54 CERが降り続く戦場
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雨が降りそうだな…
[学園から離れての空中、女は空の一点に静止している。右目は徐々に赤く、緩やかに回転し明滅していた]
…勢いで24時間待つとは言ったが…案外暇なものだな。時空歪《クロノノイズ》の増大率も酷い。あんな宣告は無視してさっさと実力に訴えてもいいんだが… 気になるのはただ、あの裏世界から来た男だな…
表世界の虫ケラがどれだけ束の軍隊を組織してかかってこようと、この星の技術力で私にかすり傷でも負わせられるとは思えないが…
《Rebirth》は我々エルダーロードでもついに支配の及ばなかった領域だ。奴1人ならともかく、あのセカイの連中の数人がかりで来られると、さてどうなるか…
まずは奴以外に《Rebirth》から来た奴がいるかどうかの確認が先決か。1人見かけた以上、30人くらいこなたに入りこんである事がないとも言えんし…
[そのまま空中から俯瞰を続けると、ある一方角で視点が止まった]
あそこか…!
[にやりと笑うと、水を得た魚のような速度で、その場に向け降りていった]
(80) 2011/06/03(Fri) 13時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 20時頃
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―再びの邂逅まで18時間―
……何かいるな。奴らか?
[それは学園屋上に現れた影の何体かがはぐれたものだったか。黒い影の上げる雑音が、女の降り立った場所の上空に響いた]
……ふん……ついに始まったか。 『遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨』…… だが、あれの真の恐ろしさはこんな雑魚どもにはない。ただ怪物どもが暴れまわる程度の事なら、我ら超上位種《エルダーロード》がとうの昔に別の時空で片をつけられた。
…『淀みの驟雨』の恐ろしさは、そこにはない。
真に恐ろしいのは…… それが時空歪《クロノノイズ》…… いや、それよりも。
『因果』が。あらゆる時空、あらゆる次元を飲み込み拡大するその『因果』こそにある……
束ねた『因果』のない者に、あれを潰す事は畢竟、永劫にできはしない……
[そう言って、近づく影を感情なくねめつけた]
(213) 2011/06/03(Fri) 20時半頃
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……消えろザコども。心配せずとも、貴様らのようなゴミクズに『剣』など使わん。こんな星などどうなっても知らんが、貴様がはね回るのは気に入らない…
[それでも、耳障りな音を立てて羽の生えた影は無謀にも、女を襲った]
……目障りだ!!
[そう言って、女は無造作に手を振りあげた]
(216) 2011/06/03(Fri) 20時半頃
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[初めの平手打ちで 1体の首がトマトのようにはじけ飛び]
[次に突いた手刀で 別の1体が粉々になり]
[最後に振り払った手から起こった熱波に、残りの影の肉がそげ落ち、骨だけになって、その骨も瞬く間に蒸発した]
……燃えるゴミで幸いだったな。
[それだけ呟いて、女は町の一角に再び姿を消した]
(218) 2011/06/03(Fri) 20時半頃
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―少し前・屋上―
……この星を消したら私が無事では済まないと?
ふふ、これだから…時空歪《クロノノイズ》を検出できない者のいう事は面白い。この星の上でなければ生きられない者が、3次宇宙の統括などできるわけがないだろう…
[新たに現れたメガネの、気弱そうに見える少年を見降ろしつつ笑って。だが陽の言葉にその不敵な笑みは消えた]
……この星を壊せば『遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨』は止まるか、か? ……一時的には止まるだろう。根源まで根絶はできないが……それを怠った星の周囲から、皆例外なく滅びていく。
この危機は、貴君らが思っている以上に強い因果によって成り立つ…… が、心配するな。
私はシュートザムーン(星々の撃墜者)…… このサイズの星なら、目をつぶっても仕損じる事はない。
そうそう、《Rebirth》の貴君よ。私の敵に回るのは勝手だが……わかっているだろうな? いくら《Rebirth》の人間と言っても、1人で私に挑んでくるほど無謀ではないと……期待しているぞ?
[そう言って、その姿は重力に逆らうように跳ねてなくなった]
―現在―
(227) 2011/06/03(Fri) 21時頃
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―酒場「デーフェクトゥス」へと通じる扉―
ここか……
[ある場所の前に立って、女は呟いた。一見すると何気ない廃屋めいた都市の外れ]
この3次宇宙、表世界《Front》にない時空歪《クロノノイズ》のパターン……おそらくここからだな。さっきまでは《Rebirth》めいた反応が他にもいくつかあったんだが… あちらに行ってしまったらしい。
[学園の方を振り返るが、すぐに視線は扉に戻された]
卑しくも戦装束で立ち寄る場所ではない気もするが…まあいい。
邪魔するがいいか。
[そう言って、一見すると何気ない素振りでその場所に入りこんだ]
(235) 2011/06/03(Fri) 21時半頃
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ピッパは、誰に許可を得る事もなくカウンターの一番隅に腰掛けた
2011/06/03(Fri) 21時半頃
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[席に着くと店内の内装を見回し、傍にいる客達を見回した。屋上で見た人物が1人いた気もしたが、向こうがそれを話題にしなければ乗りはしない。時空歪《クロノノイズ》は、それが単なる表世界《Front》の一存在ではなさそうだと告げていた事もある]
……そうだね。何も頼まないのは無礼な話だ。 ではシェリーを1杯。
[綺麗と言われた事にはまるで表情を動かさない。エルダーロードとはそういうものだ]
(244) 2011/06/03(Fri) 21時半頃
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ピッパは、ネルの方を見たが、手は降らない
2011/06/03(Fri) 21時半頃
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……人に慣れた狼は犬と変わらないな。
[ネルの膝の上で丸くなっている狼に目を止めて、少々眉をひそめた。そうこうしている間に、ほんの僅かに赤みがかったシェリーが差し出されたのを半分ほど一気にあおる]
用? ……強いて言うなら観光とでも言おうか。 ついでに言うなら、時間つぶしの最中なんだ。
(256) 2011/06/03(Fri) 22時頃
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しかしまあ、真面目に話をするなら3つだな。
まず、此処はどこか。時空歪《クロノノイズ》でいうなら我等のイクスペリアに此処は近い。
次に、《Rebirth》の人間がここに集まってはいなかったか。
そして…… この辺りで一番力のあるカミの名前は何か。
[そう言い終わった時、右目が背後から微弱な時空歪《クロノノイズ》を検出し、明滅した]
………誰だ。……迷い込んだか。 とりあえず扉は閉めるんだね。それが嗜みというものだろう。
(258) 2011/06/03(Fri) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 22時頃
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ほう……そうか。そうなるのか。 ……奴らが……か?
