人狼議事


153 unblest blood

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視点:


【人】 死ね死ね団 サミュエル

―リビング―

[クラリッサ>>2:195からのひとことには、何も返さなかった。
事実としても、己の気持ちとしても、どちらにあっても否定はできなかったから。
――けれど。]


…………………悪い。

[ジリヤ>>2:198からグロリアの名前を出された時には、幾分かの間の後、低く零した。]

(0) 2013/12/07(Sat) 00時頃

メモを貼った。


― 少し前・グロリアの部屋 ―

……アンタはよく分からんのにこんな酔狂をしでかしたのか

[自分の言葉を引用して返された言葉に、不快を隠そうともせず睨みあげた。

嫌がらせ、と言葉が続けば]

ああ、そう
そりゃー効果覿面だよ、どーもありがとうございました

[吐き捨てて。
しかしどうも腑に落ちない。
明らかに周囲の女性たちの目は鋭くなっているし、単なる嫌がらせにしても……]

……捨て身すぎるだろ

[呟いた言葉は恐らく誰の耳にも入らなかっただろうが]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[「巻き込まれた」>>2:201というフィリップの主張は全くその通りだった。
言葉から動揺のみえる彼の姿に、けれどこの男は眉ひとつ動かさなかった。

先程の嫌味な返答>>2:199に対し、少年じみた男はどんな反応を示したか。
結局それを聞いてもなお、この「悪趣味」な吸血鬼はしれっとした顔を保っていたのだが]


……………

[口の中の苦み――クラリッサへのキスから得たそれが薄れて、消えていく。
代りに、じわり、滲み始めた味は――]

(2) 2013/12/07(Sat) 00時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


[時計の針が如く、進み続ける闇。]

[巡り一つの終わりに向かって、ただ進み続ける闇。]



[未だ終わりを迎えぬ者の、焦がれる程の熱き甘い味!]
 

(3) 2013/12/07(Sat) 00時半頃

― 少し先・??? ―

[ぼんやりと。

意識が覚醒する。痛覚も何もない。
此処は一体何処だろう。胡乱に視線を動かした先にあったのは、かつて自分だった物]

……ああ、死んだのか

[死後の世界など信じた事はなかったが、いざその身になってみると驚くほど腑に落ちた。

自分がどうやって死んだのか。そこにある『自分だった物』がどんな状態なのか。
思い出せず、上手く見えないのは死んだばかりで何かが安定していないのか、それとも永劫このままなのか。

既に重力の影響を受けない筈のその身体は、鉛のように重かった。
二度とこの島から逃がさない、とでも言っているように]


[先にこちらへ来ている筈の淑女の姿は、ない]

……?

[違和感を覚えて首を傾げた。
グロリアがいない事実に、ではなく、自分の精神、心の在りように]


【人】 死ね死ね団 サミュエル


ああ、……そうだった、か。

[思わず零してしまったのは暗い笑い。
シーシャ>>1が部屋に来たのは凡そその頃で。
けれどクラリッサのように、花を手向ける彼に意識を向けることは未だ無く。

その場に居たフィリップへと、再び距離を詰め――その腕を掴みに掛かっていた。
>>2:201腕力の差に加え、動揺もあった所為か。
少年のような彼を捕えるのは、思うよりも易く感じられた。]

(8) 2013/12/07(Sat) 00時半頃

……ああ、そうか

[抜けている。
ダンピールをダンピールたらしめる能力と、衝動が。
恐らく、それらは現世に置いてきた身体にあるのだろう。

あの衝動が、あの能力が血の中にあるのなら。
血の流れぬ身体にそれらがないのは道理だ]

……死後なんてモンがあるなら
俺は間違いなく地獄行きだと思ってたけど――

[なるほど、これは確かに――どうしようもない地獄だ**]


メモを貼った。


【人】 死ね死ね団 サミュエル


……グロリアさん。
あんたの仇は、こいつだったんだな。

[彼女に対する瞑目も弔いも、未だ出来ていないまま。
それでもここで散った彼女に向けるように。
そしてその場に集まっている者たちに宣告するように、呟いた。]

