233 逢魔時の喫茶店
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
− 逢魔時 −
[店長を貸し切る、紛い物の夜。 ずっと閉じ込めていた想いの花は芳しく香り立ち、
幾度となく交わす口付けの深みへと、共に溺れる闇の中]
…… もっと、満たしたい [願いを][愛してる][もっと]
(23) tayu 2015/08/13(Thu) 01時半頃
|
|
[やがて 厨房は朝を取り戻し、残されたのは忘れ去られる花の図鑑]
触れて 触れたい 君のすべてに
[場所を変える夜の続き
悪魔の囁きは、溢れ出る熱情に掠れた。 膝の下で、背の下で、シーツについた掌の下で、古い木枠が軋む*]
(24) tayu 2015/08/13(Thu) 01時半頃
|
|
優しくしたいのに そうやって──
[揺れる瞳>>25を覗き込んで、加減に困るとぽつり呟いた。
華奢で強靭な人間の体をかき抱いて、 なだらかな曲線を辿る掌へ、肌は吸い付くように馴染んだ。 恋した青年はいつしか成熟し、抱えた疵も彼の大切な一部。 薄い皮膚と張りのある筋のあいだ、 ふわとまろむ柔らかな感触に、 ああ、ずっと、こうして触れたいと]
君がこわれるほど愛したくなる …… 比喩じゃなく
[不穏を囁く魔物の声と、慈しみを刻む指。 もっと、体と心のやわらかい陰へ。 悪魔のかたちと愛をすべて覚えて、二度と不安になれないくらいに]
(44) tayu 2015/08/13(Thu) 16時頃
|
|
[偽りの夜の中>>26
縋る彼のゆびに想いは掻き立てられる。 爪弾かれる情熱、 背の皮膚を破いて、慎ましく畳まれた闇の翼は咲き誇った。
粛々と愛を紡ぐ喉を食み、共に奏でる音色で寝室を濡らし、 満たし、満たされて、 貪る魂。
肥沃な花園へ尽き果てぬ愛を注ぐ、どうしようもないほど真摯な”願い”]
ホレーショー ………
[いつの間にか、 広くはない寝室もベッドも、夥しい花々で満ちていた。 けぶる淫蕩な蜜の香り]
(45) tayu 2015/08/13(Thu) 16時頃
|
|
── 俺も、愛してる
[何度も繰り返した言葉の往還。 けれど今は優しく、優しく、触れた唇を微咲ませる。
花弁の褥にぐったり身を沈めるを抱いて、 異国──故郷の旧い詩を 静かに口遊んだ]
(46) tayu 2015/08/13(Thu) 16時頃
|
|
[その後。
夏時間の時刻と太陽は惑う。 朝ではなく、たぶん丁度真昼前、トワイライトの昼営業の時間が近い頃>>27]
……下に誰か来た気が
[通達を忘れた、かもしれない? 悪魔は知らんふり。
満ち足りたオマキザルの仕草でホレーショーのうなじに額をすりすり、懐いた。 ゆらゆらと動く黒い尾はシーツの隙間を探って遊ぶ。 熱の残滓を誘って、耳元で名を呼ぶ声は掠れた**]
(47) tayu 2015/08/13(Thu) 16時頃
|
|
ー いつかの夜・トワイライトで ー
[真鍮のドアベルが鳴き、訪ねるのは 空き巣が運び屋を務めたメッセージカードを手にした、初めての客。>>41>>43
彼の眼に映る異界はどんなものか、ただ]
………
[いらっしゃいませと応対するだろう店員とは別、 店に入ってすぐに、客を迎える影がいて]
………。
[まさに絵に描いたそのものの姿の、悪魔]
(57) tayu 2015/08/13(Thu) 21時半頃
|
|
[凶々しい気配、 巨大な角と竜種の翼と、尖って凶悪な尾と。
宙に浮いたワイングラスの傍ら頬杖をついて、 獣の金色をした双眸を細め ── 鉤爪は、どーぞ中へと ゴドウィンを店内へと導き招く。
見た目重視の、 ようするに、 ただの玄関魔除け飾り。