[眉がピクリと動いたが、それ以外は顔色一つ変えずにグラスを置いた]
何でもいいが、貴様のつまらん真似で舞台がぶち壊されんようには願っているぞ、道化。
[少年が席に着いたのを見て、視線を戻しマスターとの会話を続ける]
……ないな。辺境にしてはそこそこのレベルのようだが、私には到底性の合わん文明だ。 折角だから、ここまで事態を深刻にさせた不行き届きなカミの顔でも拝んでおこうかと、そんな事も考えている最中だ。
(270) 2011/06/03(Fri) 22時頃
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…なるほど。あてが外れたな。 《Rebirth》の連中は此処にはいない、か。 だがカミもいない……か?
………星自体の時空歪《クロノノイズ》が強いな…… これでは矮小なカミなどがもしいたとしてもわからない…
(280) 2011/06/03(Fri) 22時頃
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…… そうか。カミは死んだか。 だがあの星の者どもがカミを殺せるとは思わなかったな。
詳しく聞かせてもらおうか。貴君もこの時空を維持しているだけあってそれなりの因果を…… 時空歪《クロノノイズ》を発しているのが見てとれる。
…ただでとは言わないさ。だが、今は因果に触れる事が必要だ、少なくとも私にはな。
[もう1杯シェリーを頼みつつ、軽く頬杖をついてマスターの料理の手腕を茫と眺める]
(292) 2011/06/03(Fri) 22時半頃
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[もう1人、輪郭がぶれたようにも見える男が酒場の中には1人。自己紹介を黙って聞いた]
……あまり意味のない自己紹介は好まないんだ。 フィリッパと、そう呼ぶといい。それ以外の名はない。
[そう言って、彼の顔を見つめたが、その目がふと見開かれる]
『あなたは、鍵を……!』
[その言葉が漏れたのは僅か一瞬だった]
(299) 2011/06/03(Fri) 22時半頃
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魔界戦争……熾天使に熾翼《ウタ》、冥王……
ああ、今となってはあれらの響きももはや懐かしい。あれらは《Rebirth》に近い世界の事、我々はあまり関与はしなかったが…
[少年の語る話に遠い目になった。マスターの話も聞こえてくる]
……ほう。そうか。この辺り…とも限らないだろうが、そんな事もあったか。すると、先ほどから外で暴れているアレらも、カミのようなものか?ニンゲンに駆逐される神…… 傑作な話ではあるけれどね。
(321) 2011/06/03(Fri) 23時頃
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[立ち去ろうとする男に目礼だけして、見送ろうとしたが、去り際の男に一言告げた]
セカイの形は…私も《Rebirth》や魔界やらの全貌までは知らないからな… いろいろか。見る者によって変わる。それもそうだ。
ああ、そうそう。
鍵の片方はまだ貴君に任せておこう。その代わり管理はきちんとしてくれよ。
[そう言ってカウンターの方に向き直った]
(352) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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そうか。それなら別に構わないんだ。
真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》が2つ揃わないうちは、世界の境界もそう簡単に崩れる事はない。 アルゲントゥムの神の報告によると、あちらの教団も今のところおかしなことは何もないそうだ。
こういった時だからな… 変に一所に鍵がない方がいいやもしれない。もっとも、表の方はいざとなればアルゲントゥムの教団から召し上げる事も我等は検討中だけれどね…
まあ、うまくやってもらいたいな。
[そう言って裏の鍵を持つ男を見送った]
(368) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 23時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/03(Fri) 23時半頃
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[ムパムピスが去った後、懐から懐中時計を取り出して眺めた]
そう言えばどのくらい時間が過ぎたか…といっても、この空間の中では時間など無意味か?
24時間にはもう少しあるが……どうも外が気にかかるな。 『雨』が降っていたりするようなら、さすがに事は一刻を争う…
[カウンターと反対側のドアから、外を覗き見た]
(376) 2011/06/03(Fri) 23時半頃
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ああ…… やっぱり。 僅かにだが、降っているな……
[眉をひそめた]
それに、先ほどより随分と騒々しそうだな… こんな辺境の星に、それなり高めの時空歪《クロノノイズ》が3つや4つじゃあない…
やれやれ。思ったより、少し時間がかかるか、かからないか…ともかく、最初から『剣』を呼んでおいたほうがよさそうだ。
[呟いて、席を立った]
それではな、マスター。私はそろそろ行くとしよう。 勘定はいるか?