(9) 2013/12/07(Sat) 00時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[「見つけて」しまった勢いで、確信をこの場で告げていた。
シーシャ>>11からも、怪しい、という言葉は聞けたものの。
そういった単なる疑いを通り越していた、ということに、
ジリヤ>>12やクラリッサ>>13、シーシャ>>15の反応から気づく。]

ああ――。
いきなりこんなこと言い出して、信じろって言う方が、
無茶かもしれないけど、さ。

(18) 2013/12/07(Sat) 01時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[マミーだなんて誰のことかと一瞬思ったが>>14、程無く直ぐに、己のことだと察せられた。
この時は言葉を飲み込んで、その話を黙って聞いていた。

彼女からの信用は得られぬと思っていたところで、
続く言葉に僅か瞠目し、けれど確かに少しだけ安堵は抱かれた。]

(21) 2013/12/07(Sat) 01時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサと視線が交わったその時に、この場ではっきり打ち明けるべきかと思いもしたのだが――。
距離を詰められて、耳元で囁かれた>>16時に瞬き、そして思い至った。
まだ大っぴらにすべきでない、ということではないかと。
それ故に、彼女に向けて同じような小声で返した。]

そう、ダンピールが「判る」性質なんだわ、おれ。

クラリッサさんのことも、見させて貰ってた。
悪い。今まで黙ってて。

[ここまでいえば、その手段が「キス」であったことも察せられるかもしれない。]

(24) 2013/12/07(Sat) 01時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


しかし、「おしおき」、ってなぁ。

………女って怖いんだな。

[硝子の割れる音を聞きながら、幾らか気の抜けた声で呟いた。
それでもフィリップを捕える腕の力を弱めることはなかった。

――自分の許には今得物が無い故に、こうしてフィリップを逃がさないことに終始する心算でいたのだが。
シーシャ>>23から向けられた言葉とダガーに瞬き、幾らかの間の後、頷いた。]

ああ。
こいつの首は、俺が掻く。

[片手でダガーの柄を握りしめて。]

(31) 2013/12/07(Sat) 01時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル


ああ、  …………?

[「確認」>>32の語にはたと瞬きながらも、それでも一先ず是を返し、クラリッサが離れていくのを見遣った。
この時はまだ、自分のものとは異なる力を持つ同類が、まさかこの中に居るなどとは思いもしていなかった。

それから、受け取ったダガーを、既にボトルを喰らっていたフィリップの喉元に突きつける。
シーシャ>>25の言葉は十分に頷けるもので、ダンピールの呪詛を使わせてしまわない為にも、早い所止めを刺さねばと、思っていた。]

(38) 2013/12/07(Sat) 02時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサが申し出たことに>>36は、小さく瞬いて]

なら、頼むが――。

このまま、俺が止めを刺しちまっていいのかい。

[ふっと、彼女の手でこの「グロリアの仇」を、ということが過ったからだったが。
返答が如何であれ、その後の行動は変わらなかった。]

(39) 2013/12/07(Sat) 02時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサにフィリップを押えて貰ってから。
そのフィリップの喉元に、ダガーを突きつけ、押し付けるようにして刺し貫く。
そして、その刃を真っ直ぐ横に引き、喉元を引き裂いた。

目の前に飛ぶ血飛沫。
己と似ていて非なる、けれど同じく人ならぬものの血の香りは、ひどく甘く感じられた。]

(41) 2013/12/07(Sat) 02時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサ>>43からの答えに、軽く瞬きながらも――。
それでも、もう逡巡せずに、ただ小さく頷きを返した。

こうして、その後>>41の止めはこの男の手で為された。
少年らしい首の、上下を繋ぐ最後の一皮を断ち切れば、程無くその身体は灰に帰していく。
その返り血も、一滴残らず、さらり、さらりと顔から崩れ落ちていった。]


………………

[落ちていく灰を見ながら、ほんの少しの間、目を閉じた。
それはグロリアに対する瞑目であり。
けれどその中に、別の思考も混ざっていた。
――ダンピールたるフィリップの、けれど嘲笑とは異なる、「上手く返せない」感情の存在。]

