164 天つ星舞え緋を纏い
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
それ、でも。 諦める理由には……ならない。
[一度決めた事は揺らがない、揺らがせない。 揺らいだら、そこから崩れてしまいそうだし、何より。 先に感じとった『風』、そこに宿っていた想いと『力』。 それが、自分の抱くものに近いと、そう思えたから、迷いはない]
……まあ、どこまでやれるかは、わからないけど。 俺は、諦めないから。
[家まで送り届けた少女に向けて、小さく呟いた後。 歩み向けたのは、神社の方]
(33) 2014/02/19(Wed) 09時半頃
|
|
― 神社の境内 ―
[たどり着いた神社は静寂の内。 転がっていたはずの屍の数が減っているのは、異形の仕業か。 僅か眉を寄せつつ、歩み寄るのは、白梅の傍ら]
……まいった、な。
[幾度となく寄りかかっていた木に、そっと、手を触れる]
大声って、どうやって上げればいいんだっけ。
[飲み込んだ叫びは、未だに内に溜め込んだまま]
……一回、思い出したはずなんだけどな。
[それを解放する術が、何故か、わからない]
(34) 2014/02/19(Wed) 09時半頃
|
|
[しばらくの間、そうやって佇んでいたものの、結局、思い出す事はできなくて。 代わるように取り出したのは、横笛。 『時』の気宿したままのそれを構え、奏でるのは――奉納するはずだった、楽。
言葉にできぬ想いを音色に託すのは昔から。 だからか、響く音色に宿るのは、どこか哀しげないろ。 静かな音を風に散らした後は、しばし、目を閉じて]
(35) 2014/02/19(Wed) 09時半頃
|
|
……探す、か。
[ゆっくりと目を開けながら、小さく呟く。
同じ光が減ったのはわかるが、残ったのが自分だけではない、というのも朧気に感じている。 叶うなら、そちらとも会いたいし、それに]
……鎮めないと、な。
[闇に従う意志を示したものを。 鎮める決意は揺らがないから、歩き出す。 光としてのあり方、それ以上に]
……あいつ、いないのは。 それはそれで、調子、狂うし。
[親しい者を放っておきたくはないから、立ち止まるのは選べない。**]
(36) 2014/02/19(Wed) 09時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/19(Wed) 09時半頃
|
─ 神社 ─
[ひらひらと舞うそれが届いたのは、神社を出るか出ないか、という所]
……蝶? いや、これは……。
[差し伸べた手に戯れるように舞うのは、半紙の蝶。>>37 そこから感じるのは近しき波動で]
そう、か。 兄さんも、か。
[それを飛ばしたのが誰かは、すぐに察しがついたから、ぽつりと呟く。 一人ではない、という事をはっきりと感じて安堵すると同時に]
……兄弟で、光と闇、か。
[血の繋がり持つ者が、相反する力宿した事への苦さも感じて、小さく息を吐く。 とはいえ、感傷を差し挟む余地は──ないのだろうけれど]
(44) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
|
|
……さて。 探すはいいが、問題は宛のない事だな。
[里のどこかにはいるだろうが、どこ、と特定する術はない。 いっそ、闇を感じる方へと無理に歩いてみるか、とか。
そんな思いを抱えつつ、里の中を歩き出す]
(45) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/19(Wed) 21時半頃
|
─ 神社近辺 ─
[歩きつつ、ふと思い返すのは幼い頃。 都暮らしから一転した環境に上手く馴染めず、移り住んだばかりの頃は、神社の境内でひとりでいる事が多くて。 それに変化が訪れたのは、偶然、里の子と出会ってから。
最初は上手く話せなかった事もあり、名を問われても、あき、と母が呼ぶ愛称で返すのが精一杯で。 そんな様子が、女子に見えた……と後に知った時には、さすがに不機嫌になったものだが]
……でも。 いたから、なんだよな。
[少しずつでも、里と打ち解けよう、と思えたのは。 時を共にできる者がいてくれたからが大きく、だから]
(52) 2014/02/19(Wed) 22時頃
|
|
……だから、さ。
[内で光がざわめく。 近づく闇を祓い鎮めよ、と]
やっぱり、諦めるわけには、いかない。
[相変わらず、何を、と口にはしないけれど。 神社へ向けて歩いてくる姿>>48に向ける視線に、迷いはなく]
……ちょうど良かった。 今、探しに行くかと思ってたんだ。
[呼びかける口調は静かに凪いだもの]
(54) 2014/02/19(Wed) 22時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/19(Wed) 22時頃
― ??? ―
[広漠な闇の中を、日向の意識は揺蕩っていた。
痛みも、冷たいという感覚すらも喪い、ただ意識だけが無の世界にぽつんと浮かぶ。
まるで時すらも凍て付いてしまったように、日向には感じられた]
ああ。
雪さんに喰われたから――あたし、こんな所にいるんかな。
[独り言ちても、声が響くこともない。
もしそうなら、永遠に出ることは叶わぬのだろう。
そんな諦観に、残る意識すら冷え切りそうになる]
[しかし――再び時が刻まれるのを、日向は感じた。
身を包む守りの気が、周囲を包む闇の性質を変え。
冷たさと鋭さの果てに生まれた無を、暖かな柔らかさにて有へと引き戻す]
な、に?
