179 仮想現実人狼―Avalon―
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― 広間 ―
[フランシスカの呟き>>5にゆるく頷く。 食堂に行った者は少なくないはずと把握していたから 手が必要なら呼ばれるだろうとも思い広間に留まる。]
――…、ん。 無理して返事しなくていいからな。
[小さく声を返して、ふ、と息を吐き出した。]
(9) 2014/06/04(Wed) 00時半頃
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[首を振り返されたリンダの声>>6には 己の首筋に手を宛がいやや首を傾けて]
――…キミが何を気にしてるのかは知らないけど 少なくとも此処じゃ前衛である俺の手よりも 癒し手であるキミの手の方がきれいだし 彼女も、信頼よせるキミの方が安心できると思う。
[フランシスカの傍についているリンダに零した。]
(11) 2014/06/04(Wed) 00時半頃
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[時間を置いて聞こえたフランシスカの声>>5にふっと笑い]
疑わせたか。 ――…自分の結果、だと情報増えねぇから 別の奴にスキル使って欲しかったが…… 俺の力不足だな、しゃあねぇか。
[肩を竦めてみせた。]
(13) 2014/06/04(Wed) 00時半頃
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[フランシスカがリンダに声向けるのが聞こえる。 一度目を閉じて、再び開けばフランシスカの方>>12を向き]
考えられる可能性としては 新たに設定されたこのクエストの為のスキル発動に 負荷が掛かりすぎて、悪影響が出てんのかもな。
[憶測の域を出ないし対処法もない。 難儀だと思い呟いて]
と、お邪魔虫は退散するわ。
[ひら、と手を振り後はリンダに任せるようにその場を離れる。]
(15) 2014/06/04(Wed) 00時半頃
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[広間から立ち去る前に聞こえたリンダの声>>19には]
そーいう言い方するとな。 キミを必要だって思ってる人が悲しむと思うよ。 少なくとも、彼女はそうじゃないかな。
[チラとフランシスカの方に視線を向ける。 フランシスカからの言>>23には]
ん、変えようと思わせれたなら上々かな。 頭痛なら、しゃあねぇだろ。
――…ああ、わかった。
[軽い声を返して背を向けた。]
(26) 2014/06/04(Wed) 01時頃
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― 廊下 ―
[広間を出て食堂に行く途中、 食堂に背を向けたクシャミの姿>>20が見える。]
よ。
[軽く手を掲げて、 一音、挨拶代りに投げかけた。]
(31) 2014/06/04(Wed) 01時半頃
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[歩みを進めて食堂を覗き込む。 料理の匂いにまじり、鉄錆を思わせる血の――。]
――…ああ。
[当事者たるトニーとシロガネの姿は既になく トルニトス>>30が残るのみか。]
何があったか俺に教えてくれる?
[小首を傾げてそんな言葉を彼に向けた。]
(35) 2014/06/04(Wed) 01時半頃
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[トルニトスの返事>>41に緩く目を伏せる。]
そう、か。
[ワンダの声が遠く聞こえていたから ある程度の予想まではしていたけれど いざ聞いてみるとやはり割り切れぬものがあり]
ありがと。
[情報をくれた事への感謝を彼に向ける。]
(46) 2014/06/04(Wed) 02時頃
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[伏せた視線を再びトルニトスへと戻し]
フランシスカは広間のソファで休ませた。 リンダがついてる。 ――…、頭痛はマシになったらしくて ……うん、まあ、当人の口から聞くのが一番だけど 俺が占われたらしくてな、結果は人間、ってさ。 記録アイテムの方でも確認できると思う。
――…みつからねーな、狼。
[困ったように息を吐いて、ぽつと零した。]
(47) 2014/06/04(Wed) 02時頃
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と、驚かせたか? わりぃな。
[クシャミの声>>44に思わずそんな言葉を漏らした。 ぎこちない挨拶もさして気にする様子はなく]
せっかく食事の支度してくれたようだが 食える空気じゃねぇか。
[独り言ちるように呟いて 食堂のテーブルに並ぶ料理へと歩み寄る。]
(48) 2014/06/04(Wed) 02時頃