(44) 2013/12/07(Sat) 02時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル



  ……………アイツの心も、わっかんないままだったな。


[ぽつり零すは独り言。
そんな、暫しの瞑目の後、再び目を開いて、フィリップだった灰の方を見下ろす。**]

(45) 2013/12/07(Sat) 02時半頃

死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 02時半頃


メモを貼った。


 ─どこか─

[背中が痛む。
覚えのある背中の痛みに、男の身体の重みを受けて身じろぎ出来ない自分の身体。

記憶の中の目覚めなのか、それとも二度目の最期の感触なのか判らないまま、自分に起きた事を思い返そうと霞の様に朧で、けれどもきちんと思い出せる記憶を手繰る**]


― 現在・どこか ―

…………

[周囲の彼らの言葉を聞く限り、自分が彼らに殺された事に間違いはないと思うのだが。
やはり死の間際の光景は思い出せない。

サミュエルの奇行を咎めた自分の言葉。そこで記憶が途切れている。

自分の遺体――依然よく見えないが、多分――に向かうサミュエルの呟きに]

誰に理解されるとも思ってない、って言ったじゃん
それに――今の俺はもう感覚も思い出せないよ

[ダンピールを構成する要素が抜け落ちた今、その感情は恐らく彼らが感じたように不気味で業の深いものに思えた]


……?

[ふと声が聞こえた気がして、振り返った。
リビングの方向。確かに同類である彼の声だと思ったのだが、そこに彼の姿はない。

同じ方向にある彼の気配と、吸血鬼の気配。
それの一つが失せた。

それと同時に、願うような彼の声も聞こえる]


幸せ、に……?

[その方向には二人分の気配しかない。
そもそも、この島にいる面子はあの二人を除いて全て此処に揃っている。

ならば、彼が幸せを祈った先にいるのは。

――驚いた。
其処に至るまでにどんな道があったのか知らないが、彼は殺される側の為に殺していたのか。

ただ自分の為に灰の山を作り上げたフィリップとは異なる価値観。

同種の生き物であっても、個体ごとに考え方は異なる。
そんな当たり前の事を、フィリップは死んでしまってから知ったのだ]


[羨ましかった。
彼に――というか、誰かに幸福を祈られながら死んだマドカが。
自分がこんな結末を辿ったのはどう考えても自業自得だと、痛いほど理解していても。

続くサイラスの言葉には、届く筈もない返答を]

……ほんとにね
アンタともっと話しておけば良かったよ


誰が殺してたっていいさ、サイラスさんが生きていくのには関係のない事だよ
……俺もよく覚えてないし

[今更会話を重ねたところで何の意味もないのだが。
他にする事もないし、一人遊びを続ける事に――

したのだが、続く言葉はあまりに衝撃的で。
孤独の色と安堵に混じった『お前』は、自分を指す言葉なのかと狼狽えた。
他の思い出深き存在の事かもしれないが、聞き返そうにも声が届かない]

……そりゃ、俺たちが行き着く先は同じだろうけどさ
アンタはまだこっち、来なくていいよ

この身体動きにくくてしょうがねェや

[人の身であったなら、まだ涙も零せただろうに]


メモを貼った。


[死んだ場所に、自分の魂はあった。

ならばあの世話焼きの、少女のような女性が目覚めるならあちらか。
重い足を動かす。言葉を交わせる存在に会いたかった**]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

―グロリアの部屋―

[ダガーを染めた血が灰となって零れ落ちれば、その繊細な装飾にも漸く目を向ける余裕ができた。
些か自分には似合わなく思えたそれの持ち主のことを思った時、そのシーシャ>>62から労りの言葉、そして問いが掛かり、瞬いた。]

……随分と親切なもんだな、さっきから。

[シーシャがフィリップを疑っていたのを見ていても、未だ信じ切れるものがある訳では無かった。
そしてそれは相手もまた同じでは?と思ったが故に、こんな言葉が洩れてしまったが]

