人狼議事


131 【飛入歓迎】すずなりの男子高校生村

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視点:


― 家庭科室への廊下 ―

[その後、六條氏に誘われるまま、校長室からの物資搬送に駆り出された]

 肝試し、ですねえ。
 夜の学校と云うだけでも、十分に楽しいと思いますよ。

 でも。ふふふ。
 本当に楽しみですねえ。

[その頃には、先程指噛まれた衝撃も戻り、にこにこと。
天使の笑顔を目指した表情を浮かべていたのだった]


千秋!!そこになおれ!!

俺が許さない!絶対にだ!

[委員長を追いかけようと腰を上げたが
千秋の女装が目に入り、瞳が鋭くなる。
ぺたぺたと裸足で千秋に近寄ろうとして―――]


― トイレ ―

おいおい。まじかよ。こえーよ。

[トイレの中で停電に見舞われて、
さすがの一平太も怯んでしまう]

ちっ。しゃーねーな。
手探りで講堂に戻るか。
クラスの皆が心配だしな。

[口調は荒くても、考えは委員長から抜け出せず]

あー。くっそ。
こんな時まで俺は委員長ヅラかよ。まじうぜえ。

[舌打ちひとつ]


― 校長室前廊下→家庭科室 ―

[部屋の片づけは薬師寺が動き始めれば一旦荷物を置いて手伝っただろう。
そして指示された食料を運ぶことにする。
六條が顔を見せれば、持っているかさばる食料の一つをお願いしたかもしれない。]

へへー、夕飯楽しみ!

[道中、トランプや肝試しの事が話題に上がれば、俺もやりたいです!と後ろから主張してみただろう。]


― 講堂 ―
[それは君が佐倉先輩に引っ張られ講堂に入ってすぐのことだった]

うわぁっ!

[激しい閃光、鼓膜を突き破るような音
それと共に、全てが闇に落ちた]


おーーーーーい。誰かいるかーーー!!!!

[一平太は大声を上げつつ、廊下を進む。
途中なにかに足をひっかけ、盛大にすっ転ぶ]

いってーーーー!
廊下に掃除のバケツ置きっぱなしにした奴誰だよ!
あとでぶっ殺す!

[緊急事態も相まって、いつもより荒い口調。
もしも暗闇の中で彼の声を聞く者がいたら、例え誰であっても声の主が一平太だと気付くことなく、知らない男子生徒だと判断することだろう*]


メモを貼った。


──講堂──

 うおおっ!? な、なんやねん実!?

[俺が許さない!とか実に言われ、千秋は狼狽えた。が──]


─講堂へ向かう廊下─

[ふっと視界が白く塗りつぶされた。閃光]

……えっ。

[揺れるほどの、轟き。鼓膜を裂く音]
[硬直]
[同時に、今度は視界が黒く塗りつぶされた]

えっ……え?
停電なのかな……せんせ?

[抱えていた荷物を、そっと、足元に置く]
[そして目の前にいるであろう人物に、右手を伸ばす]


― 講堂 ―

うおっ!?
[突如広がった闇に身をすくませ]

あ、あーあー雷酷かったもんなあ……
落ちたんか?
すげー真っ暗じゃん
みんな、いるよなー?
[暗闇の中ではろくに身動きもとれない。
とりあえず…は声を上げた]


メモを貼った。


[かなり近くでの落雷。
その瞬間に暗闇が押し寄せる。
分厚い雨雲に覆われた夕刻近い空では、窓からの光も頼りなく、周りに誰がいるかわからなくなってしまった。]

ちょ、誰か携帯!
携帯の光!
俺カバンの中なんだ!


― 家庭科室への廊下 ―

[ふ、と足元が急に消えて、暗闇の中に落ちた錯覚に襲われた

 う わっ!?
 っと と と。

[抱えていた荷物が、驚きの余り重心を崩し……3
1.足元に落とした 2.重心を何とか取り戻した 3.中身を辺りへぶちまけた]


―家庭科室への廊下―

――……ひっ!!?

[激しい閃光の直後、まるで揺れるような轟音に喉の奥で引っ込むような声が出た。

荷物の箱から手を離していたからいいものの、持っていたら確実に落としていた。体が動かない。]


-どこだここ-

[稲光が光ったと思ったら、不意に目の前の視界がなくなった。]

うお?!

[自分の目が悪くなったのかと思わず目をこするが、異常はなさそうだ。
暗闇にじんわりと目が慣れていく気がする。]

…停電?

[そろそろと手を前にだしてあたりを探る。]


メモを貼った。


メモを貼った。


千秋ーーー!!

透ーーー!!

後輩くーーーん!

[講堂にいるはずの人物を呼び上げる。
抜けていたら忘れていたのではない、後で呼ぶつもりだったのだ。]

委員長が講堂飛び出して、そのままなんだけど
つか
あっちべた!!

ここれぼったとこか!

やべえ!テンションあがるぅーー!!


佐倉先輩、どこ……?

[雷鳴に怯えた君は動けなくなり、唯一呼べる名前を口にした
正直な話今までで一番大きな音、それに続いて停電
もう泣きそうである。]


──講堂──

 うっわ!!?

[突然の、激しい閃光と轟音。
そして、世界が真っ暗になった。]

 えっ。な、なんやなんや、停電!?

 あれっ、オスカー!? ちょっ、あれっ、どこ行った?

[雷や停電に驚いた拍子に、千秋は手を離してしまったらしい。
焦って周りを見回すも、暗くて何も見えない。]


 あっ、ぶちまけちゃいましたー。

[非常時といえ、中身を思い切りぶちまけた割に...はある意味達観したのほほんな反応を浮かべたのだった。
廊下一面に、箱に詰められた食料が散乱し、転倒要因と化すだろう]

 皆さん。わーにんぐ、わーにんぐ。
 今、床に1ぶちまけちゃいました。

[1.お肉類 2.お野菜 3.ヨアヒム校長の切り身]


メモを貼った。


― 廊下 ―

え、停電?!

[驚いた声は、廊下に響いただろうか。
外は暗くなっていて、頼りに出来そうなのは懐中電灯のみか。]

えっとー、皆います?

[見えないが、きょろきょろと周囲を見回しながら]


──講堂──

 その声、透やんなー!?
 俺やオレオレ、千秋やー! ステージに近い方におるで!

 委員長がどこおるかは知らんー!
 ってか、なんか動かん方が安全な気ぃするわ!

[透と思わしき声の方に向かって、千秋は叫び返した。]


あ、はいっオスカーいます、桜庭先輩っ

[君は一生懸命呼び掛けに答えようと声を上げるが、大声にはならず果たして届いたかどうか。]

れぼ……?

[なんか放送でそんなことを言ってた気がするが何だったっけ。]


― 講堂へ向かう廊下 ―

そっか、体質なのか。
治るといいな。

[はにかんだようなユエルの向こう側、窓の外。
轟音と、閃光に、眼が眩む。思わず瞼を閉じる。
それもほんの、一瞬。

次に目を開けたとき視界に広がっていたのは――闇だった。]


メモを貼った。


──講堂──

 違った、透ちゃうわ。今の実の声か!

[背後から聞こえたオスカーらしき声で、思いっきり聞き間違えていたことに気づいた。]

 オスカー、なんか近くにおるのは分かるんやけど、ぜんっぜん見えへんわ……。


―家庭科室への廊下―

―――おい、みんなだいじょ……どわっ!?

[なんとか体を動かし、周囲がまったく見えない闇の中で一歩踏み出したところ、何かを踏んづけて重心を崩し――4

1:思い切りコケた 2:誰かに掴まった 
3:誰かを巻き込んで転倒した 
4:踏ん張ったせいで踏んづけた何かが凹んだ]


うげっ何か踏んづけた!

っておい、肉ぶちまけたのか!!?
マジで!?

[ぐにゃり、とした感触に驚いて飛びのいたところで、再び何かを踏んづけて重心を崩し――3

1:思い切りコケた 2:誰かに掴まった 
3:誰かを巻き込んで転倒した]


メモを貼った。


-家庭科室へ向かう廊下だったね-

[そろそろとあたりを探る手が壁に触れる。]

壁見つけた!見つけた!
井上、壁見つけました!

[なんだか良く分からないテンションである。
そのうち目が慣れてきたら、人影くらいはじんわり見分けられたかも。]


おいおい、俺の声がいくらイケメン声だからって、全然違うぞ?

お前が俺のことを見た目で判断してるってことが
よーくわかったぜ!

[・・・は声を真似て出してみた。
千秋はどちらと判断するだろうか。]


― 家庭科室への廊下 ―

 あ、今誰かコケそうになりました?
 勇せんぱーい。 生きてますかー?

[何とか転倒は免れた様だが、誰だろうか。
勝手に、薬師寺氏だろうと判断して声を掛けたが、人違いかも知れない]


― 講堂へ向かう廊下 ―

…………………。

[マジかよ。
そんな言葉さえ、喉の奥につっかえたようになってでてこない。
すぐ隣にいた筈のユエルの姿さえ見えない。
まずいまずいまずいまずいやばい、怖い。
全身を嫌な汗が流れだし、鼓動が一気に跳ね上がる。
ドッドッドッドっと、耳のすぐ後ろで心臓が鳴っているような錯覚さえ覚える。]

わっ……!!

