人狼議事


175 Arco Mondo -初夏の訪れ-

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視点:


-- 前日、ミイユの住処 --

[漸く体は解放される。なのにそれが、なんだか少し。]

 (寂しくなんか、ない…っ)

[赤い顔をぷるぷると振ってから降りた。
 奥の、服やタオルをおいてある場所へ向かい、なるべく大きい綺麗なものを持ってぺたぺたと戻る。]

 ふ、く…… おっきいのない、から…。

[マトリカリアの匂いのついたタオルを押し付ける。
 脱ぐのか、脱ぎたいよな、でも脱ぐのか、ここで。
 少し睨むような顔になったのは恥ずかしいからだ。
 だって上半身だけでもあんなにどきどきするのに。]

 …きがえ、る。

[覗くなよ、という視線を投げてから。
 しかし大きくもない住処だ、少しだけ離れた位置でちらちらと様子を窺っている。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[感じていた重みと熱がなくなるだけで、
 半身が引き離された様に感じる。
 初めて知った感情はずいぶんと重症だ]

 おー、ありがとう。

[流石に服は無いだろうと思っていたが
 タオルを借りれるだけでも十分だ。
 ミイユの匂いだろうか、爽やかな香りがふわりと漂う]

 (見るなってことか?)

 (見たいけど)

[家主を怒らせるのは得策ではない、
 諦めてミイユに背を向けて服を全て脱ぐと
 タオルで改めて全身の水分を拭い去る。
 結ってあった髪も一度解いて、ざっと拭けば良いだろう]


【人】 さすらい人 ヤニク

[>>2:160 すべての言葉が嬉しくて、満たされていくのを感じた]

そうだったのか。
…どうしよう。嬉しい。

[自分だって、ラルフのことを目で追って、拒絶されたらどうしようと恐れ、周りの人に嫉妬して、また旅に出るからと考えて辛かったのに。彼が自分のことを考えてくれていたという事実が、幸せだった。暖かな手に安堵して、怖いのはなくなったと頷いた]

夢じゃないなら、現実で。同じならなんだっていいんだ
俺は、ずっとアンタに触れていたい

[彼の熱に浮かされている。少しだけ涙が出て、赤くなった目で彼をじっと見つめ。腕の中に飛び込んだ**]

(3) 2014/05/17(Sat) 02時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 02時半頃


[ありがとうが耳に届けば、ふるりと頭を振る。
 たった一言が、じわりと甘い。]

 っ、!

[別に見ようと思っていた訳じゃない。
 ちがう、断じて違う。
 向けられた背が振り返ったりしないかと、視線を向ければ
 まるで振り向いたのはミイユの方。
 髪を解いた後ろ姿を、黒い瞳が捉えてしまった。
 どきりと心臓も体も跳ねて、慌てて後ろを向く。
 やがておずおずと自分も服を脱いで体を拭きはじめた。]


[ミイユサイズの服は借りられないので
 着てきた服が乾くまではタオル一枚で過ごさねばならない。
 腰に巻き付けておけば良いだろう。
 次いでまだ少し濡れたままの髪を結い直す]

 (もういいかな)

[そっと背後を伺う、ミイユの背中が見えて
 身体を拭いているのが見える。
 やはり自分よりもずっと白くて綺麗な肌だ。
 ――触れたい]


[タオルが水を吸いとっていく。
 ふかふかで気持ちのいい肌触りと、マトリカリアのリンゴのような香り。
 髪を拭いて、体も撫でて。

 ふっと、視線。(
 けれどもし振り返ってさっきのようになっては行けない。
 視線に気づいてないように、体を拭いて。
 動きはどこかぎこちない。]


視線に気づいていないらしいミイユを
 少しだけ見つめてから顔を反らせた。
 このままでは抑えられなくなるのも時間の問題か
 そうしたらまたミイユに蹴られるだろう。
 せめて嫌われない様に気をつけなければ]

 ミユ、濡れたのは干したいんだが。
 もういいか?

[背を向けたまま見てなかった姿を装って声を掛ける。

 それからは慎重に二人の時間を過ごした。
 改めて同行を願うと使者である話を聞いて
 自分がとても先走ったような気がしたり。
 服が乾いて落ち着いて、手順も確認して。
 もう一つやり残してあることを済ませたらもう、船*]


―船にのる前―

[ミイユが使者だと知って乗船の直談判したのち、
 トレイルも使者だと知らされてとても驚く羽目になる]

 トレイルはもう一人で平気だと思うから先に行く。

 俺が居ないから悪戯し放題だけどな、
 夜はきちんと家に戻って寝るんだぞ。

 もう子供じゃないって言いたいなら、
 約束を守れて初めて一人前になる。
 妖精なら当然のこと。


[実際は見ていない間にどうしようと知り様もないが、
 一人残さなければならない不安も強くて
 思わず口調は強いものになる]

 ……トレイルが成長したって俺が安心したいんだ。

[甘えたな息子は、理解してくれるだろうか。
 それとも昨日のように感情を見せるのだろうか。
 どちらにしてもいつも通り髪を撫でて
 小さくごめんな、とつぶやきを落とした**]


メモを貼った。


[ぎこちない動きで、服まで着替え終わる。
 声がかかってから、ゆっくりと振り向いた。
 どうやらいいと云うまで、こちらを向いてはなかったらしい。
 背を向けたままのジェレミーに、疑って申し訳ないと貸すかに眉を下げた。

 ───ほ、す。

[濡れた服は預かって、洗って干しておいた。
 洗うときに顔を赤くしていたのは、また別の話。

 二人での時間、会話は少なかっただろう。
 けれど確実に昨日よりも、声を出す回数は増えている。
 表情も無表情が多いが、少しずつ色を見せ始めていた。]


