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おにーさん、ありがとう。
[少しだけ笑うと、再び頭を撫でてくれる
その手が心地よくて、少しだけ目を閉じる]
あ、あと。
……首の手当て、してくれてありがと。
[見ていたのだ
彼が怒る所と、手当をする所を
事切れているという事は分かっているのにも関わらず]
ぶきよーなお兄さんが、モニカさん守ってくれる?
[こてり、首を傾げる
モニカ達が出て行く所を見て]
サイラスさん、モニカさんについて行きたいんだけど
[ダメかな、と男性の目を見てそう言った**]
―客席―
[男はまだ、客席に座っていた。鳴り響いた開幕ベルは今は静か。緞帳も開かれている。
音響効果のなにもない空間で、照明操作・ゼラも入ってない舞台で、
道化が一人パフォーマンスをしている。
いわゆるクラウンのような演技はせずに、男のようなステージパフォーマンス。
力強さと技の見栄えを重視した、悪人面に似合う、真剣な演技。
クラウンメイクの赤笑顔の下、道化の顔はどこまでも真剣で、怖いほど。
エクスカリバー、ウィンドミル、スティクリリース、インフィニティ、ジェノサイド。
様々な技を連ねるけども。]
だから、それじゃあ、笑ってもらえないって。
[客席で呟いた言葉は、静かに響く。]
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―客席―
[道化は舞台上での演技を終えた。中国ごまを横に置き、男を見る。
男も、道化を見た。
ただそれだけだった。]
―広場―
[もう道化は言葉を返さない。赤い口からは息を止めてるかのように、音が漏れることはなかった。
枯れ木が木に触れる。途端、根が鋭く切っ先を向ける。
当たるまえに殺せばいい。この足では避けるのも、難しいだろう。
引き攣れたような赤い笑みのまま、右足で前に飛ぶ。
伸びる右手けれど、これが、触れるころには
林檎の時と同じスローモーション再生の世界に、道化はゆっくり思考した。思考した末]
あは!
[木の根が体に入り込む。皮膚を裂き、肉を割って、骨を削り折り奥まで奥まで。
けれど右の爪もしっかり枯れ木に突き刺さった。
ごぽ 体の奥から音がする。それは肺を満たす血液か。それとも他のなにかだったのか。
口から溢れてくる赤い液体に花弁が含まれていないことに気付く前に――
道化の意識は熱くなって、千切れて燃えた。
道化が生きた期間はいったいなんなのか。それは道化自身にも分からなかったが――。]
―広場―
[男は一度、瞬きをした。夢を見て、目が覚めてみれば体が勝手に動いてる。
誰かの心の中に勝手に住み着いてしまったのではないか、そんなバカなことを考えるほど意味が分からなかった。
今までスクリーン越しに見ているかのような時間を過ごし、感覚に膜がかかったような感触を経て。少しだけ理解した。「道化」が喋ってる。約束までしてる。]
俺は、「道化」には何もしなかったですけど、ね。
[少しだけ考えるよう眉を寄せて、人差し指を立てて。
道化の死ぬ瞬間もそう、貫かれた部位をぐっと握って痛みに耐えていた。
道化の消えていく意識の中、その断片に触れる。零すことなく、逃がさない様に手で包む。]
何もしなかったけど、でも、消させない。
「道化」、おやすみなさい。良い夢を。
[咥えて飲み込んだ。あの黒い女からもらったクッキーと同じように。]
[気付いてみれば体から出ていて、死体を見下ろしていた。
上から見る自分は胸を貫かれてるし人相は悪いし、腕も足も途切れてるしで
逆に、どこか面白かった。
ええと。じゃあ、お疲れ様です。
[その相手の左足に―道化が刺したであろう枯れ木と似た位置に―傷があるのをみて]
ああ……。枯れ木か。まあ、同じようにちょっと枯れてそうです、ね?この方も。
結構お化けになるときには特徴が残るんでしょうか。
[
御嬢さんは、孤児院の。懐かしい。
そう、あなたもいたのか。大変だったろうに。
猫になってるとは思いもしなかった。
[ぽつぽつと対応するように返す。死体の手に触れる彼女
道化が約束をしてすみません。
死体なんて気持ち悪いですよね。
でも、ですね。
俺が「道化」を演じてた時も、モニカさんに、
猫嬢にお会いできて嬉しかったんですよ。本当に。
……道化みたいな、表現は俺には出来ませんが。ええ。
[
涙に弱いのは道化もネイサンも男も一緒らしい。]
あ、の!ごめんなさい、あんな約束のせいで!
道化には言って聞かせますんで!
