135 【飛歓】山奥の村【会話調RP】
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人
狼
墓
少
霊
全
む?
[投票を済ませた後、すぐ家に帰る気になれずブラブラと道草をくっていたところまでは覚えているのだがそこからの記憶がぷっつりと途切れている]
なんだ?
[風景は記憶の途切れる前と変わらぬ慣れ親しんだ村のはずなのに、どこか違和感を覚えて。(こんなとこで寝てしまったのか…?)と立ち上がり]
とりあえず、帰るか…
[と、家路についた。遥か頭上では、下弦の月が男のことを笑っていた]
ここは………?
[私は、さっきまで何をしていたのか。少しずつ蘇る記憶。
そうだ。昨夜お店を後にして、彼を探しが見つからなかった。
次の日、処刑の話と、その処刑先が自分の探し求めていた彼だった。折角見つけたと思えば、もう話せない。
女は、ショックで後を追ったのだ。どうやって死んだかは覚えていないが]
思い出した……じゃあ、ここは……??
[天国かと思えば、そこは墓場だった。周りを見渡せば、いつもの村の風景。でも、何か違和感が。]
当たり前よ〜〜
私死んだんだもんっ…!!
でも……
[自分は村に居る。しかも墓場に。訳が分からない。
誰かに…もし出来るなら彼に会いたい。女は、歩き出した]
おかしい。なんだこれ。
[男は自宅の扉の前で首をしきりに捻っていた]
ドアノブが握れない。
[何度やっても、スカ、と通り抜けてしまうのだ。こういった状態になった男の話を、自分はその昔本で読んだことがある。
ある日目が覚めるとその男は、腹も空かない、寝なくても疲れない、自由自在に壁を通り抜けられる、そんな超人になっていた。
男は、縛られていたものから解放されて、たっぷり自由を満喫した。
しかし、見てしまう。自分の好きだった女の子が、自分の墓に花を手向けている姿を。
そして知る。自分は死んでしまったのだということを。
今の自分はそんな男の姿とそっくりだった。
そう、つまり――――]
死んだ、のか。俺は…
[しかし、死んだと分かった所で、中々実感は湧いてこない。それよりも今は]
ヨーラにあいたい。
[男は墓地へと駆けていく]
|
―― 昨夜・踊る仔馬亭 ―― [終わればすぐに帰る、とオーナーさんらしき人と話しているコリーンから離れ、>>2:245 コリーンの姿がステージに登るのを、カウンターに座って待つ。 不意に視線を感じて、そちらを見やると見慣れない男性がいた。>>9]
………?
[誰だったっけ。記憶を辿るも、名前がでてこない。こんな人はいただろうか。 考えながらも、ぺこりと頭を下げてみた。
しばらくすると、歌が、始まり。 ピアノの優しいメロディーにのせ、流れる彼女の声はとても澄んでいて、力強くて。>>2:251 その優しげな表情は、サイモンの家でみたマリア像に似ているような気がした。 観客席に、黒い髪をした男がいることに気付く。 薄く、淡く光るその人は、歌が終わると同時に、音もなく消えていた。]
(15) 2013/08/03(Sat) 01時半頃
|
[墓地まで来てみたが、ヨーラよりも先に見つけたのは]
コリーン…
[珍しいな、あいつが墓地に来るなんて。と一瞬思ったが、そういえば昔サイモンと一緒にいるところを見かけた気がする。仲が良かったのか…]
おーい
[そう、声を掛けてから気付く。自分はしんでいたのであった。こちらに気付くはずがない]
|
[ステージが終われば、痛くなるほど手を叩き、コリーンのところに行く。]
すごく、綺麗だった。 こういうとこ、初めてきたけど……また聞きたいな。
[そんな感想を告げ。 セシルやソフィアもコリーンのところにきて、何か話したかもしれない。
そうして、彼女は、オーナーに事前に言っていた通り、早々に店をでた。人を探しに行くのだといって。 それが、自分が彼女の姿をみた最後だった。]
(23) 2013/08/03(Sat) 02時頃
|
|
[踊る仔馬亭をでると、重い足取りで教会へ向かう。 結局、手がかりは何も掴めないままだ。
人もまばらになった教会の中、誰の名前もかけないまま、白い紙を見つめていると、ひそひそとした話し声で、『ヘクター』の名前が聴こえる。 オレンジ色の、刺青のある。そんな特徴と共に、彼の普段の所業の悪さが囁かれる。 墓荒らし。墓地にいた人。一番、怪しい人。 ―――人狼だと思う人。 書かなければ、もしかしたら自分の大切な人が殺されてしまうかもしれない。 それが人狼によってか、人の手によってかは、わからないけれど。 震える手で、名前を書き記した。『ヘクター』と。
小さく折りたたんで、箱の中にいれて。 誰にも会わないまま、自宅へ戻った。]
(24) 2013/08/03(Sat) 02時頃
|
[で、声を掛けられ、声がした方に顔を向けて]
……ケヴィン?