[声が聞こえ、突然、闇から伸びてきた手に触れられて、短い悲鳴をあげてしまう。]

ユエル、か?
て、停電、みたいだな……、

[声が震えないように気をつけるも、努力の成果はあまり見られない。]


メモを貼った。


とりあえず、近寄ろうぜ。
こういうときって4隅で待機
そんで壁沿いに歩いて隅にいるやつと出会えれば背中をぽんっと叩いて次の人にバトンタッチするんだぜ


― 廊下 ―

[肉を落としたという声が聞こえれば]

え、肉落としたの?
勿体なー…っ。
……。
火を通したら食える?

[暗闇の中で拾えるかどうか分からないが。
食いしんぼうというよりいやしんぼう発言。]


[透先輩も桜庭先輩も君にとっては上級生
声の主がどちらかこう暗闇になると自信を持てはしないが。]

見えません、ね……

[佐倉先輩が近くにいるらしいことに安心したのか、君は力が抜けてぺたんと床に座り込んでしまう。]

……も、やだ。


―家庭科室への廊下―

[廊下で転倒する際に巻き込んだ相手は――3だったかもしれない。
1:井上 2:手塚 3:丹波]


メモを貼った。


──講堂──

 ……。今のは分かったで!
 そーいうこと言うのは実やろ!

[と千秋は回答した。
答えるまでに少し間が空いたが。]


― 家庭科室への廊下 ―

[そう、人を違えたのだ。コケそうになったのは、薬師寺氏でなく、恐らく六條氏]

 …………ふえ……?

 あの  ちょ まって……!?

[人を違えて油断していたからだろうか。
転倒した、推定薬師寺氏に巻き込まれて、...の身体はびたーーん、と勢い良く廊下に倒れた]


メモを貼った。


へーい透いんよー
多分講堂のど真ん中くらい?
実ちゃんあとで覚えてろー

おう、俺も下手に動かねえ方がいいと思うわ
委員長気になるけど、これじゃ探しにも行けねえな……


[わっ、という大きな声に、一瞬、手を離そうかと]
[でも、何も見えない世界で、唯一のぬくもりが]
[安定剤]
[見えない目を細めて、見えない目で見上げる]

……ユエルです。ここに、います。
えと……こーゆーときは、じっとして、復旧を待つのが。
いいと。思うんですけど。

[近いからわかる]
[先生の声が震えてる]

……先生、朝、言ってた。安定剤。タバコが安定剤だって。
俺、あったかいの、ほっとするから。
こうして、手、触ってて。
いいですか。

[指先は触れたまま。手探りで、先生の手の甲を探す]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


―家庭科室への廊下―

――いってぇ……。

[丹波を巻き込んでそのまま転倒した。
1をしたたか打って、思わず呻いた。
1:左腕 2:右膝 3:右肩]

………あー。
その声もしかして、丹波…か?

[自分より小柄な体型と、直前の声から丹波と推測する。のろのろと体を起こしながら呼びかけた。]


──講堂──

 ……おい、オスカー大丈夫か?
 ちょお、ちょお探すから、じっとしとけよ?

[千秋は、恐る恐る、10歩後ろに下がろうとした。

停電の直前、利き手でオスカーを引っ張ったことは覚えているから──恐らく自分がいる位置より右側、そして声の方向からして後ろにいるはず。
そして実際に、千秋とオスカーは右に8歩、後ろに2歩離れている。]


メモを貼った。


― 廊下→講堂 ―

ういっく。ふらふらするぜ。くっそ。

[まだ酔っているのかもしれない。
一平太は暗闇と酔いで方向感覚の掴めないまま、
廊下をひたすら手探りで進んでいった。
やがて突き当たりの扉に手をかける。
がらり、と扉を開けて中に入った]

おーーーーーーい。
みんな無事か!誰かいねーのかよ!!

[そこが講堂と言う確証のないまま、
一平太は講堂の入口で大きな声を張り上げた*]


メモを貼った。


──講堂──

[10歩下がった千秋は。]

 おーいオスカー。ちょっと声上げてやー。
 さっきより近づいたやろか?

[下がりすぎだった。]


―家庭科室への廊下―

おーい、丹波?
生きてるかー?

[左腕が痛んだが、手探りでぺたぺたと巻き込んでしまった丹波らしき人物に触れて確認する。
井上が壁を見つけたと騒いでいる。]

おい、井上もいるか?
肉ぶちまけたらしいから、気をつけろよー!


メモを貼った。


ゴロゴロ     ヒタ...ヒタ...
     ザ――
   ヒタ...     ヒタ
           ザ―――――

[動き回るな、という声は聞こえたが
こんな楽しい状況、滅多にないので楽しまなくては。
暗闇の中で聞こえる雷の音と雨の音。
そして裸足で歩き回る足音。]

    ヒタ・・・・・ヒタ・・・・


― 家庭科室への廊下 ―

 ……いたいです先輩……

[すぐ近くで誰かの呻き声が聴こえた。倒れた体勢のまま、巻き込んだ推定薬師寺氏に抗議して。
無造作に手を伸ばし、3を掴んだ。
1.薬師寺氏の顔面 2.床にぶちまけたお肉
3.手塚氏のズボン 4.六條氏の足首 5.井上氏のシャツ]


[実は歩きまわって1の腕をつかむことに成功した**
1透
2チアキ
3後輩くん
4委員長]


──講堂──

[みんな無事か!という大きな声が聞こえた。]

 俺は千秋やー!無事やでー!!
 そんでお前は誰やーーー!!

[先程証明されたように、聞き分けは得意ではない。誰の声だかサッパリだった。]


― 講堂へ向かう廊下 ―
[頭一つ分下、慣れた位置から聞こえるユエルの声。]

あ、ああ……そ うだ、な

[復旧、するのだろうか?
この学校内に自家発電はあっただろうか?
―――このままずっと、暗闇だったら?
今は何時だった?朝まで何時間、耐えればいい?

思考まで闇に覆われ、手まで小さく震えだす。
気分が悪い。
触れられてきた温かいものに、縋るように自分も手を伸ばした。]

いいよ。
むしろ、俺が、必要だ。

[安定剤が。
それだけ告げて、手を握ったままその場にへたり込む。]


はい……

[見えもしないのに頷いて君は座り込んだまま佐倉先輩を待った
動かない、というよりは動けないのだが]

……遠くなった気がします

[細い声が大分前から佐倉先輩へ届くことだろう]


[壁沿いにそろそろと足を進めると、ぐにゃりとした物を踏んだ。]

ファッ!?

[肉ぶちまけたらしいという声に、なるほどそれでかと思ったけども。]

井上いますー!
肉落とした奴誰だ!もったいない!!

[もったいないお化けの化身となっていた。]


−家庭科室に向かう廊下−

[しゃがみ込んで自分の背な後ろに食材を保護し、廊下にばらまかれた肉らしきものを探してみる。]

えーと、肉、肉…。

[手に当たったものを拾い上げてみる。それは2
1.肉 2.ひょっとして…G? 3.空き缶]


──講堂──

[オスカーの声が遠くなった。]

 あっれえ…?
 下がりすぎたんかな。戻るわ。

[そう言って、千秋は慎重に6歩前に進んだ。]


― 家庭科室への廊下 ―

 やだー!どこ変なとこ触ってんですか先輩のえっちー!

[誰かにぺたぺたと触られている。生きている事は生きている。
が、非難めいた抗議をあげた。別に実際に変な所触られた訳では断じてないが]


[聞こえた大きな声に君はびくりと震える
……確かにどこかで聞いたような、この口調
しかしパニック気味の君は結論まで辿り着かず、それに冷静だったとしても他の生徒の可能性を交友関係が狭い君は否定出来ないことだろう。]

い、います……

[蚊の鳴くような小さな声で返事をする]


― 講堂 ―
近くなった、ですね……

[動けない君はそうやって声を出し佐倉先輩に確認してもらう以外何も出来ない]


…うぉっ、何か虫がいた…!!

[驚いて不用意に掴んだそれを放り投げる。
もしかしたらその黒くてテカテカした虫は4の方に飛んでいったかもしれない。1.薬師寺 2.日向 3.六イ条 4.井上 5.碇]


あ、……と。

[手を。握られたまま、引っ張られるような感覚]
[いつもとは違う低い位置から届いた先生の声]
[座ったのか、しゃがんだのか]
[見えない視線を、下方へ向けて]
[痛む左腕で、そろそろと探りながら、先生に近寄る]
[繋がれた手が震えてるのがわかる]
[どうしよう]

……せんせ、せんせ。ええと。
のど、乾いたりするんだったら、水、あるよ。
さっき、保健室から持ってきたやつ……。
俺、足元に置いたから。欲しかったら、言って。

[左腕がぬくもりに触れた]
[驚かせないように、指先から、そっと。掌だとわかるように]
[必要だと言われたのがうれしいから]
[できるだけ、傍に]


― 家庭科室への廊下 ―

 ごめんなさーい丁助君。
 お肉は碇がぶちまけちゃいました てへっ。

[こつ、と自分の頭を叩いたが、視覚的に見えないのが実に残念だ。
ひとまず、ここは危険地帯と化した。推定薬師寺氏と共に、ゆっくりと起き上がろうとした]


…ごめんなさい。

[虫を投げた事によって混乱が生まれたら、神妙な声で謝るだろう。**]


― 講堂 ―

[腕を掴まれれば飛び上がって驚き]
おうあぃっ!?
ちょ、誰……
ってこのメンツじゃ考えるまでもねーわ、実!
ひたひたさせてたんもお前かこの!

