124 Acta est fabula.
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―回想/広間―
[肯定が口々に返ってくるのに、笑う。 だよなぁ、とか気安く声を投げ合った友人はもう居ないし、言葉は出ない。 シビルが何か言いかけた>>1:36続きはなんとなく理解できた。 わざわざ問い返す事もなく、なんともない言葉を続ける。]
海にさー行こっかなーって思ってんだよね。 遠いだろ。 路銀は、家漁ればでるんじゃねーかって。
[行くあてなど、ない。 ただここを離れたいだけだ。]
(17) 2013/06/06(Thu) 11時半頃
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―回想/過去―
フィルさー、お前幽霊見るとか、どゆもんよ。
[犠牲を最低限にとどめるために――なんて言ったって既にあちこち人は死んでいたけれど――集まった人の中の友人に、そう尋ねた事がある。 悪さするのも一緒、悪友と呼んで良い間柄だっただろう。 日に日に憔悴していくような、いやそれは自分もだったが、そんな友人に尋ねたら。 彼は歪な笑みで言った。]
「声が聞こえるんだ」 「死ねって」 「痛い、苦しい、仲間になれ、助けてって」 「オレに手を伸ばすんだよ、あいつら」
[そんな事、想像だにしたことはなかった。 なだめながら、話を聞いて。それでもだんだんとおかしくなっていく彼を、前と同じようには呼べなかった。 それは他の皆もそう。殺す事になるかもしれない人間を、名前でなんて呼べなかった]
(20) 2013/06/06(Thu) 11時半頃
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―回想―
[人を殺して、殺されて、自分の手にすら肉を断つ感触は残って、それは友人の目が見て、苦しんで、殺した。 仕方ない事だったし、狼かもしれない人間をのさばらせられやしない。 だから、名前なんて、知らない。 名前でなければ「犠牲者」で済ませられるから。 「容疑者」で済ませられるから。
もう終わったのだと思っても、名を呼ばないのは、受け入れられていないからだと、自分が良く知っていた。
そんな事を考えていたら、食事が作られている。 雨の音を、過去の友人を見ていた目は、そちらに戻り、笑った。]
うまそーじゃん。すげー。 もらって良いん?
[遠慮なくいただくのだった。 片付けくらいは手伝う、なんてやったりしたけれど。 やがては、いつも使っていた、着替えた部屋に向かった。]
(21) 2013/06/06(Thu) 12時頃
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―翌朝/客室―
[ベッドに倒れ込む。雨の音が喧しい。 安堵の為か、眠りはいつもより、少しは深かった。 気が張っていたからだろう。
目覚めてまず確認するのは、何も痛くない事。室内に変わった様子がない事。自分の手元にナイフが――無い。 掴もうとしたものがないのに、目が覚める。そして窓の外を見て、ほっと息を吐いた。]
だせぇー…
[乾いた笑みが浮かぶ。 湿っていたからか、髪は跳ねている。手で押えつけて、ゆっくりと立ち上がる。動ける、もう何も問題はないのだ。]
(24) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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[そのはずだったのに、 廊下に続く扉を開けると、慣れてしまった匂いが届いてしまう。]
(25) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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―→廊下―
[廊下に出る。匂いの元は、探れずとも、チールーの姿が見える。近付けば、匂いが濃くなるようだ。 終わったんだろう、終わった筈だ。フィリップはそんな嘘を言うわけがない。終わっていないのに、死ぬわけが。]
――なぁ。 何があるって
[チールーの脇から中を覗く。 覗いてしまう。 ――見慣れた、はじめての、惨劇の光景を。]
(27) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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は、あははは!
[思わず笑い声が零れた。 冷静さなんて、そんな風に装うことなんて、出来なかった。 周りの反応だって考えられない]
っ、ざけんなって! 終わったとか…さあ!
