17 吸血鬼の城
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まだあまり変わってなさそうなひともいるけれど。
[誰とは言わずドナルドに緩く首を傾げて]
――…如何してかしらね。 こうして話せなくなるのが寂しいのかしら。 貴方の時を止めてしまうのが哀しいのかしら。
[自分の心に情が残っている事を信じたくはないのか まるで他人事のような物言いで語る]
そうしなかったら、貴方を襲うんでしょうね。 望まれたのは食事ではなく――… 貴方を眷属にすることだから…… 血だけを奪うでは済まないわ。
[ドナルドの前にいる間は涙を見せぬよう堪えながらも 捕食者たる魔性は獲物を前に怯えたような貌をした]
――…行きたいなら行けばいいの。
(167) 2010/06/25(Fri) 22時頃
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―― はい。
[嬉しげに、歩けると頷いて。
幻の解けた世界を、サイラスと共に歩む。
その足取りは、雲を踏むように軽やかに弾んで。]
…、…… 手を、つないでいただいても、いいですか…?
[はにかむように微笑んで。そっと青を見上げる。]
/*
このまま歩いていくと、ヘクター様のIFにぶつかるのですね!
そのときは、小娘は、どきどきしながら物陰にかくれます!
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― 城門前 ―
[まだ幼さを残す少女>>165の言葉に誘われるように 女は城門をチラと眺める。 出ようとも思わなかった外に、抱く思いは――]
――…そう。
[トーニャの声の震えは怯えの証か。 口許に自嘲的な笑みが浮かんで、消えた]
……………。
[彼女のあげた声と共に近付き現れるのは白薔薇。 変えてしまった者の姿に柳眉が顰められる]
(169) 2010/06/25(Fri) 22時頃
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/*
ただいま。
更新まであと1時間か。
地上は頑張れー
ああ、構わない。
[手を…と言われれば、見下ろして、左手を差し伸べる。
これから、この世界でどれほどの時を過ごすかはわからないけど…。]
君が毒に侵されて見えなかった世界が見えるといい。
[手をとって、
嬉しげな様子には小さく笑んだ。*]
/*
マーゴエンドとはこんな感じかなっと。
えーっと続きがあればあわせるよ!!
そして、ヘクターおかえり。
じゃ、デートしようか。
ああ、自分張り切りすぎ?
いいじゃないか。明日休みだし。
/*
マーゴ、隠れて見てるのかよw
よしよし、箱入り娘に社会教育をしてやろう。
心臓発作おこさない程度になw
――
>サイラス
[首筋に突き立つ細い煌めき。
それは、サイラスが同じ部位から赤い流れを啜り上げたことの皮肉にも似て。
倒れかかる躯を左腕ひとつで受け止める。]
この前みたいな腕力でかかられたら太刀打ちできねぇからな。
/*
ちなみにせっかくなんで、マーゴはメアリーみつけてみたりしても楽しいんじゃないかと思った。
地上はあと1時間がんばれ。
俺らは1時間たったら沈黙モードかな?
/*
あと一時間なのですね〜
とりあえず。
ねむいのです。
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[趣味が悪いというドナルドの言葉>>170に 僅かに苦い笑みを浮かべた]
私には理解の及ばぬ趣味をお持ちの方、だけど。 貴方は安っぽくなんてないでしょう? 紳士な、大きな迷子さん。
――…ある意味、殺そうとしているのになんだけど もう会えなくなるのは哀しいわね。
[ふ、と視線を彷徨わせれば微かな音と共に漂う血の芳香]
……っ、何を、してるのよ……っ 莫迦なひとね。 餞別なんて……、望んでないのに……。
[空を漂うその手を女は両の手で支える仕草。 押し殺していた、魔力が、溢れる。 傷口を塞ごうと親指の傷に女の唇が寄せられる]
(177) 2010/06/25(Fri) 22時頃
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お前……ッ
[身体が痺れて、思わず膝をつこうとしたところをヘクターに抱きとめられるような形になって、眉を寄せ、下からその貌を睨みつける。]
何 した?
[もう眸の色は変わらないけれど…。
首筋の鍼は抜けたが、赤いぷつりとした玉はでてくる。]
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[冷ややかな白薔薇の眼差しに女は緩く目を細める]
――…かもしれないわね。 既に私は用済み、なのでしょう。 誰も私に、期待などしていない――…
使えぬ、と。 貴方に言われるなんて……、ね。 本当に……貴方は変わってしまったのね。
……手伝いなど要らないわ。
[つ、と視線を逸らす間際に見えた対峙する 少女と白薔薇の姿に複雑そうな相貌をして]
(183) 2010/06/25(Fri) 22時半頃
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/*
――
自分の躯じゃないみたいだろ?
