111 【恋愛RP村】大学生の非日常
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― 寮・洗面所 ―
[そんなことを思ったとき、 ふと、洗面所の床の隅に、多分、誰かが落としただろう歯磨き粉の蓋が転がってたことを思い出す。
急いでそこに移動して、それを見ると、 ヤドカリは、そこに、まさにいた。]
へえ……面白い。
[その周りをよく見ると、やっぱり貝殻が転がっていたので、ヤドカリの近くにそれを置いて観察してみた。 すると、それがじっくり移動しはじめたのは、それから何十分後だっただろう。 ともかく、生物の神秘を寮の片隅でみつめながら。 その移動がすっかり終わった時に、ヤドカリをそっと、自分の歯磨きのコップに確保した。]
(2) 2013/01/26(Sat) 00時頃
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これをクラリッサに…っていうか。もう遅いか。
[気がつけばもう、遅かった。この時間に女の子の部屋を尋ねるのは、あまりよくないだろう。
なので、そのヤドカリは確保したまま、自室にもどる。そして、虫用の観察箱にいれて、自身の机の上に置いた。]
メールしとくか。
[もう携帯の電源もフルになっていた。それをとって、クラリッサにメールをしようとして止まる。 そこで、やっと、グレッグからのメールを読んだ。]
――……
[読んでから、目を伏せる。とても素直だな、と思う。 自分と違って……。]
あ、ええと、クラリッサ……。
[クラリッサへヤドカリについてメールは打ってみるけれど、 さて、それが届いたかどうか。]
(5) 2013/01/26(Sat) 00時半頃
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― 翌朝・食堂へ ―
[そして、ヤドカリのことをメールしたあと、さすがに腹減ってるので、食堂に向かうけれど…。]
ん?
[歩いてくる人物、がどこかフラついているような。]
(8) 2013/01/26(Sat) 00時半頃
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フィリップは、プリシラが立ちくらんで倒れそうなら、急いで駆け寄って受け止めようと。
2013/01/26(Sat) 00時半頃
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プリ先輩……なんか、これって……。
[響いていたくしゃみの音。 そして、受け止めたプリシラの身体は確かに熱かった……。]
――……ッ
[風邪ひかない、とか言ってたけど、いくら豪気だとはいえ、プリシラは人間である。 当然、風邪をひくときはひくわけであって、
で、あきらかにこれは、原因は自分にある気がする。]
だから…… ………………や、すいません。
[眉を垂らして謝ってから、その身体をおぶろうとするけれど、まぁ、背の高さは似たようなものか。引きずる形になるかもしれない。 ともかくプリシラの部屋へ運ぼうとする。]
(12) 2013/01/26(Sat) 00時半頃
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>>13 何が悪くないです?あきらかに俺のせいっしょ。 なんで移したんだ、バカ野郎って言えばいいんですよ。
[そう言い返してため息をつく。]
まぁ、好きでもない男に背負われるとかすげー不本意でしょうが、ちょっと我慢してください。
[ちなみに、プリシラの部屋は昨日も入ったけど、とくに汚くなかった気がする。 そう、基本、どんなに男ぶってみてもこの人は女性なのだ。 そして、部屋につれていくと、とりあえず、ベッドに寝かせてから…。]
ああ、ええと、ベッキーに……。
[携帯を取り出してあたふた。]
(14) 2013/01/26(Sat) 01時頃
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>>16 なにいってんですか。 物理的にどう考えても移したのは俺でしょーが。 そんなにいうなら、風邪なんかマジにひかないでくださいよ。 ひいた段階で世界がどう言おうと、俺のせいです。
[それは恨みがましそうに言ってから、問答無用にレベッカにメールする。]
ベッキーじゃなかったら誰に世話してもらうんですか。 世話してほしい人がいれば言ってください。
[いかにも、いないんでしょう?的な口ぶりで。]
(17) 2013/01/26(Sat) 01時半頃
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>>19
食堂で寝るとかアホじゃないですか?
[その事実を聞けば、容赦なく、もしかするとグレッグよりも辛辣かもしれない。]
確かに布団で寝てないなら、半分はプリ先輩の自業自得です。
[とかいってるとヘッドロックとかいってるけど。非常に非力なヘッドロックは、へなへなした腕が顎や唇にさわさわ触れる程度のもの。]
は? 頼りがいのあるかっこいい先輩?