屋外でのハエたたき作業を撤収して、せめて飲めるようにというセコム業だった]
(58) tayu 2015/08/13(Thu) 21時半頃
|
|
[魔除けが怖すぎて善良な客がドン引きあるある>>60
明らかに怯えて後退していく客へ、考える人ポーズ]
………
[でもこのくらいドスが効いてないとさ? 冗談通じないぞゴルァって姿勢を示さないとさ? 人間じゃない者達というのは、イジって遊べる相手を見つけたら最後、限度を知らずに果てしなくからかうのが一般的なのだ]
……
[しかしまわりこまれてしまった… 逃走を試みたゴドウィンは氷の精霊に捕まって逃げられなくなった>>63模様。 店内のテーブルに座り込んで柘榴の実を頬張っていた猿がききっと鳴いて、首を傾げた]
(65) tayu 2015/08/13(Thu) 22時頃
|
|
………わかった
[ガーゴイルも楽ではないようだ。 店主の変身要請>>*13を受けて、悪魔はしょぼーんと頬を掻いた]
……
[翼を片付け、爪と牙を収納し。肌は人の色合いへ 頭の横でぐるりと巻く太い角はなんならKAWAIIのじゃないかと我ながら思っているのでそのまま、 尾は椅子に座った膝の上に緩く巻きつけた]
……、うん
[よし、と金色の目を瞬かせて前髪をかきあげた。そしてくつろぎのゲンドウポーズ。
酒はここに座っていても時々お代わりをくれるので、足りないということはない。 ただ入り口すぐだと普通の客席から離れているのでちょっと寂しい感じはあった。外よりはマシ]
(67) tayu 2015/08/13(Thu) 22時半頃
|
|
ききっ♪
[猿は猿であり、昼も夜もなく普通に猿だった。 ただし、今さっきまで食べていた柘榴の果汁で口の周りべっとべと]
きゅーぃ♡
[ととと、カウンターを走ってゴドウィンの前を通り過ぎ、 きゅっと立ち止まって振り返る。格好良いポーズのつもり。尻尾ゆらゆら。
そして厨房へ飛び入って、適当な液体の瓶(中身不明)を両手で抱え上げる。 バー店員の真似事、後ろ足で立ち上がってふらふらよろよろ、客のグラスに注ぎたいんだ]
(73) tayu 2015/08/14(Fri) 00時頃
|
|
ち、ちちち
[マスターの手も借りて>>*20 猿は重い酒瓶を持ち上げ傾け、つまみの小皿とジンロックの隣、空のグラスへとろり流す。 とろみのある赤い液体は果たしてストレートで供されるものなのかは……
無地のラベルには『Kay's Special Blend (人間OK』と、書いてあった]
きっ♪
[少しばかり零したかどうかは別の話、 お猿の偽バーテンは嬉しそうにうろうろ、ゴドウィンを見上げて、飲んでくれるだろうと期待の眼差し]
(90) tayu 2015/08/14(Fri) 01時頃
|
|
ちち、ちちちっ
[上機嫌に舌を鳴らし、 ゴドウィンのグラスが空になれば>>103ボトルを抱えて持ち上げる。 普段と違う酔った様子にキラキラと眼を輝かせて、 飼い主に止められないことも増長の原因、求められるままにお代わりを注ぐ]
っちちち♪
[適当な節度なんてものはなく、叱られない限りどんどんと。 理性から踏み外させる悪魔の所行、かもしれないがだって悪魔だし]
(104) tayu 2015/08/14(Fri) 02時半頃
|
|
[お猿のバーテンの仕事も堂に入ったものじゃないか。>>110
楽しそうに頭を撫でられてうっとりの顔は、しかしながら、おやつの柘榴果汁でべとべとな頬にキスされると…
小さい手でヒゲを押しのけて]
っぎー
[おっとお客さんお触りはご遠慮願いますぜ、と散々飲ませておいて急にツレない素振り]
きき、きっ、き!