[扉の向こうから声が聞こえれば注意深く聞き耳を立て]
聞き覚えはある、から部外者じゃねえと思うけど
調達組がこの暗闇の中戻ってくるとは思えねーし……
あんな口調いたか……?


メモを貼った。


──講堂──

 おお、さっきより近い気ぃする。

[実際は、現在千秋から見て右に8歩、前に2歩離れている状況だ。
つまり最初の位置と実質的に距離自体は変わらない。]

 方向的には、こっちの方やんな……。

[呟きながら、右に6歩動いてみる。]


―家庭科室への廊下―

悪ぃ悪ぃ、大丈夫みてーだな…。
って変なとこってどこだよ!? お前は女か!

[丹波らしき声抗議仕返しつつも、ホッと息を吐き出した。
体格的に下敷きになったままだと痛いだろう。右腕を軸に立ち上がろうとしたところで、窓の外からゴロゴロという音に跳ね上がった。
そして――1

1:近くにいた丹波に抱きついた。
2:よろけて井上にぶつかった。
3:よろけて壁に頭を打ち付けた。]


メモを貼った。


―家庭科室への廊下―

―――……っ!!!!?

[雷の音に頭が真っ白になり、無我夢中で近くに居た丹波らしい人物へ抱きついた。
勢いをつけすぎて、再び床に転がった。]

……ひっ…

[雷の音に合わせて体が跳ね上がるのは、この距離では誤魔化しようがないかもしれない。けれど、そんなことを気にしている余裕なんてなかった。]


― 講堂 ―
先輩、こっち……

[声がする方を向いて君は手を伸ばした
君は冷静に距離を測れる状況ではなく実際は定かでは無いが、大分近くになったように感じた]


― 家庭科室への廊下 ―

 ぅわっ! ちょっと、先輩っ!
 行き成り抱きついたらまたコケっ…!?

[ゴロゴロと響く雷音の直後、不意に身体に抱きつかれ、驚いて。
驚く暇もなく、立ち上がろうとしたのに再び、推定薬師寺氏と共に床へ転がされた]


― 講堂へ向かう廊下 ―
[今度は上からユエルの声が降ってくる。
少しずつ、こちらに近づきながら。
隠しきれていない恐怖が伝わっているのか、心配されてしまっているらしい。
これも、ユエルの経験則からだろうか。]

……欲しい。

[異様に喉が渇いている事を、端的に告げる。
ゆっくりと、何か温かいものが自分の肩に触れる。
握っていた手とは反対側のだろう、指先が恐る恐る、輪郭を確かめるように触れてくる。

――それに、安心感を感じてしまっているのだから、まったく情けない大人がいたものだ。]


― 家庭科室への廊下 ―

 ちょ、ちょっと勇先輩、重いっ!
 僕、完璧下敷きにされてますってば!

[雷にあわせて、びくり、と...に圧し掛かる身体が跳ね上がっている。
然し流石に18歳の体重は...には重い為、抜け出そうと手足を動かしていた]


──講堂──

 あ、近い?
 どこ?どこや?

[近くにいる気配を感じる。かなり近づけたようだ。
千秋は腰を落とすと両腕を伸ばして、こっちか?いやこっちか?と探す。
そして伸ばした腕が、誰かの……いや、オスカーの手にぶつかった。]

 あっ!

[感じた手応えに、慌ててその腕を掴んだ。]


[欲しい、と言われて、見えないだろうけどうなづいた]
[左腕をそっと離して、自分の足元を探る]
[指先が結露したペットボトルに触れ]
[先生に渡そうと、それを持ち上げて、]

──……っ、つ。

[左腕が痛んだ。微かに漏れた声。硬直]
[息を、吐いて]
[繋がれた手に、傍のぬくもりに、身体ごと近寄る]

せんせ、ええと……これ。
渡せるかな、せんせ、繋いでない方の手。
こっち。出して。

[探る。身体ごと。あたたかいのはうれしい]
[独りじゃないこと。それが自分を強くさせる]


-家庭科室への廊下-
[ぺし、と何かが体に当たる。胸に当たって落ちていくそれを思わず手に取り。]

んあ……何だこれ。

[何か微妙に油っぽくて、若干トゲトゲしていて、そして何か動く。……動く?
ガーディの声とそれが何かを理解したのはほぼ同時だった。]

ぎえええええええええええええええええ!!!!!!!!

[珍しく腹の底から叫び声を上げ、思わずそいつをぶん投げたら、3の声のするほうに飛んでいったみたいだ。

1.薬師寺 2.日向 3.六條 4.井上 5.碇]

うぁぁ……あぁぁ……

[言いようのない不快感にじたばたと足踏みする。]


トレイル透を揉んだ。無言で。


― 講堂 ―


[伸ばした手が誰かのそれにぶつかり、そして掴まれた。
間違えようもなく、それは停電前まで自分の手を引いてくれていた]

先輩の手だ……

[君は漸く心から安心し固かった声が穏やかになる
そして見えることは無いが微笑を浮かべた
離さないように、しっかりとその手を握る]


―家庭科室への廊下―

………わ、悪ぃ…何度も…

[下敷きにしてしまった丹波らしき体がもがく様子に、腕の力をそろそろと緩めた。
抱きついた体を離して、体を起こす。丹波らしき相手も起き上がるようなら、手を貸しただろう。

直後に聞こえた井上の断末魔には雷とは別の意味で驚いたが、立ち上がるだけの気力はまだない。**]


― 講堂へ向かう廊下 ―
[持っていた荷物はすべて床へ置いて。
触れていた温もりが、離れていく気配。
それに少しの不安を覚えていると、その先の宙で吐き出される痛みを帯びた声音。]

ユエル?大丈夫か?

[何かあったのだろうかと一層不安が増す。
それほど時をおかず、すぐ近くに気配が戻ってきた。
闇の中、見えなくともほんの少し離れたところにいるのがわかる。それほど近くにいてくれているのだろう。]

どっち、だ……?

[言われるまま、繋いでいない方の手を広げて、闇の向こう、声のする方へ探るように指先を伸ばした。
それが、先に温かいものに触れる。]


──講堂──

[しっかりと手を握られ、ほーっと大きく息をつく。
ワンピースのスカートを自分の尻で踏まないよう、ボリュームのあるそれを持ち上げてから、オスカーの隣に座った。]

 あーーーー、ホッとした……。
 このまま停電終わるまで、じっとしとこかー…。
 はぐれたらヒヤヒヤするしなあ。

[そう言って、安堵の表情を浮かべた。]


メモを貼った。


[ふ、と先生の繋いでない方の手が、左腕に]

──ぁ、……っ。

[繋いでいた手を離して、左腕に触れる先生の手を掴む]
[そしてそこに、ペットボトルを握らせた]

だいじょうぶです。
ちょっと、打ったとこが。痛んだ、だけ。

……どうぞ。ふた、失くさないように。
零さないように、気を付けて、ください。ね。

[渡した手と腕を伝い、先生の背中を探る]
[場所を移動して、そのまま背中らしきぬくもりに懐いた]
[くらやみの、おんぶおばけ]


……よかった。俺、独りじゃなくて。

停電になった瞬間に。
こんなに、傍に、せんせが居なかったら。
たった数歩でも、離れていたことを、思うと。

せんせが、撫でてくれてるときに。
停電になって、よかった……。

[先生の背中にひたいを押し付けて、息を吐いた]


メモを貼った。


― 家庭科室への廊下 ―

 もう……、先輩。
 停電してなければ通報物ですよ?

[拘束が緩められて、推定薬師寺氏が起き上がれば、漸く...も起き上がれた。
手を借りて起き上がりながら、今の、抱き付いたまま下敷きにされた絵図は、余り想像しない方が良いだろうなと結論付けて。

すぐ近くでは、腹から叫ぶ余り誰の物かも判別つかない断末魔が聴こえていた]


― 家庭科室への廊下 ―

 ……お肉でまた転ばない為にも、ここから離れよー?
 家庭科室でも、講堂でも、どっちでも良いからさ。

[結局、停電と肉の騒ぎで飛んでもない地獄絵図と化した事により、多分その提案は、誰も否やは無いと...は思って]

 皆、生きてるー?