 ぼ、く 夏の使者 ──なん …だ。

[一緒に行こうと改めて云われたとき、ぽつりぽつりと言葉を落とした。
 話すのにどうしても言葉が詰まって、時間がかかってしまうけれど。
 どうしても言葉で伝えておきたかったから。]

 連れて……いけたら、って…思って、て。
 ……でも、…一緒に  いき、たい
 ──だ から

[真っ直ぐに見つめる。
 黒の瞳は逸らすことなく、彼を見つめて。]

 明日……あ、さ。
 迎え、に ──く、から…

(一緒に、連れていって。)
(夏を届けに。)


[そして夜、彼とは一時離れることになる。
 ミイユは手紙を書き付けて、白い鳩の足にくくりつけた。
 ほかの夏の使者へ、ジェレミーから自薦があったことを伝えるためだ。]

 『夏の使者へ』

 『ジェレミーから自薦がありました。
  任せられる人だと思うから、ぼくは彼を選びたい。
  明日の朝、彼を連れてぼくも船に乗ろうと思う。
  わがままをして、ごめん。

  ───── Miyu=Ma=Argento.』

[飛んでいく白鳩の一羽は、ジェレミーのところにいくのだろう。
 トレイルは初めてあったときのように、困惑と警戒を見せるだろうか。
 一種の嫌悪を、やはり、向けられるだろうか。
 そして暫く離れる寂しさに、あの腕の中へと
 自分より素直に、飛び込んでいくのだろうか。]


 
 (寂しく、なんか。)

[外では森の見張り番が、ホゥホゥと鳴いている。
 動物も寝床に帰る時間は、昨日の昼下がりとも今日とも違う。
 誰もいない、傍にいない。]

 (───さみしい。)

[湖で、抱き締めてくれたことを思い出して。
 布団をぎゅうと、抱き締めて眠った。
 翌朝には会える、だから。]

 (寂しくない、へいき。)

[そう、言い聞かせて*]


-- 翌朝、船の入り口 --

[朝になり、いつものように水浴びを済ませてからジェレミーを迎えに行った。
 赤きつねの背に乗せてもらい、彼のうちへ。
 見送りもあっただろう、その間は静かに邪魔にならぬように口を噤んで。

 いざ、船の入り口までやって来て。
 ちらりと、ジェレミーを見上げた**]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[暫く二人寄り添っていた。ラルフの手と自分の手を絡ませて、離すという動作を何度も行う。彼が側にいるのを確かめるように]

迷惑だったか?

[そう聞けば、笑ってくれたか。そのみ、特に何をするでもなくぼんやりとしていた。ラルフの体温はとても心地いい温度で、くっついているだけでも幸せだった。ただ時折、顔が近いことに驚いて、真っ赤になる]

わ、悪い調子に乗った

[なんて言って立ち上がったのは、夕方で、お昼を食べてないことに気付いたのは、お腹の音がなってからだ。その後、二人手をつないで家路を急ぐ。他愛のない話をしては、なぜか恥ずかしく、何度も黙う。だが、楽しくて仕方がなかった。途中の広場で、ついでにと推薦用紙を出して行く]

ど、どうも

[家で、ヴェスパタインの姿を見つければ、慌ててラルフの手を離し、礼をする。何故かそうしたのか、よく分からない。それから夕食の用意をする彼の邪魔にならない範囲で手伝いをした]

なあ、一緒に、寝てもいいか?

[顔を真っ赤で、声は裏返り。断られるんじゃないかと不安で目を伏せてそう訪ねたら、笑って迎えてくれただろうか。現実なんだと高鳴る胸に頭をぐるぐるさせながら、眠りに落ちた]

(6) 2014/05/17(Sat) 09時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

ー真夜中ー

[ベッドの上を離れ、少しだけ外に出る。それから一つ、二つとこの街の夢を見せる妖精の邪魔にならない程度に夢を見せた。良い夢なのか、悪い夢かも分からず撒いて]

っ、痛え。

[夢から入り込んでくる知った名前とその雰囲気の甘さに、出るべきじゃなかったと後悔した。明日ヴィラに礼を言おう。そして、薬屋に「夏の使者」について話を聞こうと決めた**]

(7) 2014/05/17(Sat) 09時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 09時半頃


朝迎えにくる、その言葉を胸に抱き締めて
 (今度は迷わずに)家に帰った。

 太めの紐を手に作るのはサンキャッチャー、
 朝になれば窓から差し込む光が
 部屋のなかをキラキラさせてくれるもの。

 明日トレイルがビックリするようにと
 カーテンの向こう側に仕掛けておく。
 それから使者あての鳩が来て驚いたり
 ミイユを乗せた赤狐に驚いたり、
 驚くようなことは続いて]

 行ってくる。

[出発の言葉はトレイルへ。
 それ以降の意識はすべてミイユへ。
 姫をエスコートするように恭しく手を差し出し
 ……乗せてくれなければやや強引に掴んで
 二人で船へと乗り込んだ]


―船の中―

[先に乗っている使者の話によると、
 昨日あれだけ大騒ぎしていたサイモンは
 与えられた個室に引きこもっているらしい。
 それから同じく乗船するロビンには会えたかどうか]

 案外広いな。
 船って言うから狭そうなのをイメージしてた。

[個室を与えられるとは聞いていたけれど、
 我が儘を通した分のツケは回る。
 ミイユと二人で部屋を使うようにと言われ
 嬉しいが恥ずかしがりの彼は怒らないだろうか?
 それでも一緒に居ていいと言われたら
 喜色が滲んでしまうものだ]


 
 ……同棲、するみたいな。

[思わずぼそりと呟くが、
 片付け出来ない魔窟に住んでいるのは知られている
 ものが少ない内はきちんとしたミイユがやや優勢、か?**]


