人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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視点:


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 00時頃


【人】 水商売 ローズマリー

―三日目・夜―

[この場にいないのは、アイリスとオーレリアです。
ジェフも、ハナの遺体を見に行ってしまいましたが>>3:137]

 ……?

[ヴェスパタインの小さな呟きは>>3:139
あなたの耳に届いたけれど、
意味合いがよくわからなかったのです。
今は、まだ。

ヴェスパタインを説得しようと思いました。
トレイルの時のように、逃げて殺意を向けた罪を
少しでも贖いたいと、そう願うがゆえに。
話し合えばわかると。
信じてくれるならば例え彼が人狼であっても、
理解し合えるでしょう、と。

結果は失敗に終わりました。**]

(3) 2016/11/17(Thu) 00時半頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 00時半頃


[その事実
人狼として、人に殺められる覚悟も決められずに終わった情けない己には
酷く重く、耐えられないもので。

場の騒動の結末を見届けることも無く、残酷な目に合わせたメルヤを置いて
人を家具を壁をすり抜け逃げ出していた。

……昔から辛いことからはすぐに逃げ出す、どうしようもない男だった。]


[辿り着いたのはかつて過ごした記憶がある思い出の部屋
そこで人間達が仲間が何をし、何を話したかなんて、知ることはない。

その隅で膝を抱えている。
目は昏く黒く、姉を失ったメルヤに似ているのだろう。
今や相棒でも家族でも無いあの子に。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


     ── …… ケヴィン 、


[ 掠れる音は、宵の中へと溶けゆきましょう。]


─ 3日目/メルヤと ─

[ キャサリンの仇を取ると話す彼女の眸は、
昏く暗くあり、滲むこともありませんでした。
気丈を振る舞う彼女も、異常なこの場に、
心が追いついていないのだろうと、思います。
だからこそ、心配なのでした。

キャサリンやトレイル、彼らにしか、
心を開くことの出来ていないだろうメルヤ。
私では、だめなの、かもしれません。
…… それでも、貴方の心を軽くしたいと思うのは、
私の自己満足であったのかもしれません。]


 ── …… いつか、私にも、


[ 心を開いてくれると、いいのに ……
小さな言葉は、届くことはないのでしょうね。]


[ トレイルを探しにゆくと話す彼女、
ひとりにはしたくありませんでしたし、
私自身も、彼の姿を探し出しては、
言の葉を交わしたいと思うのです。
ですから、メルヤの隣を歩こうと、思うのでした。

ですが、何故だか隣に並ぶことは躊躇われ、
後ろをついて、降りるのだったのでしょう。
その後のことは、目まぐるしいものでした。]


[ 階段の曲がり角、聞こえる声は、
     …… トレイルの死を、告げました。

メルヤは、其の儘、向かうのが見えましょう。
私は、階段の隙間から、
ローズマリーの衣服の汚れを捉えました。
そして、耳に届く言葉に、
ガツンと頭が鈍器で殴られたように鈍く響き、
私の足は、床に縫い付けられたよう。
前に進むことは、ありません。]


 どうし、て … うそ、 そんな


[ 紅く染まる、鉄錆の、いろ。]


[ 階段の壁に背を預け、ずるりと崩れ落ちましょう。
私の与えた、神の啓示の所為でしょうか。
いいえ、違いありません。


  ローズマリーの、綺麗な掌を、
        私が 穢れさせたのです。


其れだけでは、なく。
トレイルの死をも、私の心を揺れに揺らすのです。
あのとき、私はどうするのが正解だったのでしょう。
私は、何をすればよかったのでしょう。
この力は、正しいものなのでしょうか。]


[ 信じられぬことばかりでした。
壁に凭れ掛かり、天井を見上げます。
神は、何をお考えなのでしょうか。
神は、私に何をさせたいのでしょうか。

ぼうと、天井が滲んでゆきました。
ヴェスパタインが、狂ったように喚く声は、
私の耳には届いてはいなかったのでしょう。
私は、神にただ、問いかけ続けていたのですから。
けれど、神は都合の悪いことなど、
返事をしては、くれないのでしたね。]


[ 知らぬ間に、刻は進んでいたのでしょう。
この力の使い道も、己の存在も、
分からぬことばかりではありました。
…… けれど、与えられたものは、
神は使えと望むのだろうと、
聖堂に今夜も向かう為に、ふらりと、
立ち上がったときだったでしょうか。

階段の下から突如現る、黒い影 ── ]


 …… ── 貴方は、


[ 言葉を紡ぎ切る前に、
その影は私の首元に食いついたのです。]


[ 牙が減り込むのが、分かります。
的確に頚動脈を貫かれ、
紅い噴水が湧き上がるでしょう。]


 ── ひゅ 、は …… ッ


[ 声はもう、二度と出せぬのでしょう。
この唇はもう、唄を紡げないのでしょう。

鋭い牙の、持ち主は、
最期に視界に映る姿は、
人の皮を被った、醜い金髪の男の姿 ── ]


[ 意識を手離してしまう前に、
    音の出ぬ喉の代わりに、
       唇は、とある名を象るのでした。]


  …… ── ッ、


[ ── ケヴィン、と。愛しい、かれの名を。*]


[ まことに、まことに、あなたがたに告げます。
  一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、
      それは一つのままです。
  しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
   自分のいのちを愛する者はそれを失い、
    この世でそのいのちを憎む者は
  それを保って永遠のいのちに至るのです。

        『ヨハネによる福音書より』 ]


[ …… ── 私は、ただ。
皆のしあわせを願っていただけなのです。
みなのしあわせさえあれば、何も要らぬと、
みなで笑ってさえいられるのなら、何も要らぬと。

儚い願いは、雪解けを待つことができず、
花開くことは、なかったのでしょう。]


