91 時計館の魔女 ―始―
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/*
くまさんはえろい。
ツァーリは艶やか。
いやんろりこん。
ツァーリの艶やかが羨ましい。
クラリッサ17歳の夜であった。
*/
/*
くまさんあれだよね、えろいっていうか、いやらしいよね。
ヘンタイ的な意味で。
[初めて“人狼”と言うものを目にする。
それがまさか、自分の知っているシスターだったなんて思いもしなかった。]
……シスター。
[目の前で起きているのは悲劇なんだろう。
しかし、彼は嬉しそうにも見える。
ならば其れは悲劇にならないのでは、そんな事を思う。]
/*
くまさんに「ぱぱー」って言ったらパトロン的なパパになりそうと思ったクラリッサ17の(
*/
/*
へくたんやらしいって言われたらなんかテンションあがtt
くらりんにパパっていわれたら確実にお金のパパやなwwwwwwwww
/*
でもパパ、その日暮しって言っていた気がするからお金ないかしら?
……隠し持っていそうな気がするけど。
*/
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―ヴェスの部屋―
やめろ!!!
[開いたままの扉に飛び込むように入れば、ヴェスを押し倒そうとしているミッシェルの姿が見えただろう。 それを見れば、咄嗟に、無意識に、二人の間に割り込んでいた。
狼の牙は、この身を貫けない。 それを……過信していたかもしれない。]
(188) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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[彼女は獣に姿を変えて、襲ってきただろうか。 弱った身体は、その力を発揮することはないだろう 獣の牙は、この身を貫き、ひらりと、花が舞い落ちる。]
(192) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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/*
あァん?とっととツバつけとかねェ魔女が悪ィんだろうが。
アイツは俺が気に入ったの。オマエにゃやんねェ。
くつくつ魔女様におへんじ!
/*
でもぱぱはギャンブルしたら勝ちしかしらないから、困らないわよ!><
/*
べすぅううううううううう
ヤニクは招き猫のおっさんよ?
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うあっ……
[熱湯を浴びれば、肌を焼かれるような痛みに呻く。 しかし、反撃をと……手の中にナイフを出現させれば、 それをミッシェルに投げただろう。
致命傷にはならなかったかもしれないが、恐らく当たったはず。]
(196) 2012/05/27(Sun) 00時半頃
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/*
ダーラは関わりたかったなぁ…
おっさんにもうちょい時間があればなぁ…
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[ミッシェルは逃げただろうか。その姿を視界の端で捉えても、 追うような余力が残っているはずがなく、
弱った身体に火の力を持った、その湯は脅威的に身体を蝕んでいく。 その場に膝をついた。
あれをきっかけに自分の身体が崩れかけていることに気づいて 荒い呼吸の合間に、友の名を呼んだ。]
ヴェス、……頼み、がある、
このまま、死ぬなんて、……妖精の、恥だ。
(197) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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[本当は違う、妖精の恥だとか、そんな矜持持ち合わせていない。
ただ、見て欲しい。 知って欲しい、死ぬ前に……]
だから、……俺の、"名"を呼んで、くれないか?
[暴いて、知って欲しい。 己の過去を、罪を、願いを、そして……
なぜ、自分がこんなにも人間を、ヴェスを、 大切に想っているのかを、知って欲しかった。]
(198) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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うぁっ、……
[響く声に、身体の内側が熱くなる。 暴かれる痛みに、呻き、血を吐いた。
零れ落ちる先から、花へと変わるそれは、ひらりひらり]
(206) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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[抱きしめられれば、蛍の光のような、淡い光が身を包む。 身体の端から、温かくなる、けれど、端から消えていく。 ひらり、ひらりと、花へと変わり、消えていく。
暴く者には、見えているだろう。 散り逝く花の合間に、
『お願い、やめて……』と、泣く獣の少女。
『お兄ちゃん』と呼び、散っていく、金色の少女。
それから、『騙していたのか!』と怒り、畏怖し、人でない者を排除する。 町の人間たちの姿。]
(208) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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絆が、あると……思っていた、
だが、人ではない、それだけで、それは
―――…なかったことにされた、
[そんな人間に、悲しみ、怒り、憎んだ。 怒り狂い、人狼と共に、町を滅ぼしたその姿を"友"は、知るだろう。
町の人間たちを、憎む気持ちは今も変わらない、 だが、彼らを愛していた日々は、消えずに残っているのも確かで]
一番、許せないのは……何も、守れなかった、 この手ですべて壊してしまった、俺自身。
[消え逝く中で、はらりと涙を零す。 薄れる意識と、歪む視界の中で、友へと手を伸ばした]
(209) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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……ヴェスに、会えて、 "友"になれて、良かった……
[薄れていく、意識も、身体も、すべてが消えていく。 紅い花が舞い散る中で、ふわりと微笑む。]
おかげ、少しは自分を許せそうな気がする。 ありがと、う……ヴェス、
(210) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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あんたは、願いを、叶えて、くれ……よ?
大好き、だ
[最後の一枚が、はらりと舞い落ちれば、そこにもう 妖精の姿はなくなっていただろう。
だが、"友"の手に握られた花は、守る力を失っても、 咲き誇り続けただろう。
傍にいるから、泣くなよ。と言うかのように……*]
(211) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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― 主の部屋 ―
…………。
[溜息は、煙と共に。]
[何時だって、残していくモノは、満足行く死の為に。]
[残されるモノに、消えない傷を増やしていく。]
["時"とは、何時か其れを癒すだろう。
"忘れる事の出来るモノ"ならば。
この悪魔と主の、鎖。
繋がるモノ。
忘れる事の、出来ぬモノ。]
[地上で起こる出来事は全て、御伽噺の様で何処か遠い世界に感じる。
ただそれは現実で――。]
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[形を失った妖精は、零れ落ちた涙を見て]
『ごめんな』
[見えないかもしれない、聞こえないかもしれない。 それでも、言わずにはいられなかった。]
『ありがとう、大好きだ』
[最期に紡いだ言葉を繰り返した*]
(215) 2012/05/27(Sun) 01時頃
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