[年が近いので、会えばよく話していた粉屋の若旦那。
彼には、自分が見えているようだ]
…良かった〜〜!
誰かと話したかったの〜〜!
[しかし、そうなると自分はやはり、死んで居ないのか。ヘクターの後を追ったのは夢だったのか]
ああ、そういや…
[新聞配達の彼は俺の家を使ってくれるだろうか]
また名前聞きそびれたな
[ふふっと笑って]
|
[コリーンが探していた人物の名前を書いてしまったのだと気付くのは、翌日の事。 彼女は、ずっと探していた彼を見つけた時には既に遅く、ショックのあまり後を追ったのだ。
そんな噂話をほかの人から、もしくは本人から直接聞いて知るまでは、何も知らぬまま。 なんだかいろいろと胸がざわついて、なかなか寝付けなくて。リンダが届けてくれたミルクをホットミルクにして飲む。
夜が白んできた頃に、気付くといつの間にか眠りについていた。*]
(29) 2013/08/03(Sat) 02時頃
|
[気付くはずがないと諦めて、物思いにふけっていたら、思いっきり話しかけられて]
え、う、お…お?
[コリーンは、死んでるのか?それとも自分がまだ生きてるのか?男は混乱するばかりだ]
[何だか彼の様子がおかしい]
…どうしたの?
大丈夫??
[と彼の腕に触れる]
|
―― 翌朝 ―― [眠ったのは随分と遅い時間だったはずなのに、ふっと目が覚めた。 誰かに、名前を呼ばれた気がして。]
――………?
[気のせいだろうか。 妙な不安に駆られ、そのままベッドから抜け出し顔を洗う。 結局、誰が処刑されたのかも、気になったから。 出かける支度をして、扉を開けた。]
(31) 2013/08/03(Sat) 02時半頃
|
[そうこうしているうちに、彼女の手が自分に触れて]
お???
触れるってことは、やっぱ生きてるのか?
俺…
[首を傾げてコリーンに聞いてみる]
ー前日・踊る子馬亭ー
[サイモンの歌を歌い終わると、痛そうな程拍手をして、ヨーランダが来てくれたセシルも来てくれただろうか。
女はステージから降りて]
…ふふっ、ありがとう〜〜!!
うん、また来てね。
[女は顔を赤らめ、お礼を言う。いくつか言葉を交わして]
…私、そろそろ行くね〜
今日は、ありがとう〜!またね〜〜
[それが最後になるとは、女は知る由もなかった]
|
―― 墓地 ―― [朝から墓地に人がいる。 それも、二人。 こんな早くからどうしたのだろうと、見知った顔に声をかけようとして、絶句した。]
――……、…… 嘘でしょ、
[朝陽に照らされたその姿の、向こう側の景色が、透けて、見えたから。]
(33) 2013/08/03(Sat) 02時半頃
|
[ケヴィンの言葉に]
ええぇぇ!?
生きてるって、何?
[自分も確認したいのに、ケヴィンも訳の分からない事を言っている]
ケヴィンは生きてるんじゃないの?
私が見えるんでしょ?
[誰か、この状態を教えてくれる人は居ないのか]
[コリーンの返答を待っていたら、墓守の家の扉が開く音がして。振り返れば、そこには会いたくてたまらなかった少女の姿が]
…ッヨーラ!
[自然と顔が綻ぶ。おはよう、と片手を挙げて挨拶してみるも、彼女はこちらを見つめたまま固まっている]
[コリーンから返ってきた言葉はどうも要点が掴めず]
??
[やはり首を傾げるばかりだ]
|
[動けないまま、立ち竦んでいたら、コリーンの澄んだ声が聴こえてきた。 生きているんじゃないのか?と。 自分たちが生きているのか、死んでいるのか。 彼女たち自身、はっきりわかっていないようだ。 たまに、そういう人もいるけれど。
ケヴィンが自分の名前を呼んだ。 その綻んだ表情も、声も、何も変わらないのに。 みるみる視界がぼやけ、涙が溢れていた。]
(35) 2013/08/03(Sat) 02時半頃
|
[ケヴィンに話し掛けていると、いきなり振り返りヨーラ!と叫ぶ。彼の後ろを見ると]
ヨーラ〜!
