人狼議事


251 【誰歓RP】鬼渡し

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メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

[実代子の温度を味わう間もなく、
どこから来たのか、恐ろしいまでの力で鬼面が吸いついてくる。
同時に流れ込む、目に見えない情動。]

 …っ、 く  離れていろ!

[3(偶数:智花 奇数:晶)のいる辺りへと右手を振った。
もう一方の手は、重力を無視して顔面に貼付く鬼面を掴んでいる。]

(0) 2016/07/23(Sat) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 
 何をするーーー! 

[大声で叫び、頭を抱えてのたうちまわる。
弾みで腰に提げていた柄杓は飛んで行った。]

 あーあーあーあーあーあー

[傍から見ても何が起きているのかわからないだろうけど、玉砂利を転げ回って、やがて。]

(1) 2016/07/23(Sat) 00時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[糸の切れた人形のように、その場に踞った。

気を失っているようにも見える。
そうして油断させて、近づいたら飛びかかろうとしている可能性も否定できない。

少なくとも、息をしていることだけは確かだった。**]

(2) 2016/07/23(Sat) 00時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/07/23(Sat) 00時半頃


メモを貼った。



[「何してるんだ」と問われて、目を合わせると
それに返事することなく今度は足を持って曲げたり伸ばしたり。

昔そんなことをしていたら、実代子や晶が喜んだ記憶があったから。]
 



[そんなことをしていたら、村長の鋭い視線を感じ、肩を竦めて見せた。
明日香が質問すると]

 へぇ…。
 そんな逸話があったんけ。

 確かに鬼は言ってたっけな…。
 道具は使わないとか敷地内だけとか
 怪我させるなとか。
 まぁ本当に遊びの一環みてーな感じらったけども
 不気味に思わせるためとかではねかったんらな。

 神隠しに合わねぇためかー。
 防げたらいんだろっけども…。

[どうなんだ、と明日香の問いかけに追従するように村長を見ると、二人からの圧にたじろいだ様子。]
 



[そんな時だろうか。
北館家にドタドタと来客があがりこんで]

「 実代子ちゃんがめっかったって!」

[と勢いよく叫んだのは。]
 


 村長!!明日までの宿題な!
 何か昔のこと書いてる文献とか古文書とかさ、何かあっか
 探してくれよ。孫の命が掛かってるんらっけ!

[そう脅して、どうせ年寄りは大して寝なくても平気だろなんて捨て台詞を吐いて]

 行くぞ、明日香!

[と疲れてしんどそうな明日香を小脇に抱えるとまた車に飛び乗り
実代子が見つかったであろう隠神社へと向かう。**]


メモを貼った。


【人】 学園特警 ケイイチ

[晶たちが拝殿へ向ったいくばくか後、踞る青年は、ゆらと立ち上がる。

鬼の面が顔を覆い、表情のほどは読み取れない。

足を包んでいるタオルを解き、ポケットの中身を零つ。
それから、額の血を指先に拭って、鬼面の奥で小さく詞を唱えた。
慶一の背の痣が、芽吹くように脈動する。

そして、血は霧になり、慶一の身体を包んで、暗血色のトンビコートを紡ぎ上げた。]

(6) 2016/07/23(Sat) 09時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[それから鬼は晶らの行方を探る。
草の踏み分け、砂利の目の乱れ、そういった痕跡を見つけ出して辿ればいい。
生体採集をする際に用いるアウトドア知識を活用したのだった。

慶一は、いうなれば優秀なハンターであった。
今は、狩る対象がカタツムリではなく人になったというだけのこと。

もはや、行き当たりばったりで進路を変えることもなく、コートの裾をバサリと翻して一直線に拝殿へと向う。]

(7) 2016/07/23(Sat) 09時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/07/23(Sat) 09時頃


【人】 学園特警 ケイイチ

− 拝殿 −

[ここへ逃げ込んだかと、拝殿の階を見上げる。
到着を告げるように、鈴緒を揺らしてガラガラと鈴を鳴らした。]

 七尾 晶。 宗田 智花。

[低く抑えた声で、慶一のいまだ知り得ぬ二人のフルネームを呼ぶ。]

 自分勝手な大人たちはとっととゆき、
 もはや鬼を渡されていないのは、二人のみぞ。
 

(11) 2016/07/23(Sat) 10時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 
 逃げるにも、戦うにも、もう疲れ切っているであろう、
 都人の子らよ。

 出て来てワタシの申し出を聞く気はないか?

