人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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 ――僕はキミの事が大好きなんだ!


[それはいつか告白したように、同じような言葉で
“けど”の続きを、嫌いなのに好きだなんて矛盾を。彼女が聞こえていてもいなくても。ただ、言ってから思い出して]


 なんで、忘れてたんだか…


[こんな大事な事を、と自虐的に笑ってしまう
まだ記憶に靄がかかっているようだけれど、今はただ一つ。大切な事を思い出せて、虚無感を抱えたまま満足してしまった**]


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ


[ ”兄のほうが唄が上手いから” 僕はいらない
 ”兄とおなじくらい上手かったら” 僕も居られた?
 さんにんいっしょに、居られたのかな。

   ……ねえ、にいさん。 

 靄の中、兄の背中と赤い鸚哥が並んでいた。]
 

(41) 2015/07/17(Fri) 00時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 遠くから僕を呼ぶ声>>39がして
 目の前に、兄と暮らした森の薄闇が広がって
 ぼやけた視界がようやく像を結んでゆく。]

   …………あ、  ぁ………

[ 瑠璃の中の井戸のような虹彩が、ぎゅ、と回って ]

   おいてかないで……。

[ 混濁した記憶のまま、子供のような口調で
 背中を撫でてくれるひとの前で膝を折る。

 しゃがみこんだ僕のむこう、夜目の利く梟の目には
 薄暗い廊下の中に彼>>40の姿は見えただろうか。

 ”普段は”指紋が無ければ開かぬという扉は
 閉じているのか、開いているのか。
        管理者ならば 知っているだろう。*]

(42) 2015/07/17(Fri) 00時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/17(Fri) 00時頃


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

[ 彼女の声>>46が僕を此処に呼び戻す。
 ぐるぐる廻る記憶と、近寄る警備員の足音に
 僕の焦りは増していく。

 はやく、はやく、いうことを聞いて 僕の両脚。]

  ………っは、

[ 何のために僕は彼女からジリヤを奪ったのか
 この翼を空に届けるためだろう?

 折った膝が 硬い鱗のような脚が
 立ち上がろうと硬い床で無機質な音を立てるのと、

       近寄る管理者の足音が聞こえて来たのは
       ほぼ、同時。

 夜を斬るように黒衣が舞う。
 誰かに向かって放たれた言葉>>43は 氷のような温度で
 それに混ざる血の芳香が、重い空気をさらに重くした。]

(47) 2015/07/17(Fri) 01時半頃

【人】 鳥使い フィリップ

[ 目の前の地面に赤い池が現れて
      その中で蹲る見知らぬ「人間」。

 どうして、とマトモな脳があれば問うただろうが
 見上げた血の馨を纏った管理者に
 目をそらすように 俯いて。


 そっぽを向いた僕の頬を、明らかな外の風が撫でれば
 急に開く扉へ目を向けて
 扉の傍ら、センサーの前で佇む彼>>44
 ようやく ]

  ……………どうし、て。

[ やっと音にできたのは たったの4文字で
 譫言のように あふれた音。

 >>44”言われなくとも”と、湧いた疑問を掻き消すように
 僕を宥め続けてくれたひとの 手を取ろうと。**]

(48) 2015/07/17(Fri) 01時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/17(Fri) 01時半頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ 馬鹿で愚直で工夫もできない鳥頭は、
 ひたすらに前にすすむばかりで できることといったら
 …………。
 梟に言ったら許して貰えなさそうな手段ばかり。 

( ああ…いつだって兄さんがなんとかしてくれてたんだ )

 へこたれたまんまの僕のあたまを優しく撫でる手と
 肩にとまって鋭い嘴でどつく兄。

( 痛い、痛い。 痛い痛い痛い。)

 生きているから、痛い。]

   ……いきていたい。 生きていたい。
   ぼくは空に、行きたい。

[ こちらを静かに見つめて肩を竦める男>>53
 目的を確かめるように呟いて 僕の翼の手を握る。
 僕の名>>57と頷きに、僕もこくりと返して。]

(62) 2015/07/17(Fri) 11時頃

【人】 鳥使い フィリップ

[「獣を閉じ込めておきたかった」はずの胸の飾り。
 翼が無いのに飛んで行ってしまった 彼のたいせつなひと。

 ( 僕には、翼があるから )

 なんて言葉が浮かんだのは どうしてだか。

 ふわり、開いた扉が招く風が 床の上で踊る。
 血を吸った和装の袂が揺れて
 ……けれど、靡くはずの長い髪が無い。

 切られた髪、彼が鍵に触れた指の意味。]

   ―――未練は、断ち切れた?