メモを貼った。


-- 船の中 --

[手を差し出されて、恥ずかしさに乗せることを迷っていれば掴まれてしまう指。(
 乗り込んだ船の中、きょろきょろと見回しはするけれど
 意識は繋いだ手にほとんど持っていかれてしまっていた。
 怠惰の妖精の姿はない、部屋の中に籠っているようだ。(
 ロビンに会えたなら、唯一顔見知る彼に挨拶くらいはできただろう。
 勿論、声を出すのは極力少なかったが。]

 ───、……。

[聞くと、部屋はジェレミーと同室になるという。
 その時は深く考えることなく、ただ傍にいられることが嬉しくて
 こくりと黒髪を揺らして頷いた。]


[部屋にはいれば、ジェレミーの声がひとつ響く。()]

 (同棲……。)

[船に向かうよりも前。(
 赤きつねの上から聞いた『行ってくる』の言葉を思い出す。
 真っ直ぐに向いた言葉は、あの子供に向けられていて。
 そこには少しでさえ、入る隙間もなく思えた。
 あの時、口を噤んでいたのも目をそらしたのも、そのせいだ。

 羨ましい。
 そんな穢い心を吐き出さないように、口を固く引き結んだ。]


 …………。

[昨日よりも少し離れた位置に、座る。
 どこか緊張しているのもあったけれど。]

 (ぼくは。)
 (ただいまも、行ってきますも。)

[聞けないんだろう。
 そんな風に、思ってしまって。
 せっかく傍にいるのに、俯いてしまう。]

 (───さみしい。)

[きゅうと、腕に巻いたまま返せていない紐を握る**]


メモを貼った。


[使者に選ばれた候補者たちが揃うまでは待機と言われ
 自室でもミイユ部屋でもないところで二人きり。
 ミイユの座る距離が遠くて、
 本当は無理をさせたのかと心配にもなる。

 大丈夫だと何度も言わせてしまったトレイルも心配で
 何度も振り返りそうになったのも事実。
 本当はまだ子供で、甘えたがりで、
 そんなトレイルを甘やかして実は甘える。
 二人だけの生活がとても満ちていたから
 其のままでずっとあるのだと思ったこともあって。

 それでも、二つしかない手はミイユに使いたい
 親になってはじめての我が儘を息子に押し付けた]


[自分もまだ大人になりきれていなかった、
 そんな後悔と罪悪感を胸にしまい込んで
 せめて帰ってきたら目一杯の我が儘を聞こうと誓う]

 (さてと)

[目下悩みと言えばミイユとのこの距離。
 一緒に来てくれた事で嫌われては居ないと思うが、
 こちらの気持ちもなにも伝えていない。
 筒抜けだとしても、口で言うべき、だろう]

 俺は、ミユが一緒に来てくれて本当に嬉しい。
 俺は君のことが好きだから。

[距離は詰めないまま俯くミイユへと声をかける。
 少し震えてしまったかもしれないが、
 はじめてだから仕方ない]

 これだけは言わないとって、思ってな。


 でも、同室が辛いなら言ってくれ。
 俺はどこかに部屋を借りてくるよ。

[このままでは普段の癖でミイユを抱いて寝かねない。
 湖で暴れられたようにされるかもしれないし、
 無理強いもしたくはない。
 くっついて寝たいのは本音だが]

 触られるのも苦手なら、しないようにするし。

[髪に触れて香りを吸い込み、
 頬を撫でて身体を抱き締めたい。
 あまつさえ自作の紐で飾ったら……

 なんていう下心は全て封印だ**]


メモを貼った。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 17時半頃


[沈黙の間に襲われるのは、声なき声の言葉の渦。]

 (ぼくといたって)
 (トレイルのこと心配する。)

 (当たり前じゃん。)

 (抱き合って、頭を撫でるくらい)
 (仲がいいんだ。)

[笑い声から生まれ、気がつけば森の奥に独り。
 家族なんていなかったから、わからない。
 ジェレミーとトレイルの関係性を、なんとなく知識では把握していても
 淡すぎる知識は心まで納得させるには不充分だった。]


 
 (や、だ。)
 (今日も、あえたのに。)
 (明日も、あいたいのに。)

[こんな仮の同棲みたいなのじゃなくて、いっそ。
 そう思えば俯いた顔が、うっすらと眉間にシワを寄せた。]

 (無理だ、そんなの。)

[何を自惚れているんだ、と。
 たった一度、誘われただけで。
 あいたいと、あいたかったと云ってくれただけで。
 そんな時に聞こえるのは、何処か少し震えたような声と言葉。()]

 (───す、き?)

[距離は遠いまま、顔を上げて向けてしまう。
 それは、どういう感情なのか。
 ミイユは自覚さえしていないのに。]


 女の子、じゃ… ……な、 …い。

[きっと勘違いしているんだ。
 体を見られていたことも忘れて、呟きが落ちる。
 思い出す、遠い昔の些細な出来事。
 そのせいで声はどんどんと失われていった。]

 (やだ、一緒にいたい。)
 (傍にいてほしい。)
 (触られるのも、嫌じゃない。)

[そう云いたいのに声は出ず、首を振ることさえも出来なくなって。
 指先が冷たくなってくるから。
 痛いくらいに、自分の腕を握った。
 細い紐に触れていないと、バラバラに壊れてしまいそうで。]


メモを貼った。


 ああ、ミユは女の子じゃないね。
 それでも触りたいとか傍に居たいって思ったんだ。

 あとは、ミユが親しくするのは俺だけでいいとか。

[動物にだって嫉妬する、
 ずっとミイユの傍に居て声を聞いていたなんて
 羨ましい、俺もそうしたい。
 いっそ動物に成れたらいいのに]

