人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


…メアリー……ッ!!!
[山吹色の、まるで夜明けのような光は、焼き付くように痛んだ。
それでも、失わぬよう、離さぬように、しっかりとその手で抱きしめて。

あぁ、闇が訪れる。]


飼育委員 フィリップは、闇が深くなるのを 感じていた。[[1D20]]

2010/03/05(Fri) 01時頃


飼育委員 フィリップは、[18]

2010/03/05(Fri) 01時頃


き、れ……い

[目の前に広がる山吹色がすべてを覆い尽くす。
縋り付くようにディーンの身体を抱きしめれば
鳶色は闇色に塗りつぶされた。]


―― 回想 屋上 ――

[手の中のビー玉。
 タイミングの悪さに気まずげなミッシェルを見上げて苦笑した]

……まあ、ドンマ……

[きっと、最後の発作が来たのは、そんな時]

[いつものように、辛くて、痛くて、苦しくて。
 その発作の間に、何がおきていたのか知る由もない]

[ただ、近くにいた彼女達にあまり心配をかけなければいいと、
 そうちらっと思ったことだけ覚えている]


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 01時頃


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 01時頃


飼育委員 フィリップは、図書室で【ひとり 立ち尽くしている】

2010/03/05(Fri) 01時頃


[光は尽きて、姿も消える。
 闇。

 闇の渦巻く場所。

 心地いいと、思ってしまった]


メモを貼った。


[最後に誰に話しかけたのか、結局わからないままだった]

 ……。

[身体はもうない。心音も、止まってしまった。

思いは、霧散する]

                     セシル。

[拾い上げた名前を、口にした。
それがきっと、名前]


【人】 飼育委員 フィリップ

−図書室−
[書籍を漁っていた手が、 ピタリ と止まる。
 続いて、探るように首を上下座右に動かし、青碧をせわしなく動かして。]

           えっ

[驚いたように、右眼を見開いて 呆然と立ち尽くす。]


 待って  ど


[どうして。声は音にならない。
 ただ、鸚鵡がばさりと羽根を広げ
 その姿を 闇に変える。

 その闇は身体に吸い込まれて。

 右腕 肘から下、手首までが 消失し。右手首が闇で繋がれた様にそこに在る。
 そして左足も見えないところで、じわじわと闇が侵蝕して居た。]

(3) 2010/03/05(Fri) 01時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

[鸚鵡の体が闇へと変わり
 その瞳 左の橙色の瞳が こつん、と渇いた音を立てて

 ころり、床に転がった。

 まぁるい、目玉 のようなビー玉は。
 色は、橙色。 中心に、瞳孔を思わせるような 深い 闇の 黒。]

(6) 2010/03/05(Fri) 01時半頃

[あなたが幸せであるように

 ねがう

    いのる

 やみのそこで

           魂が溶けていく]


…あぁ、聞こえるのか。

[暗い闇の中から出ることは出来ずとも、闇の中へと届く声。
突然現れて混ぜっ返すだけまぜっ返して去ってきたのでは、迷惑かけただけだったかな、などとぼんやり思う。

外の景色も、僅かでも見れたらいいのにと願った。
それが叶ったとしても、後悔と無力さに苛まれるだけだというのに。]


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 01時半頃


(天使の声が、聞こえるの。でもね、ジェリー。
 私が聞いているって天使達に分かってしまってはいけないの。
 なぜなら連れて行かれてしまうから)

[ああ、やっぱり。天使なんていないじゃないか。
 あれは、死神。悪趣味なゲームに乗った、死神の声]

[自分にとって、天使は死神の形をしている。
 自分にとって、死はあの人の形をしている]

[けれど、弱く、もろく、どこまでもあの人は人間だった]

[持ち歩いていた、あの人の姿を描き続けたスケッチブック。
 最後のページには、あの人の部屋の窓から見た夕陽]

[そして、自分が願いと共に書き込んだ文字]

