人狼議事


123 霓虹鬼故事

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三元道士 露蝶は、メモを貼った。

2013/05/25(Sat) 00時半頃


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【人】 三元道士 露蝶

― 地下研究室>>2:72

[振り上げること叶った刃は、それでも狙いを逸れ、
 上体を捩じらせた黒宵の肩に刺さるに留まった。
 痛み堪えた面持ちを確かめる余裕も無く、
 女の目は、再び降り掛かる彼の得物を捉え――。]


――――…っ、

[けれどその切っ先は僅かにずれ、左肩に刺さる。
 痛みを痛みと認識できず、熱い、とだけ感じながら――。
 せめてものもう一太刀を、黒宵に向けて、振るった。

 ――雨のように、降り掛かる鮮血。
 それは初めに傷つけた彼の肩からの雫と、
 今度こそ斬りつけること叶った、彼の喉元からの飛沫。]

(0) 2013/05/25(Sat) 00時半頃

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【人】 三元道士 露蝶

[顔に掛かる赤い飛沫に、反射的に目を閉じてしまったから、
 黒宵がさいごに浮かべた表情は、見えなかった。
 零していた声があったとしても、聞き拾えなかった。

 感じるのは左肩の熱さと、赤い温もりと生臭さと、
 力を失くし、伸し掛かる身体の重みばかり。]

は、ぁ………

[目を閉じたまま、もがいた。
 左腕が上手く動かないこともあって、
 男の重みから抜け出すには幾らか時間が掛かった。
 たったひとりで、「鬼」であろう筈の男に敵ったという、
 その違和にも気付く余裕はないまま――。]

(1) 2013/05/25(Sat) 01時頃

― 地下・研究室 ―

―…っ!

[自分の振るったナイフは露蝶の肩に刺さる。
―しくじった、と顔を歪めるのも束の間。

肩に刺さっていた刃が引き抜かれ、喉を切りつけられた。]

ぁ、っ…。

[太い血管に近い切り裂かれた場所からは夥しい量の血が雨のように彼女に降りかかる。
息をしようとして自分の血が喉に流れ込み、ごふ、と苦しげに血を吐き出した。]


[―あぁ、
   苦しい。

 これが死ぬって事か。

 …あぁ、悪ぃな。
 ――…。

現世で謝る相手は束の間、手を貸した男か、仕事仲間か。―親代わりの祖母か。

やがて力の抜けた身体が露蝶の上に倒れ込む。
褐色の目から既に光は消え。

顔に浮かんでいた表情は苦しげではあったが、…何処か救われたようにも見えるかもしれない。*]


[死を迎えた黒宵の魂は、肉体から切り離されてその場に留まる。

けれど今はまるで眠りについたように目を固く閉じて。

黒宵が目を開き、自分が魂だけの存在となった事に気付くのは、もう少し後の事。**]


メモを貼った。


【人】 三元道士 露蝶

[生き延びた――殺して、しまった。
 湧きだした痛みは左肩に刺さったナイフの所為か、
 それとももっと、胸の奥の方の何かの所為か。
 ――痛みを堪えて身を起こし、ゆっくりと目を開けた。]

深く、刺さってたり、したら。
迂闊に抜いちゃ、ダメ、なんだっけ……、

[緩やかな上衣の裾に、血濡れた己の刃物を入れ、裂く。
 なんとか肩口を縛って、傷の辺りも縛り付けて――。
 は、と荒い息を吐きながら、ふっと視線が向いた先は
 未だ透明の薬のシャーレと、放ったままの財布>>2:62
 ――まだ、確かめようとして確かめてないことが、ある。]

(2) 2013/05/25(Sat) 01時半頃

【人】 三元道士 露蝶

[残されたままの黒い糸を、透明の中に落とす。
 ――いろは変わらず、透明のまま。]

 ちぃ、る。

  あなたは、違う、のね――。

[安堵で膝が崩れそうになり――はっとして、踏ん張った。
 本当に「鬼」だった明夜に、未だ正体の判らない佩芳。
 人のままだと信じられるたった一人の許に、
 先ずはこの身を寄せたかった。]