[差し出されたグラスは覗き込むけど、舐める前にするり逃げ出した。 黒と白の衣装も凛々しい店長の肩までよじ登って、尻尾ゆらゆら*]
(112) tayu 2015/08/14(Fri) 17時頃
|
|
− プリムラの花咲く夜 −
[ある日、ツタに覆われたレンガ造りの建物。 その二階の元・倉庫は暗く、そして花の香りで満ちていた]
……
[古い寝台に伏して枕へ頬杖をつくのは、絵に描いたような悪魔。 威嚇のためのそれではなく、自分の魔術師に請われるままの全部盛り披露だった。勿論、知りたいのならば見せる以外の選択肢はない]
……あのぅ…
[そして触れたいのならば望むまま。 最初のうちはおとなしく、 どうぞ畳んだ翼を伸ばすなり、角の硬さを確かめるなり、尾を──]
……、あの さ…
[ベッドへ腰掛けて悪魔の異形を撫で回すホレーショーへと呟き、視線を泳がせる。 見上げた鬱金はなんとも言えない困惑色に揺れていた]
(119) tayu 2015/08/14(Fri) 22時頃
|
|
ひょっとして、 ……弱点…探してる?
[この姿とて生まれついてのものではなく、 悪魔と名指されて悪魔になり、悪魔と思われるまま悪魔らしい姿へと。
弱点は、見つかるだろう。 見つかるというよりは生まれる。望みを映す鏡のように]
……、っ
[尾の付け根を擽っていく感触に、ざわりと喚び覚まされるもの。 は、と細く息を零して突っ伏した。 ちょっと待った、とかこれはなんの、とかぶつぶつ枕へ囁き掛ける*]
(120) tayu 2015/08/14(Fri) 22時頃
|
|
[どうやら生まれたての魔術師は、 早くも彼の悪魔の乗りこなし方を覚え始めている>>127]
先が思いやられるな…
[先は、共に往く未来は果てなく永かろう。 自分の握った力の大きさを掴みかねる、くらいの、初々しい期間が長ければいいな、などと──]
ん…
[好奇心を欲とする指が、尾のくびれを掠めていく。 食まれた羽はぱた、ぱたと揺れて、 しかし遮る選択肢はない。ただ枕に懐いて苦情を申し上げる]
ここ、ってどこ… って? あの 弱み探られるとか初めてなんだけど…
(141) tayu 2015/08/15(Sat) 01時頃
|
|
[うなじへ触れた唇へ、また息が漏れた。
見せて欲しい? 肌越しに伝わる望みに、抗う術など]
……、ぅ
[禍々しい棘の並ぶ背を撓ませ、ため息。 枕の布に別れを告げて、体をひねり振り返る。 そのまま両腕を伸ばし鉤爪を隠して、魔術師を抱きしめた。
思いつく限りの、そして有効だと信じたい抵抗]
ホレーショー、愛してる
[混乱する思考とは無関係に愛を捧げ、 けれど彼の手が止まらなければ、間近になったセピア色から視線を逸らして、濡れた黄金色を睫毛の下に伏せた。
暗い室内に咲くプルメラの花が、風に揺れて蜜こぼす]
(142) tayu 2015/08/15(Sat) 01時頃
|
|
誤魔化してない 愛されていると、感じ …かんじて、……その。すきだ、けど
[腕の中で大人しくなったのに安堵して、 一方解放された尻尾は、甘く強く刺激され続けた余韻に震えて寂しげにのたうつ]
君は俺のことは何でも知れるのに、 俺は君の望むままに”なる”ってことの、意味を わかっているのか…?