『ここではないどこかへ
          あなたではないだれかと』


[闇には私が囚われますから

 あなたは闇に囚われないで欲しい

 帰る事が出来ないと嘆くのではなく

 どうあっても帰るのだと強く思いを持って欲しい

 追い詰めましたか。
 言えば、いいのです。
 そんなことを言ってくれるなと。

教師の言葉は魂が紡ぐ。
闇に溶けていく色は、山吹に黒が混じって。

けれど]


(ジェリー、あんたって悲しい人ね。
 きっと誰一人本当に愛することなんてないんだわ。
 だって、あんたは天使みたいな人だもの。
 世界をただ眺めて、けっして降りてはこないのよ)

[あの人から教えてもらったもの。
 悲しみと、諦めと、そんな呪詛。
 愛なんてものを、自分が持っているのか分からない]

[だからピンク色のビー玉をもらうことをとても申し訳なく思ってた。まして、彼女がしてくれたことを知ったのなら]

[それはきっと、この闇の中に果てなく滲む悔恨の念**]


[もう

そこに

        彼の思いはきえかけて]

 ……ケイト。

[紡いだ名前は、招いた少女。
こちらにいる筈の、少女。

教師の存在は限りなく薄く、けれど確かに闇の中に]


…く、……ッ。
[絡みつく闇が、その身を刻む。
その身へ染みて、蝕みゆく。

それでも、きっと、その手だけは離さ無い。*]


[ 
  
    
      ――現れた
           
              
                       ]


[闇色の中、鳶色がぱちりと瞬く]

ああ、そうか……行くんだ。
――……

[闇色に飲み込まれながら、聞こえてくる沢山の声。
赤い絆がぼんやり見える。]

……一緒に行くんだ

[ずうっと、ずうっと**]


 貴女の嫌いな私です。

 ……いつもと、反応が違うようですね。

[笑みを浮かべた。緋色を見つめる。黒い眼は闇と同じ色]


[蝕むはずのものは、全て、捨ててきた。
残っているのは、闇と同じもの。

それは魂を蝕んで、黒く黒く塗りつぶしていく]

 消えるのだと、思っていました。
 消えなかったようです。
 消えても良かったのです。
 消えなければならなかったのです。
 何故私はここにいるのでしょう。


 ありがとうございます。
 嫌いと言われると、心地よいようです。

 もっと言って下されば、私は貴女を好きになりますよ。
 生徒として。


メモを貼った。


 ええ。
 残念ですよ。

 ……ですが。
 貴女と話ができるのですから、良しとしましょうか。

[いつの間にか白衣を纏っている]


 やめますか。
 ですが、教師と言うものは、話が長くて。
 やめないかもしれません。

 貴女は、どういう生徒だったのでしょうね。
 私は結局知ることが出来なかった。

 お知らせくだされば聞きますが、貴女は喋る気はないでしょう?
 
 では勝手に、考えておきましょうか。


 話したくはないですか、予想通りです。
 来るなと言う生徒はたくさんいました。
 こちらの話をまったく聞かない子も。

 あなたは。

 忘れているわけではないのですか


【人】 飼育委員 フィリップ

−図書室−
[ビー玉を拾い上げると、図書室の、教室よりも少し居心地のいい椅子に座る。
 腰を下ろすと、大きな溜息が零れた。]

そ、っか  ……『ジェレミー、聞いちゃった』んだね。

[声に、闇色の声が重なるように同化する。
 あの時、彼女を好きか、と訊ねた。]

      答えは、どっちでも、よかった けど。

[彼女が彼の絵のファンなのは、聞いていた、だろう。]

僕が 闇に飲まれる前に
        彼女を 頼みたかった、んだけど、な。

(14) 2010/03/05(Fri) 02時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

ひとりだと、怖いんだって。
だから、もし、   好きなら

[離さないであげて欲しい、と。
 二人が元の場所に還れるのなら。還れたのなら。

 自分は ―― 同じ場所に居ないだろうから。
 もし ケイトを 見つけられて。戻れても。]

僕にそんな資格なんて、無いから。

[自分から手放した。
 本当は 、頼むことも 出来る立場じゃないかもしれない。今更。]

(15) 2010/03/05(Fri) 02時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

[未練は、在ったのだと思う。
 恋人として、別れた時も。
 最後に、まともな状態で顔を合わせた時も。

 彼女は辛そうな顔で
 笑っていなかったから。]


