは…おらはやっぱりやんだ。

[意識ある内、最後に言葉交わした相手]

お互い選択に後悔せんとぉ、謝るんなら、痛み分けだでな。
一緒に、残ったもんを、見守らんけ?


後悔しない道を選べたのね。

[カトリーナの言葉に微かな安堵が浮かぶ。
優しいがゆえに選んだことで
寂しい思いをして泣いているのではと
罪悪感の中、そんな風に案じる思いがあり]

――…ええ。
一緒に見守りましょう。

[謝罪の言葉は飲み込んで、カトリーナに頷いて
生者の話しに耳を傾ける]


――、――……


ごめんね……

[いつまでもそこからシメオンは動かず、ただ返ることのないと分かっていて届けられる声を聞いていた。
自分が、自分が見つかったから、彼は今一人で全て背負ってあの場所にいる]


[逃げた私が何を言えるのでしょうか。

私はただただオズワルドの足下にうずくまって、両手で顔を覆っていました。]




オズ……?

[ふと、苦しげな呻きが聞こえた気がして、目を丸く]


【人】 双生児 ホリー


[ボリスが、もし間違えていたら…と自分を指差す>>114
のに、小さく微笑む]

 心配してくれてありがとう。
 でも……いいのよ。

 オズワルドさんが亡霊なら、私は大丈夫だから。
 それに、もし、オズワルドが言うとおりに狂人でも……
 
 あ、いえ……私は、オズワルドさんは亡霊だと思うから。

[狂人で亡霊が別にいても、あと一人だけ。
霊能者のピッパや、特別な能力を持たないルーカスより、
守護の私を狙うだろう。

それなら、今度こそ、“確実に護れる”から。

思考は、口には出さず、
ボリスを安心させようとするかのように、小さく頷いた]

(125) 2013/10/09(Wed) 01時頃

【人】 双生児 ホリー


 ……ええ。もう、あんな顔はしません。

 兄が…一番大切な存在が、
 二度と還らないことを、思い出してしまうのを、
 恐れなくて、よくなりましたから…。

 それに、兄は、私が自分を犠牲にしたり、
 誰かの命を犠牲にしてまで、
 生き返りたいと願うような人じゃなかったのを、
 思い出したから…

[先ほどは、オズワルド>>67にそう答えたのだったか]

(128) 2013/10/09(Wed) 01時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/09(Wed) 01時半頃


[何故だろう酷く届く声が気になる。
似ている筈が無いのに、自分のようだと思う……]

[それでも、きっと自分のように味方なく責められているであろう姿を見に行く気にはならなかった。
何の抵抗も出来ず彼らに見破られていく自分達の姿は、魔女には滑稽に映るだろうか]


[ああ、また]

[もう一人の亡霊も――オズワルドも――ゲルトのように自分のせいで死んでしまうのだ。]






[――横たわる亡霊の指先が黒く、影のように変色した。]


【人】 双生児 ホリー


 思います…っ。

[オズワルドの問いに、叫ぶように即答する]


 兄が生き返るなら、生きて、一緒に帰りたい。

 この世界の全てであっても、
 兄と”等価”にはならない。

 私の命と魂と引き換えにしても、いい。
 兄が、還ってきてくれるなら。

[それは、心からの願い。今でも、そしてこらからも、
ずっと変わらないだろう]

(135) 2013/10/09(Wed) 01時半頃

『嫌な子……』  『あっちに行きなさい』  『どうして――――家にこんな子が』
  『弟のほうはいい子だったのに』  『黙ってろ』  『嫌だ嫌だ、全く……』
 『お前もいなくなれ!』 『あんたのせいで……』 『近寄らないで』 『お前なんて』


『生まれて来なければ良かったのに』

『全部全部、お前のせいだよ』


………………。


【人】 双生児 ホリー


 でも…兄自身は、それを望みませんでした。
 私が、自分を犠牲にすることを、
 誰かの犠牲の上に、兄が生き返ることを。

[オスカーが望んでいたのは、彼の願いは…]

 兄が望んでいたのは……私が、”生きること”です。
 おそらくは、元のようには無理でも、少しでも、幸せに、と。

 オズワルドさんは…
 大切な人が、自分の為に犠牲になったり、 
 誰かを犠牲にしたりするのを見て、
 嬉しいと…喜ぶと思いますか…?