(397) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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ああ……待ち合わせか? そうとも言えるし、少し意味が違うとも言えるが…
予定より少し早く出向く事になりそうだ。 大事な答えを聞きに行くからな。
少年、貴君にはいい事を1つ教えておこう。 ……これから先、外に出るなら死ぬ覚悟ができてからにするんだな。でなければ此処にいる事だ。
(403) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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……そうか。恩に着ておこう。 次は手土産の一つでも持ってくればいいか?
[ツケでいいと言われると遠慮なく席を立つ。大体通貨などという概念が此処にあるかも疑わしいのだし]
……では失礼する。時空歪《クロノノイズ》が……いや、因果の糸が結びつくならまた会おう!
[そう言ってぽつぽつと、雨が降り出した町に出た]
(413) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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……なんだその哀れげな武器は。
[一緒に行く、と言って立ちあがった少年の得物に呆れた様子を見せた]
……まあいい。好きにしろ。 それで、何処に行くつもりだ?
(420) 2011/06/04(Sat) 00時頃
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ピッパは、その言葉を聞くよりも先に地を蹴って宙に消えた
2011/06/04(Sat) 00時頃
ピッパは、ネルには素っ気もなく「貴様の好きにしろ。」と告げただけで
2011/06/04(Sat) 00時頃
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―――思えば、それは――――
真理の鍵《クラーウィス・ウェリターティス》が、表と裏に分かたれてから―――
閉ざされた聖地の外に持ちだされてから――――
《Front》と《Rebirth》が生まれてから―――
魔王と天使との戦いを経て―――
表世界《Front》はかつての『永劫にして絶対たる唯一の権威(ザ・マジェスティ)』が支配し…
裏世界《Rebirth》は彼の者が支配し…
そして今に至る―――
(463) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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それはこの全ての時空を連ねる礎の歪み―――
それがある限り全ては緩慢へと滅びに向かうのみ―――
これから起こる戦いも――――
その先にあるものも――――
全ては滅びへの助走にすぎないのだ―――
そして今――――
(465) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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―数時間後―
―英雄学園 上空―
[巨大な要塞が突如として出現した学園の敷地内。その上空、梅雨時の雨空よりも心なしか暗いようにも思える空には、幾重にも暗雲が垂れこめている。
―――その中心から一筋。黄金色の光が差し込み、呼応するように雲の切れ間から幾筋もの光が、天への階梯であるかのように地上を照らし出す。 中央の一際大きな光条から、簡素ながらプラチナ色に輝く肩当てと胸当て、それに脚甲を纏った銀髪の女が1人、ゆっくりと降り立ち――――飾り気のないながら自然な、優美さすら感じさせるいでたちで着地した]
(467) 2011/06/04(Sat) 00時半頃
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[女は、昨日まではなかった巨大な要塞―――特異点になりかねないほど雑多な時空歪《クロノノイズ》を検出するその場所に向けて、よく通った声で鬨を上げた]
さあ、約束の刻は来たぞ、 旭川 アキラ!! 私の知らぬ間に随分と因果を集めたじゃないか! まずはその事に感心しておこう!
だがそんな事はどうでもいい! 貴君が我々の元に付くなら、我等はそれに応えよう! この街ぐらいなら滅びを免れ、別の地にて安寧に暮らせるぐらいの計らいはしてもいい!
この地に降り始めた『遍く降りたる混沌にして淀みの驟雨』を…… 世界の破滅を止める方法は他にないぞ!
(474) 2011/06/04(Sat) 01時頃
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さあ、貴君がしたのは生きる準備か?死ぬ準備か!答えよ!
[要塞の入り口を見据えたまま、超上位種《エルダーロード》の騎士たる女は、返答を待った*]
(476) 2011/06/04(Sat) 01時頃
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ピッパは、ゴドウィンに話の続きを促した。
2011/06/04(Sat) 01時頃
ピッパは、ポーチュラカに話の続きを促した。
2011/06/04(Sat) 01時頃
ピッパは、オスカーに話の続きを促した。
2011/06/04(Sat) 01時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 01時頃
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―― 学園、《雨》降る地 ――
[しとしとと雨の降り続く中、傘もささずに外に立っていた女は、出てくる人影に眉を上げた…が、要塞の中から出てきたのは予想外の相手だった]
なんだ、少年? 君を呼んだ覚えはない。 言っただろう、死にたくなければ外に出るな…と。 忠告をして聞かないのは自由だが… 引けというのはどの口だ? 時空歪《クロノノイズ》を見られる者には分からないだろうが… 既に事態は、私が引いてどうにかなるところではないぞ!!
ふふ……まさかもう雨が降り出すとは思わなかった… そうでなければきっちりと刻限まで待ってやっても良かったんだけれどね…
[遅れて出てきた人影に、視線を外して改めてそちらに声をかけた]
待っていたぞ、旭川 アキラ!! さあ、答えを聞こうか!
(643) 2011/06/04(Sat) 11時半頃
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― 学園、《雨》降る地 ―
[女は眉一つ動かさずに黙って彼の話を聞いていたが、話が終わると静かに口を開いた]
………それが貴君の選択か?
