人狼議事


246 朱桜散華

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【人】 肥代取り 置壱

 ―――……!

[やがて見えてきた二つの人影。
 声にならない声で、その片方の名前を呼ぼうとする。]


[日向じゃない、もう片方の人間は、
 あれは確かに自分の知っている人間に見えるのに。

 その姿に、別の誰かの姿が重なって見えて、思わず頭を振った。
 ……あれが、マガツヒなのだろうか?

 『神様』と日向と辰次は言う。>>37>>38
 封じられた巫女でもない、自分たちが知っている丁助でもない。
 『災厄の神』なのだと。]

(42) 2016/04/28(Thu) 01時頃

【人】 肥代取り 置壱

 …………ぅ。

[もう一度、懐の熱に手を添える。
 それから顔を上げると、前へと歩を進めた。
 二人を庇える位置に立つと、亀吉のところから持ってきた刀を抜いて。]

 ……ちがう。
 おまえなんか、かみさまじゃない。
 ただの、まものだ。

[目の前に立つマガツヒに、そう言い放った。**] 

(43) 2016/04/28(Thu) 01時頃

肥代取り 置壱は、メモを貼った。

2016/04/28(Thu) 01時頃


[いたい、くらい、と亀吉であったものは言う]

 ……かめにぃ、もう、いたくないよ?

[そう呼びかけながら、纏わり付くものに指先を添えた]

 いたくない。

[繰り返し、指の腹で彼を撫でんと手を揺らす**]


メモを貼った。


ォォォ… 
[纏わりついた魂が人型となって志乃の前に現れる。]
いたい… いたいよ…志…乃…

[身体中に張り付いた桜、指が触れるとポロポロと桜は落ちて、しだいに姿もはっきりしていく。 しかし目は窪んだ穴となり瘴気を吐き出して、胸に突き刺さった鉈は深く食いこむ。悪霊の様相がそこにはあった。]

し…の…
うううう…とって…タスケ……
オォォ…

[志乃を認識し、縋るようにして足を掴む**。]


[人型となった纏わりつくものを指の腹で撫でてやる。
撫でる度に零れ行くのは桜の花弁。
剥がれた部分から亀吉の姿が徐々に見えてくるのだが]

 ──── っ!

[目は窪み、窪んだ箇所から瘴気を漂わせる姿に志乃は息を呑んだ。
悲鳴が上がらなかったのは良かったのかどうか。
胸へと視線を転じれば、これが亀吉の死因なのだろう、鉈が深く突き刺さっている]


[死の記憶に苛まれているのだろうと考え、もういたくない、と声をかけていたのだが、亀吉は死して尚、痛みから解放されていないらしい。
とって、と。
たすけて、と。
足に縋り願う様子に、志乃は逃げることなく亀吉へと向き直った]

 …かめにぃ、

 とってあげる、から。

    ── 自分を、ゆるしてあげて

[魂は強い未練を残してしまうと歪められてしまうという。
志乃は思い残しはあれど、ないてくれるひと、弔ってくれる人が居たから正気を失わすに済んだ。
もし、亀吉がそのような状態であるならば救ってあげたいと。
願いながら、鉈の柄に手を伸ばした]



 んっ……!

[志乃は非力だ。
けれどここは魂の世界。
想いが強ければ。
亀吉を悪霊へ貶めんとするものよりも想いの力が上回れば。
きっと抜くことが出来ると信じて柄を引く*]


【人】 肥代取り 置壱

[ 刀を構えたまま、目の前のマガツヒを睨む。
 その顔に嗤いを貼りつけたまま、彼を中心として場の気配が昏く淀んでいくのを感じる。>>46
 禍々しさが物理的な力を伴って、場に広がっていくかのようだとさえ思う。]

 …。

[その手が桜の幹を撫でて、一言。
 その宣告と同時に、彼の足元が爆ぜる。
 同時に桜の木の根が地面から突き出て自分たちを横薙ぎに払おうと襲ってくる。]

 ……っ。

[咄嗟に地面を蹴って日向のほうに跳ぶ。
 どうにか木の根を避けると日向を庇うようにして地面を二、三転がった。]

 けが、だいじょうぶ?