[ちょっとした父親の台詞じみてる言葉を紡ぐ。
けれど囁かれる言葉に、男は静かになった]
……ええ。ありがとう、ございます。
道化といい、御嬢さんといい――
人が、いいですね?
[少しく細められた目。注意すればわかる位に輪郭がにじんで。
口元も柔らかく、あげられていた。
涙のかけらも見せないような、そんな笑みを浮かべた彼女に
男も手を振る。唇の形だけで「ありがとう」と紡いだ。]
[広場を見渡してみる。
生きていた時は一人しか見えなかった人間も、
こうして死んでみれば広場には多く見える。
幽霊になった五体満足で一歩一歩踏みしめて。
面倒くさいから街頭の上に座る事にした。
生きていたころには良くやった動作、幽体になってもうまくできるかは――気の持ちよう?
座って片足をぶらつかせる。
下に見るのは赤革の男と長身の――]
馬鹿と煙は高いところが好き、と言うが
まあ、道化やってたんだし?
で。彼はどうするのかな。背の高いやつを殺したい、ようだけど。
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[自分が手当てした事を見られたらしく少し申し訳無さそうに]
すみまセン、あれぐらいの事しか出来なくテ……。
医者だったら助けられたのかと、思いますガ。
[自分は薬を扱う事しか出来ない。スティーブンみたいに医者だったら、助けられるかも、と心の中で思ってしまったのか、一瞬少し笑顔に曇りが出る。
そしてヘクターの事を問われれば、黙って頷くと、モニカの後をついて行きたいと言われ、顎に手を当てて考える。
あの先にはきっと恐ろしい殺し合いがあるのだろう。されど、ゾーイはモニカの後をついて行きたがっている様子を見て、腹を据えた]
……分かりましタ。
では、一緒に行きまショウ。
[そっと手を差し伸べてみる。ゾーイが手を繋いでくれるかどうかは分からない。握ってくれれば離さない様にしっかりと*握るだろう*]
→広場へ
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[どうやら先にモニカは
何とか追いかけようとするが、ゾーイと一緒なので無理をして追いかけるのも難しい。
途中で誰か
もし気付いたら振り返りはするが、足を止めて話す余裕はあまりない]
生きていたナラ、何とか追いつくかも知れまセンガ……。
[フランケンシュタインだったら、追いつく事も出来るが、今はただの霊体。それも難しいのかもしれない。
そして、ゾーイが走るのが辛そうならば、きっと肩車なりおんぶなりして、走るのだろう]
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― 広場 ―
[死んでいるのに息苦しい気がする。いや、多分それは無いだろう。だけど、走りながら子供を背負っていた場合だったら、疲労感は半端無いと思うのだろう。
背負っていなくても矢張り走ってきたので“疲れる”と言う認識はあるようだ。]
何とか、広場に着き……ましたネ……ハァ。
[予想通り広場は修羅場、と化していた。
彼女の視線の先に居るのは花のお化け――否、
私ハ何と言う事ヲ……。
[何度か遭遇して、彼を追い詰めていた現実を今になって突き付けられる。顔を手で覆い隠しカタカタと震えてしまう。
不可抗力だったとは言え、あそこまで傷を負わさなくても良かった――なのに、戦っている時は本気で殺そうとすら思ってしまったのだ。
その恐ろしさを思い出してしまったのだ]
[花を散らしながらも再び咲かせてはまた散らす様に、そして左腕と片足を失っても尚立っている
そして
こうなったのも、私が貴方と戦ったから……デス。
[申し訳無い、と言って俯く。
そして「あの男の人」と「南瓜の子」の言葉を聞いて、今は此方の声は彼には届かない。
それでも叫ばずにはいられない]
私も、南瓜の子も死んでしまいマシタ!
これ以上誰かの命を落としてまでこんな事を続ける事に何の意味が有りまショウ。
――それは、貴方とて同じデス!
[決して聞こえない死者の声。されど、どうかこの思いだけでも彼に届いて欲しい。
――神に祈って]
[
貴方は……笑う事が出来ましたカ?
「 」は……笑う事が出来ましたカ?