それって、ワット先輩のことっしょ。 プリ先輩はどうみても、可愛いチェシャキャットですよ。 っていうか、俺、男ですよ? まぁ、世話しろって言われたらしますけど、どんだけ警戒感ないんスか。かえって傷つきますよ?
(24) 2013/01/26(Sat) 01時半頃
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へなへなでも、先輩女でしょうが。
っていうか、
[と、何か説教めいたことを言おうとして、やめる。 相手は風邪っぴきだ。]
――……はいはい、信頼されてうれしーっていえばいいんですよね。
[肩をすくめつつ…。]
体温計とか、あるわけないっすね。 なんか飲みたいもんあります?
(35) 2013/01/26(Sat) 02時頃
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>>39 [してもいいぞ、責任とらせる、には瞬いた。]
――…どうしたんですか? そういうのは、結婚前提でお付き合いする人限定でしょ? 俺は誠実じゃないっすよ。 女だけじゃなく、男ともセックスしたことあるし、 プリ先輩とは正反対の場所にいる人間ですよ。 先輩が語るよーな、綺麗な愛なんて、所詮夢って知ってる人間です。
[なんで、いきなりそんな言葉をぶつけたのか。 ともかく、温かい飲み物には頷いて、一旦部屋を後にする。
しばらく経って戻ってくれば、温めたスポーツドリンクと、薬、マスクを持ってきた。]
とりあえず、市販の風邪薬ですけど、コレ飲んで寝ててください。
[そして、瓶を開けて錠剤を渡そうとする。]
(48) 2013/01/26(Sat) 02時半頃
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>>52 正反対のことは考えてなくても、 少なくとも、そっち側にはいけないですよ。
[マスクはやだ、とか薬も飲もうとしないとかに、呆れ顔をしつつ。]
綺麗な夢みてていいんじゃないですか? だって、先輩はまだ恋も知らないって言うし、 むしろ欲しがってもないって、俺から見たら聖人ですよ。
淋しいから一時でも身体重ねて、刹那的でも幸せを得たい奴もいるってことです。 それをまだ知らずにいられる先輩は、 やっぱり俺からは遠いところにいる。
(57) 2013/01/26(Sat) 03時頃
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レンアイって苦しいんですよ。 それを知らないでいられてるのは、
もしかすると、羨ましいかも?
[その時だけ、少し笑って…。]
自分で飲まないなら、 いわゆる、無理やり飲ませてあげましょうか?
[優しい子とかいう人に、少し嫌な笑いをする。]
(58) 2013/01/26(Sat) 03時頃
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>>60
いいですよ。 適当な慰めなんて、しないし、されたくもない。
[そう言ってることが矛盾している。 自分でわかってるけれど。]
言わないですよ。泣かないですよ。怒らないですよ。 空白なんて、埋めなくてもいい。 空白がないと、
自分じゃないですから。
[語るプリシラに、そう返して、 やっぱり薬を飲もうとしないなら、自分で薬と水を含んだのちに、プリシラの頭を抱えて口付ける。 もちろん、嚥下するまで離さない。 そののち、口を拭ってから、また寝かせて…。]
(61) 2013/01/26(Sat) 03時半頃
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じゃ、大人しく寝ててください。 ああ、今のは、医療行為ですから、カウントしないでくださいね。
[プリシラがどんな様子でもあとは素知らぬ感じで。]
きっとあとでベッキーがきてくれると思います。 俺はもう、来ないスから。
[そして、部屋を出ていこうとする。 何か言われても、返事をしたのち、去っていくだろう。**]
(62) 2013/01/26(Sat) 03時半頃
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フィリップは、>>54 グレッグと同じ講義だったので、学校へ向かった。
2013/01/26(Sat) 10時半頃
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―― 赤紅大学・中庭 ―― [それは、講義のまえだったか、後だったか。 グレッグが出席してる姿はまた遠目に見つつ、
相変わらず、何も食えてない。 食堂でも行くかなぁと、歩いていると、同じ寮のイリス先輩が見えた。]
(71) 2013/01/26(Sat) 11時頃
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[確か、イリス先輩は、クラリッサと仲良しだったような気がする。 ヤドカリの件、メールはしたけど、返事は返ってきていない。
そもそもヤドカリとかなんで探してるのか、そこらへんもまるっきり謎だ。 イリスなら何か知っているだろうかと、ふと思案し。]
(72) 2013/01/26(Sat) 11時頃
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フィリップは、イリスが気づいてくれたので、そちらに寄っていった。
2013/01/26(Sat) 11時半頃
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[彼氏とか言われてるとか知るわけはない。]
ですね。学校じゃあんまり。 でも、男子の中じゃ、イリス先輩とかクラリッサとか結構気にしてる連中多いっすよ。
[それは事実である。そう言われる中、そう用もないのに、わざわざ学校で話そうという気はあまりない。 だけど、今回は…。]
イリス先輩……クラリッサは、一緒じゃない、です、よね?
