人狼議事


236 【誰歓】 悪魔の月の嗤う夜 【特殊騒動】

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視点:


メモを貼った。


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/08/27(Thu) 01時頃


[昼間の間はちゃんと起きている。
 夜の間、メルヤの体が何をしているのか、メルヤは知らず。


 意識のないまま、死に至った]


[そうして意識が目覚めたとき。
 己の体を足元に見る、という事態でもって。

 ようやく。

 その死を知る]



 ――そうか、悪魔か。

[すでに取り憑かれていたのだと、今更、知ったのだった**]


伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/08/27(Thu) 01時頃


メモを貼った。


【人】 伝道師 チャールズ

――……ので、私は、違うのですよ。
色々と、問題が……彼は黒魔術を、ええ、抵抗されたので。

[或いは、言い訳のように思われたかもしれない。
それでも、オーレリアには、好き好んで殺したわけではないとは、判ってもらいたかった。

他、その場には、同じように協力を頼んでいたメルヤもいたが――注意が偏ったのは、致し方ないだろうか]

(1) 2015/08/27(Thu) 01時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/08/27(Thu) 01時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

……ああ、ええ。
大した傷ではありませんが――……、

[利き腕と、背中と。蛇に抉られた傷痕を、見せて]

……町外れの教会に連絡すれば、半刻もすれば。
それまでは、ここを維持する必要はありますが……、

……うん?

[オーレリアの視線に、少し、首を傾げて]

ああ、無論……諸々と早く片付けられるなら、越したことはないのですが。

(3) 2015/08/27(Thu) 01時半頃

[時の流れから絶たれた闇の中。
澱んだ微睡みのような、意識が落ちていたのは──“無”。
小さな舌打ちが、忌々しげに響く。]

 ……しくじりやがって。

[自嘲の呟きが落ちる。
そして、低い笑い声が漏れれば]


 ──…… 滅べばいい。

[何もかも失って。
絶望は、きっと。諦めは、必ず。
優しく、身勝手に、全てを奪うはずだ──。]*


[男は、縛られる事を嫌った。
幼い頃から、それは変わらなかった。
良く言うなら奔放、ありきたりに言うならば身勝手。

それでも、欲深い男は欲しい物は欲しがった。
どんな思いをして手に入れた物でも、興味が無くなればあっさりと捨てた。
そうして、刹那的に生きる内に。
やがて、自分の手元に何もない事に気付いても構わなかった。

善悪の基準すら、気紛れに自ら決める。
愛するなら愛し、殺すのなら躊躇いなく。
 
 ──それは、たとえ自らの命さえも。]


[微睡みから覚めた──、いや。
もう眠ることは無いのだろう。
聞こえてくる声を、せせら笑う。]

 悪魔を殺したとでも言やいいもんを、なぁ?神父様よ。

[届かぬとは知って。
怨念等、ありはしない。
生きていれば、そう毒を吐いて生真面目な聖職者を笑っただろう。]


[魂とだけなれば、それまでは感じとる事すら叶わなかった事を知る。]

 ……そうか。あんたも死んだのか。

[メルヤの命が果てた気配を知れば呟き。
慌ただしく去る気配に向くと、嘆息し。]

 ──……Pwosperite Dyab la <悪魔は栄える>

[そう、重い呟きを落とした後。]

 ──……Chape nan Si w ap viv

[呪いではなく。祈るような言葉は掠れて消える。]*
 


[命を散らす前の、チャールズがオーレリアに向けた言葉は聞こえていたけれどあまり理解はしていなかった。
 信じていた相手が死んだということだけは理解して。
 彼女と彼が動くのに口を挟まずにいただけだ。

 そうして夜が来て。
 悪魔に操られて、死んだ]


[思い出したことに僅かにため息を零し。
 ふと自分以外の気配を感じてゆるく瞬く。

 気配がした方へと向かえば、そこには先に死んだはずの男がいて]

 ヘクター。

 死んだはずなのに、会えるとは。
 不思議だな……

[命がなくなれば意識もなくなるのだと思っていたけれど。
 こうして意識が残っていることを不思議そうに呟く*]


【人】 伝道師 チャールズ

―黄金の林檎亭―

……、眠りすぎましたかね。

[――昨日は、随分と楽しめた。が、消耗したのも確かだった。

真っ向からの命のやり取りは、精神と肉体を限界まで緊張させる。
メルヤとオーレリアを宿に帰し、教会の人間に死体の調査と始末を命じ、宿に戻ったときには夜も更ける頃だった。

衣服を改め、水差しに手を伸ばしたところで、それ>>10が響いた]

(15) 2015/08/27(Thu) 21時頃

【人】 伝道師 チャールズ

……朝から乙女の悲鳴、ですか。
どうも、朝食は諦めたほうが良さそうですね。

[それでも、身なりと装備だけは整えて、階下に下りていく]

――何があったのですかね?

