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ぁ、…ん。
[圧迫された裡にさらに広がる熱。きついはずなのに、物足りず腰が振れそうになる]
だ、……いじょ、ぶ。だって。
他の、人のなんて、知らない……し。
[ん、と喉を鳴らす。髪を梳かれる事の気持ちよさに、笑みを見せて]
起きた後は、起きた後。
一回だけじゃ、やだよ。
じゃ、あ。誰も来ないとこ、…探しとく。
[自分から唇を求める。ノックスが動き始めると、痛みと、その気持ちよさで何も考えられなくなって。
裡で熱を締め付けて、全てを感じ取ろうと、その動きに合わせて自身の腰も揺れ動いた]
メモを貼った。
他の人と比べるようなこと
あったら 大変なことに、なる、よ?
[そうでなくて先に自分の方がイっちゃったら、
なんとなく情けないかなぁと思うのは男の子だからか。
場所を探しておくという、ベネットに頷きながら
指は互いの腹の間で擦れる彼の欲望をしごき始める。]
んっ、はっ、……ぁあっ
[ずくっと奥まで自分で突く衝撃と、
相手の合わすようで時々ずれる腰の動きに呼吸が荒くなる。
男同士は後からの方が、相手に負担が少ないとか、
考えがいくこともなく、昂揚するベネットの顔を見降ろして]
せんぱっ……好きっ……ぁ
もっ、イくっ……―――!!
[内壁の絡みつく動きに耐えかねて、
片手腰を抱えると一際奥へと欲望を突き立て、白濁を爆ぜる。
ぶるりと震える身体の痙攣は、指先に伝い、
ベネットの熱棒の先、鈴口を刺激するように爪先が弾いた。]
メモを貼った。
大変っ、て……っ。
[突かれるたびに身体が麻痺していく。
ノックスの背に手を回し、抱きしめて痛みと共に次第に昂揚していくのは身体の中心]
んっ…ぁあ、ン――。
ぃ、――。
[もれる喘ぎは掠れて、奥まで穿たれて熱が爆ぜる――。
その熱さに眩暈と、悦びと。
ノックスの身体が震えているのを感じて、より幸せな気持ちになる。
弾かれた尖端から、とぷりとゆるく白濁が漏れ始めた]
ノックス、……ノックス。
[意識だけの存在であるのに、身体と変わらない状況は、薔薇のもたらしたものだろうかと余り働かない頭で思う。
時間をかけて放たれた白は身体全体にその余韻を残し、恍惚の表情を浮かべながら、口付けを強請った]
[どぷっと中に欲望を注ぎこんで、
とさっとベネットの上へと身体を落とす。
その身体と身体の間に、生ぬるい感触。]
んっ……―――
[やっぱり自分が先にイっちゃったかと、
眉を八の字に下げれば、キスを強請る声。
白濁に濡れていない方の手で、頭を抱くと
今は快楽の余韻に浸るように柔らかく啄ばむように。]
先輩、ごめんねー……。
[謝るのは、先にイってしまったことか。
それとも今、体重を割とかけてしまっていることか。
はたまた、中に出してしまったことか。
一先ず、体重をかけている負担を解こうと
ずるっと自身を彼の裡から引き出す。
身体を支える為に腕を持ちあげれば、
ベネットの精に濡れた指先があるから、
ちろっとそれを舐めて、幸せそうに微笑んだ。]
[ここはどこ?
寮の廊下だ。
どこに行くの?
自分の部屋に]
[何があったのか、
なぜここにいるのか、
そもそもここはどこなのか。
何も分からぬまま足は自然と自室へ向かう。
多くの部屋は気配も無く、
静まり返っているけれど]
…………?
[けれどその中からは声が聞こえ、
少年は自室の前で立ち尽くした。
なんだか分からないけれど、
今開けてはいけない。
そんな気がして]
[嗚呼、室内から漏れ聞こえる声は。
今までに一度も聞いたことの無い音で。
ぎしりと身体が固まる。
誰もいない廊下は怖かった。
だから誰かのいる部屋に入りたい。
でも……入れない。
理由は分からないのに、動けない。
ただただ扉越し、聞いている。
喉が、ゆっくりと生唾を嚥下した]
メモを貼った。
[身体に掛かるノックスの重みが、嬉しくて自然と笑みになる。
戯れるようなキスに、頭の中が霞む。
謝られると首を傾けた]
謝る必要なんて、ないのに。
[理由がわからず、けれど中から引き出されると、その感触にぞくりと背筋が緊張する。
白を舐めとる様子に少しだけ恥ずかしそうに眼を伏せた]
ノックス、ありがとう。
[出た言葉は勝手に口から出てきて、身体を起こそうとすると、力が抜けてまたベッドの上に倒れた。
まだ、もっと、という慾がないわけではなかったけれど、今は充足感の方が勝っていて、もう一度涙が零れる]
んー、だってさぁ、やっぱりこう……。
[謝る必要がないと言われても、
白濁を舐めあげながらぶつぶつ呟く。
次は、もっと頑張ろうと心の底に秘めて、
恥ずかしそうに眼を伏せる人の礼の言葉に頬を染める。]
俺の方こそ、ありがとう。
って、無理しないでー。
――……ところで、これって、どうすればいいのかな。
[自分も礼を紡ぐけれど、
直ぐに照れ隠しと心配で話をそらす。
これと、触れるのは後から溢れる、自分が放った白。
そんな会話も、扉越しに外に聴こえてしまっているのだろうか。]
これって…?