でも、だったら、有難く借りさせて貰うわ。
……後で返す。

[今はリビングに戻るより、まだ少しだけこの場に留まらねば、という思いがあった。
それ故にこの時はシーシャに頷き、ダガーを手にし続けた。**]

(72) 2013/12/07(Sat) 18時半頃

サミュエルは、シーシャに話の続きを促した。

2013/12/07(Sat) 18時半頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 18時半頃


サミュエルは、クラリッサに話の続きを促した。

2013/12/07(Sat) 20時半頃


死ね死ね団 サミュエルは、メモを貼った。

2013/12/07(Sat) 20時半頃


[押し倒されるのは正直嫌いだ。
いくらか年月が過ぎたというのに、自分が人としての生を終えたこと、人としての理性を喪ったこと、そうして吸血鬼として二度目の生を受けたこと。

微睡みのままに止まった呼吸を戻し、そうして霞む視界で見えた顔見知りの青年を思い出す。

辺りは自分のものと、自分が刺殺した者の血の匂いにまみれ、そうして馬鹿な男達の脳髄を軽くイカレさせたシンナーの匂いが充満していた。

そんな目覚めを思い出させる]


[まどか、まどか……っ

痛みの伴う微睡みと、強く身体を押さえつけられる痛み。背中が痛むのは山小屋の床に押し倒されただけではなく、そこに人としての生を負えさせた致命傷を負ったから。

獣欲のままに呼ばれる名前は、なんとおぞましかった事だろう。
それでも、霞む視界の中。

自分の名前を呼ぶ幼馴染みの青年に両腕を伸ばし、その首に絡めた。

私は知らず笑っていた。シンナーと周囲に転がる死体と、そうして殺した女に縋る頭のイカレた男は殺した筈の女の腕が伸びている事に気づかずに。

そうして覆いかぶさる男の首筋を、吸血鬼としての生を受けた衝動のままに、かぶりついた。

それが、吸血鬼としての目覚め]


 ─灰になるまで─

[一瞬何が起きたか理解出来ずに、背中に感じた床の感触に私はあの忌まわしき目覚めの時を思い出した。

けれども今自分の身体を押し倒しているのは、グロリアの邸に行く船で出会った青年

吸血鬼だと思い、もしかしたら自分を脅かす存在かもしれない、そんな相手。

サイラスは何て言っていただろう、どうしてこんな事になっているのだろうと、呆然と見上げながら記憶を整理する]


[サイラスは少し疲れたと言う。それには同意出来る部分があるせいか、小さく頷きを返してみた。相手が気づくがどうかは別の話だけども]

 何の為に、か。……それこそ、何の為の質問か判らないよ。


[若い頃の話だ。
人の道を外れた事に私は絶望した。
人であった最期の時には、自分の身を守る為とはいえ親にも弟にも顔向け出来ない事をしている。

無意識のままの吸血行為によって、更にもう一人殺した。
そんな目覚めに絶望しながら、それでも私には未練があった。

家族に、そうして普通に能天気に笑う少女の頃に。

それすらも、この吸血鬼という新たな生は邪魔をして。
珍しく膝の上で甘える弟の首筋に、牙を突き立てたい衝動が湧いたその時、私は改めて己が呪われた身体を持って息を吹き返してしまった事を自覚した]


[家族を捨てなければならない、日常を捨てなければならない。
私はもうとっくに人でなくなったけど、人であった頃の私は間違いなく、家族もその日常も愛していた。

生まれたての激しい衝動を、人であった名残の理性で駆逐して。

そうして家を出る私に手を差し伸べてくれたのが、通学途中の古本屋で働いていた異国の青年だった。

私の生の年数からしたら付き合いは短いけれども、確かに『連れ』と呼ぶべき存在だった人。

風の強い日、ダンピールの呪詛を受けたその身体の名残は、指先に掠める事すら出来なかった。

だからこそ、この身体に残る存在した証を、首筋の咬み痕を大事にしていたかった。
もう私には、それしか残されていなかったから]


 記憶は、生きていれば薄れてしまうから。薄れないものが身体にあるの。

[顔は覚えている。写真も残っている。それは荷物の入ったバッグにいつも入れてある。

だけど、触れた手の温度や、自分を呼んでくれた声や。

首筋に残る傷をつけた時の痛みの感触なんかは、時が経つとともに風化してしまう]