せっかくだから、感覚は戻してやるぜ。
おまえの啼く声をもっと聞きたいからな。
[ふたたび鍼を操って、四肢の自由以外は解放してやり、地面に仰向けに横たえる。]
おっと、その眸はそそるねぇ。
[伸ばされた手に、そっと右手を重ね合わせ。
やがて、しっかりと握る。]
――…、 世界を… 見る――
[それは、生きる事と同じくらい
今まで求めなかった、諦めていたこと。]
…、――はい。
[新しいものを見せてくれるその人の手を取って。
新しい世界へと踏み出す。
命を喪って舞い落ちたこの地にあって
―― なお幸せなのだと、娘は微笑んだ。*]
/*
墓下RP続けてもいいと云われても、こんなのいきなり出したら、いろいろマズいだろw
主に、おれの信用という見地においてwww
エピに入ったら、終幕までは、赤ログとか灰ログを読みに行くでいいかねぇと思ってる。
終幕後でも続きやれるしな。
(明日は仕事だが、2時くらいまでは起きてられそうだ)
/*
ヘクター様が、拘束具いらずでサイラス様を押し倒していますの。
きゃあきゃあ〜。
/*
ヘクター様
まずは、トーニャちゃんに、じとー(¬¬)な目で見られますね。
ああ、トーニャちゃん。
せっかく不縁故もあったので、
ひどい台詞をいろいろと言ってみるつもりでしたのに…
結局、お互いにちらみしただけでした。
――……ッ
[自由ならない躯にまたヘクターの手が伸びて、
痛みが戻ってくると同時に、そのまま、寝転がされる。
ただ、手足は動けず、その感覚に、一度ふるりと震えた。]
いい加減に…しやが れ。
[そそるなどと言われ、ますます睨みをきかせる。
逆効果などということは理解しておらず…。]
/*
マズいかな、そうだな、マズいだろうな。
まぁ、そうだな、エピは月曜まであるし、ゆっくりゆっくりでもいいし。
(手足動かないまま言いました)
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想い出になれば…… そうね、綺麗な記憶のまま…… いられれば良かったのに。
[舌先に触れるのはドナルドの鮮血。 それは甘い香りを伴い女を酔わせる酒精のよう。 甘いを感じる自らに感じるのは罪と虚しさ。 それでも女の指は名残惜しむかのように 唇に残る赤に触れた]
――…さようなら。
[背を向けた男を追う気も無く。 その背にメアリーの許へと駆けた自分の姿を重ね 最後まで見詰め続ける事は出来なかった]
(195) 2010/06/25(Fri) 22時半頃
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/*
サイラス
(おれの可愛い人形…くく。)
――
どうだ?
抵抗できないまま、好き勝手される体験は。
[天鵞絨の上着のボタンに手をかけ――その裾に、取引に使ったトカゲのアクセサリーがあるのを見つけてほくそ笑む。]
よし、おれの細工の出来映え、もうちょいとアピールしてやるか。
[チェーンベルトの飾りの先端を工具代わりに使い、トカゲの腹に刻まれたイニシャルの前に、“EMET”と書き加える。
錫のトカゲは命を得て、チロリと尾を振った。]
――おれが今、何を企んでるか、わかるか?
[トカゲを指に留まらせたまま、サイラスにニマリ]
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――…貴方はあの方のもの。
[人間であった頃とは違う白薔薇の答えに 少しだけ寂しげな表情を過らせて]
薔薇は存外――… 強い花だったのね。
[ぽつり呟き指先に残る赤を味わう]
(199) 2010/06/25(Fri) 23時頃
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/*
サイラス様の、墓下まとめメモが、とてもすばらしいのです。
あやしいアイテムまで持ち出して、
ヘクター様は一体何をするのでしょう、と
わくてかしつつ…。
――……何を、
……?!
[ヘクターの指がシャツのボタンに伸びて、目を丸くした。
彼は裾につけていた報酬の飾りに気がつくと、それを外して何かしら施している。
その間も、呪縛は解けず…ただ、何が起こっているのかと、いや、明らかにあの時と逆転している立場に、息を飲む。]
何を、企んでるかなんて、わかるわけ……ッ
[その飾りが命をもって動き始めるさまには驚愕して…その笑いに、頬を引きつらせた。]
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――…ちゃんと逢えたかしら。 人の逢瀬などみても詰まらないもの。
だから、確かめなどしないけれど
逢えるといい 言葉を交わせるといい
私には果たせなかった事を………
[黒薔薇の笑声を聞きながら紡がれた声は 祈りにも似た響き――**]
(204) 2010/06/25(Fri) 23時頃
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/*
もうじきエピを把握しつつ、まだ鳩よ。
墓落ちから拾いたいから、うーん。
今夜は黙ったまま寝ることになるのかも。と、一応宣言しておくのよ**
/*
――
コイツを、何処に潜り込ませてやろうか。
[サイラスの上着のボタンをひとつ外し、その隙間からトカゲを肌の上に放つ。
錫の脚が這い回る淡い淡い刺激。]
/*
墓下まとめサンキュー。
しかし、IFと書いておいてくれないのかw
更新まであと5分だから、そろそろ観戦モードに入るぜ。
サイラスの反応をじっくり… (違
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