[と、彼女に近付こうとしたら、彼女は固まり、彼は顔を綻ばせヨーラを見ている。ケヴィンのこんな顔は見た事がない。女は、瞬時に理解し、二人を見ていた]
[彼女の瞳から涙が零れるのが見えて]
ヨーラ…どうした、泣くな。
[近寄っていって、その頬に指先を延ばす。けれど拭ってやろうとしたその涙は、無情にも男の指をすり抜けて行った]
[2人の様子をみて]
…じゃあ〜私は、家に戻るね〜〜
ヨーラ、昨日はありがとう〜〜。
ケヴィン、また後でね〜
[女は、空気を読んでその場をあとにした]
|
[拭ってくれようとしたのだろう、ケヴィンの指先をすり抜け涙は地面を濡らしていく。 泣くなと言われても、どうしたって涙が止まらない。 漏れそうになる嗚咽を押さえこむ。 気付いていないなら。 言ってあげた方が、いいのだろう。]
…………っ、……ふたり 、とも もう ――……しんでる ……、
[嘘だったらいいのに。 夢だったらいいのに。 自分が一番、信じたくない。]
(37) 2013/08/03(Sat) 03時頃
|
|
[ケヴィンに向けた言葉が届く前に、なぜか空気を読まれコリーンは家へと戻ると告げ消えていった。 自分が死んでしまっていることは理解してなさそうな様子で。
読まなくていい、空気は吸うものだろう。]
(38) 2013/08/03(Sat) 03時頃
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[しんでる、と彼女の口からそう告げられれば]
……そっか。
やはり、死んでるんだな。
[眉尻を下げて困ったように笑って]
辛かったろ。
言ってくれて、ありがとう。
[彼女の頭を優しく撫でる。触れられないとわかっていても、そうせずにはいられなかった]
|
[事実を告げればお礼を言われ、頭を撫でられる。 手まですり抜けることはなかったけれど、いつか感じた優しい感触も、温度も、今は何も感じなくて。 困ったような笑顔も、薄らと淡く、蒼く光っていて、輪郭がぼやけてみえる。 いつかのデジャヴ。
―――もう本当に、いないんだ。]
……どう、して、こんなことに…、
[なぜ彼が死んでいるのだろう。 人狼の仕業?それとも、処刑の?]
(40) 2013/08/03(Sat) 03時頃
|
[生者と亡者では住む世界が違う。これ以上彼女を引き止めてはいけないだろう。だから]
好きだ、ヨーラ。
[それだけ告げて、微笑んで煙のように姿を消すだろう]
コリーン…家に戻るっていってたか…
[そういえばコリーンはどこに住んでたのだろうか。歌手になった、という話は噂で聞いていたものの、酒を飲まない自分は彼女の働く酒場に縁もなく]
…まあ、彷徨ってれば見つけられるか。
[ふらふらと村の中心部の方へ向かっていった]
|
[聴こえてきた言葉に、白藍の眸を大きく見開いた。 驚いて、涙が止まる。]
――……私、も。
[ようやくそれだけ言って。 袖口で頬を拭って、微笑み返せばその姿は、すうっとどこかに消えていった。]
(41) 2013/08/03(Sat) 03時半頃
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[2人は何か話しているのを背中で感じるが、大分離れてしまったので何を話しているかは分からなかった。
何故だか、家路に着くまで誰とも会わなかった。そして、家に月ドアノブに手をやると、]
………へ…?
[ノブが掴めず、スカッと通り抜ける。よく見ると、ノブの色と比べて自分の体が薄い。夢でも見ているのだろうか。扉に手をやれば、腕が通り抜ける。女は恐る恐る扉をすり抜けた。]
……通った……
[夢だと思いながらも、自室へ迎えは嫌な予感がしてならなかった。自室の扉は少し開いていた。その隙間から、人間の足が見える。胸に衝撃が走る。吸い寄せられる様に扉を通り抜け中に入れば、]
……うぅっ!
[女は口に手を抑え、勢い良くその場に座り込む。目の前には、ベッドの上で冷たくなって横たわる”自分の姿”。
それを見て、全て思い出した。
朝になって彼を探し歩いていると、”ヘクターという男が、今朝死刑にされたらしい”という言葉を聞いた。嘘だ、と思いながら全速力で教会へ向かう。(嘘でありますように…っ)と願って、村長の挨拶も無視して、裏にある処刑場へ。そこには]
|
[今の消え方なら、まだどこかにはいるようだけれど、それでも彼の姿が見えなくなればその場に崩折れる。 最後の言葉が繰り返し再生される。 自分にとって、随分と都合のいい夢だったんじゃないか。 白昼夢、とかいうやつだ。 そんな考えまで過ぎってくる。
しばらくそのまま放心していたけれど、立ち上がり、村へと向かう。 その道中、異常なほどの霧が立ち込めていた。]
(42) 2013/08/03(Sat) 03時半頃
|
―― ヨーランダの目の前から姿を消す前 ――
[私も、という言葉が確かに耳に届いて]
……そっか……
[今はもう流れない涙を流して幸せそうに微笑んだ]
|
――→宿に向かう道―― [結局、彼がどうして死んだのかはわからないままだから。 教会の裏にある処刑場、そこに行ってみようと思ったのだ。
霧が深くて、視界が悪い中歩いていると、途中で女性にぶつかった。>>39]
ご、ごめんなさ……!
[慌てて謝って、転んだようなら手を差し伸べたろう。**]
(43) 2013/08/03(Sat) 03時半頃
|
ー回想・早朝ー
[処刑場に入る。無惨に吊された”彼”がそこにいた。上手く歩けないが、それでも彼の側へ]
…う…そっ…うそよ〜〜っ…
いや…いやあああぁぁぁ〜〜っ!!