[ 大扉をくぐる直前、卑劣で優しい彼へそれだけ投げかけて
 僕は、前を、上を、未だ見ぬそらを 見る。

 ――――外へ。**]

(63) 2015/07/17(Fri) 11時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/17(Fri) 11時頃


【人】 鳥使い フィリップ

[ 太陽というものは、こんなに優しくないものだったっけ。

 記憶に靄をかける甘い匂いは、思い出せないくらい遠く
 世界に光が満ちるにつれて
 塗りつぶされていた記憶に色が差してゆく。

 兄は、そんな僕を知ってか知らずか
 我慢ならないというように ひとあし?ひと翼?先に
 僕等を置いて蒼穹へ餐まれ
 見上げた空のまんなかで 紅の星になった。

 繋いだ手>>71は 温かい。
 向けられた微笑みは、僕を守るように大きく、優しくて
 僕はたからものを守るように彼女をつつむ。]

   はぐれそうなのは、兄さんのほうじゃないかな。

[ 僕らの頭上、おおきく旋回する兄を茶化して
 彼女が翼を広げる感覚に、両腕に力を込めて目を閉じた。]

(72) 2015/07/17(Fri) 15時頃

【人】 鳥使い フィリップ


[ この躰からも剥がれ落ちてゆく”甘い匂い”が
 僕に過去と兄を返すかわりに 大切なそれを奪っていく。

 …………もっとも、兄の時とおなじように
 奪われたことにすら 僕は気づけないのだけれど。



 耳はバタバタとはたく海風に塞がれて
 頬を撫でる潮風が、目元にぴりりと滲みる。
 細くひらいた瑠璃色の目は それ以上に美しい水面を映し
 世界は白砂青松の如く。

     「    にゃぁ    ミャォ    」

 うみねこが自分達の空に 見慣れぬ客人を迎え入れた。**]
 

(73) 2015/07/17(Fri) 15時頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/17(Fri) 15時半頃


 ……え。ノア!?

[盛大にすっころんだ音に驚いて、後ろを振り返る。
アマルテア、と自分を呼ぶ声が聞こえた。
その声が。ついこの前のことなのに、懐かしくて。
胸が張り裂けそうになる]

 ちょっと。そんなに無理して動いて。

[打ちどころは悪くなかったのだろうか。
ふらふらの彼に、慌てて駆け寄ろうとして。
―――時が止まった]


[―――だいすき。
確かに彼はそう言った。夢じゃない。
ぽろり、と再び涙が零れた。やっぱり、ずるい。
自分はこの男に振り回されっぱなしだ。
たった4文字の彼の言葉で。
自分はこんなにもおかしくなってしまう]

 ……ばか。

[胸が熱い。この身が蕩けそうになる。
なんでこの男を前にすると。
自分はこんなに弱くなってしまうのだろう]


 転んで、すりむいてるしてるじゃない。
 私に手当てされるのは嫌なんでしょう?

[いつかのやり取りを揶揄して、
無理に笑ってみせようとしたけれど。
やっとのことで浮かべたのは泣き笑いのような表情で]

 やっぱり、あなたって相当に物好きだわ。

[人目なんか気にしてやるものか。
呆気にとられる研究員たちを尻目に、駆け寄って。
ふわり、と彼を抱きしめた]


 ……私も、好き。大好き。

[やっと素直に言えた。嬉しくて。胸が熱くて]

 次、私のこと忘れたりしたら。
 許さないんだから。

[なんて睨んでみせる。
やっぱり、自分は可愛くない女だ**]


メモを貼った。


【人】 鳥使い フィリップ

[ 兄が何かに気付いたように進路を定めてから
 どのくらい飛んだだろう。

 傾いた太陽が眼下の森を赤黒く染めて、
 沢の水はオレンジの絵の具を溶いたみたいな朱。
 高度を下げれば鼻を掠める森の馨は もしかしたら
 彼女にも馴染みのある匂いだったかもしれないが。

 人里遠く、ひときわ大きな楢の木の上に
 蘇ったばかりの思い出と、
 夕日を映して真っ赤に燃える兄が 灯る。

 彼女の翼がその下に降り立てば
 僕は人でない脚で木に宿り 僕の翼を抱きとめるだろう。

 僕ともうひとりの兄さんで作った 文字通りの鳥小屋は
 住人を失って埃にまみれていたけれど
 その一角に、我が物顔の お客がひとり。

    『 Coucou, coucou, coucou, 』 **]