あ、そっか。
[疑問に思った直後、触れられてびっくりした。
後ろから零れる感覚に肩が震える]
…シャワー浴びられるかな?
[それとも無理だろうか、自信の身体がないことを今更ながらに思い出す。そして]
起きた時はどんな感覚なんだろ…。
身体があったら、おんなじように気持ち……いいのかな。
[言ってしまってはっとしたように口を押さえた]
扉に背を預け聞き耳を立てたまま**
メモを貼った。
シャワー……どうかなぁ……。
とりあえず、行ってみる?
[ベネットが起きあがろうとするなら、
手助けするように腕を伸ばす。]
……そんな可愛いこといってると
ずっと俺が襲っちゃう方になるかもよ?
[口を押さえる人を腕の中に閉じ込めて、
クスクスと音を立てて笑う。
そんな時間を越えて、部屋の扉を開けた時、
そこにオスカーがいるかどうかは……。
もう少し先の話だろうか*]
メモを貼った。
う、ん。浴びられたらいいけど、霊体でシャワーって言うのも、変だけどさ。
[身体を起こし立ち上がろうとして、伸ばしてくれたノックスの腕に縋る。
下半身が重くて、思わず抱きつく格好になり]
そりゃ、ノックス相手ならずっと襲われるほうでもいいけどさ…。
[つい小声で呟いた。ただ、実際の身体が在るときに同じことをして、どれだけの痛みがあるのか少しだけ怖くなってノックスの腕をぎゅっと握る。
後ろから時々零れる白をみて、服を着る気になれず、シーツを身体に巻いて部屋の外に出たのはその後。
オスカーがいれば羞恥に顔を赤く染めて**]
メモを貼った。
― 某時刻/自室前 ―
[扉が中から開いたとき。
少年は未だ、其処に居た]
…………あ!
[眠っていない二人の姿。
少年の表情は歓喜に染まる。
けれどシーツに身を包んだだけの
ベネットの姿に、
そして先程聞こえてきた声に。
不思議そうに首をかしげた]
……なに、してたんです、か?
メモを貼った。
でも、それ言ったらさー
こうやってシーツとか触れられるのも変な感じだよ。
[シャワーに関して紡いだところで、
再び小声で聴こえた言の葉に、アイスブルーは細まる。]
まぁ、先輩がしたい方でいいよ。
受ける方も、興味ない訳じゃないし……。
[ぎゅっと腕を握られれば、ぽつっと返す。
好奇心は猫を殺すや否や?
シーツを纏う姿に、ジェフ以外は夢の世界に居ないけれど
他の人に晒すことになったら眼に毒だよな……と、
思いながら扉を開けば]
オスカー……?
[同室者の後輩の姿を見つけて、眼を見張る。
いやいや此方から見えたとて、
彼からは彼が夢の向こうにいるなら見えるとは限らない。
そう思った所で、明らかに此方を認知してる言葉が聴こえた。]
えーっと、えーっとね……
[咄嗟に言葉が思い浮かず、あわあわしながら
赤くなってるベネットと、
不思議そうなオスカーを交互に見遣った。]
メモを貼った。
どーしても入れたいってわけじゃないけど。
ノックス相手なら、どっちでも。
[なんて言って、扉の向こうにはオスカーがいて、さらにこちらがわかるとなれば顔は赤く染まり]
オスカー……えーと。
[ノックスが交互に自身とオスカーを見やる。
どちらにしても同室なのだ。黙っていてばれないはずもない]
オスカー、俺はノックスがすきだから。
好きな人とすることをしてただけだよ。
[そう言ってオスカーを見詰める]
意識だけの存在なのに、身体があるときと代わらないなんて思わなかったけど。
オスカーが俺たちをわかるって事は、オスカーも気を失って?
すき……?
……。
[好きな人とすること。
そう聞いて少年が思い浮かべるのは一つだけ]
子供、つくるんですか?