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[煮込まれた兎肉の皿へと手を伸ばした。 一切れつまみ口に運び咀嚼する。 丁寧に仕込まれたものだから素直においしいと思えた。 シロガネが料理に向いている事はわかっていたが]
――…一人でこんな手が込んだ料理よく作ったな。
[作り手の姿はないが、ぽつと零した。 トルニトスとクシャミの双方に目を向け]
携帯食があるならいいが 食事も一応ちゃんととっとけよ。 食う気分になんなくても、さ。 こっちでの空腹感なんかも、 現実の自分への負荷になるかもだから。
(51) 2014/06/04(Wed) 02時頃
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[トルニトス>>52に一つ頷く。 それから問われた事には思い出すようにやや上を見て]
トルニトスが人間って分かって次に攻撃力がありそうなのが俺だから、って 声掛けられたのはそんな理由だったかな。 俺と、――…クシャミが占ったグレッグとで迷ってたみたいだが
俺を占っても良いが無駄になるとはいったな。 まあ、グレッグを占えば確定情報が増えるし クエストに向き合うには俺にはそっちのが有益だったんだが
頭痛で、俺チョイスしたままだった、ってさ。
[ざっくりと話す様子も何時もと変わらぬ調子。]
(54) 2014/06/04(Wed) 02時半頃
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それがいいな。 スキルがないとてんでダメだからなぁ、俺。 作ってもらえるのはかなり助かる。
[トルニトスが唐揚げをつまむのをみて 釣られるようにそちらへと手を伸ばした。 兎など食べ慣れてはいないけれど、 やはりおいしいと感じるもので微かに口許が綻ぶ。]
明日シロガネに会ったらさ、食べた感想言ってやってよ。 前、湖畔で刺身振る舞ってくれたんだけど ほんとうれしそーにするんだわ。
[思い出しながら言い遣り、一通りつまみ食いする。]
(56) 2014/06/04(Wed) 02時半頃
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まあ、そうだな。 状況が状況だし。
[クシャミの言>>55に緩く頷く。]
と、いい時間みたいだな。 ちょい部屋で休んでくるわ。
[トルニトスとクシャミの二人に声を向けて ひらりと手を振り、来た時同様ふらと部屋に足を向ける。]
(57) 2014/06/04(Wed) 02時半頃
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[食堂を出る前に聞こえたトルニトスの言>>59には]
――…まあ、それはそうだな。 攻撃力が高かろうと低かろうと たぶん、このクエスト用のスキルは別枠だ。 俺がどれだけ戦えようがそれをどうこうすることも出来んだろ。
――…今更、ではあるが、 狼をみつけたい、と思うよりも 信じられるものを増やしたいってのもあるかと思ったが まあ、そこいらは当人に聞いてみなきゃわかんねぇか。
[フランシスカとクシャミの二人。 どちらが如何というだけの情報もないから 見方としてはフラットと己では思っている。 シロガネに関しての応え>>62には、うん、と僅か笑み浮かべ頷いて二人と別れた。]
(64) 2014/06/04(Wed) 02時半頃
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[前に使ったと同じ客室に戻ると 日課となっている稽古をして身体を動かしてから 汗を流して寝台へと潜り込んだ。 寝つきは悪くない。 けれど寝起きは悪いから、起きだすのは陽が上ってから。]
あー……。
[差し込む朝日で朝だってわかっている。 わかっているけれど頭が働かないのだから仕方ない。 けど、シロガネの事だから もしかすると朝食の準備をするかも、と これでも早起きした方だった。]
(71) 2014/06/04(Wed) 03時頃
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― 朝 ―
[身嗜みを整えてからキッチンのある方へと向かう。 けれど彼女の姿は其処になく、 共用スペースを一通りみても見つからない。 ロビーの台帳には客室使用者の名前がのる。 無論、NPCが居る時に確認することは難しいが今はそれが出来た。 そうしてシロガネが使う部屋へと足を向ける。 コンコン、と扉をノックして反応を待つ。]
――…シロガネ、いる?
[声を掛けて、またノックしてみる。 反応のない事に眉を寄せるのは嫌な予感が過るから。 彼女が霊能者で狙われる立場であることも理解している。 ドアノブに手を掛ければそれは難なく開かれた。]
(72) 2014/06/04(Wed) 03時頃
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― シロガネの部屋 ―
……シロガネ、入るよ。
[もう一度声を掛けてから室内に足を踏み入れた。 噎せ返るような血臭が部屋に立ち込めている。]
く、っ……。
[息苦しさからか焦りからか漏れる声音。]
シロガネ……!!
