149 【凍った】カオスバトル決戦【リス】
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―森の中の廃屋・夏生の夢−
[それは何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もなんどもなんども気が狂うほどに繰り返し繰り返し見続けた夢の光景によく似ていた。
冬子。大切な妹。 ちいさな彼女が酷く怯えた目で、目の前に迫る巨大な黒い獣を見上げている。
助けて。だれか。とうさん、かあさん、冬子が。懸命に叫んでも、助けは来ない。父と母は、ボロ雑巾みたいにあっちとそっちの地面に倒れ伏して、ぴくりとも動かない。
冬子、とーこ! 必死で手を伸ばすのに、もつれた足は進まない。なんで?どうやったって、距離は一向に縮まらず、この手は届かない。そして。嗚呼。そしてそしてそして。
『 たすけて おにいちゃ 』
鈍い打撃音と、ぐしゅっ、という、瑞々しいものがつぶれる音。
いつもは、そうやって目が覚めるのだ。
(18) 2013/10/24(Thu) 17時半頃
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[が。
『ほんと、失礼しちゃうわ』
『いいのね?後で私に足を掬われても知らないわよ。』
『あなたにはそのつもりは無かったかもしれないけど。』
誰かの声と、姿が重なって。 確かな重みと体温は、間違いなく腕の中にあったのだ。
『………… ありがと。』
初めて届いた。 泣きたくなるような、安堵と、充足感。 そうして夏生は、浅い眠りから目覚めたのだった。]
(19) 2013/10/24(Thu) 17時半頃
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おー…、生きてた。やベェ、寝るかふつー。
[ごそごそと身を起こす。 自嘲気味に呟いて袖で目元を拭う。意識が落ちていたとはいえ、精々十五分程度だろうか。
再びシャツを捲って脇腹を確認。幸い、腫れが酷くなることはなさそうだ。 立ち上がって軽く伸びをする。 先程この廃屋を出て行った彼女のことが、ちらと脳裏を掠めるが、喉元にせり上がるような感覚を、有耶無耶に飲み込んだ。]
生ハムだけじゃどうにもなァ。 もう少し、扱いやすいモン調達しましょうか。
(20) 2013/10/24(Thu) 18時頃
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[廃屋の内部をぐるりと見渡す。何か役に立ちそうなもの――視界の端に止まったのは、4]
1.紙パックの焼酎 2.古い小麦粉 3.シーツ 4.ソーイングセット
(21) 2013/10/24(Thu) 18時半頃
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……ん、何も無いよりはマシか。
[廃屋に残された家財から、持ち歩き用のソーイングセットを発見。残念ながら鋏は見当たらなかったが、糸と針があるだけでも布や肉を加工することができる。
支給品のリュックに収穫物を仕舞い込み、ついでに、先程見つけた埃っぽいタオルも数枚拝借。
戸口に近付き入口から外の様子を注意深く確認する。 人がいる気配は、無い。]
んじゃ、ひと狩り行きますか。
[言って、廃屋を後にする。向かう先は――海岸。]
(22) 2013/10/24(Thu) 19時頃
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[神経を研ぎ澄まし、慎重に、且つ素早く森の中を移動する。 先程律木達と遭遇した大木の近辺は迂回し、回り込むようにして海岸を目指した。
着実に歩を進めながらも、夏生の脳内は記憶野に眠る情報をフル回転で検索している。 ここは瀬戸内海の島。 海岸の岩礁を調べれば、ある程度地質も判る。 運が良ければ目的のものが見つかるかもしれない。
気付けば、潮の匂い。 浜辺はすぐそこ。少し離れた位置から感じる人の気配に、生ハム(原木)の持ち手を握り夏生は歩調を早めた。]
(43) 2013/10/24(Thu) 21時半頃
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[景色が開ける。森を抜けると足下の柔らかな土は途切れ、そのすぐ先には砂利が混じる。 そのまま歩を進めると、徐々に草の生えないざらついた土から、ごつごつと固い岩肌に変わってゆく。
夏生が辿りついたのは僅かに隆起した岩場。首を廻らせれば、岩礁と、少し進んだ低い位置には砂浜が見える。 その、砂の上で。]
………、
[一組の男女がもつれ合っていた。踊るように、あるいはがむしゃらに、殺気を隠しもせずに撒き散らしながら。
そこで対峙するのは、千秋と…凛、だったか。 気配を殺すこともなく、隠れもせず、夏生は岩の上に立ち尽くし、その光景を見詰める。――嗚呼、矢張り。]
――イイなァ。
[陶然と、声を漏らす。胸の奥、瞳の中、どうしようもない炎がとろとろと燃える。
夏生は疾うに自覚している。 自分自身がそれに、抗えない事を。 直ぐにそれに、飲み込まれてしまう事を。]
(69) 2013/10/24(Thu) 22時半頃
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[だから、彼は、奪いに行く。]
