人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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視点:


【人】 掃除夫 ラルフ

― 前日/一階 ―

[フランシス>>2:483が呼び止める声は聞こえなかった。
 一階へと降りた先。

 血の匂いの元には、シメオンと、フィリップの姿。

 彼の傍に駆け寄り]

 ……君が、心配だったから……

[琥珀を細めて、小さくつぶやく。

 たべたくない、と気絶したフィリップを支えることもできず。
 ホレーショー>>2:500が抱えていくのを見る。

 シメオンたちから少し離れた場所でへたり込み。
 温泉から出てきたノックスたちにも気づかないまま]

(1) 2014/11/19(Wed) 08時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 前日 ―

[フランシス>>2:517に言われるまま、温泉で傷を洗う。
 駆け出したことへの言い訳をすることもなく。

 温泉の匂いに、ゆるりと瞳を伏せる]

 ……うん……

[小さく頷き。
 フランシス>>2:519と一緒に三階へと戻った。
 ドナルドの様子がどうだったのか見ないままに、休めといわれて。
 ことん、と糸が切れるように、眠りにつき。

 次、朝日が雲の切れ間から差し込むまで、目覚めない**]

(2) 2014/11/19(Wed) 08時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 08時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 08時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 13時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

― 翌朝/三階、個室 ―

[眠っている間、優しい手を感じていた。

 夢を見ない眠りから、ゆるゆると目覚める。

 朝日が、ほんのわずかな間顔を出して。
 その光で目覚めるけれど、またしばらくすれば分厚い雲に覆われる]


 ……いっ……

[起き上がろうとして、腕をついたとき。
 肩口が引き連れる痛みに息をのんだ。

 悲鳴を上げかけて、抑える。
 ドナルドやフランシスはまだ寝ていただろうか]

(18) 2014/11/19(Wed) 13時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階個室 ―

[フランシスが眠っているのを見る。

 昨日、心配をかけたことを思い返し。
 隠し事がばれただろうかとわずかに瞳がかげる]

 ……

[フランシスと、ドナルドを見つめて、ため息をひとつこぼした]

(27) 2014/11/19(Wed) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

 おはよう、フランシス。


[痛み止めの、苦い薬>>29.
 それをみて、眉をひそめるけれど。
 心配をかけてしまっているから、しぶしぶと飲んだ]


 ――……にが……

[水で流し込んだけれど。
 苦さは変わらず。

 もう一口、水を飲んでフランシスを見る]

 ……フランシス、昨日……

[何か気づいたかと、小さく問いかける]

(32) 2014/11/19(Wed) 14時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

[フランシス>>35をじっとみつめ。

 ベッドの上、毛布の端をもてあそぶ。

 ドナルドを起こさないよう、小さな声で]


 ――うん……

 俺、昔、からそうだったから……先祖がえり、ってやつ。

[ぽつり、呟いた。
 「声」が届く相手は、家族にはいなくて。
 理解してくれることもなく。

 ただ、人には言わないほうがいいのだと、理解した幼いころ。
 それ以来、はじめて、口にだした]

(37) 2014/11/19(Wed) 14時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

[長老が伝えていることのなかにあるとは思っていなかった。
 ただ、そういうものなのだと、理解しているだけで。

 でも間違いではないから、ゆるく頷いた]

 フランシスが謝ることじゃない……
 俺が、いわなかったから……

 ――だから、フランシスのせいじゃないし。

[知られるのはよくないことだと、そう思っていたから]

 ――衝動も、ここにくるまで、こんなに強く感じなかったし……
 だから、フランシスのせいじゃ、ない……

[それでも、きっと。

 ――食べてしまう気が、した**]

(43) 2014/11/19(Wed) 14時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 14時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

 うん……

[秘密にしていたことを咎められなくて、ほっと吐息をこぼす。

 知られれば、親と同じように拒絶された可能性もあって。
 そうならなかったことに安堵した]

 ――ほかには、いない……

[フィリップの声が聞こえたのを誤魔化す意味はないから素直に頷き。
 それ以外の声は聞こえないから、首を振った。

 撫でてくる手>>46に瞳を細め]

 いまは、落ち着いてる。
 でも、いつどうなるか……わからない。

(96) 2014/11/19(Wed) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[いままでは、衝動を感じるほど深入りする前に、人々の前から通り過ぎていたから。
 街中で、いろんな人に話しかけていれば、少ない人数を相手にするよりも一人当たり接する時間は短い。

 ドナルドのように――誰かに恋をしてしまったら。
 きっと、その瞬間に押さえが利かなくなるだろうと、
 ドナルドのようにはできないだろうと、わかっていた]

(97) 2014/11/19(Wed) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[明るく言うフランシス>>50に小さくうなずく。
 空腹は、より衝動を高めるだけだとわかっている。

 休んでて、というフランシス>>51が歌を歌うのをみる。
 ドナルドへの触れ方が、いつもとすこし、違うようにもみえた]

 おはよう、ドナルド。

 ……いたみどめ、飲んだから。

[心配してくれるドナルド>>63に、薬を思い出したかのように苦い顔をした。
 肩に巻かれた布を軽くなでる]

(98) 2014/11/19(Wed) 19時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 いってらっしゃい?
 ――俺は、いかない、けど。

[案じる様子>>76にふるりと首を振った。
 ドナルドがフランシスへと向ける言葉に、二人の関係が微妙に変わっているような、代わっていないよな、ふしぎな感覚を覚えて瞬く。

 こちらを見るフランシス>>81に首を振った。
 昨日、湯にはいったことでもあるし。
 地に汚れた服も、新しいものに着替えはすんでいる]

 ――フランシスが、行きたいなら、ドナルドと一緒のほうがいいかも。

[そういって勧めてみたけれど。
 過保護な保護者が、いま、自分の傍から離れるかどうかはわからない]

(99) 2014/11/19(Wed) 19時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 19時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

 俺は、大丈夫なのに……

[心配性の保護者>>102が、ドナルドに言い聞かせているのを見ながら、ぽつりと呟く。
 でていったドナルドを見送り。

 一階は片付けられているのだろうか。
 ふと気になったけれど、片付いていないのなら、フランシスが一人で生かせるわけもないかと思う。

 廊下から、かすかな血の匂いを感じる。
 それはノックスが拭っていた時>>87で、フランシス>>103が声をかけるのを聞いた]

 ……ノックスさん?

[呼ばれた名前に首をかしげ。
 外をみる]

(105) 2014/11/19(Wed) 20時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[フランシス>>107にしかられて首をすくめる。
 心配されているのはわかるから、それ以上は口にしないまま]

 うん……

 掃除?

[首をかしげたところで、ノックス>>108の言葉をきいて]

 ……血の、におい……

[一番、濃く感じるのは、べつの、個室から。
 困ったような笑みと、廊下に残る拭われた赤と。

 ゆるりと瞬いて首をかしげた]

 ――ノックスさんは、あのあと、怪我とか。
 してない……?