[大きな声を上げて彼女の名を呼び駆け寄る先には 血に濡れたシロガネの姿があった。]
(73) 2014/06/04(Wed) 03時頃
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[裂かれた肌からは血が滴り彼女を中心に血溜りが出来ていた。 床に横たわるシロガネの傍らで膝をつく。 元より白い彼女の肌からは血の気が失せて一層白さを際立たせた。]
なんで……っ。
[己に護る為の力がないのだろう。 哀しみに悔しさが混じる声が零れて]
――……。
[目を覚まして、と、くちびるは動くけれど音にはならない。]
シロガネ。
[呼び掛ける声も常より弱く頼りない響きとなった。]
(74) 2014/06/04(Wed) 03時頃
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[チアキはシロガネがトニーを処刑したとトルニトスから聞いて 自分と同じ思考――第一発見者を疑うというそれを浮かべ 己の力でそれを見極める為に動いたのでは、と思っていたから。 そうでもなければトニーとも湖畔で楽しそうに過ごしていた彼女が そのような行動を起こすとも思えなかった。]
――――――……っ。
[視界が滲むのはきっと悔しさのせいだ。 そんな言い訳を心の中で過らせながら 彼女の身体をそっと抱き上げ寝台へと運び寝かせる。 アバターなのだと分かっていてもリアル過ぎて心は揺れる。 伏せられた彼女の眸を深く閉じさせるよう手を瞼に宛がい流す。 髪の乱れを整えるように艶やかな髪を梳き撫でて]
(76) 2014/06/04(Wed) 03時半頃
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[何を言えばいいのか分からない。 けれど、ふと、シロガネをさがした理由を思い出す。]
シロガネ……、 昨日のキミの料理もおいしかったよ。 ほんと、リアルで、食べたくなるくらい、……
[紡ぐのは偽りなき本心。 仮想世界での死であって 現実世界の死でない、と心の中で繰り返す。 クエストの結果次第では彼女は消滅なんてしない。 そう自らに言い聞かせて]
シロガネ、……キミのことを、みんなに伝えないとね。
[常より弱い声音で綴るけれど、足は思うように動いてくれなくて 俯いたまま、チアキはその場できつく拳を握りしめる。**]
(77) 2014/06/04(Wed) 03時半頃
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チアキは、トルニトスに話の続きを促した。
2014/06/04(Wed) 03時半頃
――、私は死んでいた。
そのことに、気がつきもせずに。
――あなたは、命を落としました。
そんなシステムメッセージが、マユミの前に表示されている。
――、膝を抱えて。
じっと、虚空を見ていた。
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[きつく握りしめた拳。 掌には爪が食い込み、フィルターを介さぬ痛みが伝う。 サイモンも、トニーも、目の前にいるシロガネも 自分が今感じるものとは比べ物にならぬ痛みを感じた、と思う。 だから、痛いなんて言えない。 この胸の痛みも吐き出せない。 ワンダが見ていたこと>>84にも気づけぬ程度に沈んでいたが 隣に歩み寄る気配と掛けられた声に、ピクと肩を揺らした。]
あー……。
[ばつの悪そうな声が漏れる。 すぐに顔を上げられないのはいつも通りが難しいと思ったから。]
大丈夫か、ワンダ。 トニーの事、気に入ってたから けっこー堪えて、眠れてねぇんじゃないの。
[普段と同様、まず気に掛けるのは相手で 一度息を吐き出してから、ゆると顔を上げ隣のワンダを見る。]
(96) 2014/06/04(Wed) 11時頃
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[廊下の方からフランシスカの声>>92が聞こえた。]
ああ。 襲われたのはシロガネだ。
[表情薄いまま、彼女へと声を返す。 一日にある襲撃は一度。 一日にある処刑は一度。 シロガネとトニーで埋まったのだから 他の者は全員無事、とゲームの知識として知る。]
――――。
[シロガネを失いチアキは占い師を確実に見極める術を失う。 否、クシャミがチアキを占い別の結果を齎せばわかることだが リンダの事を気にしていたのを知っているから――。]
(97) 2014/06/04(Wed) 11時半頃
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[もう一度シロガネに視線を戻せば 彼女の姿は淡い光に包まれて、ガラスが砕けるように 光の粒子が次第に細かくなり空気にとけるように消える。]
――――…は。 これ、……けっこー、くる、な。
[アバターが消えただけ。 そう分かっているのに、クエストに掛かれていた消滅の文字が過り まるでそれを目の当たりにしてしまったような痛みが胸を苛む。 微か潤みを帯びたままの眸でシロガネがいた空の寝台を見詰めるチアキの顔は、どこか泣き出しそうな空に重なる**]
(98) 2014/06/04(Wed) 11時半頃
