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[ ふわり ] [ 誘われ ]
[昏い思考に囚われ黒く染まり掛けた魂の4+18周辺を、
しろい花弁はあやし擁くように柔く蕩揺たう]
[ はらり ] [ 抱き締め ]
[身体を奪われグロリアの器に収まるオスカーを殺め、
肉体さえも護れない魂は解けかけ片鱗ばかり]
[ 想い ] [ *ほろり* ]
メモを貼った。
〔振り向けば、新たな光がまた二つ〕
………
〔白く濁る人型は、曖昧な記憶を辿る。〕
……なぜ、人が死ぬの? なぜ、あなたは、人を殺すの?
〔問いかけは どちらに対してなのだろうか〕
メモを貼った。
〔黒い染みが広がる魂を花弁が包む〕
……聞こえる? 感じる?
〔手を伸ばし、共にオスカーを救おうと。〕
届くかな みんなの『愛』が
〔伝えよう。 あなたを守りたいと。全て壊れてしまう前に。〕
愛されて、いるんだよ?
【人】 店番 ソフィア[オスカーが、崩れ落ちるよう膝を付くのにも少女の悲鳴にも。 (1) 2010/08/13(Fri) 14時半頃 |
【人】 店番 ソフィア………。 (2) 2010/08/13(Fri) 14時半頃 |
良家の息子 ルーカスの背に舞うしろい花弁――― *ひらり*
―回想―
〔テッドに手を引かれていく妹を追うように、魂は漂う。〕
〔二人の会話を聞き、彼の正体と、人狼にかけられた呪いの正体を知る。〕
……欲望は戦乱を巻き起こす負のエネルギー……。
〔言葉を繰り返し、俯く〕
〔本当にそうだろうか? 例えば、大切なものを守りたいと願うこの気持ちも、『欲望』と言いはしないだろうか?〕
…… 何が、違うのかしら?
〔この青年と自分の『思い』。 何かを守りたいと思う願い、生きたいという願い〕
〔おなじなのかもしれない。 でも違うのかもしれない。〕
〔逡巡するうち、白い狼は、現れたオスカーを襲う〕
……… ごめん。 また守れなかったね。
〔微かにグロリアの面影を映す白い人型は、クシャリと顔を歪めた。
〔魂は妹の傍にいるから、兄の心に芽生えた「もの」を 未だ知らない.〕
.
―回想:第二部より―
〔弟のように思っていた少年(フィリップ)は、人狼だった。
わずかに秘めた魔力から、魔法の夢でそれを知ったとき、これから愛そうとしていた青年(ベネット)を、少年は殺していた〕
〔小さな魔女(ゾーイ)に教えられ、愛を拒み人を隔てていたのは自分の方だと気づいた自分。〕
〔何かから逃げるように、自分をさらって走る少年に、私は叫ぶ。〕
〔誰かから愛されていることに気づいていないあなたは、私を愛することはできない〕
〔少年は石に変わり、村を守っていた愛の精霊の化身「ティナさま」が崩れて、愛の精霊が甦った。〕
〔オルグイユ村に向かうことを決めた私は、少年を砕く茶褐色の女性を見た〕
【人】 店番 ソフィア―診療所近く― (17) 2010/08/13(Fri) 21時頃 |
【人】 店番 ソフィアそういえばこれは……? (18) 2010/08/13(Fri) 21時頃 |
【人】 店番 ソフィア―森の入り口― (21) 2010/08/13(Fri) 21時半頃 |
【人】 店番 ソフィア……自分を殺すのは面白くないので。 (26) 2010/08/13(Fri) 21時半頃 |
【人】 店番 ソフィア墓参りですよ。 (28) 2010/08/13(Fri) 22時頃 |
【人】 店番 ソフィアふふ……あははははははははっ! (29) 2010/08/13(Fri) 22時頃 |
【人】 店番 ソフィア助けてあげましょうか? (34) 2010/08/13(Fri) 22時頃 |
【人】 店番 ソフィア……いいですよ。 (38) 2010/08/13(Fri) 22時半頃 |