[同じように顔を出している、そのあたりの宿泊客に訊ねるも、みな一様に首を振る。
一階まで降りれば、或いは、駆け込んできた青年>>12から事情を訊けるだろうか]

(16) 2015/08/27(Thu) 21時頃

[近寄る気配を知れば、その名前を口にする。]

 ……メルヤ。
 天国にも地獄にも行けなかったみてぇだな。

[不思議そうな呟きに、短く笑う。
彼女が悪魔に捕らわれていた事は彼女の口から語られなくとも、自然の理のごとくに、男も知っていて。]

 ……それとも、未だここに留まっているだけか。

[生前から死霊を感じとる事の出来た男には、メルヤの姿が今もくっきりと見えただろうか。]


 悪魔の寄り代はどちらにもいけないのだろうか。

[よくわからないと首をかしげる。
 ヘクターに知られていても、死んだ後のことだからそういったこともあるのだろうと思い]

 留まる理由などない気もするから。
 行く先がないのかもしれないな。

[魂の姿であれば包帯はなさそうだが。
 悪魔がとりついていたせいか、ヘクターには生前と同じく包帯姿がくっきり見えるだろう。

 霊感などはなかったはずだが、悪魔が居たせいか死んだはずのヘクターと声を交わせる不思議を思い、彼の姿をまじまじとみやる]


【人】 伝道師 チャールズ

[――厩、遺体。それだけ聞こえれば、十分だった。

宿泊客らのざわめきを割って、厩舎に向かおうとしたところで]

……?

[挨拶を向けられて、応答までに僅かに間が空いた。
その青年が誰だったかと認識するには、記憶の書庫を幾らか探る必要があった]

……、そのようですね。

[確か、階段で腰を抜かしていた――そう思い至れば、取るに足らない相手と無視しようとしたが]

……ふむ?

[が、どうも――第一発見者は、彼であるらしい。状況を聞いてみれば、軽く首を傾げて]

(19) 2015/08/27(Thu) 22時頃

【人】 伝道師 チャールズ

探しに出る、とは言いますが――しかし、思うに。
官憲や教会は、貴方にも事情を聞きたくなると思いますがね。
何しろ、遺体を真っ先に発見した人物なのですからね。

[無論、自分も興味はあるところではあるが]

(20) 2015/08/27(Thu) 22時半頃

 さぁな。俺にも解らんよ。
 まぁ、天国も地獄も本当にあるかどうか。怪しいわな。

[首傾げるメルヤに、此方は肩をすくめ。]

 行き先、ねぇ。
 ここに縛られる事さえなけりゃ、何処へでも行けるかも知んねぇぜ?

[行きたい所はないのか?と、にやり笑う。
死んだところで、この男の適当な軽口は変わらない。]

 ……なんだよ。物珍しそうに。
 あぁ、幽霊見るの初めてか。

[まじまじと見上げてくる包帯姿のメルヤを見下ろし、首を傾げ。
此方はと言えば、特に生前と変わらず。
時折、ゆらりと揺れるだけ。]


【人】 伝道師 チャールズ

[そこで、ふと思案して]

しかし、今しがた起きたばかりの変事とあれば、惜しむべきは時。
幸いにして、私も教会の人間ですからね。
あなたに同行して、道すがら、話を聞かせていただく――というのはどうでしょうかね。

馬を借りるに厩に行きますから、現場も見られるでしょうしね。

[どうだろうかと、提案をする]

(21) 2015/08/27(Thu) 22時半頃


 そうか。
 ならしばらくはここにいるしかないのかな。

[肩をすくめるヘクターを見ながら、ゆるりと瞬く]

 どこでも、といわれても。

 行きたい所などないしな……

[困った、というように眉根を下げる]

 そう、幽霊などはみたことなかったから。
 幽霊になったからといっておどろおどろしくなるわけでもなさそうだ。

[時折揺れるのが不思議といえば不思議だが。
 己の手を見てみれば、うっすら透けているようにもいつもどおりのようにも見える]


【人】 伝道師 チャールズ

ただの殺人事件なら、私の気苦労もひとつ減るのですがね。

[鼻を鳴らしながら、厩に向かって]

ふむ――なるほど。

[昨日、会話していたメルヤの遺骸を、平然と見下ろして]

……ここで殺されたにしては、出血が随分と少ない。

[メルヤの身体の下。赤黒く、まだじとりと湿る飼葉に、指先を伸ばして。
溢れ出したというより、滲んだ程度>>8だろう。この辺りは、元傭兵である。的確に推測して]

……まあ、確かに、彼女に事情を訊ねる必要がありそうです。

[後ろからついてきていた宿の主に、教会への連絡を指示して、馬を借りると告げ]

(24) 2015/08/27(Thu) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ

――ところで、君は馬に乗れるのですか?

[と、青年を肩越しに見遣って、そう訊ねた。
疾駆する馬の背に乗るのは、荷車を引く馬の御者台に座るのとは、また訳が違う。
自分で手綱を持てないなら、この際だ、後ろに乗せてやるつもりだったが]

(25) 2015/08/27(Thu) 23時頃

[透ける自らの手を見詰めるメルヤを眺めながら、暫し黙って聞いた後。]

 ──そうでもねぇよ。
 おどろおどろしいもんは、そこかしこに居るさ。
 メルヤ、あんたには……未だ見えてねぇかも知れんがな?