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[物心つく頃には舞いが日常に溶け込んでいた。 伝統舞踊の家元である父からの熱心な指導があるのも チアキがその長子であり跡取りであるから。 身体を動かすことに向いていたようでそれを苦には思わない。 ただ舞台にあがるようになってから素の自分を出せる場が減り それが少なからず窮屈で息苦しさを覚えていた。
連理なる舞台名はとある詩集からとったのだと聞く。 その名は舞踊に興味ある者には知れるから 普段の暮らしで口にすることもなく どちらかといえば外では目立たぬよう静かにしていた。
大学に通うようになってもそれは変わらない。 どちらかといえば表情少なく口数も少なく 必要なことだけ口にするような在り方だったから 青春を謳歌する、とは程遠い学生時代。]
(100) 2014/06/04(Wed) 15時頃
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[だから――。 アヴァロンでは現実世界で得られなかったものに手を伸ばす。 積極的に人と関わるのも繋がりを恋しんだから。
露店をみていたシロガネに声を掛けてみたのも 興味抱くまま感性のままに動いてのこと。]
(101) 2014/06/04(Wed) 15時頃
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― 虚空を見る眼に映るは、無だった。 ―
仲の良い家族だったと思う。
マユミは、兄さんが心配なだけだった。
ノリが良くて気のいい兄さんだった。
物作りが好きで、その姿には尊敬さえしていた。
アヴァロンに来たのは、どうしてだろうか。
その理由は、なんてことない興味本位だった。
物作りの好きな兄が、はたと大学に行かなくなった。
そのことを心配し、時には両親が喧嘩していることを兄さんは知っていただろうか。あんなに仲が良かった家族が、ばらばらになっていくのが恐かった。
それを伝えようと思っていたわけではなかった。
ただ、兄が何を見ているのか。
それほどまでに、帰ってこれなくなるような世界があるのか。
それが気になって――、捜しにきたのだ。
両親へと二人だけの水入らずで家族旅行をプレゼントしたいという理由で、マユミは色々なことを頑張った。
友人は快く引き受けてくれて、兄さんのことまで含めて様々な協力をしてくれた。
初めて体験したVRの世界は、とても綺麗で。
楽しかった。
優しい人が沢山いて、思い出が沢山出来た。
初めて声をかけてくれたチアキには、ちょっと憧れもあったかもしれない。
初めてのことばかりが連続していて、そのどれもが驚きの連続で――。
――初めての戦闘は、大きな兎の首を跳ね飛ばすという少し衝撃的なもので。
しかし、そういうものなのだろうと彼女は世界を誤解していった。
輝かしい世界は、いつからだろう。
血に濡れてぬらりと輝く、黒の世界へと変わっていた。
[あんなに、元気に笑っていた子供を殺した。
ワンダさんに愛されていた様子を、見ている。
その息の根を止めた時。
苦しんでいる様子を、ただ茫然と見た時。
刺し身を美味しいと言って食べてくれた記憶が。
愛おしそうにワンダさんから撫でられている記憶が。
悲痛な叫びをあげるワンダさんの声が。
覚悟を決めたように、眼を閉じるトニーの姿が。
あの独白の声が。
手に残る、首を切った感触が。
吹き出す鮮血の光景が。
その臭いが。
広がる血だまりが。
――彼女の虚ろを、支配していた。
現実と虚構の境目は、どこからか曖昧になっていた。
殺した。
殺した。
殺した。
ゲームでのこと、という認識はなかった。
マユミは、誤解をしていた。
あるいは、それは誤解ではなかっただろうか。
この世界は、残酷なのだ――と。
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― シロガネの部屋 ―
[主の居なくなった部屋で空になった寝台を見詰めて。 血の赤も匂いもデータとして処理されたのだろう。 跡形もなく、シロガネが居た痕跡はシーツの僅かな皺と沈みのみか。 グレッグの声>>102に意識が呼び戻されるように顔を向ける。]
――…ああ。 じゃ、俺は席外そう。
[ワンダに話があることを聞き、そう漏らした。 部屋を出ようとすれば自然とグレッグとの距離は縮まる。]
最低一回。 そうだな、まだ、終わらない。 ……自分ではけっこータフと思ってたんだけどなぁ。
[ばつが悪そうに呟いて肩を竦める。]
(103) 2014/06/04(Wed) 15時半頃
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[差し出されたマグカップの湯気に誘われるように視線落とすが グレッグへと視線戻し]
一口ちょーだい、って言いたいとこだけど 男同士での回し飲みなんて御免だろ? 気持ちだけ受け取っとくわ。
[さんきゅ、といつものように口にするものの いつものように笑み浮かべることも出来ず目を伏せる。*]
(104) 2014/06/04(Wed) 15時半頃
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――心が、耐えきれなかった。
平然として、淡々としていたのは。
ゲームだと認識して、ゲームとしての行動をしていたのは。
そうでなければ、恐くて逃げ出してしまいそうだった。
ただの、ポーカーフェイスだった。
「シロガネ」としての振る舞いは、いつものマユミとは全然違う行動を取らせた。
シロガネだから出来ることが沢山あった。
シロガネだから、私は――。
――???――
