人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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視点:


【人】 会計士 ディーン

― プール傍 ―

 おや、そうなのか。なら気をつけろよ。
 片目の視力が悪いと、もう片方もつられて悪くなることが多いからな。

[隠すという仕草から、そもその痛々しい傷から不慮の事故であったとなんとはなし識れて。だからこそ、努めて淡々と、唯身体的な負荷として近しい者としての言葉を紡ぐ。]

 私も、気をつけなければ最悪失明すると、昔、脅されたものだ。

[レンズ越し見詰めてくる隻眼に、最後薄く微笑んで見せた。]

(7) 2010/09/04(Sat) 00時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 00時半頃


【人】 会計士 ディーン

― プール傍より図書館へ ―

 勉強が遅れているなら、
 判らないことがあれば遠慮なく聴けば佳い。

[見た目に反し素直に頷く様と、先程同じことを新たな友達に謂ったのだと思い出し、ふっと微笑む。]

 嗚呼、私のは伊達ではないよ。
 他愛もない悪戯の末路さ。

[しかし、荷物に触れられると表情は一転し]

 ―――……荷物?
 これもある意味他愛もないことの末路だ。

[小さく肩を竦め、謎かけのような言葉を口にし、ぎゅっと眉間に皺をよせた。]

(27) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

 私は今から図書館に行こうと思ってる。
 もし、勉強する気があるなら、来ると佳い。

[眼の事より、荷物のことに触れられたくないのが明らかなようすで、くるりと踵を返すと大荷物を抱え直し図書館の方へと歩き始めた。

その後は、眉間に皺を寄せて勉学に勤しむディーンの姿が図書館内に見られる*こととなる*]

(28) 2010/09/04(Sat) 00時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 01時頃


【人】 会計士 ディーン

― 至る図書館 ―

[ドナルドに向けた前半の謎かけのような言葉には、何も色めいたことはないのだが、後半のそれはままそうであるので、相手の切り替えしに、ひくっと眉を動かしたのは相手に背を向けた後のこと。]

 悪戯ですみそうにないなら、
 本気で行くか諦めるかの二択だろう。

[悪戯=色事と、あの謎かけ一つで飛躍した後輩の呟きに、後ろ向きのまま答える。溜息を吐くのは、自分には前者は無いといった意志の表れだが、どう取られたかは識らない。]

 嗚呼、しかしいつまで居るかは判らないからな。
 居なかったら察しろ。来なかった時も察してやる。

[そのまま振り返ることなく片手を上げて、荷物を抱え図書館へと至る。]

(90) 2010/09/04(Sat) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[図書館の鍵は、佳く使うだろうという理由から史書の先生より夏休み前に預かっている。
おそらくはスペアを、似たような理由で預けられている生徒も居るのかもしれない。
それはある意味《優等生》として日々を過す故の特権。]

 ……今日は彼は来ていないのだな。

[おそらくはその特権に預かっているうちの1人。
ユーリィの姿が、今日は無いことに気がついたのは、先程薔薇園を舞う姿を見たからだろうか。
時折何か訴えたそうな眸で見られている訳――……同室者のサイラスに仲介を頼みたいなどということは識らない。そんな彼に、まさか朝の情事を見られていたとは(>>61)、これも識らず。
ある意味、薔薇園をクルクルと回っていた彼に聲をかけなかったのは正解だったようだ。]

(92) 2010/09/04(Sat) 10時頃

【人】 会計士 ディーン


 ……、……―――。

[窓際の席へと座ると勉強道具を広げる。
暫く紙を捲る音や、ペンが文字を綴る音が館内に響くも、ふっとそれが止まった。ペンを持ったまま瞼伏せる様子は、思案に耽っているようにも見えるだろうか。

―――……実際は、寝入っているのだが。
流石に、久しぶりの受け手で、それも結構好き放題された身は疲れていたよう。
ロビンやトニーが来ても、眠りから覚めなかったのは、彼らが音を控えて動いていたからに間違いない。

眠りの淵で見る夢は、過去の……―――。]

(93) 2010/09/04(Sat) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― 夢に見る過去の話 ―