 

 

(138) 2013/10/09(Wed) 01時半頃

嘘よ、オズ……。

嘘と言って……。
嘘じゃないんだって、私の手を握って……。


[オズワルドが亡霊だなんて嘘です。
彼との思い出は嘘ではないんですから。

……。]


やめて……。

オズをころさないで……!


【人】 双生児 ホリー

―暫く後・書架の何処か―

 ……グロリアが、
 手の施しようのないような怪我や病をなおす術に、
 関心があったよう(>>2:212)なら…
 一つ、思いついたことがあって…。 

[ルーカスに耳打ちしてもらった>>94内容>>72に、
彼を、例の書架の守護の魔法陣のある本>>2:210
まで案内して。サイモンの魔術書を通じて、仄かに光った
人間の技では手の施しようのない怪我や病をなおす術用の、
魔法陣の頁を指差す]

 これと、魔力の籠った私の血があれば……
 助からない怪我や病の人を、治すこともできるでしょう…
 血を集める間、ガラス瓶を持っていて貰えます?

[そう告げて、守護の術の時と同じく、ミセリコルデで、
左手首のまだふさがらない二つの傷跡の下を、切り裂いて。
溢れ出る血が、ガラス瓶に流れるように角度を調整する]

(142) 2013/10/09(Wed) 01時半頃

嘘、は、辛いべな……

[断罪を見ているだけで、もう動かない心臓が痛い]


[知っています。
みんな、自分が一番大好きなのです。

だから、自分の望んだ通りにならないといてもたってもいられないのです。

それは他人を蹴落とすということ。
殺すということ。

私は自分が嫌いです。
だから逃げました。
私の思い通りになんかなってほしくないからです。

でも、私はそんな自分を憎みました。
もし私が逃げなかったら、私は自分がどうなろうとオズワルドのために精一杯働いたことでしょう。
オズワルドが今こうして攻められることもなかったでしょう。]



みんな嫌いよ、大嫌い。

 


【人】 双生児 ホリー

―暫く後・書架の何処か―

 本来なら、血は、このガラス瓶の半分くらいで
 足りると思いますけれど…

 念の為に、少し多めに入れておきますね。

[何故、身体の中に魔力のある血が流れているのか問われたなら、父の儀式や、兄と猫たちの死、
魔物から流れ込んできた魔力の籠る冷たい血>>31の話を
少し話したり、ルーカスの話を聞いたりしただろうか。

問われなければ、そのまま。
ガラス瓶を、蓋近くまで、揺れる赤が満たすのを待つ。

必要量の2倍近く…
2人の人間を、助けられるかもしれない量の血だと、
ルーカスが気づいたかどうかは、わからない]

(145) 2013/10/09(Wed) 02時頃

【人】 双生児 ホリー

―暫く後・書架の何処か―

 オズワルドさんは、亡霊だと思いますけれど、
 万が一…違ったら。
 
 ルーカスさんは、私が護ります。
 だから、生きて、魔女を止めて……。

 この本の回復・治癒の魔法陣と、私の血を、
 グロリアが大切に想い助けたかっただろう人を、
 助けるために、使ってほしいんです。
 
[ルーカスを見上げてそう願い、
魔法陣の本と、赤で満たされたガラス瓶を差し出した]

(147) 2013/10/09(Wed) 02時頃

ボリス……

[友だと言ってくれた]

頑張ってる、なぁ……




っ、くく……

はは、は

[笑おうとしたけれど、また狂おうとしたけれど、もう出来なかった
指先から関節へ、手の甲へ、黒は亡霊を浸蝕していく
見えないが、見ようとも思わないが、恐らく足もそうなっているのだろう]


【人】 双生児 ホリー

―暫く後・書架の何処か―

 
 
[守護の魔法陣を使って、ルーカスを守護するための
2つの黒い影が飛び出せば、ルーカスの守護を命じてから、
本をルーカスに差し出して]

……ラルフ。

[手の甲、ラルフに貰ったくちづけの上に、
そっと唇を寄せて、祈るように請い願うように、名を囁く]

 オスカー、ありがとう。
 わたし、“生きてる”、そして…生きたいと思えるわ。

[鐘の音が耳に届けば。
兄に貰った命を抱きしめるように、夜の瞳を閉じた]

(150) 2013/10/09(Wed) 02時頃

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