44 【game〜ドコカノ町】
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『 暁くんは偉いね、あんな事件があったのに泣かないなんて 』
(そうだ。俺は泣いてなかった。) (ただ、何が起こったのか、意味が、わからなくて……)
『 あきらくん……えらいね、泣かないんだね… 』
(………うるさいな)
(98) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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大男が斧ふりかぶっていたり
赤いフードをきたコスプレの男がいたり
…いやなんでしょう?
ここなんかあぶない特別施設?とかなんとかですか
[その場にしゃがみこみたくなった]
カミジャー!?
[階段の踊り場にカミジャーの姿を見つけて声をかけた。]
うん、ここは病院だよ?
――――…生きてる時の、記憶が無いの?
どんな人にも、有り得る。
[誰もがそれぞれ見ている世界で、上手にそこに居られない。
だとしたら]
この『ゲーム』、皆様に関わりの深い場所や、
自宅が繋ぎ合わされて舞台になっています。
……何か不思議な感じがしますね。
[カミジャー とどこからか声がかかる]
えっと カミジャー?
私のことですか?
[人差し指で自分をさす]
えっと 美人のお姉さん 私の名前はカミジャー?
神寺屋ですか?
ああ、やっぱりここは病院
[すこしだけほっとして、続く言葉に声を失う]
---生きてる時っ?! えっえっ えっと
カミジャーに返事しようとした丁度その時。
[ひやり、とした感覚が首筋を撫でた。
振り返れば、其処には自分を殺した男の姿―――…。]
出てきた…。
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[ 叔母の声、叔父の声が廊下に響いてくる。 それは果たして、アシモフの技の効果だったのだろうか。末吉[[omikuji]]
騎士はただ静かに歩いて行く。ずらりと並んだ、”1901”の扉。 ]
……もしかして、ここは……。
[ ほんの少し前に、自分の中に流出して来たイメージ。 あの時見えた白い天井に、似ている。 ]
(101) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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……、セシル………?
[ 何故か、その名前を呼んでいた。 ]
(102) 2011/02/25(Fri) 00時頃
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生きていたとか、まるで今は死んでいるような口ぶりですが…
[綺麗なこの人も少しおかしいのか
それとも本当にここはあの世で自分はこの病院で死んだのか]
出てきた?なにが?
[困惑したまま目の前の女性が見つめる先をみる。
先ほどの赤いパーカーのコスプレ男の姿。なんかでてきているのだろうか・・・黒い髪だったか今変化したかどうかなんて、そこまで注意深くみていなかったのでわかりません。]
くそっ、腹抱えて笑いやがって!!
ー回想・19階ー
[和図は自分の姿を見るヨーランダ相手に顔を真っ赤にして地団駄を踏む。]
アーンとか言うな、アーンとか!!!
いや、確かにあそこのハンバーグは美味かったけど!!超美味かったけど!!
[和図はなんだか悔しそうな顔。]
つか、ライトニングを紹介したのは……!いい、オレサマセシルを探してくるっ!!
[和図はふてくされたように病棟の方角へと歩いていく。ふてくされたような仕草だったのはヨーランダの言葉に説得力があったから――]
―回想終了―
死んだとしたら…自分は畜生道に落ちたとか?
自分はそんなに悪い人間だったのか
[とか何となく納得してしまってドヨンと落ち込みそうになる]
…えっと じゃあ あれが地獄の鬼で
[ドナルドを指差して 残りのレティとヤニクを指差し]
刑罰をうけている亡者ですか?
[なんとなく状況的に納得できるとか考えていた]
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『 暁くんっ!!!どうしてこんなこと…っ!! 』
[ 右手首から流れる、赤い血。 頬に強い衝撃が走った。叔母の平手を喰らったらしい ]
『 うちの子供になって、くれたと、思ったのに… どうして……!! 』
(……あぁ、また叔母さんが泣いてる。) (ごめんなさい……、もう、こんなこと、しない。)
(……いつまで泣いてるの、叔母さん。ごめん、叔母……)
(109) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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たぶん、きっと。
そこだけは自分の場所だと、思えるところだったの、かな……
[志乃の言葉にすこし考える。
あんな自宅でも、やはり"自宅"だとは思っていたのだろうかと]
――現実には、足を運ばないような場所も、あったし……
それも、なにかの縁だったのかな。
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(本当はわかってる。 幼かった自分。事件以前の両親の記憶はもう、ほとんど残っていない。 俺をここまで育ててくれたのは、叔母と叔父だ。)
……帰りたい。
(111) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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―――…ごめん、私あまり仏教のことはよくわかんないけど、そう見えちゃうよねっ!