 もっと色々なミユを隣で見ていたい。
 これからはずっと、手の届くところに居てほしい。

 だから、ミユが好きだ。

[これでもまだ想いは届かないかな、
 ミイユを見つめ返して自信なさげに眉を下げた]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[降り注ぐ、太陽の光に目を覚ますと目の前にラルフの顔があり、ぎゃあと驚きの声を出す。どういうことだと慌てて、顔を真っ赤にした]

あ、そっか。そうだった

[一緒のベッドで寝たんだと昨日のことを思い出して、心臓が死にかける。彼は起きなかっただろうか。様子を確かめて、そっと手に触れて暖かさを確かめた。
そのままラルフが目を覚まさないのを良いことに、自分の見せる夢のことを少し考える。良い夢と悪い夢。本人が見たいと思ったことを、夢にするのだから、それが良いのか悪いのか。夢を見る者にとっては良い夢でも周りからすれば悪い夢だったなんてことも多く、責められたこともあった]

アンタは、俺にとっての良い夢。

[そして、現実だ。だけど、ラルフにとって自分は、きっと良い夢になれやしない。三百年近く生きた男が初めて恋をしたように、恥じらいながら、眠る彼の額に口づけを落とす。
これが精一杯だなんて、自分で笑ってしまう。駄目だ、顔から火が出ると焦りながら、起き上がる。名残惜しいが、このまままともに顔を合わせることは難しかった]

(25) 2014/05/17(Sat) 19時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 19時頃


 ──っ、!

[触りたい、傍にいたい、親しくするのは、なんて。
 まるで同じような感情を言葉にされて。(
 じわと涙が溢れそうになる。
 泣くなんてしたくない、でも瞳は逸らしたくない。
 きゅっと眉間にシワを寄せた、無表情ではない顔を向ける。
 まっすぐ向けた瞳は、滲んでいた。]


 き もち…わる ……く、ない?

[昔から大人しい妖精だった。
 初めて街に行ったとき、声を掛けられたことがある。
 優しくて、王子様のように振る舞う相手だった。
 女の子と間違えて声をかけてきたその相手は、ミイユの声を聞いて
 男とわかった瞬間、気持ちが悪いと云って離れていった。

 ほんの些細なことだ。
 けれどミイユから声や表情を奪うには充分だった。
 女の子のような顔が気持ち悪かったのか。
 顔に似合わない声が気持ち悪かったのか。
 なにもわからないままに拒絶された、小さな出来事。

 男と知っても、ジェレミーは好きだといってくれる。
 どうしよう、どうしよう、胸が痛くて苦しくて張り裂けてしまいそうで。]


 
 
 
 す、き。
 
 
 


[滲む瞳のまま、ジェレミーを見つめる。

 触れたい。
 なのに怖くて、二文字を口にするのが精一杯だ。
 距離を縮められずに。

 けれど唇を動かした言葉は、自然と。
 泣きそうで、柔らかな笑顔を見せていた。
 もっと笑えと、彼が云ってくれたから**]


【人】 さすらい人 ヤニク

[服を掴まれて、固まった>>27]

(へ?いや、え?)

[起きているのかとさっきの行為を思い出して、大いに慌てる。ラルフの顔を見て、彼が寝ているのを確認し、安堵の息を漏らす。このまま離れるべきかと右往左往して、結局ベッドの横に座り込む]

動ける、わけないだろぉ…

[呟いた言葉は弱弱しい。
顔を片手で覆い、うれしさから笑みがこぼれた。
昨日のことをまた思い出す。>>26
迷惑じゃないと言われて、喜んで。お互いに赤面して、それから、調子に乗っていいと悪戯っぽい口調で言われたのを回想して、頭の中がぐるぐる回り出す。もうしばらく動けそうになかった]

(28) 2014/05/17(Sat) 20時頃

メモを貼った。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/17(Sat) 20時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[置いたままの赤いフードを持って、洗面台へ向かう。
自分のした行為に胸はまだドキドキと高鳴っていて、早く水を顔にかけてしまいたかった]

あ、そうだ。ランタン

[ヴェスパタインはまだ起きていないのだろうか。
すれ違いになるといけないと、机の上に昨日描いた絵とそれについての手紙をのせる]

(後、台所を借りて)

[あまり上手くないが、何かを作ろうと考える]

(30) 2014/05/17(Sat) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[寝ているのを起こすのと、台所を無断で借りるのを天秤でかけ、後者を取った。ハムエッグとホウレン草のバター炒め。後は、くるみのパンと牛乳を用意して、食卓机に並べて完成だと胸を張る。シンプルだけどラルフは喜んでくれるだろうか]

…何考えているんだ

[頭の中がお花畑になっていた。幸せすぎて、色々問題を先送りにしようとしている事実に気付く。
本当はオスカーに夢を見せる約束があるし、ヴェラにはお礼を言いたいし、サイラスには聞きたいことがあるのだ。けれど、ラルフと離れたくないし、出来ればこのまま側で過ごしたいと考えていた]

…せめてふつうに抱きつく勇気があれば

[違ったのだろうけど、と呟いて、彼の寝室へと足を運ぶ。まだ寝ているようなら、もう少し顔を眺めていようなんて浮ついたことを考えて]

(31) 2014/05/17(Sat) 21時頃

ミイユの表情が涙を堪えるものに変わる。
 泣かせたい訳ではなかったけれど、
 こんな表情まで隠さずに見せてくれるミイユが愛しい]

 気持ち悪くない。
 ミユが可愛く見えて仕方ないんだ。

[強いコンプレックスを抱えているのは解る、
 自分も見た目通り軽いとよく言われてきたから。
 最近では半ば軽く振る舞ってすらいた]


[感情が高まる、というのを初めて体感した。
 落とされた立った二文字の言葉が
 今すぐ空に飛び上がりたくなるほどに歓喜をもたらす]