[一番聞きたい事はそっと胸の中に仕舞って。
その命が尽きようとする今、自分に出来る事は――たった一つ]
私ハ……「 」を笑顔で迎え入れタイ……デス。
この痛みと悲しみの無い世界に入るであろう「 」を。
既にその世界に入ってシマッタ私が笑顔で「 」を受け入れる事……。
[それが彼にとって安らげるのであるならば、出来るだけ心を穏やかにし、本当の意味で“笑って”欲しいと願う。
否、それだけじゃない。“笑わせたい”と心の底からそう思った]
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[殺される為に殺しをしよう
それに対し
――……。
[
ゾーイが側にいるのであれば、彼女にはそれが見えないように手で目を覆い隠すか、自分の後ろに下げさせて、殺しの瞬間は極力見せない様にするだろう。
子供にはそれを見るには強烈過ぎるものだろうから。
そして、ネイサンが命尽きて、
それが何かの神聖な儀式の様に思える。それを邪魔する事は、儀式を汚してしまいそうで]
[
彼もきっと貴女に笑顔を見せてますヨ。
[勝手に自分だけがそう思っているのかも知れない。それでも矢張り――伝えたい]
そこの辺りは分かりませんガ……。
[
こうして会うのは二度目、デショウカ。――そしてハジメマシテ。
[そしていつもの笑顔を向けながら、ふとベンチに指を指してみた。
そう、この狂った世界に落とされる前に、この場所であったやり取りを記憶の海から引っ張り出してみて]
貴方、でしたカ?薔薇をくれたノハ。
男に薔薇を送るなんて……私は生憎そういう趣味は持ってませんヨ。
[皮肉も悪意も無く、ちょっとしたユーモアを混ぜたつもりで言って笑みを浮かべる。ただ、相手にとってはそう受け取れるのかどうかは分からない]
メモを貼った。
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[街頭の上、見下ろす世界はほとばしった赤で上塗りされたグロテスク。クラウンメイクならさぞかし似合うだろう、と男はぼんやり考えた。
いつか聞いた声
答える男の声は静かで波風立たぬ水面のよう。壊れたラヂオとも、道化の華やかさとも掠らない音。]
――俺が、見えるなら。
貴方も死んでそうです、ね?
[二度目、はじめまして。
その言葉と動作に促されてベンチをみた。]
ああ、お久しぶり、です。
薔薇が愛の証なら。俺は今頃殺されかねないくらい、愛を振りまいてしまいました。
[まあ、もう死んでますか。
そう軽く肩を竦める男は、冗談を混ぜるときでも静か。]
貴方もお化け、だったんでしょう?
どんなお化けでしたか?お会いしました?
[尋ねたのは単なる気まぐれだったのかもしれない。なにしろ死ぬ前のこと、死んだ後から知ってもどうにもならないだろう]
[血を血で洗うあの赤い世界は、最早自分からは何も出来ない。ただ見ているだけ。
此方の呼びかけに対し静かに答えるその様子から、憑き物が落ちた――そんな印象]
えぇ、私も死にマシタ。孤児院デ。
[いともアッサリと答える。どうやって死んでしまったのか、何故死んでしまったのか、今此処で話しても意味は成さないのだろう。
少なくても目の前の道化師にそれを話しても、彼にとっては無関係の事かも知れない]
そうデスネ……フランケンシュタインによるフランケンシュタイナー。
[しばし、考えた後出てきた言葉はそれだった]
貴方の事を知らなかったままダッタラ、そんな風にして殺していたのかも知れマセン。
コウイウ小洒落た演出をしながら、愛に応えたのかもデス。
ま、愛に応えるとしても、素敵な女性に限りますガ。
[ふと見るのは吸血鬼の姿になっているコリーン]
何故でしょうカ。
こう死んでみると、生きている人達ガ、とても輝いて見えマス。
[何処か寂しげでもある視線を注ぎ続けるだろう]
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[さらりと答えられた「死」に、男は一つ頷いた。けれど怪物の名前が聞ければ]
ああ、あの継ぎ接ぎの、ですか。
生前はお世話になりました。
何度かお会いしましたね。
またこうして会うとは思いもしませんでした。
[あの時、手のひらに埋まった左手を、あの青黒い肌を傷付けようとした手に僅か視線を落とす。]
殺していただいても、構わなかったです。
愛を体現して頂けるのなら。
そしたら変態と罵っていたでしょうね。
ああ、女性でないのが残念。
[大真面目に頷く。静かな声のなか、少しだけ面白がるような響きを織り交ぜて。]
[視線につられるよう、自分が傷付けた女性を見る。
感情を見せない瞳でその女性をじっと眺めてから]
きっと、まだ、可能性がありますからね。
生きて帰れる可能性が。
帰れるなら帰って欲しいものです。
……俺たち、どうなるんでしょうね。
この世界で朽ちていくんでしょうか。
[死体も幽霊も。]
それとも、ハロウィンのお化けみたいになるんでしょうか。
現実で仮想のお化けのように扱われて。
そっちの方が面白そう。
[今度こそ、笑わせられるかもしれない。くだらない思い付きに微かに目を細めながら]
貴方も帰りたかった口、です?
