142 紅月の村【人狼vs吸血鬼RP】
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− 村長の家 −
[仔馬の話にハタと眼を瞬く。]
わたしが名を? ああ、考えておくよ。 名は、力だからね。
兄さんに怪我をさせないような名前をつけよう。
[続いて、ベネットが開いてみせた袋からは甘い香りが溢れた。]
(3) 2013/08/31(Sat) 00時頃
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シメオンが──
[記憶をたぐる。 旅立ちの時、餞別にポブリをくれた少年だ。 歳が近かったので、よく顔はあわせたけど、彼は家の手伝いに忙しそうだった。
笑っていたけど、どこか薄幸そうな印象があったことを覚えている。]
彼、 今も兄さんと仲良くやってるんだ?
(5) 2013/08/31(Sat) 00時頃
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ん、そうだね、 兄さんも喉が渇いているだろうし、さっそく剥いてもらおうか。
[袋から桃をそっと掬い上げる。]
上等。 ああ、もちろんシメオンのところへはお礼がてら、挨拶に行くよ。 土産にハーブ入りの石鹸持って。
(6) 2013/08/31(Sat) 00時頃
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ああ、 忘れちゃいけない。 兄さんにも都で買った品があるんだ。
これを──
[荷物の中から取り出した包みの中身は、装飾も美しい望遠鏡だ。]
小鳥も星も、手にとるようによく見えるよ。 この村の素敵なところ、兄さんならたくさん見つけるだろうと思って。
(7) 2013/08/31(Sat) 00時頃
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ああ、先生と奥方のお墓参りにも行くよ。 先生が書いてくれた紹介状のおかげで、都の私塾に通うことができたんだ。感謝してる。
教えてくれてありがとう。
遺された蔵書は、ライジが管理しているのか。 なるほど──、
[深い関心を示して眼が細められる。]
(15) 2013/08/31(Sat) 00時半頃
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[話題が望遠鏡に移り、ベネットのはしゃぎようを愉しく眺めているうちにサイモンが入ってきた。 なにか腹に抱えているようなサイモンの燻る視線を受け流す。
ほどなく桃は食べやすくカットされて提供された。 ベネットと共にその甘さを堪能していると、今度は湯浴みの支度ができたと呼ぶ声が届く。]
おっと、ごめん、 中座して、旅の埃を洗い流してくるよ。 湯を冷めさせるのも、もったいないからね。
それとも、兄さん、先に使う?
[さすがにもう一緒に入れるサイズじゃないし、と苦笑。]
(16) 2013/08/31(Sat) 00時半頃
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それじゃあ、お先に。
[何かに焦れるように本を手にするベネットへウインクして浴室へ移動する。 鉛のバスタブは記憶にあるのと違わぬ古びた光景。]
手伝いは不要だ、 ひとりでできる。
[帽子と上着を預けて使用人を遠ざけ、よく締まったいい音をさせてネクタイを緩めた。]
(18) 2013/08/31(Sat) 00時半頃
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[筋肉質ではないものの、無駄のない大理石彫刻のような双肩。 その上にスラリと伸びた首筋の、着衣時はスタンドカラーに隠れてほとんど人目に触れることのない位置に、牙の痕がある。
"3年ぶりに戻ってきたルーカス" は、人ではなく ── 呪われた闇の眷属・吸血鬼なのだ。**]
(20) 2013/08/31(Sat) 00時半頃
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− 村長の家 浴室 −
[温かな湯が若い肌を伝い落ちる。 湯気が視界を白く霞ませた。]
――…!