[ゆらりとぶれる男の首元に、一瞬。
醜くぽっかりと抉られた死傷が浮かび、消えるのは僅かの間のこと。]

 いずれ、悪魔に飲み込まれるような事があれば。
 ……地獄にも堕ちてけるのかも知れねぇけどな。
 多分、それまでは俺も此処から離れられる気がしねぇ。

[──黄金の林檎亭。無のみ落ちる墓場。血塗れの厩。
街の、そこかしこから聞こえてくる囁きや慟哭、悲鳴、呟きに、耳を傾けながら。]

 それまでに、行きたい場所でも考えとくといい。

[言う口振りは、静かに。]


[そうでもないと否定する男の首に、傷が現れては消えるのを見て瞳を瞠る]

 そうか。
 私にはまだ見えてないものがあるんだな……

[意識すれば見えるようになるというわけでもなさそうな、男の視界に見えているだろうものが見えるかと視線をめぐらせ]

 ヘクターもいけないのか。
 
 私は、たぶん悪魔に紐づいているんじゃないかと思う。
 だから悪魔がどうにかならない限り、ここにいるんじゃないかな。

[行きたい場所、と言われて考えてみたが。
 悪魔に取り付かれてしまった末路を思えば望みができたとしても叶うとは思えず。
 ゆるりと首を振った]


【人】 伝道師 チャールズ

[適当な馬を選んで、引き出して]

急ぎたければ、後ろに乗りなさい。
舌を噛まないようにだけ気をつけて、しがみ付いていればあっという間ですよ。

竜連れでは、聞き込めば行き先も知れるでしょうが、聞き込みには人が要りますからね。

[青年が応じたかどうか。いずれにせよ、朝の街を蹄が叩く音が響くだろう]

(28) 2015/08/27(Thu) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ

―墓地―

[――行き先を得るのには、さしたる苦労はなかった。
探すべき相手は、物理的にも大きすぎたし、朝方の街中では与える印象も大きすぎた。
その結果が、街の端、この墓地であった。その端に馬を繋ぎ、湿った土に降り立った。
青年が同行していれば、降りる手伝いくらいはしてやったろうか]

……、墓場ですか。どうも、雰囲気がありすぎますね。

[真夜中でなく、朝方なのが救いか。そんなことを、呟いて]

(29) 2015/08/27(Thu) 23時半頃

伝道師 チャールズは、メモを貼った。

2015/08/27(Thu) 23時半頃


[辺りに視線を巡らせるのに気付けば、一時、口をつぐみ。
──悪魔に魅入られた者がどうなるか。
想像に、難しくはなかったが口にはせず。
ゆるりと首を振る様子を見ると、小さく息を吐く。]

 ……まぁ、メルヤ。俺にも確かな事は解らんが。
 あんた自身が、悪魔になった訳じゃねぇようだ。
 
[それだけは、恐らく。
死した彼女を、前にすれば思う事で。]

 死んでも“人”であるうちは“人”だ。
 あんたに、信仰があるんなら神様に祈るのもアリかもな。

[そう言い、揺らめく指先で遠く指すのは馬を駆る、聖職者の姿。]

 ──……まぁ……奴も。地獄に堕ちそうだがな。

[呟きながら、歪む笑いは同種を見る自嘲の眼。]


【人】 伝道師 チャールズ

[――朝霧のなかでも、その居場所は明白だった。
皮肉なものだ。彼女が信頼する友人の姿が、彼女の居場所を白日の下に曝す]

――……、ミス・オーレリア?

[皮肉といえば、これもそうだ。
どこの姫君かとも見紛う乙女を、怪死事件の参考人として探さねばならないとは]

(33) 2015/08/27(Thu) 23時半頃

 悪魔のかけらはひっついている気がする。
 けれど、悪魔に丸ごと乗っ取られるわけでもなさそうだ。

 悪魔に乗っ取られたら食われてしまうものだと思っていた。

[意識ははっきりとしているし、己の思考が変わったようにも思えない。
 ただ、悪魔がいま何をしているのかは、なんとなくわかる]

 神……信じてはいるが、信仰というほどでもないかな……

[駆け行く聖職者を示すヘクターに、幾度か瞬き。
 彼らが行く先を見ながら首をかしげる]



 ――正直悪魔が消えると同時に消えてもおかしくないとは思っている。
 オーレリアには、悪いことをしてしまった。

[昼間は悪魔が取り付いていることなど知らなくて。
 眠っている間にすべてが終わってしまったために実感は少ないが。

 死した場所を思えば彼女に悪魔がついているのだということは間違いない]


【人】 伝道師 チャールズ

……まあ、そういうことになります。

[頷いて]

有体に申し上げると、貴女の立場は、あまり宜しくはありませんね。
何しろ、貴女が寝起きしていた場所に死体が転がっていて、当の貴女はその場から去っていった。

[ひとまずは、事実だけを述べた]

(35) 2015/08/27(Thu) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

ただ――貴女が下手人かというと。
あの場で殺ったにしては出血が少な過ぎるし――貴方には頼りになる友人がいる。
その力を借りれば、死体ひとつくらい跡形もなく消せそうですからね。

[だから、疑問なのだ。何故逃げたのかが]

(36) 2015/08/28(Fri) 00時頃

 喰らう奴も居る。取り込まれる奴も居れば、成り代わる奴も居る。
 あんたも、これからどうなるかは解らねぇ。
 ──俺もな。

[悪魔に憑かれたでは無きにしろ。
永く呪いに身を浸していた者であれば同じことだ。]

 かけらがひっついてるか。
 ……すまねぇな、祓ってやる約束だったが。

[呪具を掴む手も、呪文を唱える身体も失ったのであればそれも叶わない。
信仰ほどでは無いと言う言葉には、苦く笑い。
オーレリア、という名前が出れば。]