[学年が違うのだから一緒であるわけはないけれど、そう訊ねて……。]
あの、クラリッサって、こう、可愛い女の子だなぁって思ってたんですけど……。
こう、甲殻類が実は好き、とかあるんですか?
[唐突だった。]
(75) 2013/01/26(Sat) 11時半頃
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>>76 [イリスの反応は、予想の一つにストライクした。 というか、どう考えても、甲殻類を買ってにやにやするようなヲタ男子の趣味がクラリッサにあるようには思えない。]
ですよねー。 んー………。
[それからは、食堂の前で、唐突にヤドカリ逃がしたたから探してくれと言われた件を話す。]
なんか、暗い顔しての頼みごとだったから…。 ちょっとなんかあるのかなぁ、って。
ちなみに見つかったんでメールはしといたんですけど、まだ返事ないから…。 イリス先輩仲良しだから、なんか知ってるかなぁって思ったんですけど…。
(77) 2013/01/26(Sat) 11時半頃
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[じっと見られたから、じっと見返す。]
――……イリス先輩も知らないですか。 なんだろうなぁ、一体……。
[イリスが心で思っていることは最もだ。 クラリッサは可愛いなぁとは思っていたけれど、そう、ただ好みの範疇である程度で、 寮でも普段は挨拶だけ、なんだかんだいいながら、女子でよく話すのはプリ先輩にローズに、ゾーイくらいなものだ。 その3人が頼んでくるなら、納得はするのだけど。]
いや、俺、動物っていうか生物とか好きなんで。 ゾーイとかはよく知ってるっすよ。 多分、2年の俺を知ってる面子なら、そういうのの相談はくると思います。
(79) 2013/01/26(Sat) 12時頃
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フィリップは、問いかけには大丈夫ですよ、と。
2013/01/26(Sat) 12時頃
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>>81>>82>>83 [来なさい、と手を掴まれて花壇に引っ張って行かれる。 こう、それに色気のようなものを感じないのは、やや差し迫った空気がイリスからも感じられたからだ。 周りを覗って、身を寄せられた時には、やや焦りを感じたのは、男子だからしょうがない。 でも囁かれた声の内容はもちろん、色気のあるものではなく…。]
――………。 入れ替わり?
[予告は、可笑しいと思うかもしれない、ということだった。 実際、素っ頓狂な内容だった。笑いとばせば、は先に言われたので、とりあえずは、眉を寄せた。 イリス自身も、言っていいかどうか悩んでいる感じで、それは決して冗談を言っている風には聞こえない。] ただ、こっちもすぐに返す言葉はみつからない。 そう、その二人の昨日の様子…クラリッサがヤドカリのことを頼んできた件しか知らないから。]
(123) 2013/01/26(Sat) 19時頃
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>>84>>85 どう思うって……。 何が何だか、わからないスけど……。
[泣きそうな顔で問われて、正直困る。 これは、傍からみれば、女の子を泣かしているように映っているかもしれない。いや、切実な顔で訴えられているのは、確かなのだし…。]
え?
[次には話全部忘れろと、言われた。やっぱり困ってしまう。手が自然に自分の項あたりの髪を掻いた。いかにも困っている風なのがわかるだろう。 そして、イリスが俯いて…。]
――……ッちょ、イリス先輩?
[話の筋がわからない。入れ替わっているかもしれない。そんな超常現象な話。 忘れろと、言われた途端、結果は、彼女らが悲しんだらいけない、ということで、 それは、その話が本当にしろ、何かの勘違いにしろ、 クラリッサのこともゾーイのことも悲しませようなんて、考えもしないのだけど。
重い言葉を突きつけられて、まともに表情を歪めた。]
(124) 2013/01/26(Sat) 19時頃
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>>86 ゆ、許せないって……イリス先輩?
