162 絶望と後悔と懺悔と
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[恨んで憎んで、殺してくれ。
そう口にした後、明之進はどんな顔をし、どんな言葉を発しただろうか。
少なくとも涼平の決心が硬い事は伺いしれただろう。
何と言われようとも、涼平はゆるりと必死に口角を持ち上げた。**]
どうする、って。
[軍に居る家族に?それとも、誰に。
必死に保っていた笑みの形は徐々に崩壊を始める。
俺がこの場で死ねば、絢矢や円達は明之進を恨むのだろうか。
その引き金をきっと俺が引いてしまうのだろう。
……またそうやって、俺は間違った選択を選ぶのだ。
俺だけが楽になる道を、大切だったはずの人を苦しめる道を。]
[額に手を押し付けられれば、ゆっくりと息をはく。刹那。
ぐらりと糸が切られたかのようにゆっくりと凭れかかった。
意識が暗闇へと吸い込まれていく。腕を伸ばしたくても力が入らない。
明之進の姿が、薄れていく。消えていく。
微かな力で掴んだ指は、やがて直ぐに解け落ちていった。*]
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― 出陣前・始祖の城 ―
[僕は“家族”から言われたことについて思いを巡らせた]
変わらなきゃ生きていけない、………。
[人のままのみんなも、吸血鬼になった僕らも。
分かってたつもりだった。変わってしまったのをどうにか受け入れてここまで来たつもりだった。 でも、変わらないものが欲しくて僕は揺らいでしまった。キャロライナにーさんにも周にーさんにも。
僕は僕自身に課したことを守ってどっちのにーさんにも助けを求めようとはしなかった。 でも、そんな僕の姿はきっと、黙って助けを求めてたのと何ら変わりなかったんじゃないかな。
――――ああ、ああ、僕はこんなにも弱かったんだ]
(79) 2014/02/14(Fri) 22時半頃
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― 補給基地 ―
[空が綺麗だ。 もし一筋の星が流れたなら、僕は何を祈ればいいんだろうね。 もっとも、“お姉様”の方を注視してる今となっては流れる星を探すことすらできないけれど。>>90
…………もし、祈るなら、もう一度、一度だけでいいから、]
……、皆、で。………。ええ。
[僕は逸れかけた目線をまっすぐ“お姉様”に向けなおして、…………頷く]
(116) 2014/02/15(Sat) 01時頃
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[皆で揃って? 何を言ってるのかな。
僕にとっての“みんな”はもう、――――どこにも、揃ってはいないんだ。 “家族”である方の“みんな”も、生きててくれるそのこと自体が“希望”である方の“みんな”も。
だったらもう、少しでも最善に近付くために僕が目指す道はひとつだけ。
そのためなら、僕は―――どうとでも変わってやる]
(117) 2014/02/15(Sat) 01時頃
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[とはいえやることは四日前とさほど変わんない。 僕は鞘から抜いた脇差を構えて、合図があるまで待機する。
鞘には赤い花が描かれている。 死人の花とも天上の花とも呼ばれるその花は秋に花開かせる。秋生まれの僕にはけっこう似合う……と思う]
………。
[僕は闇に紛れてしまった後でも周にーさんの姿を探してた。 今なら貼りついたまんまの意味ありげな笑い顔じゃなくて、あの頃みたいな笑い顔を見せられるって思ったから。 そうして静かに「安心して」って言ってあげるつもりだった]
(133) 2014/02/15(Sat) 01時半頃
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[「安心して」の先は、到底言えそうにないけど。
だって、周にーさん、まだ到底諦めそうにないんだもん]
――っ!
[僕は零にーさんの声が聞こえたところで足を止める。もう“始祖様”の合図があって戦場を駆け抜けてるところだった。
これは……紛れもなく、零にーさんが周にーさんを人質にしてる図。>>125]
…って言ってるけど、どうする?
[僕は脇差を構えたまま近くの守護隊員に声をかける。 返事はない……、さっき武器ごと叩っ斬ってただ葬り去った覚えはないから、単に返答に窮してるだけだろうね。 まあ、どうしようとこっちから向かってくのには変わりないんだけど**]
(149) 2014/02/15(Sat) 02時半頃
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[―――やられた。 零にーさんが周にーさんを人質にしてる図は塗り替えられた。
あいにく僕にはそっちの方を見ている余裕はなかったし、背中に目がついてるわけでもない。 でも、耳はいともたやすく全方位の音を拾う。
敵にも聞こえてるよね。周にーさんが名乗りをあげた声は。>>175 だから、さっきより、見るからに士気の上がった顔をしてて]
………、っ!
[僕が振り下ろした脇差は敵にかすりもせず、敵が死角から獲物を振り下ろしてくる……予感。 すぐに半回転してマインゴーシュで受け止め――弾く。
ついつい舌打ちするしかない]
(248) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
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[このまま雑魚同然の相手と小競り合いしてたら全然、目指すところに近付けない。 だけど敵はひっきりなしに向かってくる。きっとこの位置関係のせいだね。
僕と、その近くに固まってる吸血鬼をたおせば、“始祖様”を討たんとする周にーさんの助力ができるって思ってるに違いないんだ]
……、そんなにやる気なら、 先に君らのこと連れてってあげる…。
[僕は地面を蹴って左右の武器で斬りかかる。 後ろの方を振り返る素振りは見せず]
(250) 2014/02/15(Sat) 21時半頃
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[ひとり、またひとりと。僕は相手を打ち倒していく。 そしてこっちに迫ろうとしてる長槍が邪魔だから、打ち払うみたいな動きで脇差を振るおうとした時]
……、っ!?
[こっちに何か来る! あれは……二輪自動車的な何か!?>>285 後ろに飛んで避ける僕の視界の端に、風にまかれて舞い上がる帽子が映る。仕方ないね、両手に武器を持ってたら押さえる暇がないし。 もっとも相手は]
―――…。
[こうして顔をさらす前から僕がわかってたみたいだけど。 でも僕は名乗ってくれないと……訂正、ちょっぴりまじまじと眺めないと相手が誰だか分かんなかった]
(312) 2014/02/16(Sun) 00時頃
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[――どこかで、帽子の落ちる音がした]
円、………久しぶり、って言いたいところだけど。
とりあえずさ、何しに来たの。
[円の乗るのりものの音がうるさくて、何か言ってても僕には聞こえてなかった。だから訊くんだ]
(313) 2014/02/16(Sun) 00時頃
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