[胸へ触れる口付けに、 新しい弱点がまた生まれる。 低く喉を鳴らして、縋るように、爪は立てぬように、壊さぬように抱きしめた。 力加減はまだ手探りのまま。
彼方此方に灯された熱はいつもと同じようで全く異なり、そして根の部分はやはり同じだった。愛し合いたいという欲]
(148) tayu 2015/08/15(Sat) 19時頃
|
|
こ、んなになって…どうすんだ…
[悔しい、なんて思われていたとは知らず。
契りを幾度交わしても足りない、 愛を確かめて、深く深く、穿って 彼を満たし溢れ出す愛が一滴一滴と悲しみを薄めてくれるなら。
それが望み、 そして友人と交わした約束の 続く未来 と。]
(149) tayu 2015/08/15(Sat) 19時頃
|
|
[ため息混じり、吐息混じり。 抱いた背へ淡くささめくような愛撫を返す。 自由を得た尾は悪魔の内へ隠れる代わり、ホレーショーの手の甲へと伸びて躊躇いながら触れた]
顔…見せるから、俺も見たい ………。嬉しそうな顔
触れ合うのはすき。すきだろ?
[腕の中のつむじに口付けて、後ろ髪を緩く指で引く。 体の下敷きになっていた翼を広げ、包み込むように背へ回した*]
(150) tayu 2015/08/15(Sat) 19時頃
|
|
− トワイライト −
きぃっ?
[指先で撫でるマスター>>*31へすりすり、ごろごろ。 誰だよ注いだのは、なんて蛇の心の声>>*41は聞かない知らんプリン。
そのまま、キビキビ仕事をするホレーショーにぶら下がって、時々耳にちゅっちゅしたりお猿は上機嫌]
……ちちちっ
[そのうちいい香りがしてくれば鼻を上向けて身を乗り出した。 そう、そのワーム肉が食べたい>>*45 お皿を片手で掴んで、ごく器用にカツの切れ端をひとつ咥える]
………!
[うまーい!]
(156) tayu 2015/08/15(Sat) 20時頃
|
|
嫌とかそういう話じゃ、 …だから…
[人間の浪漫はよくわからない>>180けれど、 ホレーショーに望まれるならば]
……もういいわかった とりあえず悪用する気はないだろ
[この在り方が変わっていく、変わっていく末に、 もしかすると、背負わされて演じてきた重荷からも解放してくれるのだろうかと……浮かびかけた願望は心の奥へ押し込める。
望む必要などないことだった。 今はこの腕の中に、ずっと愛し続けてきた人がいてくれて、 その視線も声も吐息も心も全部、他の誰かではないこちらを向いている。
弱みを衝かれて淡く鳴く。 魔術師の存在は悪魔にとって最大の弱点であり、最高の拠り所]
(183) tayu 2015/08/15(Sat) 23時半頃
|
|
…、ん
[知らなかった感覚を芽吹かされるのも、 困惑はしても、嫌な筈はない。拒む選択肢なんてない。
口付けは深く深く、交わす呼吸と心。 魂が混じり合いひとつになっていくようないつもの感覚。 溺れる──漂うプリムラの薫り。
ああ、君が望んでくれるなら 私は 君に咲く。
望まれるまま、彼の支配欲に曝され暴かれるのもいい*]
(184) tayu 2015/08/15(Sat) 23時半頃
|
|
− トワイライトのガーゴイル −
ん。 いや ……
[座ってるだけだ、とぽつり呟いて、 マスターの持ってきたグラス>>*51へ顔を向ける。 きっ、 小さく鳴いて奔放な猿は肩から肩へ。 異形の悪魔の元へ飛び移った直後、灰が崩れるように猿の輪郭が闇へと消え、]
休憩? なら俺もー
[にへ、と、恐ろしげな容貌のまま人好きのする笑みを浮かべた。 座って座ってと、しかし椅子は一脚しかないので膝を示す。 腰が…ゴニョゴニョ、とは察しが悪くても、 立たせておく気はないらしい]
