4 SADISTIC DETH GAME:2nd
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[簡単な挨拶を済ませる。もしセオドールの紹介が少女に必要だったなら"友人"だと紹介しただろう]
さて、……お話を伺いたいのですが、いいでしょうか?
[先にマーゴのほうが話を切り出すかもしれないがそれはやんわりと制し、質問をぶつける]
単刀直入にお聞きします――『湖』のオスカー君が『零』の構成員を殺したというのは本当ですか。
[マーゴからの返事は"イエス"だろう。それが聞ければ詳しい状況や、犯人がオスカーだと特定するに至った経緯も聞き出そうとする。 マーゴはどこまで証拠を開示するだろうか。 少なくとも口頭の説明だけでは作り話の可能性があると一蹴するつもりで聞いていた。 もしかしたら写真の提示もあるかもしれないが、そこに写っている殺害実行時のオスカーは"ホリー"だ。別人じゃないか、とやはりはねのけるだろう]
(41) 2010/03/23(Tue) 14時頃
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『ミズ・ヴィクトリア、僕らはこのゲームの重大な"欠陥"に気付いています。 ――殺人はゲームからの脱落条件ですが、逆に言えば他所の派閥の殺人を"でっち上げる"ことによって、邪魔な派閥を簡単に消すことができます』
例えば、適当な死体を"これはうちのメンバーだった"と言ってしまえば……。 爆弾でも仕掛けて全身バラバラの死体を出してしまえば、どのチームも…警察ですら身元は特定できないでしょう。
いえ、貴女方がそうだと言っているわけではないんですけどね――。
[マーゴは憤慨するだろうか、それとも変わらず冷静だろうか。 いずれにせよ青年は薄笑いを貼り付けたまま話を続ける]
(42) 2010/03/23(Tue) 14時頃
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さて――マーゴさん、いえ『零』に折り入ってお願いが。
このゲーム盤から、降りて戴けませんか?
[小さく囁き、笑う]
今すぐゲームからのリタイアを宣言し、俺の…『雪』の前から消えていただければ、俺達は件の殺人事件の"目撃者"として名乗り出ると約束しましょう。 他派閥の長が事実と相違なく証言を果たせば、恐らく本部も動くはず。 そうすれば『湖』はゲームから脱落し、貴女方の尊い犠牲は無駄にはならない。
如何ですか?
[到底呑まれるとは思われない要求。勿論呑んで貰えるなら邪魔な派閥が2つも消えてくれて万々歳なのだが――。
返事が否、或いはマーゴが怒って席を立つようなら、セオドールが小さな布包みを出し、それを開いて親指大の小瓶を見せるだろう]
(43) 2010/03/23(Tue) 14時半頃
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執事見習い ロビンは、小瓶の中には透明でとろみのある液体が入っている。
2010/03/23(Tue) 14時半頃
執事見習い ロビンは、もしもマーゴがこちらの提案を呑むならすぐにエンブレムを出すよう要求するだろう。
2010/03/23(Tue) 15時頃
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― 広場沿いのカフェ ―
[>>47オスカーに見えないのかという問いかけには首を横に振る。 実際、真横を通った時も>>1:153看破できなかったのだ。 あの時は顔を見ていなかったせいもあるが、やはり「オスカー」だと言われなければ青年にはわからなかった]
…保護とは?
