49 海の見える坂道
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おー、頼む。苺くれー。
[出されてもいないのに、口を開いてアーンとする仕草。
酔いのせいで少し赤いミッシェルの頬を見て、笑った。
相手はいないのか、と少し寂しそうな色を笑みに付け加えて]
働き者なぁ……。
[ジョッキに残ったビールを飲み干すと、
何かを考えるようにテーブルの上に視線を落とした]
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可憐な女勇者……ね。
――ちょっとまってミッシェルさん!? 今すっごく不穏な声を聴いたんだけど
[口端の釣り上がり方を見て、思わず慌てて。 既に顔を赤くしながらもしゃもしゃとピザを食べる彼女にふぅ、と息を吐きながら
随分早いペースでビールを飲むサイラス。 恐らくこれはそう遠くない内に介抱する必要があるだろうなとぼんやり考えながら ゾーイに二杯目のジュースを入れる頃 おいしい壺焼きになったサザエが姿を見せる頃だろうか]
結局ラルフはお供なんだ? それならあれじゃないかな。 途中でヨーランダ[[who]]が勇者を裏切る展開。 ちなみにラルフ[[who]]は異世界の奥で悠然と構える裏ボスポジション。
[適当な名前を一緒になって出しながら]
(6) 2011/04/17(Sun) 01時頃
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オスカーは、あぁ、ラルフはお供だったっけ……それじゃあ、ゾーイ[[who]]かな。と言い直した
2011/04/17(Sun) 01時頃
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いや、今絶対に気のせいじゃなかった。 それにラルフは結構適切だと……ん。
[口を滑る様に出てきた名前に、言葉が少し止まる]
……って何!? 何時の間になんで僕が答える事になってるの!?
[幸運にも、脇からセシルやヨーランダから聴こえた言葉に対して、反射的に声をあげる。 二人とも、まさか既に酒が廻っているのでは]
まず第一に僕が婿になるの確定なの!?
(16) 2011/04/17(Sun) 01時半頃
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あ、いらっしゃいませー。 出遅れてるよ、ラルフ。
[知らないうちにお供役にされている事に笑いを含ませ。 ラルフを出迎える時、何か甘い匂いのするその白い箱に興味を示す。
その間、ミッシェルが一曲。 切ない曲調ながらも、少年はのんびりと聞き入って]
ラルフ、何飲むー? 今日はサザエがあるよ
[サザエの壺焼き。 焼き上がる傍から廻しつつ、ラルフに注文を聞く]
(31) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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[歌が終われば、まばらにパチパチと拍手を送る。 サイラスを引いて立ち上がるのを見て少し意外な顔で]
あれ?意外。もう帰っちゃうんだ? ――だから聞かないでって。まだ居ないから
イチゴ残しておくけど、残して置ける間にまた来るんだよ?
[飽くまで誰の婿になるかを聞きたがるミッシェルには苦笑しながら。 既にゆめうつつのサイラスと共に勘定を済ませている。 二人とも大分酔っていて、少し大丈夫かと不安にもなったが]
(33) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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いやセシルさん、それ普通逆。婿じゃなくて嫁。
[酒と雰囲気で心地よく酔っているセシルには手を振って否定して。 矛先がラルフに移り、白い箱の中身がケーキとしって 少年もまた満面の笑みで瞳を輝かせる]
僕もラルフさんだいすきっ!
マーゴさん所のケーキなの? え、あ、わぁ。イチゴある!