他人を殺して、お菓子を奪って。
[丁寧に答える道化師に、これまでの無礼に対し非常に申し訳無さを感じつつ]
いや、あの時は本当に失礼シマシタ。
そうですネ……こうして何度も出会うのも何かの縁を感じマス。
それは貴方に限ラズ……。
[側に居るのかも知れないゾーイや、モニカの方を見やる。
この世界に来る前、お菓子をあげた子供達。特に色々と話した訳でも無いのに、何かと今は関わりを持っている。
縁とは本当に不思議なものだ、と実感]
いや、無理デス無理。
[“愛を体現”と言う言葉を聞いた瞬間、すかさずそれを否定し手を振る]
それを実現してしまったら、それこそ私が変態になってしまいマス。
そもそも……。
私が本気で愛を答えようと想う人は、ただ一人デス。
[故郷に残してしまった――大事な人]
生きて欲しいデスネ……死んでしまった今、特にその気持ちが強いデス。
死者に捉われ過ぎず生きていって欲しい、よくそんな言葉を聞きましたが、実際にその立場になると分かるものデスヨ。
[この先の事を問われ、一つの未練を漏らす]
出来れば、夢であって欲しいデス。
でも、それが無理だとしても、別れを告げタイ。これ以上私に捉われないで欲しいカラ。
[自分の死を知ったら、あの人は悲しみに暮れる日々を送るだろう。
でも、生きていると信じながら延々と待ち続けるのも酷な話。だとするなら、ちゃんとけじめをつけて新しい一歩を踏み出してくれれば、と願う]
それが終った後に、お化けになって色々な人を吃驚させるのも面白そうなのデスガ……。
何か私の性に合わない気がしマス。
[帰りたかったクチかと問われれば]
帰りたかった、と言うのはありマス。
されど、他人を傷つけ殺してでも、と言うのは流石ニ……。
でも、実際に他人を殺してお菓子を奪って帰れたのでショウカ。
どうやってやれば元の世界に帰れるノカ、本当に帰れるのかスラ……。
[ふと思い出すは、あの黒のドレスを着た女性がお菓子を渡した事を思い出しつつ]
そもそも、何故彼女が私達にこの世界に連れてきて、こんな事をさせたかったのでデショウカ。
何を見たかっタ?見せたかっタ?
[多分この世界の何処か、はたまたこの世界と言う箱庭の外から眺めているのだろうか。
そんな事をしている彼女の思惑を考えてみる――が、分からない]
[謝る異国の男に僅か首を捻り、それから振った]
謝ることなど、ないでしょう?
俺は、生きて帰りたかったから攻撃した。
貴方はそれに反撃した。
それでいいでしょ。
[男は無愛想に答える。こんなグロテスクな世界で罪の意識に縛られる事が無意味だと言うように。
愛する人の話、死んだ後の話、それら聞きながら。]
別れを告げたい先のは、その「ただ一人」ですか。
でも、俺には少し、不思議ですね。
そんなに愛する人がいても殺す事に必死にならなかった貴方が。
[まあなんとなく、は分かります。と男は頷く。]
全ての元凶はあの黒い服の女、ですね。
お菓子を集めろ、と言ったきり。
でもそこに小さな可能性でもあれば縋りたいですからね。
[思案するよう、右の人差し指を唇の前に立てて]
何しろ、ほとんど情報がありませんでした。
あの女の目的も、何もかも、知らされないまま。
――殺し合ったんですねぇ。
[しみじみと零して]
馬鹿みたいだな
[眉を寄せながら呟いた言葉は、他人に向けたよりも自嘲の言葉に近い]
[この狂った世界では罪悪感は無用、と言う事なのかと感じつつも、己の心も殺したくない気持ちが高まる]
ある意味、弱肉強食の世界ですね、ここハ。
この世界だけではなく元の世界でも同じなのかも知れまセン。
ただ、恐怖がそれをより強く引き立てただけ――そんな感じなのでしょうカ。
[不思議がられてる事に思わず苦笑してしてしまう。ある意味図星を突かれた様な気がするのもあって]
ハハハ……ある意味矛盾?葛藤ですかね。
愛する人の為に他の人を殺してでも自分は生きなくてはならないのに、人を殺めるのに抵抗がアル。