 …… 神は何故、
 このような試練を与えたもうたのでしょうか。


[ 目の前に横たわる、己の姿。
醜い姿の自分自身を見下ろして、呟きます。
目蓋を伏せて、現実から逃れてしまいたいと、
淡く思うのでしたでしょうか。]


[ 牙を隠す男の姿は、もうなかったのでしょう。
遠く横切る少女の姿も、認識はしていませんでした。

“ 死 ”を迎えてしまった私は、
突然のことに、まだ実感が湧かないのです。
魂として、いま、意識があるのですから。
其の場に蹲り、己の頬を撫ぜようと掌を伸ばします。
醜い姿とは異なり、いまの私は綺麗なままでしたか。]


[    ───── とどく声に、
私は、はじかれるように顔をあげました。
唇を開き、そして、…… 閉じます。
かれの声は、今まで聞いてきたどれよりも、
頼りなくて、弱々しくて、どうしたのと、
問いかけたくなるほどでした。]


 ケヴィン、私が、見えるの、ですか


[ …… 紡ぐ声は、決して届きはしないのです。
私の声に、返答はありません。
彼の唇は、なんども、なんども、
私の名を、綴り続けました。]


[ 眉は垂れ、儚く笑みを浮かべます。]


 …… ケヴィン、 貴方ったら、
 そんなに泣き虫だったかしら?


[ 滲む瞳を見詰め、ゆると目元を撫でようと、
指を伸ばします。けれど、私の指は濡れぬまま。
もう触れることは、二度と叶わぬのでしょう。
頬を撫でる仕草をしてみせますが、
かれの熱は、指先には伝わってきませんでした。]



 …… ケヴィン、貴方が生きていてよかった。


[ 此処にいるのが、貴方ではなく、
          … 私でよかったと。

貴方には、しあわせになって貰いたいと、
私は常より願っていたのですから。
結局、貴方のしあわせが何なのか、
聞くことはできませんでしたけれど。]



 …… ケヴィン、ねぇ、ケヴィン
 私は、あなたが幸せなら、しあわせよ。


[ 何時か綴った言葉をもう一度。
届く筈もないこえを、名を、なんども綴りました。]


[ 私に触れてくれぬ、かれの姿は、
ぼやりと滲み、姿形を、
はっきりと捉えられなくなっていました。
如何して、なのでしょうか。
魂となった私がなぜ、
このように震えているのでしょうか。
分からぬこと、ばかりでした。

かれが、何かを言って、場を離れます。
そのあとでしたでしょうか、
花屋の少女が、私の身体を拾い集めたのは。]


[ ぼんやりと、立ち尽くしている間でしたか。
再び、かれが戻ってくるのでした。
シーツに包まれた私は、彼の腕の中にあります。
彼の言葉を聞いて、私は、唇を噛み、
小さく息を吐き出しましょう。]


 ケヴィン、 私は、 ……
 貴方に触れても、よかったのかしら。


[ 本当は、もっと、触れて欲しかった。
本当は、もっと、貴方に触れたかった。
我儘な私は、髪に触れられる以上を、
求めてしまっていたのでしょうね。]


[ 私の使っていた部屋まで、
運ばれるあとを、私はついてゆきます。
寝台に横たわる身体、重なる指も、
こうならなければ、触れ合えなかったのかと、
そう思えば、此れでよかったのかと、
私は、ぼんやりと、思ってしまいます。

…… けれど、中身のない私は、
体温を分け合うことのできぬ私は、
本当にこれでよしとは、できないの、でした。]


 ケヴィン、 … ねえ、
 一番心が安らぐのは、貴方の傍なのよ。
 …… 知らなかったでしょう?


[ 私は、私が居たい場所にいるのです。
彼の隣に、私は膝を立てて座りましょう。
伏せられた目蓋を、じと見詰めます。]


[ 温もりも、柔さも、感じられぬことは、
わかっています。でも、最期なんだもの。
此れくらいの我儘は、赦して欲しいのです。]


 おやすみなさい、…… ケヴィン。


[ 濡れた睫毛を伏せて、少しだけ身を寄せて、
彼の唇に、そっと唇を重ねたのでした。]**


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 水商売 ローズマリー

[  "四つめの感覚が脱ぎ捨てられ"  ]

[  "観測者が語るのは"  ]

[  "偶像か、真実か"  ]

(18) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[昨晩のこと。

ヴェスパタインにはどこかで冷静さがあった。
生きることを諦めているような。
理性的でなくも、仄暗く本能の冷たさを
顕著にしているかのような。

だからこそ、彼は人を殺すことはない。
そんな女の判断は、誰かを納得させるに事足りただろうか。
彼と部屋まで同行することとなった。

階段の途中で足を止めるケヴィンに顔を上げ>>8
気づくのは、段差を伝ってゆっくりと落ちてくる血液。

そこにある死から、
さして時間が経っていないことを表していた。]

(19) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 う、そ……―――

[ショックを受けないわけがない。
いつかに触れた煌く髪色も、
目に映ったとて、つらいばかり。

女は頭を殴られたような衝撃的な出来事に
思わず隣の男の、服の裾を掴んだけれど

その男こそが心配であった。
精神的に不安定なヴェスパタインが
また取り乱してはいけないから。]

 ……ケヴィンさん、……
 お願いします……。

[小さく頭を垂れて、血で濡れた階段を登り
ヴェスパタインを個室まで送り届ける。]

(20) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[ヴェスパタインとの別れ際、
ぎゅっと、長く無骨な手を両手で握る。]

 大丈夫。――…大丈夫よ。
 貴方はやっていない。
 だって、ずっと一緒にいたのだもの。

 ここを出たら、ちゃんと約束、果たしてね。

[笑みを向けた。
最後になるなんて思わずに、
なんの根拠もない希望に縋りたかったのだろう。

彼の部屋を後にした時、頬は涙に濡れていた。]