[酒を運ぶ時、ついでにきゅう、と後ろから両腕を回す。 抱き付くと言うより寧ろ首を絞めてるかも知れない。 と言うのも、意識はあるが先程ヨーランダから受けたワインを飲んでからほんのり顔が色付いている]
(34) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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[微かに揺れる視界と、頭の芯に残る熱。
こんなに酔ったのは久し振りで。
ぼんやりとミッシェルが歌うのを眺めていた。
初めて聴いた気がする彼女の歌声は、
昨日海岸でクジラと共に見た、茜色の夕日の匂いがした]
ああ、わり………。
[どこか現実感の無い足取りで、
ミッシェルに手を引かれるまま店を出たらしい。
通り沿いのベンチに座らせられれば、呻くように洩らして。
隣に座ったミッシェルの方を、どこか透徹な眼差しで見つめた]
[徐々に弛緩した身体から酔いが抜けていく。
勿体無い、と思う気持ちこそあれど、
やはり夜風の心地よさも、この距離も、捨てがたかった]
大魔王のやつか。馬鹿なこと言ってたよな……。
[そんな馬鹿話も、皆で席を囲めば酒の肴になる。
それ自体は楽しいことで、酔いの残る頬を緩め]
…………………。ああ、笑わない。
[やがて告げられた夢の話。
ただ正面から眼差しを受け止めて、直ぐに答えた]
ミッシェルが歌手になりたかったなんて、知らなかった。
親父さんの跡を継いで、そんな気持ちになってるのも。
知らないことばかりだな。
当たり前か。ミッシェルの『秘密』なんだから。
今日は少し、驚いた……。
[口元を緩めながら、真っ直ぐに群青色の双眸を向けて
こちらを見ようとしない彼女の表情を可笑しそうに眺め
やがて、解ってる、と言うように微苦笑を洩らした]
俺はミッシェルのことが確かに好きだが……。
頼んだものが酷い出来でも喜んだりはしないぞ。
言いたいことは言いたいからな。
――――ただ、その気持ちは嬉しい。
他の誰でもない、ミッシェルに頼んでよかったよ。
[続く言葉には、不思議そうに首を捻った後
重みのある真剣な声音で告げると、彼女の頬に手を伸ばし]
ミッシェルの作る装飾品を、俺は楽しみにしてる。
[ほんの少し、強引に視線を絡めると、
熱い手に大事な言葉を握らせるよう、そう告げたのだった]
保留の返事か。
よし、どちらにせよ、その時に聞く。
[告白の返事に話が及べば、彼女の返答に納得した様子で頷き]
ははっ、オスカーはよくやっているよな。16だっけ?
ありゃーたいしたもんだ。
………まぁ、俺なんかは、一朝一夕には上手くできん。
[少年の名前が出れば、くっ、と口角を新月のように吊り上げて
声音にやや硬質の響きが混じり、同じように視線を外し]
いや、そろそろ帰るわ。
此処まで連れてきてくれてさんきゅ。
[伸びてきたミッシェルの手を軽くすり抜けて立ち上がり
雨上がりの星ひとつ無い夜空を見上げて、背中で答えた]
[家路につこうとすれば、背中に罵声が浴びせられる。
振り向こうか、振り向くまいか、暫し逡巡する空白の時間。
静謐さが二人の間に舞い降りる一瞬を逃さずに、
ずっと気になっていたことを疑問として、滑り込ませる]
――――夢を捨てることが……。
[なるほど、夢の欠片が言葉の端々に輝いていた。
一度は置いた銀杯を掴み直して、
底を啜るような錯覚に囚われたのは、共感のせいだろうか]
飲んで飲み尽くして、空になっても飲み足りない。
夢なんて、酒みたいなもんだな。
[微かに寂しげな声音を響かせて、
後ろ向きのまま手を振ってから家路へと足を進めた]
[翌日に目が覚めれば、肌寒い朝だった。
硝子窓をコツコツと叩く嘴の音に、手を差し出して]
なんだ、手紙か……。
[くくりつけられた手紙を開いて、
寝台に寝そべったまま、斜めに読み始める]
さみー……。
[やがて手紙を読み終えると、
剥き出しの肩を両手で摩擦しながら、服を身につける。
店先に適当に見繕った薬と瓶を置くと、
地図とバス券をひったくるように指に挟んで、扉を潜る]
よし、んじゃあ、行くか。
この海も暫く見納めだな。
[ぐっと伸びをして、海を一瞥した]
ん、よおベネット。早いな。
[凄まじく簡易な、それでも一応旅装で
やってきた友人の姿を認めると、軽く挨拶]
いんや、構わないぜ。
どうせ出かけるところだったし。
[ベネットの謝罪には、気軽に手を振り]
ちっとランタン受け取ってくる。
なんかご丁寧な手紙が来てよ。ほら、地図とバス券まで。
[指に挟んだままの二つを掲げて見せた]
あー、薬は置いておくから、
みんなには適当に言っといてくれ。
まあ、誰でもいいんじゃねぇの?
ヴェスのランタン集めて並べよう、ってのははっきりしてるし。
自分で行かないのにも、何か事情があるんだろ。
んー、ちょっと遠そうだけど、偶には他の街も新鮮だし。
[地図に書かれた場所を指でなぞると]
ところで、ちょっとっていいのか?
[朝から彼が足を運んだ理由を尋ねた]
ふーん。そうなのか?
んじゃあ、何かあっちで困ったら電話入れるな。
たーすけてくれべねっとー、って。
[ニヤリと笑いながら答えて]
黒蝶貝のことか? あの後、ミッシェルに渡した。
まぁ……喜んではくれたと……思うけど。
[やや歯切れの悪い口調で返す。
物問いたげな視線をちらりとベネットに向ける]
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― 昨夜/宿屋「mer calme」 ―
あれー?ネルさん何時の間に来たのー? そのお皿美味しそうだねぇ?