 ………ごめんね、黒宵。
     あたしも、まだ、死ねない、の――。

[立ち去り際、こと切れた黒宵を一度だけ見下ろすも。
 ――遂に聞けなかった、幾つかのことが脳裏を過るも。
 零した言葉はそれっきり。あとはもう、振り返らなかった。]

(3) 2013/05/25(Sat) 02時頃

【人】 三元道士 露蝶

― 地下階段→1F廊下 ―

[肩の疼きを覚えながら、階段を上りきる。
 どのくらいの時間を要したのか判らないくらい、
 その歩みは、ゆっくりとしたもの。
 遠く、何かが爆ぜる音が聞こえた気もしたけれど、
 その方向も正体も、察せられないまま――。]

ちぃ、るぅ、
―――…黍炉、良かった、居た……

[地上階へと戻る扉を潜り抜けた時。
 降りてきていた彼の姿>>2:60を捉え、声を掛けた。
 左肩に刺さったままのナイフと短く切られた上着、
 そして疲弊の滲んだ顔に、赤黒い血飛沫を纏いながら。**]

(5) 2013/05/25(Sat) 02時頃

三元道士 露蝶は、メモを貼った。

2013/05/25(Sat) 02時半頃


【人】 三元道士 露蝶

― 1F廊下 ―

[黍炉>>8が名を呼ぶ声に、近づいてくる姿に。
 疲弊した女の顔が、ほんの微かだけ安堵に緩む。]

あの、ね。
黒宵と、やりあってきちゃって――…殺してきた、の。
うっかり、死ぬところ、だった……。

それに――明夜。
あいつが、「鬼」だって、判った、わ。

[見つけられたことを示す答えを、ぽつりと色無い声で囁く。
 目の前の黍炉は「鬼」でない、ともう分かっていたから、
 支えてくれるその手には、警戒なく、身を預けていた。]

(10) 2013/05/25(Sat) 11時半頃

― 地下・研究室 ―

…るせぇよ。
…っ…?

[明夜の声に応じようとして目を開き、瞠目する。
自分は喉を切り裂かれて死んだ筈だ。
視界はフィルターでも掛けたようにぼんやりと青みがかかっていて、聞こえる音も何処か遠いように聞こえ。

周囲に視線を走らせて…自分の死体に気付いた。遠目に見やり]

うわー、結構ざっくりやられてんな。
死んだら何もないと思ってたけど、薬の影響か何かか?

[露蝶はもういなかったが、何事か声を掛けられたような気がした。
彼女に対する恨みはない。
―自分も彼女を殺そうとしたのだから。]


【人】 三元道士 露蝶

― →リビング ―

[黍炉>>9の言を聞いて、道中聞こえた気がした音は
 やはり気のせいではなかった、と思いながらも――。
 怪我を案じる言葉に、小さく頷いて。
 彼の助けを借りながら、リビングまで歩き出した。

 消毒液、止血の為の包帯――必要なものを探して集めてから、
 ソファの上で、黍炉に手当てをして貰った。
 肩からナイフを抜かれた時は、強い痛みに小さく声を上げ。
 それでも包帯を締め終えてからは、幾らか気も落ち着いていた。]

……借りるわよ。

[自分の持っていた得物は地下に置き忘れていたが――。
 黒宵が使っていたこのナイフが、今は己の手元にある。]

(11) 2013/05/25(Sat) 11時半頃

[でも露蝶には感謝をすべきかもしれない。
おかげで俺は、人間のまま…死ぬことが出来た。

やはり何処かで割り切れなかったのだろう。先刻明夜の言ったように。
人を殺してその上で生きる覚悟が足りなかったのだ。]

…あー。
にしても、こんなんなら遺書でも書いておきゃ良かったか?