[ディーンには、5つ下の弟と、更にそこから3つ下の妹がいる。
5つ下の弟は、ディーンとは性質が異なる
――……例えるならサイラスやヘクターに近い。
女ばかりの姉妹で育ち、いつまでたっても少女のような母からすれば手に余る子のようであった。

それはディーンが中等部に上がった、つまり親元を離れて初めて帰省をした夏のこと。
弟と比べ優等生であった兄を溺愛していた母は、父曰くいつも以上に張り切って火事をしていると笑っていた。幼い妹も、娘が欲しいと母が願った末の子ということもあり、愛情を注がれているのが判る育ちぶりだった。

――……だから、今になれば判る。
弟が何故、あのような行動を取ったのか。
母の気を引きたかったのだと。

沢山の花を無造作に煎じた液体は、きっと妹に母が聞かせていたお伽噺から。それを本当はどうしたかったかは、本当は呑ませる心算だったか判らねど。
子どもの他愛も無い悪戯だったのだ。
煎じた花の中に毒素が含まれていたのは不幸な事故でしかない。
それが、兄の左眼に入ってしまったことも、また。]

(102) 2010/09/04(Sat) 10時半頃

【人】 会計士 ディーン

[不幸な事故の傷跡は、未だクリーヴス家に根付いている。

事を大げさにしたがる医師の、もしかすれば将来失明するかもしれないという診断は、一時母を狂わせ、弟に向けられたのは酷い仕打ち――……果てに、罪を贖う為に神道へ行くことを半場強制的に今も強いている。

ディーン自身も家ではなんでもない風を装っていたが、中等部1年という多感な時期に、将来失明するかもしれないという不安が、火遊びを覚えさせた結果となる。]

(106) 2010/09/04(Sat) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

― 夢から醒めて現在の図書室へ ―

 ん……―――?
 寝ていた、か。

[夢は中等部1年の冬に家に帰った際、弟が向けてきた貌を映したところで途絶える。

夢から醒めたばかりの潤んだ紫は、閉まろうとする図書館の扉の向こうに、ロビンとトニーが連なって行くを映す。そのまま窓に視線を向けてプール傍を歩いて行く二人を見るとは無しに見るのは、張り付いた弟の、恨むような悲しむような諦めるような、そんな表情を忘れたいと無意識に思うが故に。]

 救いも許しも、神は与えてくれはしないからな……―――

[ポツリ零す言の葉は、何に掛かっていたか。
思い起こすのは、中等部の冬以降、あまり帰らなくなった家のことか、それとも……―――。
深い息を吐き、そのまま外を紫を細めて見ている*]

(107) 2010/09/04(Sat) 11時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 11時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/04(Sat) 20時頃


【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[窓を開け、窓枠に片頬杖ついて、蜜色の髪を風に遊ばせながら、何時になくぼぅっと陽射し照る外を見る。風がプールで戯れる中等部の二人の聲を運ぶ。]

 そういえば、弟はトニーと同じ歳になるのか。

[結局、起きて尚、夢に囚われたまま、つっと左頬を撫でれば片眼鏡の淵に指先があたる。]

 ……、……―――

[無言でそれを取り外した刹那、歪む視界の端、医務室がある方角……―――そこに人影を視る。確証はないままに、何故かそれがベネットであると想う。

裡に起こるもの……―――それは自身としては珍しいものと思い、実の所、常に心に巣くっているもの。]

(184) 2010/09/04(Sat) 20時半頃

【人】 会計士 ディーン


 嗚呼、珍しく気にかかると思ったのは
 そうか、神《しがらみ》から解放させたいと願うからか。

[ほぼ強制的に神の途を歩まされている弟に彼を重ねて。
己が解放することが出来るかもしれないという、奢った想いがあると識る。それは相手にとって救いか、地獄への誘いか、それこそ神でない故に判りはしないのに。]

 ―――……ドナルドは、結局来ないのかね。
 ラルフも、今日は姿が見えないな。
 荷物を一先ず部屋に居れるを願おうと思っていたのだが。

[くっと喉を鳴らした後、まるで己の心根のように歪む視界を整えることで正常を取り戻そうと、片眼鏡をかけ、姿見えぬ2人に対し独り語ちた後、また再び勉学に勤しみだす。

ラルフがもし、図書館に来ることあらば、彼にとって見なれたことになるのだろうか、流麗な筆記体が連なるノォトを見ることになるだろう。]

