159 せかいのおわるひに。
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― キッチン ―
昔は霊感がアるなんて言われたモんだ。
[モニカの言葉>>2に目を閉じて、こちらは不機嫌そうに眉を顰める。が、再び目を見開いて、焦点を乱した眼差しをススム>>6に向けた。]
メシはメシ屋だロ。 近所そうなのはお前らの方じゃネエの?
[自炊が出来るというタイミングはわざと逸したまま、二人に任せるとばかりにあまり関わろうとしない。]
(9) 2014/01/20(Mon) 00時半頃
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ツう、か、腹減って…ンのはお前らなんダろ。
[食材を前に苦悩しているススムにも、携帯を弄っているモニカにも、同席している自分自身にもどこか呆れた気分になって吐き捨てる。]
好きにスるといいさ。
[そう言って見守る位置から、滑り降りる。 この舞台は、好みじゃない。
観衆が、飛び入りで引き上げられた程度のポジション。
もやもやと込み上げてくる嫌悪感。熱い。]
(12) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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じゃア、な。
[逃げる。]
(13) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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……。
[ぐるぐると回る視界。 それでも足取りは迷うことは無い。
平衡感覚は嘗て鍛えられていた。 嘔吐感は口を閉じてやり過ごす。滲み出る脂汗を手の甲で拭って、台所から不意を衝いて背を向ける。
玄関の方が近かったかも知れないが、割ったガラス戸から縁側の方へ向けて歩き出す。揺れる視界。 熱い。身体が熱くなってきた。]
(15) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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ぐっ、ぐぇぇぇぇぇぇ!!
[熱さが喉元まで込み上げてきた時、耐え切れなくなって、吐いた。庭先で何度も吐き出すが、何もでない。
なにもない。
暫く続けた後、幾らかの体液に濡れた顔を手で拭うと、逃げるように外に出た。]
(16) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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[スターというものがいる。 生まれながらにしてスポットライトを浴びる人間だ。
芸能界に限ったことではない。どんな世界にも、特別はある。得体の知れない、図ることの出来ない格差をもったものがいる。]
くっ…。
[胃かどこか、内臓がきりきりと絞られるように痛みを発していた。訴えていた。ポケットからラムネを模した緑色の容器を取り出すと、乱暴に中身を取り出して、貪るように頬張った。甘味と酸味が口の中に広がる。]
(19) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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[暗い夜道を転がった。 照明一つ当たらない場所で、蹲った。
外は明るい。世界が終わるなどという日でも、太陽は地球に変わらぬ日差しを与えてくれている。
ただ、暗かった。自分の歩く道だけは暗かった。 選んでも、挑んでもいない。ただ転がり落ちるだけの道。目が痛い。内出血が酷いのか、そう思い込んでいるだけなのか。]
ヤ…なこった。
[否定。弱者の武器。 振り翳すことも無く、ただバランスの悪い身体を支える杖として、しがみ付きながら歩き続ける。
今日は、昨日から、あの世界から降りてからずっと…歩いてきた。
どこに向けて、歩いているのか。
わからないまま、足を動かす。]
(23) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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ヒヒ、ヒヒヒヒ。
[世界とやらが終わる――可笑しい。 最初はそうだった。だが次に至ったのは、憤りだった。]
先ィ、越させルか…よ。
[舌の上が、口の中がじゃりじゃりする。溶けきれていない錠剤が、唾液が足りず飲み干す迄に至っていない。それでも構わず、歩く。]
(25) 2014/01/20(Mon) 01時頃
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まズ野菜を切りまーす。
[料理番組に呼ばれた事がある。 料理家と、自分が出演した連続TVドラマの子供達数人で、簡単な料理を作る番組だった。]
ここデお鍋さんにオリーブおイルを入れマす…。
[幾らかの適当な野菜で作るコンソメスープ。主役準主役級の子達ではなく、自分達が出演する事になったのは、優先順位があったのだろう。]
はーい。わかりマし…た…。
[台本通り演じた。他の子と同じかそれ以上には喋れていたと思う。]
ぉいしー…です。
[未だに料理に興味はない。ただ覚えていた。自炊を始めた頃は忘れようとはしていたが。]
材料は、きゃべつと、ぴーまんと…
[足りていない。]
(27) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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っつ…。
[口の中はざらついたままだったが、落ち着いてきた。]
つカ、なんデだ。
[なんで自分はあのような場所にいたのかと自問する。学校を目指していたのではなかったのか。]
なんで、ダ。
[何で学校を目指していたのかが判らない。女が道を教えてくれた。坂道。急勾配。横転。]
…?
[昨日の事だっただろうか、それは。]
(29) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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― 学校 ―
[来た道を戻っていた訳ではなく、学校を求めて歩いていた。目指していたから。理由は判らないが。確かにあった筈だった。
流されて立っていたあの舞台ではなく、自分が決めて目指した場所。
何故かは判らないし、納得もできていない。それでもあそこにはいたくない。]
(31) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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『ここでだけ、一休みできただけ。』>>52
[いつか忘れたが、見知らぬ他人が何気なく、どこか詰まらなそうな口調で言っていた。誰だったか。
一休みできる場所。
あの場所に彼女がいたように、自分は何処に行けば一休みできるのだろう。
電灯のない天井。自分の部屋。あそこで休まった事など一度も無い。]
(32) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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馬鹿カ、俺は。
[歩き続けた行き先は、学校。 歩き続けて求めるは、一休みできる場所。
この二つは両立しない事に、気付いたのは遠回りした挙句、正門からわざわざ訪れて、学校嫌いのみが感じる特有の圧迫感のようなもの――を思い出た時であった。]
(34) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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クク、アハハハハハハハハ!!