…………良い選択だ、といいたいところではある。
…だが愚かな選択だ。
………根源がこの星にあるということは。とりもなおさず。この星に既に堕の気《アウラ》が侵入していることだからだ! 貴君は気付かないのか?この危機に際してこれだけの数の因果が集まる場所に、良いものばかり集まるわけがなかろうと。
……滅びを望むものは、貴君のすぐ後ろにもあるのだ!!
もっとも、貴君がいまだ時空歪《クロノノイズ》すら検出できぬ虫ケラなら、言っても詮ない話だろうがな…
(677) 2011/06/04(Sat) 14時頃
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ともあれ。我々と評議会の結論は一貫している。
答えは「否」だ。
生半可な因果…時空歪《クロノノイズ》しか持たぬ者にこの危機に対処することなどできはしない!!
それに……
(680) 2011/06/04(Sat) 14時頃
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自分の土地をどうこうする時に、一々そこを這っている虫ケラに許可を得ようとする奴がいると思うか?
……いないだろう。私だってしない。
つまりそういう事だ。
[話は終わりだ、とばかりに姿勢を直して要塞から出かけている数人の影に目をとめた]
(682) 2011/06/04(Sat) 14時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 14時頃
ピッパは、頭上に何かの時空歪《クロノノイズ》を検出し、上を向いた
2011/06/04(Sat) 14時頃
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??
[上から急降下してくる何かに気づいたのは、見上げるよりも早く、その形を捉えたのは見上げた直後。その姿は、視認する限りでは猛禽のように見えた]
………ふん……
[押し黙ったまま地をほんの僅かに蹴ってその場を離れる。同時に、自分の周囲前方に向けて、軽く手を振って宙を薙いだ。 「剣」を呼んでいないゆえの行動だったが、それだけで校庭全体に飛来する黒影をまとめて蒸発させた程度の熱波が吹いた]
(688) 2011/06/04(Sat) 14時半頃
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………??
誰だ、貴様……… 貴君らの知り合いか?
[槍真や陽の方を向いて、いかにも解せないといった様子で問いかけた]
(692) 2011/06/04(Sat) 15時頃
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……なるほど。どうやら貴様も死にたくて来た手合いらしいな。歓迎しよう。ようこそ。
さて……一応今ので蒸発した奴はこの辺にはいないらしいな。《Front》の虫ケラとは言っても。安心したよ。 以前の星の時みたいに、威勢良くかかってこられても 単なる虐殺みたいになってしまっては寝覚めが悪いと、内心ちょっと心苦しく思っていたところなんだ。
[それは期せずして、後ろに控えているアメーリアの故郷の話ではあるのだが、まさかそんな処の生き残りが因果によってこの場にいるとは思いもよらない]
それでは……貴君らの力をそれなりと認めさせてもらおうか。 ふふふ……
(694) 2011/06/04(Sat) 15時頃
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[その言葉に呼応するように、右目が次第に紅みを帯び、瞳の中心が、次第にこの星に降りてからなかったほど速く回転し始める。
そして、右の瞳から紅色の光が漏れ、パチリ、パチリとスパークを発し始めた]
ふふふ……それにしても酷い時空歪《クロノノイズ》だ… あちこちに空間の解れが出てきているぞ。それに綻びもだ。だが、これならいつも以上に力が発揮できそうだな…
[そういうと、紅色の雷電が飛ぶ右目で校庭に立っている人間たちを1人1人ざっと眺め、にやりと唇を曲げて笑い、天を向いた―――
(698) 2011/06/04(Sat) 15時半頃
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―――掌をゆっくりと水平に持ち上げ、目の高さで裏に返して、落とす。
空に、微かな白銀の光が数百ほども現れたのが、視えるものには視えたか。それは、ぽつぽつと降り続ける雨よりも速く、白く、輝きながら―――整然と落ちてきた]
ザザザザッ・・・・ザザザッ・・・・・ザザッ
校庭に、要塞に、道路に、周囲に立ち並ぶビル群に、 超上位種《エルダーロード》の騎士を中心として、最高に訓練された軍隊のような、一部の乱れもない時間と空間の間隔を取って、円陣を描くように地面に突き立ったのは、
数百本から―― あるいは千本を超えようかという細剣の束だった]
(699) 2011/06/04(Sat) 15時半頃
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[細剣の間を縫って鷲のようなスーツを纏った大統領と、槍真が駆ける―――
戦乙女は、全く動じる様子もなくその2人の様子を見ていた]
あっちが速い。
[右拳で殴りかかろうとする大統領の拳を正面から左の拳で捕らえ、ぐっと鉄球程度は握りつぶすくらいの力を込める。そのまま瞬時に空いた右の脇腹の位置へと態勢を変え]
ええいっ!
[槍真と自分との間にある大統領の脇腹に、正面から無造作な蹴りを入れた]
(713) 2011/06/04(Sat) 16時頃
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[互いに拳でのせめぎ合いをしている中、左腕と両足で腕を折りに来る大統領。しかしそれは]
バカめ!! 重心が崩れているぞ!!