[その声は処刑場に木霊しただろう。涙が後から後から流れる。
やっと会えたのに、もう彼は動かない。もう、その口は嘘も真実も語らない。女は彼の手を握り締めた。もう動く事のない手を]
……あの時っ……貴方の手を…とってれば……
……何か変わったのっ……ううぅっ……
[彼の手に縋っていると、村長と教会の人達に取り押さえられる。女は嫌だと暴れるが、掴まれ教会を追い出される。扉を力無く叩くが、何か思い詰めたように立ち上がり家路に急いだ]
ー回想・早朝 教会→自宅ー
[女の考える事は一つだった。
捜していた”彼”は見つけた。もう、会えないなら…]
会いにいけばいい…っ
[女は誰に話し掛けられても、聞かず真っ直ぐ家へ向かった。
家に着き、寝室へ向かい棚の置いてある薬箱の中から錠剤が入った硝子瓶を取り出した。昔使っていた睡眠薬だ。洗面所で水をグラスに入れ、それらを持ってベッドへ座る]
…今、いくわ。
…今度こそ、捕まえて…やるから……
[女は泣いていたが、笑顔だった。それは、まるで好きな人に会えるのを今か今かと楽しみにしている顔だ。死を恐れている様子も無く、蓋を開けて薬を煽り、水で流し込む。それを何度も繰り返し、視界がぼやけてくれば、瓶とグラスをそのまま投げ出し、倒れこんだ]
……ヘクター……
[残像の彼に手を伸ばす。だが、その手は勢い良く下がる。
女は、永遠の眠りについた。彼に会える事を願って。]
|
[尻餅をつく彼女の手をとり、起き上がらせる。]
大丈夫?怪我はない? ……ええっと雨乞い?邪魔しちゃってごめん。
[ぶつかる直前、見えた姿は両手を広げ空を仰いでいたから。 顔を赤く染める女性からは少し酒の匂いがした。]
(45) 2013/08/03(Sat) 04時頃
|
ー現在ー
[自分の姿を見て悟る。本当に自分は死んでしまったのだと。自分を見つめながら、考えるのはヘクターの事だった]
あれ?…そう言えば、ヘンな事言ってたケヴィンも
もしかしたら……
しかも、触れたし。
[ヨーラは、どうだろう。分からない。しかし、お取り込みのようだったので、後で聞けばよいか、と完結する。
自分でも驚く程の落ち着きようだ。女は自嘲気味に笑い、家を後にした。
もしかしたら、捜せばヘクターに会えるかもしれない。そう願って]
[ブラブラ歩いて(?)いたら、前方にいきなりコリーンが現れた。よう、と片手をあげて挨拶して]
ヨーラに聞いたんだが、俺ら死んでるらしいぞ。
[まずはそう伝えた]
[宛もなく歩いていれば、ケヴィンが現れ]
うん、知ってる〜〜♪
さっき…自分の見ちゃった……
[力無く笑う。そして、すぐさまハッとする]
ヨーラは!?ヨーラも死んじゃったの??
[ヨーラもそうなのか?という問い掛けには首を振って]
いや、多分ヨーラは…
俺たちみたいのが見えるんじゃないか?
[墓守だし、と根拠のない自信を持って答える。それよりも、自分のを見た、という発言だろう。今突っ込まねばならんのは]
待て、自分のって……
お前まさか、人狼に?
[彼の言葉に安堵し]
そんなんだ…良かった〜〜
[人狼に?と聞かれれば]
私は、……違うわ…。
[自殺と言うのは、憚られ]
好きだった人が、処刑の対象になって…その…
後を追ったの……
[事実だが、改めて口にすれば何て理不尽なんだ。彼は、人狼だったのか。いや、何でも構わない。また会えるなら]
ヘクターって人……知ってる?
|
[雨乞い…いや、晴れ乞いかもしれない。とにかく奇妙な行動をしていた女性の名前は確かフィリップ[[who]]だったっけ。 少し、ふらついているようにも見えたから、]
お詫びに、送らせて?
[そんな声をかけた。 了承を得たなら一緒に宿に、断られたなら、そのまま教会の方へ向かう。]
(49) 2013/08/03(Sat) 12時頃
|
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―― 踊る仔馬亭前 ―― [女性とは別れ、再び教会の方へ。 昨日、コリーンが歌っていたお店の前で、座り込んでいる男の子を見つける。 最近どこかで見たような気がする。]
あの、……大丈夫?
[思わず声をかける。酔っ払っているのかとも思ったけれど、お酒の匂いはしない。 その淡い色合いは、霧の中でさらに薄く、融けてしまいそうに見えた。]
(50) 2013/08/03(Sat) 12時半頃
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[顔をあげた色素の薄い眸は、此方を見ておらずどこか焦点があっていない。 目が悪いという説明を受け納得する。 ただでさえ霧で視界が悪いというのに大変だろう。]
うん。 私も丁度教会に行くところだったから。
[フィリップと名乗る彼に、自分の名前も告げる。 グァッゾ、という苗字を聞いても、世情に疎い為ぴんとこない。 案内しようと、こっち、と言いかけて口をつぐむ。 少し考えて、]
……えっと、……手を繋いでも大丈夫?