[ふと、不安になって尋ねる]

(110) 2014/11/19(Wed) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[あのとき、包帯を巻いた手を見る。 
 それ以外の怪我が増えていない様子>>112に、ほっと吐息をこぼす]

 それならよかった……


 俺は、ちょっと……たいしたことはない、けど。

[怪我をしなかったと嘘をつくにも、フランシスが傍にいるからできず。

 肩口の包帯はシャツのしたに隠れているから、それほど大げさには見えない、と思う]

(115) 2014/11/19(Wed) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[心配げなフランシス>>114の視線には気づかないまま。

 血の匂いに、瞳が揺れる]

 ……俺は、居間に、いることにする、ね。

[フランシスの手伝いで、血のある場所に向かうのは危険だと思ったから。
 そういって、階段を下りる]

(119) 2014/11/19(Wed) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ――俺は、大丈夫だよ……

[ノックス>>120の言葉に、小さく首を振った。

 もう会わないといわれたけれど、どうしたって顔をあわせるから。
 なんでもないふりをしている。


 ……いまだって、そう、できるならば。
 そんな思いは奥底に沈めて]

(127) 2014/11/19(Wed) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 二階/廊下―

[背中を撫でるフランシス>>125にうなずいたけれど。

 ノックスが居間に入るのを見て、廊下でためらっている。

 プリシラも階段を下りていったのが見えるけれど、声をかけることはないまま。
 フランシス>>126が制止する声がきこえて、瞬いた]

(128) 2014/11/19(Wed) 21時頃

ラルフは、ノックスの悲鳴にはっとして

2014/11/19(Wed) 21時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

―  二階/居間―

 ――なにが、あったの?

[ためらっていた居間の中へと足を踏み入れる。

 トレイルと、ニコラ。

 血の匂いが強いのは、ニコラで。
 ちらりと彼をみるけれど。

 悲鳴を上げたノックスのほうへと、すぐに視線を向けた]

(137) 2014/11/19(Wed) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 二階/居間入り口傍 ―

[なにか不穏な音がした。

 痛みを訴える声>>141と、茶をかけるトレイルの姿。
 その手元にある鍋のふたと、ノックスがいる位置をみて]

 火傷した?

[近寄らない。
 近寄る危険は冒せないから、居間の入り口から、
 心配そうに声をかける。

 駆け込んできたフランシス>>147に、振り向いて]

 鍋のふたが、熱くなってたみたい。

(148) 2014/11/19(Wed) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


[ノックス>>149が倒れているように見えて、わずかに動揺するけれど。
 すぐにニコラたちへと近づく様子に、大丈夫そうだと思う。

 トレイル>>150のうなずきを見て]

 ……外から雪、もってこようか。

[冷やすのなら、居間にある水よりも有効だろうと思う。

 ノックスが二人を大事にする姿をみたくないという思いもあって、問いかけた]

(155) 2014/11/19(Wed) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ……うん、大丈夫だよ。

[心配するフランシス>>154にはゆっくりとうなずく。
 取り乱したノックス>>159の様子に、わずか瞳を細めて]

 じゃあ、とってくる。


[雪を入れる器をとりに、一度炊事場へと向かい。
 器を手にして一階へと向かう。

 フランシスが下へと向かった様子だから、途中姿を見るかもしれないとは思ったけれど]

 ……フィリップ?

[フィリップと一緒にいるのには、驚いたように瞬いた]

(162) 2014/11/19(Wed) 22時頃

ラルフは、ベネットの傍を通りかかったときに、鳥の声。

2014/11/19(Wed) 22時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 掃除夫 ラルフ

[器を持っているから、耳をふさぐことができなくて。 
 耳が痛かった。

 少しばかりなみだ目になりつつ、フィリップを見やり]

 ……よかった。

[その姿を目にしてほっとする。

 わかってはいたけれど、やはり見たことによる安堵は、大きい]

 上で雪が必要だから、取ってくるね。

[それはフランシスに告げる言葉で。
 二人の傍を通り過ぎる]

(168) 2014/11/19(Wed) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 大丈夫?

[階段を滑った様子には、さすがにあわてて。
 しりもちをついたフランシス>>171を、足を止めて見上げた。


 階段を下りている途中だったから。
 フランシスと近ければ巻き込まれていたかも知れず。

 痛みはそれほどではない様子に心配そうな視線を向けたまま]

 ……フランシスも、気をつけて。

[ひとつ頷いて、玄関へと向かう]

(172) 2014/11/19(Wed) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[はにかむフィリップ>>175に笑みを返し。

 フランシスを助け起こそうとしているのが見えたから、フィリップに任せて玄関を開ける。

 だいぶ、雪の重みであけにくくなった扉を開ければ。
 冷たい雪が吹き込んできて]

 わぷ……っ


[一気に押し寄せる冷気にぞくりと震える。
 
 外に出るまでもなく、かなりの雪が玄関の外に積もっている。
 雪よけも一応あっただろうけれど、あまり意味はなしていないようで。

 手を伸ばして、器に雪を詰め込んだ。
 あっというまに、指先が冷たく、赤くなる]

(179) 2014/11/19(Wed) 22時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 掃除夫 ラルフ

― 一階/玄関 ―


[器に、雪を山盛りに詰めて。
 
 その冷たさで指先が痛む。

 外の吹雪はいまだ収まる様子を見せず、吹き付ける雪で髪が白くなり]

 ――まだ、当分無理そう……

[どこか、安堵のにじむ声で呟く。
 吹雪のそら、厚い雲に覆われているのを見上げ。

 器を床においてから扉を閉める]

(188) 2014/11/19(Wed) 22時半頃

[少女について書かれた文章には続きがある。

禁断の赤い果実――欲望の実を食べた少女は、
街を追われることになる。
実を食べたものは皆魔物になってしまうと信じられていたからだ。
友人達にも、両親にも責め立てられ、しかし愛しい人がいる街から離れたくなかった少女は、街の中を逃げまどう。
逃げ切れなくてもいい、せめて最後に愛しい少年に会えたら
――少女の願いが通じたのか、少女の前に少年が現れた。

「僕はずっと君を見ていた」
少年は、少女にそう告げる。
少女が少年を見ていたように少年もまた、少女を見ていたのだ。
「だからせめて君が魔物になってしまう前に、
綺麗なままで終わらせてあげたいんだ」
少年は手にしていた槍で少女の腹を刺し貫く。
少女は、最後に少女に会えた喜びと、想いが通じていたことの嬉しさの中で息絶える。

それが、少女の結末。]


[少女は幸せな最期を迎えた。

――では、自分はどうなのだろう?]


