人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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……
そうかねぇ?

[肩を叩かれるのに返すのは、よしよしと頭を撫でる。
 悲しそうに、入ってきた人物を見つめる様子に。
 そのまま頭に手を置いたまま黙って見守る姿勢]


[頭を撫でられる様子にその手を見上げるように…。]

 ああ、触れるんだ。

[手が止まったのを感じると、そのまま、顔を伏せる。]

 ばか、だけどさ。
 ばか、な自分も悪くないって思う。

 好きな人は、他の奴が好きなんだけど、
 それでも、やっぱり、好きなものは好きだよね。

[素直に素直に紡ぐ。本当にばかみたいに。]



――愚昧さは、罪だよ。

[サイラスとセシルのやり取りに、冷たい口調で呟いた]


[俯く顔から聞こえる言葉。]

…――じだな。
好きな奴が他の奴を好きでも好きなものは好き。だよな。
自分を通して他の奴を見てたとしてもな。

[莫迦みたいに同じで。思わず。置いたままの手で髪をくしゃくしゃと
 掻き撫でた]

…全く、皆、莫迦野郎、だぜ―――……。



……まあ、どこが何ゆえに愚かなのか解っているのなら、それも悪くはない時もあるけどね。

[声音から険を消し、普段の表情に改めて、そう続けた]


冷たく聞こえた呟きにちらりと睫毛を一瞬動かしただけ。


けれど、愚かでいることが誰の望みも叶えないのなら、何をどう解っていようと、矢張りそれは愚昧で、罪だとしか言い様は無い。
僕はそう思う。

たとえば――そう、サイラスがちょうど今言ったみたいな()関係にしがみつくようなこと。


[トニーの冷たい口調には構わず、
 いや、むしろ、ロビンをはじめとするいわゆる真面目な連中からは、普段から散々冷徹な言葉や態度を受けているのもあるから。]


 髪、気持ちいい?


[ぐしゃぐしゃ己の髪を掻き乱すサイラスに、少し笑ったような声でそう聞いてみる。]


[ふんと鼻を鳴らし一瞬そちらを見やる]

アホか。子供がそんなに早いうちに大人になったつもりで。
大損してるぞ。


[少し笑うセシルに、同じく微笑んで]

…そうだな。

[間を空気を吸い込んで。]

やっぱ。セシルは大事なダチで同士だもんな。

[久しぶりの大輪の笑顔を少しだけ覗かせる]




 それは、好きでいること事態が罪だってことに聴こえるけど。
 相手も自分も好きでいてくれたら、それはとてもいいことだけど…。




 そんなにうまくはいかないよね。

[愚昧といわれることも、罪人と呼ばれることも、
 既に気にするレベルじゃなかった。


 ヘクターと同室であった事実で、もう陰口としては、かなり酷いレベルまで言われてたし、実際、いわゆる不良だから。]


セシルにだよなと頷いてまたくしゃくしゃと髪を掻き乱した。




 そう、よかった。

[友達が笑う様子には嬉しそうに。
 ただ、それでも、悲しいものが垣間見えるから。
 指をその髪に少しだけ絡めた……。]

 オレもサイラスは大事な友達。
 これからも、ずうっと。

 よろしくね。

[未来があるかのような言葉を紡いで…。]


フィリップの苦しがる様子を、やっぱり悲しそうにみつめて・・・。


執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 21時頃


 きっと、フィル先輩が、蒼薔薇にいてほしいって願うなら。




 オレは死んじゃうね。

[人事のように言うのは、悲しすぎたから。]


メモを貼った。


[少しだけ自分のプラチナブロンドの髪に絡められる指]

ああ……よろしくだよな。

[にこっと歯を見せるような笑いをして。悲しみを見せないように
 眼を逸らしたのは僅かな時間。
 フィリップを見つめる眼に、ただ手を頭に触れていてやるだけ。
 口に出された言葉にはっとして。でもその手は其の侭に]


…届かないって辛いな……。


[それは届けるものがいるとは知らずに口にされて]




 そうだね。

[頭に手があることで、きっと一人よりは淋しくなくて。
 目を閉じて、手の感触だけ、感じることにした。*]


メモを貼った。


ロビンは、ディーン…と眠りのうちに無音の呟きを。

2010/09/09(Thu) 22時頃


ロビンは、ディーンとラルフの会話も知らず、僅かに身動ぐ。

2010/09/09(Thu) 22時頃


[迷子の迷子のユーリィはずっと深い深いところで泣いている。
みんな自分が悪いのだと。青薔薇に願ったのはじぶんだと。
叶うことの無い恋ならば、みんなめちゃくちゃになってしまえと。

こんなことになるなんで思ってやしなかったから、罪深さに怯えた迷子は、隠れて隠れて深いところへでは]


【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[ぱちり、と仕掛け人形のように目を見開く。
ゆら…と起き上がらんとする動作もまた人形の如く。
蒼いい薔薇の侵食は既に両肩にまで拡がっている。]

(150) 2010/09/09(Thu) 22時半頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/09(Thu) 22時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 執事見習い ロビン

―非常階段―
[細い未成の身体に走る、数多の傷痕も痛々しく。
半身を起こすと、灰いろの瞳を伏せ、熱い息を吐く。

全身が熱を持ったようにじんじんと痛む。
実際に、負傷と疲労から発熱しているのかも知れない。
それなのに、取り込んだ蒼薔薇の新芽が成長のために容赦なく精気を吸い上げていた。
足りぬ分は贄と交わって補えと言うように、残り火に更なる情欲の粗朶を焼べようとするのだ。]