(185) 2010/09/04(Sat) 21時頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

 嗚呼、ラルフか、今日は遅かったんだな。

[問題に集中していた所為か、物音の段階では気が付けず、聲がかかった段階でやっとラルフの存在に気が付き、ノォトから視線を上げた。]

 ――……サイラスの居ない間と思ってな。
 お前の部屋に預けて来たかったんだが、
 大した量でなし、持ってきた。

[近くに座ろうとする様子を見詰めながら、かかる聲に苦虫を噛み潰した表情で応える。]

 まぁ、2,3日もすればアレの頭も冷えるだろう。

[サイラスが随分遊んでいることは周知の事実。
火遊びの相手は己でなくともと、むしろ2,3日の間の遊びで己のことは忘れてしまうだろう……とまでは、ラルフには告げずに。]

(191) 2010/09/04(Sat) 21時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

 ほぉ、セシルの手伝いをしていたのか。
 そう謂えば、セシルに文系の勉強はお前に尋ねればと……――

 ラルフ?

[洗濯当番をするほどには仲が佳いのかと識り、セシルと友人となった件で勉学を尋ねるはラルフにと振ったことを謂う途中。相手のあからさまにおかしげな仕草に、先程とは違う意味合いで眉根が寄る。]

 なんでもないことはないだろう。
 どうした、陽の光にでもやられたか?
 朝も、具合悪そうにしていたしな……―――

[上がった手、ペンだこの目立つ指先が、体温を確かめようと。
ラルフの長い前髪を掻きわけて、額に触れようとした。]

(198) 2010/09/04(Sat) 22時頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[触れればますます紅潮する頬に、まるで手首にかかる重みの所為で滑り落ちたといった仕草で、生え際の産毛をくすぐりながら指先は落ちる。]

 セシルがどうした?
 お前のことだから、具合が悪い級友を置いてきたりなどはしないだろうが。


 嗚呼……―――


[まるで接吻けをする前のように、ラルフの頬に手を添えた所で、何かに気が付く。それは灰銀の視線の動きが、染まる目元がヒントにもなっていた。
首振られても触れたままだった手の甲に、濃藍の髪の感触が酷く生々しい。]

 見間違い、ね……―――
 まぁ、なんにしても、災難だったな。

[初心に見える反応に、思わずクツリと喉を鳴らし微笑んだ。]

(203) 2010/09/04(Sat) 22時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

 相手は、フィルか……―――

[ふっと貌に影が走るのは、それこそサイラスがディーンに対し心配した訳に重なる。何事もなければ佳いと思いながら、布越しの胸元にラルフの手の感触を覚える。]

 ……、……―――

[そう行動してしまったのは、魔が差したとしか謂いようがない。
否、昨夜も似たようなことはした覚えがあるが。
薄く開くラルフの唇に、頬に掌を添えたまま親指を含ませる。
震える息が肌を擽れば、それには確かに官能を覚えた。]

 そんな悩ましげな表情をしていると、襲われるぞ?

[冗談の色が濃い声音で言葉を紡ぎ、戯れに貌を近づけ、灰銀を覗いたまま、唇に吐息をふきかけた。
触れるか触れないか――……けれど、最後まで己からは求めない。]

(216) 2010/09/04(Sat) 23時半頃

ディーンは、ラルフに見せる貌はまだ常に近いまま、瀬戸際であっても崩さず。

2010/09/04(Sat) 23時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[セシルとフィリップの最中を、ラルフが見たか見なかったか。
それは今となっては、些細な問題にしか過ぎない。]

 ―――……んっ

[咎めるように名を呼ばれた後、触れ合う唇の感触に含ませていた指を抜く。
シャツを掴み縋るような仕草、感じられれば、指を引き抜いた隙間に舌を差し入れる。
ぐちゅぐちゅと熟れた果実が潰れるような水音が館内に密やかに響き、開けていた窓から入る風が濃藍と蜜色を混ぜる。
ラルフが右頬にモノクルの冷たい感触を覚える程、2つの貌は隙間ないほど密着する。]