[もし警察が来たら、自分の扱いはどうなるのだろう。
生き残った奴に研究者達を殺した罪を被せられる?
もし露蝶が正直に話すのなら、正当防衛…になるのだろうか。―その時は少しでも罪が軽くなると良い。]

…悪ぃな、婆さま。
不肖の孫で。

[ぽつりと零したのは親代わりだった祖母への言葉。
まぁ、自分以外にも彼女には孫はいる。…というか、嫁いだ伯母の孫の方が断然優秀だ。
もし彼らの未来に邪魔になるようであれば、縁を切ればいいだけの事。
どうせ家を飛び出した身だ。]


[鞄の中には一つだけ…自分の本当の身元を証明するものが入っている。
鞄の隠し底の下にあるのは、自分がまだ家にいた頃に取得した自動二輪車の運転免許証。
普段は偽造のものを使用しているが、これだけは残してあった。
警察が優秀なら気付くだろうが…。]

―ま、あんたの行く末を見ててやるよ。

[自分のナイフを露蝶が持って行ったのには気付かないまま。
取り敢えず、明夜のいる筈の1階の洗面所へ向かう事にした。]


― 1階・洗面所 ―

―おいおい、派手にやられたな。

[見つけた明夜の様子に眉を潜める。
左目の周辺が少し赤く爛れ、何かが刺さったのか、ずたずたになった左手は顔よりも酷い火傷を負っていた。

けれど、ただ、痛そうだな、と思うだけ。
―自分達の関係は相手を心配するような綺麗なものじゃない。

床に倒れている佩芳の背中には何かが貫通した穴がぽっかりと開いている。]

…あぁ、これは…。

[死亡した、と一目でわかる。それには可哀そうに、と思った。
自分は彼女が明夜に襲われるのを知っていた。
知っていて見捨てたのに…身勝手なものだ。―口許には苦い笑みが浮かぶ。]


[不意に何かを探すように周囲を見回す。

―彼女の魂は消えたのだろうか。
それとも、自分と同じように何処かに留まっているのだろうか、と。**]


メモを貼った。


【人】 三元道士 露蝶


ありがとう、黍炉、さん。
これで多分、怪我も大丈夫よね――。

[小さく礼を述べた時、上体に纏っていたのは包帯と、
 血の染みたタンクトップのみ。
 血塗れてぼろぼろの上着は脱ぎ捨てて、
 顔の血飛沫も、目許のところを拭って軽く落としていた。]

さっきの音……何があったのか、確かめないと。
明夜もだけど、佩芳のことも、気になるし――。

――…一緒に、行こう。

[手負い故に体力は落ちていたが、一人休んでいる訳にもいかない。
 先刻の争いで振るった右肩に、鈍い痛み抱えつつも
 その右手に鞘の無いナイフを携え、立ち上がる。

 あの爆発があった方向は、黍炉>>9が覚えている筈。
 露蝶は彼と共に、その現場に行こうと決めた。**]

(12) 2013/05/25(Sat) 12時半頃

三元道士 露蝶は、メモを貼った。

2013/05/25(Sat) 12時半頃


―1階洗面所―

 ――――、いた、い。

[ふ、と気付いて最初に感じたのは、身体の痛みだった。
腹の辺りを押さえた手を見下ろして―
自分の足のさらに下に、見覚えのあるカラダが崩れ落ちていて。]

 あ、あああ、あ、あれ。

[わたわたと辺りを見回した。
崩れているカラダは壊れてしまったように動かない。

だがどう見ても自分だ。
では、それを見ている自分は?]


 ――あ。

[死んだのだ、と気付いた。]

 ――――――。

[悔しさとか、悲しさとか、そんなものは何もなくて。
ただ、何か―ぽっかりと。
―実際、カラダは腹の辺りがぽっかりなのだがそういう意味ではなく―
何かをやりかけている途中でそれを壊されてしまったような。
やり場のない空しさを感じた。]

 えっと―。

[爆弾と化した携帯端末を探して辺りを彷徨う。
壊れたことを確認しなければ―大変なことになる。
死んでからも気にしたのは、扱っている情報のことだった。]


[このときの女の視界には、鬼の姿も生ある者も―
死して霊となった者も映らない。
それほどに、大事なことだった。]

 ―――!

