149 【凍った】カオスバトル決戦【リス】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
housenka 2013/10/30(Wed) 07時頃
|
-少し昔の話-
―――動くな。
[夜道を歩く男に、芙蓉は拳銃をつきつける。 その銃口は容赦なく男の心臓を捉え、引き金を引くだけで男の命を奪うだろう。]
[男は、首だけで後ろを振り返る。 暗殺者(ヒットマン)が顔見知りであることに驚きを覚え、同時に安堵したように笑った。]
……塩河原、アンタどうしてこうなった。 政府から監視されてるんだ、だからアタシが…
[こんなことをしている、と銃口を揺らす。 二人の間に緊張感は保たれたままだ。]
(45) housenka 2013/11/01(Fri) 22時頃
|
|
[男の夢は、人の禁忌を侵すもの。 そこに、敵がいないわけがなかった。 組織対組織ならば金や勢力でなんとかできても、個人対個人ではそうはいかない。 暗殺が最も効果的なのは、言わずもがなだった。]
[芙蓉は、20も年上の男に銃を向けつつ―――その奇妙な人生に絶望していた。 かつて、己を雇い、技を育て、支援してくれた男。恩人とも友人とも言うべきその男へ、今刃を向けているこの事実に。]
(46) housenka 2013/11/01(Fri) 22時頃
|
|
[男は、なあ、とため息を吐くように言葉を発する。 夢がある、と。 やりたいことがある、と。 救いたいのだ、と。 男は語る。己の夢を。 望みを。救済を。 最愛の二人を蘇らせるためには、死ぬことはできない。
―――意志を継いでくれ、と。]
(47) housenka 2013/11/01(Fri) 22時頃
|
|
アタシは…アタシが、二人の立場なら、生き返らないね。
[芙蓉は、冷酷に銃口へ心を込めず…しかして、言葉に本音を響かせる。]
[何故、と男は問う。 芙蓉はニヤリと笑って、]
人生も格ゲーも連コインはしない主義でね。 肉体があるから、やれるのさ…とは言わないけれど、 何度も蘇られるなら…死ぬまでの時間が、作業になっちゃうじゃないか。
[その瞬間、男と芙蓉は袂を分かつ―――]
(48) housenka 2013/11/01(Fri) 22時頃
|
|
-霊安室-
「よろしいのですか?」
[清潔な白衣に身を包んだ男が、男―――塩川原に確認を取る。 殺し合いの掟として、優勝者の望みは絶対だったが―――同時に、この男の決断も絶対のものだった。]
「ああ。そいつのことはよく知っている。 よく知っている…やつなんだ。」
[さまざまな感情を込めて、塩川原はその遺体の蘇生を拒んだ。 理論と理想の探究に人生を費やしてきた男にとって、この遺体が生前話したことが全てだった。 蘇生なぞこの女は望まない。それは、塩川原だけが知っている。 そんな理性でなければ、家族の復活など考えもしなかっただろう。]
「そ、それでは…」
[白衣の男が霊安室の扉を閉める。冷気の煙越しにチラリと見えた死に顔を見て、塩川原は目を細める。]
「ゆっくり休め……芙蓉。」
[その昔、娘の世話を依頼した家政婦に、別れを告げた。**]
(88) housenka 2013/11/02(Sat) 01時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る