 誘っていると、とっても佳いのだろうかね……―――

[息のつぎ間に問う聲は、熱を孕みながらもあくまで紳士的に。
己から求めないようにしながらも、誘ったのは己。
理解しながらも、どこまでもずるく問いかけた。]

(221) 2010/09/05(Sun) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

 ―――……泣かしたい訳では、ないのだけれどな。

[問いかけに返ってきた答えに、少しだけ困ったように微笑む。
頬に添えていた手、ペンたこのある中指はくの字に曲げられ、ラルフの目尻を拭うような仕草を見せ、あいている片手は接吻けに震えていた背を優しく撫でた。]

 お前が求めてくれるならば、
 お前が欲しいように与えたいと想っている。

[誘うように紅い舌に、まるで眠る茨姫《欲望》を起こすように、また一度唇を寄せて吸った。

―――……騎士や王子という柄ではないと思いながらも、自覚ある奢り、誰かを神のように救い赦せるかもしれないという想いに突き動かさ、密やかにその相手を求めた。]

(232) 2010/09/05(Sun) 00時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 図書館 ―

[ラルフが何処まで欲しているか、それはディーンにも判らない。
ただ、昨夜、まるで悪戯のように届いた紙飛行機や、会話や触れ合った時の反応から求められているのだとは識れる。]

 ―――……うん?

[眦を拭った指先は、かかる前髪を耳にかけるような動きを見せ、耳朶を擽る。眠れる何かを起こそうとした唇は今は離れ、先を促す言葉を紡ぐ。]

 別に、焦らずとも、いいのだけれどな

[例えば、眠れる茨姫は眼の前に在る状態で、接吻けても起きなかったとしたならば、王子はどうするのだろうか―――……そのような想像、諦めるか、それとも。

切実さが見える相手の表情と、首に回る腕に眼ざめの気配は感じられて。おそらくは、そうであるならば、姫を起こすという夢に囚われた者は、暫しの時を待つを苦悩とは思わないだろう。

―――……それは、甘美な毒にも似て。

目覚めぬとて、茨が傍にいるを赦すならば、そのまま体温を分け与え続ける。]

(248) 2010/09/05(Sun) 01時半頃

【人】 会計士 ディーン

[謝罪の言葉貰えども、例え完全に視線を外されても、相手の表情は己を厭うものでないと識れるから―――……温もり離れていっても、随分と穏やかに微笑んで、まるで慈しむようにラルフの横顔を見た。]

 ―――……私のことか。
 それがお前の望みなら、
 応えられる限りは応えてやりたいと想うのは
 先程と変わらないさ。二言はない。

[それは今まで求められた者に向けたのと、変わらない言の葉。
しかし、次に紡いだ言の葉は、初めて紡ぐものであったというのは、ラルフには判らないだろう。]

 
 お前のことも、識れると佳い……―――


[謂わせた切片は……―――胸に巣くい芽生え自覚した奢りから。
おそらくは、ベネットに同じを請われても、答えは同じだったろう。
唯、今は眼の前で眸閉じる少年にのみ、甘い言の葉を捧ぐ。]

(273) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

【人】 会計士 ディーン

 一先ずは、今宵は識りたいことを互いに聴いて行こうか。
 荷物、今から置きに行っても佳いか?

[是と謂われたならば、伴ってか一人でかはともかく、一度荷物を置きにラルフの部屋へと。その途中、プールにまだ中等部の2人が居るならば「元気だな」と聲をかけるくらいはしただろう。

もし、否ならば……―――今宵の寝床の算段に頭を悩ますことになるか*]

(274) 2010/09/05(Sun) 02時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 02時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 09時頃


【人】 会計士 ディーン

― 図書館からラルフの部屋へ ―

[向けられた無防備なラルフの笑みに(>>278)、ツキリと胸痛むのはある種の罪悪感からか。
両眼の紫を僅か見開く。
光の加減だろうか、それともモノクルのレンズの所為だろうか。
紫は右眼は色濃く、左眼は色薄く……―――。]

 では、行こうか。
 嗚呼、荷物は持たなくとも……―――

[荷物を運ぼうとしてくれる様は、遠い昔、初めて弟と使いに出た時のことを思い出させた。
故に、勉強道具を少しだけ持ってもらい、図書館を出た。]