[呟かれた言葉は、明瞭な音として聞き取ることは出来なかった。
ただ、自身に近しい力を持って、傍に居るものの気配は感じられた]
まだ……諦めるなって、いうのか。
[からからから。
風車の回る、軽やかな音色。
気が付けばそこは、見慣れた自分の家の中だった。
ただ――奇妙なことに、凍り付き動かぬままの自分が、体を起こした自分の下に倒れているのだった]
― 自宅 ―
幽霊……という訳でもないのか。
[霊体であるにも関わらず、身の内にはかすかな温もりが消えぬまま残っていた。
それがまだ命が繋がっている証拠だと、今は思うことにする。
そうしてしばらく、膝を抱えぼんやりと座り込んでいて――]
[聞き覚えのある音色に、その顔がはっと持ち上がった]
明にい……?
[霊体であるが故か、風を震わす音色は常になく鮮明に感じられ。
その音色が宿す気すらも、日向は感じ取っていた]
そっか、この力――明にいも、あたしと、同じ。
[誘われるように、ふらり、家の外に漂い出る。
奏でられるは奉納の楽。
だが、その響きはどこか、哀しみを帯びているようにも聞こえた]
― 通り ―
……そうだよなあ。
[明之進の顔は見ぬまま、足を止め、ぽつりと呟く]
哀しいよ、こんなん。
[陽が喰われてからこちら、自分のやるべきことと信じて、ただひたすらに駆けてきた。
だが、闇星宿す者に敗れた今。
足を止め振り返れば、夥しい血と零れ落ちた命ばかりが、そこには残されていた]
なんで……なんで、こんなこと。
[それらに触れることすら叶わぬ魂は、傍らにうずくまり、地を濡らさぬ雫を目からいくつも零した*]
|
─ 神社近辺 ─
[今の自分が闇にどう見えているかは定かではないから、目を細める仕種に緩く首を傾ぐ]
……一応、って、なぁ。
[紡がれる問い>>57に、零すのは大げさな息、ひとつ]
……日向と、沼太郎さん……光がふたつ、闇に喰われた。 俺はこれ以上、闇に光を喰わせたくない。 俺自身も、喰われたくない。
だから……闇を祓い鎮める。 そのために、探してた。
[問いに答える口調はごく穏やかに凪いだもの。 未だ懐収める笛に今宿る、秋の穏やかさにも似て]
(58) 2014/02/19(Wed) 22時半頃
|
|
─ 神社近辺 ─
[一応、の理由>>67にほんの少し苦笑する。 説明が上手くできなくて、妙に行き違った事もそういやあったか、と。 思ったのは短い時間]
ああ。 沼太郎さんは、俺も本当についさっき、知ったんだけどな。
[そう言って、それから。 息吐いた後に向けられた問い>>68に、一つ瞬いた]
(69) 2014/02/19(Wed) 23時頃
|
|
……兄さんが……狸に?
