36 森の中の小さな村【言い換え無し】
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[あれから教会に戻ると、食前の祈りさえ等閑に食べ始めた。 スティーブンはまだ居ただろうか。 煮蕪を一口で片付けると、切れたままの口内が痛感を走らせる]
今日も、生きている。
[木匙を傾けて粥を掬う手を止め、椀を覗き込むようにぽつり。 ときは過ぎた。俄かに時間が逆回しになるわけではない。 死者はずっと死んだままで、自分はずっと生きている。 弾かれたように痙攣し身を捩ると、虚ろな哄笑が漏れ出した]
滑稽だ。
[人間を吊るした感触が未だに残る三本の指に、微かな吐瀉物]
(10) 2010/11/20(Sat) 22時半頃
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[荒れた教会の石床に倒れている銀の燭台を直すと、火を灯した。 揺らめく橙色の輪が、徐々に下りる夜の帳に優しく広がる]
随分暗くなってきた。だが、もう夜に怯えなくてもいい。
[朝が来るまで、人狼の気配に耳を澄ませる毎日は過去のこと。 壁にもたれる様に座り込んで、黴臭い布を引き寄せた。 言葉とは裏腹に、夜空が白く染まるまで、眠れないとしても]
(11) 2010/11/20(Sat) 22時半頃
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―翌朝― [日課となりつつある死体の処理を行っていると、 ふらりと現れたヴェスパタインに声を掛けられる]
やあ、どうした……。何をそんなに怯えている。 誰から逃げるのだね。今日も被害者は出ていないのだろう?
[奈落に通じる墓穴に、またひとつ死体を投げ込む。 滲んだ汗を拭い、怪訝そうな表情で首を傾げた。 男が落ち着くのを、傍の墓標に背を預けながらじっと待つ]
そうか。ホリーがそんなことを……。 確かに、事態が収拾した以上益はあるだろう。私も行こう。
[不謹慎な姿勢から身を起こすと頷き、集会場へと歩き出した]
(12) 2010/11/20(Sat) 22時半頃
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[村の道を歩くすがら、出会った人間がいれば声を掛ける。 そうこうしている内に、集会場へと辿り着いた]
誰かいるか?
[ここで起こった事件を思い出し、軽く瞑目すると かつての賑わいを取り戻すことは無いだろう酒場へと足を踏み入れた]
(15) 2010/11/20(Sat) 23時頃
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ああ、ホリー。ここで生き残った皆で話し合おう、と聞いてね。 恐らく、直ぐに他の人達も来るだろう。 気にしなくて良い。昨日の反応も当然だろう。
[振り返る少女の姿を認めると、また驚かせてしまった、と呟く。 自らも整理しきれていない旨を告げて、軽く首を振った。 彷徨う視線は暫くして、少女が持つ本に縫いとめられる]
………怖いのは無理も無い。 全部人狼が、わる、い?
[驚愕の表情をありありと見せて、引っかかる喉を嚥下する。 どうして、墓穴に葬ったはずのあの議事録が、あんな場所に]
(24) 2010/11/20(Sat) 23時半頃
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読んでいないのかね? それを。
[恥じるように左手を背後に回すと、右手で議事録を指し示す。 頭を下げてくる少女の表情は、例によって見えなかった]
(26) 2010/11/20(Sat) 23時半頃
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[流れる黒髪に遅れて現れた少女の瞳を見つめて]
人狼を倒すため? 村を守るため? みんな自分を守るために、ためだけに……。
[先走る言葉に舌が縺れる。その先は告げられなかった。 なぜなら、自分も間違いなく携わった一員だから。 唾棄すべき偽書。甘い菓子のような都合のいい嘘。 混乱の残る瞳で、不思議そうなホリーの顔と議事録を見比べる]
ホリー、君が今生きているのは、単なる偶然の産物だ。
[ようやっとそれだけを呟くと、強張った表情のまま首を振った]
(35) 2010/11/21(Sun) 00時頃
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[やがて入ってきた人々に向き直ると、 光を取り込み、随分明るくなった室内で目を細める]
ありがとうスティーブン。 私の怪我は、たいしたことはない。 それより、自宅の修繕の目処はついたかね。
[指が何本かなくなったぐらいだ、と軽く話し]
もちろん、君がよければいつでも教会を使ってくれて構わないが。 なにせ、距離もある。不便だろう。
[ただ、修繕に必要な人手が足りないかもしれないな、と唸った]
(37) 2010/11/21(Sun) 00時頃
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……すまない。 その議事録をホリーが持っていることに、少し驚いた。
[徐々に鋼芯が入るように、背筋を伸ばすと 表情から強張りを解いて、首を傾げるホリーに手を翳す]
そうだ。そうだな。 君や私が生きているのは、人狼が居なくなったから。 その議事録も、あまり思い出したいことでは無い。
[溜息をひとつ。やがて冷え冷えと固まる心を自覚しながら]
(48) 2010/11/21(Sun) 00時半頃
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チャールズは、ホリーに話の続きを促した。
2010/11/21(Sun) 00時半頃
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スティーブンは医者だからな。 死と触れ合う機会も多いだろう。忠告ありがたい。 人間は全てを抱えきれると思い上がらないよう、肝に銘じよう。
[職業柄の共感と諦観を持って 自嘲を浮かべる医師が、手の包帯を解くのを静かに眺めていた]
すまない。助かる。 自分では、あまり上手く巻けないのだ。
[ただ、防衛、と言う単語が出ればぴくりと目蓋を持ち上げる]
確かに、確証が無いと言えば、そうなるか……。
(54) 2010/11/21(Sun) 01時頃
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一体、復興には、どれぐらいかかるのだろう。 男手はどうやら4人しかいない。 私、スティーブン、サイラス、それにヴェスパタインか。
[ぐるりと見渡して、呟く]
人狼などもはや居ない、そう私も信じているが。 まだ恐怖の痺れが身体から去っていないのだろう。 皆の話を聞いていれば、俄かに不安にもなってくる。
[その中で、一点に目が留まると、大きく頷いた]
サイラスの言うとおりだな。 そうなれば、また我々で殺すのだ。
(59) 2010/11/21(Sun) 01時半頃
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それが人であっても。生きるためには。
[残る人数は少ない。 まさかの際は、さぞや陰惨な光景になるだろう]
(60) 2010/11/21(Sun) 01時半頃
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[苦い記憶が蘇る。失った指を幻視しようと目を凝らす。 魔女狩りの基本は古来より決まっている。 極限状況にある中で、烙印を押されるのは 不審な者、憎まれている者、そして……人より富める者]
ノーリーンさん、貴女の主人は……。
[指にかかる縄の感触。やすりで磨り潰したような悲鳴。 何かを言いかけて、座り込む少女の議事録をちらりと見やる]
ご主人が戻られるのは、人狼が居なくなったと証明されてからですね。
[結局口から出たのは、違う言葉だった。 図々しい罪悪感と、微かな哀れみの混じった視線を向けた]
(66) 2010/11/21(Sun) 01時半頃
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ああ、それほど時間は経っていないのだが、 あまりにも日常とかけ離れていたせいだろう。
それとも、もう忘れてしまいたいということなのか。
[サイラスの言葉を肯定すると、 怪我の調子を確かめるよう、ちらちらと眺めて]
若さは価値だ。そして労働は尊い。 復興には、君の力が必要だ。 生憎、治癒の奇跡は売り切れだがね。
[大丈夫だろう、と僅かな笑みを零した**]
(68) 2010/11/21(Sun) 02時頃
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