[お造りの大皿は更に食欲をそそる。 サザエと言い、今日は随分豪勢な海鮮料理で]
そんな大恋愛する子はまだいないよぉ? お婿に行くよりお婿に欲しいし。 …………お嫁か。
[ぎゅう、ぎゅうう、と相変わらずラルフの首を無意識に締め上げて。 何とか落ちる前に拘束を解き、何飲むー?とネルやベネットに。 また人数分のビールやワインの為カウンターに]
(75) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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ベネットー。 すぐ潰れる人は水不足の時はお酒より海水だよ。 塩っ辛い?塩分も一緒に取れてお得って事で。
[反省しながらも、冗談めかして少年に話を振る彼にビールを置いて。 ほんのり上気する酒気の所為か、てい、と軽くでこぴんを喰らわせたりもして
ランタンの話が出ると、暫く会話を見守っていたが、思いついた様に]
ランタンならうちで預かろうか? 倉庫代わりにしてる部屋にとりあえず置いておけば良いんでしょう?
それに借りる物の中には埃っぽいのもあるだろうし そういう物を置ける倉庫にしまった方がいいんじゃないかな?
[ぎゅう、と今度はベネットの首に両腕を回して。 微かに締め上げてる。 一応時計守でもあるナタリアに相談する事にはなって。 検討はされるだろうと、提案を言うだけは言った]
(76) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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どうしたー?ネルさん。 お酒おかわり?
[先程の話と、今正気はあるものの、一杯だけのワインで上気した息子を見て思い出したか。 若干こわい目でネルを見ている父親と入れ替わる様に ネルに近づいた時、何かをこっそりと渡された]
……小魚? 何でわざわざ僕に
――・・・あ……
[一昨日ネルも少年の部屋に入って居た事を思い出した。 隠れて飼っている猫の事がバレたら一大事だと暫しの間頭が冴えて]
あ、あり、がとうネルさん。 お酒お代わり持ってくるね
[何食わぬ顔でこっそり受け取ってネルから少し逃げる様にカウンターに回る。 少しだけ声が慌てていたかも知れなかった]
(77) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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― 翌朝/宿屋「mer calme」 ―
[その日は寒さの割には雨音が聴こえる事はなく。 昨日を踏まえて毛布もしっかり被っていたので喉を痛める事も無かった]
――――――――
[何故か身体が思い。胃の辺りが。 ワイン一杯で二日酔いかな、とぼやけた頭で考えたが 頭の方は生憎ぽけーっと心地よく微睡んでいて]
…………重いよ……
[パチパチ、と久々に心地よい目覚めの中 瞼を開くと布団の上に、黒い影。 トラ猫が少年の腹の真上で、文句あるかとばかりに丸まっていた]
(78) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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[今日は昨日よりも更に肌寒いが、気持ちの良い朝を迎えた。 折角なので空気も交換しようと窓を開け放って。 そのままシャワー。着替えて、朝食の準備を手伝い出して]
あ、おはようございますブルーノさん。 どうしたんですかこんな朝早くから。
……え?ランタン家で預かってくれ?
[街の教会で務めている神父がやってきて。 丁度良いので、とランタンを押し付けられたり。
その後も、今朝は珍しく客足が途絶える事が無かった]
(79) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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[珍しく朝から繁盛する宿。 洗濯に朝食に、朝酒をかっ喰らう客も居て。 少し忙しそうに仕事を熟していた少年は気付きもしなかった。
自分の部屋の窓。 開けっ放しの外から、『にゃあ♪』と鳴き声。 久々の猫仲間の鳴き声を聞いて、少年の部屋から『にゃお♪』と鳴き声。
少年が隠し飼いしていた黒いトラ猫がどこぞへと脱走した事など**]
(80) 2011/04/17(Sun) 21時半頃
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あぁ、おはようミッシェルさん。 イチゴねー、ちょっと待ってー! オーダー通してから持ってくる!