[光射さぬ細井戸の 澱んだ水溜り
少年は身を丸め ゆうるり ゆるり 堕ちて行く
遥か上を見上げれば 鏡の如き空に 映る貌
白い面で泣く彼は まごう事なき 己自身]
『 嗚呼 俺は 』
[途端に気付く 己は最早彼ではなく
あの時流した 一粒の涙だったのだ
彼があの時手放した 少年の心だったのだと]
『 俺は 消えて行くのか …… 』
[ゆるり ゆうるり 堕ちて行く
絶望の巣食う 闇の底へ と]
[澱の中に堕ちたかと 思うた瞬間
ふわり と躰が浮いた
波の様に優しく 羽の様に柔らかい
それは誰かの腕のよう
温かい声が木霊して
『 大丈夫ですか 』
魂を揺さぶり 霧散しそうな意識を呼び留める
『 トニー 』
嗚呼 そうだ 彼女は……]
……ワン、ダ……、
[消滅と再生の狭間で まどろむ少年の幽体が
その名を紡ぐ
死の瞬間に口にした 同じその名を
彼女の心の安寧を願いながら―――**]
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[フランシスカの声>>105が聞こえる。 今のチアキは彼女を占い師と信じ切ってはいない。 同じくクシャミの事も占い師と信じ切ってはいない。 感覚だけで言えば話した分だけ フランシスカの方が言動から流れを読み取りやすい。 今はただ、それだけ。]
――…ン。
[人狼役をみつけて欲しいと思うけれど プレッシャーをかけるのもいやで一音漏らすのみにとどまる。 大きな期待を背負うのは重くて――。
広間に向かう彼女>>106を見遣り、物思うように息を吐く。]
(109) 2014/06/04(Wed) 16時半頃
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― 回想/前日の広間 ―
[リンダの言葉>>107にはたと瞬く。]
たかだかゲーム。 されどゲーム、ってね。 俺にとって、この世界も、大事な場所の一つだよ。
[声の響きが何処か泣き出しそうな色を思わせて 少しばかり困ったようにへなりと眉を下げつつ声を返す。]
…………。
[零された声にふっと微か笑む気配。]
大事な人泣かせたくなきゃ 頭の隅だけじゃなく、真正面から向き合った方がいい。
[お節介かと思いながらも口を出すのは繋がりを思うから。**]
(111) 2014/06/04(Wed) 17時頃
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チアキは、グレッグに話の続きを促した。
2014/06/04(Wed) 17時頃
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― 食堂 ―
[昨日は無かったグリーンカレー>>83とマドレーヌ>>80があり チアキは不思議そうに首を捻る。 誰か料理をしそうな者はいただろうか。 フランシスカは気分が優れぬようだった。 リンダはその彼女の傍についていただろうから。 ワンダもトニーの事で料理する気分にはならなさそうだ。 つらつらと考えて、考えた結果ここで最後にあった二人が浮かぶ。]
――…うーん?
[浮かぶが料理のイメージがなく再び首を傾げてしまった。]
(124) 2014/06/04(Wed) 20時頃
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[昨日トルニトスが言ってた独り言>>70とやらが過る。]
――… 俺は 、
クシャミがグレッグ占った理由のがわからん。
[直接聞けばいいと分かっている。 分かってはいるがそれを聞いて自分はどうするのか。 そんなことを考えて、重い息を吐き出した。]
(128) 2014/06/04(Wed) 20時頃
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[このクエストが舞い込むまで 共に狩りに行こうと計画をたてて 遠足にいく子供のような気分で準備をしていたのに。 その相手の中から人狼役をさがして、それで――。]
…………っ。
[現実世界に帰還するために覚悟を決める。 グレッグと話した際にそう決めたはずなのに。]
悪趣味。 ……これ、仕組んだ奴、ぶん殴ってやりたいわ。
[独り言ちて拳を握りしめる。 そうして緩めた掌には赤い血が滲んでいた。]
(130) 2014/06/04(Wed) 20時頃
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[メニューを開きアイテムを見る。 投票の項目を見て残りの人数を確認する。 そうして、慣れた様子で装備品を変更してゆく。 桜色のおしゃれ着がしなやかな黒革の鎧へと変わる。 下も揃いで、マントも同じく黒、兜はない。 これも今となっては恰好だけの本気装備。 色合いからトルニトスと並ぶとそれなりに映えるが 彼の隣に並ぶがしっくりくるのはクシャミの方だろう。]
衣装に着替えれば頭も切り替わる。 ――…ああ、けど、
[心はそう簡単に切り替わってはくれない。 そんなことを思いながら、食堂を出て広間へと向かった。]
(136) 2014/06/04(Wed) 20時半頃
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― 広間 ―
[入口を潜ればリンダと対峙するクシャミ>>133の姿がみえる。 双剣に手を遣るのに気付けば目を眇めて]
なぁにやってんの? ちぃと物騒な気がするのは気のせいか?