 まぁ──、宿命ってやつだ。抗えない、ってアレな。

[女の名を聞くことは最期まで無かったが。
メルヤの口から出る、その名を持つ女が今。
墓場でその時を待っていることは知っていた。]


 そうか。
 なら今は自分を保てていても、食らってしまうためにおいているだけなのかもしれないな。

 ヘクターも、なのか……

[彼が使っていた術について詳しくは知らないからこそ。
 ゆるりと瞬いて意外そうに見やる。

 悪魔をはらう約束を覚えていたことに小さく笑みを浮かべ]

 こうなっては仕方がない。
 あのとき祓ってもらっていたらなにか変わったかもしれないな。

[たらればな話に肩をすくめ]

 宿命、か……
 私がヘクターのかわりに殺されていれば、なにか変わっていたかな。

[墓場に三人が集まっている様子が見える]


【人】 伝道師 チャールズ

――それは、ええ、そうでしょう。

[震える女>>37に、つい同情的になるのは、致し方ないだろうが。

前に出た青年から発される言葉に、眉根を寄せる。どういうつもりだろうか]

ああ――君の問いのひとつには、私が答えられる。

[ヘクター。この街の教会に調べさせて、その名くらいは知れている]

――かれを殺したのは私だ。
異端の咎でね――かれは異端の術で、私を襲った。

[これはまた、事実だけを述べて、反応を伺った]

(39) 2015/08/28(Fri) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

……だが、君は何故、それを?

[疑問を、青年にぶつける]

あの男が"殺された"ということを知るのは――教会の人間を除けば、あの場に居合わせた者だけ。
そのうち生きているのは、一人だけのはずなのですがね。

[銀髪の乙女に一瞬だけ視線をやって、首を傾げる]

(41) 2015/08/28(Fri) 00時頃

[喰われる、という言葉には声を漏らし笑った。]

 おやつみてぇに取っとかれてる訳か。そりゃあいい。

 まぁ、俺が生きてたところで何が出来てたか怪しいがな。
 代わりに死ぬ、なんざ意味のねぇこった。
 ……考える必要はねぇ。

[宿命、と自分が口にした言葉の重さを、ゆるり、首を振って否定し。
小さく笑う様子が見えれば、軽く頷く。]

 かけらくれぇならな。ハタキかけるようなもんだわ。

[ふと、メルヤが見る先にある光景を自らも死んだ眼に映す。
悪魔の影は、ゆらり。微かに。
何もなかったはずの、墓場に黒く歪みを見せている。
死した男の眼には、そう映っていた。] 


 貧相なおやつだと思うが、な。

[軽く肩をすくめる。
 自分の言葉を否定するような発言におや、と眉をあげ]

 すくなくとも私よりは役に立てたんじゃないかな。

[意味がないと断じられればそれ以上言葉は重ねず。
 軽い頷きとともに告げられた言葉の軽さに、くすりと笑む]

 そうか。
 それほど気軽にできるのであれば頼むべきだったな。

[失敗した、と小さく呟く。
 オーレリアに重なる悪魔が見える。
 とはいえそれはもやみたいなもので、きちんとした形は捉えられないけれど]

 悪魔のせいでトイも混乱しているのか。


【人】 伝道師 チャールズ

……ふむ?

[向き直った青年の罵倒を受けて、相好を崩す]

もし、君の言うように、私に襲われる理由があったとしよう。
だとしても、他人を剣で害そうとした者が、剣によって斃れた。ただそれだけだろう。
それは、彼我の力量の差を見抜けなかった彼の自業自得で、私にとってはただの自衛だよ。

それとも、襲われる理由がある人間は、無抵抗で殺されねばいけないとでも言うつもりかな?

――だが、だとすると、どうなる?
金を持っていそうだとか、ただ女だからだとか、そういう理由で人を襲う輩を返り討ちにしても、君は責めるのかな?

(44) 2015/08/28(Fri) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

――ハッ、これは!

[青年の答え>>43に、ぽんと、己の太股を叩いた]

宿に一晩戻らなければ、殺された――か。
彼のような風体の男なら、一晩中飲み明かすとか、娼婦を買いにいったということもあるだろうに。

[視線を、青年の方に据えて]

――やはり、君にも事情を聞く必要はあるようですね。

(45) 2015/08/28(Fri) 00時半頃

[それが冗談めかした言葉に聞こえ、肩を揺らし笑う。]

 いやぁ。そんなことねぇだろう?
 喰えたもんじゃねぇのは、俺の方だろうよ。

[役に立てただろうと言われ、鏡のように片眉を上げて見せる。
それ以上、続く言葉がなければ頷き。]

 あぁ。マケてやっても良かったわ。

[頼むべきだった、との言葉に指で“金”の印を作って。僅か笑った後。
メルヤが呟いた名の、傷ついた若いあの男は。]

 ──アレ、な。逃げるつもりはねぇだの、抜かしてたが。

[腹を抑えていた手。少なくとも、今もなお。]

 ……バカ野郎が。…………逃げるのがマシだろうによ。

[呟く声は、小さく。]


【人】 伝道師 チャールズ

――逆に訊ねるが、君は彼女をどうするつもりだったのかね?