    …… ね、僕は、傷つけるしか出来ない。

[ほんとうに。]

わらって ほしかったんだけどな。
 

(16) 2010/03/05(Fri) 02時頃

メモを貼った。


【人】 飼育委員 フィリップ

[ああ、でも、彼が 向こうに行ってしまったなら。]



『送ってあげなきゃ』
           『寂しくないように。』
                     『向こうなら、皆居るから。』


[寂しくないよ、と、青碧 は細まり 闇 色を湛えて、笑った。]

(17) 2010/03/05(Fri) 02時頃

飼育委員 フィリップは、気付くと 消失した顔の部分から闇が拡大して居た。(05)

2010/03/05(Fri) 02時頃


…また 想う人の痛むのを感じた…どうかその痛みを少しだけまた自分へ…
薔薇の花を作る痛みを受け取ろうと手を伸ばす 

…なのに 
消えてしまった

哀しくて 哀しくて

湧き上がる胸の痛み…
それは薔薇の花びらをつくらず棘をつくる

また棘が心臓を刺しつらぬいて

まるでピンク色をしたビー玉が割れるように粉々に
少女の心臓はキラキラと砕け散る
 


メモを貼った。


【人】 飼育委員 フィリップ

−図書室−
>>11そしてまた、携帯が震えた。
 画面を開いてメールを読む。

        口元を、歪めて  嗤った。]



           『みぃつけた。』

[青碧 を細め 口元に三日月を描いて。
 メールの返信を打つ。]

(21) 2010/03/05(Fri) 02時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

送信者:フィリップ
宛先:コールリッジ
題名:Re:重要
本文:
どういうこと?
操られてるってこと?

[相変わらずの簡素なメールを返して。
 送ろう、と思った彼女にメールを送ろうと携帯を操った。]

(22) 2010/03/05(Fri) 02時頃

 
ゴメンね…

[そっと 肩を抱きしめて]

あなたがいきてかえれるなら
痛みを貰う為に少しでもいき続けたかった

あなたがいなくなったら
あたしだけが残された世界なんて意味がなくて

[そっと背中に寄り添うと]

ごめんね ず---っと一緒にいたかったの
あなたの 暖かい光の世界に…

[頬を当てて抱きしめた]


 何が、わからないのですか。

 聞きたくないと、駄々を捏ねても、私の声は届くはずです。ここからなら。

 私はもう、充分すぎるほど、楽になれましたので。
 闇に染まるのはこの程度にしておきましょうか。

[笑み。闇は深く、魂を蝕んでいる。
「彼」にとって、痛いのは苦痛ではなく。蝕まれるのも苦痛ではなく。

忘れてしまったことこそが。
だから、「彼」を忘れて「彼女」に問う。
彼女は生徒の一人だから]


メモを貼った。


【人】 飼育委員 フィリップ

[ピッパのアドレスを呼び出して、メールを打ち込む。]

送信者:フィリップ
宛先:ピッパ
題名:話が
本文:
時間があったら
逢って話したい

[怒らせてしまった事も謝って。そうだ、笑顔で、送ろう。
 さいごくらい わらって ねえ。]

(23) 2010/03/05(Fri) 02時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

[メールを送る。
 直ぐに、携帯が震えてメールの着信を知らせる。
 どこか狂気を帯びた笑みを浮かべながら画面を見て、右眼を見開いた。]


 −−“MAILER-DAEMON@・・・”−−

[タイトルにその文字が記され。
 本文の内容も英語で このアドレスは存在しないことが示されている。]


              ……   え。

(24) 2010/03/05(Fri) 02時半頃

 では、聞くのをやめましょう。
 嫌いなら、嫌いで結構。

 そちらには行きませんよ。
 なぜなら貴女はまだあちらと繋がっている。
 こちらは、闇の中はもう、あちらとは切れている。

 それで本当に友達になれますか。
 貴女が、そこから動けないのなら誰かに手伝ってもらうといいのです。

 …ただの、独り言です。貴女は聞かなくていい。


[ジェレミーの背中にもたれかかって]
あたし ジェレミーはミッシェルが好きだと思ってたの
だって彼女はあの絵の女性に似てたから…

だから…

ついてきたら悪いかと思ったけど…


 どこに、行くのですか。

 戻ってきてくださいね。
 いえ、こちらから行きましょうか。

 貴女の行くところ、問題なくいけるようですから。

[それでも近づくなと言われれば足を止めるだろう]