[久しぶり聞いた気がする呼びかけを交えた問いに零すのは、こちらはずっと変えていない呼びかけを交えた疑問の呟き]
……まあ、似てるといえば、そうかも。
[賑やかしな所とか、と。 言いかけた言葉は、続いた言葉に途切れて、消えて]
思い出せない、って。 ……お前、どれだけまともに顔を合わせてなかったんだよ。
[代わりに口をついたのは、どこか呆れたような言葉と、それから]
(70) 2014/02/19(Wed) 23時頃
|
|
……思い出せないなら、自分で見て、確かめろよ。
[言いながら、懐に収めた笛を掴んで、引き出す]
まぶしくて見えない、っていうんなら。 ……ちゃんと向き合えるように、その闇、鎮めてやる。
[くるり、手の中で回された笛は、舞うが如き動きで緩やかに大きな弧を描き。 その先端が、ぴたり、一平太へと向いた]
(71) 2014/02/19(Wed) 23時頃
|
― 回想 ―
[凍て付く闇に、意識が呑み込まれる前のこと]
(雪、さん……)
[女が言い掛けた言葉を飲む。
言葉を確り聞き取ることは出来なかったけれど、人として悪あがきする猶予が与えられたことだけはわかった。
そうでなければ、『風』の力籠めた音を紡ぐことなど出来なかっただろうから]
(ありが、とう……)
[人でありたいという日向の望みを、本能のまま刈り取らずいてくれたことに、言葉には出来ぬものの感謝する。
目の端に浮かんだ温かなものは、零れるより先に凍り付き、誰にも気付かれることはなかっただろう*]
|
─ 神社近辺 ─
[沼太郎を喰らったのが誰かはわかっているけれど、日向の方は知れぬから。 問われたとしても、半分しか返す事はできなかった、というのはともかくとして]
[疑問に返された言葉に違う疑問がわきかけたのは、ちょっと置いて]
……家族じゃない、って。 でも……つながりは、消えるもんじゃないだろ。
[僅か揺れた言葉>>74に向けたのは、ずっと、抱いていて、でも言えずにいた想い]
(82) 2014/02/20(Thu) 00時頃
|
|
……そっちも、知ったのはついさっきだけどな。
[揺れの残る声の返す答えに、軽く肩を竦め]
なんとでも言え。 でも、俺は諦めないって決めたから。 ……だから、なんと言われようと、押し通す。
[お節介、という評>>75に返すのは、やや素っ気無い口調の言葉。 内にあるもの──これ以上失いたくない、という想いは、出せぬ叫びと共に飲み込んだまま]
(83) 2014/02/20(Thu) 00時頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 00時頃
|
─ 回想・雷門邸にて ─
……望んだかどうかは、わからない。 ただ。 子供の頃に見た、流れ星が、凄く綺麗でね。 ほしいな、って思ったのは、覚えてる。
[自分の投げた問いに返された、夕顔の言葉>>78に、遠い記憶を辿って答える。 在り方は変えぬ、との意思込めた宣、それに返された抑揚のない声>>79に少しだけ、眉が下がった]
(84) 2014/02/20(Thu) 00時半頃
|
|
……そう、だね。 簡単にできる事じゃない。 ……この先に進もうと進むまいと、もう戻れないのも……何となく、感じてる。 それでも。
[ここで一度、言葉は途切れて]
……俺は、諦めるのだけは嫌なんだ。 宿したものに、ただ流されたくは、ないんだよ。
[穏やかなまま、告げる。 何を諦めたくないのかは、やはり、口にはせぬままに]
(85) 2014/02/20(Thu) 00時半頃
|
|
[日向を探しに行くべく、戸を開いた所に届いた名を呼ぶ声。 足を止めたところに向けられた言葉>>80 >>81に、小さく息を吐いた]
……そうだね。 闇が強くなって、光が弱くなって。 祓い鎮めるためには、より大きな光が必要になる。
でも。 ……さっきも言ったけど、俺は、俺のまま。 光宿していても、それにただ飲まれはしないよ。
……失いたくない、から。
[静かな口調は変わることなく、そう告げて。 肩越し、振り返って向けたのは、穏やかな──けれど、内に強い覚悟を秘めた、笑みだった。*]
(86) 2014/02/20(Thu) 00時半頃
|
|
─ 神社近辺 ─
[告げた想いに返るのは、沈黙。 他者が踏み込みきれる領域とも思えないから、それも已む無しなのか、と。 思いながらも感じた一抹の寂しさは飲み込んで]