[そのままでも手を引くのでもなく―――掴まれた手をさらに突きいれ、町中に飛来した黒影を爆散させた手刀を首筋に向けて叩きこんだ。
―――もっともその一撃は何らかの形でかわされたのかもしれないが―――間髪いれずに腕を返して重い肘鉄を真上から叩きこみ――― その間に一度距離を取った]
(721) 2011/06/04(Sat) 16時半頃
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[手刀と肘鉄の、どちらかでもスーツの上から人間の頭蓋を粉砕するには十分な威力のはずだったのだが。背後からの攻撃に注意がわずかにそれた]
チイッ…
[舌を打って鉄パイプのようにも見える神器を真っ向から右手で受け止めようとしたが]
……?!
[それをやめ、大統領と槍真から距離を取った]
なんだ、あの武器は…… まあいい。
[ちらとだけ槍真を見て、なおも殴りかかってくる大統領に]
どうした、頭に血が上っているぞ。もっとリラックスしろ。 肩の力を抜き、呼吸を整えるんだ…!
[軽く宙を蹴り、後ろに一回転。宙帰りから地上に相対するように前傾した姿勢で静止した]
(739) 2011/06/04(Sat) 17時頃
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[間髪いれずに空中から振り下ろされる、騎士にとっては懐かしさもあるようなスイングの後、槍真の一撃が振り下ろされる。若干タイミングがずれたが]
おっと…!
[身を翻し、直撃を避けた。が、それにまたも繰り出される一撃。それは陽《ヒ》の力。そしてかの永劫にして絶対たる力の欠片。それは戦乙女に向けて真っ向から叩きつけられ____]
(747) 2011/06/04(Sat) 17時頃
|
|
ぐしゃり。 と右の掌で握りつぶされた
(748) 2011/06/04(Sat) 17時頃
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……貴君は。
この程度で『永劫にして絶対たる唯一の権威《ザ・マジェスティ》』の力の一端でも引き出せたと思っているのか?
ふふふ……
[空中で戦乙女は肩を振るわせた]
ふふふ……あははは…… あっははははははあっ!!!
大笑いだ!!あまりなめるなよ、超上位種《エルダーロード》を!!! 古き伝承にも伝え聞くものはいるはずだ、神をも超えるその力の何たるかというものをな!!
[そういうと、戦乙女は掌をす、と上に持ち上げた。
------地上に突き立った千の細剣のうち、最も彼女の近くにあるもの数本が、磁石に吸い付く釘のように、まっすぐ上り、彼女の手の中に納まった]
超上位種《エルダーロード》の力とはな!!こういうものを言うのだ!!!
(751) 2011/06/04(Sat) 17時頃
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[右手に3本、左手に3本、レイピア状の細剣を握りこんだ女は、宙でゆっくりとその身を捻った]
超上位種は神ではない…… だが、時空歪《クロノノイズ》を見る目によって、重力と空間の成り立ちを知り、その制御を比類なき精度で身につけることで神の上にすら立ちうる存在であるのだ!! 同時にそれは、こういった技法をも可能にした……
[紅色に染まる右目のスパークが、ひときわ大きく弾け、空間の歪みを捉えた]
[Act:Bloody Royal(化血襲)]!!!
[その言葉とともに、手の中に納まっていた6本の細剣が地表に向かって投げつけられる。それは大統領にとっては馴染みも深かろう、核弾頭のような速度で飛び、地上に叩きつけられ]
ドゴオオオオオオオッッッッッ・・・・・・・・!!
[落ちた先に、6つの、互いにその半径が重なり合う、大規模なクレーターを作り出した]
(760) 2011/06/04(Sat) 17時半頃
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ピッパは、先ほどの槍の一撃でいくらか散った銀髪の乱れを整えている
2011/06/04(Sat) 17時半頃
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[眼下に広がる轟音と、朦朦とした土埃を眺めながら、戦乙女はしかし満足げどころか、解せないといった面持ちで静止していた]
……なんだ??この威力は。おかしいな…… もともと、さして破壊力のない技ではあるが、それでもこのぐらいの被害で済むはずはないんだが……
[そう言って、若干の黒光りする要塞をちらりと見た]
あそこの連中か……?《Rebirth》の奴が仕掛けた… チ、表にも出ずに鬱陶しい連中どもだ…
下の虫ケラどもの時空歪《クロノノイズ》もまだ消えていないようだし…
[砂埃がある程度収まったのを確認して、再度細剣を握りこみながらゆっくりと地上に降り立った]
(777) 2011/06/04(Sat) 18時頃
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……貴様は……
[地上に再び降り立った戦乙女は、槍真に話しかける。もう貴君とは呼んでいない]
そこの奴が気づいているかどうか知らないがな。バリアを張っていたようだが普通に考えてそれが間に合う速度ではなかったはずだ… なのに、貴様は生き残っている。ふふ……大した手品だと言いたいところだが一体何をした?答えろ!!
[もっとも、答えが返ってこなくてもさして気にはしなかっただろうが。察しはある程度付いているのだ。2000年前に見たあの時のものに、あまりにも似ていた歪《ノイズ》だったから――――
そう、熾天領域《セダヴィックフィールド》]
(800) 2011/06/04(Sat) 18時半頃
|
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熾天領域《セダヴィックフィールド》……
熾気……それにこの時空歪《クロノノイズ》… まさか、貴様!いや、違う……以前の貴様はもういないはずだ! 2000年前の貴様は…!
[信じられないといった様子でかぶりを振った]
貴様だとしたら、長引かせると大変なことになる… 一気に勝負をつけさせてもらうぞ…!!