[と、銀糸の淑女に視線をやって]

と、まあ――それが答えになる。
必要なことは、話してもらうとも。

(47) 2015/08/28(Fri) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

――教会の事情聴取は物理的でしてね。

[場合によっては、それは、拷問という形をとるかもしれないが――それが伝統的手段である]

(48) 2015/08/28(Fri) 01時頃

[笑うヘクターをちらりと見やり]

 じゃあ二人とも食べれたものじゃないということでいいかと。

[くすっと笑って冗談を告げる]

 まけてもらえるのならありがたいところだったな。

[軽く肩をすくめ。

 オーレリアを疑い、チャールズに噛み付いたトイがどうなるのやらと少しばかり心配になる]

 誰も悪くないとはいえ、
 めぐり合わせというのは怖いな。

 トイは悪魔もついていないのだから逃げてしまえばいいのに。

[ヘクターが小さく呟くのに同意した]


 そうあることを願いたいね。

[くすり、と漏らす笑顔に笑みを返し。
悪魔がまた、気紛れであればいいなどと。
胸奥にある、暗い諦めや絶望は、僅かにもメルヤに見せはせず。]

 地獄の沙汰も金次第っつうからな。
 ま──、何かありゃご贔屓に。

[ふざける口調でそう言って。
3人を見詰め、呟くメルヤの言葉には何も応えなかった。
ただ、声にしない呟きのみひとつ。]

 ──…… Lanmò se tou pre <死は近い>

[死した者が身を落とす闇の中。
男の影が、微かにぶれ、揺れた。]**


メモを貼った。


 ああ、そうだな。

[ヘクターに頷きを返す。
 口にした言葉が現実になる可能性は低いと感じながら。

 ヘクターの胸のうちに隠されたものを感じることはできず、ふざけた口調にくすくすと笑みがこぼれる]

 なにかあれば頼りにさせてもらおう。

[ろくな金はないが、と肩をすくめる。
 三人へと向ける視線は案じるものだ。

 ヘクターがなにか呟いたことにも気づかないまま、どうなるのかを見守っている**]


メモを貼った。


【人】 伝道師 チャールズ

うら若き乙女が己の寝床で死体と対面して、恐怖のあまり我を失い――という筋書きは、それなりに納得はいきますがね。

[こちらに向いた視線(>>49)の意味を誤解して、視線だけで頷く。ともかくの、心配はないと]

――しかし、あの男が殺されたということは、ごく一部の人間しか知りえないことです。

それを知るのは、あれを目撃していたか、関係者から話を聞いたかですが――それなら、彼女を疑うはずがない。

[目を細めて、青年に問う]

宿に戻っていないというだけで――"死んだ"でも、"行方を眩ました"でもなく、"殺された"。

[――不思議ですね? と、静かに笑う]

(51) 2015/08/28(Fri) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

だから、私はこう考えているのですよ。
君は、彼――ヘクターが殺されるかもしれないと考えていた、その何か理由を知っているのではとね。

――何か知っているなら、今のうちに、どうか。

[彼女の前では、物理的な質問はしたくないなとは、僅かに思ったか]

(52) 2015/08/28(Fri) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

ああ、もちろん――貴女にも後ほど、事情は伺わせていただきますが。

[ひどく緊張した様子のオーレリアに、言葉を向けて]

無論、大したものにはならないでしょう。
死体を見つけたときの状況について、ひとつふたつ質問を――、

[そこまで言葉を紡いで、様子がおかしいことに気付いて、眉根を寄せた]

……ご気分でも?

(53) 2015/08/28(Fri) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

……悪魔を祓おうと?

[それは、新しい情報だった。だが、そのまま鵜呑みにも出来ない]

しかし、かれが私を襲った手段は、異端の術でしたよ。

[それは、この眼で見て、この肉で味わったことだから、疑いないが]

――まあ、いいでしょう。

[これ以上、青年を追及しても、得るところはない。そう判断して、嘆息する]

だとするなら、君が、彼女を疑う理由もなくなることになる。
なんとなれば、ヘクター君を主の御許に送ったのは私だからだね。

[と、区切りをつけたあと]

(55) 2015/08/28(Fri) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

だから、彼の死については、別の問題だよ、君。

いまの問題は、そう、メルヤ――といったかな。
あの娘の死に、彼女が関わっているかだ。違うかな。

[言葉を紡ぐ]

あれだけの傷を負っていたんだ――いつ容態が悪化してもおかしくはない。

自然死ということも有り得ると思うが――、そのあたりはどうでしたか?

[と、オーレリアに視線を向ける]

(56) 2015/08/28(Fri) 01時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

…………、ふむ。

[あの男の死は、己の手によるもの。
なら、その死を疑ってきた青年への疑いも、今朝方の件とは関係ない。

疑いを切り替えて、語られた内容を、吟味してみる]

いまの話を聞くだけなら、傷が開いて、助けを求める途中で――とも、とれるか。

[小さく呟いて、しかし、それを否定する。ならば、厩まで行く必要性がない]

彼女――メルヤは仲間と共に悪魔に挑み、そして、彼女を残して全滅したと。

ひとつ疑問はあった――当の彼女は、どうやって生き残ったのか。それも、あれだけの傷で。

[口元を抑える。死霊術――いや、それはない。自分自身、宿に戻る前のメルヤと言葉を交わしている]

(62) 2015/08/28(Fri) 02時頃

【人】 伝道師 チャールズ

……、……、

[この街の教会で働く者たちから聞き込んだ、悪魔の情報。曰くが――そう。

……悪魔に憑かれた者は、血を噴いて死ぬ。
そして、悪魔は次の依り代を探す――……、そういうもの]