[>>48の問いかけには薄く笑い――観念したように溜息を吐いた]
……いえ、しらばっくれても無駄ですね。何せ貴女方の専門は記憶ですから、嘘を言っても仕方がない…。
簡単ですよ。――"アレ"は我々の獲物だからです。 我々よりも圧倒的な"力"で彼らが潰されるのならば諦めもつきますが、指が無くなっただのルール違反をしただの、"そんなつまらない理由"で舞台から降りられては困るんですよ。
[イエスかノーか。その答えを聞くまではまだ小瓶――手の内を明かすつもりはなく。もしマーゴがそちらに視線をやったとしても、青年も少年も揃って知らないふりをした。 代わりに、もしもハンカチが見える位置に出されているなら、そちらに目をやる]
(52) 2010/03/23(Tue) 21時半頃
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執事見習い ロビンは、さて、『零』からの返答は*どちらか*。
2010/03/23(Tue) 22時頃
執事見習い ロビンは、道化師 ネイサンが同じカフェに現れたことには気づいていないように見える。
2010/03/23(Tue) 22時頃
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― ゲーム2日目早朝・遠い何処かの地(Unknown Place)>>2:148 ―
『で、き、たー!あとはこれに封をして、ちょちょいのちょいっと。…ムパー!ムパー!ちょっと来なさーい!5秒で来なさーい!』
[女がジリジリジリジリ、と大きなベルを鳴らすと、隣の部屋から慌てた様子で女の部下がやってきた]
『お、お呼びでしょうか、スミス警視監補!』
『その堅苦しい呼び方やめてっていつも言ってるじゃないー。ミッシェルって呼・ん・で、よっ!』
『ミッシェル…?えと、…マイケル=スミス警視…あだだだだだっ!!』
[女――いや、その瞬間は確かに男の顔をした人間が、ムパと呼ばれた男の股間を蹴り上げる。その、一見コントとしか思えないような光景に、半ば眠りかけていた美少年も驚いたように目を丸くしていた]
(53) 2010/03/23(Tue) 22時頃
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『次その名前で呼んだら左遷するよ…? …とか馬鹿やってる場合じゃなかったわ。ムパにお仕事!この手紙を大至急!ここに書いてある住所に届けていらっしゃい!』
[また女の顔――裏声を作るのを忘れて普通に男声で喋っているが――でマイケル、いや、ミッシェルは部下に指示を出す。 部下はその住所を見て、明らかに嫌そうな顔をした]
『――こ、ここって!あの…[Zer0]が牛耳ってる地域じゃないですか!嫌ですよまだ死にたくないです!!』
『大丈夫よ、あんた冴えない顔してるんだし、ちょっとボロい服着ればあの辺のスラムの連中と区別つかなくなるわ!大丈夫よ!さっさと行ってらっしゃい!』
[部下の訴えを完全に無視して、部屋から追い出す。その一部始終をソファに座って見ていた美少年は、ぽかーんとしてから、恐る恐る口を開いた]
『…あの、…ここは…一体何処なんですか…?警視監補、…って……』
(54) 2010/03/23(Tue) 22時頃
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『警察(ヤード)よ』
[少年からの疑問に、ミッシェルは堂々とそう答える]
『――ああ、安心して。別にアナタのこと捕まえたりとかしないから。アナタは"保護"されたの。青少年の健全な育成を目指してなんたらかんたらうんぬんかんんうん、忘れちゃったけどとにかく保護。運がよかったわね。 ――アナタあのままあの街にいたら、死ぬまでその身体、食い潰されるところだったわよ』
[ロビンが『華』から遣わされた男娼の美少年は、結局青年の元では一度も"そのような"用途では使われることなく、秘密裏にこの場所まで運ばれてきたのだった。それを聞いて、美少年はどんな顔をしただろうか。 怯えていたようなら、ミッシェルはその頭を撫でて]
『大丈夫よ。ウチの"弟"がアナタみたいな子供たちを助けるために命はって頑張ってくれてるから。――アナタは私たちが絶対に護る。…約束するわ』
[そうして、そのままそっと美少年を抱きしめた]
(56) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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[そうしているうちに、安心したのか少年は眠ってしまっただろう。毛布を掛け、ソファで寝かせると、ミッシェルはぽりぽりと頭をかきつつ少し渋い顔をした]
『――で、問題はこっちなのよねぇ…』
[大雑把に言えば、"Zer0に敵対する派閥に警察から物資と軍資金の支援をする"という主旨で作られた2通の手紙。1通は、その派閥のアジトの住所がロビンによって割り出されているので先程遣いを出すことができた。
しかし、もう1通。こちらは――]
『…"湖"のアジトってどこなのかしら。子供の多いストリートって聞いたけど、あの街に子供が溜まってるストリートなんて幾つあると思ってるのよ。全くこれだからドーテーは使えないわね』
(59) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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[しかし、街の中でも特に治安の悪いストリートに部下を行かせるのは少し不安があった。…良くて身ぐるみ剥がされてポイ、悪ければ土曜日に食べるような焼きすぎローストビーフになっているだろう]