[救いは、そう簡単には訪れないらしい。
ただの肉の塊となり果てた自らの死体を見下ろして、ディーンは小さく息を吐く。

彼に食べられたことも、その所為で命が潰えたことも自分の選択の結果だ。構いはしない。しかし、何故死して尚自分がこの場にいるのかがディーンには理解できない。自分の選択の結末を見届けろ、ということなのだろうか。]

 ――……。

[何にせよ、自分の身体に用は無い。
これはニコラにあげたものだ。
ディーンは部屋を出て廊下に向かう。
拭かれた痕跡がありながらも、まだうっすらと血の跡が残っている階段を降りていく。足音はしない。]


【人】 掃除夫 ラルフ

― 二階へ ―

[扉を閉めたあと、二階へと戻る。

 ドナルドを呼ぶフランシスの声が聞こえたけれど。

 上で待っているだろうから、いまはフランシスたちがいるのとは違う階段を使って]

 あ、おはよう。

[朝とはいっても、日が昇ってからそれなりに時間はたっている。

 そんな挨拶を、バーナバスに向けながら、居間へと入り]


 お待たせ。

[亀のようなトレイルとか、なにか笑ってるノックスとか。
 それを見ているニコラといった少しふしぎな様子に瞳を瞬かせながら、
 雪の入った器を差し出した]

(193) 2014/11/19(Wed) 23時頃

ラルフは、ニコラスに、これでひやして、と雪を示す。

2014/11/19(Wed) 23時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/19(Wed) 23時頃


[死体の前にいる人は、藁に包まれた物をじっと見ていた。
―――食べられたのだ、とわかった。


でも、この人は誰だっけ。
悲しそうな目をした、若草色の髪をしたこの人は、誰だっけ]

 ………名前、なぁに

[眠るような、赤に濡れた金髪の、自分。
知っているのに、わからない。

問いかけても当然、答えは返ってこない]


― 2階・居間 ―

[血の足跡が消されていても、彼の居場所はすぐに分かった。
恐らく、彼がずっと持っていると約束してくれた自分の瞳があるからだろうとディーンは推測する。
物音も無くすり抜けるように居間に入る。
ペチカの温かみは感じられない。]

 ――……ニコラ。

[ずっと一緒だと約束をした。
吸い寄せられるかのようにニコラの傍に立ち、柔らかな日の色の髪に唇を落とす。

そういえば、全てをあげるとも約束した。
今のこの――幽霊ともいうべき自分は、どのようにして彼にあげれば良いのだろう。]


[自分の全てを捨て、愛しい者に全てを与えたディーンには、
他に傍にいるべき相手はいない。
大切なもの――大切だったものは、昔馴染みに託してきた。
本当はあったかもしれない傍にいる資格すらも、捨ててきた。

ベネットならば彼を正しく守ってくれるだろうと信じていた。
彼の命ももう失われているのだとは、まだ、知らない。]


【人】 掃除夫 ラルフ


 ――どう、いたしまして。

[ニコラ>>203が動いたとき。
 漂った香りに、息を呑む。

 三階の、血の匂い。
 ノックスがしていたこと。

 それを思って、ゆるりと瞬き]

 っ――、あ、ありがと……


[血に気をとられていて、ノックス>>204の動きに気づかなかった。
 雪を払うしぐさに、そわり、落ち着かなくて。
 離れたことがほっとしたような、残念なような。

 トレイルが、その背を追ったのを見て視線をそらす]

(207) 2014/11/19(Wed) 23時半頃

[置いてきたもの、ひとつ。
それが名前。

顔をあげて、振り返った。
一歩踏み出すごとに、少しずつ何かが毀れていく。

少しずつ身体が、軽くなっていく。
意識せずとも―――

意識とは、なんだろう]

 なん、だっけ

[生きているうちに諦めたものから、ひとつずつ、毀れていく]


【人】 掃除夫 ラルフ

[視線をそらしていたから。
 トレイルの笑みにも気づかなくて。

 近づいてくる足音に、首をかしげて視線を戻す]

 ……トレイル?


[言葉が話せない相手に問いかけるけれど。
 言いたいことを読み取れるかどうか、不安をおぼえて、じっとみる]

(211) 2014/11/19(Wed) 23時半頃

 フィ、   リップ

[違う、と思った。

いや、違わない。
それは確かに彼の名前で―――  でも]


【人】 掃除夫 ラルフ

[ポトフの入った器。
 温かな湯気が立つそれを見て。

 中身を覗き込むしぐさと、こちらを見る様子。

 考えるように首をかしげた]

 ええっと……

 ……もしかして、俺に?

[もってきたのかと、瞳を瞬かせる。
 トレイルとはいつもすれ違っていた気がして。

 温泉での、あのしぐさの意味も、よくわかっていなかったから。
 いまも間違っているかもしれないと思いながら問いかけた]

(216) 2014/11/19(Wed) 23時半頃

[二階に続く階段を見上げた。
その途中、あのあたりで、涙を零した"記憶"があった。

もう靴音はしない。
段が軋む音もしない。

暖かさに包まれていた、昨日。
腰を下ろしていた段に手で触れて、
そしてそのまま、さらに上へ]


【人】 掃除夫 ラルフ

[トレイル>>219が頷くのに、ゆるく瞬く。

 それから、小さく笑みを浮かべて]

 ――?

[礼を言って受けとろうとしたら、器の位置が、違う。
 背伸びをするトレイル、高い位置の器]

 トレイル……?

[問いかけと、器が傾くのは同時で]

(222) 2014/11/20(Thu) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ――――あっっ!

[そこが焦げ付くほどに煮立ったポトフの、汁。
 それを被った熱さに、顔をおさえて、うずくまる。


 髪についていた雪など、当のむかしにきえてしまって、いた]

(223) 2014/11/20(Thu) 00時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ぐらぐらに煮立ったものは水で薄められていたようだけれど。
 それでも、被るには熱すぎるもので、

 ポトフの、溶けた具材が肌をたどる熱さに、とっさに手で払うけれど。
 玄関で冷えた肌には、厳しい温度差だった]

 ……っ、なに、なんで……

[痛みを堪えて、呟く]

(228) 2014/11/20(Thu) 00時頃

[ニコラが大事に抱えているもの。
それが自分の眼球だと、すぐに気付いた。
彼は言った通りに、大事にしてくれている。
いずれは腐り落ちていくけれど、せめてそれまでは、彼の手の中にあって欲しいと願うばかりだ。

居間に起こる出来事の全てを視界に収めながら、ディーンが意識するのは彼の周りのことに限られる。
ニコラの横に並ぶように立ちながら、ディーンはそっと指先で明るい金の髪に触れていた。]

 …………?

[何かの動く気配がする。
人の足音とはまた異なる――ずっと前から慣れ親しんだ気配だ。]


フィリップに追い抜かれてぼんやりと見送る形に


ラルフは、トレイルが紡ぐ声は聞こえず。腕が回るのに、うすらと瞳を開く。

2014/11/20(Thu) 00時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[とっさに瞑った瞳には、かかっていないけれど、
 落ちる雫がにじんでいたい。

 ぼやける視界で、目の前にあったのは――]

 っっ――、なん、で……

 とれい、る……どうして……

[行われたことと、今、撫でている手。
 それがわからなくて、
 ゆがんだ笑みにおびえながら問いかける]

(238) 2014/11/20(Thu) 00時頃

[二階に着くころには、もう前をかけていった彼の名前は忘れてしまった。
もう呼ぶことはないだろうから、問題ないだろう。

大きく開いた扉。
ラルフ、という"名前"が聞こえた。
顔が浮かんで――すぐに消えた。

此処には入りたくなかったような、気がする。
俯けば、入り口入ってすぐの場所、
誰かの足にけられたのか、隅のほうに
何かの、包みが見えた]


 ――……シメオン?