 ミユもすき?
 良かった、ドキドキして少し怖かった。

涙が浮かぶ瞳を見つめ返す。
 真っ黒の中にきらきらした色が反射してとても綺麗だ。
 浮かぶ笑顔は、今まで見たどんな表情よりも心を鷲掴みにした]

 もうちょっと近づいてもいいか。
 できれば触れられるくらい近く。

[いきなり抱きしめたらまた驚かせてしまうだろうし、
 此処は一歩づつ歩み寄ってみるつもりで。

 男であることなんて問題ないという証明も
 すぐに見たら筒抜けになるだろう。
 それぐらい今は嬉しさを隠し切れない表情をしていた**]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[ドアを開けた途端、顔を赤くしたラルフが居て、釣られて自分も顔を赤くしてしまう>>32]

え、あ、おう。…おはよう

[まさか起きてたんじゃんと焦りながら、必死に言葉を探す]

飯出来ている、悪い勝手に台所使った。

[結局、言えたのはそれだけだった]

(33) 2014/05/17(Sat) 21時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ラルフに微笑まれて、自分も笑い返す。>>35
変だななんて呟いて、彼と共有出来るのが楽しくて仕方ない。
ありがとうの言葉に、おうと小さく頷いて、幸せを噛みしめていたが、ラルフに呼ばれて、慌ててついて行く]

大したもん作れなくてわりぃ。肉焼くのは得意なんだけどよ。
さすがに朝からそれはどうかと思った。

[子どものように喜ぶ姿に、自然と顔もほころんで、よかったと呟く。ヴェスパタインも呼ぶべきかと迷ったが、結局起こすのも悪い気がして、彼の分の料理を取り置いておく]

…あのさ、頼みがあるんだけど

[それから席について、いただきますをした後にラルフの方を見てそう言った]

薬屋のところ行きたいんだけど、一緒に行ってくれねえか。
ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ、アンタと離れたくないし…

[デートの誘いか。自分で言って恥ずかしい奴だなと顔を覆いたくなることを口にする。流石に食事中にそんなことは出来ないけれど]

(36) 2014/05/17(Sat) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[恥ずかしい。自分で作った料理を好きな奴に食べてもらうってこんなに恥ずかしいことなのかと今更、考える。>>37]

あ、おい。痛くないか

[突然、頬を叩いた彼に驚き、慌てて少し赤くなったところに手を添える]

…デート、うん。俺もそう思った。
ありがとうな。

[子どもみたいと言われたことに、戸惑い。だって離れたくなかったから仕方ないじゃないかと小さく呟いた。ラルフと同じことを思っていたことに喜びを噛みしめつつ、真っ赤に顔を染めて少し視線を外す。やはり、先に言っておくべきかと悩みつつ]

あー、俺さ。たぶん薬屋が「夏の使者」じゃないかと思っているんだ。だから、奴に色々聞きたい。

[昨日の夜に聞こえた話の内容から、きっとそうなのだろうと推測する。そして、あの子ども、トレイルも夏の使者の補佐をしているらしいことも]

(38) 2014/05/18(Sun) 00時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/18(Sun) 01時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[手を押し付けることになり、戸惑うが、その暖かさに心地よさを感じ、目を細めて少し甘えるように頬とすり合わせる。>>39
ラルフがみじかに感じられる距離に、未だ戸惑いはあるものの、それ以上の幸福感があった]

本当か?
・・・何も吹き出すことないだろう

[彼が一緒について来てくれることに喜びつつ、吹き出されて、顔を赤くしていじける。ラルフが此方を見つめていることに気付き、パチパチと瞼を動かして恥ずかしいと手で顔を覆った]

たぶん、だけどな。
俺、少しだけ昨日の夜、外に出たんだ。そのとき、夢から入ってきたというのか?まあ、声が聞こえた。
あんまり「夏の使者」について知らねえし、話聞けたらいいなってのが一番にある。

[ラルフの話とは、一体なんなんだろうか?気になったし自分が聞くのもなと考えて、言わなかった。ホウレン草は好きなんだよなぁと思いつつ、口に運んだ。きゅうりは敵だ]

(40) 2014/05/18(Sun) 01時半頃

[浮かんだままの涙は言葉に一、二粒落ちる。(
 気持ち悪くないと、云ってくれた。
 こんな自分を、気持ち悪くないと。]

 っ ──!

[床をぱたぱたと濡らして、瞳はそれでもそらさない。
 ただ一人、たった一人を見つめ。]

 ……す、き。
 昨日、あった ばっかり──なのに

[触れられるくらい近く、と云われて。(
 首を横に振れるわけがない、自分から近づくこともできない。
 じっと見つめて、きらきらと光る黒い瞳を向けて。
 ほんの少しだけ、手を伸ばした。

 触れたい。
 傍に、いたい。]


溢れる涙を拭おうと手を伸ばす。
 そっと頬に触れて、指先で雫をすくい取った]

 こうやって触ったり、他にも……
 色々とね。

[するよ、と小さく付け加えて伸びてくる手を取る。
 そのまま腕の中へ迎えようと軽く引き寄せた]


[延びてきた指先が頬に触れる。
 涙の粒を掬い上げて、肌を撫ぜていく。(
 触れあえばびくりとするけれど、逃げはしない。]

 っ、ぁ

[他にも、するよと告げられて。
 逃げ出したいくらい恥ずかしい、暴れだしてしまいそうなのに。
 伸ばした手は掴まれて、引き寄せられた。
 そのまま、きゅぅっと抱き付く。
 恥ずかしくて顔はあげられない。]


 ――やっと捕まえた。
 今日は暴れないでくれよ。

[顔は見えないけれど仕方ない、
 抱きしめられるだけでも随分な進歩だと思う。
 ミイユを腕の中に閉じ込めて囁くと、
 ついでにちらりと見える耳に唇を落とした]

 ちょっと位慣れて欲しいし。

[だいぶ荒療治ではあるが、
 ただの紳士ではないことも知っておいてもらいたい]


 ───、っ

[暴れだしたいけど、暴れないでくれと云われてしまった。(
 先に釘を刺されては、何も出来ないし。
 そんなことよりも心臓がばくばくとうるさくて。

 囁く声に更にぎゅうと身を寄せて。
 おかしくなってしまうような感覚を堪えようとする。
 なのに、耳に落ちる感触は…。]

 ……、っ…!