(70) 2013/10/24(Thu) 22時半頃
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[疾走。 危なげなく岩礁を走り抜け、波で湿った砂の上を行く。生ハム(原木)は背中のリュックに突っ込んだまま、手に取ることはしない。
正面に、武器をふるう千秋の背中が見える。対峙する凛からは夏生の存在が確認できたであろう。
凛がどう反応するかは分からないが、どのみち千秋の背中まであと10秒で辿りつくだろう。]
(76) 2013/10/24(Thu) 23時頃
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がっ。
[生ハム(原木)を振りかざした千秋の襟首を、背後から力任せに掴み上げた。
夏生よりは幾分小さいとはいえ、千秋とて成人男性。しかも十数キロはあるであろう武器を携えている。総重量はそれなりのものだろう。]
……ちーあきくぅン。 お楽しみのとこ悪いけど。邪魔してごめんね?こう見えて嫉妬深いタチなのよ。だから…
[冗談めかした口調とは裏腹に、ぐ、と全身の筋肉がたわむ。そのまま、力任せに、千秋の体を持ち上げると勢いをつけて放り投げた――海の中へ。]
(83) 2013/10/24(Thu) 23時半頃
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[派手な音を立てて浅瀬に落下する千秋にくつくつと嗤う。]
ちょっとそこで頭冷やしてなさいな。 ……なんなら、あっちのオジサンが遊んでくれるってさ。
[ちらり、と自分が走ってきた方に視線を走らせる。後方から、枝か何かに結んだぱんつのゴムらしき白いものを、びよんびよん揺らしながらこちらへ走ってくるロリコンの姿が見えた。
すぐさま岩場に隠れる錠にはお構いなしに、凛に向き直る。きゅう、と目を細めて彼女を見詰めた。その、暗い昏い瞳を。]
ゴキゲン麗しう、お嬢さん。 俺と踊って下さいませンか?勿論――命懸けで。
(88) 2013/10/24(Thu) 23時半頃
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トレイルは、千秋くンが怪我でもしたら哀しいからでしょもー、とかうそぶいてみる。(殺す気満々だけど)
2013/10/24(Thu) 23時半頃
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[水から脱出してぶつくさと文句を述べる千秋が愉快で堪らないらしく、夏生の肩が微かに震えている。視線は凛から逸らさず、言い放った。]
…いンや?今、食べたいものから食べるタイプ。
[とっておこうと思ったのはアンタだけだねェ。言うと同時に、凛が動く。>>93
今食べたいもの。向かってくるそれに、唇が弧を描いた。ああ、矢張り悪くない。その瞳。
凛の握った飴の棘が、肉を穿とうと迫る。 夏生はそれを――、3
1.背中から引き抜いた生ハム(原木)で受けた 2.手首を払い、叩き落とそうとした 3.敢えて躱さず、そのまま受ける ]
(95) 2013/10/25(Fri) 00時頃
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…なら、こういうのはどうだい?
[ぶつり、と肉を裂く感触。 瞬間走る痛みに、奥歯を噛む。敢えて躱さず受けた飴の軸は、急所を外してはいるものの、夏生の腹に食い込んている。
ぐ、と。腹に力を込める。収縮した筋肉に絞められ、咄嗟に引き抜くことはできないだろう。
そのまま、凛の腕を掴む。宿敵ゴリラとの戦闘に備えて鍛えぬいた夏生の握力を、女性の身である凛に振り払えたかどうか。
ぎち、と噛んだ奥歯が鳴く。 凛の眼前には、凶悪なまでの欲を孕んだ夏生の笑み。]
(98) 2013/10/25(Fri) 00時半頃
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……つかまえた。
(99) 2013/10/25(Fri) 00時半頃
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はッ。心配してくれンの?お優しいこって。 お生憎様、雑菌塗れの牙で噛まれンのは慣れてるモンでねーー、こんな風に、
[言いながら、掴んだ凛の手を下方に強く引く。視線の少し下に、伸びた肩。空いた片手を上げ、掌でその耳の辺りを押さえ込んだ。
華奢な、白い首筋。剥き出しのそこに唇を寄せる。その態勢は、さながら獲物を襲う獣の様にーー。
ぶちぶち。 再び、肉を裂く音。 凛はどう反応しただろうか。夏生は構わず顎に力を込める。抵抗すれば顔を離すだろうが、そうで無ければそのまま食い破るだろう。]
(118) 2013/10/25(Fri) 01時半頃
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[痛い、と凛が泣き声とも恍惚とも取れる声を上げる。 まるで嬌声じみたそれに、背筋を熱の塊の様な快感が駆け上がる。びくびくと痛みによる痙攣が触れた箇所から伝わるが、その震えが自分のものなのか相手のものなのか、最早分からなかった。
柔らかな肌を食い破った犬歯は肉の奥まで喰い込み、隙間からぷしゅ、と溢れる生温かい感触が顎を伝って流れ落ちていく。