[黒づくめの剣士はゆるく首を傾げた。]
(137) 2014/06/04(Wed) 20時半頃
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チアキは、カリュクスに話の続きを促した。
2014/06/04(Wed) 20時半頃
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― 広間 ―
[トルニトスの言>>143にはたと瞬く。]
――…そうなのか?
[確認するようにクシャミへと声を向けた。]
(144) 2014/06/04(Wed) 21時頃
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― 回想/シロガネの部屋 ―
[ワンダの言>>138に困ったように眉が下がる。 辛そうに見えたらしいと知れば己の未熟さが身にしみる。]
ん、大丈夫なら良い。 何かあったら話しくらいは聞くからさ。 ためこむなよ。
俺も――…、うん。 ワンダが心配してくれるから、まだ、――…
[大丈夫、という風に視線を重ね一度頷く。 シロガネを眺めながらの言葉>>141にも その心はわかるような気がして、頷くように目を伏せた。*]
(147) 2014/06/04(Wed) 21時頃
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― 広間 ―
[クシャミがトルニトスへ応える>>146を聞き眉を寄せた。 短い肯定の言葉>>148に]
あー……。
[チラとリンダをみて、フランシスカを見て]
そいつ占って狼役に仕立てるとかまずりすぎだろ。
[そんな言葉を漏らし苦い表情を浮かべる。]
(151) 2014/06/04(Wed) 21時頃
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[トルニトスの言葉>>150にゆるく頷く。 その流れは理解するといった風。 考える間の後の問いかけにはトルニトスの兜の奥にある眸の方をみて]
俺の意見は――… 結論から言えばクシャミが偽物と思う。
クシャミがリンダを狼と判じたなら リンダとフランシスカは仲間って事になるんだろ。 しかも今回の編成は仲間と相談できる囁き狂人込みだ。 フランシスカが狼役にしても囁き狂人役にしても 二人には仲間だって最初からわかってることになる。
けどな、リンダはこのクエストが始まって間もない時に 「できれば消滅したい」なんて言ったんだ。 負ければフランシスカも巻き込むってわかる状況で リンダがそれをいうのは、おかしい。
[リンダの言葉>>1:104ははっきり残っていたから 考えをそのまま言葉にしてトルニトスの反応をみる。]
(153) 2014/06/04(Wed) 21時頃
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リンダ、分かってるか。 今、居る人数と、人狼側が最大数かもしれない事。 明日、居る人数と、リンダが処刑された後の事。 キミが人間だったら、フランシスカも道連れだぜ?
