158 雪の夜に
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[結局、それ以上の収穫はないまま自警団と別れる。 視線がじっと追ってきたのは、気のせいではないだろう。 彼らは警戒しているのだ。男が、人狼ではないのかと]
おっと。ありゃあ…
[道行く途中で足を止めた。 向こうに小さく、女の姿が見える>>3:246 あれは確か、船の金持ちの女客ではなかったか]
(0) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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[男は足を止めて、それ以上近づこうとはしなかった。 話し掛けるような相手ではないとの思いもあったし、 話し掛けるのを躊躇わせられるような空気を感じたが為でもある。
少しの間、静止した絵の中のようなその風景を眺めた。 距離があったから、彼女の表情が詳細に見えることはない。 ただ、どこか悲しげな姿のように男の目には映った]
やれやれ。
[結局、その道を迂回して行くことになる。 宿に戻ると、朝凪亭は朝よりも一層騒然としていた。 自警団がダーラを容疑者として、連れていったらしかった*]
(2) 2013/12/24(Tue) 01時頃
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─ 回想 ─
[男が宿に帰りついた時、既にダーラの姿はそこになかった。 ただ周囲からダーラが自警団に連れて行かれたことを知る]
あ?ダーラが人狼? ったく、ンなわけねえだろ…証拠? ならそっちも証拠あって人を疑ってるっつーのかって話だろ。
[結局のところ、決め手はないのだ。 自警団と不毛なやり取りをして、男は結局何も出来ず何も語れずに、ただ己の無力をかみ締めることとなった。
宿に戻れば騒ぎの中、途方に暮れたようなハナの姿が目に付いた>>25 相変わらず小さな女の子の扱いなど分からない。 けど分からないまま、彼女が泣きごとを零すならそれを聞いた。 少女の気に入るような対応は碌すっぽだったけれども]
(55) 2013/12/25(Wed) 00時頃
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─ 朝凪亭 ─
[翌朝の目覚めは、昨日よりも早かった。 昨日よりも静かな宿の様子に、昨日の記憶がよみがえる。 男はひとつ息を落として、起き上がった。 身支度は簡単で手早い。 落ち着きのない髪を手で適当に整えて部屋を出る]
おう、はよ。 …なんだ、セレストが飯作ってンのか。
[今朝は飯抜きを覚悟していた。 けれど予想外の匂い>>42に厨房を覗きこみ、船仲間の姿に口端をあげる]
悪いな。
[付け加えたのは、これが当番のようなものだと思ったからだ。 船乗りの感覚で言えば当然である。 もっとも男が当番をこなそうものなら、食事はパンとチーズの塊で終わりだろうが]
(57) 2013/12/25(Wed) 00時頃
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[ありがたく席について食事を頂く。 ヤニクとハナは連れ立って出掛けたらしい。 面白いその取り合わせに、男は少し面白そうな顔をした]
ごちそうさん。
[皿を片付ける程度のことはする]
(58) 2013/12/25(Wed) 00時頃
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お前は宿の人間じゃねえからな。
[短く理由を言って、どうも少しずれたことに気がついた。 言われるまでもなく、男の食事は早い。 いつもの流儀でパンで皿を綺麗にして、自分の皿を片付ける]
おう、ここが俺の生まれ故郷だ。 あー、いや。家はない。親は俺が船乗りになる前に死んでな。
[もう10年の前の話だ。あっさりと口にしてから苦笑した]
この騒ぎでまだ墓参りにも行ってねえなあ…。 あとで行けるうちに行っておくか。
[行くべきは昨日だったのであろうけれども。 どうも頭がまわらなかったのは、それはそれなりに騒ぎが衝撃でもあったということだろう]
(66) 2013/12/25(Wed) 00時半頃
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当たり前のことを聞くからだろ。
[軽口の口調で返して、自らの皿を洗った。 入れ替わるようにして、同じ棚へと皿を戻す]
ま、そうだろうな。 おかげさんでこの町には、顔馴染みもあるからな。
[以前セレストには、ソフィアの話をしたことがある>>1:147 男がこの町を故郷と言い続ける所以は結局のところ、冷たい墓よりも生きている「馴染み」のためである。だから続けた]
船みたいなもんだ。
[帰る場所という意味での重みは、もう同じものになっている]
(76) 2013/12/25(Wed) 01時頃
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何だ?藪から棒に。
[妙にセレストの口調が改まった気がして、傍らを見た。 更に視線を落とした彼女と、視線が交わらない>>72 不審げに顔を顰めて、続く言葉を聞いた]
(77) 2013/12/25(Wed) 01時頃
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お前、そりゃあ……
[冗談。とは一笑に付し難い。 何と言っても、今まさに人が一人死んだばかりだ。 男は少しの間セレストの横顔に視線を置いて、やがて口を開いた]
そりゃあ、お前次第だな。 お前がなんかの拍子で人を殺していたとして、もう悔いて二度とやんねえってンなら黙ってら。
けどな。まだ足りねえつッてんなら、話は別だ。 そん時は縄でふん縛って、マストの上から海に投げ出してやらあ。 船にそんなもんは乗せておけねえからな。
[自警団に突き出すではなく、そんな風に男は言う。 そして向いた視線を受けて、ぐいと腕を組んだ]
なんだ。やっちまったのか?
(78) 2013/12/25(Wed) 01時頃
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…俺ぁ、
[喉を鳴らして笑う仲間に、男は笑わないまま返す]
自警団に突き出されるより、海がいいや。 …いや、分かンねえな。 でも他人に渡されるよりはマシじゃねえか?