[息をひそめる二つの気配に呼びかける。] 

(12) 2016/07/23(Sat) 10時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[拝殿の中から応えはなく、出てくる様子もない。]

 ふむ、誰もいないのなら燃やしても構うまい。
 ほら、火を投げ入れるぞ。

[言葉で呪をかけて、鬼は足元の小石をひとつ、拝殿の格子の隙間へ放り込む。
実際に火がついているわけではないが、そういう幻影をまとわせてある。*]

(16) 2016/07/23(Sat) 10時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[さすがに動きがあった。
扉が開け放たれると同時、まず飛んできたのは泥玉だ。]

 っうお!

[慶一がそんなものを作ったことは記憶として把握していたものの、
効果的なタイミングで使われて、鬼はたたらを踏んだ。
晶たちが距離をとるには充分な時間は稼げるだろう。]

(19) 2016/07/23(Sat) 11時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[殺傷目的ではない武器ゆえに鬼面の奥まではダメージが通らなかったから、ほどなく鬼は体勢を立て直して、晶らと向き合う。]

 小癪。

[吐き捨てるが、愉悦のいろもかすかに混じっていた。]

 汝は残されても歪まそうだな。
 

(20) 2016/07/23(Sat) 11時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[少年らしい抵抗を見つめつつ、]

 鬼面を壊して解放されるものならば、何よりもまずワタシがそれを望むと思わないか?
 
[ひとつ理を解いておく。]

 出て来てもらわねばならなかったのは事実だ。
 申し出があると言ったろう。
  

(22) 2016/07/23(Sat) 12時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 
 まあ聞け。
 鬼は、渡るが定め。
 そしてそれは一種の救いでもある。

 しかし、最後の二人──いがみ合うではなく共闘を誓った者たちに、どちらが残るか決めさせるのは酷というものだろう。
 ゆえに、こうしようではないか。
 

(23) 2016/07/23(Sat) 12時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 
 汝らは二人同時にワタシの手をとれ。
 どちらに鬼が渡るかは、天の配剤だ。誰も恨まずに済む。

[その場に片膝をついて、両手を広げてみせた。**]

(24) 2016/07/23(Sat) 12時頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/07/23(Sat) 12時頃


[何やってるのでしょうか、このおじさんは
首を傾げつつ、不快とは思わない――構って貰えるのは、子供だからか好きだ――のでそのまま放置。]

 ……怪我させねェのは、次の依り代が弱らねェ為って言ってた
 弱っちまったら困るなァ、オニだもんさ

[ボソボソと、手悪さしながら言う。
村長の顔を見られないのは怖いからである。]

 ……力のあるお人がオニさ、封じたんならァ
 神隠しに遭うの防ぐ方法も考えてそうだもんっけさ

 そう思ったんだが、防げるほどまでじゃアなかったんけ?

[そう、例えば昔あった祭りとか。
形代に息を三回吹きかけ、川に流すのは身代わりに禍を肩替わりして流すため。
そういう方法が、何かしらあったと思ったのだが。]


[そんな頃だったか、来客が来たのは。]

 あ、うん……

[すごい脅し文句とともに名前を呼ばれれば、小脇に抱えられた。]

 ……年寄りは大事にしねェとバチあたんせのぉ?

[隣に飛び乗る辰次にそう言ってみたが、聞こえたかどうか。]

――→隠神社
[隠神社に着けば、「実代子」とやらはどこにいただろうか。
見付かり、辰次が傍へ寄るようなら、追わずに少し離れた所でじっと見つめ。**]


ー現世/隠村ー

[ごん。
鈍い音を立てて、後頭部が地面に激突した。]

いっ……!……たあ……。

……え?ここは……。

[ずきずき痛む頭を押さえながら体を起こす。辺りをきょろきょろ見回すと、そこは神社の境内らしかった。しかし今までのような不気味さは何処にもなく。
空の色は濃い藍になろうとしている、薄暗さは単に夜が近付いているからのようだ。
ぼんやり空を眺めていると、今までにあったことが思い出されてきた。]


……あー、そっか私……。

[帰ってこれたんだ。
辰次おじちゃんが鬼になって、さくちゃんが鬼になって、さくちゃんに鬼を渡されて……。]

……っ、そうだおじちゃん!さくちゃん!