 それが、身体に残ってなかったら……。

[こんな生なんて、欲するわけないじゃないか。そう叫びたい気持ちを堪え、曖昧にサイラスの問いへの答えを落とした。

男の耳に、思考に。その答えがどういうものとして伝わったかは判らないけれど]


【人】 死ね死ね団 サミュエル

―グロリアの部屋―

[相手が大男では無かったとはいえ首一つ落とした後では、ダガーを振るった腕に掛かる疲労は決して小さくない。
それでもシーシャ>>81の返答を聞くまでは、自分が利用されたなどと思うことは無かった。
ある意味ではクラリッサにもまた利用されたのかもしれないが、彼女の思惑>>74までは知らぬまま――。
故にその時は、そういうことかとシーシャに納得しながらも、けれど少しだけ眉を寄せてしまってもいた。

今、その腕からはダガーは離れ、鞘に納められた状態でジーンズのポケットにねじ込まれていた。]


(無くすもんか。――借りは返す、って言うだろ)

[シーシャの去り際、彼に向けた言葉を、心の内で繰り返して]

(83) 2013/12/07(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[稀なるダンピールが複数いる可能性をサミュエルに改めて意識させたのは、あの時「力」の存在を伏せさせたクラリッサだった。
故に、まだ終わらないかもしれない、と。
ジリヤ>>68とシーシャ>>70の言葉を聞いて居ながらも、口に出さずとも思っていた。

そんなジリヤの口から、死にたがっているような言葉が幾つも聞かれたこと。
そのことも少し気に掛かっていたのだけれど――。]

(84) 2013/12/07(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサ>>78から掛けられた言葉に、「確認」と先程告げられたことを思い返す。]


フィリップを  ……って、それって、

[知識の中にある「力」の存在を口走りかけ、はっと口を噤んだ。
シーシャは部屋を出ていたが、ジリヤはこの時如何だったか。
それに別の誰かが部屋を訪れてきている、ということも考えられたから。

その場に居なかったマドカ、そしてサイラスとの間に
何が起こったのか、この時まだ知らなかった。]

(85) 2013/12/07(Sat) 22時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサが少しだけ角度を変えてからスカートを捲り上げるのを見る。
膝下より上が見えないことに、ほんの少しだけ悔やむ色は胸裏に過ったが、その心は直ぐに押し殺した。
彼女の言い置き>>79に素直に従う形で、一歩、二歩と後ずさる。
そうして、少し離れた場所から見た光景は――。]


マジ、か。

[灰の上に落ちる血雫――赤い猫。崩れ落ちる紅い砂。
初めて目の当たりにしたものに、流石に目を丸くしつつも。
知識上の存在――死した者を見定める術、を思い起こすに難くなかった。

そして彼女が下したものは、自分と同じように、フィリップをダンピールだと断定する言葉だった。]

……はは。まさか本当に、居た、なんてな。
あんたが噂の、ってやつか。

[驚きは示しながらも、それでも、疑う素振りも無かった。]

(86) 2013/12/07(Sat) 22時頃

[自分の問いかけの答えの代わりに出た言葉は、喉が渇いたというもの]

 気持ちは判らないでもないけど、さ……。

[話をすり替えられていい気はしないと、眉を寄せた。
首筋に伸びてくる手に気づけば、わずかに身じろいだだろう。
けれどもそれは肩を掴まれた事で封じられる]


[男の力は、あまりいい記憶に結びつかない。きっと私は眉を顰めながら、それでも『いい人』という認識でいるサイラスに気を緩めていた。
だから、あまり抵抗する気が起きなかった。
それに……]

(火をつけてしまったってコトか、そりゃあ仕方がない)

[の言葉が向けられれば、自業自得かとも思えてしまう。
確かに、どういう衝動ゆえの行為かは何となく予想がついていたわけだし]

 あげても、いいけど……。

[触れる。サイラスの身体が私の身体を捕らえて、首筋に残された唯一の繋がりにまで。]

 っぁ、お願いだから、……、そこはやめて、よ……っ

[触れる吐息、触れる舌の感触に知らず息が詰まる。
そうしながらも上げた抗議は届かなかったのだと、再度触れるサイラスの舌の感触で理解出来た]


 サイラス! っ、サイラス!! 
 アンタ私の声、聞こえてんの!?