[まさか、そんなはずはない。
思い浮かんだ名前を口にしてから、ディーンは瞼を伏せる。

しかし、他に慣れた気配だなんて思うものがあるだろうか。
自らの欲望を認めるまで――自分の「太陽」を見つけるまで、
ディーンの一番近くにいたのは、彼だ。

勘違いであって欲しい。
死して尚身勝手なことを願い、ディーンは重い溜息をついた。**]


メモを貼った。


【人】 掃除夫 ラルフ

[唐突な行為と、熱い痛みに混乱している。

 それなのに、トレイルが撫でてくるのが、わからなくて。

 ノックスが呼ぶ、トレイルの名前が聞こえ。
 フィリップの、呼び声も、聞こえて]

 ――っぅ、……いた、い、
 から、はなれ……

[髪や顔にかかったものは、痛くてあついけれど、火傷というほどではなく。
 けれど、汁を吸った服が、そこに触れる肌が。
 なによりも肩口の、傷が――熱を持ったように、痛む]

(243) 2014/11/20(Thu) 00時頃

[知らない"名前"が聞こえて、顔をあげた。
誰、だったろうか。「友達」の頭を撫でている、人。

目が合った気がしたけれど、そんなはずはない。
そんなはずは、ない。

ゆっくりと首を振ると、その場にしゃがみこんだ。
転がっている包みに手を伸ばす。
触れ―――られなかった]


【人】 掃除夫 ラルフ

[トレイルが考えていることはわからず。
 熱い汁を吸った服が、肌を傷める感覚に、眉を寄せて。

 脱いでしまいたいのに、トレイルの腕が邪魔をする]

 い――っ! 
 ……とれいるっ、やめ……っ

[フィリップの声も、ノックスの声も。
 聞こえているはずなのに。

 噛み付かれる痛みに、身をよじる。
 トレイルを突き飛ばそうとして――]

(252) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

 ……駄目、だなぁ

[何も出来やしない。
溜息,ついてー―空気は震えなかったけれどー―そのままこの暖かいだろう場所を出ようと背を向けて、

一度、振り返った。
目は合っただろうか。

そんなはずは、ないけれど]


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 00時半頃


[上を目指す。
欠片を拾いに、新たな記憶を零しながら、上へ。

いつの間にやら靴も忘れて裸足だったけれど
床の冷たさから感じる痛みも忘れてしまった。

それでも右足は引きずって、階段を上る**]


メモを貼った。


【人】 掃除夫 ラルフ

[ノックス>>244がかけてくれた布で視界が覆われる。
 その冷たさが、熱を持った肌にはちょうどいいけれど。

 噛み付かれた傷口>>254が、そのまま、
 ひきはが、されて――]

(258) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 あああ―――!!!

[ぶち、と、引きちぎられた、感覚。
 激痛に、叫ぶ。

 フィリップ>>253がなだめる声は聞こえたけれど。
 赤い血が流れ出て、ただ、痛みにうめく。]

(260) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ……い、ぅ……

[苦痛に、うめく。
 フィリップ>>259に抱きしめられて、庇われる。

 縋るように、フィリップの服を掴み。
 ポトフの汁で汚れた服が、赤に染まっていく。

 トレイルが何を思って、行ったのかなんて、わからないまま。
 ただ、激痛になにも考えられないまま。
 フィリップ>>262が手当てしてくれることすら、痛みにかすんで理解が追いつかない]

(266) 2014/11/20(Thu) 00時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

v[トレイルの、聞こえないはずの笑い声が聞こえた気がした。
 ノックスの服が外れて、トレイル>>261>>263が見える]

 ――っ

[ポトフの汁がついた服が、肌から離れる。
 触れていた箇所は、赤く、火傷になっていて。

 肩口の傷は、肉が削げて、赤い血が流れ出たまま。
 止血のための布も、紅に染まる]

  ぃ…り、っぷ……

[ただただ、痛みに耐えるように名を呼び。

 フランシスの、声が聞こえて、琥珀がその姿を探した]

(272) 2014/11/20(Thu) 01時頃

ラルフは、ドナルドの声にも、その姿をさがした。

2014/11/20(Thu) 01時頃


【人】 掃除夫 ラルフ


 ……フィリップ……

[痛み訴えるように、名を呼び。
 フランシスやドナルドを見て、少し、安心する。

 噛み千切られた傷口は、ポトフの汁が触れていたこともあり。
 空気に触れるだけでも、いたくて。
 鼓動が脈打つたびに、血が流れている気がした]

 ――っ、……

[ニコラの案じる言葉に、声を返すことができず。
 トレイルへとかけていた言葉は、断片的に聞こえていて。
 おびえたように視線をそらす]

(281) 2014/11/20(Thu) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[フランシス>>283の、ドナルド>>284の顔を見て、安堵に少し、力が抜ける。

 ノックス>>285の声に、視線を向けるけれど。
 その腕にいるトレイルを見たくなくて、フィリップの影に隠れた]

 ……っ、……

[頭から被ったポトフは、冷え始めているけれど、まだ熱を持っていて。
 額から、右ほほにかけて、じんじんと痛む。

 傷口を焼く、という話に青ざめながら]

 ……そ、れしか、
    ないなら……
  それで、い……から……

[耐えられると、ドナルド>>284に頷いて見せるけれど。
 優しいフィリップの声に、こわい、と唇が動く]

(291) 2014/11/20(Thu) 01時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 01時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[ひやりとした冷たさ>>292に、瞳を閉じる。

 ドナルド>>294に小さく頷いて]

 ―――ぁっ!

[冷たい水が流れる。
 傷口から血が流れて、えぐれた肉が見える。

 赤くなった火傷が冷える痛みと、傷に触れる痛みに、堪えきれずに悲鳴が上がり]

(297) 2014/11/20(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[フィリップ>>296の背に、右腕を回して。

 軽く触れる口付けに、ゆるりと、琥珀がフィリップを見つめた。
 向けられた笑みをみて、ほっとしたように笑みを返す]

 ん……

[こくりと頷き、瞳を閉じる。
 ナイフは見えないけれど、熱を持ったものが近づくのを感じて――]

(298) 2014/11/20(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ――――っっ!