【人】 店番 ソフィア[蹴りかけられた土を避け、ルーカスの進路を妨害するよう着地する。] (43) 2010/08/13(Fri) 22時半頃 |
【人】 店番 ソフィア………痛っ。 (48) 2010/08/13(Fri) 23時頃 |
【人】 店番 ソフィア[伸ばした手は思いの他、強く振り払われ。] (51) 2010/08/13(Fri) 23時頃 |
・・・そうよ。結局はそうなの。
[ルーカスの怒りを目にするとフランシスカは呆れたような目で彼の形相を見る。]
『綺麗事』を言っても、所詮『ニンゲン』は自分の気の赴くままに動くの。
[フランシスカは静かに言葉を繋ぐ。]
自らの『欲望』に突き動かされて。
結局は信用した相手が騙される。
[フランシスカが語るのは、ムート村での出来事。]
愛だの、勇気だのを、勘違いして、信じて、裏切られて。
結局バカを見るのは正直者。
[フランシスカの言葉は感情を込めないまま、淡々と続く。]
だから、あの子はあたしが粉々にした。
[フランシスカは焼けただれた跡が残る右手をそっと覗く。]
フィリップは勘違いしてたから。
あの子が誰かを騙しても、誰かに騙されても、不幸になるのは同じ。
それならいっそ
[フランシスカの言葉が止まり、続く静寂−
しばらくののちに紡いだ言葉は−]
くだけちったほうが しあわせ
言葉が風に流されて消えていく感覚をふわり、ふわりと*感じている*
【人】 店番 ソフィア[少女の大きな声に。 (53) 2010/08/13(Fri) 23時半頃 |
【人】 店番 ソフィアお蔭で、体の調子がいいですよ。 (56) 2010/08/14(Sat) 00時頃 |
メモを貼った。
[土の加護を与え砕かれた石像を修復した魂は、
散り散りに蕩揺たうしろい花弁はフランシスカの傍]
[ ふうわり ]
[明確に殺意を持ち対峙叶わずも肉体から離れる魂へ、
語らず想いあかい花の飾られていた*黒髪を掠めた*]
[ はらはら ]
[しろい花弁は生前に祖父のように慕った人を探す態。
診療所を中心に村の其処彼処へ彷徨わずも*舞う*]
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
[触れられぬ魂は 力持たぬただの老人。
ただただ 見えるものを見るしかなく
ただただ 聞こえるものを聞くしかなく]
今 ボクがボクを認識できるってことは
知識として留め置く事が出来る場所が
「脳」じゃないくて…精神(こころ)、という事?
それともそれもただの残滓で、もう消えてしまうものなのかな。
[村の中 若者達の声が届く。見える。
老人は未だ診療所の跡地に ぼんやりと立ち尽くし]
触れられなければ。
人狼も 人間も 子供も老人も 男も女も
全て共に在れる――そういう事…なのかなぁ。
それでも 生にしがみつく。
本当に…――
[ゆらり 老人の姿はぼやけ
白い霞のように 揺れる**]
メモを貼った。
【人】 店番 ソフィア…さあ。 (62) 2010/08/14(Sat) 14時半頃 |
【人】 店番 ソフィア……、………でも。 (63) 2010/08/14(Sat) 14時半頃 |
〔ゆっくりと、茶褐色の肌をした女性を振り返る〕
…… そうね。 確かに、欲望に突き動かされて、人は生きているわ。
〔誰かを守りたい。 誰かを愛したい。 誰かを……コロシタイ〕
でも、信用していた相手に裏切られても、私はその人を信じていたい。
……その人がまた、振り向いてくれるまで。
砕けた方がましなんて、言わないで。
あなたは、奪ったのよ。彼の『未来』を。
これからいっしょに許しあって一緒に『生きる』ことができるかもしれない未来を。
あなたは誰かに裏切られたの?