[脳裏に彼らの姿が浮かんで、慌てて立ち上がる。
彼らはもう鬼を渡したんだから、こっちに帰ってきているはずだ。会いに行かなくちゃ。

このときの私は、さくちゃんがまだ帰ってきていないことを知らない。
そして鬼を渡したもうひとり、綾瀬明日香のことも頭から抜け落ちている。
親しい相手の姿を思い浮かべながら、まずは外に出るべく鳥居に向かって歩き出した。]



[拒絶されないので、恐らく気に入って貰えたのだろうと、構わず続けて。]

なるほどなぁ。
敷地内だけってのも、制限を加えてるようで鬼にとっても制限ってことらかね。
……初めに7人て集めたんは鬼なんよな?
でも鬼を封じた偉いヤツがいるんなら、7人てルール決めたのはその偉いヤツかもな。

[明日香が語る言葉をうんうんと頷くものの、どれだけわかっているものか。]



─隠神社─

[境内に向かうと皆を探しに来た村人が見つけたのか人垣の中心に実代子の姿。]

実代子!えがった!
戻ってこれたんけ?

櫻子は?
他のみんなは大丈夫らか!?

[実代子の安否が確認出来れば次は他の面子の事を確認しようと。]

[そんな折、側に居たはずの明日香が少し離れたところにいるのを認めると、おいでと手招いた。その姿に実代子は彼女が綾瀬明日香だとすぐに気付くだろう。]
.


【人】 学園特警 ケイイチ

[晶と智花が視線を交わし、言葉を交わして相談するのを見守っていた。

ふたりが心を繋いでいる様子は、鬼にとってどこか羨ましくもある。
これまで、幾度となくそんな希望を引き裂いてきた身なれど。]

(28) 2016/07/23(Sat) 16時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[先程までと変わった服装について晶が口にすれば、]

 鬼が角を生やして虎皮をまとっているというのは、鬼門=艮(うしとら)という駄洒落から作られたイメージにすぎないのだぞ。
 
[不本意そうに説明したが、つまりは、慶一の恰好を破廉恥だと思っていたらしい。]


 むしろ、古き陰陽の裔が、あたら惜しというところよ。

[乗り移ってみて知ったが、この身体には陰陽師の資質がある。賀茂の血筋ででもあるのか。
仮初めの器とはいえ、使えるものは使うというだけのこと。]

(29) 2016/07/23(Sat) 16時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[智花が「ケイお兄さん」と呼ぶのを聞くと、チッチと舌打ちした。]

 耳障りな名よな。呼ばうなかれ。
 アレは眠らせた。

[器だけあればいいという冷徹な判断というより、
慶一の相手をするのは煩わしいと本音の滲んでいるような声であった。
一人暮らしの長い鬼に、あのテンションは堪え難いのかもしれない。]

(30) 2016/07/23(Sat) 16時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 
 さあ、参れ。
 賽を投げようぞ。

 あるいは、二人が同時に鬼を受け入れることで──別の何かが起きるやもしれぬ。

[唆すような一言を付け加える。]

(31) 2016/07/23(Sat) 16時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/07/23(Sat) 16時半頃


[鳥居を潜る前に、突然消えた人たちを探しているらしい村の人たちに見つけられた。
小さい村のこと、見知った顔に迎えられてほっと息を吐く。
何人かは辰次に知らせてくる!と駆け出していった。]

辰次おじちゃん……!よかった、帰ってたんだ。

[先に帰ったはずの叔父の名前に、とりあえず安堵。]

そうだ、あとさくちゃんも!さくちゃんも帰ってきてますよね?

[私に鬼を渡して、現世に帰ったはずの少女。もし会えるのならば一番に会いに行きたかったのだけれど。
村人たちは口を揃えて、「櫻子はまだ帰ってきていない」と言った。]


……え?いやそんなはずは、だってあの子は私に……。

[と、そのとき。
鳥居の外から騒々しい足音が聞こえてきた。]

おじちゃん!

