91 時計館の魔女 ―始―
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
[コト、と軽い音を立ててカップをテーブルの上へ戻す。 ――矢張り、食事を摂るのはよしておいたほうが良さそうだ。未だにはっきりとしない頭を労るように、軽くこめかみに触れた。 返った声>>1:469は随分気の抜けたものだったが。幾重にも重ねられたヴェールの中で、確実に。
警戒が、在る]
構わない。……好きに、呼んでくれ。
[見つめてくる視線に気づいていない訳では無かったが、ミルクに砂糖を落として、かき混ぜながら。 当人が臆面もなく答えた様子>>1:475を見て、後は任せようと。]
(12) 2012/05/21(Mon) 02時頃
|
|
[何か云うべきことがあれば口を挟むかと、食事の風景の中、人の多さに若干の居心地の悪さを覚えていれば、声をかけられて>>0]
――…その……どこかで、会った、だろうか…?
[ヴェスパタインは人の名と、存在を忘れるのが、早い。 記憶として留めてはいても、意識の中に留めておくことはあまり多いほうでなかった。
彼女とは、何の縁があったかと、首を傾げていれば、続けられた言葉>>4に、納得が行ったようにああ、と短く声を漏らして]
あまり――…多く、作っている訳では無い、けれど… 祖父の作には、まだ、遠い。
(13) 2012/05/21(Mon) 02時頃
|
|
―朝・大広間―
[かかった賞賛の声>>16には、曖昧に微笑み返して、カップの中身を飲み干した。 大事にしてくれている、との言葉は、少々収まりの悪いものこそあれ、悪い気はしなかった]
そう、か。……"タイヨウ"だから。 これからも――大事に、してほしい。
[そうして、そろそろ自室へ戻ろうかと。帰り際に、彼女と、其処に居た人々に名を尋ねただろう*]
(72) 2012/05/21(Mon) 15時半頃
|
|
―鐘のなる頃・自室―
[一日中、暗い室内に独りで、居た。 思案に耽っていれば、時間が経つのは早く。
鐘の音に、意識が戻る]
……はじまった、か。
[誰に向けるでもない、言葉をひとつ吐いて。 聞こえた哄笑に浮かぶ、顔]
(73) 2012/05/21(Mon) 15時半頃
|
|
[――魔女] [そして悪魔の――…]
[ランタンを膝に乗せて、目を閉じる。 身体は仄かな光を帯びて、ゆらり、と 揺れて、居た]
――ヘクター
[収束する、こえ 膨大な情報が駆け巡る脳裏に浮かぶ貌は。]
(74) 2012/05/21(Mon) 15時半頃
|
|
[ 猛る 魔の 顕現 ] [紛れ込んだ"イレギュラー"の、一つ。
長い息を吐いて――……身を、抱え込む。 これを伝えなければ、と。ヤニクとエリアスを探して、大広間へ降りていった*]
(75) 2012/05/21(Mon) 15時半頃
|
|
―大広間―
[騒ぎを聞きつけて人々が集まっている頃、だろうか。 随分憔悴しているように見えるエリアスの姿を見つけて、声をかけようかと踏み出した時。 朝、言葉を交わした少女>>79の声で、足を止めた]
……恐らく――"ゲーム"が、始まった。
[あの哄笑は、間違い無いだろう。 沈鬱に目を伏せ、どうしたものか、と。
彼女の名を教えてもらって居たなら、ひとつ、名を呼んで] ――君も、気をつけたほうがいい。
[無粋とも取れる忠告を]
(80) 2012/05/21(Mon) 17時頃
|
|
――状況を知らねば。
[少女にも行こう、と声を掛けて、気遣わしげにエリアス>>70の名を呼んだ]
見た、のか?