[カミジャーに振り向いて同意した後に視線を戻して。]
何で自分からナイフを差し出すの…?
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[ エレベーターが開いたのだろうか。空気の流れが、変わった。 歩みを止めて、振り返る。 どこへとなく、声を掛けた。 ]
……アシモフ?
いるのか?
[ それは、とても穏やかな声。 ]
(113) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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[ とても落ちついた声で、続けた。 ]
……居る、と思ってた。なんとなく。 さっき、あまり聴きたくない声が色々聴こえた………あれはお前の技?
[ 答えを聞くつもりもなかったが、そう言って。
騎士は静かに、自分の首元を指さした。 ]
―――――俺の弱点は、ここだ。アシモフ。
(119) 2011/02/25(Fri) 00時半頃
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どういう御事情なのか申し訳ないですが
自分にはなんにもわからないのですけれど
言っている割にはあんまり楽しそうにはみえない
…ですよね
[鬼や亡者らしき者たちにみつからないように隠れたままヨーランダに声を掛けた]
―現在・19F―
ちっきしょー、開いても開いても同じ部屋に見えるぜ……!
[しかし、和図はふと、立ち止まると]
もしかして、これ、オレサマ同じ所行ったり来たりしてね……?
[和図は試しにコインを床に一枚置いて、隣の部屋の扉を開ける。]
楽しいワケないでしょうに!
殺し合いしてるんだから!
[見ている事しかできないイライラ感から、カミジャーにくってかかるようになってしまった。]
…あれ?でも?
楽しそうな声は…
[ こちらに食って掛かるようにすに口篭る
美人って怒ると怖さ増すよね
心の中でおもっただけ]
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俺を殺りたいなら、ここを狙って咬みちぎりに来い。 首以外の防御力は普通の”ライトニング”の平均値よりもはるかに高い。お前の攻撃力では難しいだろう。 それから、自傷を誘う技は”俺”には効かない。
[ そう言うと、手にしていた剣でゆらり、何処までも続く廊下の先を差した。 ]
俺は、プレゼントを集めてこのゲームを終わらせる。
だから俺の邪魔をするならアシモフ、お前を――――
(123) 2011/02/25(Fri) 01時頃
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………斬る。
[ そう言うと同時に、手にした剣から火花が散り始めた。 静かな19階にパチパチという音が響き渡る。 ]
なあ、アシモフ、知ってるか。 ロクヨンのランキングTOP5には、アシモフ使いのプレイヤーの名前もあるんだぜ。 どんなキャラでもトップを目指せるように出来ている。使い方次第ってことだ。
(124) 2011/02/25(Fri) 01時頃
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面白いだろう、ロクヨンって。
アシモフ。
[ 剣を構えたまま、少しづつ、歩みを進める。 ]
(125) 2011/02/25(Fri) 01時頃
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[ポプラの言葉に頷いた、その頃、
どこかで静かに開いたエレベータ。
知らず知らず、訳も解らずぴくりと反応する]
……
[動かないのは、まだ少し足りない、そんな気がしたから]
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[ 誰かが、終わらせなければ。
終わらせたい。帰りたい。
もしリアルに帰ったら―――――、 ]
やりたいことがあるんだ、俺。
お前もある? アシモフ…… **
(128) 2011/02/25(Fri) 01時頃
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[志乃がなにかに反応したのに首をかしげる。
きょろりと周囲を見れば、
誰もいないのに開いたままのエレベーターが見えて]
……
[なんだか恐くて。
いっぽ後退る。
明滅を繰り返す明かりが、さらに恐ろしく見えた]
[なんだか、すべてがきしみをあげているような気がして。
怖々、周囲をうかがっている**]
ライトニングは、エレベーターの中で白く明滅する光を、眩しそうに見た。
2011/02/25(Fri) 05時半頃
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