[きっと、昨日、彼女らやイリスに何かあったのだろう。 それと、またヤドカリがどう関係あるのか、わからない・・・けど。]
あの…事情、よく、わかんないスけど…。 その、確かに、フツーじゃありえない話だけど、 ん……
[考える。]
ヤドカリって、こう、宿、借り、っていうくらいで。 その、側の殻を返る習性があるんですよね。 今のその入れ替わりって話きいてると、 そのヤドカリ?が殻かえたみたいな感じがします…けど、
[それが何をいいたいのか、 自分でも感覚でしかわからないけど。]
(125) 2013/01/26(Sat) 19時頃
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ともかく、そんな現象と、ヤドカリって、なんか もしかすると、関連あるのかな?ないのかな?みたいな。
[イリスの厳しい顔を覗き込む。]
えと、授業終わったら、そのヤドカリ、ちょっと見てみません? いや、俺の部屋にいるんで、勝手に見ててもいいです。
[確か昨日よりはマシな部屋になってるはずで。]
で、それをクラリッサに返して、話、もっかい聞いたらどうですか?
[そう提案して……イリスはきっと頷いただろうか。時計を見れば、講義がはじまりそうだ。 あとは、また寮で、と告げて、逃げるように教室に向かった。* ]
(126) 2013/01/26(Sat) 19時頃
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― 大学。講義室 ―
[そして、ぼんやり授業を受ける。 なんか、愛の論文どころじゃなくてなってる気もしている。 でも、愛の論文どうよ、とメモも回ってきて、頭を掻いた。]
(適当に、なんか書けばいいんじゃない?)
[メモの相手にはそう返して、またぼんやり授業を受けている。ふと気づくと、前のほうの女子が二人、こっちを見て何か話している。なんだろう?と首を傾げる。 どうやら、さっきイリスと花壇で話していたのを遠目に見られて勝手に勘違いされているとか知らない。 視線を移すと、グレッグが見えた。 ゾーイは、いないように感じる。ヤドカリのことは、イリスの話からいくと、ゾーイにもきいたほうがよさそうだ。
そして、なんだかんだで授業は終わる。]
(127) 2013/01/26(Sat) 19時頃
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― 大学・講義室 ―
にしても、腹減った。
[授業終わったあと、机に突っ伏す。 なんだかんだでローズの飯をずうっと食いそこねているのだ。 だけど、ヤドカリの件、プリ先輩はベッキーが行ってくれてるとは思うけど、やっぱ気になるし、愛の論文……どうするよ、と思う。]
グレッグに……ノート返さなきゃ。
[それも思い出せば、視線だけ、さっきグレッグがいた席を追う。]
(134) 2013/01/26(Sat) 19時半頃
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フィリップは、グレッグを探しつつ、少し、気まずい気もしている。
2013/01/26(Sat) 20時頃
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>>138 [さて、どうしようと、また机に突っ伏したら、 向こうから声がかかってきた。 ごそり、視線だけそちらに向けて、グレッグが変わりなく話しかけてくれるのに、少しほっとしながら。]
――……腹減った。
[素直に甘えた。]
(140) 2013/01/26(Sat) 20時頃
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>>143
できれば、寮に戻りたい。 ローズのグラタン、食ってないんだ。
あと、プリ先輩に風邪移しちゃったっぽい。 グレッグ様子みてきてくんない?
[そう言いながら、ふらり立ち上がる。 ノートを整理して、鞄から、グレッグのノートを取り出した。]
ああ、あと、これ、さんきゅ。 って、ゾーイはいないよな?
(144) 2013/01/26(Sat) 20時半頃
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>>147 [ゾーイはいないらしい。 ゾーイが授業すっぽかす、とか正直珍しすぎだ。]
――……戻ろう。
[グレッグに短く告げると、その横について歩き出す。 中庭を通る時にやや視線を感じたけれど、それより腹減ってるわ、なんか頭の中にヤドカリ這ってるわ、でため息が出る。]
(152) 2013/01/26(Sat) 20時半頃
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尾ひれ?