[この状況での生存確認は、冗談抜きで最も的確な質問表現だった]


― 講堂へ向かう廊下 ―
[指先が細いもの、恐らく腕に触れて、また痛みを孕んだ声が聴こえる。
握っていた手が離れ、反対の手にペットボトルを握らされた。打ったところが痛んだというが、どう考えても触れたのは背中ではない。
他にも怪我をしてたのだろう。
なんで黙っていたんだ。
とは思うが、言及する気力がない。]

……ああ。

[こぼさないように、という注意に軽く頷いた。
ペットボトルの蓋をひねり、口に水を含む。
暗闇の中、ユエルが伝うようにして背中に周りこみ、おぶさってくるのがわかる。
背中越しに伝わる体温と声は、心地いい。]


[あったかいのがうれしい]
[独りじゃないことがうれしい]
[稲光。雷鳴。利かない視界。暗闇]
[ぬくもり]

……はやく、停電、復旧すると、いいです。ね。
復旧しなくても、夜が、明ければ。
明るく、なるんだけど。

それまで、こうしてて、いいですか。安定剤。だし。

[先生の気がまぎれるように、ぽつぽつと]
[背中に懐きながら、きっと会話を続けてゆく**]


メモを貼った。


― 講堂 ―
はい、……直るまで一緒に、いて下さい

[停電の中この手から伝わる温度が無くなったら、死んでしまうとすら今の君には思えてしまう**]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[流し込んだ水を、こくりと飲み込む。
いつもより9割増しで働いていた心臓も、少し落ち着いてきた。
瞬き、瞼を閉じても開いても変わらない世界で、ユエルの声に耳を傾ける。
背中に、吐き出された吐息が少しくすぐったい。
撫でている時に停電になってよかった、は、こちらの台詞だ。]

……俺も。
一緒にいたのがお前で、よかったよ。
ありがとな。

[心の底から、近くにいたのがユエルでよかったと思わずにいられない。
復旧すればいい、という言葉には軽く頷いた。
それでも、背中にいるユエルには伝わるだろう。]

ああ、いいよ。
そのままで。

[安定剤だから。
むしろ、もう少し、このままでいてほしいと願う。*]


メモを貼った。


メモを貼った。


[…は暗闇の中、透の4を揉んでやろうとそーっと手を伸ばした。
1胸
2尻
3腹
4肩]

思ってたより1んだな

[拒絶されなければ
1固い 2柔らかい
なんて感想を口にするだろう]


メモを貼った。


[暗闇の中、透を見つけられたわけだが]

千秋ー
後輩くーん
無事かー!

トイレだろう委員長を探しにいくべきだと思ってるんだけど
俺、うろちょろしたから方向感覚がないんだ。

お前ら舞台側にいたよなー?
んで、出入口は舞台から見て右だから……
ちょっとお前ら何か叫べよ!
好きな子の名前とか!


[無事か、という声が聞こえてきたが誰だろう]

みのるは無事ー!

誰ー?ミっちゃん?
委員長ー?
どこだー!

[透を持ってか持たずか、ふらふらっとさ迷いだす。
そして2にぶつかり(1千秋後輩2委員長)、ドンっと尻餅をつく音が聞こえただろう]

いてぇー!

尻と背中うった……
って………あ………えっ


ウィッグとれたーーーー!!


[尻餅をついた拍子に、肘にウィッグの先が下敷きとなり、起き上がる時にばさっと取れてしまった。
暗闇の中でわたわたと拾い上げ、ウイッグを抱きしめる]

うぅー………ヤバいヤバい


メモを貼った。


―家庭科室へ至る路―
「皆、生きてるー?」

[と声をかけられれば]

俺は生きてるぞ。
・・・っていうか、みんな何だ、さっきから停電したくらいでわーぎゃーわーぎゃー。

[肉が床に撒けたことや転倒続きのことやGに遭遇したこと。これらを全く感知していない…は呆れた声を出した。]

っていうか、停電か・・・。

やっくん、さっき水方から懐中電灯もらってたろ。
あれ、付けてみたら?

[と提案した。]

しっかし、今日一日泳いでないしまだ1回しかオナってないし、全然テンションあがらねー!!

[と大きく伸びをして一つ。他のもの(井上除く)は上の方から不穏な発言が聞こえたのだろう。]


― 講堂 ―

『い、います……』
『みのるは無事ー!』

[次々と返事が返ってきて、一平太は安堵する]

とりあえず良かった。
ったく、大変なことになっちまったな!

『そんでお前は誰やーーー!!』

[とりわけ大きい、千秋の声が響いた]

え、俺は――

[名乗りかけ、自分が素の口調で喋っていることに気づく]


(・・・あ。やばい)

[いまさら取り繕えず、一平太は仕方なくこう名乗る]

通りすがりの男子高校生だ!
非常事態だ!いまはそんなことはどうでもいいだろう!

[誤魔化せただろうか]


『委員長気になるけど、これじゃ探しにも行けねえな……』

[透の声が聞こえて、一平太は思わずビクリと肩を震わせる]

た、たぶんその委員長ってやつは無事だぞー。
たぶんなあー。

[間の抜けた声で答える。
いまさら名乗り出るわけにはいかなかった]


ドン!!!

[暗闇の中で強い衝撃。
続いて『ウィッグとれたーーーー!!』という実の声。
実にぶつかられたと気づいたのは、ワンテンポ遅れてで]

おい、とりあえず取り乱してるんじゃねーよ。
落ち着け。暗闇の中じゃ危ない。

[実の肩をそっと抱き寄せようとする]


メモを貼った。


くそ!暗くて何も見えん!!
あ゛ーー!

彼女ほしい!
俺のミッシング・エンジェルゥゥウウ!!!

[見えないストレスとテンションの低さに…はやたらめったら喚いた**]


[ウィッグを握り締めて、おろろとしていると
抱きしめられる感覚がした。]

ヤバヤバ・・・・わっ!!
ぅ・・・ん

[落ち着け、って言われながら誰かわからないやつに抱擁されてしまう。
普段なら抵抗しちゃうんだろうけど、不思議と落ち着いてきた。]

・・・・・・・・・・・誰?
委員長の知り合い?

[委員長ってやつは無事っていってたから2年じゃないのかもしれない。]


[実に委員長の知り合いかと問われ、
一平太は心中で頭を抱えた]

ま、まあ知り合いのようなもんだ。
委員長のことはよく知ってる。

[嘘は言っていない]

とりあえずはしゃいで動き回るのは危ないっつーの。
さっきの失神騒ぎで懲りただろ。

[実の手をしっかりと握りしめた。
委員長モードのときは赤面してできないことも、
この口調だとなぜか大胆になり普通にできた**]


でも委員長を探しにいかねーと
俺のせいだし…それに、ユエルも心配だ。

じっとなんてしてられるか
なぁ委員長と、どのあたりであった?廊下か?

[握ってくれている手を握りかえした*]


──講堂──

[オスカーの手を握って床に座っていたら、実らしき声が呼ぶのが聞こえたので叫び返す。]

 俺は無事やでー!
 オスカーも今隣におるー!

 えっ、何やてー? 叫べばええんかー!?
 みのるセンセぇー!好きな子どころか、女子と知り合う機会がない奴は、どないしたらええですかーー!?

[好き勝手に叫んでみた。]


──講堂──

[叫んでいたら、『ウィッグとれたーーーー!!』という実の声が聞こえた。]

 うっそ、マジで!?

[ガバッと立ち上がりかけた千秋だったが、繋いだままのオスカーの手を引っ張ってしまい、ハッとして座り直す。]

 っと、すまんすまん。
 ……ま、どのみち暗くて見えんわな。

[停電、いつ直るんやろなー、と呟いた。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


いや。普通に委員長のヤローの自業自得だから。
実のせいじゃねーって。

[実の矢継ぎ早の質問に、一平太は歯切れの悪い口調になる。
言い終わってから、実と名前を呼んだのは失敗したかと気付く]

委員長は、確かトイレにいたな。
そのあと廊下に出て講堂へ向かったはずだぜ。たぶん。

[やはり、嘘はついていない。
自分のことを他人事のように話すのは、とてもむず痒かった]

(ユエルは確かに心配だな)

[一平太は思案するように]

探しに行ったほうがいいのか・・・?**


[安定剤]
[迷子の背中を、撫でるようなもの]
[ぬくもりに頬をすり寄せて、ゆっくりと、一定の間隔で]
[右手のひらで、そっと、大きな背を撫でる]
[いっしょに居たのが自分でよかったと]
[ありがとう、と続けられた言葉にゆるくうなづく]

……ばーちゃんが言ってた。
大人になると、怖いものが、増えるんだ、って。
こどもの方が、怖いもの知らずなんだって。

……だから、せんせも、きっと。
怖いもの、たくさん、あるんだろうな、とか。
俺も、これから増えてくのかな、とか。
大人って大変だな、とか。
だからタバコは大人しか吸っちゃいけないのかな、とか……。

[とりとめのない雑談を、ぽつりぽつり]


……せんせ、いつも、タバコくわえてる。

[言外に、怖がりなのかと問いかけるように]
[見えない目を細める]
[いつも見上げている目の前の大人でも]
[怖いものがたくさんあるというなら]
[自分がどんなものを怖がっても、たいしたことはないと]
[赦してもらえたようで]



……うれしい。ありがと。

[安定剤ってすごい]
[暗闇が人のあたたかさを確かめさせてくれる]
[自分は本当に人間が大好きだな、とか]
[ぬくもりを撫でながら、暗闇ではにかんだ**]