ああ、言ったよ。 こんな状況だからこそ、諦めたくない事が、あるから。
[疑問含む声>>87には、そう、返して]
(90) 2014/02/20(Thu) 01時頃
|
― 現在・通り ―
[どれだけそうしていただろう、気付けば笛の音は止んでいて。
代わりに、近しきものと相容れぬもの、二つの気配が強まるのを感じた]
もしかして……戦ってるのか。
[呟いて、服の端をぎゅっと握る。
相容れぬ方の気配の持ち主も、その力の質から察することが出来た]
…………。
明にい。一にい。
[力の性質に関わらず、どちらも大事な人に違いなかった。
その二人に、争って欲しくなどない。けれど]
あの二人が、考えなしに戦う訳も、ないよな。
[本能とか宿命とか、それだけを理由に生じた争いではあるまい。
どのみち割って入ることなど出来ぬ娘の魂は、ただ祈るように目を瞑ることしか出来ないのだけれど]
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 02時頃
|
[まっくらなのは、嫌だから、と。 以前言った言葉は、幼き頃から抱くもの。
暗闇にひとりでいると、取り残されたように思えてしまうから、それが嫌で。
それが光を寄せたのか、光宿した事でそれが強くなったのかは、自分でもよくわからない。
よくわからないままだったから、別れ際の夕顔の言葉>>88 >>89には、何も返す事ができなかった。 ただ、決意を崩さぬままに、願う言葉を受け止めるのみで]
[何れにしろ、闇に喰らわれるのは、こわい、と思えていた。 喰らわれたら、永劫闇の内に囚われるのでは、と。 そんな思いに駆られて、鎮めねば、と思う部分も少なからずある]
(98) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
|
|
[あるけれど]
[否、あるからこそ]
[闇も同じように、光を畏れ忌避している、と。 闇宿すものと交わした幾つかの言葉から感じているからこそ。
畏れるだけで立ち止まったら、終わりな気がして、だから]
(99) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
|
|
─ 神社近辺 ─
こんな状況で、諦めきったら、なんにも残らないからな。
[自分の願いは、ただの身勝手な傲慢なのかも知れぬ。 望まぬものを他者に押し付けているだけなのかも知れぬ。 そんな思いもあれど、留まる事も戻る事も、『時』は是とせずに。 先へと進む意志をただ、口にして]
…………。
[きっちまった、と。 微か震える声で返された言葉>>97に、唇を噛んだ]
一度、きったら。 それっきり、なのか? ……本当、に?
[ぽつ、と零れた声はどこか寂しげな音を帯びて]
(100) 2014/02/20(Thu) 10時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 10時半頃
|
─ 神社近辺 ─
……諦めなければ。 だいじなもの、ひとつでもふたつでも、残るかも知れないだろ。
[蠢く闇を見据える、光は揺らがない]
……死んだものは、戻らない……って。
[拳握りつつ、向けられた言葉。>>101 数度、瞬いて、それから]
確かに、死んだものは戻らない、けど。 『時』を巻き戻す事もできない、けど。
……だからって、閉ざすなよ……。
[小さく小さく、紡いで、僅かな刹那、目を伏せる]
(102) 2014/02/20(Thu) 22時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 22時半頃
|
─ 神社近辺 ─
ああ、残ってるよ。 掛け替えない、大事なもの。 なくしたら、もう二度と、得られないものが。
[そう、告げる声音は静かなもの]
遅い、って、一体何が……。
[ため息と共に吐き出される言葉>>103は、それだけでは意を取れなくて。 僅かに眉を寄せてその意を問い]
(113) 2014/02/20(Thu) 23時半頃
|
落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/20(Thu) 23時半頃
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る