52 薔薇恋獄
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ん、大丈夫……です…… もう、へーきなので。 皆も、心配かけてごめ……――
[その時不意に、轟音と共に暗闇に包まれた。 驚き、縋りついていた手に力が篭る。 明かりはすぐに回復するのだけれど]
…………?
[咽返るような薔薇の香りを感じて、眉をしかめた**]
(12) 2011/05/18(Wed) 00時半頃
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―― 少し前・大広間 ――
……ふーまく……っ……
[無意識に漏れかけた声を押しとどめる。 栖津井先生に促されるまま席に着き、走り去る幼馴染の背を見送る。 まだ意識は半ば朦朧としていて、寝起きのそれに近い。 ばたばたと皆が走り回る姿を見ているしか出来ない。 ただ、広間に現れた顧問の言葉に、ぱちり、瞬き]
……蛍紫君、は? 蛍紫君……来てない……見てない…… どう、したの……? 蛍紫君、けーし、くんっ!
(112) 2011/05/18(Wed) 08時頃
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[まだ状況は把握していない。 けど異常な雰囲気は察していた。 急に不安に駆られ走り出そうとするけれどまだ体はいう事を聞かず。 立ち上がった時点で転倒する]
いや……もういや…… 置いていかないで……いなくならないで……
[震える声が勝手に漏れる。 負の記憶を呼び覚まされたばかりの心は、弱く]
(113) 2011/05/18(Wed) 08時頃
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[栖津井先生に促されれば、一瞬泣きそうな顔を向けて。 それでもすぐにそれは弱弱しい笑顔に変わる]
……だいじょーぶ。 僕は、大丈夫です、よ。
[まだ少しふらついているが立ち上がり、素直に歩き出す。 ――本当は。後を追いたい。探したい。 けれどそれは心の奥底にしまいこむ。 自分が何かを望むなんて、傲慢だ]
[そうして部屋に連れて行かれ、横になるように促されれば。 疲労した体は、すぐに静かな眠りにつくだろう**]
(114) 2011/05/18(Wed) 08時頃
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―― 3年前 ――
[それは深夜の出来事だった。 住民が全て寝静まった時間。 何者かによって放たれた火は、瞬く間に家全体を飲み込んだ。 目を覚ましたのは幸か不幸か。 自分の家とは思えない、赤い世界。 熱い。痛い。苦しい。 ただ本能が逃げろと叫ぶ。 あちこちが焼失した家はもはや崩れかけていて。 両親の寝室だった場所が、ただの瓦礫と化していた。 その瞬間何かが壊れて。 炎渦巻く廊下に座り込んだ]
(223) 2011/05/18(Wed) 19時頃
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[皮膚が焼け爛れて行く。 それでもその場から動く事が出来ずに。 けれど不意に腕を引かれ、立ち上がる]
『しっかりしろ! 逃げるぞ!!』
[その声は今でも覚えている。 優しくて、逞しくて、ずっと憧れだった。憧れている。兄の声。 十近く歳が離れているので一緒に遊ぶ事は少なかったけれど、それでも家ではいつも一緒にいてくれた。 手を引かれ、1m先も見えない炎の中を進んでいく。 そこかしこが壊れた家は走る事も出来なかった。 自分と違い体の大きな兄は、その身を盾にして炎から庇ってくれた。 家が全て炎に飲まれ潰れる前に、外に出れたのは二人だけ。 そしてそのまま病院に運ばれて。 再び目を覚ましたのは……一人だけ]
(224) 2011/05/18(Wed) 19時頃
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[あの時自分がいなければ兄はもっと早く逃げられただろう。 自分を庇わなければ、全身を焼かれる事もなかっただろう]
[ごめんなさい。 僕のせいで。 ごめんなさい]
[父も母も。そして兄も死んだ。 自分だけがただ残されて。 兄の命と引き換えに、生き残った、重罪人]
(225) 2011/05/18(Wed) 19時頃
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[大事な人の命を奪う夢を、毎日繰り返す]
[閉じられたままの瞳から涙が零れても、目を覚ます気配は無い]
(226) 2011/05/18(Wed) 19時頃
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……たく……と、にいさ……
[蛍紫が呼んだ名を繰り返すように。 自分が「殺した」相手の名を呼ぶ]
(233) 2011/05/18(Wed) 20時頃
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ヨーランダは、手を握られれば、堰を切ったようにぼろぼろと泣く。眠ったまま。起きている時に、泣くことは無いから。
2011/05/18(Wed) 20時半頃
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――……
[優しい手つき。 それは幼い頃、兄がしてくれたような。 自然と表情が緩んでいき、そして……]
……………けーし、くん……?