メモを貼った。


― 講堂へ向かう廊下 ―
[朝まで耐えるのは少し、きつい。
ぎゅうと心臓を掴まれるような不安感に襲われていると、ユエルに背中をゆっくりと撫でられる。
労るような優しい手つきに、されるまま、任せ。
気がつくと体の震えもマシになってきた。]

……情けねぇ。

[ぽつりぽつり、溢していくユエルの言葉に耳を傾ける。
暗闇が怖いのは昔からだが、大人になるほど怖いものが増えていくというのは、確かに。]


そうかも、な。

[だから必要なのだろう。
安定剤が。
安定剤、タバコ。そうだ。]

……そういや、ライター持ってたわ。

[懐中電灯も持っていたはずだ。
気づかず取り乱して、みっともない姿を晒してしまった。
それに思い至らないほどに、焦っていたわけだが。
半分ほど中身のなくなったペットボトルを床におき、ごそごそと白衣のポケットを探る。]


[懐中電灯とライターと、ついでに煙草をとりだす。]

あった。

[カチッと懐中電灯のスイッチをいれた。]


礼を言われるようなことは何もしてねぇよ。

[ありがとう、うれしいと言うユエルに苦笑を向け、懐中電灯を一度床においてタバコをくわえる。
火をつけないのは何かの理性。
フィルター越しに息を吸い込む。
小さな光りが暗い廊下を照らしていた。*]


メモを貼った。


―水方からの電話―

 ちょっと!ミナカタちゃん!もしもしじゃないわよっ
 まったく、どこにいるのよ…って。えぇ?

 鏑木ちゃんが怪我?
 そういえば、そんな放送があったような…なかったような…

 そんなことより聞いて頂戴、あの豚g
 …ほ、保健室?
 そこまで酷いのっ?ちょっと大丈夫なんでしょうね!

 品行方正笑顔が素敵な鏑木ちゃんに何かあったら…
 あたし、今ちょっと保健室からは遠いのよ。

 ミナカタちゃん、お願いできるかしら?


[かけてもらった電話に、大声で返答。

外の暴風雨を見て教室の隅で独り震えていたが、
どうやらずっとこうしているわけにもいかないらしい。

自分の担当クラスである2-Aの生徒たちがそれなりに残っているようだとわかれば、担任として何かすべきかとも思い、]

 一人より、みんなといた方が怖くないものね…!

[本格的に雷が鳴り始める前にと、移動を開始する。]


―廊下・保健室へ向かって―

[ひとまず、少し遠いが保健室へ向かおうと歩き出す。
先程の電話から、水方はそこにいるのだろうと踏んで。]


[――その、道中。

突如、薄暗い照明以上の閃光と、窓ガラスを震わせるほどの轟音が小津を襲う!]


 ぃいっやぁぁぁあああっっ!!!

[恐れていたことが、ついに起きてしまった。]


 どこか!どこか隠れるところ!
 このままじゃおへそ取られちゃうわ!!

[…信じ難いかもしれないが――小津が雷を恐れる理由はそこにあった。]


―家庭科室への廊下―

……生きてるよ。
電気復旧しそうにないなら、移動しないとだよな…。

[床に座り込み、ぎゅっとシャツを握って深呼吸する。まだ時折響く雷の音には体が揺れるが、周囲の虫だ肉だと騒がしい声に少しずつ気分がまぎれてくる。
誰かの生存確認の声に頷いた。]

……へ?
――あ、そ、そういや懐中電灯持ってたっけ。

[誰かの声に水方から受け取っていた懐中電灯を思い出した。
すぐ後に、泳いでないやってない、の不穏な発言に日向だろうと推測する。
普段は煩いとしか思わない意味不明の喚く声ですら、気分がまぎれるのでこっそり感謝した。]

えーと、たしか後ろのポケットに入れて――

[床に座ったままズボンの後ろポケットを探って、懐中電灯を引き抜いた。そして――1
1:スイッチを入れた。ついた。
2:スイッチを入れたが電気がつかない。]


―保健室へ向かう廊下―

[近場のドアに手をかける。
…が、開かない!

ポケットの中には、学年主任に預けられているマスターキーがあったはず。
これで開けることはできるだろうか?]


[そこがどこだか確認もしないまま、小津は夢中で鍵を探る。
カチャリ。
小さな音と共に、鉄製の扉――それはよく見たら他の教室の扉とは異なっている――のノブが回り、小津を招き入れる。]


[背後でバタンと扉が閉じると、そこには暗闇が広がっており、慌てて照明のスイッチを探す。

その部屋には、窓がなかった。
…どうやら、カミナリ様に襲われる心配はないようだ。

室内の確認もあまりせず、安堵のあまり小津はそこに座りこむ。]


― 講堂 ―

いッ!?
[実に肩を揉まれれば飛び上がり。
…は肩を触られるのが2
1.苦手だ。くすぐったい
2.特に苦手ではない。びっくりしただけ]


 ─家庭科室への廊下─

[取りあえず手伝えそうな事があったらしく、かさばる食材を持ちながら、僕は肝試しでもやらないかと口にした。
反応は上々らしく、きっと何か仕掛けた丹波をにこりと見つめた]

トランプも楽しみだけど、先生返してくれたか?

[と日向に訊いたりしながら、廊下を進んでいった]

[そうしてふと、視界が白くなったかと思い窓を見た瞬間、轟音を耳にした。
視界が暗くなったのはその直後]


そりゃ固いだろうさ、こってるからね
こう見えて隠れEカップだから、俺

[などと抜かしながら実が移動すればついていき。
千秋の声が聞こえればそちらに叫び返す]
一緒に合コン行こうぜー!

……通りすがり?
聞き覚えある声だと思ったのは気のせいだったんかね
[小さく呟いた後、そのまま通りすがりを名乗る方へ話しかけた]
あー、無事なんだな、いいんちょ!
良かった、報告サンキューな
同学年の人か?あ、先輩だったらすんません


メモを貼った。


[薬師寺が点けたライトは弱々しく、ほんのりライトの周りが明るくなる程度であった。]

っていうかこれじゃあ普通に料理とか無理だろ。講堂に向かった方がいいんじゃないのか?

[と進言する。
それは尤もだったかもしれないし、空腹の物には上策ではなかったかもしれない。]


─回想・停電の少し前─

[六條に尋ねられれば]
いんや、でも反省文伝えたから返してもらえると思う。

[と答えた。まさかその言い方で歌を歌ったとは相手に伝わる訳もなく、至って普通の反応であっただろう。]

胆試しとか、あれだよな、案外ゆっきーは弱そう。言いだしっぺの法則だな。
ミナカタ[[who]]あたりは強そうだが。

[と考えた。]


メモを貼った。


停電、だな。

[暗闇に置かれるのは誘拐監禁対策のひとつで、慣らされていた。
冷静に呟く僕に反し、周囲は何だかてんやわんやだ!]

おい、お前たち大丈夫か!?
って、何か落ちたりしてないか、貴重な食材だろうが!

[何だか騒がしい方向に身体も顔も右往左往していたその時、何かが投げられる気配が。
ちなみに僕は2
1.虫が唯一怖いもの 2.虫も怖くないから、取りあえず手で叩き落とす]


しっかし、この状況は・・・。

本当に肝試しくさいよな。
ユーレイが何をしでかすか・・・。

[そういって32辺りを撫でた。

1六條
2薬師寺
3井上
4丹波
5手塚

1胸
2腹
3股間
4太もも]


…妙なものを掴んで投げるな。

[あくまで冷静に、僕はGらしき虫を手刀で叩き落とした。

勿論、手は後できちんと洗う**]


井上のギャランドゥ(想像)GET


メモを貼った。


[呟かれた、情けない、ということば]
[情けないってなんだろう]
[昼間ヘビを怖がってぼろ泣きしたことを思い出す]
[あれは情けないことなんだろうか?]
[でも助けてって言ったら、千秋が助けてくれた]
[大人が怖いものを増やしてゆくのは]
[泣いたり助けを求めたり出来なくなるからなんだろうか]
[朝、先生は立場って言った]
[碇みたいな検査は、立場があるから出来ないって]
[大人の事情なんだって]

……せんせ、は。なにもしてなくない。よ。

[あたたかいのがうれしい]
[独りじゃないことがうれしい]
[ずっとそう思ってる。停電になってから、何度も何度も]
[それは傍に先生がいてくれるからだ]
[独りだったら泣きながらしゃがみこんでたと思う]


[カチリという音とともに]
[暗闇を切り裂くような、一筋の白く細い光]
[漆黒に慣れた目には眩しくて、ゆるく目を細める]
[照らされた先生の白衣]
[床]
[半分くらいに減ったペットボトル]
[背中に寄り添ったまま、身体を移動させる]
[先生を隣から覗き込んで見上げるような位置]
[向けられた苦笑]
[いつものようにくわえられたタバコ]
[先生の腕に右手をかけて、じっと顔色を窺う]
[浮いた汗]
[手を伸ばす]
[朝とは違って、その指先は、先生の頬を目指す*]


―家庭科室への廊下―

[ぐるり、と懐中電灯で周囲の暗闇を一回り照らし、全員の位置を確認する。
とりあえず、床は見なかったことにした。
六條の言う通り、明りは思っていたより弱々しい。]

……これじゃ、廊下照らすくらいにしかなんねーな。
怪我とかしてなさそうなら、移動はできるか。

そだな、講堂行くか…あっちなら誰かいるだろうし。
いつまで停電続くかわかんねーし、な。

[左腕がじわじわ痛んだが、足は特になんともないので歩くのに支障はない。
近くの壁に手をつきながら、ゆっくりと立ち上がった。

停電してから、どれくらい経っただろうか。]


メモを貼った。


―???・いつもと違う部屋―

 んもう…嫌んなっちゃうわぁ…

[思わずそう、独りごちて。
漸く周囲を見渡せば、どうやらそこは物置きに似て異なる空間。

…はて、この学校にこんな教室はあっただろうか?
部屋の奥の壁には、何やらスイッチがたくさん――]


[近寄ろうと立ちあがったその瞬間。 
        ――室内の電気が、消える。]

 ちょ、ちょっと!なんなのよ…
 …ぅわっ!!