(188) tayu 2015/08/15(Sat) 23時半頃
|
|
なんで? 軽いし。他に座るとこないだろ
[首を傾げて、狼狽えるマスター>>*53を手招き手招き。 グラスが両手で零しそうなのかと思えば、取り上げて。
膝に収まったら、ポートワインの注がれた赤い方を返そうか。 人の目なんて気にするわけないしなんで一部にはまだバレてないのかもわかってない]
ホレーショー、おつかれさま
[さっきかけられた言葉をそのまま捧げて]
かんぱーい
[グラスの縁を指で撫でた。 澄んだ綺麗な音が響く]
(209) tayu 2015/08/16(Sun) 01時頃
|
|
[紫色、ゴーゴン酒を口に含む。 刺激的な塩気と苦み。 毒々しいそれが舌の上でほどけて、甘く味を変えて行く過程を味わった]
…そういえばさ
[オフと、客としての雑談の中間、 膝の上のホレーショーの体にさり気なく腕を回し、耳元へ唇を寄せるようにして尋ねる]
ニッポンのこと、調べてたろ どう?その後
[頬がほんのり赤いのを見て、かわいい。と堂々呟いて。 好きあらば目尻へキスもしようとする。
貸した図書の返却期限はないけど、旅行かなにかするんだったかと]
(215) tayu 2015/08/16(Sun) 02時頃
|
|
[借りられた本が役に立っているのは、司書として嬉しいもの。 そういえばもうずっと図書館にほとんど行けていないけど、職員達の誰もが何故か、司書が一人欠けていることには気付けない]
うん…うん。
[キスを躱されるたび律儀に後で、と頷くのだが、 進歩報告に相槌打ちながらしばらくするとまた、上気した頬に触れたくなる。 尻尾の先は獲物を見つめる猫のそれのように小さく揺れていたが、それ以上の悪戯は仕掛けず]
(227) tayu 2015/08/16(Sun) 11時頃
|
|
…社員旅行 俺も?ニッポン?
[眸が丸くなる。 口を開きかけて、閉じて、また開いた]
──行く
[嬉しそうに。 何を想像したのか赤くなる様子が可愛いなと、何度目かの呟き、何度目かのキス未遂。 縁遠い金銭問題は魔物の思考の外だった。相談されたならその時初めて気付くのだろう]
遠いな… あそこは…悪魔を信じる人間がここより少ない、んだろう 存在が少し不安定になるかもしれないから
傍にいて、俺を忘れないでね?
[迷子にならないように手を繋いでよう、と真顔で説いた**]
(228) tayu 2015/08/16(Sun) 11時頃
|
|
[唇を遮った指先が、 膝に乗る重みが、 目の前で移ろう表情が、 拠り所>>*57
支えてくれるこの愛しい魂を代償にした契り。
もしもこの存在が世界から消滅するか、魔術師の元を去るか選ぶとしたら。 そうでなければこの愛を捨てなければならないとしたら──
私はそれでもお前を離さないから きっと世界の方を壊してしまおう
望むのは破滅ではなく希望、 近づいてくるホレーショーの顔に微笑み、真名呼ぶ唇へ口付けを……]
(238) tayu 2015/08/16(Sun) 13時頃
|
|
っ、お、あ? え…
[ははは、と乾いた笑いと共に膝から重みが消えて、 立ち上がろうとした動きがそのままよろめく>>*58 崩れるようにへたり込むまでを、黄金の双眸はぽかんと見つめていた。 ほぼ同様に、フロア中の視線が注ぐ]
……っ
[素早く手を伸ばす、その瞬間に悪魔の”魔除け盛り”が消えた。 有無を言わさず腕を引き脚を抱えて抱き上げる]
た、体調が悪いんだったよね!熱もある熱! インフルエンザとノロウィルスと水虫じゃなかったっけ! その上で酒を飲むからだろまずいこれはきっとアル中なのであれだ マスター休憩入りまーす!