[差しのべても見えないかもしれないから、そんな言葉をかけ。 了承が得られたなら、彼の手を握って霧の中教会へと向かう。]
(57) 2013/08/03(Sat) 14時頃
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[手を繋ぎ、彼に歩調を合わせ歩く道すがら、占い師について尋ねられ、思い出した。 この少年は、昨日教会で見かけた人だ。>>2:237 占い師も、メモの内容も、直接見てはいないけれど会話は聞こえてきたから。]
どう、って…… あれが本物かどうかはわからない、けど、 そういう力がある人は、いると思う。
[自分がそうなのだから。 そんな気持ちから、確信めいた言い方になってしまう。]
……フィリップさんは、どう思ってるの?
[そういう彼自身はどう考えているのだろう。]
(62) 2013/08/03(Sat) 14時半頃
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ー前日・踊る子馬亭ー [歌い終わると、ヨーランダとセシル が声を掛けてくれた。ステージから降り て挨拶する。セシルが来てくれた事に素 直に喜んで]
来てくれたんだね〜〜! ありがとう〜〜♪
[綺麗だった、また聞きたい、という彼女にも心からのお礼を告げる。幾つか言葉を交わしているとソフィアがお疲れー!と抱き付いて来た]
…ソフィア、会いたかった…
[そっと抱き返して、サラサラの茶色の髪を優しく撫でた。何度も何度も。彼女の気の済むまで撫で続けた]
|
―― 昨日・踊る子馬亭 ―― [頭を下げると、同じように会釈を返された。 男性が立ち上がると同時に暗くなった店内。 隣に座っていいか尋ねられ、小さく返す。]
……どうぞ。
[失礼にならない程度に、その男性を眺める。薄茶色の髪、しっかりとした服装。 やはり知らない人だと思う。自信はないけど。 コリーンの姿がステージに見えれば、すぐにそちらへ視線を移した。
ステージが終わると、同じようにコリーンの所へ行き、賛辞を述べる男性はセシルと言うらしい。 『来てくれたんだね〜〜! ありがとう〜〜♪』とコリーンがとても喜んで、お礼を言っている。 仲がいいみたいだ。 そんな彼に自分の名前も告げ、]
セシルさんは、この村の人? あまり、見かけたことないから。
[そんな事を尋ねかけていれば、コリーンに抱きつくソフィアの姿が見えた。]
(65) 2013/08/03(Sat) 14時半頃
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[コリーンは嬉しそうにソフィアを抱き返し、『会いたかった…』と彼女のさらりとした茶色い髪を何度も何度も、優しい手つきで撫でている。 その姿にくすりと笑みを零す。まるで自分とリンダみたいだ。 コリーンは気が済むまでソフィアを撫で続け、やがて解放されれば、こちらに気付いたソフィアが自分の頭を撫でてくれた。 もしかしたら、二人を眺めている自分が羨ましそうに見えたのかもしれない。 少し恥ずかしく思いながらも、その手に嬉しそうに眼を細める。]
うん、大丈夫。 お墓は、……ちゃんと、守るね。 [人が集まる場所にいるからだろうか、ソフィアは墓荒らしの件も聞き及んでいたみたいで、申し訳なさそうに眉を下げた。 甘いものでも、という提案には顔を綻ばせ頷く。]
パンケーキに、アイスとジャム……美味しそう。 じゃあ、行こうかな。明日にでも。 ……ありがとう、ソフィアちゃん。
[励まそうとしてくれてるのが嬉しくて。 嫌がられなければ、ぎゅうと一度抱きついて、そんな約束をした。] ―回想終了―
(67) 2013/08/03(Sat) 15時頃
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―― 今・道中→教会 ―― [此方を見る彼の目が、少し驚いたように見えたのは気のせいだろうか。助けてくれる、良いものとは限らない。どうしてそう思うのだろう。]
…そう、
[『占い師』について思考を巡らせていれば、教会についた。 中に入るとフィリップと共に、ヘクターが処刑された事、ケヴィンが襲われた事、コリーンが自殺した事を聞いた。]
自殺……それに、人狼のせいだったんだ……。
[ケヴィンが死んだのは。 ぎゅっと、まだ繋がれたままだった手につい力が入ってしまった。]
あ、ごめん……もう、大丈夫? 帰りも、大変そうなら送るよ。
[教会の中なら、心配はないだろうかと声をかけて。 リンダの姿を見つければ、そちらに向かおうと。>>58]
(69) 2013/08/03(Sat) 15時半頃
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ヨーランダは、ソフィアのお店にリンダを誘おうかなと思った。(促し
2013/08/03(Sat) 15時半頃
[好きだった人が処刑の対象…つまり自分は処刑で死んだ訳じゃないことがわかる。そしてどうやらコリーンの話によると処刑された彼女の想い人というのは]
……ヘクター、か。
[知らないわけがない。なにしろ自分は彼に投票したのだから]
知ってるもなにも、俺は奴に両親の墓を荒らされかけたんだ。
そして奴が殺人犯だと思って投票した。
……すまない。
[誰かを想う気持ちは痛いほどわかるから]
[ケヴィンの言葉に驚き、少し顔を曇らせるが思い直して]
…貴方が謝る事はないわ、
彼は悪い人だから…
[力無く笑い]
自分がした事も、後悔してない。
[ケヴィンを責める気持ちはない。自分も死んで、あの人も死んでる。ならば、きっとこの村の何処かで自分達みたいにさ迷っている筈。それを捕まえれば。元々の目的はそうだ]
ところで、私とヘクターは良いとして
ケヴィンは…?何で死んだの??