【人】 飼育委員 フィリップ

[手が、震える。
 うまく携帯を操れない。

 なんとか、ようやくアドレスから、携帯番号を呼び出す。]

         ――

[プ プ プ と短い発信音の後は、静寂に変わる。]

着信拒否…… とか ?
    はは、 怒らせちゃったし。な

[その後出したメールは、エラーで返って来たりはしなかった。
 それに、せめてアナウンスが掛かっていいはずだ。
 携帯会社へ連絡するが 掛からない。
 彼女が着信を拒否することも、
 メールアドレスを変えることも
 出来ない のに。]

(28) 2010/03/05(Fri) 02時半頃

---もしあなたが 
誰一人本当に愛することなんてできないのなら 
あたし…ついて来てよかった

[幸せそうに目を閉じる]

…だってそんなあなたが
独りで闇の中にいるなんて考えたら
きっと悲しくて耐え切れない

[広い背中を後ろから抱きしめる]


【人】 飼育委員 フィリップ

    …… 違う。
          違う、

 彼女は、送ってない、送ってないのに。


[闇の中で聞いた
 桜色と一緒に 落ちた 薔薇色の ビー玉。
 一緒に、声が聴こえなくなった ディーンと、メアリー。]


                    ぁ

[      もう  彼女は     いない        ]

(29) 2010/03/05(Fri) 02時半頃

嫌いと言うだけなら、追いましょうか?

 あまり、本気で追うわけでもないですが。

[ここは、闇が深くて*小凶*]


途中で見失ったようだ


【人】 飼育委員 フィリップ



              あ は



[渇いた 乾いた  わらい が 小さく 漏れた。]


『あは は    ははははは!!』

             『そ うか、もう居ないんだ。』


[謝ることも出来ないまま。
 送ることも出来ないまま。]


           『居ないんだ。』

(30) 2010/03/05(Fri) 02時半頃

 見失いましたか。

 どちらにしても、声が聞こえればまた。

[違う声が微か、耳に届いた。
喘ぐ声。

耳を通り過ぎる。

闇の中にはもう届かない]


[幸せに。

そう願った人への想いは


      眠っている
どこかに 落として来た]


【人】 飼育委員 フィリップ

[ケイトのために、彼女のために。]

      『みんなを おくってあげないとね。』

[右腕が消失した時に落ちた、彼女が巻いてくれた包帯を拾う。
 拾ってそれを 優 しげに見た青碧には 闇の 色。]

(31) 2010/03/05(Fri) 02時半頃

飼育委員 フィリップは、包帯をポケットにしまいこむ。闇は左腕にも拡がっていた。[18]

2010/03/05(Fri) 02時半頃


【人】 飼育委員 フィリップ

−図書室−
[闇に、闇に飲まれていく。
 闇に侵されてないのはもう、殆どない。
 服の下、胴体も 一部欠けているかも知れない。]

『…… ン。』

>>25携帯が震えてメールが届いた。
 画面を開く。見て、薄く笑った。
 もう    期待しない。望みもない。]

『ふぅん、赤い。盗み聞きの彼の話じゃなくて?』
               『君がやっぱり覗き見しちゃう子なんだね。』


『そうだね、話、聞きたいなぁ。』

[自分を見たらどうなるか。
 片手で携帯を操りながら、もう片方の手で、ビー玉を指で持つ。
 指先の曲線が、まるで橙が嗤っている様に、見せた。]

(32) 2010/03/05(Fri) 02時半頃

メモを貼った。


【人】 飼育委員 フィリップ

送信者:フィリップ
宛名:コールリッジ
題名:わかった
本文:
待ってるね

[相変わらず、簡素なメールを送って。
 腰を掛けて眼を閉じる。
 その間も闇は侵蝕を続けて*居た*]