[孫悟空はこんな気分だったのか、そう思えば酷く可笑しくなって、正門の前で座り込みながら笑い始めた。*]
(36) 2014/01/20(Mon) 01時半頃
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― 学校・校門前 ―
んァ? おっさんが駆けて来る…だト?
[どれだけの時間、笑っていたか。ゆらりと立ち上がったところで、見晴らしがよければ距離がある段階でも、学校へ向かってくる錠>>49の姿が遠目で確認できたかも知れない。]
ちぃ…。
[ジャンパーのジッパーを半分ほど下ろし、片手をそこから懐へと差し入れ、何かを求めて弄る。]
(78) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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んァ…糞っ。
[なかなか見つからなかったらしく、苛立ったようにジャンパーのチャックを全開にして、前を広げるようにして内ポケットを探し始める。]
……ナ、ナんだよ、おい。
[求める物が見つからない。そこには何も無かった。焦るが、何度探してもそこにはない。何も無い。ジャンパーを脱ぎ、振り回すようにするが、何も出て来ない。なにもない。]
ちぃぃぃっ!!
[その場にジャンパーを放り投げ、校内へと小走りに移動する。その様子は相手から見えていたかは定かではなく、誰かに見られていたとしても、気付いていなかった。]
(79) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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いつオとしたんダ…。
[さっき自分は、何を求めていたのか。]
あれはナんなンだ。
[自分は、何をなくしていたのか。]
糞がっ!
[忘れている。忘れてしまっている。そもそも、何は、何が、何を、その何がわからない。問い質すべく、Whの次の単語すら、判らない。OなのかEREなのか、ENなのか、ATなのか、問い質すモノすら判らない。]
何故ダ。
[残ったYに縋る。だが、何も得られる訳ではない。]
(80) 2014/01/20(Mon) 21時半頃
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[歩く。(逃げる。)歩く。(逃げる。)]
俺ハ、しテ、ばっカりだったナあ…。
[嫌な場所から逃げ続けた。努力の螺旋から背を向けた。羨望や軽侮という感情を努めて遠ざけた。表層的に。見た目だけを。]
ん? デメトルじゃ…ネぇか。
[敷地の一部の桜の木の下で、誰かがいる。何かを広げて読んでいるよう>>77に見えた。集中しているのか、距離があるせいか、まだ気付かれてはいないようだ。]
(もうイないンだな…。)
[そこにいるのなら、駅前の広場で再会する事はない。あの声を聞く事も無い。そのまま校舎へと向かう。]
(81) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[水飲み場にはもう一人の見かけた人間>>76、一度見失うように別れてからずっとあの場所にいたのかと勝手に誤解しながらいるのに気付く。]
(ンあ、あれがキャラメル。か。 デメトルとキャラメル。
いや、デメテルだ。)
[二人の名前を思い出し、覚え直す。いや、サルティンバンコがいない。それは誰だったか。モニカと一緒に居た少年がそうだったか。]
(82) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[校舎内に入り、階段を登る。一年生は三階で、三年生は一階だったのは自分の学校だったか。教室はどこだったか。手すりにしがみ付くようになりながらも、重い足を運んでいく。そう言えば、長いこと歩いていたような気がする。]
なんデ、だっけ。
[風邪でも引いたのか頭が重い。熱があるのに登校するほど真面目だった覚えは無い。憂鬱だ。学校に通うのは憂鬱だった。ズル休みできるほど、悪賢くもなく、融通も利かなかっただけ。楽しかった覚えは無い。この場所は嫌いで、苦痛だ。]
(84) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[誰にも見られず、誰にも気付かれず。 そんな、自分が思う自分。
知られている事も知らず、思われている事にも理解が及ばない。 だったらしい、人の目を介した自分。]
お…ト…。
[一段一段、たまに二段程度、階段を登っていく。辛い。最下層まで降りた身には登ることがとても辛い。
嫌いじゃなかった。 その筈だった。
なのに上がれない。好きだけでできる訳じゃない。 だからこそ必死にあがる。あがろうとする。]
(85) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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ぅアあ。
[胃が苦しい。何も食べていない。昨日からずっと。 頭が重い。眠れて居ない。昨日からずっと。 足が痛い。歩き続けている。昨日からずっと。]
(86) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[動くことができなくなってきた足の代わりに、しがみ付いた手すりに体重を預けるようにして階段をあがる。
上に、行くのだ。
皆がいる、上に。]
(87) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[手に力が入らず、引っ張られる。 下がるのは御免だ。 上半身をへばりつくように圧し掛からせる。 這ってでも、前へ。
前へ。 前へ。
ぐらりと揺れても、前へ。]
(88) 2014/01/20(Mon) 22時頃
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[スターとは良く言ったものだ。 輝く星。
星は天に昇る。当たり前のように。]
あレ?
[だから知らない。こうして引き寄せられるように、天に昇っていく手立てを。上へ、上へと、身体が加速する。]
辿り…
[さかさまの空は、ただただ短く。僅かな距離と時間を費やした後――]
(91) 2014/01/20(Mon) 22時半頃
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エルゴットは、階段の下で、倒れていた。息は、ない。**
2014/01/20(Mon) 22時半頃
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