――そうだとも、そうでないとも、現状では。

[メルヤの死が悪魔によるものか、どうか。
そのオーレリアの問いには、曖昧に応じるしかなかった。
この男にしては、その口調は、弱りきったようだった**]

(63) 2015/08/28(Fri) 02時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[その問いが、発されてしまった。冷たい汗が首筋を伝い、腋下に滲む]

――……、それを疑う、自覚症状でもおありですか。

[発した声が、幾らか掠れた。信じたくはなかった、だが]

それは、判りません……なんとも、いえない。

……貴女は、狂している様子でもない。
理性を保っているようだし、外見上も何の変化もない。

明確な異常がないかぎり、悪魔憑きかどうかを見分けることは、徳の高い聖者にも難しい。

[それは事実だった。そして、それ故に]

悪魔憑きであるかどうかの証明は、悪魔が憑いている印を示せばいい――、

――では、悪魔憑きではないことを、証明するためには?

(66) 2015/08/28(Fri) 20時頃

【人】 伝道師 チャールズ

……出来ないんですよ。

[――ああ、そうだ。問われてしまった。
その問いが発された時点で、他の選択肢がなくなってしまった。

首を振って、掌を額にあて、搾り出すように結論を出す]

――悪魔憑きではないことの証明はね、不可能なんです。

[悪魔の証明――同じ論法から、かつて、魔女狩りという惨劇が引き起こされた。

疑いが生じたら、そこで終わり。運命は定まり、結末は確定する。
いかなる手段によっても、"そうでない"ことの証明など出来やしない。
無罪の証明が出来ないから、"疑わしきは罰する"――それが、教会の基本姿勢]

(67) 2015/08/28(Fri) 20時頃

【人】 伝道師 チャールズ

教会の人間としては、最早、選択肢はありません。

ですが――私個人として、出来る助言はあります。

[何を、言おうとしているのか]

今すぐ、お友達――ラスタバンの背に乗って。

[教会の猟犬が、何を言うのか]

――この街を出て、逃げるべきですね。

(68) 2015/08/28(Fri) 20時頃

【人】 伝道師 チャールズ

第一に、貴女が悪魔憑きでない場合。
貴女は死なずに済むし、私もこのままこの街で任務を続ければいい。

第二に、貴女が悪魔憑きの場合。
結果として、この街から悪魔はいなくなるから、私の任務は完遂される。
そして、貴女は逃げた先のどこかで死ぬかもしれないが――私はそれを知らずに済む。

[そのあと、息をついて]

第三に――いずれの場合にせよ、私は貴女の頼りになるお友達と戦わずに済む。

[悪魔に憑かれていようといまいと、御伽噺の姫君の傍には、竜がいる]

(69) 2015/08/28(Fri) 20時頃

[オーレリアの言葉に、ゆるりと瞳を閉じる。

 悪魔が憑いた認識はメルヤにはなかった。
 オーレリアがどう感じているかわからないが、

 もし同じように認識がなければいまはつらいだろうと、思う]


【人】 伝道師 チャールズ

――判っている、つもりですがね。

[本当に? そうなのか? 自問自答が、頭の中で早鐘のように鳴り響く]

いずれにせよ――貴方が黙っていれば、いいだけの話です。

[悩みながらも、言の葉は自動的に紡がれる。言葉に詰まって、舐められるわけにはいかないから]

彼女を悪魔憑きとして討つためには、まず、竜殺し《ドラゴンスレイヤー》にならねばならない。
金満貴族の領地の連隊を持ってきて、漸くといったところでしょう。
勝ち目もないのに挑むほどの狂信者では、私はないんです。

[口にした言葉を正当化するような言葉が、続く]

もちろん、貴方にも報酬はあります――その命、ですよ。

[オーレリアを悪魔憑きとして、討とうとすれば――青年も、竜を相手にすることになる。
それは、死へ向かう早馬だ。それを避けるには、彼女を見逃すための方便を繕うしかない。
だが、その場合、真実を胸に秘められないというのなら――ここで、悪魔憑きとして死んでもらうだけのこと]

(73) 2015/08/28(Fri) 21時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

――なら、貴様がやってみるか?

[かつて、竜を目にしたことがある男は、知っている]

彼女を殺せはするだろうが――その瞬間、貴様も死ぬ。

[あの戦で、友軍にいた竜騎士。竜の背にいた男が、城壁からの弩で射られて、死んだ。

その直後に――主を失った竜が、占領するはずだった敵の砦を、更地に変えた

(76) 2015/08/28(Fri) 22時頃

【人】 伝道師 チャールズ

――、かもしれない。
私は――"俺"はただ、姫君を救う勇者の役を、一度くらい演じてみたいだけなのかもしれない。

[傭兵の頃、遠くに仰ぎ見て憧れた世界。教会の尖兵として働いて、垣間見た世界]

――馬鹿げているとは思うが、ね。
まあいい――刃を抜くなら、是が非もない。

[提げていた杖から、白刃をすらりと抜いて]

何が正しいかは、教会に弓引く愚か者を討ったあとで、考えよう。

[言葉には言葉を、剣には剣を――この方が、話が早くていい。都合もいい。
真に教会の尖兵たらんとすれば――相手が悪魔だろうが竜だろうが、命を賭して挑むべきだからだ]

(77) 2015/08/28(Fri) 22時頃

[眼を閉じるメルヤの気配を感じながら。
男は、歯噛みし呻くような声を絞る。]

 ──……何を。……馬鹿なことを。

[墓場のやりとりを眺めながら。]

 終わらせるには、……手はひとつだけだ。
 ── Li pral apresye

[<解るだろう?>と誰にともなく問う声。
浮かべる笑みは、それをせせら笑おうとしながらも。
苦痛を堪えるように歪む。]


 ……道ずれにするんだ。──悪魔をな?