[手を振りやってきたミッシェルに、忙しそうながらも手を振りかえして。 わたわたと注文を入れてからイチゴの保管場所へと。 向かおうとした時、丁度セシルも降りてきて]
あ、おはようございますセシルさん。
ケーキ?うん、残ってます。 イチゴと一緒に置いてるから、持ってきます
[そう言って奥へ引っ込んで。 暫くすると、イチゴとケーキの白い箱を持って戻ってきた]
(92) 2011/04/17(Sun) 23時半頃
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どのくらい持ってくー? 葉っぱついてるのは勘弁してね
[まだ包みのままのそれを開くと、結構な量があった。 ミッシェルに渡す分のイチゴを適当なパックに入れながら 昨夜の事を蒸し返されると、つん、と恥ずかしがる様に左に視線を]
だから僕は婿にはいかないって。 まだそういう人が居る訳でもないし
[尤も、美人だと思う人や可愛いと思う人は沢山居る。 眼の前のミッシェルも快活で爽やかな魅力もある ゾーイは……少し年齢が下過ぎるが子供らしく可愛いし。
ただ、特別な対象が別にいると言う事にはまだ繋がらない]
はい。このくらい?
(108) 2011/04/18(Mon) 00時半頃
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うちの名前使うの?別に良いですよ。 昨日もベネットに行ってみたんだけど うちなら倉庫代わりにできる部屋もいくつかあるし
――ヨアヒムさんまた飲むの!? はーい、自棄酒ね?負けるなら博打しなきゃ良いのに
[その間も少年は慌ただしく店内を回す。 朝食の時間はもう終わり出しているから、少し楽になる頃合い]
それで、今日はサイラスの姿みない、と。 まぁその内またお酒でも飲みにうちに来るんじゃない?
(110) 2011/04/18(Mon) 00時半頃
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え!? なんだ急に。
[唐突な問いには瞳を丸くして]
え、装飾品に使えそうだからって、俺ベネットに説明したよな?
なにがやっぱりなんだ?
[盛大に首を捻ってから、続く問いには唇を歪めた]
突然そんなこと聞かれると吃驚するわ。
んー、なんだベネット。誰か好きなやつでもいるのか。
[答えをはぐらかしつつ、瞳を斜めに傾けて彼を覗き込んだだろう**]
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あーもうっ!からかわないでよっ!
[ぷに、と突かれる頬がほんのり色付く。 思い当たる節があるのか、少し投げやりな反応で]
学校行かなくなって思い知ったよ。 学校行かなかったら同じ年頃の女の子との出会いなんてそうそうあるもんでもないし。
飲みに来るお姉さんは…………ね?
[御返しとばかりに、意味ありげにミッシェルと眼を合わせる]
うん。どうせ三日と待たずに来ると思うから。 サイラスが来た時にはミッシェルさんがよろしく言ってたって言っとく
(113) 2011/04/18(Mon) 00時半頃
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別に? 好きになる人なんて探す物じゃないと思うし。 まぁ……そりゃあ可愛い子が居るなら見ては見たいけど。 それだけ。
[カウンターで、洗剤泡立つスポンジを片手に水仕事。 ここで追及を逃れた所で、ミッシェルが逃がしてくれなさそうなので、少年もまた適当に思う所を白状して]
蝶々の髪留め……? 胸、は兎も角、水商売風の。
……あの人か なんで良く覚えてるの
[確かに「可愛がられた」。 当時の事を思い出しながら、記憶力の無駄にいいミッシェルにげんなりとしつつ]
(120) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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うぇっ、セシルさんどういう事!? ローズマリーさんそんな事言ってたの!?
[聞き捨てならないセシルの言葉に顔を引き攣らせ。 やがて本の虫干しに、と宿を後にするセシルを見送るが]
あぁもうミッシェルさんまで。 変な所だけ覚えないでよ、もう……
[結局はどう足掻こうが勝てない事を思い知るしかなく。 ミッシェルもまた、イチゴやケーキを片手に。 ネルへの伝言だけを残してそのまま宿を後にした。
その後も昼を過ぎる頃まで、少年は仕事があっただろう**]
(124) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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おーおー、なるほど。
ま、嫌いだとかそういった類の嘘は吐けないな。
[顎に手を添えて、唇の端だけで穏やかに笑う]
ランタン集めの理由か……。
うーん、生きてる奴らのため、かな。
俺は適当だけど、此処に住んでることも、
一緒に飲んで騒げるアンタらも、嫌いじゃないんでね。
[ベネットを指差して、それからぐるりと坂道を見回して]
謝んなよ。んじゃあ行ってくる。
あと、何を考えているのかは知らないが、
多分考えすぎだと、俺は思うぞ。
[最後にははっきりとした笑顔を見せて、
肩を叩いてベネットと別れ、やってきたバスへと乗り込んだ]
|
― 時計台→坂道→広場 ―
[昼食の時間も終わり、夕方までは仕事も無くなった頃。 今日その日は宿に居ると思われた少年の姿は無く]
――――こー……?