 ……、……―――

[プールの近くで、中等部の2人と合流する。
「元気だな」とかけた言葉の後、ラルフが見せる言動に、それに驚きを見せるロビンに、密やかに胸中をさざめかしていた。今日1日で随分何かが変わってしまったと思う。その原因は果たしてなんであろうか……―――刹那想いを馳せた時に、微かに薔薇園より風に乗った薔薇の香を嗅いだ。]

(296) 2010/09/05(Sun) 09時半頃

【人】 会計士 ディーン

― ラルフの部屋からランドリールームへ ―

 いや、本人の了承無しに、
 他人の寝床を借りるのは気が憚られる。私は、床で佳いよ。

[ラルフと連なって彼の部屋に辿り着き、荷を降ろしながら、かけられた言葉に返す。

さて、別件ではあるが、サイラスは果たしてユーリィを部屋の何処で抱いたのか。2段ベッドの下の方であったなら、流石に少し呆れるか怒るかするのだろうが、残念ながら今のところディーンの預かり識らぬ所である。]

 私も一度寝たら、案外起きない方だな。
 いちいち光や音で起きていたら、アレの同室者はやってられん。
 元の性質というよりは、慣れだがな。

 それに、今日は、もしお前が寝れないなら、
 付き合うつもりなんだがね。

[どこまでも甘やかすような言葉連ね、微笑む。
サイラスの話題を出したからか、気を使ってラルフが洗濯物を取りに行ってくれるという。
その申し出には甘えて、自身はシーツとタオルケットを借りにランドリールームへと向かった。]

(298) 2010/09/05(Sun) 10時頃

【人】 会計士 ディーン

― ランドリールーム ―

[ランドリールームに辿り着けば、気のせいだろうか、仄かに薔薇の薫りがした。
そこで作業をした者の残り香であったか。
官能的な香りは、今朝方嗅がされたものに近いのかもしれず、サイラスのことを思い出し密やかに眉根を寄せる。]

 ん……―――?
 嗚呼、ユーリィか。

[予備のシーツとタオルケットを取り出したところで、背に掛かる聲。振り返れば、酷く蠱惑的な微笑みを湛えた銀髪の少年が立っていた。それは行為の後であったからなのか、それとも……―――。]

 そうだ、お前、トニーには逢ったか?
 随分さがし……―――はっ?

(300) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 10時半頃


【人】 会計士 ディーン

[ランドリールームに用があったというよりは、ディーンの姿があったから入ってきたらしいというのは唐突にかけられた言葉によって識れる。そして、その内容に眉間の皺は深まる。

『サイラス先輩が抱くのは、ディーン先輩だけでは、ないですよ?
 佳い気にならないで……。』

くすくす壊れたように微笑んで、ほぼ断定的に告げられる言の葉。]

 お前は……―――

[続けようとした言葉は、覗きとは趣味が悪いだったか、サイラスのことが好きなのかだったか。
しかし、結局どちらも紡がずに飲み込み]

(302) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

【人】 会計士 ディーン


 ―――……そんな事、謂われずとも識っている。

[はっと苦々しげな吐息と共に、それだけを吐き出した。
混ぜられた胸中故に、己だけでないの部分に目の前の彼が含まれているとは、この時は気がつけずに。]

 謂いたいことは、それだけか?

[努めて淡々と返せば、くっと唇を噛んだ少年は長い銀糸を翻して場を後にして行く。
残されたディーンは、頭痛を耐えるような貌をして、その場に佇んで在る。]

(303) 2010/09/05(Sun) 10時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 10時半頃


【人】 会計士 ディーン

― ランドリールームより廊下へ ―

 ――……ロビン?

[はっと我に返ったのは、外より聴こえる足音に。
振り返り見れば、ユーリィを追いかけようとしているロビンの姿があった。]

 ……、……―――っ!!