(21) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……、レリア……

[個室に入ると、その愛しい名を呼んで
糸が切れたように崩れ落ちる。

顔を覆って、泣き濡れたのもどれほどか。
気づけば意識が落ちるように眠り]

夢を見る。]

(22) 2016/11/17(Thu) 10時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

― 記憶 ―

[子どもはまだなの?と、せっつかれる度
ふんわりと笑って躱すのです。]

 いつか必ず授かりますわ。
 大丈夫です、お母様。

[実を言えば、子が出来るはずはありません。
だって夫との性生活など、なかったのですから。]

(23) 2016/11/17(Thu) 11時頃

【人】 水商売 ローズマリー


 …―――

[夫を愛してはいました。
けれど、どうしてもわたしは
男性と身体を合わせて、粘膜を触れ合わせるということが
受け入れ難かったのです。

兄が、宮殿へと遣わされたのも、
わたし達夫婦へのアドバイス役と言いながらも、
監視役に似たものだったのでしょう。

あぁ、いっそ、コウノトリが赤子を運んできてくれたらと
空を見上げては空想に沈んだものでした。*]

(24) 2016/11/17(Thu) 11時頃

【人】 水商売 ローズマリー

―四日目―

[重たい身体。
瞼を上げてなお、垂れ目がちな眼差しは
目覚めと共に、外気に晒され、凍りついた窓を見る。

芯まで冷え切った体を抱いて、
幾つかの夢と現に思いを馳せた。

革命軍の狼煙、
食料飢饉の時代、
鋭く光るギロチン、
共和国を讃える声、
実りの秋、
甘いアップルパイ、
硝子に模様のついたランタン、
重なる声と声―――]

(33) 2016/11/17(Thu) 13時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……ふ、……ぁ

[身体が酷く冷えて、震えが止まらなくて
いけない、と、そう思った。

今すべきことは、暖を取ること。
そう悟った女は、緩慢に部屋を出る。
様々な身体機能が低下している今、
廊下に漂う死臭すら>>11、夢幻のようで眉を顰めるだけ。

階段を降りて食堂に入ったならば、
そこにいるメルヤ>>32に視線を向けて]

 ……寒いわね。ここは。

[色あいのない声でぽつりと呟くと、火が弱まった暖炉に薪をくべ、火かき棒で不器用に火力を調節する。
そこに、メルヤやトレイルに向ける感慨は、見当たらない*]

(34) 2016/11/17(Thu) 13時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 13時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[淡く耳に届く声に>>35、暖炉から少しだけ振り向いて]

 ……人狼じゃ、ない?
 どうしてそう言えるの?

[不思議そうに問い返す。
その視線の先には、女の殺めた青年の遺体も見えたか。

火かき棒を立てかけて少しすれば、
暖炉からパチパチと、薪の爆ぜる音が聞こえ始めた。

彼女の言うとおり、血の巡らぬ存在には
届くことのない熱が表皮を打つ。

暖の確保ができれば、ゆっくりと立ち上がり
亡骸となったトレイルと、メルヤの傍へ歩み寄る。]

(36) 2016/11/17(Thu) 13時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……その短剣、返してもらっていいかしら。

[遺体の傍に落ちているであろう>>3:40
彼の殺害に使った護身用の短剣を指さした。
それは大切な人の>>3:63
遺品となってしまったから。 *]

(37) 2016/11/17(Thu) 13時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……。

[メルヤの姿をちゃんと見つめるのは、随分久しい。
縋るような、願うような、そんな色の声に聞こえた。

女自身だって、この目でトレイルが人狼であると、
見たわけでもなんでもない。

逆にと問われて、少しの沈黙を置いた後、]

 ―――大切な人の言葉を、信じているからよ。

[ふたりはきっと、信じるものが違っただけ。真実など、何を信じるかによって、価値観によって見え方は変わってくるのだから。]

(40) 2016/11/17(Thu) 13時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[向けられる刃に、わずかに目を見開けば]

 ……ごめんなさい。

[ふっと困ったような笑みを浮かべて、謝罪を呟く。
人を愛し、愛される人であろうと、そんな信念を]

 私、あなたに嫌われたのね。
 憎むほど、酷いことをしてしまったのね。

 ……そう、そうならば。

 私が死んで、あなたが幸せになれるのなら
 喜んで私はこの身を捧げましょう。

[ふわりと浮かべる偶像の笑顔。]

(41) 2016/11/17(Thu) 13時半頃

[ 名を呼ぶ声で、顔をあげたときでしょう。
かれの傍には、ヴェスパタインと
ローズマリーの姿が、ありましたか。

私の所為で穢してしまった掌を思えば、
もう感じる筈もない感覚が、胸を抉りましょう。]


 マリィ、 …… ごめんなさい。


[ 彼女をちらと見るだけで、真っ直ぐと、
錫色に映すことはできませんでした。
あの朝、私に体温を与えてくれたのは、
きっと貴女だったのでしょうね。
優しい、あなた。私の眼に映るあなたは、
偶像でも、誰かの代わりでもない、

        …… ローズマリー、
           大切な、ひと。]


[ ケヴィンと、唇を重ねる仕草をしたとき、
私の耳に、とおく、囁く声が聞こえたでしょう。

気丈な彼女の瞳から、溢れる雫を、
私は拭うことも、知ることもできません。
ただ、その声だけは、届くのです。]


 ── …… ローズマリー、
 しあわせに、おなりなさい


[ 昏く沈む天井を、顔をあげて見上げましょう。
動きと共に、はらりと髪が流れます。
窓の外、止む気配のない荒れる雪よ。
はやく、鎮まれと、願うのでした。*]