[届かぬ言葉。

 ──逃げろ、それでも、逃げろ、逃げろ、逃げろ──

声にならぬ死霊達の慟哭は、男の耳にも共鳴し、闇を震わせる。]


[閉じていた目を開け、墓場のやり取りを眺める。
 搾り出すようなヘクターの声にちらりと視線をやり]

 ――無駄な、死が増えなければいいな。

[トイと相対するチャールズに小さくため息を零した]


[溜め息を溢すメルヤの傍ら。
男は、ゆっくりと、だが確かに横に首を振る。]

 手は……、ひとつしかねぇ。……ねぇんだ──

[それは、希望というよりも絶望の言葉。
悪魔は、とり憑く者ばかりでなく。
関わる者達全ての運命を絡めとり、逃さぬように。]


[首を振るヘクターに、もう一つ、ため息を零す]

 夜になる前に、オーレリアを殺せれば。
 悪魔はどこにも乗り移れないかもしれない。

[そうであればいいのに、と願う言葉だ。
 そうだと知っていれば、とり憑かれているとわかっていれば、
 何かが変わっていただろうかと思う]

 トイもチャールズも。
 どうして……

[悲しげに呟く]


【人】 伝道師 チャールズ

――ああ、それは正しい。
貴様が生きて帰るには――俺を殺した上で、彼女をどうにかしないといけない。

[それは、青年を生かして帰すつもりはないということ。
そこいらのちんぴらに、悪魔憑きの疑いのある娘を逃がしたなどという弱みを握られるわけにはいかないから、当然だ]

ひとつ訂正するなら――血生臭いのも、似合わないのも、この街にじゃない。俺に、だ。

[投擲されたナイフなど、弓矢より余程に遅い。杖剣を閃かして、弾いて落とす]

――窮したか?

[だが、その動きは、本来よりも僅かに遅かった。
前日、蛇に抉られた効き腕と背。その影響は確かにあった]

(80) 2015/08/28(Fri) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ

――……ちッ、

[何故、こんなことを。まったく、誰もが知りたいことが、それだ。

――突っ込んできた青年、その刃先。
既に、先んじて突ける距離ではない。そして、刃のない杖剣では、突く以外に殺傷力はない]

……、それが判ればッ!

[だから、振ったのは、利き腕に握る杖剣ではなく]

俺が知りたいよ!!

[左手に握った鞘――杖部分を、振りぬいた]

(82) 2015/08/28(Fri) 23時頃

【人】 伝道師 チャールズ

――……あんた、何をっ!?

[振りぬいた杖の、柔らかい感触>>84に悲鳴じみた声をあげた。

それは、護るべき女を叩いてしまったという事実が一片。

そしてもうひとつは――、自分が振るったのは鞘だが、相手の握っていた得物は]

(86) 2015/08/28(Fri) 23時頃

[運命を短剣と共に、その手に握る銀糸の乙女。
せめぎあう声は、墓場で対峙する男二人だけでは無い事を。
悪魔を宿した、そのか細い手は、何を選びとるのか──。]

 簡単には……出来やしねぇよ。

[それを躊躇いなく出来るとするならば、おそらくは、悪魔の所業を知る自分だけだったろう。
悲しげに呟くメルヤを見下ろし。男は、静かに告げる。]

 それが、あんただったとしてもな。メルヤ。

[その時──、その悲痛な竜の慟哭が、響いた。]



 そうだね……
 簡単にできるなら、こんなことになってないか。

[聞こえる言葉に小さく頷く。
 竜を従えた女が、自らの命を投げ出す様を悲しげに見ながら]

 ――そうかな。
 私が、そうだとわかっていれば。

 話はもっと簡単だったんじゃないかな。

[すくなくとも、この状態は避けれただろうと思う。
 ゆるりと瞬いて、終わりが近づくのをただ見守り]


【人】 伝道師 チャールズ

――はっ、決まっているだろう。

[青年の言葉に、応じる]

騎士ってのは……己の意に反することでも、美姫が望めば、やるしかないんだよ。

[その青年に、竜が喰らい付きかけたが――その一言>>90で、制された]

(91) 2015/08/28(Fri) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

[青年相手には、そう啖呵を切ったものの]

……、先の一打は、済まなかった。まさか、貴女が割って入るとは。

[向き直って、改めて]

……まあ、ラスタバンを止める必要があったかどうかは、判らんがね。

[この先どうなろうと――己の立場を護るためには、死んでもらう必要がある]

(95) 2015/08/28(Fri) 23時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

……だが、まあ、そんなのはあとだな。

[嘆息ひとつ、全てを放るような仕草をして]

――手伝え、小僧。
報奨金は、すべてくれてやる。異端の術も、見逃してやる。

[重要なのは、もう]