抵抗を感じないその細い身体を、背中に手を回し引き寄せる。 愛しいものを抱くかの様な、きつい抱擁。 無遠慮に力を込めた上下の歯が、噛み合う感触があった。
このまま凛が抵抗せず、夏生が顔を離せば簡単に食い千切ってしまえるだろう。**]
(124) 2013/10/25(Fri) 02時半頃
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[弱々しく力の抜けた身体が、背中越しに、後ろに居るであろう千秋に腕を伸ばすのが分かる。
ぴちゃ、と音を立てて凛の首筋に埋めた顔を離した。血の気の失せた白い頬に飛び散った紅い雫を、舌で丁寧に舐め取る。]
……千秋くンも欲しいの?欲張りだなァ、凛は。
[恋人の我儘を揶揄するみたいに甘い声で耳朶に吹き込んだ。 そうやって、敢えて声に出して名前を呼ぶ。凛。]
(だってこの娘は俺のものだ。 この娘の命は、もう俺のもの。)
[差し込まれた飴の棘が、腹膜に届いたのか。意図せず身体が揺れる、痛いと言うよりは熱い。
砂を蹴った千秋が、凶器を振り被って真正面。どうしようか、でも、やっぱり、]
あげないよ。
[そう動かした唇を、千秋が読み取れたかどうかーー
(140) 2013/10/25(Fri) 21時半頃
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再び喉元に喰らい付き、まだ辛うじて繋がっていただろう彼女の大切な大切な管を、噛みちぎった。]
(141) 2013/10/25(Fri) 21時半頃
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[振り下ろされた肉の塊(豚バラでは無い)に脊椎反射で身体が反応する。 鼻先を掠めた凶器はそのすぐ下にあった凛の頭部を勢い良く薙いだ。 慣性で地面に叩きつけられる華奢な肢体に、嗚呼と声が漏れた。]
あーァ…、若いお嬢さんになンてことしやがる。 酷ェ野郎だな。
[口許から下を血で染めながら、そんな事は忘れたかのように眉根を寄せる。 砂にまみれて倒れた凛の身体に近付くと、両の手を差し込み恭しく抱き起こした。
砂を払い仰向けに寝かせる。歪んでしまった細い首を、少々力を入れて元に戻した。 乱れた着衣を整えてやりながら、愛おしげに髪を撫でる]
楽しかった?…俺は楽しかったよ。ありがと、ありがとな…凛。
[つ、と夏生の指先が、食い破られた喉元を撫でて。 自ら着けた印を、確かめるように。ーーその喪失した箇所は何処へいったのか。恐らく誰も気にしはしないだろう。]
(178) 2013/10/25(Fri) 23時頃
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トレイルは、千秋くンが話し掛けてくるまで凛ちゃン撫で撫でー
2013/10/25(Fri) 23時頃
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腹が減ったらさ、飯食うだろ? 大切に大切に、さ。 次はいつ食べられるか分からないなら、尚更。
[――そういうことだよ。 愛おしむ様にもう一度凛の髪を撫で、閉じ切っていない瞼をそうと下ろしてやる。
落とした言葉の意味は、千秋にはきっと分からないだろう。 恐らくそれは、夏生と他人を隔てる尤も大きな理由だ。 彼は、食べたいものを食べただけ。
夏生は、柔らかな砂を踏みながら海岸を歩き回る千秋の話を静かに聞く。 今直ぐに争うつもりは無いらしく、眠ってしまった恋人に寄り添う様に、凛の傍らにじっと座り込んで。
そして、そうして、千秋が放ったその言葉に――声を立てて笑った。]
(199) 2013/10/26(Sat) 00時半頃
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あァ――ムカつくな。実にムカつく。
[くつくつと肩を揺らして。 血に塗れた口元を拭う。楽しげに、呆れたように、首を傾げて千秋をみた。]
あァ、ほんと、千秋くンは最高だなァ。B型の癖に、ほんと堪んねェ。
[笑う振動に、脂汗が流れた。 凛の置き土産は、夏生の結構ふかいところまで届いている。灼熱は痛みに変わって、酷く疼く。 もっとも彼女の方が、ずっと痛かったろうが。]
(202) 2013/10/26(Sat) 00時半頃
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さ?どこだろうなァ。 森の前で会って、それきりだ。 馬鹿みてェにでかい声で巫女ちゃん探し回ってたが…
[両手を砂の上について足を投げ出す。 正直痛い、痛くて千秋に食指(語弊)が働かない。棘の腹膜への侵入は、筋繊維が断裂される痛みとは別種の耐え難さがある。 出血は大したことはないし、直ぐに死に至るような傷でもないが、凛の一撃は確実に夏生の一部を削いでいった。]
……あ?なにしてンの、千秋く…
[ふと顔を上げると、砂の上をうろうろと何某か探し回る千秋の姿>>210 目的のものを見付けたらしく、拾い上げたそれを、千秋は勢いよく自分の腹に――]
(222) 2013/10/26(Sat) 01時半頃
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