[突如浮上した疑問を投げ掛けてみる。]
|
―― タバサとぶつかった時 ―― [謝ると、大きな声で笑われてしまった。 面白い、と言われた事はあまりないので少しきょとんとして。 頭を撫でられると嬉しそうに微笑んだ。 間近で覗き込まれ、華やかな印象に見惚れる。 村で、見かけたことぐらいはあるような気がする。]
うん……お酒、は飲んだ事ないから。 お茶なら喜んで。
[ウインクをする愛らしい仕草にくすりと笑んだ。 どこかに行くらしい彼女と別れ、教会へと向かった。]
あ。名前、聞きそびれた。
[ぽつり、そんな事をこぼして。]
(103) 2013/08/03(Sat) 18時半頃
|
|
―― 今・教会 ―― [悲しい。その声に頷いて、またじわと視界がぼやけそうになったけれど、ここで泣きたくないとどうにか堪える。 フィリップが、微笑みかけてくれ、その笑顔は儚くて、消えてしまいそうに思えた。 お願いするかも、というフィリップにわかった、と言ってリンダの方へ向かうと、飛びつかれる。>>77]
私も、逢いたかった。
[少し疲れた様子だけれど、無事な姿にほっとしてその肩に顔を埋めた。 リンダまで失う事になったら、きっと耐えられない。 どうやらフィリップとも知り合いなようで、リンダは彼にも抱きついていた。 リンダを猫の前足亭に誘うと、喜んで承諾してくれた。 知り合いなら、後でフィリップも誘ってみようかと思いながら、ちょっと待っててといい、裏の処刑場の方へ足を運ぶ。]
(105) 2013/08/03(Sat) 18時半頃
|
|
[ヘクター、という男の体には布がかけられていて。 周りの人に不審の眼を向けられながらも、そっとそれを捲る。 『本人』はここにはいないみたいだけれど、残っている気配は――]
――…人間、だったの
[人を、殺してしまった。 投票用紙に彼の名前を書いたのだ。 けれど書かないと。次の犠牲者はリンダかもしれない。 他の人は、死んだ人が人狼だったかどうかわからないらしい。 『占い師』と名乗っているあのメモの人は、どうして皆に教えてくれるのだろう。 自分も、誰かに教えた方がいいのだろうか。 人狼はまだ死んでいない事を。]
(106) 2013/08/03(Sat) 19時頃
|
|
[声をかけられ>>107びくっと身を竦ませた。 振り返ると、尋ねかけられ。]
こんにちは。 ……アイリスさんは、見てない。
[アイリスとよく一緒にはいた気がするけれど、名前まで思い出せない。]
(109) 2013/08/03(Sat) 19時頃
|
|
[お辞儀をされ、こちらもぺこりと頭を下げる。 そうだった。 お墓参りに時々くる姿を見かけたことがある。 宿屋にも行かない為、それぐらいしか顔を合わせる機会がないのだけど。]
……クラリッサさん。 驚いてごめんなさい、人の名前があまり覚えられなくて。
[素直に謝って。 去ろうとする背につい、問いかけていた。]
クラリッサさんは……昨日、誰の名前を書いた?
[自分もヘクターに投票したのだけれど、何となく、気になって。]
(112) 2013/08/03(Sat) 19時半頃
|
|
そう。 ……私も、一緒だ。
[昨日教会にいた、村人たちの様子からも、大多数の人がヘクターにいれたのだろう。 これは、あまり参考にはならないかもしれない。]
早くなくなればいいね、こんなこと……
[悲しそうにそう言って、その背中を見送った。]
(114) 2013/08/03(Sat) 19時半頃
|
|
[今度はこちらが問われ。 白藍の眸を一度悲しげに伏せてから、微笑んだ。]
うん。リンちゃんが大切。 ――……他の人は、皆いなくなっちゃったから。
[両親も、ケヴィンさんも。 一番なんてなくて、皆みんな、大切だった。]
(117) 2013/08/03(Sat) 20時頃
|
|
ううん。
[自分よりも、か。>>17 そう問われて、今まで、ケヴィンやリンダが死んでしまったらどうしよう、ということばかりで、自分だって殺されるかもしれないのだと、考えていなかったことにようやく気付く。]
出過ぎたことなんて思わないけど…… ――うん。自分よりも、大切。
[答えなくていいと言われたけれど、はっきりした口調でそんな返答を。]
そう。 クラリッサさんの一番大切な人は……誰?