……お姫様に、糸紡ぎの針を刺すぞ。

(97) 2015/08/29(Sat) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

はン、いいや?
訂正しておくがな――俺は騎士じゃない。元は、傭兵だ。

[だから]

だから、もちろん、この依頼はタダじゃない――道を拓け。

(100) 2015/08/29(Sat) 00時頃

【人】 伝道師 チャールズ

ただし――竜を挑発して、だ。

[と、付け加えた]

姫君が命じても、忠臣は逆らう可能性がある。
だから、ラスタバンの注意を惹いてもらう――そういうわけで、だ。

[にこり笑い]

――行け。そして竜に噛り付いてでも注意を惹け。

[背中をトンッと押した]

(101) 2015/08/29(Sat) 00時頃

[頷き、眺めるしか出来ない目の前の光景を悲しげに見詰めるメルヤに。]

 そう思うか?

[静かに問いかけ。]

 あんたの命だって、充分、重い。
 悪魔を簡単に殺せるのはな。──悪魔と同等の奴だけさ。

[そう言って、曇る眼が見据えるのは、終わりが近付く様。
そのやりとりを、遠く。
ふと、気付いたように瞬きすれば。
鼻を鳴らし弱く笑った。]


【人】 伝道師 チャールズ

[背中を押した後、軽く、その背を叩いた]

――悪いな。暫く、任せる。

[ただの時間稼ぎとはいえ――、傭兵の、任せるというのは、そういうことだ]

(105) 2015/08/29(Sat) 00時頃

[墓場の光景を見つめていたが。
 静かな問いかけにゆるりと瞬き、ヘクターへと視線を向ける]

 私はそう思う。

[こくりと頷き。
 けれど否定する言葉を聴けば、首をかしげ]

 もとより、悪魔憑きを倒そうとして失敗したからこんなことになったのだろうし。

 ――悪魔と、同等の者などいないだろう。

[何かに気づいたような、そんな動きを見ながら。
 三人のやり取りを聞いている]


【人】 伝道師 チャールズ

[――そして、銀糸の姫と相対して]

――、ええ。

[自覚の有無。異なる心臓の音>>102]

――わかります。否定したい気持ちは。

[それは、己も同じだ。そんなこと、聞かなかったことにしたい]

(108) 2015/08/29(Sat) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

しかし……、何か、いるんですね。何かが……、

[それを、聞いてしまえば、最早、是非はない]

――……苦痛は、ほぼ、ありません。

ただ――ラスタバンの注意を、彼が惹くまでのあいだ。

僅かなら、何か……言葉は、ありますか?

[銀糸の姫に刃を合わせたまま、そう言葉だけは]

(109) 2015/08/29(Sat) 00時半頃

【人】 伝道師 チャールズ

ちなみにね、私は――……、俺は、貴女を。
俺の手が届くかもしれないお姫様だと、そう思ってたん、ですが。

[深く、息を吐いて]

世の中、上手くはいきません、な……、

[――竜に向かって駆けていく青年を、見送って]

(111) 2015/08/29(Sat) 00時半頃

チャールズは、トレイルがラスタバンを引き付けているかどうか、横目で確かめる。

2015/08/29(Sat) 00時半頃


【人】 伝道師 チャールズ

――ご立派ですよ。
しかし、俺は「貴方」で、奴は「トイさん」――か。

[ひとつ、応じて、瞑目して]

――ならば、私は、貴女の期待した役目を果たそう。

(114) 2015/08/29(Sat) 00時半頃

[ふいに聞こえた"声"にびくり、と肩が震えた]

 オーレリア……

[決意を述べていたオーレリアを案じるように見る]


【人】 伝道師 チャールズ

[竜と青年の小競り合いを、横目に見ながら。

何かを、託され(>>115)て、頷いて]

――あなたがそれを望むなら、オーレリア。

(117) 2015/08/29(Sat) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

――邪魔ですよ、あなた。

[唐突に濁った声――、それが彼女であるはずはない。

それに、既に挨拶は済ませた。剣先を向け――迷いなく、その頚椎を貫いた。

ただ、約束のとおり――痛みを感じないように、配慮はしたが]

(119) 2015/08/29(Sat) 01時頃

【人】 伝道師 チャールズ

――……、く、そ。

[手にしたものを投げ捨てようとして、手を止めた。
彼女を、貫いたのは――彼女に手渡された短剣(>>115)でもあった]

だからって……今更、どうなるってんだ。

[預けられた、彼女の血に染まった短剣を眺めて、そう、呟いた]

(121) 2015/08/29(Sat) 01時頃

[首を傾げる様子に、静かに笑い。]

 ……悪魔と同等など、いないか。

[弛く目蓋を伏せれば、墓場の気配が遠く聞こえる。
やがて、その幕を引く一瞬の痛みが。
死霊達が渦巻く闇にも鋭く響けば。
男は、乾いた笑い声を短く響かせて。]

 ── さぁ。どうなるかな……?

[それは、身を引き裂かれるような。
そして、悲しみに打ちひしがれ、歓喜に震えるような。
永く、捕らわれていた無数の魂が悲鳴のような響きと共に。

自らも、それに引かれ飲み込まれていく。
傍らにいたメルヤが、どうなったかまでは見届けることは叶わず。
男の魂は、姿を失い、深い闇の奥へと堕ちていく。]*


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