[触れられた耳先は真っ赤に染まり、腕の中で体はプルプルと震えて。
 優しいだけの王子様じゃないジェレミーの服を。
 小さく噛み締めて、声を出さないようにした。]


[小動物の雛を手の中に閉じこめたら、こんなだろうか]

 本当に嫌なら、ちゃんと教えて欲しい。
 でも恥ずかしいだけなら、やめないから。

[とは言いつつもだいぶ手加減はしているのだ、これでも。
 腕の中で震えるミイユの背中を撫でたり、
 さらさらの髪を指で梳いたり、
 今日は濡れていないから触りたいだけ触る]

 (もっとすごい事したいなんて言ったら)

 (ミユ倒れるんじゃないか?)

[やはり段階を踏んで慣れてもらうしか、
 方法は無さそうだった]


 や……っ!!

 (だったら、殴ってる!)
 (ばか…!!)

[思わず声を出してしまって、それが拒絶にとられただろうか。
 背中を撫でる手が、髪を梳く指が、離れてしまうだろうか。
 今のは拒絶ではないんだと、背中に手を回して体を寄せる。

 もっとなんて考えもつかないから。
 そんなときが来たら、卒倒してしまいかねないが。
 いまはまだ、抱き合う体温を離したくも離されたくもなくて。
 潤む黒い宝石を、ジェレミーの方へ向けて見つめた**]


メモを貼った。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/18(Sun) 03時頃


[や?
 拒絶のような声が上がるが、
 ミイユが逃げる様子はなくむしろ距離は縮まる。
 抱きつかれているということは、反射的に出た声だろう]

 いいんだ。

[ぎゅうと抱きしめると見つめる黒い宝石、
 潤んできらきらしているから、覗きこむと顔はとても近づいて。
 ごく自然に軽く、唇を重ね合わせていた**]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[何をされたか分からずに、自分の手とラルフの顔を交互に見る。やがて、ゆっくりと理解して声を出すことも出来ず、固まった。やっぱり起きていたのかと言いたかったが、藪蛇になるのは目に見えていた>>42]

かわ、かわいい?!

[自分がかわいいとはどういうことだ。色々積み重なって、頭が茹だっていく。その上、ポンポンと叩かれては、年上の威厳がない。それでもいいんじゃないと流されそうな自分を抑える。先ほど唇を押し当てられた場所をゆっくりと舐め、上目いに艶を含ませて、ラルフを見て一言]

ばーか。

[自分が今思いつく最大限の大人っぽさだった。そして、これはやって見ると思った以上に恥ずかしい行為だと気づいた]

よ、夜遊びじゃねえよ。ちょっと仕事してただけだ。
そうだったのか?仲良しの・・・

[変な光景が見えるというラルフを心配しつつ、あのとき、聞いた声の中に居たんじゃないかと考えていると>>42
ヴィラの声に驚きつつ、空腹だという彼にラルフが料理を作るのを眺めていた。やっぱり手際が良い。サイラスが居ないと聞いて、トレイルのところだろうなと考える。食器は自分が洗うからと立ち上がり、それから相談し始めた**]

(43) 2014/05/18(Sun) 04時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/18(Sun) 09時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[ヴィラの言葉にああ、あっていたと安堵する。]

そうか、良かった。
教えてくれてありがとう。

[そう彼に礼を言い、少しヴィラに言いたいことがあるんだが?とラルフとヴェスパタインに断りを入れて、場所を借りたいと頼む]

すぐ済むことだから時間いいか?


[ヴィラにそう訪ねた]

(45) 2014/05/18(Sun) 09時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/18(Sun) 09時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[結局ヴェラの返事を待たずに、引っ張り込む。ラルフにはすぐ済むから置いていかないでくれと頼み]

ヴェラには、世話になったから礼を言いたいだけなんだけどさ。なんか人前で言うのはずかしいから部屋を借りる。

[言い訳くさいなと自分でも思いつつ、だが事実なので、待っていてくれと。本当はもう一つ理由があったのだが、自分の気のせいかもと考えて、黙っていた]

(46) 2014/05/18(Sun) 10時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

―別室―

あのさ、色々ありがとう。
俺、ヴェラが居なかったら、アイツに話せなかったと思う。

[第一声がこれだった。色々すっ飛ばしているが本人は気付かない。とりあえず、ヴェラのおかげだという思いだけで突っ走っていた。感謝の気持ちを上手く伝えられないのも原因だろう]

それで、お前なんか様子おかしくないか?
いや、うん気のせいだったらいいんだけどさ。なんか悩みがあるなら、俺が聞くぜ
…頼りないけどな

[様子がおかしいと心配だと眉を下げて、ヴェラに訪ねて。沈黙が続けば、話したくなったらでもいいしと明るい声で言った。聞かなかったほうがよかったのだろうかとも思ったが、
色々と助けてもらったのだから、力になれるのならと考える]

(お節介だったか…)

[そう思いつつ、戻ろうと話を切り上げた**]

(47) 2014/05/18(Sun) 10時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/18(Sun) 10時半頃


[目と目が、瞳が重なる。
 縮めた距離、二人の間にあるのは高鳴る胸の音ひとつ、ふたつ。]

 (す、き。)
 (ジェレミー、すきだよ。)

 [なにがいいのか、わからないけれど。
 微かに小さく、こくと頷く。
 彼の瞳の色をきちんと見るよりも前に、瞼はきゅうっと閉じてしまっていた。
 顔が近づいてくるから、息まで止まって。

 唇が触れあう。

 初めてのことに、体はぴくんと跳ねる。
 唇が離れれば自然と瞼が動き、ジェレミーをまた黒い瞳の中に映す。]

 ────っ、!