[ヒソヒソ、ザワザワ、人外達の視線へ殺気を込めて忘れろの呪いを掛け。 人間離れした速度でバックヤードへばびゅんと消えた]
(239) tayu 2015/08/16(Sun) 13時頃
|
|
[ただ、バーにいたらダメそうな理由になるものを適当に並べただけで他意はない。 白癬菌汚染はないらしい店主>>*60を連れ去り、バックヤードから階段を駆け上ろう。
暴れられても落とさないけど、降ろせと命じられたら降ろすしかないので、]
立てなかったのに文句言うのは、だめ
[抱えた体を揺すり上げて、口を封じることにする。 柔らかな唇を塞ぎ、 囀る舌を奪って、 甘く霞む息を盗む。
少しワインの甘い味がして、いつかの接吻を思い出した] ………
(254) tayu 2015/08/16(Sun) 16時頃
|
|
[深すぎるキスで息の根が止まる前に勿論、二階にはつく。 抱えた荷物をベッドに下ろし、
顔を離し── たく、はない。
そのままのし掛かるように膝をベッドへ上げれば軋む家具の悲鳴。
『後で』はいつ? いま。
羞恥があるならば煽るように、 情欲があるのなら煽るように。 あるいはただ離れ難いと惜しむように、蜜の音を響かせる交わりに耽り、
頬へ髪へ触れる。渇き癒すおなじいろの花、 ああ、時が止まるようだと]
(255) tayu 2015/08/16(Sun) 16時半頃
|
|
──……。
ホレーショー…どっか痛いの。キツかった?
[セピアを覗き込む瞳は金色の水面のように揺れる。 互いの瞬きも聞こえる距離、僅かに目尻に朱を乗せた]
辛くても言わないのは俺のせい? 気づかなかったって後悔させたいなら。ずるい
(256) tayu 2015/08/16(Sun) 16時半頃
|
|
そんなの。 気にするし……
[少しずつ小さくなる声>>*63を耳に聞く。 いまは表情豊かな男の顔は、泣き笑いみたいに歪み、擦り寄った額をぐりと押し付ける。
ごめん
小さな囁きは花弁を揺らす弱い風。こちらもしょんぼりと萎れて、 同時に香るのは愛おしさ。 また──と求めてくれる心を垣間見、風が纏う淫蕩な蜜の香]
……。もうやだって言われたら、もうしないけど
[優しくしたい、とあの時ちゃんと伝えただろうか。 言ったはず。と 記憶は告げるが、きっと言っただけだ。
潤む眦へ唇を寄せる。 あまい、それは、人魚の涙よりもあまやかな]
(267) tayu 2015/08/16(Sun) 19時頃
|
|
[白と黒の夜の民、凛とした制服を指先で剥いで、 今宵は休憩。
シーツの白へ伏せさせた稜線へ、掌を触れた]
じっとして、いやって言うなよ
[偽物ではない真なる夜。 闇に射す燐光へ淡く裸身が浮かび上がる。
其処彼処に散る痕跡は求めた熱情の余白。 痛みを齎す程ではない、柔らかな肌下の紅華を緩やかに辿る。 悪魔の背に刻まれた爪跡が共鳴するように幽かに疼いた。それらもまた求められた夢の浮橋。
程なく掌は、細くなだらかな腰に、炎症を表す強張りを見出す。 指を添え、筋をほぐすように穏やかに撫でながら、 低く詠うように囁きかけた]
(268) tayu 2015/08/16(Sun) 19時頃
|
|
ホレーショー、俺は人間じゃない 近づきたいけど、ずっと、わからない だから君は俺に わからせるように。言ってくれるべき
優しくして欲しいならそう言って 酷く、して欲しいならそう言って
それで辛くなったら、そう言って。
悪魔にも…… 君を癒すことはできるのに、
[声を我慢しないで欲しい。
