人狼議事


30 ─今夜、薔薇の木の下で。

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[蒼薔薇の芽を後生大事に胸に抱きかかえたロビンは、ゆっくりと夢に堕ちてゆく――]


メモを貼った。


メモを貼った。


――迷夢――
[茫漠とした空間に、一人の少年の姿が滲み出るように現われる]

――また、堕ちて来る。かれは――

[薔薇の呪いを身に宿し、蒼い芽を抱えて。柔らかな茨の褥で眠るかれの様子は、その少女めいた顔立ちとも相まって、まるで童話に登場する《眠り姫》のようだった]

来ちゃった、んだね……
いつ醒めるか、あるいは醒められるかどうかも、わからないのに。
けど、いい。また逢えたんだから。
今は、ただ――ゆっくりおやすみ。ロビン。


メモを貼った。


メモを貼った。


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/10(Fri) 01時半頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/10(Fri) 01時半頃


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

― 医務室 ―

[ディーンやロビンと共に、医務室へと戻ってきたラルフへと。
 翠は問いかける。
 もう良いのだね、と。

 彼がそれに頷くならば。
 苦しげな息の下、早くと願うディーンの声に後押しされるように、少年は中庭へと向かった]

(10) 2010/09/10(Fri) 01時半頃

― 回想 ―

[少し前、トニーが、言った言葉には、頷いて、そうだね、と小さく返した。]


【人】 本屋 ベネット

― 中庭 ―

[医務室を出た後、途中立ち寄った倉庫で見つけた斧。
 それから燃やす為の油と、マッチを確りと握りしめる。

 中庭へと降りると、そこは寮内とは比べ物にならないほどの薔薇の香気に閉ざされていて、
 ただ立っているだけでも獣欲に溺れてしまいそうなほど強い呪いの香りに、抗うようにきゅっと唇を噛んだ]

(12) 2010/09/10(Fri) 02時頃

[その気持ちは、フィリップを幸せにはしないだろうか。苦しめているだろうか。

 わからない。

 だって、先輩は、何も言わなかったから。]

 ――…幸せにするものじゃなかったらさっさと投げ打つ…のができないから、オレ、ばか、なんだろうな。

 本気では伝えたつもりだけど、




 そういえば、何も返事はもらっていない   し。

[サイラスの手はやっぱり頭を撫でていただろう。]


― 医務室 ―

[顔をあげれば見えるフィリップとルーカスの秘めやかな戯れに、目は逸らしながら。
 ディーンが入ってくればそちらを向いて…。




 そして、薔薇の木は燃されることを知る。]


 ――……ああ


[燃されれば、蒼薔薇は還るところを失う。
 だって、蒼薔薇の想いはまだここにあって…。]


 ――…どうなるんだ  ろうな?


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/10(Fri) 02時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/10(Fri) 02時頃


【人】 本屋 ベネット

[斧を引きずりながら、中庭の奥の薔薇園へ向かう。
 更にその奥まで進めば、蒼い花弁を綻ばせ、どの薔薇の木よりも美しく咲くそれ、が見えた]

 ――……ああ。

[蒼薔薇から聞こえる声と同じ言葉で相槌を返す]

 ――…どうなるんだ ろうね?

[木の幹へと手を伸ばし、触れる]

(14) 2010/09/10(Fri) 02時頃

[そして、ベネットが出て行く。
 彼の握ったマッチに、裡にいる蒼薔薇が笑い声をあげた。


 そう、蒼薔薇は美しく生きるのを願う。
 そのためならば、犠牲は厭わない。]

(燃して気が済むなら、燃せばよい。)

(だが、僕は、そこにはいない。)

(そこにあるのは老いぼれた、蒼薔薇だったもの)

[蒼薔薇は、笑う。
 笑う。]







(そして、最期に小さく、幻影の蒼い薔薇がそこに咲く。
 見えるものはいるだろうか。)


メモを貼った。


[そのベネットを追いかけるように、フィリップが重い身体を引きずるのが見えた。
 その首に咲く蒼い、そして、紅い、それに、蒼薔薇はほくそえむ。

 ―――蒼薔薇は、そうっと呟く。]


(フィル、君は、誰よりも僕のことが好きなんだろう?)


(ねぇ、セシルを殺して?君なら、殺せる。)


[蒼薔薇は、笑う。
 身体は燃される。だから、その前にセシルの身体から木にどうやって戻ろうかと考えたけれど…。

 木に戻って燃されれば、蒼薔薇は滅びたかもしれない。]


(ああ、そう考えれば、あの身体なんてもう……。)


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

[触れた蒼薔薇の老木から聴こえる聲に、少年は眉を潜める。

 燃やしたければ燃やせば良いと笑う声。
 つまりそれは、この木を切り倒し燃やしたとしても。
 蒼薔薇の呪いは残ると、笑っているのだ]

 ……ディーンは、この木が元凶だと言った。
 でも、違う。この木は空っぽだ。
 ただの抜け殻なんだ。なら、中身は何処に…?

[きっと睨みつけるように眸を細めた所で。
 ディーンの物とは違う金色の髪を見つけて]

 ……フィリップ。

[現れた、人物の名前を囁く様に呟いた]

(16) 2010/09/10(Fri) 02時半頃

【人】 本屋 ベネット

[フィリップには聞えているだろうか。

 蒼薔薇が、弦を伸ばし、フィリップの魂へと絡みつく様に。
 そっとそっと、密やかに、秘めやかに囁く声を]

(フィル、君は、誰よりも僕のことが好きなんだろう?)