[爆発の跡から携帯端末の破片を見つけて近づいて、
破片を取り上げようと手を伸ばすが、
触れられるはずもなく、指先は破片を通り過ぎて空を掴む。]

 あ――そ、っか。

[触れるはずはないのだ、と自分の立場を再度認識して
他に破片がないかと辺りを見回す。

やがて、携帯端末が完全に爆発したことを確認して、
やっと、ほっとしたように胸を撫で下ろした。]


 ああ、よかった。

[ほっとしたら急に気持が軽くなった。

携帯端末とアパートのサーバーとの通信が一定時間なくなると、
サーバーはストックした情報を守るためにロックモードになる。
その間にアパートへ帰って解除コードを入力すればいいが、
さらに長い時間経過後、幾つかのタスクを実行後に、
部屋の全ての電化製品の起動することになっている。
コンクリートで囲まれた部屋が炎に包まれるのは時間の問題。

つまり、女の心残りは何もないということになる。]

 ああ――、ああ。

[ふわりと柔らかい笑みを浮かべた後、
生きていたときとは違う、スッキリした面持ちで改めて辺りを見回した。**]


メモを貼った。


[―洗面所から少し離れた、何かが爆発して破片が飛び散っている場所に実体ではない佩芳の姿はあった。
何かを探して周囲を見渡している彼女は後からやって来た自分に気付く様子はなく。
―その後ろ姿をぼんやりとそれを眺めていた。

やがて、良かった、と零す顔に笑みが浮かんだのに気付けば。]

…何だ、あんな顔出来るんじゃん。

[首筋を掻きながらぽつりと零す。
―思い出せば、何かに怯えているような様子しか見なかったから。
今度は嘆く姿を見る事になるかと思っていたから、少しだけ…気が抜けた。**]


メモを貼った。


 ―――、――?

[黒宵の姿が見えて、首を傾げる。
彼も実体がない―ように見えて、さらに疑問を面に浮かべた。]

 どうして、あなたが?

[ここにいるのか、死んでるのか。
2つの疑問を1つにまとめた短い問いを向けた。**]


―……。

[自分に気付いて首を傾げる佩芳。
問いかけられた内容に僅かに目を瞬かせ。
暫しの沈黙の後に、言葉を紡ぐ。]

…俺は、明夜の協力者で。
鬼と人を見分けられる露蝶を殺そうとして…、返り討ちに遭った。

[―これで答えになるだろうか。
彼女から目を逸らしながら短い言葉で伝えたのは真実。

…自分が見捨てた彼女に、嘘を告げてはいけないと思ったから。
けれど、それに対する彼女の反応を想像すると、自然、実体のない身体が強張る。**]


[首を軽く傾げたまま黒宵の返事を聞いて、はたと瞬いた。]

 ――協 力 者 ?
 あ、あなたも、鬼なの?
 それとも、に、人間?

 明夜――アイツとは、ち、違う感じだけど。

[女の言葉は生きていたときよりもたどたどしくはないし、
態度もおどおどしてもいない。
強いて言えば、電話口でもこのくらいの調子だっただろう。]

 じゃあ、露蝶は――あの人は生きているのね。

[たくさん気を使ってもらった事を思い出し、目を伏せる。
あんないい人を手にかけようとするなんて、人間だろうと鬼だろうと―。]

 返り討ちなんて―いい、気味。

[くす、と口の端で笑った。]


メモを貼った。


[佩芳の口調は今まで聞いていたものよりもしっかりとしていた。
…そう、やはり何処かでこの声を聞いたような。
その変化に僅かに目を瞬かせるも、緩く首を傾げてみせながら聞く。]

―どっちに見える?