かと言って、他の人の為に自分の命を差し出すにも抵抗があって、結局は人を殺めて自分の為に生きてイク……。
結局は自分のエゴであり、それを認めようとしないのかも知れまセン。
と、言っても……まだ私の中では答えは決まって無いのデスガ。
[愛する人の事を思い、今まで出会った人達の事を思い、殺めてしまったローズマリーの事を思い――ポツリと呟いた]
自分を貫いて生きていく強さを持ってる貴方が、少し羨ましいデス。
私も可能性に縋りたかっタ。
この殺し合いが横行する世界に、別の方法で脱出出来る方法がある可能性ヲ。
人間なのダカラ、話し合って考えながらこの世界から出る方法を考えてみたかったのデス。
[遠くで見える
はぁ……こんな時に浮かれてて如何するんデスカ……全ク。
これだから、奥さんにも……。
[関係無い事なので、ぼそぼそと独り言を漏らすまでに留める]
目的……殺し合い……。
彼女はそれを求めたかったのでしょうか。一番腑に落ちる所はソコだと思いマス。
そして、私達は彼女の駒にされた、のでショウカ。
[眉間に皺を寄せて、不快感の色を出してしまう]
――私達は駒ではありまセン。
へクターのやり取りはとても残念そうに見えて仕方が無い。
[「ただ、恐怖がそれを―」その言葉に頷く。眼下の広場で蠢く異形たちに視線を向けながら話に興じるのは、やはり奇妙。]
そうかもしれません。
現実で行われている行為が、
至って原始的に再現されているのかもしれません。
……俺は、エゴイストなだけですよ
[呟きに反応するよう、視線を落として答える。続く言葉は更に小さい]
――俺は、貴方や、モニカさんが
羨ましい。
[肩のり骸骨との愉快な一幕は、右手で目元を覆ったせいで見えなかった。]
[相手の声色が少し強張れば、視界の覆いを外して]
ああ。
その声や顔の方が、どこか、
聞き覚えがあるような気がします。
[ゆると細められた目元で観察するよう見下ろす。
青黒い怪物のときに受けた視線でも思い出したのか、右手の指は僅か反応させて]
では。
どうにかして、あの女に一泡噴かせてやりましょう。
良いように利用されて?
挙げ句死んで終わりだなんて――ねぇ?
[だが別段、良い策があるわけでもない。
ただ子供が悪戯の提案をするように。思い付いたまま放るように。]
[気づけば観戦しようとした、男2人の戦いは場所を移したよう。
ざわざわと地を埋め、蠢く異形たちと
相応の能力を振りかざし戦う人間。
その様を数メートル上から眺めつつ]
こうしてみたら、見た目だけが
違うように見えてきますねぇ。
俺もお菓子を持ってないお化けを、人ではなかったお化けを殺しましたが。
さて、違いはなんだったんでしょう。
生きているという点では、何も変わらない?
[ぽん、と投げ出した言葉は誰に答えを求めるでもない。]
もっとも、牛豚と人間の違いのようなものなんでしょうね。
殺すだの、食べるだの。
[右手を見つめる。
この手は何に対して振るって来ただろう]
どこででも、血みどろ。
[広場に押し寄せてくるであろう、数多く存在するお菓子を持たぬお化け達が、皆を襲っているのを見て、自分では如何しようも出来ない無力感に苛まれながら]
私が生きてタラ……スティーブンを武器に薙ぎ払う事が出来たのデスガ……。
[もっとも彼はそれを嫌がるのだろう、とは思うのだが、それが最善の方法かも、と思ってしまった故に口を滑らせてしまったのがある。
と、ネイサンに視線を戻すと]
そうデスネ、この原始的な世界では人間の本性が出てしまう、そんな気がシマス。
[今まで出会った人の中で、何名か本性を丸出しした人が居た。
そういうのを見え、穢らわしくあり、美しくもあり――そう思う自分は異端なのか、とふと思ってしまう]
それだからコソ、強く輝くのかも知れまセン。そう言った意味では、貴方も輝いていマシタ。
[ネイサンの様子をたまたまだったのか、何時の間に見ていたのかは分からないが、右手の反応を見逃さなかった]
貴方、何か思い出したのデスカ?