【人】 水商売 ローズマリー

[信じることは時に諸刃の剣になることがある。
今の二人が、弟子トマスのような気づきを得られるだろうか。
―――否、]

 あなたは今、
 涜神行為を、しているわ。

[―――響く声、>>43]

 貴女が抱く憎悪は、神が望まれるものではない。
 人間らしいむき出しの、感情。

 私はね、
 そんな貴女のことも、愛しているし
 死んだ人も、生きている人も
 ……全てを赦し、愛したいの。

[現実はそんな暖かなものではなかった。
愛しい人たちを殺してゆく、人狼に愛を捧げられようか?
死者への赦しという言葉こそ、傲慢であり愚弄だ。]

(45) 2016/11/17(Thu) 14時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 神は、私のことを御許しにならないでしょう。
 だからいつだって、死をもって贖う覚悟はあります。

 だけれどメルヤ。

 罪のない貴女の手を、守りたい。
 その綺麗な手を、罪に穢させるのはいや。

[落ちる手を、信じたいと思った。>>44]

 貴女が人狼なのなら、憎い私を今すぐ此処で
 殺せるものね。

[在るのは偶像なのか真実なのか、
もう、どちらでもない存在なのか]

(46) 2016/11/17(Thu) 14時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……ごめんね、メルヤ。
 ごめんなさい、トレイルくん。

[謝罪で赦されることなどない。
わかっていても。

そんな言葉を向けてこの場を去ることしか
できなかった。*]

(47) 2016/11/17(Thu) 14時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[メルヤとの会話で幾らかはっきりした意識は
次第に二階から強くなる死臭を捉える。]

 ……ヴェスパタインさん。

[彼は自分が人狼だと言った。
刹那、よぎる後悔。
目覚めて真っ先に向かうべくはそこだった。]

(48) 2016/11/17(Thu) 15時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[一夜明かして、女はまだ生きている。
メルヤも生きて、あとは、―――]

 アイリス。

[女にとって優先すべきは、
社会的にも身体的にも、立場の弱い女子供。

思い浮かぶは幼い笑顔。ハナを守れなかったことに、
無性に腹の底から己への苛立ちが湧いてくる。

二階の惨状を知らぬまま、急ぎ足で駆け登った先。]

 ……!

[血塗れのアイリスと>>11、鉢合わせることになるだろうか**]

(49) 2016/11/17(Thu) 15時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 15時半頃


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 15時半頃


メモを貼った。


[追いたてられる獣になるのを恐れ、味方を欲した時。何故真っ先に彼女を選んだか。
ふたりの間には確かに絆があったからだ、それが、もう過去のものだとしても。
ならば、あの日々を覚えているのなら。
人狼だと打ち明けても直ぐに殺められることも逃げ出されることも無いと、知れたのではないか。

しかし、それは無理なことだった。
己が殺したからだ。彼女の姉を。

美しい金髪の女を、お喋りな口も菓子を焼く手も細い身体も無惨な赤黒い肉片と変えたのだ。
言えるわけがない、
どんな顔をして言えと、いうのか。]


[孤児院、とは名ばかりのものだ。
修道院の建物の一部を使いそう呼んでいただけの形式上のもので、おれ達が成長するにつれて子供も少なくなり、今やそれすらも無く。

だからその頃から、家族はそう多くも無くて。
浮かぶ顔は知れたもの、絆は狭く深く。
ひもじい日も、寒い夜も、身を寄せ合って生きた。
寂しい玩具に、親と手を繋ぎ歩く同年代の子供に、お姫様が纏う綺麗な衣服に思うことがあれど、口には出来なかった。
泣くことも、己は男だからと成長するにつれて誰の前でもしなくなった。

だけど遂に、ひとりで密やかに涙を流す権利すら喪ってしまった。]


[
 オルゴールを鳴らす者はもういない
 時が止まったように、沈黙するばかりだ。*
                     ]


[ … 永い夜肌を、感じましょう。
立てる膝を抱き締めて、漏れる寝息に、
頬を弛めて、彼の寝顔を眺めていたのです。

迎える朝が、貴方にとって良き日となるよう、
神に祈りを捧げるのでした。]


 ─── …… 、


[ 唇を、そろと開きます。
隙間から、奏でるのは、幸福を願う譜。]


[ かれの瞼が持ち上がるまで、
私は、傍に在るのでした。
いつ迄、こうして魂を保っていられるのか、
此処に在るのは、後悔の念からでしょうか。
いつか、離れなければならぬのならば、
そのとき迄は、傍に在りたいと想うのです。]


 … おはよう、ケヴィン。


[ 穏やかな表情に、安堵しました。
私の名を綴る響きに、胸が温まります。
… けれど、中身のない臥せる私は、
応えることが、できないのです。]


[ 触れる指先を感じることもできません。
貴方の幸せ願うのに、如何して私は彼を、
こうも苦しめてしまっているのでしょうか。]


 …… ── ごめん、なさい


[ 巡らせているであろう思考。
並ぶ名に、私は、言葉を失います。
…… 発した音が、届くわけもありませんでしたが。

私は、己の掌を見詰めます。
この手は、誰も救えず、彼の温もりすら、
得ることはできなかったのですから。
情け無さに、くしゃりと顔が歪みました。]



 …… 、 いって、らっしゃい。


[ 彼に、付いて行こうと思っていました。
けれど、如何してか、躊躇われてしまうのです。
扉が、ゆっくりと閉まるのを、
私は立ち尽くしたまま、見詰めていたのでした。*]


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 18時半頃


メモを貼った。


[大人達の様子を見守りながら
眠ったまま、何も知らないわたしは
けれどヴェスパタインはきっと違うと
何処かで感じていた。
他人を信じたいと言う彼を、わたしは信じられると思える。

空のわたしはずっと彼の傍にいた。
優しいお兄さん。
甘さを感じる余裕のなかった林檎の味を、思い出す。
やがて眠ってしまっただろうか。
静か、静かにその隣へ座る。]



 ──…… アイリスの、お姉さん?