俺は仲間を、他人になぞ売りたくはねえ。
[結局また戻った思考をこう綴って]
(87) 2013/12/25(Wed) 01時半頃
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…。そうか。
[短い応えに、ならいい。と、頷いたのだが、 続く言葉、これに男は盛大に顔を顰めた]
(88) 2013/12/25(Wed) 01時半頃
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…おい。反省するならやるンじゃねえ。
お前がするッてんなら、余程だろうが。 手に余すならその前に言え。
───仲間だろうが。
[手を貸してやるといった風に、腕を組んだまま顰め面で言い放った]
(89) 2013/12/25(Wed) 01時半頃
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やりたくも考えたくもねえこったしな。
[セレストの表情をやはり難しい顔のままで見つめて、頷いた。 やがて肩を竦める調子で同意を返し、腕を解く]
(98) 2013/12/25(Wed) 02時頃
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ばぁか。俺は元々男前なんだッての。
…当たり前だろうが。 命預ける覚悟がねえと、同じ船になんざ乗ってられっか。
おう、じゃな。 俺はちょいと墓参りにでも行ってくるからよ。
[自らに言い聞かせるようなセレストの様子に頷いて、謝罪の言葉には構わないというように片手を振った。そして男もまたその場を離れることに*した*]
(100) 2013/12/25(Wed) 02時頃
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─ 坂道 ─
おう。
[背に掛かる声>>102に返事になるようなならないような声を短く返して、宿を出る。 すっかり雪化粧を纏った町並みは冷えて、今の状況を映してか、ひどく寒々しく余所余所しく目に映った]
さみ…。
[零しても、敢えて男に近寄る住人もない]
(113) 2013/12/25(Wed) 19時頃
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仲間を頼れ、か…。
[先にセレストに言った己の言葉が引っかかっている。 ああは言ってみたものの、仮に船の仲間が人狼なら。 その言葉には、果たしてどれ程の重みがあろう]
見逃せっ…、…かねえ…。
[空を仰げば、鈍色の空から雪が舞い降りてくる。 しんしんと降り来る雪を眺めながら、男は仲間であれば見逃したく思う心のうちに、情と身勝手さを共に見出しわらった。
結局は優先順位の話なのだ。 人狼が牙に掛けた者と人狼そのものと。 どちらにより情を寄せるかというだけの話だ。 もし仮にソフィアが人狼であるならば、男は迷わず彼女を逃がそうとするだろう。逆もまた然り]
(114) 2013/12/25(Wed) 19時頃
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…。身勝手なもんだ。
[地に顔を戻し、苦笑する思いで息を落として坂道を上がる。 目指し行くのは墓へと続く坂道、ただその前に寄る場所があった。 花のひとつも供えなければと口実は無論あるのだけれど、雑貨屋へと足を向けるのはそれだけの理由だけでも当然ない。
今度はOPENとなった札に、安堵の思いで扉を開いた。 未だハナとヤニクの姿はあったか、あれば軽い笑みを彼らへ向けて挨拶に代え]
ソフィア、ティモシー爺さん。邪魔するぜ。 こんな時に悪いが花はあるか?墓にな。 なければ乾燥かつくりものでも構わんが。
[冬であれば生花を仕入れるのも難しかろう。 だからと付け加えて、男は、毎年と変わらぬ墓参の土産を店に*求めた*]
(115) 2013/12/25(Wed) 19時頃
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─ 雑貨屋 ─
[ハナの目いっぱい>>118に目を細めて、手袋のやり取りを少し見守る。ヤニクの笑顔にはようと返して、また店を出て行くらしき二人に目を向けた]
おう、またあとでな。
[元気な声>>121に返して二人を見送る。 少女と青年の連れは存外様になっていて、微笑ましいその様子に男も目を細めた]
(132) 2013/12/25(Wed) 23時頃
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へ?
[その後。とても自然に向けられた問い>>125に目を瞬く。 良く分かってない顔できょとんと見返し、頭を掻いた]
うーん…。 降りても他にやれっことないしなあ。
[本音だ。両親を亡くしてから船に乗ったのは、未熟な少年に稼げる手段が他に見つからなかったが為である。 それからずっと、船に乗っていた。 だからこの年になっても、他の稼ぐ手段というものを男は知らない]
(133) 2013/12/25(Wed) 23時頃
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………へ?
[困った顔を見せた男を尻目に、老人が孫娘へ無言の目配せをする>>127 その微妙な間、暖かな空気にまた、男は軽く目を瞬いた。 残念ながら、笑顔に含まれる意味は男には汲み取れぬまま]
(134) 2013/12/25(Wed) 23時頃
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おう、ティモシー爺さん気をつけてな。 えーっと…、いいのか?
[老人を送っていかなくて構わないかと。 老人とソフィアの双方を見て、ソフィアに向け首を傾げた]
(135) 2013/12/25(Wed) 23時頃
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死んだ人間より、生きている人間が大事だろ。 …ま、昼間ッから何かあるとは思わないけど、な。
[差し出された造花を受け取って、ソフィアへと目を向ける。 頬がほんのりと染まっている。 ちょうど薄桃色の花の髪飾りを映したような色合いだった]
いや、ありがとう。充分綺麗だ。 二人とも喜んでくれると思う……、ソフィア。 熱でもあるのか?
[頬に手を当てる様はかわいらしいが、熱があるなら大変だ。 そう考えて、額へと手を伸ばした。 咄嗟に出た反応は、やはりこれまでと変わりはしない]
(166) 2013/12/26(Thu) 01時頃
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