そう言えば、こうやって会った覚えがありマス。それを思い出したのでしょうカ。
[目を細めて様子を伺うと、お菓子を持たないお化け達の方へ視線を戻す。
ネイサンからでは此方の表情をどう見えるのだろうか]
あぁ、思い出したついでに、彼女にも思い出させるのも悪くはありまセンネ。
もしかして、想像だけで彼女に一矢報えるのかも知れませんヨ。
[身も蓋も無い言い様。だけど、この狂った世界ではそれすらも叶いそうな錯覚に陥りそうでもある]
想いだけで、人は殺せるものなんでショウカ。
そうなった場合――……。
[この先は言ってはいけない気がして口を紡いでしまう]
メモを貼った。
[スティ−ブンが誰を指すのか分からず、きっとどこかにそう言う名前の棍棒か何かがあるんだろうと一人納得した。]
本性さらけだしてくれた方が、
よほど信用出来る気もします。
[ぽつ、と零すが。
次に聞こえた言葉に、男は大きく目を開いた。
「貴方も輝いていマシタ。」
男は相手を見ない。口を数度、開いて閉じた。数秒の間が開いて絞り出された声は少し掠れた―]
――ありがとう、ございます。
[
いえ、忘れてはいません。
ただお化けの姿と、今の貴方じゃあかなり印象が違っているので。
先ほどの、怒りが滲んだ声を聞いて
ようやく継ぎ接ぎと貴方がイコールで結ばれましたよ。
[まあ俺も似たようなものなんでしょう、ね?
なんて緩く問うた。
街頭から見下ろした相手の表情を探るようにみて。]
想像だけ、ですか。
出来れば手酷く潰してやりたいので、
直に会いたいものです。
[途切れた言葉の先、窺うように首を傾げ]
[本性を出した方が信用出来ると聞いて軽い笑いが孕んだ声が漏れる。嘲笑の意味か、はたまた自嘲?それとも別の意味なのだろうか]
ははっ。
そうデスネ。本性には嘘が混ざってないカラ、信じやすいのだと思いマス。
それを出さずに奇麗事だけで生きているのはどうも好きになれませんヨ。
[何処か遠くを見ながらも口元は笑みを作ってる]
でも、何となくデスガ、私と貴方は何処かしら似ている部分はあるかも知れまセン。
だとすると、何か貴方からも感じ取れる部分はありまセンカ?
[振り返り、ネイサンを見やる。
彼が死ぬ間際言った言葉――あの言葉が如何しても気になった。何か自分が言っている様な気がして。
だとすると、自分もまた笑えてないのか、もしそうだとすると自分は笑い方を忘れたのか、と自問自答。
否、ある意味その回答を求めているのかも知れない]
[今の印象とフランケンの時の印象と違うと言われて、どうしたら良いのか、と対応に困りながら苦笑する]
いや、それを言われましテモ……。
まぁ……今は心が落ち着いているからなのだと、思いマス。
[今の貴方の様に、と加えて]
ある意味、私の怒りがフランケンとして出ていたのかも知れませんネ。
[この世界の何処かに居るのであろう、黒いドレスを着た女性を探す様に辺りを見回す。
勿論そんな事をしても見つかる訳でも無い。
――でも探さないと気が済まない気持ちもある]
直に会えば叩き潰してやろう、と言う気持ちが出てくるのかも知れまセン。
えぇ、やはり顔を見れば殴り倒したいと思いマス。
多分怒りが溢れ出ると思いマスヨ。
――――――――――――――。
――――――――――――――。
[段々と声の調子が低くなる。口調は穏やかで別段殺気立っている事も無いだろうが、普段の調子とは違うものだろう。
そして最後の言葉は恐らく母国語だろうか。そこの国に行った事があるならば、話している内容は分かるのかも知れない]
おお、やってるやってる。
…全く、こう横から見ていると、命がけながら、なかなか滑稽なもんだな。
[俺はややあって先ほどすれ違った連中に少し遅れて広場に辿りついていて。手には孤児院で拾った月の砂の残り滓をさらさらと]
…しかし、あのミイラ、死んだな… またお仲間が増えるぜ…ってとこか?
[感慨なさげに軽口を叩いた]
――蟲毒。
[そうポツリと漏らす。異国で聞いた事がある毒薬。呪術のために人為的に作られる特別な生物でもある、と言うのを書物で書いてあったのを思い出す]
そうデス、これは蟲毒を作り出す為に用意したのでは無いでしょうカ。
[昔読んだ事のある本の内容を、何とか記憶から引き出して]
確か、アレは……毒を持った生き物を一つの箱の中に入れて、食い合わせて……生き残った生物の毒を使ったり、人を呪う時に使うと聞きマシタ。
[これ以上予測出来ない範疇にあるのだが、この状況を考えれば一番腑に落ちる事も有り]
まさか、それを作る為ニ?そんな馬鹿ナ……。
[受け入れがたい事実に頭を抱え、其れを否定する様に首を大きく横に振って]
―回想・孤児院にて―
[ふるふると首を横に振る
既に彼が到着した時には自分は死んでいた
それなのに彼は手当をしてくれたのだ]
やっぱりやさしーお兄さんだ。
ありがとう、サイラスさん。
[分かりましタ、と許可が出る
手を差し伸べられれば、その手を握った
そして、サイラスと共に孤児院を出て行く]
[走ってはいるが子供の足
なかなか追いつく事はできないだろう]
ごめんね。サイラスさん。
早く広場にいかなきゃ……
[パタパタと駆けていく
気が焦るせいか、走っている途中に
ヤニクとすれ違った
……モニカさんっ!!