[よりによって中等部の彼に聴かれてしまったのかと、穴があったら入りたい気持ちになる。
しかしそのまま捨て置くことも出来ずに、シーツとタオルケットを抱えて慌ててロビンの後を追う形になった。]

(307) 2010/09/05(Sun) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 ユーリィ!?
 おい、ロビン大丈夫かっ

[駆けつける間に聴こえる、ロビンがユーリィを引き止める聲。
駆けつけた瞬間は、ユーリィがロビンを突き飛ばしたその時。]

 くそっ、サイラスめ……―――

[小さく舌打ちをして、全てをサイラスの所為にしたくなるのは、この場合は仕方ない。片腕にシーツとタオルケットを抱きかかえ、もう片方をロビンに近寄り差し出した。

ロビンの反応を待つ間に、むせ返るような薔薇の芳香に、咳を一つ吐く。]

(309) 2010/09/05(Sun) 11時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 ロビン?

[差し出した手は取られぬまま、潤んだ眸で見詰められれば、少しばかりたじろぐ。
馨る残り香は、今朝方のそれとは全く同じではないが、何故か共通するように思えるのは何故か。

薫りに誘われて、フラッシュバックするのは朧な記憶の中のサイラスとの交わり。くっと唇を噛み締めたことで、薫りに惑わされるが薄まる。]

 ――……香を炊くのが流行っているのかね。

[立ち上がれぬ華奢な少年を、厭わなければ片手で抱き起こそうと動く。また舞い上がる残り香に、ポツリそんな感想を零した。]

(311) 2010/09/05(Sun) 11時半頃

ディーンは、ロビンを抱き起こせたか否か……―――。

2010/09/05(Sun) 11時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 嗚呼、例え佳い薫りであっても、強すぎると香害だ。
 気にすることはない。

[細い指先が腕に食い込む感覚に、ぞわりと背に走る衝動を表には見せず。
そわそわと脚をすりあわせる様には、思い当たることはあれど、口に出さない。

ロビンがディーンに尊敬の念を抱いているのならば、ディーンもロビンに対して穢してはなら聖域のようなものを感じ取っていた。彼の前では佳き先輩であろうと想う気持ちは強く。
労わるように身を支え、支えが必要なくなれば、彼の頭を撫でようとするか。

もし、ベネットが交わす会話の聲を気にして廊下に出れば、その様な光景が見える筈だ。

(315) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 謝る必要はないと、謂っているだろう?

[ロビンの潤む眸に、そこまで切羽詰っているのかと、彼の矜持を傷つけずに移動させるのはどうしたものかと思案し初めた時、紫の視界に深い翠もつ少年が映る。

少し困った風に、微笑んでみせるものの、ロビンに触れる手は今は離さない。
離した方が不自然だと想えばこそ。]

 調子悪いなら、医務室で少し休むか?
 嗚呼、ベネット、お前が鍵を預かっているのだったかね。

[両者に対して最善の自然さを装って、言葉を紡いだ。]

(318) 2010/09/05(Sun) 12時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 そうか……―――
 あまりに具合が佳くないようなら、遠慮なく謂うんだぞ?

[ロビンの応えに、そっと添えていた手を離す。
ついていくでもなく、それ以上を謂わないのは、悟っていたからで。
彼の矜持を護るように、つぃっと視線をベネットに合わし]

 と、謂う訳だ、呼びかけてすまなかったね。

[さり気無さを装って、ぽんっと今度はベネットの肩を叩いた。] 

(323) 2010/09/05(Sun) 13時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

[背筋をぴんと伸ばしたロビンに、一つ頷いて、その背を送るか。
その後、ベネットと2人になってから、ふっと片腕にあるシーツとタオルケットの存在に気がつく。
一瞬しまったという貌をするのは、部屋に置きに行くついでにロビンについて行くが自然だったかと思うからで]

 さて、そろそろ夕食の時間かな。
 私は食堂に向かおうと思うが、ベネットはどうする?