[不思議と変わらず眠気はあって、
微睡んでいればふと人の気配を感じる。
長い髪と微かな光に浮かぶ姿。確かに彼女のもの。

何の用だろう──首傾げ、ぼんやりと眺めているけれど
彼女の行動に、不思議と穏やかでいたわたしの瞳は
たちまち恐怖の色に変わる。]

 なに、を………

[届かぬ声。手を伸ばせど触れられず
締め上げられる男の姿を わたしは見ていることしか出来ない。
人の死ぬ瞬間。きっとわたしも、こうして……、
ひやりと汗の伝う心地。

  しかし、それでは終わらずに。]



 …ひっ………

[捲り上げられた服に入る、刃物が
無機質に 残酷に 響く。
優しいお兄さん は、たちまち深い朱に染まった。

   ──… やめて、
          もうやめて……、

紡ぐ声は音とならず
人であったものは 、肉の欠片に。]

 ──……ヴェスパ、お兄さん……

[呆然と赤を見つめたまま
女の立ち去ったその跡で男の亡骸に寄り添う。
朱く濡れた身体に、まだ熱はあっただろうか。

          頬を伝う雫は、冷たい。*]


【人】 水商売 ローズマリー

―二階・廊下―

 アイリス、どうしたの、その……

[抱いた思いは心配だった。
怪我をしているのではないか。
人狼に襲われたのではないかと、
不安げに眉を下げる。

歩み寄って手を伸ばそうとした時、
どこかの個室の扉が開く音が、耳に届く。>>53]

(57) 2016/11/17(Thu) 19時頃

【人】 水商売 ローズマリー

―少し前―

[創造主になるつもりか。
そのような尊大な考え方などしたことがなかった。
目を丸くしたけれど、ああ、そんな傲慢不羈な人間に見えているのだと、客観視を受け入れる。

背に刺さる呪詛の言葉が>>60、今は心地よくすらあった。

 "ありがとう"

皮肉に聞こえてしまうだろうから
背を向けたまま、唇で形取るだけ。

嬉しかった。

メルヤは、この女を
神でも偶像でもない、"人間"だと認めてくれたのだから。*]

(63) 2016/11/17(Thu) 20時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

―現在/二階・廊下―

[ケヴィンの声に、そちらへ視線を向けると
へなりと眉を下げて、首を左右に振る。>>62

そう、何もなかった。
まだ、知らない。
アイリスの衣服を汚す緋色が、
新たな死者の血液であることに。]

 ヴェスパタインさんは、
 部屋にいるのかしら。

[ふと気にかけて、ケヴィンに向け
遠まわしに見てきて欲しいと言うように、小首を傾いだ*]

(67) 2016/11/17(Thu) 21時頃

【人】 水商売 ローズマリー

―現在/二階・廊下―

[ケヴィンの声に、そちらへ視線を向けると
へなりと眉を下げて、首を左右に振る。>>62

そう、何もなかった。
まだ、知らない。
アイリスの衣服を汚す緋色が、
新たな死者の血液であることに。]

 ヴェスパタインさんは、
 部屋にいるのかしら。

[ふと気にかけて、ケヴィンに向け
遠まわしに見てきて欲しいと言うように、小首を傾いだ*]

(68) 2016/11/17(Thu) 21時頃

水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 21時頃


【人】 水商売 ローズマリー

[いつもの笑顔に安堵すると同時に、>>66
これだけの、血を流して尚、平気である所作に
わずか眉間に皺を寄せる。]

 ……アイリ、ス?

[手を伸ばし、両肩に手を置こうと]

 子供、……?
 だ、誰かに、酷いことをされたの?

[そんなことをしそうな人物は
思い当たらなくて、益々眉を寄せる。]

 ……、怪我は、していないの?
 じゃあどうして、……こんなに沢山の血がついているの?

(69) 2016/11/17(Thu) 21時頃

【人】 水商売 ローズマリー

[束の間の思案でも、一つの推測をすることは容易かった。
オーレリアを階段で見た後、ケヴィン達と共に食堂へ向かった時、ほぼ全員がその場にいたのだ。――アイリス以外は。

単純なアリバイの話。
人狼が超常的な能力を持っているのならば、
また違ってくるかもしれないが。]

 ……、ィ、リス

[オーレリアの遺体をしっかりと目に焼き付けたわけではなかったけれど、出血は多かったように思えた。アイリスが血まみれであることも、返り血と思えば合点がいく。]

 ……あな、た が

   ……人狼なの?

[上擦る声で、
それでも真っ直ぐに瞳を見据えて問いかけた。*]

(70) 2016/11/17(Thu) 21時頃

[ どれくらい立ち尽くしていたのでしょうか。
私は、ふと、ひとつの考えに至ります。
私の魂がこうしてあるのならば、
他の魂も、何処かに閉じ込められたまま。

 何処かで、咽び泣いている魂が、
     あるのではないのでしょうか?]