[鬼面を被っていたときとは違う、私の知っている彼の姿。ほんの少しだけ視界が緩んだ。]

他のみんな……晶くんと智花ちゃんと、……あの半裸の男の人は、まだ鬼渡しの最中だと思う。
その、……私があの半裸の彼に鬼を渡して、それで……。

[言いながら、胸がちくりと痛んだ。
結局私は何も止められないまま、鬼を渡して帰ってきてしまった。心優しい二人と、私を助けようとしてくれた彼を。
でも、それよりも今は気になることがある。]


さくちゃん、まだ帰ってきてないの?

[彼女は私に鬼を渡したのだから、私より先に帰ってきているはずだ。
それなのに、叔父の口ぶりは、まるで彼女が帰ってきていないかのようで、不安は募る。]

ひっ……!お、鬼……!

……………、あれ?

[まるで自分の子どもを呼ぶかのような叔父の仕草の先を目で追うと、そこにいたのは小さな少女ーー綾瀬明日香だった。
自分たちを追い詰めた元凶を前にびくりと体が強張る。
しかし彼女はなにもしてこない。それどころか何処か遠慮がちで、まるで普通の女の子みたいだ。
これはどういうことだろう。説明を求めて叔父の方を見た。]


―隠神社―
[おじさんに呼ばれると、女の人はこちらに気付いたらしい。
悲鳴をあげられ、びくりと身を竦めた。
おいでおいでされても、悲鳴を上げられてしまったから近付くことはできずに。]

 あ、姉ちゃも鬼渡しに参加してたのけ?

[オニに取り憑かれてた時の記憶はないから、そんなことを尋ねて。*]


【人】 学園特警 ケイイチ

[「カタツムリ」の五音を聞くと、鬼はひどく咳払いして、何かを紛らわす様子。
子供はこれだから!と、ばかりに首を振った。

それでも、晶と智花が前へと踏み出せば居ずまいを正して待つ。]

(35) 2016/07/23(Sat) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[竹箒を手にした智花は、巫女装束でも着せたら、この背景によく似合いそうだ。
と、その箒を武器に変じて、智花が襲いかかってくる。
同時に、晶もポケットから布製の棍棒(?)を取り出して叩き付けてきた。
息のあったコンビネーション。
晶が左手首を掴んで引くから、適切な回避行動もとれず、

ガン、ゴツッ と鈍い音と衝撃が響く。
鬼は自由な右手で顔を覆った。]

  痛や、

[悲しげな声を洩らす。
このまま攻撃を続けると、鬼面を庇う慶一の手の骨が砕けると、わかりやすく伝えるために。*]

(36) 2016/07/23(Sat) 19時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[晶が躊躇う。苛立ちが声に出ている。
晶と慶一は、ここにくるまでほとんど接触もなかったはずだが、]

 短い時間でよくも懐けたものよ。
 
[人というものは、本当に脆くて、優しい──]

(39) 2016/07/23(Sat) 19時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[と、肩に智花の足が乗った。
大胆な、懸命な気合いの籠った攻撃だ。

晶もなおも諦めることなく、鬼の面を庇う手を退けさせようとした。
果敢に挑み掛かる手。

計らずも、指示したとおりに二人の身体が鬼に触れていた。
これで、鬼を渡せる。

なんと甘美な衝動。**]

(40) 2016/07/23(Sat) 19時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/07/23(Sat) 19時半頃


【人】 学園特警 ケイイチ

[ぐい、と肩が後ろに押され、のけぞるような体勢になる。
仰のいた額に、智花が振りかぶった竹箒の柄が、稲妻のごとく落ちてきた。

それを振り払うことが叶わなかったのは、両手を晶と結んでいたからだ。
武器を捨てて伸びてきた晶の手に掴まれると同時に、相手の手首も握りこんでいた。
拘束されたまま、吼える。

  メキ…

命中の後の湿ったいやな音は二人の耳にも届いたか。]

(42) 2016/07/23(Sat) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 
 ゴアアぁぁぁああ!
 