(ねぇ、セシルを殺して?君なら、殺せる。)


[セシルを殺してと、甘く囁く声が薔薇園の中に響き渡った]

(17) 2010/09/10(Fri) 02時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2010/09/10(Fri) 02時半頃


[情念と欲望を吸って生きてきた蒼薔薇は、
 それを糧に咲いてきた蒼薔薇は、




 もう木の精霊の域を抜けていく……。]


(燃したいなら、燃せばいい。)

(表面上はそれで、滅びたように見えるだろう。)

(呪いを持続する力もきっと、なくなる……。)


(フィリップ、君が望むのはどっち?)


【人】 本屋 ベネット

 ……フィリップ。
 君は何か知っているの?

[蹲る彼へ翠を向ける。
 はらはらと散る蒼い花弁。それを一つ取り、握りしめて]

 君は……どっちを、望むの?

[少年が問うたのは、人と、薔薇と。どちらをと言う意味だったけれど。
 それは偶然にも、蒼薔薇の言葉と重なりフィリップへと選択を迫る]

(19) 2010/09/10(Fri) 02時半頃

[蒼薔薇は笑う。

 笑って、火を持つものには、燃せばいいと再度言った。]

(知っている。
 知っているよ。君は自分のために、燃したいんだろう?)
(その気持ちはよくわかるよ、そんな気持ちもいままでいくつもいくつも…)
(人は、自分の想いのためならば、どんな犠牲も厭わない)


(だから、僕も、人が犠牲になるのを厭わない)

[それは火を持つベネットへの声かけ]




(いいよ、約束しよう)

(その木を燃せば、呪いは一旦解けるだろう。)


【人】 本屋 ベネット

(フィリップ、君が望むのはどっち?)

(20) 2010/09/10(Fri) 02時半頃

メモを貼った。


(そのあと、その人物が自ら、また呪いに落ちるかもしれないけどね)

(そうならないように、幸せになるんだね)





[ベネットに問いかけ、また蒼薔薇は笑う。
 そう、蒼薔薇は、人を犠牲にするのを厭わない。]


[血濡れの手で掴んだ荊棘の蔦。
 そこに揺れるささやかな一輪の花。
 毒に侵され、樹液に酔ったままの隻眼は、ぼんやりとそれを見つめる。]

 なぁ、アンタも寂しかったのか?
 アンタも…誰かに愛されたかった?

 もう一度咲いて、美しいと褒められたかったの…かな?


【人】 本屋 ベネット

[蒼薔薇の笑う声に、少年は心の裡でその言葉を肯定する。

 僕の手は小さいから、ディーンの様に幾つも抱え込む事は出来ない。
 ならたった一つ。
 譲れない大切なものだけはもう二度と手放さないと、もう決めたから。

 その気持ちだけは、なんと言われても揺るがない]

(23) 2010/09/10(Fri) 03時頃



[樹液に寄った檻の獣の声に口端をあげる。]



 ――……淋しい?
 愛されたい?
 褒められたい?


 そんな人間みたいなこと、思わないよ。


[そう、植物の本能、願いは、繁栄すること。
 生への執着。]


フィリップの行動に、高笑いをする。


【人】 本屋 ベネット

[紅と蒼。
 二つの花弁が散る首を見て、少年は息を飲む]

 そんな……。

[自然と震える声。
 一歩、また一歩と。甘い芳香の吐息を吐くフィリップの傍へ行き]

 ……呪いはディーンで最期じゃなかったの?
 この木を燃やせば終わりじゃなかったの?

(24) 2010/09/10(Fri) 03時頃

…根を生やし、空へ伸び、花を、種を…か。

[ぼんやりとそれを聞き、くすりと笑った。]

アンタにとっちゃ、俺達も…蝶や蜂と一緒だったのかな?
香りに、甘い蜜に惹かれて、花から花へ…


【人】 本屋 ベネット

[突然のフィリップの言葉に、少年は混乱した様に首を振る。

 蒼薔薇は自分の中に居ると言う、フィリップ。
 その表情はとても苦しげで、嘘を付いている様に見えない。
 だけど……。

 手の中のマッチをぎゅっと握る。
 この木を放っておく事も出来ない。今この木を滅する事が出来るのは、きっと自分だけだから]

(25) 2010/09/10(Fri) 03時頃

[形はともあれ、どうしても欲しかった唯一つのディーンのもの――…。

 『お互い壊して壊されたい』この感情だけは自分だけ――…。

 これだけは他の誰にも渡さない――…。これさえ手に入れたから
 もう、満足できるはず――…]

[そう、思い込めど。満ち足りない思いは微かに残っているのは
 自分でも分かってる――…。

 いつか忘れられたら―――…

 多分、その時に、


               完全に
 
 
          この身に巣くう種は消えてなくなるのだろう――…*]


(終わるよ、燃せばいい)

(終わるように見えるから)




[木を燃せば、蒼薔薇の【呪い】いは、一旦解けるだろう。]


純粋に、欲しいのがソレだけだってんなら…
起きたら俺らみんなで庭の手入れして、アンタの種育てて…ってんじゃダメ?

俺らが卒業する時には、後輩たちに引き継いで…さ。


[檻の獣の言葉には笑い]



 でも、そんな人間を、狩るのも、面白いかもしれないね。




[蒼薔薇は悪霊と化していく…。]


【人】 本屋 ベネット

 フィリップを、殺したとしても。
 この木が在る限り、また同じ事が繰り返されるんだ。

 君が完全なる蒼薔薇の死を望むのなら、
 この木が完全に滅した後に。
 僕が……君を殺すから。待って、いて。

[持ってきた油を蒼薔薇の老木へまき、マッチをする。
 その先に燈る炎を見詰めた後、全ての元凶たるそれへと放った]

(26) 2010/09/10(Fri) 03時頃

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