[繋いでいない方の手をぎゅっと握りしめる
力になれなくても、干渉できなくても
せめて見守りたかったから]
―回想・広場―
[無事に走りきったようだけれど
疲れてしまっている]
ど、こだろ……
[悲痛な訴えをするモニカの姿を見て
繋いでいた手を離して、自分の手を握る]
ピエロのおばけさん
あたしたちを逃がしてくれてた……
[ふと、孤児院に行く前を思い出す
賑やかで、どこか遠くから声が聞こえるお化け
そして、メイクのない彼がクラウンだとは気付けない*]
メモを貼った。
[幻想的な事実に頭痛すら覚え始めた頃、見知らぬ人がやって来た
否、どこかで見た様な気もする]
――……貴方ハ?
[目の前に居る彼もまた異国へと旅をしている人なのだろう。
此処の街の人――いや、この周辺では見かけない、また自分の生まれ故郷とも違う衣装は見覚えが無い。
きっと、まだ行った事の無い国の人なのだろう、と思ってみる]
ミイラ?リンディの事ですカ?
貴方が居る方向から見えるのですカ?
[どうやら、今自分が居る場所ではリンディの様子が見えない。
どうしようもない予測とリンディが死ぬだろう、と言った異国の青年の言動に対し、自分の処理能力では追いつけないのか、考えが*まとまらない*]
[笑い声
笑う理由を探るよう、笑い方を探るよう、視線はじっと注がれる。
どこか否定的な笑いであることは、男にも感じ取れた。
特に反論は挟まず、肯定するように頷く。]
似て、います、か?
[瞬きをして逆に問い返す。
上から下まで観察するようにじいと見てみる―それは凝視というよりも睨みつけているという表現が似合うのかもしれない―が、困惑したように眉を寄せた。
自分の最後の言葉、まさか聞いているとは。むしろ、見られていたとは考えもしない。]
俺よかよっぽど、真人間だと思いますが。
エゴイストでもなさそうだし。
[
「怒りとは、黒い女に対して――?」と聞くより先に
何をしたいか、が返ってくる。
途中までは聞き取れた言葉も言語が変われば理解は出来ず。
[けれど相手
頭をたたき割った、相手の、ような。
男は一度、瞬いた。]
メモを貼った。
[街頭の上からもう一度、広場を見渡す。
モニカが銀髪の、吸血鬼だった相手と対峙しているのが見えて。
男は小さく十字を切る]
……生きて帰って、ほしい、な。
[ぼそりと呟いた言葉はもちろん、かつての猫嬢には届かなかろう]
[広場を見渡して――あの時に会った、女の子の姿を見つけた。
正直信じきれない心地で目をこすった。
けれど女の子の姿は消えることはない。
男は額を覆うようにして、少しく呻いた]
……まじかよ。どのお化けだった、か。
会ったことあるかな。
[とん、と街頭から飛び降りる。
片足を潰した感触がまだあるのか、付いた足は無駄に痺れた。
かつての継ぎ接ぎお化けは男が殺した相手と喋っているようだから一度その脇をすり抜けて]
[金髪の女の子は確かに広場で出会った子だった。
約束が果たせなかったと、ここに来てから悔やんだことのある。
女の子に近づくと声をかける。
声は一番最初に出会った時と同じ静かさ、けれど道化の騒がしさとは似ても似つかない]
小さな魔女子さんも、ここにいたんだ。
[呼びかけはいつかのもの
人に見えるってことは死んでるってことだよな。という確認の声は流石に出てこなかった。
無事かどうかも聞く必要もなければ、続く言葉が出てこなくて
男は一度口を閉じる。呼びかけと同じように
初めて会った広場とは違ってちょっと血腥いけれど
またお会いしましたね?
[広場の方を眺める
黒猫だった彼女の姿を目で追いかける
フランケンシュタインやジャックランタン
それらと戦った後……]
……うそ、やだ、なんで。
コリーンさんと、モニカさん……
[2人が争わなくて良いのに、と
――意思疎通ができないから起きる出来事]
なんで、あたし、死んじゃったんだろう。
[自分が居れば、2人が争う事もなかっただろう
――なぜ、死んでしまったのだろうか
あの時ちゃんと孤児院から逃げてれば――
今更悔やんでも仕方が無いのだが]
メモを貼った。
[ふと聞こえた声
それは聞いた事のある、静かな声]
……、クラウン、さん?