[此方こそ出過ぎた事かもしれないけれど、今度はこちらが気になってまた質問を。]
(120) 2013/08/03(Sat) 20時頃
|
|
――……? クラリッサさんが疑われたら、その人まで疑われるの?
[どういうことだろうと首を傾いだ。 そもそも、疑われるような事は何もしていないなら気にする必要なんてないように思えた。 だから自分は質問に答えたのだ。 人狼が複数いるなんて、思っていないから。]
何か――心当たりでも?
[疑われるかもしれないような、後ろめたいことでもあるのだろうかと。]
(123) 2013/08/03(Sat) 20時半頃
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[眼を伏せるクラリッサの肩にそっと触れる。] もし処刑されても、騒動が続いたなら クラリッサさんは人間だったってことでしょう? なら、大丈夫じゃないかなって思うんだけど…… でも、大切な人まで疑われたら嫌だ、 っていう気持ちは、……わかる。
[死んでも、自分が人間だという証明ができない。 わかるのだと、言った方がいいのだろうか。]
死んだ人が、人間だったか人狼だったか、 わかるような人がいたら……いいのにね。
[そう、思ってくれるのなら。あの『占い師』のメモのように、伝えるべきなのかもしれない。]
(127) 2013/08/03(Sat) 21時頃
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ヨーランダは、アイリスに話の続きを促した。
2013/08/03(Sat) 21時半頃
ヨーランダは、クラリッサに話の続きを促した。
2013/08/03(Sat) 21時半頃
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――うん。わかった。
[返答に、静かに頷いた。クラリッサにはよくわからない返事だったかもしれない。 今まで視える事を誰かに言った事はない。 『占い師』が、姿を現さずメモを残すのは人狼に狙われる事を恐れてだろう。 もしくは、人狼自身が処刑から逃れる為なのかもしれないけれど。 とにかくそれに倣った方が、いい気がした。]
ありがとう、クラリッサさん。またね。
[彼女が行くならもう引き止めないだろう。 クラリッサの姿が見えなくなれば、リンダを見やる。]
(130) 2013/08/03(Sat) 21時半頃
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リンちゃん。後で話があるの。 聞いてくれる?
[そういえば、きっと頷いてくれただろう。 リンダと共に教会の入口に戻れば、座り込むフィリップがいた。>>110]
待たせてごめんね。 もう少しだけ、待ってて?
[教会の中に入り、先に投票用紙に記入する。 今、疑わしい人なんてわからなくて。 守りたい、大切な人以外。聞き覚えのない名前を記入して、いれた。それから、もう一枚。どう思われるのかわからないけど簡潔に。
『処刑されたヘクターは人間だった』
そんなメモを、教会の隅に置いておいた。]
(133) 2013/08/03(Sat) 22時頃
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[用事が終われば、リンダとフィリップの所に戻る。]
フィリップさん。 家まで送るって言ったけど、 よかったら、猫の前足亭で、ご飯食べて帰らない?
[ソフィアと幼馴染とは知らず、そんな誘いをかけて。]
(134) 2013/08/03(Sat) 22時頃
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ヨーランダは、了承が得られたなら、猫の前足亭に向かった。**
2013/08/03(Sat) 22時頃
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[帰らない方がいいかも、とはどういう意味かを尋ねかける。 眼が悪い事を言われれば、納得しただろう。]
村で、宿をとった方がいいんじゃない?
[そうじゃなくとも、そんな提案をしながら、頼まれれば来た時と同じように手を繋ぎ>>136]
フィリップさん。 占い師が、助けてくれる、いいものとは限らないって…どういう意味? ならどうして、メモを残してくれるんだろう。
[道すがら、気になっていた事をもう一つ。>>64]
(143) 2013/08/03(Sat) 23時頃
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―― 道中 ――
送り先は、宿に変更する?