そう願って唇を落とした。 接吻の跡に、奇跡の行使、薄い燐光が灯る。首の付け根、脊椎の尖り。 しなやかに撓む背骨のひとつひとつ。 腰骨の輪郭へ。 擦られて紅く腫れた傷へ]
(269) tayu 2015/08/16(Sun) 19時頃
|
|
ん。ごめん もっと色々、伝えるべきで
[彼はこの存在の全てを知ることが出来るのだから]
それに、知りたがるべきだった 君が辛い思いをしているか、いつも考えて…きたはずのに
(313) tayu 2015/08/17(Mon) 00時頃
|
|
[この契りは未だ手探りのステップ。 大切に育むべき芽吹きを腕に抱く]
優しくしたい。加減はまだ …その、わからなくて、ごめん [抱きたい][愛したい] [もっと][いくらでも][尽きない] [でも] [優しくありたいんだ] … [好きだから]
もし君を傷つけたなら、気にする だから教えて 癒せと、言ってくれれば俺は[償える] [償えなければ、また罪に][潰されてしまいそうで]
まだ…怖いんだ。ごめん
でも愛してる、信じている
(314) tayu 2015/08/17(Mon) 00時頃
|
|
[痛みをやわらげて癒す為の淡とした動きは、 漏れ出る吐息のうつくしさ、声の暖かさ>>*68に、 煽られる]
…ン …ホレー、シ…
[彼を苛む痛みを奪い癒し、代償に、また一つ人の枠から離していく。 それがひどく 嬉しくて、 苦しくもある。人間という種族を愛しているから]
……
[背徳の快楽を囁く吐息。 いろに濡れる音へ耳を傾け、愛を捧げる。背に描いた澪が燐光を放ち、この身が高鳴った。
労わるだけの掌はやがて少しずつ、互いの熱を拾い集め。 漣寄せるこころを抱いた]
(315) tayu 2015/08/17(Mon) 00時半頃
|
|
[決して厚くない扉と床。 知られることを俺の魔術師である君が嫌がるなら、 響く愛らしい声ごと喰らってしまおう。
漂う気配と花蜜の香りだけは、一部の長寿には隠しきれなくても]
(316) tayu 2015/08/17(Mon) 00時半頃
|
|
[あまく響く声、真名を呼ばう声を喰らう。
ズン、と内腑を揺らして突き上げる熱塊、 熱源を幾度も抉り、抱いた腰へ打ち付け、烈しく、揺さぶる。 今ならば暴虐にも堪えると知っていて、求め合うままに。
注ぎ続ける灼熱は煉獄の快楽、 共に堕ちて、 剥き出しの魂が融け交じる――永劫の契り。
劣情も執着も罪であり愛であり、 真実。 合間、名を呼び返す声に交じり、 感謝を零すのも魂の声だった。
ありがとう。 足元に咲く小さな花を、求めてくれて**]
(332) tayu 2015/08/17(Mon) 01時半頃
|
|
― ある日の喫茶店 ―
[今年も、夏の陽射しが強かった。 教会の鐘楼の前を歩く男はそっと顔の前に掌を翳す。 光の加減によっては金色に光って見える薄茶の虹彩が、眩しさに収縮する]
…あちぃなもー
[日陰を求めて路地へ交じる足取りは確か。 腕に抱えるのは数冊の本で、その肩に、最近、ほとんど猿はいない。 豊かな感情を切り離すことで守っていた心は、意に沿わない契約を結ばなくなって随分、安定しているらしい。
カラン、と真鍮のドアベルを鳴かせた。 カウンターへ陣取る警備員兼雑用係は、暑い暑いと言いながらホットドリンクを注文する]
コーヒー、砂糖二つ。 …コーヒーたっぷりで
[昼は美味しいコーヒーと雑談と。 夜になれば逢魔時の喫茶店はバーとして、艶やかな花を咲かせている**]
(334) tayu 2015/08/17(Mon) 02時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る