[ゆっくりと瞳を開く]
(238) 2011/05/18(Wed) 21時頃
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あ……僕、寝ちゃってたんだ……
[横になるだけで、眠るつもりはなかったのだが。 目尻に残る涙の感触に]
あ、はは。ごめんね。変なとこ、見せたよね。 うん、大丈夫だよ。 蛍紫君、わざわざ来てくれたの? ごめんね。
[不穏な空気。見えない姿。 すごく不安だったけれど、今は安心して。笑う]
(241) 2011/05/18(Wed) 21時半頃
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[少し困ったように笑う幼馴染。 昔から変わらない不器用さに、失礼な話ながら安心して]
……え? 中庭?
[思い出すのは、窓から見えた――]
……楓馬君と……織部先輩、が、一緒に……いたよ。 まだ、雨降ってきたばっかの頃だったと思ったけど。 ……何か、話してた。部屋から見えただけだから、詳しくは知らないけどね。
[どこか言い方が刺々しくなってしまった。 その理由は自分でも分からないけれど]
(250) 2011/05/18(Wed) 22時頃
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……え? 蛍紫君、ごめん、何の……話? 僕……蛍紫君も、楓馬君も。大事だよ。大好きだよ。 どっちか選ばなきゃいけないなんて、ないよね? 僕達……ずっと……
[ずっと一緒にいられるよね、とは続けられなかった。 自分たちは、もういつまでも子供じゃない。 今のままがずっと続くなんて事はありえないし。 ――この合宿が終われば。また、あの家に戻って。 大学には絶対に行くことはないだろうし。 卒業した後のことが、分からない。 自分が抱いてる気持ちも、分からない]
……うん。楓馬君、部屋に戻ったんだね。 迷惑、かけちゃったし。謝らないと。
[だからただそれだけに頷いて。 ゆるゆると布団から起き上がり、自室へ向かうだろう。 入れ違いになり、紅子さんに迎えられるハメになるのだが]
(268) 2011/05/18(Wed) 22時半頃
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―― 回想・部屋を出る直前 ――
あ、は。そうだよね、例え話……だよね。 でも、もしそんな時が来ても。 僕には選べないよ。 二人とも、同じくらい大好きなんだもの。
[そして大学の話になれば一瞬、表情を曇らせ。 でもすぐにまた、いつもの笑顔を浮かべる]
3人で、部屋。ルームシェアってやつかな。 なんだかそれだけで楽しそう。 うん、一緒に……いきたいね。
[気付かれないように、自分で自分の身体を抱く。 服の下。古い火傷の痕と、真新しい暴力の痕。 絶対に、知られたくない]
(300) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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―― 自室 ――
ふーま、くん? いないの……?
[戻ればそこに幼馴染の姿は無く。 彼の相棒である紅子さんだけが鎮座していた]
……天気、凄いことになってきちゃったね。 部屋の中だけで我慢してもらうしかないかなあ。
[カゴから放てば、部屋の中を飛び回ったろうか。 幼馴染の姿が見えないことに不安になるけれど、広い屋敷だし、間取りが全然分からない。 それに少し疲れているのも自覚していて。 だから先に、少しだけ]
(302) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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……紅子さん、ちょっとむこう向いてて。 こっち、見ないでね。
[発作を起こした時に、汗で濡れた服を脱ぎ捨てる。 爛れた皮膚。所々壊死した肌。 気持ち悪い、と。価値の無い体だと教えられた。 無価値で人殺しの自分。 だから、あちこちに残る痣は、罰としても軽すぎる。 まだ首に残る真新しい絞め痕が少しだけ痛んだ]
(303) 2011/05/18(Wed) 23時頃
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―― 自室 ――
[着替えはいくつかあるけれど、似たような服なので適当に袖を通す。 何の洒落っけもない、ただ体に纏う為だけのもの。 着替え終われば紅子さんと戯れてみたりして。 そういえば結局ご飯を食べ損ねていた事に気付く。 でも、ここはオープンキッチン。 向かった時に、もし誰かがまた火を使っていたら。 また迷惑をかけることになる。 だから、一人で向かう気にはなれなくて。 いっそ着替える前にお風呂に行っておけばよかったかも、などと考えたり**]
(358) 2011/05/19(Thu) 00時頃
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―― 自室 ――
うん、もういいよ。 紅子さんはおりこうさんだね。
[きちんという事を聞く賢い鳥を抱きしめるように撫でる]
……僕、しょんぼりしてるように、見える? あはは……大丈夫、元気だよ。
[そう言って笑う]
(452) 2011/05/19(Thu) 05時半頃
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紅子さんはいいな……ずっと楓馬君と一緒にいられて。 僕も、一緒に、いたいよ。 ずっと、ずっと一緒がいい。
[それは蛍紫に対しても同じ想い。 過ぎた友情が恋慕を孕んでいる事に、気付いてはいない。 一緒にいたい。二人と一緒に過ごしたい。 ――あの家に帰りたくない。助けて欲しい。昔に戻りたい。 そんな逃避を抱く事を罪深いと感じているから。 二人への想いと共に、抑圧されて]