[答えは与えない。
外見からは判断出来ないだろう。
自分の事を鑑定する手段を持つ露蝶はまだ生きている。]

あぁ、生きてるよ。

[淡々とした口調で事実だけを返す。
佩芳は露蝶に懐いているように見えたから、反応は想定範囲内だ。
―だから口の端に笑みを乗せる彼女の言葉は、胸に刺さっても鈍く痛むだけ。]

…いい気味、か。
はは、確かに。



―俺もそう思うわ。

[頭を掻きながら、激するわけでもなく、静かに笑う。
こうなったのは全て自分の所為。
因果応報とはこの事を言うのだろう。]


メモを貼った。


[ぐちゃぐちゃと、鬼が空っぽのカラダを咀嚼する音が聞こえる。
ふわと身を翻してその様を見やって、明らかな嫌悪を浮かべた。]

 どっちに見える――ね。

[黒宵を一度見て、緩く首を傾げたのを真似するように首を傾げ、
また、噛み潰される自分のものだったカラダを見やった。]

 人間でも鬼でもどっちでもいいし、いい気味だと思ってるけど――。
 ど、どうせ鬼に食べられるなら、あなたの方がよかった、かも。

 ―す、少しは味わって食べてくれそう。

[また、くすりと笑って軽く肩を竦めた。
本当に鬼になってしまえば、ただ欲求のままになってしまうのかもしれないけど。]


[何かを咀嚼する音に気付けば、そちらを見て思わず顔を顰める。
どちらにも見える、と言われれば苦笑を浮かべ]

…見た目では分かんねぇんだよ。
外見に変化が生じない限りは。

[飢えを満たすように彼女の身体を喰らう明夜の様を見て、あぁ、これが鬼の姿か、と思った。
鬼が人を喰らうのを目にするのはこれが初めてだ。
―自分もああなっていたら、と思うと怖気が走る。]


あぁ、それでい…。

…はぁ…?

[いい気味と思って貰っていて構わない、そう応じようとして、続いた彼女の言葉にあんぐりと口を開ける。
暫し固まっていた後に、長くため息を吐いて。]

―あのな。
味わうとか、そんなんじゃないと思うぞ、あれは。

[きっと、只、欲を満たす為のものでしかない。
実際になった事のない自分には分からないが。]


【人】 三元道士 露蝶

― リビング ―

[黍炉>>14が眉を寄せる様に、きょとり瞬いたが――。
 赤い上着を羽織らされて、漸く幾らか訳を察した。]


………ありが、とう。

[袖を通しながら、顔を赤らめたのは一瞬だけ。
 直ぐに意識を現状の方へと切り替える。
 佩芳がどうなっているのか、という言葉に小さく頷いて。
 ほんの少しだけ嫌な予感を覚えながら、歩き出した。]

(16) 2013/05/25(Sat) 21時半頃

 あなたにはわからないでしょうね。
 自分のカラダが食われてるのよ?

[ふわ、と黒宵に近寄って顔を覗きこむ。]

 少しはおいしそうにしてくれなかったら、浮かばれないわ。
 それも、あんなヤツに。

[明夜は顔見知りでもないし、最初から薄気味悪かった。
どうせなら存在を知っていた黒宵の方がまだましだった―とは、当然に思うこと。]

 喰われるのだけは嫌だったのよ。
 人と思えば腹も立つわ。

[鬼だとはわかっているけれど。
人と変わらぬ見た目なれば、やはり人にも見えて。
―諦めたようなため息を落とした。]


【人】 三元道士 露蝶

― 洗面所 ―

[幾つかの匂い混ざった空気が鼻を突く中。
 部屋からの物音が何なのか、初めは解らなかった――が。

 黍炉の目配せに、無言で頷きを返してから。
 ナイフを握り直し、彼に続いて部屋に踏み入った。]

―――…みん、いぇ。

[そこには、確かに人のかたちをした、淡色の髪の彼が居て。
 その彼に無残に喰われる、佩芳だったものが目に映り、
 咄嗟に、目を背けていた。
 背けながら、低く声を洩らす。]