そう感じたのは、その人が好きだったからでしょう。
愛したいと願ったからでしょう。
なぜ壊してしまったの? なぜ、歩み寄ろうとしなかったの?
なぜ、全てを否定するの?
――
〔そう、きっと。 それが違う。 私は信じているから。〕
〔いつか、閉ざされていたポルクスの心の扉が開くと信じているから――〕
メモを貼った。
きれいごととあなたは言うでしょう。
あなたは可哀想な人。
あなたは知らない。
誰かを信じようとする勇気
誰かを受け入れようとする愛
ともに歩いていこうとする希望
………
何も知らないのに「砕けてしまったほうがいい」なんて、きれいごとをいわないで!
〔白濁した魂は、強く点滅し叫ぶ。〕
[ ゆらゆら ]
[診療所の跡地に立つロミオの
背を擦り触れる事も出来ずただ傍で震える花弁]
[ もよもよ ]
[目も前でグロリアの身体にナイフを振り上げた。
ロミオに牙を剥き診療所を焼いたフランシスカ。
ロミオの言の葉
霞む魂の傍で舞い撫ぜたいのは触れられぬ*身ではなく*]
【人】 店番 ソフィアじゃあ、それを殺せばいいでしょう。 (67) 2010/08/14(Sat) 22時頃 |
【人】 店番 ソフィア[爛々と輝く『証』は欲望を――憎悪を掻き立てる。] (68) 2010/08/14(Sat) 22時頃 |
【人】 店番 ソフィア…………ッ! (71) 2010/08/14(Sat) 22時半頃 |
【人】 店番 ソフィア奇麗事だらけの『勇気』ある者が俺から全てを奪い! (73) 2010/08/14(Sat) 22時半頃 |
【人】 店番 ソフィアわおおおおおーーーーーーん! (79) 2010/08/14(Sat) 22時半頃 |
【人】 店番 ソフィア―――ッ!? (81) 2010/08/14(Sat) 23時頃 |
【人】 店番 ソフィア―――ッ!!? (89) 2010/08/14(Sat) 23時頃 |
【人】 店番 ソフィア[ルーカスの言葉に狼は目を見開き。 (93) 2010/08/14(Sat) 23時半頃 |
【人】 店番 ソフィア[少女の小さな手が『証』たる首輪に触れた時。 (97) 2010/08/14(Sat) 23時半頃 |
【人】 店番 ソフィア―森の中の墓標― (102) 2010/08/14(Sat) 23時半頃 |
[しろい花弁が 近く 揺れた気がして
霞む老医者であった魂は目を細める。
ひとのかたちを留める自身の魂。
ひとの形が正しいのかどうかは、判らない――識らない。]
…五感が無い今。
「感じる」のは――脳に信号が行くわけもなし。
ああ―― 無力だね。
本当に…――
「いっしょ」だ。
[その姿は更に 霞む**]
【人】 店番 ソフィア[掛けられた声に、泣き震える肩がぴくんと止まり。] (106) 2010/08/15(Sun) 00時頃 |
〔 飛び交う怒声 混じり合う肉体〕
〔兄とポルクスの叫びを、妹を案じながら、魂はフワフワと辺りを漂っていた。〕
……気づいて。
心の扉は、もう開いているから。
〔魂は、ポルクスを抱きしめようと手を伸ばした。〕
気づいて。 お願い。 愛されていることに。
〔その言葉は、ポルクスに、オスカーに、フランシスカに向けられていて*〕
〔
……そう。
形は違っても、みんな、魂は、心は「いっしょ」*。
【人】 店番 ソフィア…………。 (110) 2010/08/15(Sun) 00時頃 |
【人】 店番 ソフィア……カストルは、殺される直前『助けて』と叫びました。 (113) 2010/08/15(Sun) 00時半頃 |
【人】 店番 ソフィア頑張る……ね。 (115) 2010/08/15(Sun) 01時頃 |
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