(75) 2015/07/17(Fri) 18時半頃

鳥使い フィリップは、メモを貼った。

2015/07/17(Fri) 18時半頃


 あいたたた……


[足を見れば擦りむいているし、腕を見ればどこに引っ掛けたのか切り傷と、前の職場の傷が開いて出血していたりと散々で
それでもアマルテアが近付いてくれば声が伝わったようで安心する]


 キミに手当てされるのは嫌いだね
 治療されるのがじゃなくて…


[言いかけてからふと、思う。嫌いなはずなのに、今はその治療される傷すらも、嫌じゃなく感じてしまう]


 …僕が嫌いなのは染みる消毒液かな


[くすぐったい気持ちで、ニヘラと笑ってアマルテアの方を見る
彼女に治療されるのが嫌だったはずなのに。今ではそこまで嫌いにもなれないのはきっと、気持ちに素直になったからだろうか]


 キミも物好きだよ、ホント…


[抱きしめられればその身を委ねて、安心したように目を閉じる
嫌いなのに、大好きで。そんな矛盾を抱えたまま、空いてる手で頭を撫でようとする]


 もう忘れないぞ、と
 まだ、思い出す事も沢山あるってハナシ


[睨まれれば慣れたように笑って、彼女にそう返す
いがみ合っていた時を、嫌い合っていた時の思い出話でもゆっくりしよう。なんて考えて**]


 そうね、思い出すことが沢山あるわ。

[頭を撫でられれば、くすぐったそうに顔を赤くする。
思い出話もしたいと思ったし。
今彼がどうしているのかも、興味があった。
やはり自分の記憶は、靄がかかったように鮮明ではなくて。
彼と会話で、なにかキッカケが掴めたらと思う]

 ……ねえ、ノア。
 お願いがあるのだけれど。

[お願い。アマルテアらしくもない言葉だった。
甘えるように上目遣いで切り出すと]


 ……場所、移さない?

[アマルテアの顔は羞恥で真っ赤だった。
ふたりは研究員たちの奇異の視線に晒されていた。
抱き合ったままの恰好は、やはり恥ずかしい。
どこからかヒューヒューと囃し立てる声が聞こえる。
いやもう、冷静になると相当恥ずかしい。良い大人です私たち]

 それに、あなたの傷の手当てもしたい。し。

[しどろもどろになって、言葉を紡ぐ。
本当に自分らしくないと思った。
なんでこの人の前では、
いつもの気取った自分でいられないのだろう**]


 お願い…?


[甘えるようなアマルテアに対して嫌味を言う気にもなれず、黙ってそれを聞けば一瞬にして顔が赤くなって
周りを見れば好奇心だの、囃し立てる声が聞こえてはしっしっと手を振る]


 ……移動しよう、うん
 ここじゃ流石に恥ずかしいってハナシ


[冷静になってみれば何をしているんだろう、こいつ等。というくらいな恥ずかしい事をしていて
抱き合っていたのをゆっくりと話して、お互い赤くなった顔を見ないようにそっぽを向いてしまう]


 あー、もう!見るなってハナシ!!!
 お前等持ち場に戻れよ!…戻れってば!!!


[そう叫んでから、ゆっくりと立ち上がって再度自分の部屋の方へと歩き出す
振り返ってアマルテアの顔を見るほどの度量はなくて、震える足を引きずりながら壁に手をついてゆったりと歩いて]


 …キミも来るだろう?
 治療器具なら多分部屋にあるぞ、と


[そう彼女に問いかければ、付いてきてくれるだろうか**]


[ノアに案内されるがままに、再度彼の部屋の中へ。
扉がばたんと閉まると、唸るように手を額に当てた]

 ……ごめんなさい。
 今後、あなたが働きにくくならないといいのだけれど。

[彼女には珍しく、しおらしく謝った。
たまには素直に反省することだってある]

 腕、見せてくれるかしら。
 今度は泣かないわよね?

[なんて意地悪く笑って。やっといつもの調子だ]


[目ざとく部屋で見つけた消毒液を手に取って。
ふふん、と得意気に笑ってみせる。
ここからは自分のフィールドだ、と言わんとばかりだ]

 化膿したら大変だわ。

[なんて大げさに言ってみせて。
彼が良いと言ってくれたら、治療を開始するつもり]

 ……ねえ、私って。前の職場でどう働いてた?