(453) 2011/05/19(Thu) 05時半頃
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[腕の中の温もりが、とてもあたたかい。 ともすれば泣き出してしまいそうになったけれど。 この子は賢い。もし泣いてしまえば心配させるだろうし、あとで楓馬に報告もするだろう。 泣かない。泣けない。人前では]
ごめんね、なんか変なこと言った。 忘れてくれると嬉しいな。
[だから、代わりに笑顔を作る**]
(454) 2011/05/19(Thu) 05時半頃
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―― 回想・自室 ――
……やだな。そんなこと、ないよ。 僕はホントに、大丈夫だから。 紅子さんも楓馬君も、頼りなくなんか無いよ。 でも僕は、これ以上誰かに頼ったり、しちゃいけないの。
[身代わりに死んだ兄。 家族も家もなにもかもを失って一人残され。 誰かに頼る事を極端に恐れるようになった。 そして一人で耐える事で、何かを償ったような気になっているだけの、酷く傲慢な自己満足]
(575) 2011/05/19(Thu) 19時頃
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―― 自室 ――
[紅子さんをもふもふしていると、どこか近くの部屋から何か声が聞こえて。 扉を閉めていたから聞き取れなかったけれど、時節大きく聞こえる声は後輩の声だと理解できる。 ……と。 突然開かれる扉、入り込んでくる人影、施錠の音]
え……? 百瀬、君? どうしたの?
[あまりに唐突の訪問に目を丸くして訊ねた]
(576) 2011/05/19(Thu) 19時頃
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ヨーランダは、スティーブンに話の続きを促した。
2011/05/19(Thu) 19時半頃
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―― 自室→広間 ――
[突然の訪問者に、どう対応しどう言葉を交わしたろうか。 大須の姿が見えないことも、そのときに聞いたかもしれない。 とかく、そのうち部屋を出ることにはなっただろう。 百瀬がついてきたかどうかは分からない。 もしかしたら、怒られるかもしれないけれど。 紅子さんを伴ったまま階下へ向かう]
[そうして向かった大広間で、幾人かと顔を合わせるだろう。 まず最初に告げるべきは]
あ……お昼、すみませんでした。 ご迷惑を、おかけして…… もう、大丈夫です。 ありがとうございました。
[今いる相手に、頭を下げる]
(620) 2011/05/19(Thu) 22時頃
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[織部の言葉に>>625コクリと頷き]
そう、ですね。 食べ損なってたので、おなか、すいたかもです。 僕ももらっていいですか? あと……野菜とかあれば。紅子さんに、あげたいなって。
[勝手に連れ歩いたり食べ物あげたりしていいか分からなかったけど、幼馴染たちが傍にいないのが酷く不安で。 せめて、紅子さんだけは。一緒にいてほしかった]
(642) 2011/05/19(Thu) 22時半頃
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けーしくん、来てくれました。 よかった……
[顧問の声>>629に、本当に嬉しそうに微笑んで。 でも、心配かけて申し訳なかったと。 ――少し、妙な事を言っていたのも思い出して、気になったけれど。 それは口にしないまま]
(646) 2011/05/19(Thu) 22時半頃
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[キャベツの葉っぱを受け取って]
ありがとうございます。 ……食事処に、動物連れてきてごめんなさい。 紅子さん、賢いから。 ちゃんとおなしくしててくれるから……ちょっとだけ、一緒にいさせてください。
[紅子さんに「僕の傍から離れないようにね?」と言い聞かせて。 キャベツの葉っぱを差し出してみたり]
(653) 2011/05/19(Thu) 22時半頃
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ヨーランダは、ヴェスパタインに話の続きを促した。
2011/05/19(Thu) 22時半頃
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んー、生だからコトコトでもジックリでも煮込んだスープでもないかな。
[もしゃもしゃと野菜を食む紅子さんを微笑ましく見つめながら。 自分もゆっくりと焼きそばを咀嚼する]
紅子さんは、中の人などいないっ、ですよ。 でも、うん。ほんとーに、賢い。
[織部の疑問>>666に同意しつつ。 こっちの言葉も理解してるし、返事もするし。 時々鸚鵡だという事を忘れそうになる]
(675) 2011/05/19(Thu) 23時頃
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―― 少し前の話 ――
[落ち着かせながら話を聞こうとするけれど。 その内容が、自分には難しい分野で。 もし。もしも、相手の名を聞いたなら。 それはそれで、また相談に乗る事ができなくなるだろう]
(717) 2011/05/20(Fri) 00時頃
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