[守ろうとするリンダの弁>>154に緩く首を傾げ視線を一度向けた。]
(156) 2014/06/04(Wed) 21時頃
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親しいと思ってる。 互いに互いを大事に思っている、と俺は見ているよ。
[トルニトス>>157に短く答える。]
(158) 2014/06/04(Wed) 21時半頃
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一応サイモンに誘われて人狼ゲームやった経験者、だろ。 最大限冷静になれってば。
[クシャミがリンダを人狼と判じたお蔭で チアキの情報は増えたと感じる。 視界がクリアになり情報の整理がしやすくなった。 気掛かりはグレッグの事ではあるが――。 リンダ>>162の続く声にクツと小さく喉を鳴らす。]
そーかよ。 俺はキミの事嫌いじゃないぜ? 一途な所とか眩しいくらいだ。
[軽口じみた声を返し、向けられた言葉に強く頷いた。]
(165) 2014/06/04(Wed) 21時半頃
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[トルニトスの独り言ちる声>>163に微か目を瞠る。]
確かに、はっきりとはしない、けど。 リンダが狼なら、真っ先に処刑されるよう動くだろ。 そうすりゃ、フランシスカが助かるって分かるんだから。
とは思ってるけど。 まあ、ちぃと抜けてるところがありそうだからなぁ。
[リンダをチラとみて、肩を竦めた。]
(169) 2014/06/04(Wed) 21時半頃
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このクエストに於いては味方の可能性が高い相手と やりあうのもなーんか腑に落ちねぇが、仕方ねぇか。 耐久度考えるとメイスの相手なんてしたくねぇんだけどなぁ。
[ぼやくように呟き、 黒革の鎧に身を包んだチアキは手に馴染む片手剣を構えた。 動きに合わせて同じ色のマントが揺れる。]
性悪には違いねぇな。 ひっでー細工ばっかしやがる。
[トルニトス>>173に同意して口の端を持ち上げる。]
(175) 2014/06/04(Wed) 21時半頃
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なぁ、クシャミ。 トルニトスを消滅させる覚悟、 ちゃあんと出来てるわけ?
[ゆらりと剣を構えながら揺さぶるように言葉を投げる。]
(177) 2014/06/04(Wed) 21時半頃
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[叩きつける音と同時に床に空く穴。 トルニトス>>173を見遣り軽く肩を竦める。]
GM健在なら無実じゃなくなんぞ、それ。
[街の設備を壊す行為はさすがにGMコールされるもので 詰所によく世話になる彼にぽつと零した。]
(181) 2014/06/04(Wed) 22時頃
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[トルニトスの言葉>>182に小さく肩が震える。 出された名は考えねばならぬ相手。 疑わぬ相手と思う。]
――…悩ましい所だな。 状況を考えれば、グレッグ、次いでカリュクスあたりか。
[そんな事を考えたくもないと思いながらも チアキは自分に見えるものを顧みてそう答えた。]
(186) 2014/06/04(Wed) 22時頃
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― 回想/シロガネの部屋 ―
[グレッグの言葉>>167にきょとんとした。 耳朶と耳元に朱がさすのは 舞台に立つでもない恰好で乙女と判じられた事への羞恥。 う、と言葉に詰まるような音を漏らし目を泳がせる。]
むげにするつもりはない、けど。 グレッグは自分が飲みたいから淹れたんじゃ……。 〜〜〜〜〜〜っ。
[ぐ、と押し出されるマグカップを受け取り]
……ありがと。
[弱い声で感謝を告げる。 一口含めば湯気たつそれは猫舌には熱かったけど。 ほっとする紅茶の味に表情を緩めて、 まだ多く残る紅茶のマグカップをグレッグへと差し出した。*]
(190) 2014/06/04(Wed) 22時頃
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― 広間 ―
あー、俺も構えた時点で同罪か。 ま、トルニトスと一緒に詰所なら楽しめるかもな。
[豪快なトルニトス>>184の笑い方もあり方も チアキは好ましく思っているから。]
(191) 2014/06/04(Wed) 22時頃
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― 広間 ―
[シロガネの名がトルニトス>>192の口から出れば微か過る蔭。]
――…ああ。 わかる状況なら、俺もリンダを差し出したかもな。
[より正しく状況を知る為に。 そんな言葉はのみこんで。 クシャミの反応>>193には]
ねぇのかよ。 覚悟、決めて、動きやがれ!
[剣先をクシャミへと向ける。 躊躇いを懐くクシャミとは逆に迷いなくその胸をめがけ踏み込んだ。]
(200) 2014/06/04(Wed) 22時半頃
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[最初からトルニトスと剣を交える気は無かった。 床を破壊するほどの衝撃をまともに受ければチアキとて辛い。 少しの間、牽制できればよかった。 クシャミに揺さぶりを掛けたのは隙を窺うため。
最初から、狙いは、クシャミだったから。]
(202) 2014/06/04(Wed) 22時半頃
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[踏み込んだ一撃。 メイスにより阻まれて、手に伝うのは鈍い衝撃。]
くっ。 だから、メイス相手はヤなんだよっ、と!
[体重をそのままトルニトスに掛けて、 その反動で飛び退く。 ソロで複数の敵を相手にするのは慣れているから その動きは機敏ともいえるか。]
邪魔すんな、って!