『参ったわねぇ。どうしようかしら。仕事できませんでしたーってのはアタシのプライドに反するし……。…やっぱアタシが直接行くしかないのかしら』
[女は思案顔で、封筒を窓の外から差し込む朝日に照らした。 封筒の中に透けて見えるのは、膨大な額が書かれた小切手と、大量の武器が詰め込まれた倉庫の鍵と倉庫位置を示した地図、『貴方達『∞』に幸運を、『Zer0』に熱き弾丸の制裁を "女王のイヌ"より』と書かれた便箋。 先程別の派閥に送られたほうの封筒にも、便箋の文章が多少異なるくらいでほぼ同一のものが入っている。
暫くそれをぼうっと見た後、ミッシェルは、よし、と気合を入れ直して、上着を羽織り、水商売風の女装のまま――*Zer0が屯す街へと向かった*]
(60) 2010/03/23(Tue) 22時半頃
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執事見習い ロビンは、双生児 オスカーのところに"兄"は無事辿りついたのかと、ふっと気になった。
2010/03/24(Wed) 09時半頃
執事見習い ロビンは、司祭 ブルーノからの"贈り物"を受け取るのはもう少しだけ先の話になるか。**
2010/03/24(Wed) 09時半頃
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― カフェ ―
[お手並み拝見、と、無駄な動きもなく差し出されたハンカチに、一度視線を落とし]
――確かに、お預かりします。
[セオドールに目線を流す。少年がテーブルの端に置かれたハンカチを回収した]
――別の組織。ミスター・ブルーノも仰っていましたね…。 ええ、十二分に警戒します。
――ご忠告どうも。
[我々。それは無論ヤードのことを示す。青年がその言葉を使ったのは意図的なのか、果たして]
[怜悧なライトエメラルドには怯まない。 それではこれで、と、4人分の紅茶代よりも少し多い額をテーブルに置いて、カフェを後にした**]
(121) 2010/03/24(Wed) 17時半頃
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― カフェ→街道 ―
[雪の二人は、街道を揃って歩く。セオドールが青年にそっと話しかけた]
『警告、…って言ってましたよね』
――恐らく、勘づかれてるだろうね。 証拠がまだない、……くらいかな。
[『零』が、『雪』の長はヤードの人間であるという証拠をどこかから手に入れて告発すれば…もう明日の朝日は拝めないと思ったほうがいいだろう。 少なくとも『烏』は、彼らは、裏切り者を許さない。セオドール諸共、本気で殺しにくるはずだ]
……時間が、ないね…。
(132) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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――でも、それでいいとも君は思ってる。 ………違う…?
[大通りから外れて、ブルドッグへ向かう横道に入ったところで青年がセオドールを振り返って問いかける。少年はゆるく笑った]
俺は、瓶の中には"塩水でも入れておけ"と言ったよね…? ……何を入れたの…?
[もし、マーゴがゲーム盤から降りなかった場合のシナリオはこうだった。
セオドールが、"ただの水"を"毒"と言って飲み干し、倒れる。そして青年が正当防衛、あるいは、弔いの名の元に零と戦う。 その場で上手く倒せればそれでよし、駄目ならばセオドールを隠し"零に殺害された"と告発する――。
…いざとなればセオドールは本当に毒を飲んで死ぬ予定だった。右腕をもいで、勝利を得る、そんな危険な作戦]
[そう。"その場で零を倒せず、セオドールの死体が必要になった時"だけ、少年は死ぬ予定だったのだ。なのに]
『毒ですよ。だって、死ぬ覚悟だけはしておけって言ったじゃないですか。ロビンが』
[少年は笑う。青年が言いたいことを理解しつつ、笑う]
(134) 2010/03/24(Wed) 23時頃
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― 昨夜 / 『道』との衝突の場 ―
――――が、ぁあ……こ、の……、……
[頭部を殴られ、グルリと回る世界の中で憎悪を込めた唸り声だけを発する。
自分を殴った部下の腕が飛ぶのも、「敵」であるブルーノが吐血したのももはやまともに見れていなかった。]
―――、くあぁ……が……っ、
[どれ程の時間そうしていただろう。
身を起こす事も出来ず、路地に倒れのた打ち回ること暫し。]
――――ぁ、
[そんな自分にかけられた声、焦点の合わぬ目が声の主を見上げようとして動く。
霞む視界の中で辛うじて確認できた、『湖』のトップ。]
て、め……
[まともな言葉を発することもできないまま、髪を掴まれ引っ張り上げられた顎へと銃口が押し付けられた。]
――……ハッ、
[エンブレムの在り処を訊ねられるが、返すは殺気に満ちた眼差しのみ。
本当は唾でも吹っかけてやりたかったが、身体は言う事を聞いてくれなかった。
当然、碌に動けぬ者の啖呵など意に介する相手でもない、無遠慮に身体を弄られ、エンブレムは捥ぎ取られた。
そして――――、]
―――――――――ッッッ!!!