[声にならない悲鳴が、あがる。
 じゅう、と焼ける音が聞こえた。

 フィリップに縋る手は、きつく握り締められて。
 それでも、いま、与えられる痛みは怖くないから、縋りついたまま。

 焼ける匂い、痛み、体が震えるのを止められず]

(299) 2014/11/20(Thu) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[傷を焼く痛み。

 体が勝手に震えるほどの激痛に、気を失いたくても、失えない。
 ただ、抱きしめる力の強さに、支えられて]

 ……ふぃり、っぷ……

[焼かれた傷が引きつる感覚。
 優しい手の、動きと、声に。

 かすれた声で、名前を呼び。
 ほっと、安堵の笑みを見せる]

 ……あ、りが、と……

[いまは肌の感覚がおかしくて。
 濡れた布の冷たさもわからないまま。
 ドナルドやフランシスにも、視線を向けて、だいじょうぶ、とささやく]

(309) 2014/11/20(Thu) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ドナルドの動揺にも、フランシスの心配にも気づかず。

 フィリップに縋った手は、強張ったままで。

 嬉しそうなフィリップに、ようやく終わったと、力が抜けて。

 薬を差し出されて頷くものの、強張った手は動かない]

 ……飲める、けど……

[左は、焼かれた傷が痛くてうごかせない。
 右手は、強張ったまま。
 しばらく、飲めそうにないと、困ったように眉をよせた]

(311) 2014/11/20(Thu) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ドナルドとフランシスに、笑みを返していたら]

 ――ん、ぅ……っ

[フィリップが口移しで飲ませてくる。
 入り込んでくる舌が苦い薬を押し込んで。
 
 苦しげな吐息をこぼして、こくり、と喉をならし。
 飲み終わり、意識を失った**]

(322) 2014/11/20(Thu) 02時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 02時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

[気絶したまま、ドナルドに運ばれたことも知らず。
 個室の寝台の上、横たわっている。

 額や頬の赤みは、冷やされれば引くけれど。
 焼かれた傷口と、その周辺の火傷は熱を持ち。

 眠っているのに、苦痛に眉を寄せている。

 にじんだ汗を拭われるのも知らぬまま。
 何かを探すように、手が傍らにいる人へと伸び。
 フィリップの服のすそを、掴んだ*]

(351) 2014/11/20(Thu) 11時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 11時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

[フランシスたちが話している間。
 まだ、目覚めない。

 傷の痛みに、時折、息を詰める。

 眠る間、夢に見るのは、あのトレイル>>234の顔。
 一瞬見えた、表情>>261]

 ……ぅ、あ……

[夢の中、トレイルに責められている気がして。
 けれど、責められる理由はわからないまま。

 恐ろしさに、魘される]

(369) 2014/11/20(Thu) 13時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

[夢の中、恐怖に魘されて呻く。

 苦しげに眉を寄せて、息ができないほどの恐怖を感じて。

 けれど、フィリップに頭を撫でられて、
 夢の中、恐怖が遠のく

 フィリップのすそを掴む手は離さないまま、ほんの少し、安らいだ様子になる]

(371) 2014/11/20(Thu) 14時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[撫でる手を感じて。
 安心したように、呼吸が落ち着く。

 目覚めかけた意識は、まだ休息を必要としているようで。

 まだしばし、眠ったままだった**]

(374) 2014/11/20(Thu) 14時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 14時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[ドナルドの、フランシスの話し声がする。

 ゆらゆらと意識が戻りかけて。

 目覚めるのは――三人の話が、終わりかけるころ**]

(394) 2014/11/20(Thu) 15時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 15時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

[眠っている間のことは、知らないまま。
 ゆるりと目覚めかける意識。

 フランシス>>402の声、ドナルドの気配。
 そして、握ったままの、服のすそ]

 ……おは、よ……

[熱を持ち、かすれた声。
 張り付いた喉に咳き込みながら、ゆるゆると、部屋の中にいる人を確認した]

(411) 2014/11/20(Thu) 20時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 20時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[ドナルド>>416に、熱に浮かされた視線を向ける。

 くらくらと、眩暈がする]

 ……ドナル、ド……大丈夫……

[かすれた声で囁き。

 呼ばれる名前。
 見えた笑み>>421に、小さく、笑みを返す]
 
 ……あ、フィリップ……

[ほっとしたような、吐息をこぼし。
 痛みと熱を堪えるように、眉を寄せた]

(422) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ――っ、は、……

[ドナルド>>426の問い。

 肉を食らう、それを想像して、息を呑む。
 喉が、渇く]

 ドナルド……
 それ、は……わかん、ない……

(429) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

― 三階/個室 ―

[くらり、眩暈がする。
 血肉を食らうことで、回復するかどうか。

 食らったことがない身ではわからず。
 試すかと、近づいてくるドナルド>>431に、こくりと喉を鳴らして]

 ……ためして、いい、の……?

[問いかけ。
 フィリップのすそを掴んでいた手が振るえ、するりと離れる。

 求めるかのように、ドナルドへと伸びて――]

(433) 2014/11/20(Thu) 20時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[フランシス>>436の問いかけに、ゆるりと頷いたけれど。

 いまは、近づいてきたドナルド>>437に視線が釘付けになって]


 ……ドナルド……

[ドナルドの手を、握り返す。
 熱を伝えるかのように、体温が上がっている。

 近づく。
 こくり、と喉がなり。

 必死な、フランシスとフィリップの声。
 しがみつくフィリップはそのままに、
 差し出された手、袖口から肌をたどって、唇を寄せた]

(447) 2014/11/20(Thu) 21時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[しっかりと筋肉のついた、いつも頼りにしている腕>>452

 それに唇を触れて、ちろりと肌を舐める]

 ……ん……


[ドナルドに頭を撫でられながら、
 フィリップの叫び>>448とフランシスの声>>454を聞く]

 ……同じが、いい。
 
 おなじに、なりたい。

[味を覚えて、衝動が抑えきれなくなるのか。
 それはわからないけれど。
 フィリップと同じなら、悪くないと、かすかに笑みが浮かぶ]

(456) 2014/11/20(Thu) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[しがみつかれる、腕>>458は、冷たくも感じられる。
 怪我の熱に浮かされた体は、服越しでもきっと熱い]

 ……うん、ありが、とう……

[ドナルド>>459に支えられて、笑みを浮かべたまま。

 筋張った腕に、歯を立てる]

 ん……うん……

[問いかけ>>463に、うなずきをひとつ。
 ぶち、と皮膚を破って、あふれ出る血を舐めた]

(465) 2014/11/20(Thu) 21時半頃

ラルフは、ドナルドの血を、こくり、と飲む。

2014/11/20(Thu) 21時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[兄のような、家族のようなドナルドの血は、甘い。
 美味しいけれど、飲みすぎることができないようにも、感じる味で]

 ――っ、ん……

[こくりと喉を通っていく温かい血に、琥珀が潤む。
 かみ締めた筋肉を、食い破るほどの力はなくて。

 流れ出る血を、舐めるように飲んでいる。

 血肉で、怪我がなおるのかは、わからないけれど。
 渇いていた喉が、
 感じていた餓えが、満たされるのを感じていた]

(472) 2014/11/20(Thu) 21時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ドナルドの腕に食らいつきながら、

 背に触れる、フィリップ>>471の熱に吐息をこぼす。
 泣かせてしまったことに、ちくりと痛みを感じるけれど。

 それでも、喉を潤す雫から、口を離すことができず]

 は、ぁ……

[噛み付いた傷口から、流れ出る血を舐め続け]

(474) 2014/11/20(Thu) 22時頃

メモを貼った。


【人】 掃除夫 ラルフ

[ドナルド>>475に撫でられて、吐息をこぼす。

 怪我が急激に治るわけではないけれど。

 熱で消耗した体力は戻ってきている気がして。
 きっと、全部食べたら、治るのかもしれないけれど]