[鐘の音に、殆どの事情は知れども。彼女が、第一発見者だったのか、と短く問いながら。 続ける言葉は低く、彼女以外の人間に届かぬように、と]
――あとで話がある。
[周囲を喧騒が満たすなら、此処は避けたい。 自室の番号も告げ、彼女が自室に戻る折にでも、訪れてくれ、と。]
(81) 2012/05/21(Mon) 17時頃
|
|
[戻った声>>82は落胆しているようにも、困惑しているようにも聞こえて、ヴェスパタインは目を細める。 それが真意かはしれないが……青ざめた表情は、獣のそれでは、無いように思えた。けれど、彼女の顔を、忘れぬように。刻んで、おく。
――識る、為に。]
……。
[意を汲み取ってくれたか、頷いたエリアス>>84の側から離れて、目的の人物が居ないかどうか、視線を巡らす。
と、細い声が届き>>92、少女の存在を半ば無視してしまっていたことに気づいた。 周囲を気にしないのは、悪い癖だ。何か、言うべきだろうかと口を開こうとしたけれど、矢継ぎ早に告げられた言葉に、留められて、結局ひとつ頷くだけだった]
…構わない。……\の部屋が、私の部屋、だ。
[訪ねてくれ、と。離れる背に、告げただろう]
(101) 2012/05/21(Mon) 18時半頃
|
|
―大広間→自室―
[夜が明けたら、ヘクターを探して会いにゆこうか、と。 大広間を離れて、自室へ戻った。
ランタンの揺らめく炎を見つめていれば、控えめなノックの音>>112に顔を上げる。 エリアスか、ミッシェルか、どちらかが訪ねて来たのだろう。 或いは、他の誰かかもしれないが。部屋番を告げたのは、そのふたりのみ。
戸に近づいて、僅かに隙間を開ける。その先に見えた姿がエリアスであることに気づけば、眉尻を下げて迎え入れた]
――フローラ。…呼び立てて、済まない。
[ランタンを据えた椅子を勧めて、己は寝台へ腰を下ろし。 何から、話したものかと]
(116) 2012/05/21(Mon) 20時頃
|
|
[魔女の死体――ゲームの合図、について。詳細を語る彼女の声>>119を、黙って聞いていた。 死体が"あった"ことも、聞いただろう。 断片すら探らせて貰えぬとは、恐れ入る、と緩く首を振って]
――……あまり、気分の良いものでは、無かっただろう。
[大丈夫か、と気遣わしげに視線を投げて。暖かい飲み物でも、出そうかと。 欲しい、と願えば出てくるティーセットを、広げて。暖かい湯を、注ぐ。
茶葉を蒸らす間に、言葉を選んで――切り出した]
「悪魔」を、突き止めた。
[誰、とは。まだ言うつもりが無かったが]
(132) 2012/05/21(Mon) 21時半頃
|
|
…そうか、だが――… あまり、無理は、するな。
[大丈夫、と言いつつも>>135 ヴェスパタインの目には、あまりそうは見えずに。濃い目に入れたミルクティを、彼女の方へ差し出して。 自分も同じ物を手に、再び寝台へ腰を下ろした]
[そうして、己の言葉に何やら迷った様子を見せ>>136 続いた言葉に、カップを握る手に力が入る]
……"魔女"の介入じゃ無い、なら。
遊んで居るな、確実に……
(143) 2012/05/21(Mon) 22時頃
|
|
[内密に、と付け足された言葉には頷いて、カップの中身を一口。 脳裏に浮かぶ、へらりと笑って手を振った男の顔を思い浮かべて難しい顔をしながら]
悪魔の"遊び"は、厄介だ、な。 "対抗する力"に、結ばれていないことを祈ろう。
[ソフィア、とクラリッサ、は。どちらも顔だけしか、知らなかった。名前を聞いても浮かばぬ顔に、どうしたものかと思案する。 けれど、結局。悪魔本人に会ったほうがいいだろう、と。結論づけて]
これから。……暴いてこよう。 「誰」かは、その後に。 けれど……君は恐らく、目をつけられて居る、から。
―――どうか気をつけて、
(144) 2012/05/21(Mon) 22時頃
|
ヴェスパタインは、ヤニクにも、話をせねば、と顔を思い浮かべた。
2012/05/21(Mon) 22時頃
|
[気分を落ち着けるためによく紅茶を飲むが、それは彼女にも有効に働いてくれたらしい>>147 固さがとれたように見えて、こちらも少し肩の力が抜ける。
伝えられる状況を、頷きながら聞いて。付け足された言葉>>148に、眉根が寄る]
――……成程……悪魔の、やりそうなことだ。