[歓迎ムードに上機嫌となって、それと知らずに"歌って"いたらしい。
そこへ同じ領域に誰何の"声"が流れ込んできて、驚かされる。]
(40) 2013/08/31(Sat) 12時頃
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["声"が届くからには、この村には吸血鬼かその下僕がいる。 すでに別の吸血鬼の縄張りとなっているのであれば、面倒なことにもなろう。]
場合によっては――
[小さく微笑んで、手早く身体を拭い、新しいシャツに腕を通す。 来訪時よりはいくらかカジュアルだけれど、上等な仕立てのスーツであることには変わりない。 そして、首筋の牙痕はさりげなく隠されている。]
ともあれ、 会ってからだ。
[身支度を整え、晩餐に備える。]
(43) 2013/08/31(Sat) 12時半頃
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− 村長の家 食堂 −
[その後、家長を囲んでの夕食の席で、"ルーカス"は都での生活について話した。
学問の傍ら、仕事をしていたこと。 手がけていた設計図が上役の目にとまり、事業に加わったこと。 今では共同経営者として活動していることなど。]
だから、月のうち8日かそこらは都に戻らないとならないんだけど、それ以外は、できるだけここで暮らしたいと思ってる。 いいかな?
むろん、そのうち、自分の家をたてるつもりだけど。
(44) 2013/08/31(Sat) 12時半頃
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[晩餐が済んだら「今夜は早く寝る」と部屋に引きこもって、夜中になったら"外出"するつもりだ。
晩餐の途中、時折、上の空になるのは、あの"声"の主を思ってのこと。**]
(45) 2013/08/31(Sat) 12時半頃
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− 村長の家 −
[なごやかな団欒の席。 その雰囲気に寄与しているのはベネットの屈託なさだと感じた。
「自分の家を建てるってことは、誰か好い人でも>>56」との問いかけに、ナプキンで口元をおさえる。]
兄さんが嫁をもらいやすいように、だよ。 まだ自覚ないんだからなあ。 まいったよ。
[そんな風にからかいながら、水入らずの時を過ごす。]
(59) 2013/08/31(Sat) 19時頃
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[ベネットが奮って材料を調達した夕餉が済めば、ルーカスが家を出ていったときのまま整えられている部屋へと入り、すぐにランプの明かりを落とした。 眠ったと思わせるためだ。
そうしておいて、窓を細く開けて、琥珀をあしらった紳士用ステッキで軽く床を打つ。
と、人の姿は掻き消えて、闇色の皮翼をもつコウモリへと変化した。 コウモリは窓の隙間から飛んでゆく。
ベネットが望遠鏡で空を眺めようと考えていることは知らないままに。>>56]
(60) 2013/08/31(Sat) 19時半頃
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[ほどなくコウモリが降下し、再び人の姿をとったのは教会の近く。
教会の脇に設けられた小さな薔薇庭園へと歩を進めながら、額に皺を刻む。]
…狼どもの遠吠えが聞こえた気がしたが、まさかな。
(61) 2013/08/31(Sat) 19時半頃
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− 教会脇の薔薇庭園 −
[庭園の古びた門扉に寄りかかり、シガーに火をつけた。 ゆるりと紫煙を燻らす。
この時、近くにサイモンが潜んで息を殺していたのだが、今はまだそれに気づくことなく。 彼のロザリオをベネットが拾ったこともまた、認識の枠外にある。>>51>>52**]
(62) 2013/08/31(Sat) 19時半頃
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− 教会脇・薔薇庭園 −
[近づいてくる気配に、門から背を離した。>>72 こちらを窺う人影を見つめ、3年前の記憶を探る。]
── サミュエル、だな。
[呼びかける瞬間、シルクハットの下の双眸が紅に瞬いた。]
そうか。 君が、ね。
(74) 2013/08/31(Sat) 22時頃
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ああ…
[暗視の視界の中にサミュエルを見つめて零すのは、憐れむような中に歓喜を含んだ複雑なニュアンスの声。]
こっちへおいで。 わたしをご覧。
[シガーを門柱に押しつけて消し、手招く。]
(80) 2013/08/31(Sat) 22時半頃
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[次いで、爪の先で自らの掌を浅く傷つけ、滴る血をサミュエルへと差し出した。
薔薇の香りに混じる血の芳香。]
(81) 2013/08/31(Sat) 22時半頃
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[サミュエルがゆるく首を振るのを見て、手を戻す。
ほどなくその傷は塞がり、ただ、地面に柘榴石によく似た深紅の結晶をいくつか残した。]
(86) 2013/08/31(Sat) 23時頃
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