 ハナ、 トレイル、 キャサリン ……


[ ぽそりと、名を呟くのです。
私の掌は、まだ、救わねばならぬ者が、
何処かにいるのでは、と。*]


メモを貼った。


水商売 ローズマリーは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 21時頃


メモを貼った。


[僕はなんて愚かなのだろう。
錯乱し、人々を傷つけようとしながら、結局今はローズマリーに支えられなければまともに歩くこともできない。

復讐に燃えるのであれば、きっとやるべきことがあったはずだ。
もっと冷静でいれば、もっと信念があれば、惨劇を止める何かをつかめたかもしれない。

気づくのはいつも後になってから。]


[自室へと向かう階段で、オーレリアの亡骸と対面する。

ああ、また一つ、失われてしまった。
そして、気づく。
人狼は二人、一人はトレイル。彼は死んだという。
ならばオーレリアを襲ったのは?
もう一人の人狼だ。そう、自分ではない、誰か。

男の目からは涙の粒がこぼれただろうか。
悲しみと後悔と、そして安堵。]

ありがとう。

[ローズマリーに、弱々しい感謝の言葉は届いただろうか]


【人】 水商売 ローズマリー

[ケヴィンの知らせに>>73、表情は青褪める。
ランタン屋さん――ヴェスパタインを殺めたのは?

ちがう、と>>76、その言葉の意味を考えるため、
視線を落とし、彼女の身体の緋色を見つめる。]

 彼の子供がほしかったの?
 ―――、ヴェスパタインさんを…… ころして、でも?

[彼女を人狼だと疑う意味は、言葉に混ぜずに。
ヴェスパタインの死亡状況を知らないからこそ
その口で喰んだのだと言うことは、確信に近い。

叶うならば、アイリスの身体を引き寄せ、抱きしめよう。

怖くないといえば嘘になる。
けれどメルヤにあれだけ大袈裟なことを言った後で
赦さないなんて、言えなくて。
在るのは憎悪ではなく、苦しいまでの、不理解。]

(77) 2016/11/17(Thu) 22時頃

[自室のベッドへ寝かせられれば、意識はすぐに遠のこうとする。
体は石のように重い。

少し休もう。
そして、今度こそ仇を取るのだ。
疑わしき人物に目処はついている。
どんなことをしても、必ず人狼にたどり着いてみせる。

まどろみが男をすっかり飲み込んだ。]


―――――!!

[痛みと苦しみが彼を目覚めさせた。
何かが自分の首を強烈に締め付けている。
首に巻きつくなにかに手をかけたが、すでに力はほとんど入らなくなっていた。

暗闇にぼんやり映る影は、看板娘であった。]

ア・・・・・・リ・・・・・・

[きっと君は、憎悪でもってその殺意を僕に向けているのではないだろう。
一体何が君にそんなことをさせるのか。
ちゃんと向き合ってあげるべきだった、受け止めてあげるべきだった。
彼女もきっと、つい先ほどまでの自分のように、何かの原因があって狂気に飲み込まれているに違いない。

教えてあげなくては、彼女の罪を。
救ってあげなくては、彼女の心を。

伸ばしたその手は、アイリスに届くことはなく、
静かにベッドへと落ちるのだった。]


メモを貼った。


[なるほど、やはり僕には神などいないらしい。
敬虔な信者は天国へ導かれ、罪人は地獄の門へと放り込まれるという。

ここは天国どころか地獄でもない。
さっきまでいた、自分の部屋じゃないか。

死の認識は意外と簡単だった。
目の前に自分がいて、自分を殺した彼女がいる。

彼女はまだ入念に僕を首を絞めているようだ。
その目から涙を流して。]


[それからの出来事はなんだか不思議な気持ちで見ていた。
自分の体が引き裂かれているのは、なんだか痛々しいような、むずかゆいような。
感覚はない、だから他人事のようだ。
今は自分の体よりもアイリスの方が気がかりだった。

ふと見れば、ハナがいる。
魂というのも慣れがあるのだろうか。
もしくは、魂というのはそういうものなのだろうか、いつからいたのかはわからない。
自分は今、彼女より高い位置にいるようだ。
少女は自分の入れ物だった体に寄り添っている。]

ハナちゃん。

[声は出るものだろうか。
どうか届いてほしい。そう願って。]

ハナちゃん!

[叫ぶように彼女の名を思った。]


メモを貼った。


【人】 水商売 ローズマリー

[女は困惑の色を濃くした。]

 ……ハナちゃんのこども?

[どうしてもわからない。]

 死んだ人から、子供は……産まれないのよ。

[アイリスの髪をくしゃりと指先で梳く。]

 いのちは、いのちがないと、できないの。

[どうして、彼女の家族はそのことを、アイリスに教えなかったのだろう。]

 パンがないなら、ブリオッシュを食べればいいけれど
 いのちがなかったら、他には、なぁんにもないの。

[アイリスの顔ばせを見ようと、少し身体を離すけれど、彼女の頬に伝う雫が見えて、衝動的にきつく抱きしめる。
具体的にはわからなくても、悟ってしまった。
――この子は、取り返しのつかないことを、してしまっている。]

(81) 2016/11/17(Thu) 22時半頃

[ 扉を開けることはできません。
けれど、通り抜けることは叶うのでしょう。
廊下へと出て、そろと、進みましょう。

あの夜は、私の他に、
誰か“ 死 ”を迎えたのでしょうか。
ふらりと、私は、院内を歩きましょう。
それに、トレイルと、私は、
話がしたかったのを、憶えています。

彼の姿を求めて、部屋を回ることでしょう。*]


【人】 水商売 ローズマリー

[視線を感じて顔を少しあげると、ケヴィンの姿が目に映る>>79]

 ……ごめんなさい!

[突然の謝罪は彼に聞こえるように。
アイリスの耳には少し大きく聞こえてしまっただろう。

それは、決意。
アイリスのいのちを、潰えさせる罪への決意。
そうすれば、すべてが終わると、信じていた。]

 ……私は、

 また罪を重ねます。

 答えは、あなたが
 証明してくれるのでしょう?