[その不自然さを取り繕うかのように言葉を紡ぐ。
ラルフはどうしているだろうか?と思うも、同じ寮内のこと。
時刻を考えれば食堂にいるだろう予想はつくはずと考え至った。]

(335) 2010/09/05(Sun) 13時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 食欲がない……だと?夏バテか?
 朝方、食事は取れと謂ったはずなんだがな……―――

[ベネットの応えに、ひょいっと片方の眉を上げる。
色を含ませたわけではないが、視線は自ずと彼の細腰へ。

タオルケットとシーツへの視線へは気がつかぬ振りをして、少し考えるような間をあけ]

 食事、一緒にとらないか?
 食堂で食べるのが億劫なら、何か軽いものを運んでも佳い。

[視線を上げ、深い翠に紫水晶を合わせた。]

(339) 2010/09/05(Sun) 14時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 朝尋ねた時は、ちゃんと食べてると聴いた覚えがあるのだがな。

[嘘をついたのか?と怒るでもなく、唯心配の色深く、八の字の眉の下を覗き込み]

 別に甘えてくれるのは構わないとも、伝えた覚えがあるのだが。
 ―――……本当に、きちんと食べろよ。

[それ以上を謂わないのはディーンがディーンであるからだろう。
神が信じるものには救いの手を差し伸べる振りをするように、求められなければ深入りしようとはしない。

と、はにかんだ仕草に、相手が手に怪我をしていることを目敏く見つける。]

 手、怪我をしたのか。夏場は膿みやすいからな、
 切り傷や擦り傷なら消毒は小まめにしろよ。

[ぽすり、また黒の髪を撫でた。]

(343) 2010/09/05(Sun) 14時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 良い子だ……―――

[投げかけた2つの言葉への応えに、髪を撫でるを何度か繰り返す。浮かべた薄らとした微笑は、相手の艶かしい吐息に煽られたかのように、珍しく艶めいて。良い子という言葉も、まるで行為中にかける言葉の響きが密か篭る。

――……ディーンも、このじわりじわりと薔薇の香りに狂っていく歯車の中の一つと謂うことか。

しかしながら、まだ薔薇そのものに囚われたわけでない少年は、最後つぅっと短い黒髪を梳き毛先ではらはらと開放すると、身を退けた。]

 さて、紅茶を取りに食堂へ行くのだろう?
 そこまでは共に行こう。

(349) 2010/09/05(Sun) 15時頃

【人】 会計士 ディーン

― 食堂 ―

[艶やかな吐息も、あえやかな声音も、名残惜しげな視線も、潤んだ眸も……―――。
ベネットを彩るそれらに、陵辱めいた気が起きない訳ではなかったが。全ての人に平等といいながら、信じぬ者にしか手を差し伸べない神と同じがごとく、それ以上のことはやはりせず。ただ、罠のように堕ちる門戸は開いたまま。]

 嗚呼、それはそうだろうと。大丈夫ですよ。
 それと、佳ければ彼に、なにか食べやすいものをお願いします。

[連れ立って食堂へ向かえば、見えた寮母に今朝方頼まれた薔薇の水遣りの件、つなわちフィリップのことを聞く。まだフィリップが食堂にいるのなら、一度視線を投げかけたりもしたか。
己の食事を取るついでに、紅茶を求めるだろうベネットへ先手を打ち、去り際唇の端を持ち上げると、ディーンは食堂の一角へと腰を下ろす。

薔薇園で獣じみた交わりが行われているとは識らずに。]

(354) 2010/09/05(Sun) 15時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 15時頃


【人】 会計士 ディーン

― 食堂 ―

 此処《食堂》で食べるのが億劫なら
 医務室で食べても佳かったんだぞ?

[まるでもっと幼い者のように、頬を膨らますベネットにクツッと喉を鳴らした。席に着く前、服の裾を握る仕草も、幼いころの弟を思い出させるもので。
だから、また、胸に浮かぶ奢った想い。

――……神《しがらみ》から、開放させたい。

優等生であろうとするのも、佳い上の学校へ行くを契機にし、両親に、己は大丈夫だから弟も好きな途をと謂いたいが為というところが密やかにある。
ベネットのしがらみを解き放つには、おそらくは……―――静まるベネットとは対象的に、微かに深い翠を見る紫に欲が混じるのは、嗚呼、薔薇園から薫る蒼薔薇の芳香の所為なのだろうか。]

(359) 2010/09/05(Sun) 15時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 夕刻/食堂 ―

 ん、どうした?火傷か?