[グレッグの言葉になんのことだろうと…。 そして、イリスと噂されてると聞けば、はぁ?と頬をヒクつかせた。]
なんで、そんな話に…。
[と言いかけて、あ…とさっき話してるところを見られたのかと…。]
――……ねぇよ。 いや、さっき、話はしたけど、クラリッサとゾーイのこと。
[聞かれるならば、クラリッサからヤドカリ探しをい頼まれた件、告げるだろう。]
(154) 2013/01/26(Sat) 21時頃
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>>156 [グレッグの頷くのを見つつ、ヤドカリの話になれば、耳を澄ます。]
――……? 逃がしたのは、ゾーイ?
[瞬いた。 いや、自分は、クラリッサから頼まれたのだけど…。
そこでさっきの、イリスの言葉、『入れ替わり』が頭の中、反響する。]
――……マジか?
[思わず、そう漏らす…。同時に、頭がくらっとした。 そう、腹が減りすぎてて…。]
――……は
[寮に戻っても、まずは食堂直行だろう。]
(159) 2013/01/26(Sat) 21時頃
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>>163 倒れたら、拾って帰ってくれんだろ?
[気遣うような口調に、またそんなことを言いつつ…。]
――…可笑しい?
[ゾーイとクラリッサの話に、ますますイリスの言葉の真実味が増してくる。]
ゾーイがおまえに隠し事か。 うーん……。
[そんなこといいながら、寮にたどり着けば、食堂に向かった。]
(164) 2013/01/26(Sat) 21時半頃
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フィリップは、>>162 食堂に入れば、ピッパの姿を見かけた。
2013/01/26(Sat) 21時半頃
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>>168 [この一年の女子の食いながらも書物、は、以前からだ。 とくに注意する人間もいないように思う。
ただ、その必死な様子は、]
もしかして、愛の論文?
[そう呟きつつも、キッチンのほうへ。 やっろローズのグラタンを食べようと、あたためをはじめた。]
(171) 2013/01/26(Sat) 22時頃
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フィリップは、電子レンジの前ですごく待ち構えている。
2013/01/26(Sat) 22時頃
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― 食堂 ―
ああ、いってら。
[食堂で飯食い始めたら、携帯着信。 ノックスとシメオンも風邪で、すごーく、なんか悪い気になった。]
ごめんね、ともいっといて。
[そういいつつ、ピッパの食事風景も見ながら、 食べ終えれば、ヤドカリのことを思い出して…。]
(216) 2013/01/26(Sat) 23時半頃
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イリス先輩、ヤドカリ、もう見たかなぁ。
[つぶやくと、ピッパが食ってるのを眺めつつ…。]
なぁ、人と人のこう、心と身体が入れ替わるってアリ?
[そんなことをふいに訊ねた。 そのまま答えがあれば、ある程度話はしただろう。 そして、食器を片すと、自室方面へ。]
(219) 2013/01/26(Sat) 23時半頃
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― 自室 ―
[自室にもどると、まだ、ヤドカリはいた。 どうやらイリスはまだ来ていないらしい。
そこで、ヤドカリを入れたコップを持って、(上には軽く小さなメモ帳で蓋してただけだった。)廊下に出ると、イリスの部屋のほうへ。]
(228) 2013/01/26(Sat) 23時半頃
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― イリスの部屋 ―
[帰っているかどうかとか知らない。 中にクラリッサがいることも知らない。
ただ、扉をノックした。]
イリス先輩いますかー?
(237) 2013/01/26(Sat) 23時半頃
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>>242 あれ、クラリッサ?
[扉が空いた。 イリスかと思ったらクラリッサだった。]
あ……。
[だから、ヤドカリのこと、言おうと思ったけど、 それよりも先に礼をして出て行ってしまう。]
れ………。
[ただ、確信できた。 ヤドカリのこと、頼んできたクラリッサとは、違う…と。]
(251) 2013/01/27(Sun) 00時頃
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――……そうか。
おまえ、なにしたんだ?
[イリスの部屋のまえ、コップにいるヤドカリを見つめて言った。 どうやら、ガチでマジらしい。 昨日と今日のクラリッサは違う。]
イリス先輩?います?
[そして、空いてた扉、また少し開けてイリスの名前を呼ぶ。]
(253) 2013/01/27(Sun) 00時頃
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はい?
[扉は大きく開けてはいない、隙間だけだ。 そこから涙声が聞こえてきて、眉を寄せた。]
これです。
(262) 2013/01/27(Sun) 00時頃
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