[首筋を違えるのを厭わず大きく捻ったから、かろうじて眉間を砕かれるのは避けられた。
だが、左の角が折れている。
鬼を鬼たらしめる角が。

人に、それも女に、これほどの深傷を負わされるとは。]

(43) 2016/07/23(Sat) 21時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[絶叫しながら鬼は、このままでは済まさじとばかりに、晶の手首を握り込んだまま、柔道の巴投げの要領で晶を地面から引っこ抜くと同時に自分もまた後ろに転がって智花から間合いを取らんとした。
足元の土を蹴り上げて智花に対する目つぶしにする。

今、この瞬間にも、晶に鬼を渡すこともできた。

だが、
ここまでのことをしてくれた彼らには、それでは甘い。*]

(44) 2016/07/23(Sat) 21時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/07/23(Sat) 21時半頃



[実代子から自分が去った後の話を聞くと]

て、ことは櫻子が実代子に鬼渡したんか…。

[そして、刑部に鬼が渡ったという。

誰かはあの場所に残らないといけない。
かつての明日香がそうであったように。

晶か智花か。
そんな残酷な仕打ちが現実味を帯びてくる。身体中の血の気がさぁっと引いていくのは夜の冷たさのせいだけではない。]
 



くそっ……!!
あいつらでねくて俺みてぇのが残れば良かったんにッ……!

[何故自分は捕まってしまったのだろう。
後悔の念は後から後から押し寄せる。]

櫻子。戻っとらんのか?
…俺が渡したんらっけ、実代子より先に戻っとるはずらて。

………おいおい。

[鬼となるのは晶か智花か。
鬼を渡したはずの櫻子は戻らず。
自分の無力さに歯噛みする。]
 


【人】 学園特警 ケイイチ

[晶が膝をついて身体を起こしたところで傍らに追いついて、その身を捕えるべく腕を伸ばす。
鬼の息は長い。

その面は泥に塗れ、左の角は折れて、眦からは涙のようにも見える鮮朱の傷が頬へと走っていた。

凶相である。]

(46) 2016/07/23(Sat) 22時頃

[二人の話を聞くに、誰か帰ってきていないらしい。
ふと、空を仰いだ明日香はぽつり]

 ……月が、ない
 



[白装束の少女に小さく悲鳴を上げる姪に窘めて彼女について説明しようとするもさっきの今、その声に覇気はない。]

 実代子、そんな反応したら可哀想らっけ。
 この子は綾瀬明日香。

 んで…。
 明日香、こいつは実代子。
 俺の姪。
 
[実代子に伝えると今度は明日香に実代子を紹介しようと二人の間に入る。明日香の顔色を窺ってみるが怯えているようならその頭をぽんと一度撫でた。]
 


【人】 学園特警 ケイイチ

[晶の素手での抵抗を嘲笑いはしない。
それは全身全霊をかけた徹底抗戦の証ゆえ。]

 こちらも本気をもって返礼する。

[首筋を違えて傾いだ首、いくらか視界が制限されるが、
容赦なく関節技を極めて拘束するつりで摺り足に動いた。*]

(49) 2016/07/23(Sat) 22時半頃

[ぽんと頭を叩かれれば、見上げて、また女の人を見る。]

 ……姉ちゃも、鬼渡ししてたのけ?

[おじさんの姪という人へ、先程と同じ質問を。
先程は怖くてうつむき加減だったが、今度はまっすぐ見つめて。]

 残ってるのは後、何人け?


うん。さくちゃんから渡されたの。だから先に帰ってると思ったんだけど……。

[話しながら、叔父の顔から血の気が引いていくのが分かった。彼が今、何を考えているのかも。]

そんなこと、言わないでよ。そりゃ、他のみんなのことも心配だけど……。

私は嬉しかったよ、おじちゃんが生きててくれて。

[置いてきたみんなのことが心配なのは私も一緒だ。
けれど、生きて帰ってきて最初に叔父に会えて涙が出そうになるほど嬉しかったのも本当のこと。自分を卑下する言葉は聞きたくなかった。]


【人】 学園特警 ケイイチ

[死角の方向から、少年の拳が鬼の面を捉えた。

 パキ…

軽い音のわりに、欠けたものは大きくて。
折れた角から眦まで、もってゆかれる。

寒い、暗い、辛い。
こんな状態で鬼を渡したら、どうなるか自分でもわからない──]

(51) 2016/07/23(Sat) 23時頃

【人】 学園特警 ケイイチ

[先の戦いでは見ていることしかできなかった智花までが鬼に挑み、晶も最後まで向って来た。]

 アレは良い仲間を持ったな。 

[健闘を讃え、だが、決然と、捕えた晶の手首を背に捻り上げて自分の前に立たせ、智花に対する盾とする。
あるいは傾ぐ身体の支えですらあったかもしれない。

そうして、智花に問うた。]


 この少年に、鬼を渡すがよいか?