[そう、あれはこんな事が起きてなかった時
彼のパントマイムが楽しくて、拍手を送ったのだ
また明日、と思っていたが、こんな型になるとは]
うん。
……ちゃんと、この広場で会えたね。
[そして、会話ができるという事は
彼もまた、死んでいるという事]
やだ、なんで、クラウンさんまで……。
[今までは此方で仲良くなった人ばかりで
いっそ夢じゃないかとまで思えたのだけれど
そう思いながら、少し哀しげな表情を浮かべた]
そう、あの時のクラウンです。
残念なことにメイクがないけど。
約束が守れなければよかったと思ったのは今日が初めて、です。
[視線を合わせるように、少し膝をかがめて。そうすれば女の子の表情はよくみえる。
今の悲しげな表情も、よくみえる。]
こんな状況で言えることではないですが
どうか、泣かないでください、ね?
[困ったことにバルーンも薔薇も無いのだ
どうすればいいのだろう、と男も少しく眉を寄せる。
思いついたことは話題転換か。右手をぱっと開いて尋ねてみる]
魔女さんはどんな姿だったんでしょう?
どなたとよく一緒にいましたか?それともずっと一人でした?
あたしも、こんな風に会いたくなかった、な。
[コチラの身長に会わせるようにかがむクラウン
そして話題をそっと変えてくれた
視線を交わせば、無理にでも笑う]
一度、おばけでもあってるね。
[彼は覚えているだろうか
南瓜お化けと黒猫のお化けが一緒に居た事を]
あたしは、ジャックランタン。
かぼちゃのおばけだったよ。
[そして思い出したクラウンの言葉
まだ平和だったあの時
おばけで会った時に
『ポンパドール夫人の豊かな胸に賭けて!また明日、お会いしましょう。』
――だった、よね?
メモを貼った。
[小さな魔女が、心から笑んでないこと。
男は知って、少しだけ目を伏せた。
あれは道化が貰った言葉だったけれど――。
目の前の子の笑顔を見たら、男にもなんとなく理解出来た。
そして泣くのを止めさせた自分の言葉の、醜さも。]
南瓜の?
ああ、じゃあ生きてるうちにも、会えたんですね。
少し救われた思いだ。
そう。ポンパドール夫人の豊かな胸に賭けて。
こうしてまた、お会いできた次第。
[それを約束した「ネイサン」でも「道化」でもなく、男が頷いた。
ちらとモニカの方を見て]
俺のお菓子を、あの子と君で分ければいいと
思ったんですが。すみません、間に合わなかったようです、ね。
メモを貼った。
[クラウンの心中も知らず、顔は笑顔のまま]
うん、ちゃんと、また会えた。
[お互いが、お互いだと思ってはいなかったのだけれど
それでも会っていた事には変わりない
少しだけそれた視線
その先を追って見ればモニカがいた]
ううん、きっとクラウンさんのおかしをもらえても。
あたしは帰れなかったんじゃないかな。
[お化け=人だと分かって、誰かを殺せたか?
――答えは、きっと、NO
ふるふる、と首を横に振った]
あ、そうだ! あたしゾーイっていうの。
クラウンさんは?
[ぽむ、と手を合わせてから、そう尋ねみた]
[さらりと、帰れなかったのではないかと口にする女の子は
達観しているように思える。
元継ぎ接ぎお化けの様子も思い出し、死んだら達観するのか、と少しだけ首を傾げた。
けれどそれ以上何か言うことはせず。
何か思いついたような仕草は、幼さも垣間見えて微笑ましい。]
ゾーイ、ですか。
俺は……
[少しだけ、迷った。
ゾーイが会ったのは「道化」と「ネイサン」、今は男。
どれを名乗るのが正しいのかと思考をぐるり一周させてから。]
俺は、ナサニエルと言います。
[伝えたのは本名。
ずいぶん久しぶりに名乗った気がして、しっくりこない感覚。]
[名前を答えるまでに少しだけ間があったけれど
少女はその事は気にしなくて]
ナサニエルさん、だね。
すてきなお名前、ちゃんとおぼえたよ!
[今度は先程の笑顔と違い、嬉しそうに笑った
彼が逡巡した理由も
いくつも名前がある事も知らない]
これが全部ゆめだったらいいのに。
目がさめたら、ベッドの中なの。
起きたら、学校に行って、夕方に広場にいって。
そして、また広場でクラウンさんに会って。
[そうぽつぽつと呟いた**]
メモを貼った。
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