[特に、あの男では。続ける言葉は、音にはしなかった。 愉快げに笑っていた顔と、声が浮かぶ]
(154) 2012/05/21(Mon) 22時半頃
|
|
恐らく、だけれど……外れては、いないように思う。
[首を傾げる姿>>149に、若干苦笑交じりにわらって。ミルクティを、一口。 喉を滑るあたたかさに、背中を押されたような気がした]
気をつけてくれていれば、それでいい。 ――敵になるか、味方になるかは……わからない、けれど。
味方になってくれれば恐らく、随分心強い筈、だから。
[安心させるように微笑んで、立ち上がる。空になったカップは、机の上に置いておいた。 机の上のランタンを片手に、別の灯りを灯しておく。
ここで待っていても、或いは眠っていても構わないし、部屋に戻っていても構わない旨と、置き去りにする謝罪を伝えて、自室を後にした。 向かうは、悪魔のもと*]
(155) 2012/05/21(Mon) 22時半頃
|
|
―深夜・自室→???―
["タイヨウ"の灯りを頼りに、館内を歩く。 目指すは、悪魔の元。どこにいるかも、自室がどこであるかも知らぬ、あてのない道ではあったが。 魔の顕現と、突き止めた時の感触は。
恐らくあちらにとって、かなり不快なものであったはず。
ならば、 歩いていれば―― 会えるのでは、ないかと。
半ば確信にも似た感覚を連れて、道を征く。]
"ヘクター"
[ 薄蒼の光を 伴って、 彼の名を呼んだ ]
(158) 2012/05/21(Mon) 23時頃
|
|
―謁見室―
[僅かに残る刻印を辿り、ついたのは謁見室。
愉しげな口調>>166ではあったけれど、表情は悪魔のそれで。
"タイヨウ"の灯りを、眼前に翳す]
――今晩和、ヘクター。"魔の顕現"…絆を結ぶもの、
[詠うように、突きつけたのは彼の"中身"。
変わらぬ薄蒼の光を引き連れたままで、僅かに微笑んだ ]
(170) 2012/05/21(Mon) 23時半頃
|
|
[ 言葉は 武器に成る。 賢しき"槍"は、鎖に巻かれた悪魔を一瞥、]
(174) 2012/05/21(Mon) 23時半頃
|
|
――"賢者" と。 ひとは、そう呼ぶ、よ。
[一歩、また一歩。距離を詰めていく。 状況を、どこか楽しんでいる風でもあった。]
そうか、悪魔を前にすると―― ……こう、なるのか。
おもしろい……
[わらっている その顔を。 "道を踏み外したモノ"はただ、真っ直ぐに ただ真っ直ぐに、けれど歪んだ目で、見ていた]
(175) 2012/05/21(Mon) 23時半頃
|
|
[燃え落ちて、喪われていく文字たちには目もくれず。
ただ、"ヘクター"を見つめて。
"タイヨウ"の炎はこんなにも優しいのに。
悪魔の火は、どうしてこうも荒々しいのかと。]
――そうか、それは、済まなかった。
[場違いなことばを、吐いて。変貌した男を、改めて眺める。 空気が揺れるような、脅しには、ふっと唇を緩めて見せて]
(188) 2012/05/22(Tue) 00時頃
|
|
ヘクター。
(189) 2012/05/22(Tue) 00時頃
|
|
―――" "―――
(190) 2012/05/22(Tue) 00時頃
|
|
[彼の"名"を、詠う。]
[それは、旧友を呼ぶかのような]
[愛するヒトを、呼ぶかのような]
[やさしい、こえ]
(191) 2012/05/22(Tue) 00時頃
|
|
[光の子でありながら、"ヒカリ"の下で生きられない、自分を。 賢者と呼ぶは、他人ばかりだ。
曖昧に微笑む顔は、なにも映して居ないようで]
私には、何も出来ない。
[小さな、吐露]
(207) 2012/05/22(Tue) 00時半頃
|
|
[魔の炎が、鎮まったのを見て、漸く。 長い、息を吐いた。
よかった、と。ゆるく、頭を振る。 そうして、悪魔の眼前に、立って]
――力が、欲しいんだ。
[彼の衣服を、指先で掴んで。吐き出された声は、どこか縋るような]
(208) 2012/05/22(Tue) 00時半頃
|
|
[そう、願ったのは初めてのことではなかったけれど。 傷つける力よりも、"守る"力が欲しかった。]
―――ヘクター、
[おねがいだ、と]
(209) 2012/05/22(Tue) 00時半頃
|
|
相性が、悪かっただけ、だろう?