[好きだから、子供を、産む。
少年が理解しているのは
実は少し違っているのだけれど。
そして現状でもまた間違っているのだが]
……せんぱいたち、が、寝てて……
ぼく、なんとかしないとって、思ったんです、けど。
……きっと……ぼくも、寝てるんでしょうか。
うさぎ……作りたかった、な。
[最後は残念そうに、ぽつりと]
えっ……。
[子供、といわれて息が詰まる]
……――。子供は、出来ないよ。
俺も、ノックスも男だから。
でも、子供は出来なくても、好きな気持ちは変わらない。
[視線を落として答える。
普通ではない、といったノックスの言葉が思い出された]
ん。
でも、起きられるよ。今は眠ってるけど。
薔薇の精は、薔薇の精の意志は俺たちを眠らせるのが目的ではないみたいだから。
起きたら、みんなで雪うさぎを作ればいい。
子ども……は、男同士だとできないかなぁ。
[ベネットの言葉に対して、
オスカーから飛び出た言葉に眉根を下げる。
その事実が、世間では異端とされる理由の一部ではあるから、
先を考えて少し困り顔をするけれど、もう逃げるつもりはない。
だから同じ言葉、重ねたベネットに、視線を向けて微笑み]
そっかぁ、オスカーに心配かけちゃったね。
――……今からでも、うさぎは作れるから
そんな残念そうな顔しないでよ。
ベネット先輩とは違う種類だけど、
俺、オスカーのこと好きだから、
そんな顔されると悲しいからさ。
[そして、彼が眠りの世界に落ちた理由をしれば、
きっと弟がいれば感じるような愛おしさを感じて、
ベネットの言葉に追従するのだった。]
メモを貼った。
……子供、出来なくてもいいと、思います、よ。
好きな人と、ずっと、そばに……
いられれば、それが一番、でしょう?
[そう、ただ傍にいるだけで。
自分を求め、必要としてくれる人が
傍にいてくれるだけで、いい。
……必要と、されたかった]
薔薇……
お、怒ってるかも、しれない、です。
[咄嗟に燃やそうとしてしまったことを
続けて白状するだろう**]
メモを貼った。
ああ、そうだね。
……一緒にいられれば、それが一番いい。
[オスカーに答えて、ノックスを見た]
薔薇が怒ってる?
[オスカーの告白に燃やそうとした事を知って苦笑する]
それは、オスカーとしてはそうなるかもしれないなぁ。
薔薇を何とかすれば、って。
でも、薔薇を燃やしたって眠っている人が起きるかはわからない。
薔薇が眠らせてるなら、薔薇を燃やすのではなくて薔薇にお願いするほうがよかったかも。
……あのエリアスだとそれはそれで危険な気がするけど。
[自身がそうなったときのことを思い出して、頬を掻く]
薔薇ちゃんかぁ……
今は、あんまり声聴こえないなぁ。
[オスカーの懺悔に、思うことはベネットと一緒だから。
言うはベネットに任せて、ノックスは暫し薔薇の声を想う。
夢の世界に落ちてから、声をかけることは出来なかったが、
声は一方的に聴こえていたのだけれど。
今、遠いのは、彼らが黙っているからか、聴こえなくなったのか。]
んー……。
[ちろっとアイスブルーは、頬を掻くベネットを見る。
こうなって尚、エリアス(薔薇ちゃん)に
嫉妬心が沸かない訳ではなく。
けれど、オスカーの前で、それを見せる訳にも行かず。]
[こちらを見るノックスに気付いて、その腕をぎゅっと握った]
……ごめんって思うけど…そういう風にノックスが感じてくれるのは、ちょっと嬉しい。
何も思われないほうがやだし。
……そうだ。ちょっとシャワー室行ってくる。
いつまでもシーツでいるわけに行かないし。
[気を抜くと垂れそうになるのを堪えて、シャワー室へ向おうと歩き出した]
――……んっ。
[腕を握られ紡がれることに、少し照れ笑いのような
そんな表情を見せて。]
じゃあ、俺は、部屋をちょっと……。
[青い香りと乱れたベッドをそのままに、
オスカーに晒すことは出来ないから。
シャワー室へ向かうベネットを、早く帰ってきてね?
と見送って、部屋へと止まった。
オスカーは、どうしただろうか。
共に部屋に入るなら、まず一番に窓を開け放つ。
きっと香るのは、現より薄い冬薔薇の香り。
窓枠に雪が積もっていれば、これで雪うさぎ作るのもいいかも?
と提案しながら、ベッドの乱れをこそこそと直すだろう*]
メモを貼った。
[小さく手を振って二人から離れる。
向ったのはシャワー室。
この姿で、ちゃんとシャワーが浴びる事が出来るのか、よくわからないのだが]
……むずむずする。
[シャワー室に辿りつくと、空いた一つへと入って、きゅっとコックを捻る。
意識が作り出す幻なのか、実際にそうなっているのかは判断がつかなかったが、シャワーは無事にでるようだった。
シーツごと温水に濡れる。
指で後孔に触れると、白濁が漏れてどろりとしたものが指を伝った。
簡単に処理をして、湯を止めると、シーツと共に持ってきた服を着る]
[服を着れば、もう髪は濡れておらず。
少し違和感を残しながら、部屋への廊下を歩く]
ジェフ、あれからどうしたんだろ…。
[オスカーには会ったのだろうか、と思いながら、ふと窓の外中庭を見る]
薔薇はいつまで欲しがるんだろ。
[ぽつり呟いた]
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