 ……ん、……っ

[噛み付いた傷から、流れ出る血だけを飲むように。
 肉を食いちぎることなく、自然と、血が止まるまでは。
 にじみ出る血を舐めている]

(477) 2014/11/20(Thu) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ――ん、……ぁ……

[ドナルド>>478の声に、潤んだ琥珀が瞬く。

 喉の渇きは、癒えて
 すこし、おちつき。

 けれど、別の熱が、じわり]
 
 ――う、ん……
 ……ここ、で、やめとく、ね……

[は、と吐息をこぼして。
 こくりと頷く。

 襲われたら熱を発散できるかと、ぼんやりとした思考の隅で思う]

(481) 2014/11/20(Thu) 22時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[背中が濡れる。
 フィリップ>>479の体温を感じて、ぞくりと背筋が震え。

 こもった熱を吐き出すように、吐息をこぼす]

 ……、……ありが、とう。

[引き止める腕が、声があったから。
 ドナルドに、必要以上の傷をつけずに、すんだ]

(484) 2014/11/20(Thu) 22時頃

ラルフは、フィリップのかすれた声に、ぞくりと、震えが走る。

2014/11/20(Thu) 22時頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/20(Thu) 22時半頃


― 少し前の居間でのこと ―

[名を呼んだ後、ディーンはしばらく気配のした方を見ていた。
一瞬目が合いそうになったのを逃げるように逸らして、屈みこむ背中をじっと見つめて、もう一度、彼が振り返った時は確かに、目が合った。]

 ――……シメオン。

[ディーンはもう一度呟く。
確かに彼はこちらを見ていた。
ニコラにさえ見えないこの姿を、確かに見ていた。
それは、彼が自分と同じ状態であるということを表している。

つまり、彼の命もまた、潰えたのだ。]


【人】 掃除夫 ラルフ

 っぁ……ん、……

[ドナルド>>487が触れる。
 唇や、うなじに、触れられるたびに、小さく吐息がこぼれて]

 ん……うん……

[いいこ、といわれるのに頷いて、離れるドナルドを見やり]

(495) 2014/11/20(Thu) 22時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[フィリップの視線>>490を感じて。
 潤んだ琥珀が瞬く。
 軽く伏せられた睫が影を作り]

 ……うん、もう、だいじょうぶ……

[はぁ、と熱を逃がすように、吐息をこぼすけれど。

 抑えがたい渇きは、癒えているから。
 小さく、笑んだ]

(496) 2014/11/20(Thu) 22時半頃

[ディーンは、ニコラの金の髪に視線を落とす。
彼の幸せを願っていた。それを一緒に探すことは出来なくとも、幸せになって欲しいと願っていた。

彼と共に旅をするきっかけになったのは、彼が右脚を食われたことだ。彼の右脚を食べたのは、ディーンのいた旅芸人の一座の一人だった。
足が上手く動かなくなった彼の面倒を、誰かが責任を持って見る必要がある。そうして白羽の矢が立ったのは、彼の遠い親戚でもあるディーンだった。
日常的に触れ合っていたほど近しいわけでもなく完全に無縁とも言えない遠い親戚という関係性は、周囲の大人たちにとっては都合の良い理由になった。

共通点といえるのは、せいぜい金の髪の色ぐらいのものだ。
しかしそれでも、シメオンと初めて会った時、ディーンは彼が自分の太陽だと思ったのだ。
彼が、我慢の上に成り立っている暗い道を照らす光だと。

しかし、ディーンの太陽は他にあった。
今ならば分かる。自分はただ、縋るものが欲しかっただけだ。
だからこそ、子供である彼を太陽だと思った。思おうとした。]


メモを貼った。


[いうなれば彼は、我儘の犠牲者だった。
最低限の接触以外を避け、まるで神聖なもののように扱って、結果的に彼に寂しさを植え付けた。
そうして最後には彼の為だと詭弁を使って彼を捨て、自分だけが楽になろうとした。

それは、許されざる罪のように、ディーンには思えた。]

 …………。

[唯一、醜い自分を受け入れてくれたニコラの髪に触れる。
一房抓んで、唇を落とした。それは祈りの代わりだった。
全てをニコラに差し出した。
しかし、今残っているこの、ひとかけらは。
彼に差し出そうとも差し出せない、今の自分は。

最後の機会、なのではないか?]


 ニコラ。少し、行ってくる。
 ……必ず、君の元に帰るから
 ――少しだけ……許して欲しい。

[ディーンにとっての唯一は、ニコラを置いて他には無い。
今、彼に声が届かないことは分かっている。
分かっていても、そう言い置いて居間から階下へと向かうニコラの側を一時離れて、シメオンの去った方向へ向かう。]

 ――……シメオン!

[そうして、一際大きな声で、名前を呼んだ。]


【人】 掃除夫 ラルフ

[抱きしめられたフィリップの腕の中。
 ドナルドの支えがなくなってくたりと寄りかかる。

 心配そうなフランシス>>497の視線に、ゆるりと瞬き]

 ……あ……

[その案じる視線に、今感じている熱の意味をなんとなく理解して]

 ……

[ふるり、と体が震えた]

(500) 2014/11/20(Thu) 22時半頃

[階段を上る。
薄暗い扉が並ぶ廊下。
空っぽの部屋の前で立ち止まった。

扉に手をかけて――触れられはしなかったけれど――そのまま、立ち止まった。
どうしようかな、と首を傾げて、
何故此処に入ろうとしたのだっけ、とまた考えた]

 ………え?

["名前"が聞こえた。
よく知っているような、けれど何故だか馴染みの薄い名前。
二人旅、元々言葉少なな彼との道行きで
名を呼ばれることはそう多くはなかったから――]


【人】 掃除夫 ラルフ

[フィリップ>>501の顔が、近い。
 触れる、鼻先に、琥珀が瞬き]

 ……ん、……

[フィリップの背に腕を回して。

 怪我の発熱とは違う熱に、耳朶が染まる。
 ちいさく、頷くようなしぐさ]

(504) 2014/11/20(Thu) 23時頃

[ノブを回さずにそのまま扉を押すと――"開いた"
中に入り、後ろ手に閉める。
いつかとは違い、そのまま部屋の中へ進み、寝台に腰掛けた]

 なんだったかな…

[聞こえた名前。呼ばれた、名前。
覚えているのに、忘れてしまった。

――もう呼ぶ人なんて、いないと思ったのに。

覚えている想い、靄のかかる記憶。
足を組んで、右足を擦って
息を吐いても、もう白くはなかった]


[シメオンの去った階段を昇り、ディーンはそこで足を止める少年の姿を見つけた。
これまで彼の名を呼ぶのに、声を張ったことなどなかった。
その必要性がなかったからだ。

ディーンは、ふと考える。
自分が子供の頃、飲み込んだ我儘がいくつあっただろうか。
言ってはいけないと思っていた事がどれだけあっただろうか。
――それらを溜め込んだせいで、より一層苦しむことになったのではないか。]

 ……シメオン。

[彼が消えたドアの向こうを暫し見つめてから、ディーンはその姿を追い、部屋の中に入る。
寝台に腰掛ける姿を見てもう一度、今度はいつもの音量で名前を呼んだ。]


 ……それ、俺の名前?