[悪態>>212には、俯いたそのままに、ちいさくわらった。 識る力を取り除いてしまえば、ヴェスパタインは非力だ。 身を守るすべすら、持たない。]
……それでも、構わない、
(216) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
|
|
[隷属の印か、視界の端に揺らめく炎を、みて。 己が"真名"を掴んだ故に、しもべとなった悪魔の、鎖に触れる]
もう、なにも。
喪いたく、ない、んだ。
[己が死に追いやった友人と、 同じ種族の青年、を。 同一視するわけでは、無かったけれど]
(217) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
|
|
[また笑える暖かい場所を、守りたかった]
(218) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
|
|
―― 、
[感謝は、殆ど。涙声だったか*]
(219) 2012/05/22(Tue) 01時半頃
|
|
―深夜・自室―
[暫く、悪魔の胸に縋っていただろうか。 縋る、というには、少し足りなかったかもしれない、が。
あれは、頼ることを知らぬヴェスパタインの、精一杯、だった。
何処を如何帰って来たやら、自室の寝台に腰をおろして、先程まで悪魔の服を掴んでいた掌を見つめる。 この手に繋ぎとめることが出来るか否か、は。半ば行き当たりばったりだった。 途中、悪いくせが出た気もするが、それもあまり、憶えていなかった。]
(274) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
|
|
[涙を流したことなど、もう久しく無かったという、のに。
慣れぬ人の中、明るいヒカリの中、苦手なものばかりのこの中で。 "魔"は、これまで親しんできたもの、だった。 ああも簡単に気が抜けたのは、それが理由かと。寝台に倒れ込んで、目を閉じる]
ソフィア、と、クラリッサ……
[それはどの人だ、と。問うのを、忘れた。 悪戯の理由よりも、顔が一致しないことの方が問題だ。 起きたら、と呟いて。ヴェスパタインは、*まどろみの中へ*]
(275) 2012/05/22(Tue) 19時半頃
|
|
―自室―
[目を覚ませば、とうに朝日は昇っていた。 カーテンから漏れ出る光に、薄く眉間に皺が寄る。 ひどく緩慢な動作で身体を起こして、ぼんやりと、虚空を眺めていた]
――……、
[何を、するのだったか。未だ微睡みの中にある、ばらばらの思考は繋がらない。 濃い目の紅茶でも飲もうかと、立ち上がった時。 エリアスの残した、メモ>>165を見つける。 彼女を良く識る訳ではなかったけれど、なんとも。 彼女らしい、文字列だった。]
(326) 2012/05/22(Tue) 22時頃
|
|
[ そうして、漸く。やること、の断片が繋がりはじめて。 エリアスに"悪魔"の正体と、協力者となったことを告げて。 ヤニクにも――正体は置いておいて――同じ事を、知らせねば。
自分が"何"であるかに、ヤニクはきっともう、気づいてしまったとは思うけれど。 ――まだ、正面から名乗る、勇気は無く。
椅子に座ったまま、"ソフィア"と"クラリッサ"、そして顔と名が一致しない他の客人たちにも会わねばならぬ、とこめかみを抑えた]
(329) 2012/05/22(Tue) 22時頃
|
|
[――多数に会わねば、というのは。酷くヴェスパタインの気を沈ませる。 必要に応じて人に会ってこそいるが、本当はだれの"名"も、"顔"も知りたくは、無いのだ。
唇を噛み締めた時。 会わねばならぬうちの一人の声>>327が聞こえて、顔を上げた]
――ヤニク……、
[小さな声で名を呼び返し、のろのろと扉に近づく。 ゆるりと開いたその先の顔を見れば、少し安堵したような顔をみせて]
(332) 2012/05/22(Tue) 22時頃
|
|
[微笑んだ彼>>339中に招き入れて、椅子を勧め。
単刀直入な問には、目を丸くした]
……ヘクター、に、会ったのか。
[己を見つめる悲哀の視線には、困惑の瞳を返す。 ――何故、彼が悲しんでいるのかが、解らない]
……わたし、は。
[言うべきか、 ――――言わざる、べきか。]
[逡巡、]
(343) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
|
|
――力が、欲しかった、だけ、だ。
["真名"を知ったのは、半ば偶然だった。 "悪魔"を文献では知れど、直接対峙したことなどあるわけがない]
私、は。 私は、傷つけることしか、できない
あばく、ことしか、できない
知識は あっても、 "ヒト"が わからない、
――喪いたく、ない、から。
だから、力が、欲しかった、んだ。
[――どうして、悲しそうな顔をしているのか、と。首を、捻る]
(348) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
|
|
[途切れ途切れの、 言葉足らずの、吐露。
偶然で得た力、 それが、何故。 なぜ、彼の"かなしみ"に通じるのか――
全く、わからなくて、]