[途端に真っ赤になって、思いきり顔を逸らした。
 弱い力でぺちぺちと胸元を何度も叩く。]


メモを貼った。


柔らかく押し付けた唇が離れてすぐ、
 ミイユが真っ赤になって小さく暴れだした。
 痛くないから只の意思表示、にしても可愛すぎる]

 嫌じゃないんだろ。

[手を捕まえて指先にも唇を押し付けるだけのキス。
 構い倒したら逃げられてしまうだろうか、
 それでも追いかけてまた捕まえるのだけど]


メモを貼った。


 ──、─…!

[嫌じゃない、でも恥ずかしくて爆発してしまいそうだ。
 伝えるために胸をぺちぺちと叩いたのに
 その手まで連れ去られて、意地悪な王子様の口付けを受ける。

 指先に触れられただけなのに、肩が竦まった。
 恥ずかしすぎて、泡になって消えてしまいそうだ。]

 ば、……かっ

[真っ赤なまま、呟けたのはそのくらい。
 嫌じゃないんだろ、なんて、ものすごく意地悪な質問だ**]


ばかだって、自覚は十分すぎるほどある。
 でもそんな風にされる反応すら愛しくてたまらない、
 意地悪くもしたいけれど、沢山愛したいから]

 好きは免罪符にはならないけど言わせて。

 ミユが好きだから、馬鹿になってしまう。

[これくらいで照れていたらその先は……
 ゆっくりと事を進めないと本当に大馬鹿になる。
 ミイユを抱きしめ直すと、
 肩に額を乗せて今の幸せを堪能しているところ**]


メモを貼った。


[ばかと告げても、叩いても。
 拒絶の反応ばかり示すミイユを抱き締めてくるから。(
 嬉しいのに、嬉しすぎて素直になれないことがばれているんじゃないだろうか。]


 ──、ぅ……ん。


[抱き締められるだけでも、充分恥ずかしすぎて暴れてしまいそうなのに。
 何度も好きだときいて、心臓ははちきれそうだ。
 だからきっとおかしくなってしまったんだ。

 肩にのる額、こちらを向いた耳に口付けをしようと近付けて。
 結局できないまま、耳元で『うん』ともう一度囁いた**]


メモを貼った。


ミイユのドキドキが伝わって、
 つられるように自分までドキドキしてきて。
 耳元に落とされる小さな声にぶわりと体温が上がる。
 このまま押し倒してめちゃくちゃにしてしまいたい、
 でも少しばかり特殊な性癖まで晒したら
 流石に本気で泣かしてしまいそうだから、まだ我慢]

 もう一度、するよ?

[今はまだ子供のような触れ合いでミイユを慣らす、
 夜までこうやってくっついていたら
 そして抱きしめて眠ることが出来たなら
 明日はちょっとだけ先へ進めるだろう。

 宣言の囁きを落としてから、ちゅっと唇を奪った*]


メモを貼った。


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/05/18(Sun) 22時頃


【人】 さすらい人 ヤニク

[男の人という言葉に、自分たちが同性だということを失念していたことに気付く>>53
なんで忘れていたんだと思わないでもないが、そこら辺が、スレた自分とラルフの違いだなと感じて遠い目になると同時に純粋な子に悪いことを教えている気分になり、焦り出す]

いや、駄目じゃない。

[我に返るべきだったのだろうけど。出た言葉と行動は違った。何も知らない彼に、罪悪感を覚えるが、その背徳感に酔いそうなのも事実だった]

…知っている

[アンタは凄い奴だ。テーブルに沈み込む姿に悪かったなと笑いかける。内心、自分の行為に顔から火が出そうになっていたが。冗談と笑う姿に、子ども扱いされている気分になるが、肉が入った皿を見てすぐに機嫌が直った*]

(69) 2014/05/18(Sun) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[待ってという言葉に振り返る>>49
ヴェラが服の袖を掴んでいた。その様子に異変を感じて、彼の名前を呼ぶ前に、祝福の言葉を受ける>>50 涙とともに出されたそれはとても悲しく聞こえた]

…っ?!

[言葉を返せず、ヴェラを見ていた。手を伸ばそうとして、どうすればいいのか分からず、躊躇っている間に彼は飛び出してしまう]

ヴェラ、なんでだ。

[追いかけるべきだったのだろうか。
そう考えながら、部屋を出る>>54
ヴェラの涙の意味も、彼が走り去っていった理由も何一つ理解していない。だが、自分が彼を傷つけたのだろうと推測する。
ラルフに頭を撫でられ少し落ち着いて目を閉じる>>62
ヴェスパタインに出かけると言うのを黙って聞いていた。どうしても、声を出す気にはなれず。そのまま一礼だけしてラルフについて行った]

(70) 2014/05/18(Sun) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

― 滞在先→外 ―
[ラルフが手を伸ばしているのが見えて、その手をすぐに握り返す>>63
先ほどの事が尾を引いて、色々不安が積もっていた。どちらに行こうかなと悩む、ラルフに]

薬屋でいいんじゃねえの

[そう答える。聞いてしまった会話からの憶測だ。もしかしたら、ヴェラが薬屋のところに戻っているのではという考えもあった。会ってもどうすれば良いのか、分からないが。思ったよりも弱っている自分に気付いて、側にラルフが居ることを確かめるようにその手を強く握る]