[入ってきた彼の姿は、確かな存在に見えるのに
明らかに話しかけてくるその様子は生者のものではない。
わからないのに、胸が痛んだ。
思わず、顔が歪み、涙が出そうになって俯くほどの、痛み。

わからないのに、覚えてないのに
感情だけ残るなんて、そんなの理不尽だ]


 何か、用?

[これで、違うと
それは君の名前じゃないと言われたら。
想像したら少し笑えた。

彼も誰かに食べられたのかな――
顔をあげ、真っ黒に見える瞳を見つめながら、思いを巡らす]


【人】 掃除夫 ラルフ


 ……んっ

[嬉しそうなフィリップの笑みに、気恥ずかしくて琥珀を伏せる。
 袖を掴んで。
 耳朶に触れるくすぐったさに首をすくめ。

 振り返るように、口付けを受け入れる]

(515) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[孔雀石>>511をぼんやりと見返し。

 フランシスがフィリップに耳打ちする言葉が聞こえて。
 羞恥に、熱だけではなく、頬が赤くなった]

 ――え?

[ドナルド>>512の問いかけにきょとり、と瞬き。
 フィリップを見て、頭を撫でられてゆるり首をかしぐ。

 どうしようか、と悩む。
 見られるのは、はずかしい気がするし。
 フランシスは、どう思うかと、琥珀が迷うように揺らめく]

(516) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

 …………ああ。

[問われた内容を把握する為の間が空いた。
どうやら彼は自分の名前を覚えていないらしい、と理解して、ディーンは僅かに目を伏せ、彼の問いを肯定する。

それから、彼の前に歩み寄って見上げる顔をま近くに見下ろす位置に立つ。]

 君は、シメオンという名前で……
 僕の、たった一人の  家族、だった。

[言い慣れない言葉に、眉を寄せる。]


 家族に会うのに……理由は、いらない。

[どんな物語でも、芝居でもそうだ。
現実がそうであるかどうかは定かではないが――そうであって欲しいと、思う。]


 ………家族

[声にしてみても実感がわかない。
またひとつ、"記憶"が消えた気がしたけれど
忘れたものがなんなのかなんて、わかるはずもない。

すぐ近くにある瞳を見上げて、
その表情が――読めなくて。
手を伸ばしてみた。
理由はない。
だって、理由なんていらないんでしょう?]


[家族といっても、所詮は他人だ。
ならば他人でも家族になれる。

そう、思っていたこともあった。
思い出して、なくしたもの。

もうきっと、彼の表情は読み取れない]

 名前

[いらない、もの]

 名前、なんていうの

[それでも呼ぶのは、好きだった]


【人】 掃除夫 ラルフ

[ドナルドの問いかけに、そのはず、と迷う。

 フィリップ>>521が触れるから、ぞくぞくと背筋が震えて]

 ふ、ぁ……、っぁ!

[ぬるり、と触れる感覚に色めいた声が零れ落ちる。

 触れられた肌があつく感じられて、琥珀が蕩けたように潤み。

 興味がある、というドナルド>>527の声が聞こえる]

 ……よく、わかんない、けど。
 フィリップに、ふれられると、
 うれしい、のは違うの……?

[恋をしらず、衝動とはまた違う思いに、首をかしげ。
 熱を帯びた吐息をこぼす]

(531) 2014/11/20(Thu) 23時半頃

[手が伸びてくる。
これまで、彼に手を貸す以外――つまり、自分の手以外を彼に触らせたことはない。
反射的に逃げそうになって踏みとどまった。
触れられることを厭う理由は、もう無いのだ。

シメオンの指先は頬に触れた。
体温は感じない。
ディーンの眉間に寄った皺が、僅かに緩む。]

 ……ディーン・クロフォード、だ。
 君の名前は、シメオン・クロフォード。

 僕の、弟だ。

[姓なんて必要がないと思っていた。
しかしそれは、家族であるということを示す為の記号だ。]


[頬に届いた指がびく、と震える。
そこでようやく、触れられるとは思っていなかったことに気づく。
少し前、痛みに冷たくなっていた胸の中がふわりと温まって
そのまま頬を引っ張ろうとしてみる。
ちょっとした悪戯心、避けられるだろうと、やはり思いながら]

 ディーン
 ……ディーン、  おにい、ちゃん?

[幼い呼び方。
どっちがおにいちゃんなの――幼い声が過って、消えた]


【人】 掃除夫 ラルフ


 ん、……よく、わかん、な……っぁ

[ドナルド>>533がいう、嬉しいの程度について、考えようとするけれど。
 フィリップの手が触れるたびに生まれる悦びに、うまく考えられなくて。

 唇、触れた指先を、ちろりと舐める]

 ……ふぁ……あ……っ!

[甘く噛まれるたびに、小さく震えが走る。
 身じろぎを抑えられて、空気に触れた肌があわ立つよう]

(541) 2014/11/21(Fri) 00時頃

ラルフは、フィリップの指を咥えたまま、かすれた声が零れる。

2014/11/21(Fri) 00時頃


[まさか、引っ張られるとは予想もしていなかった。
しかし我儘の一つも言わなかったシメオンのことを思えば――そんな彼に甘えていたことを思えば、頬の肉が多少伸びるぐらいは仕方が無い。
それに何より、シメオンの手を引き剥がすことは出来ない。]

 ……呼び捨てで、いい。

[おにいちゃん、はむず痒い。
照れも何もかもをいつも通りの気難しい表情の奥に隠して、ディーンは必要最低限だけを告げる。

シメオンの記憶に欠落があるらしいこと、それ以外は何ら変わらないように思える時間。
――しかし、旅はもう終わった。
いつまでも続く時間は無く、ディーンには帰るべき場所が出来た。]


 シメオン……僕たちは旅をしていた。
 でも、それももう、終わった。

 ……僕は、君を裏切った。
 でも、君のことは今でも、大事だと思っている。
 ――幸せであって欲しいと、願っている。

[果たして、今の彼にこの言葉は届くだろうか。
ディーンには分からない。
しかし、告げるべきことであると思ったのだ。

名前を呼ばれた。
ディーンは静かに背後を振り返り、口元にささやかな笑みを浮かべる。
再びシメオンに向き合った時、ディーンの片目が失せ、ぽっかりと穴が空いていた。]


[たとえもう一度、山小屋での数日間をやり直すことになったとしても、同じ道を選ぶだろう。
ディーンが選ぶのは、連れ添った弟を守って共にいる道では無く、ずっと待ち続けた太陽に身を捧げる道だ。

ディーンの片目は、ここにはない。
いや、片目だけではなく、命も、心も、全部。
残るひとかけらは、残滓だ。
――死に至る間際に一瞬だけ見た、眩しい日の光の名残。]