[マガツヒの出方を確認しながら、日向が無事かどうか確認する。
 それから辰次のほうは大丈夫かと確認してから起き上がると、マガツヒの出方を確認するように再度手にした刀を構え直す。]

(47) 2016/04/28(Thu) 20時頃

【人】 肥代取り 置壱

[人間とは愚かしい、とマガツヒは嗤う。>>46]

 ……そうかも、しれない。

[ 人間が愚かなのは否定しない。

 長の屋敷の人たちが、
 己から目を逸らそうとする彼らが嫌いだった。
 訳もわからないまま、
 自分を鬼子と忌み嫌う村人が嫌いだった。
 「おにごに命を取られた」と、
 謂れのないことを言われるのは辛かった。

 何より彼らに疎まれて、彼らに対して憎しみを募らせる己が嫌いだった。
 抗いがたい、胸の奥でぐるぐると淀む昏い感情。
 疎まれたわけでなくても、彼らがほんの少し幸せそうに見えたとき、そんな気持ちに苛まれる己は、きっと心の底から鬼子なんだろうとさえ思えた。]

(48) 2016/04/28(Thu) 20時頃

【人】 肥代取り 置壱

 …でも、そんなおれに優しくしてくれる人だっていた。

[それは、いつだって自分を気遣ってくれた辰次だったり、
 声をかけて、傷を手当してくれたおもんだったり、
 手を握って、温もりをくれた日向だったり。]

 ――…マガツヒがかみさまとか、そうじゃないとか、
 そんなことはしらないし、わからない。

 ただ、ふたりが傷ついたりするのを見るのは嫌だ。
 ふたりとも、大事な人だから。
 ……ひとのあたたかさ、おれに教えてくれた人だから。
 だから、失いたくない。

[手にした刀の柄を強く握りしめる。
 それと同時に地面を蹴って距離を詰める。
 そのまま、勢いを殺すことなく目の前のマガツヒに斬りかかった。*]

(49) 2016/04/28(Thu) 20時頃

肥代取り 置壱は、メモを貼った。

2016/04/28(Thu) 20時半頃


メモを貼った。


【人】 肥代取り 置壱

[斬りかかった、その先に手応えは感じられず。
振りかぶった刃に合わせて舞い散る桜花にむ、と眉を寄せる。]

(消えた……――っ!?)

[背後から聞こえてきた声に振り向けば、一拍の手拍子。>>50
間に合わない。そう思った刹那――>>53]

 ――っ、辰兄さ…っ!

[背後へと突き飛ばされる感覚と辰次の声。
 転がりながら、彼の名前を叫ぶ。
 攻める相手を見失った枝が、マガツヒの声>>54に地面で跳ね、薙ぎ払うようにして辰次へと向かった。]

(57) 2016/04/28(Thu) 21時頃

【人】 肥代取り 置壱

 ……くっ。

[迷っている暇はない。
枝が辰次へと向かっている、そのあいだに距離を詰める。
再び刀を振りかぶる……姿が消えるその一瞬を狙って、
もうひと振り、腰に差していた鉈を抜く。

再び姿が見えた、その一瞬を狙って、
彼の者に思いきり、手にした鉈を投げつけた。*]

(60) 2016/04/28(Thu) 21時頃

【人】 肥代取り 置壱


 ―――…っ!! 辰兄さ……っ!!

[鉈を飛ばした先にいた人影に目を見開く>>64
マガツヒのことも忘れて咄嗟に彼の元に駆け出した。]

(65) 2016/04/28(Thu) 21時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[駆け寄ろうとしたそのとき、“それ”は唐突に目の前に現れた。>>68]

 …っ。

[渦巻く桜花。
 その手に握られているのは槍によく似た、否、槍そのものと形容していいかもしれない桜の枝に手にしていた刀を再度構えながら。]

 ……辰兄さんには、帰るべき場所があるんだ。
 帰りを待ってる人たちがいるんだ。

[思い出すのは、長の屋敷を出る前に見た巽の当主の姿>>18>>40
鬼子の自分に子の命を奪われたのだと、そう言っていた男の姿。
その、去り際に見えた表情が脳裏を過ぎる。]