(33) 2010/03/05(Fri) 03時頃

飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 03時頃


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 03時頃


[己を苛んでいた闇は優しく包む
 暗く冷たく
 記憶も感情も吹き飛びここにあるのは空ろ]

何も思い出せない。
寒い。
寂しい。

[耳の痛みは何かを思い出させるが
 分からない]

何をなくした。
名前、ビー玉、そして何。
探そう、探そう。

[闇がヘクターを動かす]


メモを貼った。


[闇に届く声。それは己より先に闇に飲み込まれたものの言葉]

 ……ヘクター…。

[忘れたはずの名前を呼んだ]

 何を、探すのですか?
 何かお忘れ物を?


 どこに?



何を忘れた?
探す?
俺は何もない。

[ヘクターを闇が飲み込む]

寒い、暗い、寂しい。
温めて?

[闇の中]


メモを貼った。


―― 闇の中 ――

[闇が魂を蝕む。
 死の間際、字義通り死ぬほど痛んだ耳から闇はするりと入り込んでくる]

[闇の中、どこだか分からない場所でぼんやり立ち尽くし、それを諦めたように享受していた]

……………お前は馬鹿だ

[ケイトに向けた言葉。
 暖かくはない、けれど優しい手が肩に触れたのは、きっとそのまま闇に身を任せようとしていたとき]

[触れた場所から彼女の想いが伝わってきて、自分の想いも彼女に伝わったことを知る]


メモを貼った。


―― 闇の中 ――

[ただ、じっと黙って背中の彼女の言葉を聞いた。
 動くようになった右手で、自分の体に回された彼女の手を、上から触れる]

[耳はもう、闇にどろりと溶けて。
 けれどその右手にはもう、何の痕もない]

………ごめんな、ピッパ。ありがとう。

[そんな彼女は、きっととても綺麗だ。
 けれど、身が触れ合っているのに、もう鼓動の音は聞こえない。彼女の手をゆっくり撫でた]

ミッシェルは、あの人とは違うよ。彼女は強いから。

[途中、あの人とミッシェルが似ていると言われて、静かに首を振ってそれだけ否定した。髪の色は同じ。目元も似ているかもしれない。けれど、中身の強さは全然違う]

[彼女の手を少し身から離して、ゆっくり振り返った。
 ピッパの髪に、そしてその下の頬に触れる]


……ピッパ。フィリッパ。

[やるせなさを滲ませて、名前を呼んだ]

俺は、酷い野郎なんだよ。そうやって、命を捨てさせてしまったことを、本当に悪いと思う。
俺はね、ピッパ。
誰かと永遠に一緒にいることに、きっと耐えられない。

[闇の中、一人。闇の中、二人。
 きっとその時が来たら、ついてきてくれたピッパを一人残してふらっと消える。そんな気がする]

[そんなことが出来るのは、誰も愛さないからだと皆言う]


メモを貼った。


[聞こえてくる音。あちらの音。それは日常の]

 …―。

 何が起きているのでしょうか。

[巡らす視界にケイトの姿がある]


【人】 飼育委員 フィリップ

−図書室⇒畑−
[キーンコーン ……

 懐かしい音、随分久しく聴いてない様な。
 薄らと瞼を開ける 柔らかな日差しが見える。
 見上げると あおい 空。
 小鳥の囀り、多くの生徒の喧騒にも似た賑やかさ。

 一瞬戻ったのかと錯覚するけど。
 視界は狭く―― 闇 は濃い。]

『どうして……外。』

[図書室に居た、はずなのに。
 畑の脇に佇んで、飼育小屋も無い。
 見上げる校舎は記憶より低く、幅も――

 おはよう、と声を掛けられる。

 見える制服は 自分と違う。]

(75) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 

         『おはよ。』

[異形と化した自分に平然と話しかける違和感を抱くも。
 青碧を細めて、笑い返した。

 知らないTVの番組名を言われてから。
 早く教室に行こうと 誘われる。

 今までの様に 自分の教室に言って、そこで初めて。
 右眼を、見開いた。]

