262 【突発誰歓RP】聖夜におうちに帰れない村
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[ローファーが冷たくて仕方ないから、コンビニで買った靴用ホッカイロを仕込んだ。 はなやかだった光景は静まりつつあり、それがなおさら空気を冷やす。
いっそファーストフード店やカラオケ店に逃げ込めばいいのかもしれない、だが、日南子はどうしてもその選択肢を取りたくなかった。 ここまで来たら、完遂したい。いや、しなくてはならない。]
……。
[ビニール袋を腕に抱えながら、うっすら積もる雪をさくさくふむ。 どこかの路地にとどまることも考えたが、路地とてあくまで街中だ、誰かに見咎められるのも面倒なこと。 外には案外落ち着く場所がないのだと思い知った。]
…………。
[ビニール袋のなかの中華まんが、ほこほこと胸を温めてくれる。 いくつか買ってみたものの、冷めるまでに食べきる自信はなかった。]
(8) 2016/12/20(Tue) 23時半頃
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[足を向けたのは公園への道だった。 ベンチに座って中華まんを食べることはできるだろうから……おしりは冷たくなるかもしれないけれど、カバンの中には時間つぶし用の雑誌もあるからそれを敷けばいい。 耳にさしたままのイヤホンには、何も音を流していないから、自分の呼吸音がよく聞こえる。
公園の入り口が見えたあたりで、ぎょ、と驚いて身をすくめた。 >>7 こんな時間に人がいる。]
………………。
[通り過ぎて知らぬ顔で公園に入ってしまうか、それとも別の入り口から入るか(記憶が正しければ、他にも入り口はあったはずだ)、どちらを選択するべきか悩んで足を止めてしまった。
腕の中の中華まんは、ささやかな温もりに過ぎない。 すっかり体の芯から冷え切っているのだ、公園じゃないところに行くという選択肢は、思いつけなかった。**]
(9) 2016/12/20(Tue) 23時半頃
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[>>12 うすらぼんやりと光る街灯のせいで(街灯だけにしては、いやに揺れる光だとは思ったものの)、男性の彫り深い顔に影が落ちている。 威圧感のある顔立ちに、こちらの度胸が試される。]
ひょっ
[>>14 驚いて小さく息を飲むが、きゃあと叫ばずに済んだのは、かけられた声が穏やかで、場違いな挨拶だったから。
いや、場違いではないだろう。この時分でしか使えない挨拶だ、でも少なくともそれは、こんな寒がりで身を震わせながら受け取る言葉ではないだろう。 そして何より、日南子にとって、それは一番言われたくない言葉であった。]
(43) 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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…………。
[悩む。なんて返事をすれば良いのか。 逃げ出すには、まだ何もされてないから逆に申し訳ない。 何かをしてくる気配もない。 抱えた中華まんが冷めてしまう。 はう、と白い息を吐いた。]
……め、メリー、クリスマス、ですが………。 でも、あの、あたし今日は、メリーにならないって決めてるので………。 すいません………。
[言った端から後悔する。 今日の決意は、絶対に誰にも言わないと決めていたのに、口が滑ってしまった。]
(44) 2016/12/21(Wed) 22時半頃
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……あの、あたしは、メリーじゃないけど あなたは、どうぞ、メリークリスマス……。
[ビニール袋の中から、紙で子包装された中華まんをとりだし、相対している男性に差し出した。 あんまんだか、ピザまんだか、それとも他の味かは分からない。
日南子には覚悟があった。今日は誰よりも、さみしく、不幸でいようとする決意があった。だから良いのだ、ホワイトクリスマスに外にいるむなしい人間になっても。
でもそれを他者に味わってほしくはない−どんな理由で公園の前にいるかは想像できないが、少なくとも幸せな様子には見えなかった。 そう思えばこその、わずかながらの思いやり精神だ。]
(49) 2016/12/21(Wed) 23時半頃
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[>>48 当初の目的通り、公園のベンチを目指そうと、そそくさと足を踏み出す。 しかし、日南子の目の前を、何か黒いものがヒュンと風を切って通り過ぎた。]
っ!?
[びく、と足を止める。 もしタイミングを間違えていたら、その黒い物体と頭がごっちん、目からお星様状態になっていたかもしれない。 ぱちぱちと数度瞬きをして、その何かの飛んでいった先を見つめた。**]
(51) 2016/12/22(Thu) 00時頃
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