[今気付いたような表情に、笑んで。 その後の返答には、黙って考え込む。 自分の為。自分が、言った方がいいかもしれない、と思ったのはクラリッサと話したからだけど。
占い師のせいで死ぬ人、は、人狼以外の人だろうか。 この二日で、アイリスとソフィアが人間だとメモが残されていた。 なら、疑われるのはそれ以外の人、になるのだろうか。 どういう基準で占われているのだろう。 リンダが、占ってもらえたならいいのに。 そんな事をつらつらと考えていれば、猫の前足亭についた。]
(150) 2013/08/03(Sat) 23時半頃
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―― 猫の前足亭 ――
こんにちはソフィアちゃん。 パンケーキ、食べに来た。
[用意されていた席に座り、>>146パンケーキを注文する。 フィリップとソフィアの様子から、二人が既知の仲だった事が窺い知れた。 フィリップが何だか泣き出しそうな、それでも安心したような表情をしていたから、ここに来てよかったと思う。]
(153) 2013/08/03(Sat) 23時半頃
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―― 時刻は跳び・墓地 ―― [フィリップが教会に行くというなら、申し訳ないが用事があると言って別れたろう。 リンダは彼に付き添ったかもしれない。
今日はサイモンが、埋葬されるから。 戻ると、棺に横たえられたサイモンが、家族と一緒に墓地に既に来ていた。 挨拶をして、埋葬を手伝う。 誰もいなくなれば、墓の前で独り、昨日ステージで聴いた鎮魂歌。 それを軽く、口ずさむ。あんなに上手くはないけれど。]
――……おやすみなさい。
[それから、シャベルを手に取り墓穴を、掘った。 一つはケヴィンの両親が眠る近くに。 それと別に、もう二つ。 そして多分、もう少し、必要になるだろうから。]
(158) 2013/08/04(Sun) 00時頃
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[掘りながら、少しだけ手を止める。 村の外れだからか墓地に立ち込める霧はそこまで深くはなく。 夕暮れに染まる墓地は紅く、血に塗れているように見えた。 昨夜、墓守をしていると言った時、コリーンと一緒にいた男の人を思い出す。>>99]
こんな所に用もないのに来たいなんて、
[音楽家をしていると言っていた、随分と、酔狂な人だった。 『いつでもどうぞ』と、返事はしたけれど。 数日後には別の地にいるなら、今出て行けばよかったのに。 多分もう、出られないから。 そんな事は、出会ったばかりの人には言えなかったけれど。]
(165) 2013/08/04(Sun) 00時頃
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―― 回想・猫の前足亭 ―― [彼女の笑顔は、なぜかとても安心する。>>156 フィリップが彼女の事を『お母さん』と呼ぶのも、そのやりとりも、何だかとても彼女らしい。 椅子を引かれてその席に座る。 しばらくすると運ばれてきたパンケーキに顔を綻ばせた。>>151 ソフィアも席に座るなら、喜んで。]
わぁ、きれい、美味しそう。 いただきます。
[ナイフとフォークを手に取り口に運ぶ。 パンケーキの熱さで、少し溶けたアイスの甘さと、ジャムの酸味が絶妙で。]
……美味しい。
[素直な感想を口にする。 誰かと一緒に食事をするのは、久しぶりな気がした。]
(169) 2013/08/04(Sun) 00時半頃
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―― 夜・墓地 ―― [仕事が終われば、すっかり日が暮れ暗くなった墓地を見回る。どうやらあれ以降、荒らされてはいないようだ。 代わりに、花が供えられている事に気付く。>>2:161 墓に記された苗字は、マリー。クラリッサ・マリー。 今日教えてもらった名前だ。 世話になっていると言っていたっけ。 お墓参りにきたのだろう。 彼女の大切な人は、誰だろう。 そんな事をふと思いながら自宅に戻る。
今日は、リンダに話せなかった。 明日、会いに行こう。 ああ、でも、眠るのが怖い。 ケヴィンのように、その間に死んでしまっていたらどうしよう。 もしくは。朝方、処刑の為に自分が呼び出されるかもしれない。
そんな事を考えていたけれど、疲れからか昨日もあまり眠れていなかったからか、気付くと泥のように眠ってしまっていた。*]
(179) 2013/08/04(Sun) 00時半頃
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―― 回想・猫の前足亭 ―― [素材、という言葉に少しだけ眼を伏せた。>>175 パンケーキをゆっくりと味わう。 それでもあっという間になくなってしまって。]
……美味しかった。 ご馳走さま、ソフィアちゃん。 またくるね。パンケーキ食べに。 次は、おかわりしちゃうかも。
[そう言ってお代を手渡し、フィリップとリンダに別れを告げ、店を後にした。]
(184) 2013/08/04(Sun) 01時頃
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ー少し未来・猫の前足亭ー
[ケヴィンと会話や行動した後、ソフィアの顔が見たくて猫の前足亭に行くと言えば、ケヴィンはついて来るだろうか。ならば、一緒に行っただろう。
猫の前足亭まで着くと、何か香ばしい良い匂いがする。窓が有るのならば、そこから中を覗いたかもしれない。
ソフィアの笑ってる顔が見られれば満足した。
多分、皆には自分の姿は見えないだろう。ヨーラは違うみたいだが。自分は見えないが皆の近くに行くのは少し憚られた。もう会話が出来きないと認識しまえば、寂しい気持ちになりそうだから。だから、窓の外から]
パンケーキ、一緒に食べられなくて…ごめんね…
[それだけ告げて、また何処へなりと消えようとする]
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―― 回想・猫の前足亭 ―― [パンケーキを食べてる途中、ふと窓の外を見るとコリーンの姿が見えた。 少し、寂しそうにソフィアの方を見ている。
入ってこれるはずだが、入ってこないのは、自分が死んだことを理解したからだろうか。 何かを呟き、そっと消えていった。]
(194) 2013/08/04(Sun) 01時頃
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