『おはよう、セシル。』
          『同じクラスだったっけ、ね。』

(76) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−3年B組−
[そもそも、過去の舞台で クラスが如何こう言う気は本当はないが。
 同じクラスに居る 違和感。

 同じクラスに居ない 違和感。
 あの何時も、鹿爪らしい顔をした 眉間に皺を刻んでいた彼。

 そして、 ここで最後に別れて
 居なくなった、彼。

 ちらりと視線だけ、黒板に向ける。
 過去には流石に彼の絵は残って、無いか。]

(77) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

[闇の縁からあちらをみる。
ケイトに声は届くだろうか。

けれど、かけてみる気にはなれなかった。

どろどろとした闇はとても、とても心地よく、教師だった男の精神を侵していく。

もう、戻れないところまで。

退化していくのは、心だろうか。
   浮かんでくるのは、いつの頃の。

あの人と、初めてあった日]


飼育委員 フィリップは、奏者 セシルに顔半分 闇 に覆われた顔で 笑い掛けた。

2010/03/05(Fri) 12時半頃


(抱きしめた手に無骨な手が重なるのを 目を瞑ったまま感じていた)

「ありがとう」

(手のひらを優しく撫でてくれる指を感じながら背中に耳あててじっとしている…鼓動は聞こえない)

「悪いと思う」

(あやまられると苦しそうに眉をひそめる…まわした手の力が少し弱まる)


え い え ん ?

[やっと口を開く]


[まだ、中学生だった。
叔父さんが帰郷して。

そこに、その人がいた。

   なんて綺麗な人だろう。

叔父さんは良く自分の世話を見てくれた。
ピアノを弾く自分、音を褒めてくれた。

あの人が初めて自分のピアノを聞いた日、小さく拍手をしてくれた。

気恥ずかしくて。
ただ、弾き続けた。気付けば、ピアノを弾くことは、彼女のためになっていた。

「エミール」呼ぶ声。
呼ばれる響きも、好きだった。
穏やかな日々。それは、ずっと続くと思っていたのに。

あの子が、生まれた]


【人】 飼育委員 フィリップ

−3年B組−
[顔の半分は 左眼の、消失した所から、さらに闇が拡大し
 顔左半分、首にまで至っていた。もう隠そうとも、していない。
 隠したところで両手とも闇に覆われ始め、右手は半分近く消失しているのだが。]

『誰かと思ったら。何、暇なの?』

>>78バーナバスの姿を認め、右手首しかないそれを上げる。
 >>80複雑な表情に、くすり、と笑う。]

    『元のクラスとか関係なさそうだね。』
『僕ら居る事になってる みたい だし。』

[本来居る筈のない存在が。
 改竄されて。]

(82) 2010/03/05(Fri) 12時半頃

[それから。
ピアノが弾けなくなった。叔父さんの家に行くことも、少なくなった。
高校に入って忙しくなったからだといいわけをして。
あの人に会うことを、避けた]

「マーゴの誕生会をしたいんだ」

[叔父さんからの電話。行きたくない。言いたくはなかった。
初めから、あきらめていたのに。
手が届くことのない人だったのに。

何がそんなにショックなのかわからなくて。

ピアノを弾くことをやめてしまった。
弾くのが、とてもいやになったから。
元々、才能などなかったのだから]


永遠…

[ジェレミーの背中に擦り寄ったまま考える]

あたし…難しい事はわからない

[クスリと笑う]

今 あなたといたいだけ
あたしの事を感じてて欲しいだけ…


あたしにはそれで調度良い
永遠の愛情なんて必要ない

愛情なんて知らない
恋の方が…楽だから


/*
先生挟んでゴメン ><


[お兄ちゃん、とよばれたのはいつだっただろう。
面倒を頼まれた日。
まだ、あの子は小さかった。

あの子が悪い訳じゃない。
そう思っても、何故だかすなおになれずに。

荒んだ心がすぐ元に戻るはずもなく、適当に相手をしながら過ごした。

それでも、伸ばしてくれた手。
それは、とても温かかったのに]

「お兄ちゃんのお嫁さんになりたかった」

[来る前に、どこかで聞いた言葉。
ありがとう。そう返した気がする]