あなたが、鬼。  …………なんでしょ。

(17) 2013/05/25(Sat) 21時半頃

三元道士 露蝶は、メモを貼った。

2013/05/25(Sat) 21時半頃


…っ、それは…そうだけど。

[顔を覗き込まれれば、驚いたように思わず後ろに引いた。
目の前で身体を食われる気持ちは、自分には想像も出来ない。視線を落として詫びる。]

…わり…。

[明夜のあのノリは、正直自分の気持ちを軽くもしてくれたので何も言えない。
暫くしてため息が聞こえれば、そろそろと窺うように相手を見ながら]

何で明夜より俺のがいいわけ。
あんたと俺って面識あったっけ?
…似たような声、何処かで聞いたような気もするんだけど。


【人】 三元道士 露蝶


見ての通りって、ええ、そりゃそう、よ、ね。

酷いわ。
――…本当、酷い姿、よ。明夜。

[彼の左半身の火傷も、ずたずたな状態の左手も、
 ちらりと見えてはいたが――。
 手負いなのは露蝶も同じ。
 相手が「鬼」なら猶更、気は緩められなかった。

 男物の長い袖の下で、刃を握る手に力入れながら。
 再び目を前に向け、明夜に近づく黍炉の少し後ろに控えた。]

残念、なところで悪いんだけど。
あたしも。あなたに食べられる訳にはいかないから――。

(20) 2013/05/25(Sat) 22時頃

【人】 三元道士 露蝶


でも。
一つだけ、訊きたいことがあるの。

[どうして自分がそのことを知っているのか、などの
 その前提をすっ飛ばして、女は、静かに問うた。]

あの人も――トレイルも。
鬼に、なってしまった……んじゃないかって。

あの人の「声」、あなたは、聞いた?
――あの人に何があったのかとか、知ってる、の?

[こんなことを言い出したら。
 また、面白くなさそうな顔でもされるのだろうか――。

 明夜があの薬を飲んだのならば、自然、
 その可能性は思いついて然るべきなのに。
 この彼こそが恋人を「鬼」に変えたのでは、ということに、
 未だに女は、思い当たっていない。]

(21) 2013/05/25(Sat) 22時頃

 ―そういう、正直なところがあるからじゃないの?

[何故黒宵の方が―。
それに、目を細めてそう返した。]

 なんて、嘘よ。
 声を聞いた通りだと思ったからかもしれない。

[首を傾げて、こちらを伺う黒宵を見返し、]

 「―運んでもらいたいものがある。
  ただし、こちらの指定どおりに動くのが条件だ。」

 聞き覚え、ないかしら?
 あれ、私なのだけど。

[いつかの依頼をした時の言葉を再現してみせた。
依頼時に名乗ったのは、窺鼠という情報屋としてのものだったが。]


は…?

[目を細めて言われた言葉、すぐに嘘だと言われて軽く混乱する。
―そんなに分かりやすい性格をしているんだろうか、自分は。

けれど依頼の時の声を再現されれば、以前に情報屋を名乗る人物に依頼された案件を思い出し。]

…っ!あぁ、あの依頼か。
ん、でもあれって確か…。

[依頼の時に名乗られた名前が違う気がする。
そう、確か]

―あんたが「窺鼠」?


 ええ。
 私が窺鼠―だったの。
 あのときは、指示どおりに動いてくれてありがとう。

[依頼の時は比較的上からの物言いだった。
おまけに、何時にどこへ行き、そこからどちらへ―と、
都度連絡をいれていたので印象はよくなかったかもしれない。]

 ―あ。

[肉を食む音ではなく、別の声が聞こえてきた。
見れば黍炉と露蝶が来ていて不安げな色を浮かべた。
鬼が2人を食らう姿を想像してしまったのだ。]


【人】 三元道士 露蝶

[いつまでも満たされない感じ、と明夜は黍炉に言った。
 だからこそ、この場で殺さねば、と心に決める。
 ほんの少し、ぶり返しそうになる躊躇いを、
 努めて心の奥に押し止めながら。