[陽とともに熾気の高まる槍真に攻撃を仕掛けようとしたが、その前に立ちふさがったのは大統領だった]
邪魔だ虫ケラ! 今の貴様など私の障害にもならん!
(843) 2011/06/04(Sat) 19時半頃
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[地上から細剣を数本召し上げ、そのうちの1本を手にとって無差別に撃たれる銃弾を的確に弾いていくが]
……!?なんだ、この鎖っ…… そうか、《Rebirth》の…
[魔女の呼びかけによって生み出された闇鍵《ムーンレス・キー》。それの束が襲い掛かる。身を捻って逃れるのが一瞬遅れ、剣を持った左腕だけ鎖に囚われた―――
銃弾はもう片手に握られた剣で弾くが、その間地上にいる者たちへの対処はなされていない]
(844) 2011/06/04(Sat) 19時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 19時半頃
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[囚われた左手を振りほどこうと藻搔くが、振り払うことができない。]
おのれ、忌まわしい《Rebirth》どもっ…!
[その《Rebirth》から来た金髪の男。飛来する大量の水晶の礫に、歯噛みした]
ええいっ、数が多すぎる……邪魔だっ……!?
[その隙に至近距離から撃たれたオーロラキャノンを、まともに浴びた――
その間に下で起こっている熾気の消滅と堕気の高まりへの注意を一瞬忘れた]
(874) 2011/06/04(Sat) 20時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 20時頃
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[オーロラキャノンは撃たれた……が、戦乙女自体へのダメージはほとんどなかった。鎧の表面が少し融解したし、銀髪も前髪はチリチリと焼けてはいたが]
なんだ、見た目は派手だがこんなものか……?
[余裕ぶって笑ったが、続けざまに拳が飛んでくるとは思っていなかった]
無駄だと……言っているだろう!
[隙を突かれたため反応が遅れ、右手の指だけで一撃を受け止める形になった。鎖の戒めが解けたのは、地上が混乱に陥っているその頃だったか]
(897) 2011/06/04(Sat) 20時半頃
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……ふう。つまらぬ虚仮を張って脅かしてくれたな… だがまあ、今なら奴らをまとめて…
[宙に召し上げた細剣を右手に掴んで振りかぶったが]
い、痛っ…
[右手指に走る僅かな神経の痛みに……剣を取り落とした。
―――この星に下りてきてはじめて、戦乙女の顔に驚愕という名の表情が浮かび上がった]
手指の骨格が破損……罅が入っている!? い、今の…… 今のでか!?今のであんな虫ケラに傷を……!?
[はっと気が付いたときにはもう遅く……≪闇≫の魔弾が。
世界を覆わんとする《闇》の、《澱み》の奔流が無防備な背後から直撃した―――
一瞬意識が飛び―――クレーターと化した校庭から剥き出しの岩肌に、頭から叩きつけられた]
(901) 2011/06/04(Sat) 20時半頃
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ピッパは、それは拳に突き飛ばされたためでもあったわけだが。
2011/06/04(Sat) 20時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 21時頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/04(Sat) 22時半頃
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『ううっ……』
[魔法陣の中から声がし、破損箇所を魔女の術法によって治癒された指先がぴくりと動いた]
(1000) 2011/06/05(Sun) 00時頃
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[魔法陣の中でゆっくりと身を起こした女は、不思議そうに辺りを見回して、周囲に呼びかけた]
『…………あの。誰かいませんか??』
(1012) 2011/06/05(Sun) 00時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 00時頃
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『気分? そう、頭。頭が痛みます。他に痛むところはありませんが。』
[女はそう言って、赤いフードの男に話しかけた]
『ところで、ここは何処?閉ざされし聖地(>>0:7)でないのはわかっています。イクスペリヤでもない。《Rebirth》には超上位種《エルダーロード》は長く介入できていないはず。』
『ですから、ここは《Front》のどこか。しかし何処なのか?それがわからない。しかし、どうやら大変なことになっているのはわかります。』
[言葉を途切れさせつつ、自分の疑問をまずは口にした]
(1024) 2011/06/05(Sun) 00時頃
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『そう。……なんとなくですが理由はわかるつもり。多分評議会の命で此処に遣わされたんでしょう。だけど『彼女が』封じ置かれるとは予想外でした。』
[何人か集まった人間の言葉に答えていく]
『名前?…私の名は
白銀《アルゲントゥム》の皇女 運命《フォルトゥーナ》。
栄光《グロリア》の対となる運命《フォルトゥーナ》。 誰か、わかる者はいますか?』
(1037) 2011/06/05(Sun) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 00時半頃
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『いえ、正確には私自身ではありません。私自身は今もあの場所に。わかりますね? 誰も足を踏み入れられぬあの場所です。 ここにある私は魂を封じられているだけに過ぎない。
…久しく表に出られることもありませんでしたが…… おそらく、栄光《グロリア》がもうじき潰えるから。きっとその因果でしょう。』
[記憶が朧げなのか、言葉を時折詰まらせながら把握できる範囲で自身について語る]
(1045) 2011/06/05(Sun) 01時頃
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ピッパは、その右と左の瞳は黒でも赤でもなく、海のように蒼い
2011/06/05(Sun) 01時頃
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[こちらに駆け寄ってくる相手に不思議そうな顔を浮かべた。向こうは知っていてもこちらは知る由もない。しかしもう一つ、過去の彼女そのものの気《アウラ》がある]
『そう、私の本体は今も閉ざされた聖地の中に。