 ――…だから、守らないといけない。絶対に。

[己も、二度も子を失う哀しみを味あわせたくはない。]

(74) 2016/04/28(Thu) 22時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[それに、と付け足す。
 そっと、懐に手をあてて]

 『役目を果たせ』って、言われてる。

[誰に言われているのか、はっきりとはわからないけれど。
 でも、なんとなく気づき始めていることがある。]

(75) 2016/04/28(Thu) 22時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[己を刺し貫こうと向けられた凶刃は>>69
 しかしその手前で止められる。
 ――…まるで、見えない誰かに阻まれたかのように。]

 ……巫女?

[何故、そう思ったかはわからない。
 マガツヒの声に依るものか、或いは……]

[マガツヒの叫びと共に再び迫る槍。>>69
半身を逸らしてなんとか避けようとするものの、完全には避けきれず。]

(76) 2016/04/28(Thu) 22時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[左肩の痣を掠めて、左腕の肉が抉られる。
一瞬氷を充てられたかのような冷たさが走ったかと思うと、
次の瞬間灼けるような熱が二の腕を蝕んだ。]

 つぅ……。

[右手に刀を持ったまま、二歩三歩じりじりと後ろへ退いた。*]

(77) 2016/04/28(Thu) 22時半頃

― 刹那 ―

[雨と雷鳴を背に立つ男の影は、どこか危うい。
 よもや、との疑念が心の隅に泡のように浮かび上がるが、
 助けを乞う声を聞けばすぐさまそれも沈むんだ。]

[そう、確か、家中に迎え招き入れたはずだ。
 傍に立ち、二言三言言葉を向けもした。
 だが己の問いも、返ったか分からぬ返答も、
 現在は記憶の中からすっぽりと抜け落ち。
 覚えているのは刃が身体に食い込む衝撃ひとつ。]


 (――― … )
 

[致命傷であることは判り切っていた。
 丁助は何か言っていたろうか、音は届けど認識には至らずに。
 声ならぬ声を絞り出すが、身体は鉛のように重く。
 やがて、意識も視界も漆黒に塗り潰されて]


― 狭間 ―

 ………

[気づけば、己の躯の傍に立っていた。
 絶命の淵において靄がかっていた意識は、
 現在は不思議な程澄み切っている。]

 これは、死に切れていないって奴…かな。
 ま、無理もねぇ。

[血の海に眉を潜め、手を伸ばしてみるが、
 触れようとしたものは悉くすり抜けてしまう。]



 おう、辰っつぁん。
 済まないな、先にこんな風だ。
 …お前さんには何から何まで、手間ー掛けさせるようで悪いな。

[辰次がやってきたのには、
 届かぬと知りながら、生前と同じ声を向ける。

 辰次の様子から、桜に魅入られし者の気配は受け取れぬ。
 己の魂に僅かに残った感知能力も、警鐘を鳴らしてはいない。
 だから恐らく、ひと一倍正義感と責任感の強い彼には
 二重の意味で世話になることになろう。
 事が終わった後の埋葬然り、

 ―――弟分のこと、然り。]


[暫しの間其処に佇んだ後で、
 何が起きているのかを把握するのが先決と、
 往けぬ魂魄はふらりと村を抜け、丘を目指したのだった。**]


ぎ……ぐがぁ……

[鉈が胸より粉のようになって外れ、徐々に薄い身体ははっきりとした形になってどさりと志乃の前に崩れ落ちる]

……し………の…?

[接した感触がしだいに暖かな慈愛のような、人の気持ちに触れだすと正気に戻って記憶を辿らす。]
…ぼく…は…

…僕はとんでもないことを…

[悔いても戻らない深い罪の意識が自分を襲う。自我が消えそうになってその場に泣き蹲った]


[鉈の柄を引き抜くと共に、それは粉のようになり掻き消えていく。
柄を握った志乃の両手には何も残らず、目の前に整然と同じ姿の亀吉が現れた]

 かめにぃ…!
 よかった……

[救うことが出来た、と。
志乃は安堵の表情を浮かべる。
己のしたことを理解し、泣き崩れる亀吉の傍へと寄ると、そっとその肩に右手を添えた。
落ち着かせるように緩やかに撫でてやる]

 …かめにぃ、

 桜、咲かせようとしたのは、どうして?