[真っ暗闇の中、咄嗟に掴んだのは何だったのだろう。

それは大きな音を立て倒れ、小津の背後に――小津と扉の間に――障壁のように崩れ落ちた。]


メモを貼った。


[崩れ落ちた物をどかそうと努力するも、手元も見えないため捗らない。]

 そうよ!携帯…


 ……あ。

[光源になりそうだった携帯だが、
ポケットから出そうとしたところで、手が滑ってどこかへいってしまった…。]


[ガラクタの山をどかすことを諦めて暫く経った頃。
ここはどこだろうと思い始める。


鍵がかかった、窓のない部屋。
他の教室と異なる扉。
壁の奥には、たくさんのスイッチ…]

 ……スイッチ?

[小津は思う。
ここは、配電盤のある部屋なのでは?

だとすれば、あの基盤のようなものはきっと、ブレーカー…]


メモを貼った。


[やっかいな暗闇。
恐らく、雷が原因でブレーカーが落ちたのだろうと推測する。

もし電気が復旧すれば、先程落とした携帯もすぐに見つかるだろう。]

 そしたら、ミナカタちゃんに電話して助けてもらいましょ…♪

[そろり、そろりと歩を進める。
そして、ブレーカーのスイッチに手を伸ばし――]



[――あぁ可哀想に。この時の小津は、まだ知らない。

電気が復旧しても彼の携帯は姿を消したまま、
朝方までずっと、この部屋に閉じ込められてしまうということを。]**


― 講堂 ―
す、す、すすす好きな人なんてそ、そんな……

[桜庭先輩の叫びに返す佐倉先輩の隣で君は激しく動揺する
好きな人の名前を叫ぶなんてそんなの恥ずかしい、そう思うこと自体は最もだが。
しかし君は自分に好きな人も男子校故に妹以外の同年代の異性との関わりもないことを忘れている。]


いえ……

そうですね、早く直ればいいんですが……

[桜庭先輩のウイッグが取れたことに反応した佐倉先輩が立ち上がろうとし手が引っ張られた。
それによって少し近くなった距離、……落ち着いた君は興味本位に佐倉先輩が着ているピンクロリータのスカートに手を伸ばした]

……わあ、ヒラヒラしてる


メモを貼った。


[何故か聞き覚えのある気がする少し乱暴な口調の生徒は、『通りすがりの男子高校生』と名乗った]

……なんで名前言わないんだろ。

[何も知らない君は名乗らない理由が分からず首を傾げる
思わず口にしたそれは『通りすがりの男子高校生』の耳に届いただろうか?]


メモを貼った。


―回想―
[委員長に抱きしめられる前、好きな人を知らないと叫ぶ千秋に4と叫び返す]

1なに言ってんだ!俺がいんだろー!
2手頃なやつで我慢しろよー!
3妹の友達紹介してやんよー!
ガーディ[[who]]がいんじゃん!


メモを貼った。


[てんやわんやが少し落ち着いたかもしれないのは、薬師寺が先生から預かった懐中電灯を照らした時だった。
もっともその灯りは心許ない灯りだったので、誰かが(日向かな?)が言った通りこれで料理は難しい様に思えた]

……まぁ、暗闇で料理をして怪我人が出た方が大変だからな。
薬師寺も賛成みたいだし、講堂へ戻ろう。
……れぼれぼごっことやらの痕がどうなっているのかは恐ろしいがな。

[と、僕は日向と薬師寺だと思う声に頷いた]


メモを貼った。


メモを貼った。


──講堂──

[ガーディがいんじゃん!と、実の声が返ってきた。]

 なんでやねーーーん!!

[空いてる方の手でツッコミを入れた。手は、むなしく空を切った。]


後輩……一年ばかりだな。一年生、平常心は取り戻したか?

[級友達?に頷いてから、同行者である後輩達に向かって凛とした声を投げかける]

何か散乱しているかもしれないし、Gもまだいるかもしれないだろう?
灯りが覚束無いんだから、下手に取り乱したままだと転んだりするかもしれないからな。
無事に親御さんの所に戻る為にも、落ち着いてくれ

[そうして声をかけ終えると、灯りの主の薬師寺と、多分日向だと思う背中を軽く叩いた]

で、お前らは大丈夫か?

[一応、上級生の威厳のために、それは小声で]


メモを貼った。


──講堂──

 ……って、何触ってん。
 いや〜ん、オスカーのスケベ〜。

[オスカーが千秋が着ているワンピースのスカートを触っているので、わざとらしく反応したり。**]


メモを貼った。


チアキたちは講堂にいるかな、だいじょうぶかな、とぼんやり


メモを貼った。


― 講堂:ちょっと前 ―
えっ、佐倉先輩って丹波さんのこと……?

た、確かに丹波さん小さいし可愛い感じだし……俺なんかよりこれ似合うと思うけど

[君はツッコミが入るまでの間勘違いをしそうになっていた。*]


ミナカタ先生の腕にかけた右手で、白衣をそっとつかんだ


メモを貼った。


― 講堂 ―

[透に学年を問われ、一平太は素直に]

2年生。同学年だよ。

[むしろ同じクラスだよ、と心中で付け足す。
あとは野となれ山となれ。嘘を最後まで貫き通そうと腹を括る]


メモを貼った。


一平太(いいんちょ)はちゃんと安静にしてるかなと心配


メモを貼った。


 ─回想、停電前─

怖いもの、か。幽霊話の類いは子供の頃に、従兄弟や兄弟達と百物語大会をやっていたりして耐性が出来たせいか、平気だ。
虫も怖くないし、雷や暗闇も怖くない。
……恐怖は人を縛る手段という教えを受けている。だから、出来るだけ怖いものはなくすように生きてきたんだよ。

人が怖がるのを見るのは、まぁ嫌いじゃないけどね。

[肝試しの類が弱そうと言った日向に僕は淡々と語り、それからにこりと例の聖人の如き邪気のない笑顔を向けてみた。
やるなら徹底的に。六條家の家訓とも言えるべき事のせいか、ついつい人を怖がらせるのも徹底的にやりたくなってしまう]

ああ、そういえば。怖いものは極力無くせと言われたけど、5だけは無理だったな。

[そう、僕はどうしてもあれだけは怖いままこの歳を迎えていた。それは…
1.魚の目。特に死んだヤツ 2.二宮さんの銅像 3.仏像全般 4.音楽室の肖像画 5.土偶 6.宇宙人、UМAネタ全般 7.女王様]


僕は土偶が怖いんだ

[至って真剣に言ってみる。周囲の反応なんて気にしない]

今の声に変わる前の、某未来の世界の猫型ロボットのアニメ映画をレンタルで観ていたんだが、それ以来僕は土偶が怖くて仕方がないんだ。
もっとも、子供の頃の話だから詳細は思い出せないんだけどね。

[至って真面目な僕の恐怖の思い出なのだが、問題はこのアニメ映画は僕達が生まれる前の作品だという事だ。伝わるかどうか不明なのだが、まぁ気にしないでおこう]

日向は何か怖いものでもあるのか?

[ほんの悪戯心で、そう訊ねてみたり。もっとも、答えなんてなくてもいいのだけど]

 ─回想終了─


― 講堂 ―
えっ、ち、ちょっと触っただけじゃないですかっ
た、ただそういう服って見る機会も触る機会も無いから珍しくて……

[君はわざとらしい反応におろおろし言い訳をして手を離した*]


メモを貼った。


― 家庭科室へ向かう廊下 ―

…え?

[虫を投げた後、その方向から不思議そうな声の後に同級生の悲鳴が上がる。
それは廊下に響き渡る程の声。]

う、うそ、井上の方に投げちゃった?
ごめんー…!

[すぐに謝ったが、動転している井上の耳には届いていないかもしれない。
その後に六條らしき声が変なものを投げるな、と言った。]

…すいません…。

[肉かと思ったらG?だったのだ。
明るい光の下だったら、平気だったのだが。]


 ─現在、家庭科室までの廊下─

じゃあ皆、大丈夫そうか?