…昔大きな戦争があって。 《Front》や《Rebirth》、魔界も巻き込んだあの事象。その時、超上位種《エルダーロード》は《Front》だけでなく《Rebirth》を治めるために侵攻を。それを止めるために私がこうして自らを引き渡し。
超上位種は自らの痕跡を伝承に留めたがらない。知らないのは仕方のないことです。
…私は最も気《アウラ》の似通った彼女の中に。ですが、今はもうほとんど出てもこられない。近いうちに完全に消えうせるでしょう。
しかし、それは今はどうでも良いこと。栄光《グロリア》もまた今はもう動けない… それが、本当に潰えるときが来たのだと。それを伝えるのが私の因果…今このときの運命《フォルトゥーナ》』
(1066) 2011/06/05(Sun) 01時頃
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『"祝福の枷"…… あなたは、私の意志を継ぐ者。わかります。…だから、何も言わない。私の意志をわかっていると、理解しているから。 今の私には何の力もない。本体が封じられたままでは。それに、戻ったとして、魂がこれだけ長く遊離してしまった今、何ができるとも思えない。だから、後のことはあなた達に任せます』
[修道女に対して、理解しにくい部分もあろうが、女は自分について語った。必要ならまた言葉を添えるつもりで、今は懐かしいもう一つの気《アウラ》を眺める]
『小さな枷《ポーチュラカ》……時間は経ってしまったけれど、また逢うことができた。だけれど、本当はあの閉ざされた場所で逢いたかった。』
[そう俯いて、呟いた]
(1075) 2011/06/05(Sun) 01時半頃
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[周りを囲む中の1人の女>>1071の言葉には、不思議そうに首をかしげていたが、やがて事情を察したようだった]
『なるほど。それでこうして閉じ込められているというのですね。確かに、『彼女』は酷く昂ぶっています。いつになく燻っています。それは私にもわかる。 『彼女』が簡単にあなた達に心を許すことはないはず。なぜなら、『彼女』は自分達以上に力を持つものはなく、他に事態を打開できるものなどないと信じているから。しかし、決して混沌を望む者ではない。
…もしも、『彼女』が力を認めた者がいれば、あるいは。 もしくは、この星だけに事態がとどまらなくなれば、彼女も考えを改めざるを得ない。
…だけど、私自身は、もういくらも力を行使することはない。』
(1081) 2011/06/05(Sun) 01時半頃
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『だけど、忘れないで。運命《フォルトゥーナ》は、何かを変えるために。』
[そこまで言って、女は一度言葉を切った*]
(1083) 2011/06/05(Sun) 01時半頃
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――魔法陣内――
[自分が無力である事(>>1090)を改めて感じさせる言葉に、封じられた運命の女神はうつむいて押し黙った。それに、もう一人の少女の言葉(>>1100)。それに対して再度口を開く]
『ええ、それで構わない。変えるべき運命は、あなたの変えたいと願う運命の事。時が来れば、自然に胸の内に備わる感情です。それが何かを指摘する事は、すでに神の領分ではない』
[そして彼女はしばし押し黙る。封印が解かれても(>>1119)、長らく封圧された精神は疲弊しており、すぐに外に出る事はなかった。ただ陽を見て]
『やはりそうです。あの人の気(アウラ)によく似ている。』
[ただそうとだけ呟いた]
(1223) 2011/06/05(Sun) 20時半頃
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[そして《運命》は、《栄光》と再度対峙する]
『小さき扉… いえ、栄光《グロリア》。私もあなたともう一度会う事を願っていた。 それでも閉ざされた場所は、今でも何も変わらない。あなたがいない事以外は。あの場所は、静かに存在し続ける。あそこが世界の最期の安寧の地である以上は』
『だから泣かないで、栄光《グロリア》。私達がまたこうして会えた運命《フォルトゥナ》に感謝を。』
[が、事態が動き《小さき扉》が動くには、長くはかからなかった]
―回想終了―
(1227) 2011/06/05(Sun) 20時半頃
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『†第七天国†が―――』
[闇の暴走により黒く染まっていた空を見上げ、女は呟いた。《小さき扉(ポーチュラカ)》が先日、走り出したのはその直後]
『待って!!どこに行くというの!?まさか……!』
[肉体的には超上位種《エルダーロード》のもの、ダメージなどそうそうあろうはずもない。だが、元々あるはずのない精神のもとではその力も発揮できるはずもなく。おぼつかない足取りでよろよろと立ちあがり後を追った]
『《小さき扉(ポーチュラカ)》……栄光《グロリア》のもとに?もしそうだとするなら私も…』
(1246) 2011/06/05(Sun) 21時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 21時半頃
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[皆の元にすり足で向かうが、おぼつかない足取りは変わらず。倒れこみそうになるところで、修道女に支えられた]
『…ありがとう。栄光《グロリア》との盟約は、この今でもまだ残っている。
…お願い。彼女を『彼女』の元に。行かせてあげて…!』
(1263) 2011/06/05(Sun) 22時頃
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『いけない、小さき扉《ポーチュラカ》、前に出ては…!』
[ネルフェリウスの弾丸を受ける槍真に、前に出ようとする《過去》。それを止めようと踏み出すが、態勢を崩して膝をつき、修道女に支えられながら前で起きている事を見守るのが精いっぱいだった]
(1281) 2011/06/05(Sun) 22時半頃
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『運命《ルール》は……栄光《グロリア》の終焉は私にも見えていた事…
それでも! その場にて何を成すか決める事はできる… それが…それこそが因果を形作る。
因果に依ってこの世界は成り立っているのだから…!』
[ネルフェリウスの言葉に途切れ途切れに言葉を紡ぐ。しかし、背後からの大地の揺らぎに、膝をつくだけでなく今度こそ倒れ込んだ]
(1302) 2011/06/05(Sun) 23時頃
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[―――――倒れ込んだ女神に、もうこの事態を切り開くための力は残されていなかった……]
(1326) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
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[――――――――否。
ただこの時に際して、運命《フォルトゥナ》は、一度だけ声を発した]
『栄光《グロリア》が……潰えようとも! 今日この時に成した事は無駄にはならない…!