[どんな声もどんな音も、目の前の光景の前では無意味だった。 がんっと力強く戸を叩く。音は他の場所にも届くだろう。 それからチールーを見るのは、ひきつった笑顔]
(28) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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なぁ、あんた狼? 狼なら、始末しないと。
ナイフ、持ってこなきゃね。 また殺さなきゃ。
[一方的に言い募る言葉。相手の表情なんて、気にする余裕もない。 他の人が出てきたら、その戸だけを示して、さっと自分は宿を出る。 傘なんて今日も、ささなかった。止める手があっても、止まるわけもなかった。 取りにいかなければならない。
役目を終えたはずの、凶器を。**]
(29) 2013/06/06(Thu) 12時半頃
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シメオンは、黍炉に話の続きを促した。
2013/06/06(Thu) 12時半頃
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[誰かがやってくる。ミッシェルだ、というのは声を聞いてわかる。振り返る。]
死んでんの。
[口元に笑みが浮かぶ。]
終わってねーの。
[場所を譲るように一歩引く]
(33) 2013/06/06(Thu) 13時半頃
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しらねーよ。 "霊能者"が嘘でも吐いたか。
[崩れるミッシェルを見下ろす。 嘘を吐くなんてそんなメリット、フィリップにはあるまい。 それくらいは、今でも、わかっている。]
それか、隠れてたかじゃねーの。 もしかして、あんた、狼?
ははは、参ったな。誰が狼なのか。さっぱりわかんねーや。
(35) 2013/06/06(Thu) 14時頃
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でも、あいつ以外、霊能者はいなかったしな。 本物だ、あいつば。 だんだんおかしくなってったし。 人を騙そうとするやつじゃねーよ。
[悪友を語る口は、淡々とした声音とは違い、やはり笑っている。 見上げてくる目を、見下ろす。]
笑ってる? 笑ってるか。 まだ続いてるのかって泣いたって意味ねーだろ。 終わったんだと思ってたんだ。 終わった筈だったんだ。
助けてって叫んだって誰もたすけちゃくれねーなら 笑うしかねーだろ。
(37) 2013/06/06(Thu) 14時頃
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じゃーさ、あんたはさ、 俺がどんな顔してれば満足なの?
[表情は変わらぬまま、ミッシェルに問う言葉。]
人殺してんのに。 たかだか死体見て。
――…フィルが死んだ時に、泣かなかったくせに?
俺にどんな顔ができると思ってんの?
(39) 2013/06/06(Thu) 14時半頃
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シメオンは、名を呼ぶの声には、隠しきれない小さな震え。
2013/06/06(Thu) 14時半頃
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笑うしか出来ないから。
[答えは簡単に、口からこぼれた]
それ以外の何があるっての? こんな状況で笑ってる理由、それ以外にあったら、そいつは頭のいかれた奴だ。
[はっきりと言い切る。立ち上がるのに手は貸さない。ただ見守るだけ。 彼女も狼かもしれない、彼も狼かもしれない。手を出す必要はどこにもなかった。]
気が狂ったとでも思ったんならそりゃ残念。 俺は正気だ。
正気で、誰が狼でも、殺せるように、考えてる。
わかってんの、あんたたちもだよ。 あんたたちも、俺は、狼なら、殺さなきゃなんねーの。 他の誰でもな。
ちゃんと、終わらせたいんだ。終わらせなきゃフィルがかわいそうじゃねーか。
(44) 2013/06/06(Thu) 15時頃
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――そういうわけだから、ナイフ取ってくるわ。 折角、家に置いてきたけど。
[そう言って、反応は待たずに外へと出ていく。 傘なんて差しはしなかった。 自宅へと戻る道のりも、慣れたものだった。**]
(46) 2013/06/06(Thu) 15時頃
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ちげーよ。 誰が狼かも、まったくわかんねーの。 能力者だって、いねーんだろ。だって誰も、何も言わなかったじゃねえか。 何一つ、わかるものはねーんだよ。人狼が何人いるのかもな。
[ミッシェルにそう言ってのけるのは、笑み浮かぶ顔で。 チールーの様子を見ても、こちらからは何も言わなかった。
そうして集会所を出て、最初はゆっくりと進んだ足が、速くなる。 家に付くころには息も切れていた。]
あ、ははは。 はぁ
――…なん、で、だよ。
[机の上に置いたナイフに伸ばす手が、震える。 その重さを背負わなくて良いのだと思った。 それは覆されてしまった。 だから、笑う。自分が滑稽で。他の生存者が滑稽で。]
(76) 2013/06/06(Thu) 22時半頃
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…… て、くれよ。兄貴。
[小さな言葉は、雨音に紛れて、消えた。**]
(77) 2013/06/06(Thu) 22時半頃
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[誰を殺すか、なんて。 考える前に、手に取ったナイフ。 腰に、ベルトに括りつけて、家を出た。
濡れる事はいとわない。 集会所に戻る。 びしょぬれのまま、玄関のところに]
(99) 2013/06/07(Fri) 00時頃
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シメオンは、濡れた傘を見て、暫く、立ち竦んだ。
2013/06/07(Fri) 00時頃
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