[選ばせてやるとでも言いたげな口調であった。*]

(52) 2016/07/23(Sat) 23時頃

……少なくとも、私はさくちゃんの顔から鬼面が剥がれて体が消えるのをこの目で見たよ。真正面から。

[話しながら不安は募る。ただでさえ鬼渡し自体がイレギュラーな存在なのに、そこでさらに法則から外れることがあるなんて。]

……綾瀬明日香?って、あの?

[叔父の紹介に、傍らの小さな少女を見やって。]

うん、そうだよ。さっきまで鬼渡しに参加してた。

あと残ってるのは、……私の従弟の晶くんと近所に住んでる智花ちゃんと、あとおさかなくん……じゃないや、刑部くんの三人。

……の、はずなんだけど。さくちゃんもいれたら四人、ってことになるのかな。

[真っ直ぐな眼差しに少したじろぎそうになったけど、どうにか目を合わせたまま彼女の問いに答えた。]


 一度渡したんなら、二度目はねェ
 んだすけ、その“さくちゃん”って子はァ鬼渡しに参加してねェと思う

[彼女にそう答えて]

 今夜は月がねェ
 きっと迷ってるだけっけさ

 朝んなって、ニワトリが鳴けば元に戻るっけさ

[確信を持ってるように言えるのは、かつて自分はオニのウツワだったから。
その時得た知識を彼らに流す。]



そりゃ、俺らて実代子が無事で嬉しいけど……!
でも……。

[自分より未来のある若者達の道が曇ってしまったというなら、どうして平気でいられよう。
実代子が言いたいこともわかるが故に、感謝と不甲斐なさと罪悪感な胸のうちで混ざって変な顔になった。]
.


それ、本当らか?
櫻子は迷ってるだけ?
朝になれば帰ってくるんだよな、絶対。

[身を屈めて明日香に目線を合わせるとその小さな両方を掴んで問い詰める。嘘を言ってるとは思わないが、その話が真実なのか確かめようと、その眼差しを見定めた。]

[それが確信をもった真面目な眼差しであるとわかると大きく嘆息し安堵の表情を浮かべた。]

そっか…、えがった……。


【人】 学園特警 ケイイチ

[智花の答えを聞いて、鬼は今や苦痛の源となっている損なわれた面に手をかける。]

 よろしい、では七尾晶に鬼を渡すことにしよう。

[定めであった。 その上で、報復であった。
わざわざ確認をとったのは、智花の答えを晶に聞かせたかったからだ。

渡すなというならば、自分が先に鬼になって帰りたかったのだろうと智花を責め、
渡していいというなら、晶に、おまえは見限られたのだと囁くべく。
どちらに転んでも意地悪な問い。

なのに、智花は微笑みを浮かべていた。

そればかりは──想定外だった。]

(55) 2016/07/23(Sat) 23時半頃

【人】 学園特警 ケイイチ

 
 残された時間をどう使うか、楽しみにしている。

[そう告げると、今度こそ鬼の面を渡すべく、鬼は晶をコートの内側に包み込んだ。*]

(56) 2016/07/23(Sat) 23時半頃


皆が頑張ってるんに、俺が弱音はいたらだめらこてね。

すまん、実代子。ありがとう。

[そう言って実代子にも労いのつもりで頭で軽くなでる。]

俺は信じてる。
皆が無事に帰ってくるって。
櫻子も、朝になりゃびーびー泣いてけえってくるって。

[そう言うとにかっと、いつもの毒気のない笑顔で笑ってみせた。]
.



 でも、一人は帰ってこれねェ
 オニは身体が欲しいから、全員帰すとは思えねェ

[問い詰める視線に、少し俯いて続きを。
よもや、彼らが鬼の面を壊そうとしてるなどとは知らず。
それは誰も考えたことがないから、どうなるかは明日香でさえも知らない。]


【人】 学園特警 ケイイチ

[下から吹き上げるような強い風が巻き起こり、
暗血色のインバネスが空に翻ったと見えた瞬間、

慶一の姿は失せていた。*]

(58) 2016/07/23(Sat) 23時半頃

学園特警 ケイイチは、メモを貼った。

2016/07/24(Sun) 00時頃


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