その足掻きは徒労に終わらない!
今この時に成した事によって……!世界は、運命《フォルトゥナ》は、《過去》の栄光《グロリア》は、世界の何処かにあり続ける…』
(1330) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
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『たとえ《Front》が、《Rebirth》がこの雨に飲み込まれようと世界は終わらない! 真なる太陽が《虹》を取り戻す運命《フォルトゥナ》を、私は世界の果てに見て待とう……』
『私の運命《フォルトゥナ》の残滓は閉ざされし聖地の中に…』
[その言葉を告げて、女は揺れ動く大地の中で意識を失った]
(1333) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/05(Sun) 23時半頃
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[崩れゆく世界の中で、女は朦朧とする意識を押さえながら起き上った]
(1337) 2011/06/05(Sun) 23時半頃
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なんだこれは!! 一体何が起こっている!?
[女は右の赤い瞳で周囲を見渡しながらやたらに大きな声で叫んだ]
時空歪《クロノノイズ》が…… クラス18…19…20.03!? 2ケタ越え《ダブルデジット》どころじゃあない!!
くそっ、なんだこのザマは!? このままでは《Front》そのものが……!
(1339) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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くそっ!! 貴様らぁ――――っ!!!!
[女はこの鳴動する大地の中でも地に這う事なく立位を保っている。地にしがみつく修道女然とした女の襟首を掴みあげた]
貴様!!なんだこれは!!今何が起こっている!? 答えろ!!
[彼女が答えようと答えまいと]
あいつの仕業か…! この星だけ潰してももうどうにもならないかもしれないが…
[天狼である彼女を睨みつけ、近くに僅かに残っていた細剣の束を召し上げ、手に収めた]
(1352) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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くそっ……! 散々我ら超上位種《エルダーロード》に抗った結果がこれかっ……
いいか良く聞け!!五分ほどとはいえ力ある者は去れ! 無き者はおとなしく滅べ! そして……《闇》はこの場にて、永遠に消えろっ……! 《Front》が飲み込まれるより早く、ここを潰す! 今度こそ邪魔はさせんぞ!!
[周囲の人間に向けて叫び、飛んだ]
(1368) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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『そう、因果の糸があれば《過去》の《栄光》が――道を開く』
『そして、運命《フォルトゥナ》は宣言したのだから。《運命》は変えたいと願うものを変えるために。《運命》と《栄光》が選んだものは――まだ死ぬ定めにない』
(1371) 2011/06/06(Mon) 00時頃
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[戦乙女の目には、ヒーローも彼が助けた修道女ももはやまるで映っていない。ただ剣を取って遥かな上空へと跳躍した]
やっぱりだ……完全に降る雨が黒くなっている!!
これはもう、この宙域だけでどうにかできる問題ではない! くそっ、なんたる失態だ… どの面下げてイクスペリヤに戻れようか…
だが、それならばそれでせめて……
[呟く顔の先に、ふと光が漏れる。
――天の梯子の上で、少女が歌っていた―― 空間が、割れる。
もう時間の余裕などはとうに過ぎていたのだが]
『運命《フォルトゥナ》は、栄光《グロリア》を信じている』
[彼女が成すべき事を為すまで、その様子を見守り、動く事はなぜかなかった]
(1390) 2011/06/06(Mon) 00時半頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 01時頃
ピッパは、オスカーに話の続きを促した。
2011/06/06(Mon) 01時頃
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[天に昇っている少女が落ちていく。そして其処にあった場所から伸びるのは、糸のような金色の光]
『彼女は、やってくれた。後は赤と黒のあの人に任せよう』
[その一部始終を見ていた戦乙女は、我に帰る]
………栄光の光… だが、転移させるものは秩序を望むものばかりではないはずだ! それでも先を望むなら…!
[糸が戦乙女を包み込む僅か前に、手に握った細剣を振りかぶり、握り落とした]
(1434) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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[act:The Invincivle-Shot(那由他撃)]!!!
[その言葉と共に放たれた細剣は―――――
――――全部で10本]
[―――時空の切れ目から亜空間に入り込み
何物の束縛をも得ることなく加速を続け―――
―――遂にイレブンナイン[99.999999999%]の速さを持つ光と化し]
[闇に染まった星へと突き立ったのだ]
[その結末を見届けることなく、女も光に呑まれて何処かへと、次の舞台《ステージ》へと転移した]
(1451) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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-To Be Continued→**
(1453) 2011/06/06(Mon) 01時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/06/06(Mon) 01時半頃
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