(349) 2012/05/22(Tue) 22時半頃
|
|
[ソフィア、と。彼の唇が紡いだ名前に>>354 全てが、符合した。
自分が、また"友人"を喪うことが、怖いように―― 彼もまた、"喪う"ことを、恐れているのだ、と。
そうして、その引鉄をひいたのは、紛れも無く。 悪魔の、戯れ、で]
ソフィア……
悪魔の、絆を――結ばれた、モノ……
[彼の、守りたい存在、だったのか、と。 唇を、噛み締めて俯いた]
[言えることばが、みつからない。]
(373) 2012/05/22(Tue) 23時頃
|
|
[続いた言葉>>356には、俯いた顔を、あげて。惑う瞳のまま、見つめる]
――どうして、
私の、―――私のそばにいたら、死ぬかもしれない、
朽ちるかも、しれない、
[手を伸ばしかけて、中途で、握り締める。 幼い自分がおかした過ち。また、同じ事を繰り返さないとは限らない。 あの、力が憎いと。ああも恐れと闇を滲ませて、]
それでも私を、
[守りたいと言うのか、と。]
(375) 2012/05/22(Tue) 23時頃
|
|
[返ってきたのは、拒絶でも、恐怖でも無く、微笑だった>>389
差し伸べられた腕に、そっと触れてみた。 あたたかい、手は。何も変わらない。 彼は怒るかもしれないが――"ヒト"も"悪魔"も、"妖精"も、何も変わらなくて。
引き寄せられるままに、彼の服に、顔を埋めた。 ずるずると床にくずおれて、まるで祈るような、]
――私、は。 怖い。
また、目の前で、友人を喪うのが、怖い。
どうして、だ。 どうして、
(397) 2012/05/22(Tue) 23時半頃
|
|
[私の"力"は、君を傷つけることしか出来ないのか、と。 ――そんな自分を、どうして守ろうとしてくれるのだ、と。
『お願い――……』
真摯なその声は、届いたけれど。 霧散した聲が、縛る。]
[何も変わらないのに、どうして己の槍は。 彼だけを、貫いてしまうのか、]
(398) 2012/05/22(Tue) 23時半頃
|
|
[ 抱きしめられたことへの驚きよりも、続けられた言葉への驚きが勝った。 目を丸くして、彼の顔を窺おうとしたけれど。 この位置から見えるは金糸のみ、で。
己を抱きすくめた力に、
言い聞かせるように、紡がれる言葉に、]
(409) 2012/05/23(Wed) 00時頃
|
|
『おれ、ヴェスがすきだよ? だって、なんでもしってるじゃないか、
それだけで、ヴェスはすごいんだって、ホラ。
胸を張りなよ、』
[ ごめんね、 ――だいすきだよ、 ]
(410) 2012/05/23(Wed) 00時頃
|
|
[零れそうになった嗚咽を、飲み込んで、笑う]
―――……ありがとう、
[許された、気がして。 おずおずと、その身を抱きかえした。]
……女性に、使うことば、と。 思うけれど……
[ふにゃ、と。笑いながらの、ことば]
(413) 2012/05/23(Wed) 00時頃
|
|
[戻った軽口>>418に眉尻を下げれば、僅か開く距離。 そうして、差し出された花を受け取った。紅い花弁を眺めていれば、守る、力と。 そうして付け足された言葉に、こちらも微笑を浮かべて]
ありがとう、……大事に、する。
[掌の中で凛と咲くガーベラを、そっと握りしめて。 続いた問いには、少し言い難そうに視線を伏せた後に――]
もう少し、居てもらっても、良いだろうか?
[と、若干はにかみながら。彼の服の袖を、そっと握った*]
(425) 2012/05/23(Wed) 00時半頃
|
|
―深夜・自室―
[ヤニクを見送った後、布団に倒れこんで眠ってしまっていた、らしい。 中途半端な時間に目が覚めたことへの、若干の不快感。
いつもより重い体を引きずって、茶の用意でもしようか、と。
立ち上がった時に、聞こえた、声。]
――……ヘクター?
[どうして、此処にと。問いかける声は、続かなかった。
物音、]
(442) 2012/05/23(Wed) 01時頃
|
|
[慌てて飛び出そうとして、扉が固く閉ざされていることに、気づく。 それは、己のしもべの意思、か。]
――開けろ、ヘクター!!
[声を荒げることなど、そうそう無い。 ただでさえ、"今"の彼は疲弊している。 今、喪う訳にはいかなかった。 扉に手を打ち付けて、何度も、何度も。内側から、呼ぶ。
――喚ぶ、]
(443) 2012/05/23(Wed) 01時頃
|
|
ヘクター……!
頼む、から。 頼むから、
(444) 2012/05/23(Wed) 01時頃
|
|
開けてくれ――…
[彼が、決死で闘って居るなら、己が隙を生ませるわけにも、いかず。 隷属した悪魔が、取る行動も、"識って"いるのに]
(445) 2012/05/23(Wed) 01時頃
|
|
ヘクター、
(446) 2012/05/23(Wed) 01時頃
|
|
[物音はするのに、 そこにいるのに、 ――どうして。 どうして、]
(448) 2012/05/23(Wed) 01時頃
|
|
[己の"鎖"が、落ちる音が、虚しく響いた*]
(449) 2012/05/23(Wed) 01時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る