(72) 2014/05/18(Sun) 22時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[>>76 ラルフの手に安堵しつつ。家の方から聞こえてきた楽しげな声に出直した方が良いんじゃないかと思ったが、言わずにおく。ヴェラはこの分だと戻っていないのだろう]

…どうも

[ラルフに続けて言えば、サイラスの声が返ってきた>>78 チヴェッタという言葉にラルフの反応をうかがう。乗りたいかどうかは考えたことがなく、彼が望むならついて行きたいなと思うだけだ]

(79) 2014/05/18(Sun) 23時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[ラルフの言葉に顔が真っ赤になる>>80
引き締めた横顔を見て、本気なんだと理解して顔を伏せる。同時にはたして自分が彼と一緒に行っていいのだろうかとも疑問に思う。ラルフは、凄い奴だから、まだ色々な可能性を秘めている。それなのに、自分なんかとと考える。ただ離れたくなくて、何も言えない]

そうだ、ジェレミーって、あんたが推薦したんだよな。

[ジェレミーがチヴェッタに乗ってくれれば、しばらくの間トレイルを独り占めできるなという話が聞こえてきたこと思い出して、サイラスにそう訪ねた>>82
あの子ども、トレイルには、そのことを考えをちゃんと伝えたのだろうかと疑問を浮かぶ]

(85) 2014/05/18(Sun) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[問いかけにびっくっと体を震わせる>>90 ラルフの将来を考えたら、こんな自分と一緒に居てはいけない。きっと彼を駄目にする。自分たちは、男同士だしとか色々と頭を動かす]

…俺でいいのか?

[結局、出たのはそんな言葉だ。拒絶されたら、どうしようか。でも、ラルフのことを考えるとと思考がすでに悲鳴を上げている]

(92) 2014/05/19(Mon) 00時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[>>86を聞いて、それなら良いんだがと納得する。
ただ>>88の反応を見て、失言だったかと考えて、なんとなくラルフの後ろに隠れた]

…お前らの方が熱い

[変な対抗意識が少し顔を出す>>89仲良しという言葉に顔を赤らめて、見られないようにそこから動かない。彼の背中の服をぎゅっと握りしめるのが精一杯だ。オスカーが推薦されているという言葉に、なら向こうで夢を見せればいいのかと考える>>91自分も乗るなら会えるのだから]

(97) 2014/05/19(Mon) 00時半頃

[重なりあう鼓動は歌を重ねたような響き。
 自分のものと、もうひとつ聞こえるのはジェレミーのもの。()]

 どきどき… ──し、てる。

 (ぼくだけじゃない…?)

[好きだからばかになるなら。
 もしかして、自分もそうなるんだろうか。
 我慢していることも知らないまま、また落ちてくる囁きに身を固くした。

 子供のような触れ合いも、今までに経験がない。
 また唇が重なって、微かに吐息だけが漏れた。]

 ──も、 や……ぁ

[このままでは心臓がもたない。
 顔は真っ赤で、瞳は滲ませたまま。
 離れる唇に懇願するように、囁いた。]


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

[その言葉を聞いて、泣きそうになった>>95
子どもの前で泣くなんて、みっともないと踏みとどまるが]

俺だって我儘だ。

[もう絶対離せない。いや、離してやれないと心で思う。ここまでくれば開き直るしかないじゃないか。責任とってくれるのと咎められて、慌てて顔を赤くする。どうってどうすればいいのか分からない]

えっと、わるい、責任ってどうしたら許してくれる?
俺に出来ることなら、何でもするから。

[必死に言った言葉とラルフの笑いがかぶり、さらに顔が赤くなる。トレイルの指摘を聞いて、ラルフの顔を見て>>96]

俺、男だし、色々人に言えないようなことやってきたぞ。

[たぶん、そこの薬屋と同じかそれ以上。自分が忘れていることも含めて、それでも良いのかとラルフに尋ねた]

(99) 2014/05/19(Mon) 01時頃

軽く触れるだけでも真っ赤になるミイユ。
 可愛いけれど本当に限界が近そうで、
 懇願の声に少しだけ眉を下げ]

 わかった、今日はキスだけにしよう。
 毎日したら流石に慣れる……筈だし。

[つまり毎日キスする宣言をさらりとしつつ、
 とくとくと早い鼓動をさせるミイユを抱き寄せた。
 ベッドは一つなので添い寝はすることになるが
 そのことはまだ黙っておこう]


[ミイユの声に、目の前の近すぎる表情は眉を下げた。(
 悲しませてしまったのかと思うと心苦しくもあったが。
 これ以上は本当に倒れてしまうかも知れなくて。]

 ──あ、り  がと

[ごめん、はなんだか違うだろうし。
 わがままを聞いてくれてありがとう、と呟いたけれど。 言葉にしてから、なんだかそれも違う気がした。
 あまり喋らないからか、言葉は難しい。]

 (それは、毎日する…ってことか?)
 (キスだけにって、これ以上なにか…するのか?)

[だめだこれ以上考えてはいけない。
 抱き締められてしまって、思考回路もショートしてしまったので
 そのまま暫く体を預けていた。
 ベッドがひとつで添い寝に寝るなんて、勿論まだ知るはずもなく。]


[ミイユはどうやら思考の容量を超えると大人しくなるようだ。
 腕の中で静かになった姿を見てなるほどと思いつつ、
 この船旅の最中ずっとこの部屋で過ごすからには
 ほぼ生活の全てを共にするという事実に
 まだ気づいていないのではという不安も感じた。

 狭くないとはいえ一人部屋。
 食事はルームサービスのようなものがあるらしいが、
 他人との生活をしたことが無さそうなミイユは
 いろいろな姿を見せることに抵抗もあるのではないだろうか]

 (一緒にお風呂、なんて言ったら叩かれそうだし)

[それは将来の夢に、残しておこう]


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