(153) 2010/09/09(Thu) 23時頃

【人】 執事見習い ロビン

[立ち上がろうとして――くたくたとへたり込む。
足は滑るように床を掻くばかりで、下半身に全く力が入らない。

その頃になって、漸く意識がしっかりして、現状を認識できるようになってきた。
自分が非常階段の床に転がっていること、その側にディーンとラルフが向き合うように立っていること、
ディーンに抱かれて意識を喪ってから、あまり時間が経っていないこと、
そして、自分はまだ蒼薔薇の虜囚で、間もなくドナルドのように完全に思考を奪われてしまうであろうこと。]

(155) 2010/09/09(Thu) 23時頃

ロビンは、へたり込んだまま、傷だらけの己自身を両腕で抱いた。

2010/09/09(Thu) 23時半頃


【人】 執事見習い ロビン

だ、い じょう ぶ、

[熱い息を殺して、食い縛った歯の間からディーンに向かって制止の言葉を搾り出す。]

誰にも、渡さないから、
これは、僕が欲しがったものだから、

[ぞわぞわと背に向かって蔓を伸ばす茨に抗するように、いっそう強く己を抱く。]

(161) 2010/09/09(Thu) 23時半頃

[赤い獣は足掻く。
絡みつく茨の棘が食い込もうとも、待つものが居るから。

されど、彼はいまだ気付かぬ。
その身を戒めるのは自己嫌悪と罪悪感の有刺鉄線。]

「同じ、だね。」

[いつかと同じ声が聞こえた気がした。」


【人】 執事見習い ロビン

と、にー ?

[ラルフの問いが何を示しているのか、一瞬分からなかった。
ややあって、ああ――と呟いた。]

つれていこうと思って、したんじゃない、
僕は、

[ただ、彼が欲しかっただけだ。
だが、トニーが目覚めないなら結果的に同じことなのだ、と悟り口を噤んだ。]

(162) 2010/09/09(Thu) 23時半頃

ロビンは、白い額にじっとりと汗が浮かんで流れ落ちる。

2010/09/09(Thu) 23時半頃


[華奢な手首に食い込む有刺鉄線を見せて、ユーリィは涙目で笑う。]

「ほら、一緒だよ。痛くて身動きが取れないんだ。

こういう所が似てるから…だから君を選んだのかもしれないね。」


[壊し壊されたかったのは本当。種を渡したかったわけでないのに
 結局は、一番近くて、遠くて。大事な相手。
 身を巣くう呪いの種を結果的に渡してしまうことになったことは
 申し訳なく。でも―――…。]

お前で、良かった―――…。

[お前が封じ込めると言ってくれて、ある意味種を壊してくれて。
 自分で出来なくてお前に任せることになってしまったのは――…]

すまん……。

[俺の肩代わりさせて。思えば、最初の種を蒔かせる水を与えたのは
 ―ユーリィに恋心を抱かせるような助けを差し出した―のは
 …――俺だ。それを思えば、俺が刈り取るべきだったのに。
 俺が耐え切れなくて、すまんと。]

……本当に、莫、迦、だよな。

[俺たちは―――…。 やっぱり似すぎてる―――…。]


【人】 執事見習い ロビン

や だな、これ……
ほんとに、気持ち 好く ない。

[強がるように唇が笑いの形を作る。
「トニーも起こしに行こう」と言われれば、くくっと喉を鳴らし、]

……きらわれた、かも ね?
でも、いいよ、それでも。

(168) 2010/09/10(Fri) 00時頃

執事見習い ロビンは、メモを貼った。

2010/09/10(Fri) 00時頃


メモを貼った。



んーん、僕はまだ子供だよ。
子供すぎるくらいに――ロビンを本気にさせられない位に。

サイラス、大人になると自分の気持ちはいくらでも押し殺してしまえるものなの?
僕には、そうとは信じられない。
本当に『好き』な人がいたら、相手が誰を好きだろうと、何を見ていようと関係ない。
きっと、どうしようもない。というか、どうしようもなかった。

自分の気持ちを押し込めて、ただ心の中で相手を『好き』なだけでいるなんて、僕にはできないよ。


【人】 執事見習い ロビン

ごめん な さい、もう歩けな

[ディーンの差し出した手を取る体力も尽きつつあるのか、ぎゅっと目を瞑る。
ぐったりとフェンスに背をつけて横たわった。]

(170) 2010/09/10(Fri) 00時頃


ううん。セシル、それは違うよ。
『好き』で居ること自体が罪だなんて、そんな訳あるはずがない。
あっていいはずがない。

ただ、それが自分自身も、相手も、周りの人間も、幸せにするものじゃないんだったら――そんなものはさっさと投げ捨ててしまった方がいい。どこにも行けない気持ちを抱え込んで、いつまでも自分を苦しめているよりはずっといい。

何もかも上手くはいかない、けれど、『好き』な気持ちは、そんなに簡単に失ってしまえるものじゃないと思う。
本気で伝えずに――向かい合わずに、一人でのた打ち回ってるなんて、まるで理解できやしないんだ。


[小さな少年に一つだけ、切欠を与えるように]

…執着でも、押し殺してるわけでも、ないさ。
ただ、いろんな形があるってことだけ、さ。

『好き』には、な。

[トニーのそれも間違いではなく。]


…莫ー迦。

一度向かい合った結果、だからだろ。
[俺も、セシルも、多分他の皆も―――…]


【人】 執事見習い ロビン

[医務室だろうと、トニーの傍だろうと、逝ってしまえば変わりはないんじゃないかな…という無粋なことを言うのは止めた。
言葉を喋る気力がもう無かったのもあるけれども。
喋れなくて良かった、と思った。]

(174) 2010/09/10(Fri) 00時半頃

ロビンは、名を呼ぶディーンの声と頭を撫でる手を感じ、微笑した。

2010/09/10(Fri) 00時半頃


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