[剣を脇に、チアキは身を屈めトルニトスの足首を狙い 低い位置からの足払いを繰り出す。]
(207) 2014/06/04(Wed) 22時半頃
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[――無口で無表情で面白みのない現実世界のチアキ。 それを知るワンダ>>1:147がアヴァロンのチアキに 「そのままでも十分素敵」と言ってくれた。
本当の自分を認めてくれることが嬉しいと思う。
けれど、チアキは舞い手としての自分も大事に思う。 だから、現実世界の想いが強い。 自分の舞いを、つくりだす世界を好ましく思い 待っていてくれる人がいるのだと、そう信じているから――。]
(214) 2014/06/04(Wed) 23時頃
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[トルニトスが踏み込む事で狙いが逸れる。 ただでさえ重い相手に力はあれど軽いチアキの足払いは弱まり]
……く、ぅ。 仕方ないで諦めらんねぇんだよっ! 口説く!何度断られようと口説いてやる! 俺の壁になれよっ、ばかぁ!
[体勢立て直そうと剣持たぬ手を床につく。 視線が一度下がるその間にトルニトスの手>>213が伸びて 落ちる影に顔をあげ身を引こうとするも、細い肩はとらわれた。]
(219) 2014/06/04(Wed) 23時頃
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出来ることしか出来ねー、とか!
出来ねーって諦める前に 出来るまで足掻けばいいだろっ!
[クシャミ>>218に視線向けぬまま、声を上げた。]
(225) 2014/06/04(Wed) 23時頃
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[ふわり、ふうわり
少年は虚空で身を丸める
このまま総てを手放そうか
さすれば この悪夢から 絶望から
耐え難き罪悪感から解放されるのだろうか、と
だが―――]
『 死んだら泣く奴は居るって 絶対 』
[不思議と、心を動かしたあの、詞>>*2:30
このゲームで、そしてアヴァロンの世界で共に過ごした
心優しき仲間達の顔が
そして、最後に見たのはいつだろう
母の、父の顔が――心に、浮かんだ]
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[壁役としても仲間としてもトルニトスを信頼している。 背を預けられる相手で一番に思い浮かぶのが彼だ。 だからこそ対峙することを避けようとしたのだけれど]
俺だって譲れねぇんだよ! ばか! ばかばかばかばかばかっ!
[駄々っ子のようにトルニトスが「愚者」と言い換えた言葉を繰り返す。]
宵闇海底だけかよ! 蒼天の塔へも付き合えってんだ!
[攻略組が手こずる難所の名を上げる。 肩に掛かるのは横への力。 鍛えてはいるがどちらかといえば女形のチアキは華奢な部類で 足は浮き、容易く投げられて]
ぐっ――…、ぅ。
[強かにテーブルへと打ちつけられ呻きを漏らした。]
(237) 2014/06/04(Wed) 23時半頃
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[強い衝撃と痛みに、柳眉がきつく寄せられる。 打ちつけた個所は少なくとも痣になるだろう。 痛いけれど、此処での怪我で良かったと考えるのは 身体に傷つけられぬ舞い手としての、思考。]
……、……。
[立たねばならないと思いながらも身体が上手く動いてくれず くたりとそのままくずおれて、チアキは意識を手放した。*]
(245) 2014/06/04(Wed) 23時半頃
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[純粋無垢な眼差しの侭、手の中で息絶えた、愛する子犬
死の恐怖に脅え、肢体を割かれる痛みに苦しみながら
己が牙と爪に散った、親しき友
生を願う想いが浮かんでは
その頭を血塗られた澱へと沈める
二つの――追憶]
( ごめんなさい あやまるから
ごめんなさい 何度でも …… )
[あの夢と同じ 贖罪の言葉を>>*1:3
祈りと代え 少年は唱える
どうかこの罪深き魂の代わりに
二つの御霊が救われますように
そして、自分を愛してくれた母が、父が
アヴァロンの地で、共に泣き笑うた仲間が]
( どうかもう これ以上
苦しみません ように ――― )
――命を奪う覚悟、なんて。
シロガネもマユミも持っていなかった。
トニーが少しでも、違うと主張していたら。
きっと、その凶刃は届かなかっただろう。
――覚悟なんて、なかった。
人狼だと確信した時、殺す覚悟なんて。
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[意識ある時に聞こえたトルニトスの返事>>247には]
俺、そこまで筋肉ねぇし! どうせならもうちょい色っぽい方法で迫れ!
[というが実際迫られるなどは想定していない。]
大変だから誘うんだろ……!
[快い返事には当然とばかりに頷く。 パーティー組む仲間として信頼してる、と。 はっきりと言葉になんてしてやらないけど。*]
(254) 2014/06/05(Thu) 00時頃
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