[そう叫んで男を睨もうとした時、降りてきた言葉に目を見開いた。

『いい人』と認識して、どこかで傍にいる事で心をくつろげていた気がする男。
その男から出る言葉は、まるで吸血鬼の生が間違っているのではないかという様な言葉。

どうやら時が経ち、精神的に老いたと思っていても、私はあの卒業式の帰りの日の甘ったれた女子高生から卒業しきれていなかった様だ]


[背筋に走る嫌な感覚は、あの日、人としての生を終える事になる出来事以上のもの。
精一杯暴れようとしたが、男の力に敵わない事はとうに知っている。
例え吸血鬼になったとしても、身体能力的には非力な少女のままだ。
理解しながら男の腕の中で暴れるが、それは虚しく。
そうして力をかけられたままに床に押し倒されてしまう

自分の身体に伸しかかるサイラスの顔は、恐怖と、それを上回る悔しさで見る事は出来なかった]

 離して! もう地獄ならとっくに見てきた!
 それでも、それでも……っ


[所詮、普通に育って生きてきた子供の感覚で言う地獄だ。けれどもそれは間違いなく私には地獄の生で。

でも、その中であった確かなぬくもりの時間。その痕跡が残る身体の為に、生きるしかなかった。
縋るものは、それしかないから]

 私は、この身体を消したくないの……!


[そう叫んで、ようやくサイラスの顔を見上げた。
何だかやけに視界が霞むと思えば、二度目の死を直感してか、あるいはこの身体に残る人の証を否定された様な気になったか。

あるいは──]


[気づけば、いつ振りか判らない涙が溢れていた。
霞む視界の先に見えるサイラスの表情は、ひどく穏やかな微笑]

[これで終わりだと告げた男の口は、私の涙をかすめただろうか。
そんな事をわずかに考えた時、吹き込まれた呪詛によって。
身体が徐々に崩れていく]

(何で……)

[視界がぐんりゃりと気持ち悪く歪むのは、顔から灰になっているからだろう。その最中、見えるのは今にも泣きそうなサイラスの顔だったか。

確かな怒りと恐怖と失望があるのに、その顔に手を伸ばしたい衝動を覚えかけたその時、]



[完全に少女の姿をした吸血鬼は灰と化した*]


 ─そして現在─

 なるほど、そういうこと。

[記憶を掘り起こす作業をようやく終え、クッと
喉の奥で低く笑う。

我ながら随分と間抜けな死に方をしたものだと思い、それでも]

 何で泣いてたのよ。ばっかじゃないの。

[ぽつり零せば、そこは自分が灰と化した場所だっただろうか。

どこか間近で、サイラスの声が聞こえた気がする。姿は、私が見たくないと望んでいるせいか見えないのかもしれない。

スコーンが食べられなくなるという言葉に、男を殴れる腕がなくなってしまったのが虚しかった]


 誰かいるの、グロリア?

[虚しさに唇を噛む気分でいると(もしかしたら実際噛めていたのかもしれない)、ふと人の気配を感じる]

 フィリップ?

[その姿を見れば、首を傾げて名前を呼んだだろう]


メモを貼った。


【人】 死ね死ね団 サミュエル

[スカートの中身を見せるのとは別の意味で、力を披露することには危険がある。
そう思うからこそ、保身に走ろうとするこの男は力を隠してきていた。
そしてこの時のクラリッサの行動にも危ういものが有った、とふと気づいた。]


いや――無駄じゃなかった。
これで、あんたが俺を信じてくれそうだって判ったからさ。

[首を傾げたクラリッサ>>88には、取りあえずは、そう答えて小さく笑ってみせた。]