[銃声が、響いた。]
― 病室 ―
――――、……。
[一夜明け、上等な個室のベッドに寝かされる女が一人。]
……あーあ。
自分の部下に、利益の計算もできない馬鹿がいるとは思わなかったわ。
[最後まで自分について来れば美味しい思いをさせてやったのに。
だが結局は……油断、だったのだろう。
とにかく、今の自分はただの、負け犬だった。]
ちっ……
[少なくとも、今回の件が終わった後の自分の立場は碌でもない物だろう。
抗争をしかけておきながら部下に裏切られ、最も早く脱落。
命の保証さえありはしない。]
……どっか、移るかなぁ。
[けれど、野望は絶やしていない。生きているから。
のし上がるためなら、『ZerO』を裏切る事にも躊躇いはない。]
――ク、ハハ……アハハハハハハ!!
[「力」の魅力に取り憑かれた女の笑いが、病室に響いた。
それは、自棄を起こしたようにも気が触れたようにも聞こえたかもしれない。
だが、決して潰える事のない欲望を胸に、その瞳から力強さは喪われていなかった。]
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[その笑いに、何も、言えず。 結局は、また、止めた足をゆっくりと進めた]
(……。 ……俺は、…結局君に何ができたのかな…?)
[何もない。 数多いる女王のイヌのうち"壊す"ことばかりを覚えさせられた狂犬が、救えるものなどありはしない]
―→ 宿『ブルドッグ』 ―
(136) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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― 宿『ブルドッグ』 ―
[宿につき、まずは本部への連絡。 零が今回のゲームから撤退したこと、撤退の証拠のエンブレムを雪が預かっていること、そして、オスカーが殺害を行う瞬間を見た、という"偽の証言"――。
それへの返答>>#1は早かった。ほぼ同時にマーゴ本人からも申告があったらしい。オスカー及びその周辺の人間の捕縛、と命じられれば口の端が上がった]
…急いで支度して。…まあ、無理だとは思うけれど…"捕まえに"行こう。 うん?…これは…?
[宿の主人が留守中に預かったという、ひしゃげた鉄屑>>104を受け取って、首を傾げる。 『牙』のエンブレムですね、と覗き込んだ少年が答えた。伝言を聞いて、やっぱり僕宛だと笑う]
『――…』
[青年には、そのとき少年が浮かべた表情の意味はわからない]
(142) 2010/03/24(Wed) 23時半頃
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― 暫く後・広場付近の物陰 ―
[広場に『湖』の人間が集まっているという情報が入れば、すぐにそちらに向かう。 『雪』から戦闘に割ける人間は青年自身とセオドールのみ。広場には遮るものも少ない。だから今回は完全に別行動を取るつもりで]
――俺の命令に、いつまで従ってくれるかわからないけれど…。 …命令だよ。……死なずに、戻っておいで…。
『…はい、生きてもう一度会いましょう』
["ジンジャー"が触れ合い、ガチッ、と音がした。 そしてそのまま、二人は離れる]
『オスカー!いるんでしょ?……久しぶりに、"遊ぼう"よ!』
[セオドールはけらけらと笑いながら広場に現れて、1発、空に向けて撃つ。 子供が友人の家を訪ねてするノックにしてはあまりにも荒々しい音が、広場に響いた]
(144) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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― 病室 ―
[来客に、笑みを止める。]
あら、アイリス。
誰かに尻尾振るしか能が無いアンタが、その負け犬に何の用かしら。
[正直、彼女が自分に会いに来るのは予想外でしかなかった。
それこそ、彼女が得意とする毒殺の可能性すら警戒した。
誰かが彼女に依頼してもおかしくないくらいには、今回の自分は古株相手に派手な事をした。]
そう見える?
――はッ、ならアンタの眼も曇ってるから、そろそろ足洗った方がいいかもね。
[足を洗うつもりかとの冗談には不敵に返す。]
――ぁ? 一体何の……
[が、投げられた封筒には眉を寄せて、中身を改める。]
……、………
[それは、義体師の紹介状。]
……敵の情け? どういう事よ。
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― 広場(side Theodore) ―
あははっ、心配ありがとう!