 前に立つ黍炉も、この「鬼」を殺す準備は出来ている筈、と
 彼>>19の手元を一瞥して思う。
 そんな露蝶の瞳は、明夜>>23の答えを聞いて、揺れていた。]

そう、なの。聞こえてたの、ね。
……立派に、だなんて。

[愉快だとか、あんな笑顔で言う様に。
 まだ――まだ、胸に湧く暗さは、堪えたまま。
 それでも、一歩、明夜の方に踏み出していた。]

優しいあの人が、自分で望んで鬼になる訳ない。
あの人を騙して、鬼薬を呑ませたやつでも居るなら。
――…殺してやりたい、わ。

(25) 2013/05/25(Sat) 23時頃

いや、まぁ仕事だし。
…はぁ、それでね…。
声の雰囲気が違うから分かんなかったわ。

[色々と指示をされて閉口したが、終わった事は気にしない主義だ。
という事は、名乗った時点で彼女は自分の事に気付いていたのか。もし知っていたら…、と考えるのは詮無い事。
何かに気付いた佩芳の視線を辿り、黍炉と露蝶の姿が目に入る。]

―来た、か。

[自分が死んで二対一。
どう見ても分が悪いが、あいつはどうするつもりなのだろう、と。
只、行く末を見守る。]


【人】 三元道士 露蝶


―――…え?

[目の前にいる、と。あの笑みを湛えながら明夜は言う。
 それまで考えていていなかったことに、
 思考が真っ白になったのは、ほんの少しの間のこと。

 そのほんの少しの間に、明夜の蹴りが黍炉に向かっていた。
 だから、それに露蝶が咄嗟に反応することはなかった。
 けれど――。]

(27) 2013/05/25(Sat) 23時半頃

 ――ふ。

[わからなかったと言うのに、目だけで笑った。

しかし、生きていた頃の話をするには、
近くの人間の方が気になって―。

仇を、とまでは行かないが。
この鬼を野放しにしてしまっては、さらに―
あの、惨い写真のような事件が起こってしまうだろうから。]

 爆弾が少しは役に立ったらと思ったけど―。
 鬼ってどうやったら死ぬのかしらね。

[仲間だったんでしょう?
黒宵を見上げて、首を傾げた。]


【人】 三元道士 露蝶

[――己の中の、何かがぶち切れた。]


 みん いぇ …――――っ!


[じくりとした肩の疼きも薄れる程、血が上る。
 右手のナイフを腰だめに構え、体当たりして刺しにいく形で。
 黍炉のナイフの切っ先が明夜に向かって突き出された時に、
 脇目も振らず、その「鬼」に向かって駆け出した。]

(29) 2013/05/25(Sat) 23時半頃

[笑う気配は感じていたが、目は三人の動きを追っていた。
明夜が自分を露蝶の憎む相手だと明かした事には瞠目した。
嫌がっていた奴もやがて殺すようになる、と言ったのは露蝶の恋人ではないのか。]

…さぁ。身体能力が上がるだけで、傷がすぐに癒えるわけじゃない。
…殺そうと思えば、殺せるんじゃねぇのか。

[首を傾げる相手に答えるのは、自分の推測。
明夜と交わしたのは殆ど、自分達が生き残る為にどう動くかといった話で。
研究者が薬品を地下の研究室から持ち出していたのなら、やはり多少丈夫なだけで普通に死ぬのではないかと。]


 ふうん…殺せば、殺せるの。
 それは、見た目が人間と変わらないから?

[見た目から鬼なったりしたら、不死になったりしないのかしら。
鬼を野放しにして欲しくないと思いながらも、そんなことを考えた。]

 ―――あぶな、い!

[回し蹴りを放つ鬼の動きに目を奪われる。
飛びのいた黍炉がナイフを突き出し、
それと同時に露蝶がナイフを構えて駆け寄っていく。

さて、鬼は―?]

 やっぱり、アイツ嫌い。

[人間の攻撃をものともせず、怯む様子も見せない鬼。
それを見る視線は、やはり嫌悪を帯びていた。]


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