(97) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[ジリヤ>>87が場を辞した時は、一度振り向いて見送った。
その前に呟かれた声も微かに聞きとってはいた。
化け物だから、という言葉の意味は、その前の問答の意味を察しかねていた故に、はっきりとは判らぬままだったけれど――。

花を取ってくると彼女は言っていた。
ちらと視線を移せば、手向けられた花の色>>2:126>>3:1が灰の中に映っている。
未だ自分からは一輪の花も捧げられていないこと。涙一つも零していないこと。
――ふっと湧いた胸の痛みをごまかすように、軽く首を横に振った。]

(98) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサ>>93に胸元を叩かれたのはそんな時だった。
とくりと心臓が鳴ったのは、おそらくその辺りに触れられたから。
用心して、の言葉には静かに一つ頷きを返してから]

――…あんたもな。

さっきも見てて思ったんだが、随分大胆なもんだな、って。
俺が本気でダンピールだったら、殺してたかもしれないってのに。

[それだけ零してから、視線は部屋の中、棚の上の化粧箱へと。
そちらに歩み寄り、箱を手に取った。]

(99) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[フィリップのことをクラリッサ>>94が口にしたのには、ほんの少しだけ、黒い瞳に嫌悪を滲ませた。]

放っとけ。
あんなガキの為に、何もしてやること……。

[とはいえこの部屋に残したままなのも、とはやはり思えど。
グロリアを殺めた――とは限らないが、それでもやはり仇だと思ってしまう気持ちと。
それとは別にフィリップに向けて抱く暗いものの所為で、手を差し伸べることが出来ずにいた。

「俺の在りたいように此処にいる」>>2:184
その時サミュエルは何も言わなかったが、結局は確かに「そう」なのだと、内心で認めてしまっていたことを改めて思う。
思い返すのは自分自身のいつかの昔。
呪われた化け物になってしまったと悟っても、それでも今よりずっと、幸せだと思っていた日々。]


  ――――――…は。

[その時傍に居てくれて、支えてくれた者も――。
追憶から逃れようと、またふるりと首を横に振った。]

(102) 2013/12/07(Sat) 23時頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[彼女自身の力を、そして自分のことを信じると告げるクラリッサ>>103の笑みからみえる温かさに、面には出さなかったものの、少しだけ心は緩んだ。
そんな思いもあって、胸の奥には穏やかな鼓動。
その響きはクラリッサ>>105の手にも伝わることだろう。]

一緒の方が――ああ、それもそうだな。
ってことはシーシャさんとジリヤさんも外れ――るとは限らない、か。

[打消しの言葉は結局、「見定めて」いないが故の言葉。
とはいえ強く疑っている訳でも今は無かったのだが――。

その後クラリッサが続けた言葉、そして細められた褐色のいろに、無表情のまま、けれど確かに軽く緊張を走らせた。]


…………本当、怖いわ。

[あの時「怖い」なんてごちていたことが聞かれていたことも含めて、だ。]

(113) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[クラリッサ>>108に瞬かれたとは覚っていたが、それでも直ぐにポーカーフェイスに戻すことはできなかった。]


………その気持ちは俺も、なんだが。

それでも、な。

[置いておきたくない、という彼女の意思には同意を示しながらも。
全てが終わってから、という言葉にもまた頷いた。
その後掛けられた心配の言葉にははっとして、幾らかは取り繕った顔で向き直り]

ちと、昔のこと、思い出しちまっただけ。

[それだけ答え、一度言葉を切った。]

(114) 2013/12/07(Sat) 23時半頃

【人】 死ね死ね団 サミュエル

[化粧箱には粗方の灰が収まった頃。
クラリッサ>>110からの問いに、少しの間意識を研ぎ澄ませた。
この場で様々なことが有り過ぎた所為で、今までサミュエルは変事に気付かないままでいたのだが]

………ああ。

そういや、マドカさんと、サイラスさん。
あれからずっと、見てないな。

[マドカとは部屋前で一度別れたっきり。
サイラスに至っては、グロリアの凶報の後、此処まで来ている姿を見てさえいない。]

何かあったのは、間違いないみたいだ。

(117) 2013/12/08(Sun) 00時頃

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