[霊能者という存在がケヴィンだという認識はなかったけれど、無意識に頼っていた。トレイルが人狼だと言ってくれた、その言葉が、安堵をもたらしてくれた時の、ように。*]

(82) 2016/11/17(Thu) 22時半頃

【人】 水商売 ローズマリー

[そうよね。と、小さく目を伏せることで意識する。
人狼であれば、もう終わる。>>84]

 ……。

[確認の問いかけに、言葉は発さずに
とん、とアイリスの背を、軽く叩いた。
それが、答えだと。*]

(86) 2016/11/17(Thu) 23時頃

ローズマリーは、ケヴィンに真摯な視線を向ける。

2016/11/17(Thu) 23時頃


ローズマリーは、メルヤの言葉が頭を過ぎり、わずかに唇を噛んだ。

2016/11/17(Thu) 23時頃


ローズマリーは、アイリスを抱いた腕を、やがて緩めようと。

2016/11/17(Thu) 23時頃


[握ろうと添えた手はじっとり朱に塗れていた。
“守ってくれる”と見せてくれた、ごつごつした手。
触れようと伸ばせどわたしの手に朱がつくことはなくて、
それはふわりと宙を切る。]

 …っ、ふぇ……、
    ケヴィン、お兄さん……

[すん、と鼻が鳴る。
部屋に踏み入るケヴィンの姿を認めれば、顔を上げた。
熱のない雫に濡れた頬で紡ぐ名は、届かない。
首筋に手を触れる様子を見つめ、続く言葉を耳にする。

ヴェスパのお兄さんは きっと ちがう。
そう、思っていたから、驚くことはなかったけれど
どうして、と
その姿は自分のものより痛ましく、悲しく思えた。]


[男であった亡骸にはシーツを掛けられ、
ケヴィンは部屋をあとにする。
わたしはまた、彼に寄り添う。

まだ乾ききっていない赤の滲むそこに顔を埋めた。
触れた感覚はなくて、きっとわたしの顔に
赤がつくこともないけれど。]

 ──…… っ、

[そうして、ふと
わたしの名を呼ぶ声が聞こえたような気がした。
もう一度聞きたかった声。寄り添うこの人の、声。

しかしそれはもっと上、座り込むわたしの頭上から。]



 ──… ヴェスパ お兄さん ?

[弾かれるように顔を上げ、当たりを見回した。
ひとは居ないはずなのに。彼だって、ここに。
けれど振り返った先、探した姿は そこにいた。]

 ヴェスパお兄さん……!

[確かに男の姿を見つけたなら、すぐに向き直った。
勢いのままに飛びつく身体は、彼に触れられたか。*]


【人】 水商売 ローズマリー

[占い師、その響きはあまり耳慣れなかったけれど>>87
その力を持っていたのであろう人物と
二人で囁きあった時を思い出す。

内緒話はもう終わり。
きっと、彼女もケヴィンにならば、
話していいと言ってくれるだろうから。]

 ―――オーレリアよ。

[アイリスに聞かれても、きっと困らないだろうと思う。
もう消えた命を、奪うことは、できない。]

(88) 2016/11/17(Thu) 23時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 ……え?

[返されたのは否定、の言葉だった。
アイリスから身体を離し、ケヴィンの方へと向き直る。]

 ……どういう、こと?

[ケヴィンの言いたいことが今ひとつわからずに]

 ヴェスパタインさんが人狼で、
 ……この子が、―――

[人狼を滅してくれたのか、と
けれど信じたくなくて。

自信がなく、ケヴィンに話の続きを促すような視線を向けた。]

(93) 2016/11/17(Thu) 23時頃

【人】 水商売 ローズマリー

 アイリス、アイリス。
 あなたは、……。

[人狼では、ない?――思考が巡れど、
明確な答えを出すことは、不可能だった。

言葉少なな彼女を、もう一度撫でて>>90
間違えるところだったのかもしれないと
恐ろしくなる。]

 そう、です。

[ジェフの名に頷く。>>92
あの時、ジェフにオーレリアの名は伝えなかったけれど、その前に会話をしていたことは話していた。だから、彼はその意味を察せる立場にあったと、思う。*]

(95) 2016/11/17(Thu) 23時半頃

[ 道中のことでした、ハナの名を呼ぶ声が。
私の耳に、届いたのでしょう。
一室を覗けば、其処にある二人の姿。

…… 彼らは、きっと。
新たなる生を受けることが叶いましょう。
胸を撫で下ろすと同時に、人狼である彼のことが、
やはり脳裏にちらつくのです。]


 トレイル、 どこに、


[ ひとつひとつ、部屋を確かめてゆきます。
其処で、私は辿り着くことが、できたでしょうか。
とある、一室。子供の部屋に。
其処に小さく蹲る、大きな子供を、
私は、見つけることができたでしょうか。*]


【人】 水商売 ローズマリー

 ―――…っ

[短く息を呑む。>>96
花を愛でていた綺麗なアイリスの手すら、
人狼ではなく、人を殺してしまっているのだ、と。

最早、ケヴィンを疑うことはなくなっていた。
彼の言葉が確かならば、人狼はまだ生きている。

ジェフの名を出した、ケヴィン。
彼を、疑っていることは察せられる。]

 ……そんな。

[自警団。
その肩書きは、信頼に足るものだと思っていた。
むしろ、その肩書きだけで、

―――信じて、しまっていた?]