[僕のかけた言葉の反応を窺いつつ、何かある者がいたならば少し間を置いたりしただろう。

級友が不安を洩らしたなら、まぁやれるだけ宥めたかもしれない]

改めて講堂に向かおう。薬師寺、悪いが先頭を頼む。

[とほのかな灯りを頼りに薬師寺を探し、そう彼に頼んだ。
停電はいつ頃復旧するのか、それともこのまま夜が明けるのか。
今の僕には*判らなかった*]


メモを貼った。


― 家庭科室への廊下 ―

 やー、飛んだ災難でしたね。
 ごめんなさいです。

[弱々しいライトが燈され、薬師寺氏の手首までが薄らと見えてた。
床の惨状は今は見ない方がいいだろう。こんな暗闇に肉とか映し出されても逆に恐い]


― 家庭科室への廊下 ―

 怪我、と云う怪我したのは、勇先輩の方だよ。
 仁君と丁助君は……精神的な怪我で。

 勇先輩、左、支えようか?

[壁に手をつき、薬師寺氏が歩き出すと、その左側を狙い付き添おうと動いた。
結局、コケた原因がぶちまけた肉なのを少しは気にしてるのかも知れない]


メモを貼った。



俺のことを姫じゃなくて実って言ってんなら…俺が知ってるやつ?誰?

委員長、探しに行かなきゃ。

[委員長を見たと言うのなら近くにいるはずだ。
繋いでいた手をはなし、探そうと立ち上がる。

前髪は自毛で、頭にかぶせてパチンとするタイプのウイッグ。
取れたところでショートヘアのメイクアップ少年が現れるだけであるが、そんな姿を誰にも見せたくない。
応急処置として、頭に適当に被せて手首に付けていたシュシュで縛った。]

明かりと鏡、欲しいな
停電なおんねぇかな…


[…は委員長を探しに、委員長の横をすり抜けて講堂を出る。
裸足の足音をヒタリ、ヒタリと鳴らして。

見えないので慎重な足取りで、裸足の足音が廊下に響く]


[ヒタリ、ヒタリ]


[無言のまま進む足音は2たちの近くへと向かう。

1家庭科室組2先生ユエル組]


[ヒタリヒタリ、ゴロゴロ]

 [ザーザー]

    [ゴゴゴ]

[ヒタ....ヒタ......]


大丈夫ですかね……?

[暗闇で姿は見えないものの、桜庭先輩?が講堂から人を探しに出て行ったことを察した君は心配そうに隣の佐倉先輩へそう言う。
とはいえ、追いかけることは一人では出来ないのだが]


[やがて、「皆、生きてるー?」という声がかかった。
先輩と同級生がいる中で咄嗟に判断が付かなかったので、敬語で返す。]

…俺は平気。ですけど。

[その時、井上はどうしていただろうか。
叫び声の聞こえた方をちらちらと気にする。

懐中電灯の話題になれば、それだ、と思わず手を打ったが。
日向のものらしき声には思わず脱力した。]

わー、明かりだ。

[やがて、薬師寺が懐中電灯のスイッチを入れる。
その光は弱々しく、懐中電灯の周囲が照らされるのみだが、暗闇の中では一筋の希望のように思えた。

声に安堵が混じったのが感じられただろう。]


[ピカッ]

[と、雷鳴に現れるシュルエットは]




[  乱れ  た 髪の  女]


―家庭科室への廊下―

あれ、六條?日向?
…まあどっちでもいいか。

[懐中電灯の明かりだけでははっきり言って、誰が誰だか把握しづらい。ところどころ会話が成立してない気がするが、今はそれは横に置いておくとして。]

………げ。
騒いでた虫って、Gなのか…?

[某イニシャルGについては、1
1:苦手だ。 2:別になんともないが進んで見たくはない。

上級生らしく指示を出す六條らしき声の後、背中を叩かれて小声の方向へと顔を向けた。]

あー……ていうか、もう転んだ。
俺はまあこの通りだけど、あっちはどうかな…。

[雷は次第に遠くなっている気がするし、だいぶ落ち着いてきたし、人もいるし――もう大丈夫、だと思う。
左腕のことは黙っておくことにして、下敷きにしてしまった後輩が気になった。]


[ちょうどその後輩、丹波らしき声が左側に移動してきた気配を感じた。
支えようか?という申し出に――2
1:手を借りることにする。 2:大丈夫と断る。]


 ミ ツ ケ タ


― 家庭科室からの廊下(講堂へ) ―

[調理は不可能と判断、講堂へ向かう道を歩くすがら。
...はその後何故か、無言を貫いたまま暫く廊下を歩いていた。
この停電をみると、「最後尾の人、いつのまにか幽霊に食われて人知れず消えてたりするかもしれませんねー」なんて煽るだけ煽りそうな性格をしているのにだ]


― 家庭科室からの廊下(講堂へ) ―

 ……六條先輩……。
 怒らないで聞いてくれませんか?

[ぽつ、と...は廊下を歩きながら、六條氏へそんな不安そうな言葉で沈黙を解いた]


― 家庭科室からの廊下(講堂へ) ―

 僕、さっき出掛けに、ラジカセ、つけっぱにしたんです。
 いーえ、停電なんて流石に僕も予測できなかった、んですけど、ね?

 でも……放送室のラジカセ。
 内部電力とかで、少しだけなら動くんですよ。

 えーっと……それでなんですけど……。
 うん。あの、うん。


― 放送室の中で ―

             [ピチャ...ピチャ....]
『うぅ...ぅぉぉ...』

[ピチャり、と水濡れた足音と共に、女のすすり泣く声が機械から漏れている]

             [ピチャ...ピチャ....]


[暗闇の中、内部電力で動くラジカセが、不気味に光っている。
ラジカセの近くには、『震えて眠れ 恐怖SE百選』と云うタイトルのCDケース。

停電してはいるが、校内放送のマイクはONのままにされていた。
もし、内部電力辺りが内臓されていたら、何処かの区画は校内放送を稼動させていたかもしれない]


― 家庭科室からの廊下 ―

 校内放送が生きてたら……
 そろそろ……
 セットしてたタイマーが作動するかな……って……えへ。

[にこやかな笑顔で誤魔化したが、六條氏はどんな反応を見せるだろうか。
その時、最寄のスピーカーから1
1.放送室からのSE特集が聴こえてきた
2.停電で無事止まってくれていた様だ ]


 ごめんなさーい。 放送 生きてるみたいです えへ


メモを貼った。


メモを貼った。


……なんで名前言わないんだろ。

[オスカーの呟きが暗闇の中に響いて]

(名前言えるならいってるっつーの!!)

[一平太は心中で毒を吐く。
あの臆病そうな後輩は、声の主が一平太だと気付いたら
あからさまに態度に出してしまうだろう。
素の口調を知っているオスカーに気付かれていないのは僥倖か]

(早くここからズラかるのが得策かもしれん)

[委員長のイメージを守るために]


なんか聴こえる……


あれ、校内放送…?


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


― 講堂 ―
……な、なにか聞こえる

[君がいる講堂にもまた、丹波が仕掛けた放送が響く]


[廊下を歩いていると、女の啜り泣く声が聞こえた。]

うぉっ、なんだコレー!
超こえぇー!

ユエルー!
あと先生?

そこにいるのかー!
なぁー委員長見なかったかー?


怪我ってほどでもねーし…うん。
足は何ともないし、歩くのは問題ねーからさ。

[左、と聞いて内心ぎくりとする。
逆に下手にさわられた方がまずい気がした。
安心させるように痛む左手を持ち上げて、大丈夫、と手に触れた丹波らしき頭をくしゃりと撫でた。]

丹波こそ、無事か?
二回も下敷きにしちまったけど…どっか痛かったら言えよ。

[少し抑えた声でそう返した。]


[照らされた懐中電灯の光で来賓用のスリッパがあるのを見つけた。
裸足で歩くのは足が汚れそうだから貸してもらおう]

これってさー、放送部の怖い音源SEってやつじゃん?
ちょっと止めてくるわ。
なんでなってんだろな。

[生徒会に関わって、放送部に視察したときに見つけたことがある。
ホラー好きとして興味を持つと部員の何名かと意気投合した思い出]


パタパタパタ


[パタパタ....パタ...]

[家庭科室組に、スリッパ音が聞こえる確率はどれほどだろう]


― 家庭科室からの道 ―

[お互いの顔すら視えない暗闇で、このホラー放送は流石に恐い。
六條氏で無くとも、怒られそうかなと身構えつつ]

 何かいたそーだし、無理しないでくださいよ?
 打撲とかしてたら後で保健室ですからね。

 僕は、節々ちょっと痛かった位で済みましたけど。

[寧ろ勇先輩重かったのがキツかったです。とでも...は髪をくしゃりと撫でられながら口を尖らせていた]


― 講堂 ―
[実の足音が遠ざかっても動けない。
2年生だ、と語る言葉に、…の頭にひとつの可能性が浮かぶが、何故か口にする事がひどく難しい]
……あのさ
[…は腹を決め口を開く。
その瞬間]

[ピチャ...ピチャ....]
『うぅ...ぅぉぉ...』

え!?何!?何事!?