[そう切り出したのは、しばらく経ってからで]

 私も、記憶が曖昧なの。

[正直に、打ち明けた。彼はどういう反応をしただろうか**]


メモを貼った。


 あー、大丈夫だってハナシ
 ここじゃそういうの無縁だから、新鮮なんだぞ…と


[最早諦めたようにしおらしく謝る彼女に安心させるように笑って
それから泣かないでなんて言われれば少しだけむくれてみたり]


 別に泣きやしないさ…多分ね
 それを引っ張ってくるのは卑怯だぞ、と


[嗚呼 こんなにも楽しい会話が出来るものなのだろうか。なんて嬉しく思う反面、彼女が忘れているらしい記憶について、少しだけ不安になったり
治療に関しては覚悟を決めたように傷口を差し出してから、彼女の質問を受け取って、暫く考え込んでしまう]


 前の職場…か。僕とキミが仲悪かったのは覚えてるみたいだぞ、と


[獣人、という話題を出した時。まるでわからないとでも言うような彼女を見逃すわけがなく
自分がしている研究を知らないわけがないのだから、彼女のそれは不自然だった]


 ヒトを…いや、獣になったヒトをヒトに戻そうとして
 被験体と称して自分の薬を使っていた


[それで自分と仲が悪かった。と言えば自分はどちら側だったか、わかってくれるだろうか
それから、曖昧な記憶に関して言うべきか迷って。静かに口を開いた]


 ――キミのお兄さんは、覚えてる?


[彼女の返答をじっと待つ。真実を伝えるべきか。そして、知ってしまったとしても自分は彼女に間違っていると言えるだろうか**]


メモを貼った。


 ―― →路地裏 ――

[  あれからどれ程経ったのだろう。もしかしたらあかあかとしたそれから紫へ、“しんかい”と一間、覗き込まれたその黒へと。
 やがてはまた、ぐるりと天に陽を繰り返すのを。
 “ほんもの”のひかりが、その空気すらも変えていくのを、感じていたかもしれない。

  潮騒のなか、2羽の“とり”が羽ばたくのを。そうして、“ひと”と“けもの”とが踏み出す、一歩目のそれをフードの奥、聞くことすら。]


 ―― →路地奥 ―― 

[  白亜から逃れた向こう側。 “ひと”の気配を、
 そのままのまなざしを、儘うける「そと」の世界に、壁に擦らせた体を街中へと運んでいく。
  いきていたい、いきたい。――いきなさい。言われたとおり、漕ぐ足は止めず。
 

  先ほどの――つい持って逃げてしまったままの――林檎の1つを、すり、と鱗の指で擦りあげながら。

 途端皮が剥け、濁と果汁がすり切れた手袋の奥へしみ込む。空気に触れた身はやがて変色し、甘いにおいをぷんと漂わせた。


 ならない虫を抱えた腹に、ただひりとした切迫を感じつつ。――ぼと、と路地に熟したそれを落とすまま。
  欲しいと焦がれるそれに目を逸らしていれば、「   」を求めてぜんぶをくい潰す事もなかった。
 手に触れるそれを――、どうして、欲しいと思ったのかすら、やはり思い出せなかったけれど。*]


  ―― →? ――


[  からからと乾く喉奥、「はて」かもしれないと、――文字に読む砂漠を思い返しながら。
  ひらけたその奥、“しんかい”じみた視線の先。

  鱗のように揺れ立つ波、泡じみた白は幾度も、すなの粒を舐めては引き返していく。フードをおろし、先を1つ、小高いそこから見下ろせば。


  茫洋と、「それ」は広がっていた。


  誰かがうたったそらが、ひらひらとした光が、とおくまで映し込まれている。
  鼻腔へ滑り込む潮のにおいに、いつかなじみの彼と開いた本のなか、綴られた言葉を。

  彼の声で初めてしったそのなまえを、小さく零し落とす。]


         ―――うみ、



[ 

  踏み出した足をゆるく、階段へと今度は下ろし込み、かわきの正体すらしらない躯を進ませる。
 潮騒の――うみねこのこえを下ろしたフードの下、露わになった耳奥へ流し込みながら。

  “いばしょ” “いきられるところ” 
  ――ふるさと。

 反芻は絡め合うように腹底へと落ちていく。
 それでも、やはりたりないとなく虫は、満足にいえる奥は、持つ事はないまま。
 ――ひた、とその足を止めたのは、聞き覚えのある誰かの声を。……”   ”と、一間先を、もとめたその声を、きいた気がしたからだったか。]


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