[ふと我に返ったのは、ベネットのスプーンの動きが止まり、机の上に置かれた時。
つっと差し出すのは、水の入ったグラス。
情欲に揺れていた紫は、今は常と同じく、ただ心配そうな色を燈し深い翠を見た。]

(367) 2010/09/05(Sun) 16時頃

【人】 会計士 ディーン

― 食堂 ―

 心配できる分には佳いさ……―――

[まだ心配できる要素があるということなのだからとは続けず。

はにかむ微笑に想うは、もしあの件がなければ、弟との間柄はこのようであったのだろうかと。
彼の性質は目の前の少年とは、随分と違うけれど。

裡にある奢りの対象でなく、ただ心配な弟という視線でみれば、情欲の焔は燈らない。
心配性な兄の眼で、ベネットの食事を見守り、そのまま何もなければシーツとタオルケットを抱えて彼を医務室へと*送り届ける心算*]

(371) 2010/09/05(Sun) 16時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 16時半頃


ディーンは、ロビンの登場には、特別言葉をかけず、ただ安堵を示す微笑を向けた*

2010/09/05(Sun) 16時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 22時半頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時頃


会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時頃


【人】 会計士 ディーン

― 食堂より医務室へ ―

[フィリップと視線が合った時、相手が何か物言いたげであったことは覚えている。その時直ぐに会話をしなかったのは、ベネットに気を向けていたからに相違なく……―――。
去り際に聲かけようと思えば、丁度セシルがやってきて、真っ直ぐにフィリップの所へ向かったことで、そのタイミングを逃した。]

 サイラス、か……―――

[すれ違い際、セシルより薫る薔薇の香に、浮かぶのはサイラスの貌。薔薇の香はアロマが趣味のサイラスが焚き染め、それがセシルに移ったのだろうかと思う。
それと、フィリップを頼る様に、ヘクターとのことが思い浮かび、さり気無く注意を向けてもらうにはサイラスが適任ではあるのだが……―――残念ながら一方的に避けまくってる現状があった。

複雑な表情でサイラスの名を呟いたディーンのことを、ベネットはどう思ったのだろう。とりあえず、トニーとはすれ違う形で医務室へとベネットを送り届けた。
故に、その後の食堂の喧噪は、何も識らないまま。]

(454) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

【人】 会計士 ディーン

― 医務室よりラルフ部屋に向けて/廊下 ―

[ベネットを、昼間、彼と同室のドナルドに、勉強をみてやろうと謂ったが、結局来なかった件などを会話の種に、医務室前まで送り届けた。
部屋には入らず仕舞いであったので、机の上にある血の染みを見咎めることは叶わず。]

 嗚呼、ラルフは結局部屋で待っているままなのだろうか。

[シーツとタオルケットを片腕に、ディーンはラルフの部屋に向かって歩を進める。さて、その間に誰かと逢うことはあるやいなや。]

(459) 2010/09/05(Sun) 23時半頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/05(Sun) 23時半頃


【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 ロビン?

[と、前方に硝子に額をぶつける下級生の姿を見つける。
聲をかけても気づかぬ様子であるならば、先程のこともあり、けれど不用意に、その少女めいた肩口に手を伸ばす。叶うなら、そのまま己という存在を示すように肩を叩く。]

(464) 2010/09/06(Mon) 00時頃

会計士 ディーンは、メモを貼った。

2010/09/06(Mon) 00時頃


【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

 お前、本当に大丈夫か?

[明らかに様子のおかしい後輩に、心配と訝しみの混じった眼差しを送る。
肩にあて離れた手は所在なく、宙に浮いたまま。

もし、硝子にサイラスの姿が映ったならば、すっとその手は引かれ、身体の脇で何かに耐えるように握りしめられることになるのだが。]

(474) 2010/09/06(Mon) 00時頃

【人】 会計士 ディーン

― 廊下 ―

[横目に見上げてくるロビンの眼差しに、ぞくりとするのは官能でなくある種の恐怖からか。あまりに温度のないそれに、ひくっと我知らず身体が震える。]


 ―――……後輩を心配して何が悪い。


[まるで覚えた感情を誤魔化すように、またロビンの温度が移ったかのような冷えた眼差しを取り繕い、くるりと背後《サイラス》を見た。

ちなみに、片腕にはシーツとタオルケットが抱かれたままである。]

(482) 2010/09/06(Mon) 00時半頃

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