―家庭科室からの廊下(講堂へ移動中)―

……あれ?
なんか聞こえね?

[雷が減ってもまだ外は雨も風も強い。
それに混じって、別の小さな水音がどこかから聞こえてくる。

先頭を歩く足を止めて、ぐるりと周囲に懐中電灯のライトを照らしてみたが特になにもない。]

……ちょっと、なんか泣き声聞こえんだけど。

[背後での放送室のラジカセ云々の話、聞こえていなかった。
ただただ、今現在どこからか聞こえてくるおどろおどろしい声に弱々しい懐中電灯の明かりが徐に揺れて――1

1:懐中電灯が消えた。 2:パタパタと走る足が廊下の向こうにチラリと見えた。]


[もし見られていたのなら、その瞬間にスリッパで足を滑らせドサッという音とともに地面を這うような乱れ髪の女のような姿が見れるかも知れない]


──講堂──

[わざとらしい反応でからかったら、おろおろしている気配のオスカーに、顔がニヤニヤする。]

 冗談やって、冗談。

 ──んー? 実なら大丈夫やろ。

[根拠はないが、なんとなくそう思って口にしたりしていたが。]

 …………な、なんや、この音……。

[聴こえてきた音が校内放送とはまだ気づかず、奇妙な現象に千秋は青ざめた。]


[周囲を照らされて、全員の位置が分かる。
床に落ちた生肉のシルエットは、ちょっとしたホラーだった。
驚かせてしまった井上の方に近寄っていった。]

…井上、ごめんな?

[大丈夫か、と言いそうになって、口を噤む。
拒絶されなければ、近すぎない距離を保って側を歩いていくだろう。
講堂に向かうというのに否やはない。]


メモを貼った。


見られていた→聞かれていた


『俺のことを姫じゃなくて実って言ってんなら…
俺が知ってるやつ?誰?』

[ズバリ実に核心を突かれて、一平太は黙り込んでしまう]

委員長、探しに行かなきゃ。

[やがて実は一平太の手をスルリとすり抜けると、
講堂を後にしてしまう]

あ、ちょ、待っ――

[探しているその人物は、目の前にいるというのに。
どうすればそれを伝えられるのか]

くっそ。どうすればいいんだっつーの。


― 講堂へ向かう廊下 ―
[薄闇の中、落ち着いて響くユエルの声。
昼間、蛇を怖がって泣いていたユエルの意外な一面をみた気がした。]

ああ……だったらいいんだがな。

[実際のところ、何もできてやしないだろう。
本当なら、生徒の心配をしなけりゃならない立場で、動けないんだから。
それでも、その言葉は嬉しくて、また情けないとも思う。]


[仄かな灯りに照らされ、揺れる影。
持ち上げられるユエルの腕。
それはこちらに向けられる。
タバコに興味があるのだろう。
この年頃じゃあ仕様がないか、と少し笑んだままいれば、その指先は、予想と反して男の頬に触れられる。

思わず開かれた唇から、咥えていたタバコが離れていく。
覗きこんでくるような、ゆるく細められたユエルの瞳と、眼があった。
白衣の裾が掴まれ、浮いた汗が一つ流れる。
不意に腕を動かし、その癖のある、触り心地の良い髪に指先を絡めるように差し込んで――]


― 講堂 ―
せ、先輩!お化け!お化けが!

[君もまた佐倉先輩同様に気付くことは無く、再び冷静さを失って……3
1.また抱き付いた2.勢い余って押し倒した
3.泣き出した4.パニックになり一人講堂から走り去った]


『……あのさ』

[その時、一平太の横で透が何かを言いかけた。
含みを持たせたその言葉は、しかし放送にかき消される]

[ピチャ...ピチャ....] 『うぅ...ぅぉぉ...』

なんだよこの音・・・。

[すぐに実のことが頭に浮かぶ]

(くっそ。俺のせいでひとりにさせちまった!)

[逡巡の後、けっきょく実の後を追いかけることにした。
すでに実の姿は暗闇の彼方に消えていたが、彼が探しているのは一平太なのだ。放ってはおけない]

すまん!透!俺ちょっと実探しに行ってくる!

[暗闇に多少目が慣れ、近くの人物のシルエットくらいは分かる。
級友の肩にぽんと手を置き、慌てて講堂を飛び出した]


メモを貼った。


[みたら、ヒタリヒタリと、廊下の向こう側で妙な足音が聞こえてきた。
手を離して、そちらに鋭く声をかける。]

――…誰だ?

[暗い所は怖いが、特に心霊的なものは信じちゃいない。
そんな非科学的な。
この学校の、誰かだろうと思い目を闇に向け凝らすと、窓の外の稲光に合わせ、長い髪が映る。]

……実、か?
や、一平太は見てねぇぞ。

[その姿にも、委員長を見なかったか、という声にも覚えがあった。]


― 講堂 ―
も、もう駄目……

[落雷、停電、心霊現象
君はもう限界だった]

僕、帰れないまま食べられちゃうんだ……

[聞こえてくるのは獣の遠吠えではなく女の啜り泣く声なのだが、今の君にとっては恐ろしいという点で同じもの
ぎゅっと、唯一縋り付ける佐倉先輩の手を握りながら涙が零れ落ちる
『一人称だけでも男らしく』妹に言われ変えたそれが元に戻ってしまっている]


―家庭科室からの廊下(講堂へ移動中)―

――げ。
電池切れたのか?

[頼りの明かりが消え、背後から声が上がったかもしれない。]

あーちょっと待てって、動かずじっとしてろよ。
……これ一度電池入れ直したら、ついたりしねーかな?

[カチカチ、と何度かスイッチを入れたり切ったりしたが、つく様子はない。
手探りで懐中電灯をいじる。すると――2
1:懐中電灯の頭がゆるんでいたようで、ついた。
2:つかなくて立ち往生してるうちに停電が直ったかもしれない。]


[講堂では二つの泣き声が聞こえることだろう]


― 講堂 ―

え?ちょ……
[肩に置かれた手の感覚と飛び出していく気配を感じる。
呼ばれた名前にますますまさか、という気持ちがわいてきた。
けれど、今はそれより]




なあーーーーーーーーー!!!
千秋、後輩くんいるーーーーーーー!!??
なあ、俺今めっちゃぼっちなんだけどーーーーー!!!!
超怖いんだけどーーーーーー!!!
[恐怖SEを前に…のシリアスは3秒ももたなかった]


メモを貼った。


メモを貼った。


― 家庭科室からの廊下 ―

 わっ、ライトが切れた。
 もう、幾ら臨場感溢れると云っても、停電のままは不便ですね。
 早く治らないかな……。

[隣で、懐中電灯と悪戦苦闘している薬師寺氏の様子に、懐中電灯が付くまで待つしかない、とその場で座り込んで。
そのまま懐中電灯より先に停電のほうが直ったと知るのは、後暫くの話]


― (家庭科室方面から)講堂へ向かう廊下 ―

…うおっ?

[スピーカーの近くを通った時に、耳に入った不気味な音。
それにはびくりと肩を揺らす。

誰かの仕込みだろうか、停電中に作動するなんて。
無意識に眉をハの字に下げたが。

戦闘を歩く薬師寺の懐中電灯が消えれば、流石に声を上げる。]

え…っ?2
[1.電池切れ? 2.霊的な何か?]


メモを貼った。


──講堂──

 お、おお落ち着けオスカー。お化けとか、お化けとかそんな。

[心霊番組などは、ぎゃーぎゃー騒ぎながら楽しく観るタイプだが、
この状況で起こる不可思議な現象には、さすがに結構怖い。
しかし。]

 …………オスカー?

[口調に違和感を覚え、空いてる左手を伸ばす。
触れた所を指先で撫でると何か濡れていて。]

 泣いてんか?
 ……ほら、だーいじょうぶやって。

[ぎゅっと抱きしめて、小さい子にしてやるように背中をぽんぽん撫でてやろう。
しかし想像するに、凄い絵面だ。停電中で良かった。いや、停電してなきゃオスカー泣いてないか。]


[薄闇の中、絡んだ視線]
[かすかに浮かぶ先生の笑みに目を細める]
[よかった]
[そっと頬に触れて、顔色を確かめようと近寄る]
[そうして流れてきた汗を拭おうと、]

あ……。

[見上げていた視界の下部、ぽとりと落ちた]
[たぶんタバコ]
[どうしたのだろうと先生に視線を置いて]
[そうして、髪に先生の手を感じて、撫でられる?と思った、とき]


― 講堂へ向かう廊下 ―
[恐らく実らしき人物が現れたのと同時ぐらい。
上の方から、妙な音が聞こえてくる。]

[ピチャ...ピチャ....]   『うぅ...ぅぉぉ...』

[その音の正体は、恐らく実らしき人物が口にしたものだろう。
碇……あの野郎、こんな時にまでふざけやがって。
放送室に行って止めてくると言うその背に向け、]

あ、おい、実。
懐中電灯いらねーのか?
危ないぞ。

[と声をかけた。
ライターもあるし、渡した方がいい気がして。]


しくしく


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