[挨拶の一発目は身体を捻って避ける。そのまま地面に転がりながら、拳銃を撃った。 起き上がりつつすかさず左手で別の銃を抜き、そちらからも一発。足は止めない。止まったら死ぬ]
――うーん、や、っぱ、数的に…ふ、り!
[走りつつ撃ちつつ。何発かは誰かに当たるか。 もしそれがオスカーに当たったなら、笑い声は更に増す。
――少年のこのテンションの高さには、理由がある。とにかく注意を自分に引きつけること。 もう少し。青年からの合図を待つ]
(147) 2010/03/25(Thu) 00時頃
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― 広場が見える物陰(side Robin) ―
[本来ならば。遠距離攻撃を仕掛けるならばセオドールのほうが適任ではある。 そもそもこの青年は銃の扱いがそれほど上手くないのだ。 "壊す"為に育てられたイヌであるが故に、"壊さない"ギリギリのラインの急所を正確に射ることができない。
しかし、避けつつ撃ちつつの陽動が得意かと言われればそうでもなく。 何より、セオドールがオスカーと遊びたいと言い出したので、結局現状のようになっている]
―――…。
[少し大きめの銃に入っているのは、催涙弾。うまくやれば、その他大勢も含めてまとめて動きを止めることができるだろう。
いつものような、眼鏡を直す動作ではここからは届かない。 だから眼鏡を落として――パキッ、と、そのグラスを割った。それが合図]
(151) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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[警戒はすれど、意のままに動かせぬ体では抵抗もできず指を咥えられる。]
――――、あの、クソジジィ……――ッッ痛っ!!?
[この場に居ない相手を罵ろうと口を開きかけたところで、短い指先に走る痛み。]
こ、の……
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― 広場(side Theodore) ―
[ひたすら逃げ回りながらなので、弾倉を詰め替えている暇はない。短期決戦、空になった銃はそのまま捨て、また新しい銃を取り出しては撃つ。 肩を、腕を、弾が掠めていく。イタイ。けれど。タノシイ]
まだまだ足りないよ!ほらもっともっと、派手に遊んでよ!! じゃないと、"迎え"が来ちゃうよ――!
[パキリ、と、異質な音>>151。それと同時に、大きく後方に飛んで距離を開けた。
ドン、という重い音と共に、オスカー達を催涙弾が狙う]
(152) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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― 広場(side Theodore) ―
っ…!?
[少し違う角度から飛んできた弾>>154に左肩を射抜かれる。 咄嗟に右手で持った銃をその方向に向け、撃った]
(160) 2010/03/25(Thu) 00時半頃
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― 広場が見える物陰(side Robin) ―
……だめそうだね…。
[蘭が捕縛に向かったのを見て、呟く。まあ元々、人員不足だ。ヤードがオスカーを捕まえられるとは思っていなかった]
それでも、これで…。
……いいんだ。
[口の端が上がる。 響く銃声。戦いの音。壊す音。壊れる音。 もっと――]
(162) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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[やはり、敗者の自分を気紛れで罵りに来ただけか。
ならば声を出して外の者を呼んで――そう考えていたのだが、]
――――は?
[けれど、相手が見せたのは、これまた予想もしなかった笑顔と言葉。
強者に尻を振る事を生きる術としてきた彼女が、今の自分に取り入っての得などありもしないだろうに――
彼女なりの計算あってのサービストークなのか、そうでないのか……疑ってしまう程度にはお互い奇麗な道を歩んできてはいないのだけれど、]
ちょっと前に……損はさせないって言ったでしょう。
[軋む身体を無理に動かして、彼女の手を緩く握った。
かつて幼き頃、そうしたのと同じように。]
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― 広場(side Theodore) ―
[広場に"大人"がやってきて騒がしくなってきた。 "子供"の遊びはそろそろ終わり。――僕も、そろそろ]
……弾切れ、かな。
[予定よりも早いペースで撃ち続けたから、今手に握るこの銃に入っているものが最後。 オスカーに近づくネイサンの姿を見つけて、崩折れるのを見て…。彼が僕を撃ったのだと直感する。 笑いがこみ上げてきた。…あれ、違う。目が痛い。しまった。ちょっとだけ吸ってしまったかもしれない]
[涙でぼやけた視界の中――ネイサンを狙って、引き金を*引いた*]
(168) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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― 広場が見える物陰(side Robin) ―
壊して――…。
[昂った思考。本能のままに、言葉を*吐いた*]
(170) 2010/03/25(Thu) 01時頃
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