 …………シメオン。
 君は僕の、大事な弟だった。

[全ては過去形になる。
ディーンからシメオンに手を伸ばすことは、できない。**]


[掴んだ頬を、笑みの形になるように引っ張って
その似合わなさに声をあげて笑った]

 ディーン  か
 うん、呼び捨てじゃなきゃ変だね

[手を離し、膝の上に戻すと落ちつかない様子で握ったり開いたり。そうしながら続く言葉を、聞いていた]


メモを貼った。


 変なの

[彼の言葉は、悲しいくらい、おかしかった。
死んだ者に、先はない。
少しずつ毀れていく欠片は過去のもので
毀すものすらなくなったら、いつか消えるのだ]

 ……変なの、そんなの
 生きている人に、願ってあげて

[叶いやしない、とは。言わないでおいた。
口にするのは、やはり少し、悲しかったから]


[振り返った彼の顔には、暗い空洞があって
それはきっと、最初からあったもの。
遺してきたことを、少しだけ忘れていたのだろうと
自分に照らし合わせてそう、考えた]

 家族、って言葉憧れてたけどさ

[それは、無条件に愛される証だと
そう、夢見ていたから]

 いいんだ、そんなの
 そんなのもう ……忘れてしまって、いいんだよ

[そうして、笑う。
笑い方を、まだ覚えていて良かった。

早く、この"悲しい"も忘れてしまえたらいいのに]


【人】 掃除夫 ラルフ

[フィリップの言葉>>543が嬉しい。
 口の中、触れる指の動きに、声が零れて。

 ドナルドやフランシスの声、聞こえているけれど。
 反応する余裕がどんどん削ぎ落とされる]

 んぅ……は、あ……っ

[名前を呼ばれて、琥珀が潤む。
 引き抜かれる指を追いかけるように、赤い舌がちろりとのぞき。

 フィリップの腕の中、後ろを向くように
 身をよじって深い口付けを受ける。
 絡み合う舌に吸い付き、本能のままに、絡めあって。
 濡れた音にすら、煽られて、ぞくぞくと背筋が震えた]

(557) 2014/11/21(Fri) 00時半頃

 ありがとう、   ……ディーン

[それでも、呼んでいるうちは忘れない。
忘れないように、もう一度呼んだ。

名前だけ覚えていて、
そして早く――消えてしまおう**]


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 掃除夫 ラルフ

[溶かされそうなほどに、身体が熱くて。
 怪我の痛みすら、いまは意識に上らず。

 夢中で舌を絡める]

 ――っぁ、ふ、……あっ……

[零れ落ちる雫が首筋を伝うのに震えが走る。
 肌に触れる、狩をする手の感覚が気持ちよくて。
 火傷の赤と、焼かれた傷跡。
 日に焼けていない白い肌がさらされて。

 触れられるたびに、肌が朱に染まり]

(565) 2014/11/21(Fri) 01時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[頭を撫でられる感覚に、
 蕩けた琥珀がふわりと笑みを浮かべる。

 口付けられるまま、下肢を触れられて。
 強い快感にびくり、と身体が震える]

(576) 2014/11/21(Fri) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ああっ

[一度撫でられて、甘い声が零れ落ちる。
 すぐに離れた手が物足りなくて、潤んだ琥珀がフィリップを見つめ。

 向かい合わせへと、フィリップの動きに合わせて向きを変えれば。
 まっすぐに孔雀石が見えて、嬉しそうに口元がほころぶ]

 ……フィリップ……
 ね、もう……

[互いの昂ぶりが見えるのに、フィリップへと手を伸ばし。
 はやく、と囁いた]

(577) 2014/11/21(Fri) 01時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[フィリップの視線に、さらに肌が赤く染まる。
 見られているだけなのに、ぞくりと、背筋が震えて]

 ……は、ぁ……フィリップ……

[もどかしさに名を呼び]

(586) 2014/11/21(Fri) 02時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ん、あぁ……っ!

[高い声、それに煽られるように、手の中の熱を確かめるように握り。
 けれど、すぐに自身の昂ぶりに触れられて、甘い声が零れ落ちる。
 フィリップの手の中、与えられる刺激に震えて]

 ……ん、だって……

[フィリップに、さわりたい、と囁いた]

(587) 2014/11/21(Fri) 02時頃

ラルフは、フランシスやドナルドを、意識する余裕もない。

2014/11/21(Fri) 02時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

 は、ぁ……ふぃり、っぷ……

[素肌が触れ合う感覚に、ほう、と吐息をこぼす。
 すり、と擦り寄り。

 気遣ってくれる動きに、口元が笑みを浮かべ]


 あ、あ……っ!

[触れ合う熱を、共につつまれて、その熱さに喘ぐ。
 フィリップの背に回した右手が、縋るように爪を立てて]

(595) 2014/11/21(Fri) 02時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ


 ふあ……あ、…んっ……っ!

[フリップに鳴かされるまま、甘く高い声が上がる。
 快感に染まった肌が触れ合うのすら気持ちよくて。
 腰が揺れて快楽を求める。

 こすれあう昂ぶりと、フィリップの手の動きに、限界が近づいて]

 ――ん、あっ……も、う……

[でる、と、かすれた声。
 フィリップの耳元で、零れた]

(596) 2014/11/21(Fri) 02時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[触れる唇を追いかけるように、口付けを返し。

 フィリップが与える快楽に酔う。
 このまま、蕩けて消えてしまいそうなほどに。
 気持ちよさに、ただ喉を震わせて]

(605) 2014/11/21(Fri) 03時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 ひ、あ、あぁ――――っ!

[求めて、求められて。
 限界まで昂ぶったものに与えられる刺激に、耐え切れないようにのどをそらし。
 甲高い声が零れ落ちて、フィリップの手の中に、白濁を吐き出す。

 びくびくと震える体は、ささいな刺激で快楽を拾い。
 くたりとフィリップにもたれかかりながら、荒い息を繰り返している]

(606) 2014/11/21(Fri) 03時頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 03時頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[触れ合うことがただ気持ちよくて。
 与えられるまま、すがり付いて翻弄されて。

 フィリップの背、立てたつめは傷をつけないけれど。
 その強さは、爪あとを軽く残す]

(613) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

 あ、あ……っ、んっ……

[喉を噛まれて喘ぐ。
 痛みが甘く疼いて、声が上擦り。

 互いの吐き出した欲に塗れたまま、
 支えてくれる腕に甘えるように寄りかかる]

 ん……、きもち、い……

[囁くように返し。
 蕩けた琥珀が半ば伏せられている。
 頭を撫でられる気持ちよさに、口元が笑みを浮かべて]

 ――、ふぃり、っぷ……

[なにか、言おうとしたけれど。
 ドナルドの血で少しは回復したとはいえ。
 傷おった後の、快楽を受け止めるには少し足りず。
 横になったとたん、うとうとと琥珀が閉じられる]

(614) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ



[――そのまま、眠りに落ちた**]

 

(615) 2014/11/21(Fri) 03時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2014/11/21(Fri) 03時半頃


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