(99) 2016/11/17(Thu) 23時半頃

[いつまでもこの姿は子供部屋にあったから
貴女が院内の部屋を回り続けるなら、いずれ見つけられることだろう。

その死を聲からは知ることはないけれど、貴女はもう物質に囚われずに場を行き来出来る。
扉を開かず貴女の姿が現れるならば、全てを察するのは容易いことで。]


ああ、……
    次はオーレリアだったんだ。

[ただ、それだけを呟くように口にする。
驚きなど、何処にも見当たらない。決して険悪では無かった筈の相手の死を前に、異様な程に静か。
ただ少しだけ哀しげに眉を下げるばかり。昏い、目で。*]


[大きな子供はもう作り笑いすらせずに、ぼんやりと貴女を見ている。
貴女は確かに、俺を見つけた。*]


【人】 水商売 ローズマリー

[―――大きな躯体が見えた。

人を愛し、人を赦し、人を守ろうとした女は
誰かに守られることに、慣れていなくて。>>98]

 ……っ、ぅ

[涙が零れ落ちる。
顔を手で覆って、その場にへたりこんだ。]

 アイリス、ごめんなさい。
 でも貴女が、もし人狼なら、その時は

 迷わず私を殺して、ね。*

(101) 2016/11/17(Thu) 23時半頃

[あぁ、届いたんだ。
自らの元へ飛び込む少女をたしかに受け止める。
その身体からは温もりは感じられないけれど、ハナはここにいる。
たとえそれがこの魂の錯覚であったとしても。
そもそも今の光景が幻想だったとしても。]

ハナちゃん。

守ってあげられなくて、ごめん。

[今は少女を力強く抱きしめて。]


[ …… 昏い瞳が、私を見上げました。
如何して、こうなってしまったのでしょうか。
あの日、夢をあかしてくれたあの瞳は、
何処へ置き去りにされてしまったのでしょう。]


 トレイ、ル …… 貴方は、
    あなたが、キャサリンを、


[ 下がる眉、私は彼の前に跪きましょう。
そして、光を失った瞳の奥から、
トレイルを、探し出そうと、見詰めます。*]


うん。

[見詰められながら俺はいとも簡単に、肯定する。

貴女に気付かれていたことにもやはり、驚きは無かった。
ケヴィンが霊能者だった、それを皆に伝えた。それは自分の亡骸の傍に在るだけで知れた事。
また別の手段で知ったなどとは、思いもしないけれど。]

美味しかったさ、我を忘れるくらいには。

[感情の乗らない声が語るのは、確かな事実。
胸の内で自らに繰り返した言い訳は、あの夜の誤魔化しは。
もう、何も要らない。]


[触れようと伸ばした手のように、
飛び入る身体が彼に拒まれることはなかった。
温もりこそ感じられはしないものの、確かな腕の感触。
まるで何も変わってはいないかのような。]

 ……ひ…っく……ヴェスパ おにいさ、ん…

 会えてよかった、よぅ……

[会えた、と言えるだろうか。
居ないもの同士ならばこれも、幻かもしれないけれど
それでも今、わたしの視界に彼がいたのは確かだから。
鼻を啜りながら ぎゅう、と抱きしめ返した。]


[死者となったオーレリアと対話しながらも、耳は別の聲を捉える。
難しい話をするんだな、なんて随分他人事。
だって俺はもう死んでいるから。
何もかもが今や関係がなくて、少しだけ聞いていて虚しくもある。
そして、その会話からは仲間に迫る危機なんて、気付けなかった。*]


[抱きしめる身体に思う。
こんなにも小さく一生懸命な命が失われてしまったのか。

改めて思う、少女の死の切なさを。
帰りを待つ人々のいる、少女の命を重さを。]

ハナちゃん、怖かったよね。
苦しかったよね、痛かったよね。
僕が代わってあげられれば、どんなに良かったことか。
本当に、悔しい。

[今は涙は出ないけれど、悲しみは深く深く。]


[ すんなりと彼は、肯定しました。
… なぜ、どうして、なにがあったの。
向けたいと思う言葉は、幾らでもあります。

淡々と述べる言葉に、私は、]


 ─── …… ッ 


[ …… 大きく頬を、叩くのでした。
じわりと、瞳が滲みます。
あなたは、本当にそれでいいの、
あなたは、本当は、…… 問い質したくとも、
何も言葉に乗せられませんでした。]


[ 彼が、別の聲に耳を傾けていようと、
私には関係ありませんでした。

あの日のように、ただ、この腕の中に、
収めるように、抱き締める、だけ。*]


【人】 水商売 ローズマリー

[頭の上まで動く気配は止まったけれど>>107
アイリスの言葉に、またじわりと涙があふれる。]

 ……アイリスは、やっぱりアイリスね。

[子どもを作るならば、ちゃんとした手順を踏まなければ。]

 この悲しい惨劇が終わったら、
 あなたに教えてあげる。ほんとうの子どものつくり方。
 ただ、女同士ではできないのだけれどね。

[弱く笑った。
世の中には、貧しさゆえに親に売られた子どもが沢山いる。]

 こどもをつくれないならば、
 養子をもらえばいいじゃない。

[せめてこの子と、未来をつなげたいと願うことは
罪から目を逸らすことなのでしょうか。
女は、誰よりも何よりも、自分自身を、許したかった**]

(109) 2016/11/18(Fri) 00時頃

[ 全てを包み込むような、大きな背 ──
彼が向かう先は、果たして。

何かを感じ取るように、
はじかれるように、
      …… 私は、顔をあげました。]


 …… ── ケヴィン 、


[ 唇を噛み締めて、かれの名を紡ぎます。
あなたは、しあわせに、なって。
あなたは、]


[いたわる言葉にじわり、と
熱もなく眸が潤むのを感じた。
ふるふると言葉も無く首をふり、
顔埋めては抱きしめる力を強める。]

 ……ううん、へいき よ
  …わたし、何も出来なかった……の…

 おにいさん、が……酷いこと、されてるの
  見てただけ、で、触れられなくて……

[言葉にすれば、もどかしさは募るばかり。
流れる雫はきっと感じられはしないけれど
ごめんね、を 同じようにわたしも口にした。*]
 


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