[今際の刻の記憶は薄い、けれど。
亀吉が桜を咲かせようとしていたのは薄らと聞こえていた。
志乃は自分を手に掛けたことは問わず、その原因となったことを問いかける]


【人】 肥代取り 置壱

[ここまでか、と思ったそのとき>>81]

 桜……?

[マガツヒの足元に伸びた桜の木の根。
 それがマガツヒの動きを封じている。]

 ……、どうして…?

[戸惑ったのは、一瞬。
 聞こえてきた兄貴分の声に其方を振り向けば>>82
 自分と、マガツヒのあいだに割り込むようにして、
 手にしていた匕首を突き刺した。]

 ! 兄さ…っ

[彼が突き刺した匕首は、躱される事無くマガツヒの、
 否、丁助の身体に突き刺さった。
 赤い、花びらのように彼の身体から血が飛び散る。
 亀吉を差したときの、あの光景を思い出した。]

(95) 2016/04/28(Thu) 23時半頃

【人】 肥代取り 置壱

 ……。

[いつの間にか、聞こえていた声>>66は消えていた。
 代わりに聞こえてきたのは風鈴の音と、祝詞の声。

 そうして、風は桜の枝を揺らすのを止め、
 あたりにはただ、桜の花びらが雪のように舞い降りるばかり。]

 ……、……。

[マガツヒの、否、丁助の告解を、
 言葉もなく、ただ静かに聞いていた。>>89]

 …………。

[こういうときにかけられるような、
 気の利いた言葉は全然思い浮かばなくて。
 ……香月ならば、何か思い浮かぶのだろうか、とぼんやりと思う。
 亀吉ならば、何か優しい言葉をかけられるのだろうか。
 志乃ならば…、否、そうではないはずだ。]

(96) 2016/04/28(Thu) 23時半頃

【人】 肥代取り 置壱

 ……あなたも、さびしかったのか?

[ぽつりと、口をついて出た言葉。

 魔は、人の心の弱さに滑り込むと、
 どこかで誰かが言っていたような気がする。>>2:180


 今、ここにある自分でいることに耐えられない。
 ありのままの自分でいることに耐えられず、
 人ならざる力を求めずにはいられない。

 人の心の弱さとは、そういうことなのではないのだろうか。]

(97) 2016/04/28(Thu) 23時半頃

【人】 肥代取り 置壱

[名前を呼ばれる>>90
 顔を上げれば、一度で決めろという丁助の声。]

 ……うん。

[刀を構える。
その腕が震えるのは、決して怪我のせいばかりではないことは自分でもわかっていた。]

 …。

[呼吸を整えて、再び柄を握り直す。
 ……もう、腕は震えてはいなかった。]

[彼と目を見合わせて、彼が覚悟を決めたのを見てから。
 ―――手にした刀を振り下ろした**]

(98) 2016/04/28(Thu) 23時半頃

う…うう…
[泣き崩れた自分に差し延べられた手、志乃とはっきり認識するものの顔はあげらずにその撫でてくれる手にただただ泣くばかり。しかし理由を聞かれて記憶を辿り。

少しずつ彼女にその始まりを話していく]

声が…

血を…血が…必要だって…

美しい…女性の声が僕を誘うんだ……

父が…母が……あっ…ああ…あ…

[再び錯乱し、頭を抱えるとぶんぶんと振り乱す。]



 声……女性の、声…。

[血が必要と求める声。
伝承の通りならば、それは桜、ひいては巫女の声だと言うことになろうか。
丁助は異形となっていた。
ならば亀吉は。
刀を使っていたことから人の身のままだったのだろうと推測する]

 … うん … そ っか

[父も母も手にかけたと思しき言葉にしばし返答に窮した。
頭を抱え振り乱す亀吉を、尚も撫でてやり]


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置壱
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