人狼議事


113 姫と古騎士村

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【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ミッシェルお姉様……。

[本当なら、ここで、姉姫の言葉を否定するべきだった。
 ただ一人から必要として貰えればいいだけではないか、と。
 例えば騎士の家系の人ならば、強い子を望んで婚姻を望む事もあるだろう。
 何より、姉姫の器量、性格であれば、恋をすることも難しくは無いと。

 しかし、見殺しという言葉に息を呑む。
 我慢をしていたつもりでも、まだ10を少し超えたばかり。
 理屈と感情が、ずれを生んでいく]

 そんなの……。
 私だって、同じだもの。

 でも、私なら……病弱な私なら、って……。
 そう思って……。

(0) horse 2013/02/12(Tue) 02時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 お姉様……でも、私……。

[撫でられた頬に、涙がはらりと落ちる。]

 無理です、私には。
 知らない土地で、知らない人たちの中で。

[城の外すらも、出た事は数えるほどしかない。
 そんな自分がこの場所から出て、果たしてやっていけるか。]

 ……怖い。

(2) horse 2013/02/12(Tue) 03時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 お姉様……。

[首にかけられたネックレスのトップを、そっと撫でた。
 そこに込められた想いが伝わって来るようだった]

 分かりました。
 王族としての務めを、果たしに参ります。
 そして、忘れません、お姉様の事も……この国の事も……。

[瞳から溢れてきた涙の粒をぬぐい、顔を上げる。
 そこにあるのは決意の表情だった]

(29) horse 2013/02/13(Wed) 07時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ズリエル、と申しましたね。
 私からもお願いします。
 ……私を、遠国へと連れて行ってください。

 報酬はあちらに着いた後にも、支払われる事でしょう。

[向き直り、両手を揃えながらズリエルに頭を下げる。
 そして、いつの間にか居た小さな弟に気付くと、困ったように笑いかけて]

 ごめんなさい、オスカー。
 私は遠い場所に行かねばなりません。

 けど、いつかまた会えるから……その時まで、いい子でね。

[恐らくそれは、死後の話になるのだろうけれど。
 個人としての感情を押し潰しながら、姉として、最後の言葉をかけた]

(30) horse 2013/02/13(Wed) 07時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[城を出た頃とは、比較にならぬ程の陽気。
 暖かな日差しからは、時が経ち春が来た事だけではなく、遠い異国まで来た事を肌で感じられた。
 恐らく今頃は祖国でも雪が溶け始めて居る頃だろう。
 それが意味する所を思い浮かべると、消える事の無い痛みが胸に走った]

 もうすぐ、なのですね。
 
 ……行きましょう。
 余り、お待たせする訳にはいきませんから。

[感傷を振り切るようにしながら、歩みを進めることを願った。
 その瞳は、若くとも国背負う王族のものだった]

(53) horse 2013/02/14(Thu) 00時半頃

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