[時計台の方から坂道を降る道で、少しばかり通った声が聴こえる。 坂道と行っても、その声は何度も裏路地の方へと流れる]
[宿を過ぎ、下の広場に至るまでの坂道。 そして坂道に繋がる路地の至る所で声をあげながら駆けまわる姿]
どこ行ったのー!?
[昼休みに少し昼寝でもしようと部屋に帰り すぐ様に慌てて宿を飛び出した少年の姿が坂道を何度も駆けずりまわっていた。 勿論、知り合いの住民には物珍しそうに見られながら]
(152) 2011/04/18(Mon) 20時頃
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― 主に路地裏 ―
――――いない……
[既に慌てて外に飛び出して結構な時間が立つ。 いい加減宿に戻らないと後でどやされる気がする。 だからこそ、次第に少年も切羽詰り始めてくる]
……いない〜……
[かと言って誰かに『黒いトラ猫を探すのを手伝って』と言おう物なら きっと噂は広まり、少年がトラ猫を内緒で飼っていた事も直ぐにバレるだろう]
……いないぃ………………
[頭の中では、どうしよう、と言う言葉しか思い浮かばなくなってきた。 少しだけ泣き言を漏らしたくなってきても、まだ暫くの間街の中を探し回っていた**]
(183) 2011/04/18(Mon) 22時半頃
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――っわぁ!?
[裏路地に入った所で背後から肩を叩かれて 思わず素っ頓狂な声をあげてしまった]
な、なんだ。 ラルフじゃないか……誰かと思った。
[バクバクと鳴る心臓を抑えながら、ほぉお、と安堵しつつも ラルフが知るはずの無い猫の事を言い出してまた表情を凍らせる]
うぇっ!? 猫ってなんで知ってるの僕先週から隠し――
[ハッと今更の様に両手で口を抑える辺り鈍いと言うか誤魔化しの出来ない]
(201) 2011/04/18(Mon) 23時半頃
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わぁあああっ!だめいや言わないでだめぇっ!!
[遮る様にラルフよりも更に大声で声をあげる。 恐らく少年の声は、例え路地裏であろうとも坂道まで響く。 期待通りの反応だったかは定かではないが]
宿にいるの? わ、わかったけど……
あっ、ラルフ! 絶対誰にも言わないでよ!? 言ったら今度酔っぱらった時海に放り込んでやるんだから!!
[ひらひらと手を振りながら戻っていくラルフを見て 慌てた様に彼の背中にそんな物騒な警告を投げかけた]
(222) 2011/04/19(Tue) 00時頃
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[ランタンを借りる旅の始まり。
軽快に走り出したバスの窓から、ぼおっと外を眺めた。
暫くの間お別れだと思うと、少しだけ名残惜しかったから]
ははっ、何してんだよ。
あー、やっぱり急だったかな。
[自らの店の傍をバスが通りがかったとき、
扉の前で頬を叩くミッシェルの姿が目に入って、小さく笑い]
なぁ、行ってくる。
[窓枠に肘をついたまま、目を緩やかに細めて楽しそうに呟いた**]
|
― 宿屋「mer calme」 ―
ただいまぁ……
あ、ゾーイちゃん帰ってたんだね。 セシルさんも……お帰りなさい……。
[随分疲労感の滲み出た様子で帰宅してきた。 と言うのも、罷り間違って父親にバレて無いだろうかと言う心労から来る物で。 ゾーイやセシルと一言二言交わして、真っ直ぐ少年は自分の部屋へ]
うぅ…… やっぱり僕の部屋に隠して飼うなんて無理だったのかなぁ でも誰か飼ってくれそうな人なんて思いつかないし……
[そもそもあの猫は十日程前、雨に打たれ辛そうにしていた所を拾ってきた。 猫を飼いたくて隠し飼いしたと言う訳でも無い。 そんな無計画さを思い知り、気弱に呟きながら少年は部屋の扉を開けて]
(224) 2011/04/19(Tue) 00時半頃
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[トラ猫を抱えながら自分の部屋の様気持ち良さそうに眠っている そんなコーネリア・オルコット女史に数秒時間を忘れた様固まって]
……何でネルさんが……
ちょっ、起きて、ネルさん。 ネルさんってば……
[とりあえず抱きしめられたままのトラ猫を救出。 人のベッドで気持ち良さそうに眠られている居心地の悪さに堪えながらも 心持弱めに、彼女の肩をゆさゆさと揺り起こそうとする]
ネールーさーんーってばー……
[気持ちの良い目覚めだったが、今日は随分と大変な一日だった**]
(226) 2011/04/19(Tue) 00時半頃
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