/*
ああ。いや、書きためてるわけではないから構いませんよ。


[緩やかに流れる時間。
大学を出て、教師となって。

いつの間にか、自分は心を知っていた。
荒んだものは、元に戻っていた。

あのひとのことも。 思い出に。

ただ、いまでも、綺麗だと、美しいと思う。
あの子も、同じように美しくなるのだろう。

それを、この目で見られないことが、少しだけ、寂しい]

「エミール兄さん」

[呼んでくれた名前。それも、同じ響きで。
自分があの子に、妹以上の愛情を抱かなかったのは、同じだったからなのだろう。

あの人はあの人で、あの子はあの子だから。
あの人から手を離したのは自分で、あの子の手を握ったのも自分だけれど]


[さようなら。

告げた言葉。どこで。

もう、今はない想い。

幸せに。

なってほしいのは、教えた生徒の数だけ。

彼に、言いたかった言葉は言えなかった。
それをやはり、少しだけ、悲しいと思う。

彼は誰のことだろう。

古い校舎の様子を見て、教師だった*魂は思った*]


【人】 飼育委員 フィリップ

−3年B組−
>>83こちらを見る姿に、青碧を細めて笑う。]

  『…… そう。今日。』

[笑い掛けた青碧が冷えを帯びる。
 ずっと、今日のままの、そして27年前の。]

『ケイト、思い出してきてるのかな。』

[彼女が同じクラス内に居るなら、聞こえない様声を潜めた。
 >>85窓枠を直す男を見て、ぽつり。先ほど聴こえた声はそう言う意味かと。]

  『…… 過去でも用務員の仕事はさせられるのな。』

[過去の用務員はどうなったのだろう。
 書き換えられているのか。]

(89) 2010/03/05(Fri) 13時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 飼育委員 フィリップ

−3年B組−
>>91解けた包帯。手を貸そうか、と尋ねるも。
 彼は手に触れられるのを厭うたか。]

『A君とかB君とかと、挿げ替えてるのかもね。』

[違和感はその度に書き換える、闇 が塗りつぶす。
 >>92こちらに向いた視線に、頷いた。]

『そう、だって、さ。』
       『そのまま、なら今日あの彼女は。』

[すうっと ひとり に されてしまう。]

(93) 2010/03/05(Fri) 13時頃

メモを貼った。


私はあなたに・・・恋してるの

[にっこりと口角をあげて笑う ぎゅっと手に力をいれた]


[永遠。軽く口に出したものの、その茫洋さに遠い目になる]

そう。その長さなんて、気も遠くなるけど。
死ぬまで一緒、とか、ずっと一緒、とか、多分無理。

[ネクタイの交換を昔した女生徒を思い出した。
 ああ、あの子からピッパのことを聞いたのが最初だっけ。帰ってきて、あの子が違うネクタイして笑っているのを見たとき、最初に感じたのは寂しさではなく、安堵]

[サイモンも、あのときずっと背負っているのが徐々に辛くなっていたとかは内緒]

[それでも、彼女が笑ってくれたから]

そっか。

ありがとう。勝手にだけど、ピッパはもっと情熱的に愛せる人が好みなんじゃないかと思ってた。

……それが必要ないって言うなら。
じゃあ、今は一緒にいようか。あんたの恋が、冷めるまで。


[それは刹那の話か、それとも、それとも]

[自分の体に回る彼女の腕の力が強くなった。
 自分もその手をもう一度ぎゅっと握った]

[一度、身を話して。彼女の瞳と、自分の瞳。
 しっかり向き合うようにしてにこりと笑い返した。
 染み入るような闇の中、握手を求めるように右手を差し出す]

よろしく、お姫さん。

[今は、光が見えない。一面の闇。
 ケイトがとらわれ、そこに引きずり込まれた真の闇。
 この闇の中では一人でいようと二人でいようと、きっと光をこがれるだけ。どちらも変わらないなら、今は二人で]


【人】 飼育委員 フィリップ

−3年B組−
>>96過去の人たちは気にしないのに。小さく息を吐いて、わらう。
 そうじゃない、きっと彼は 傷つけたくないと――。]

『大きなゴム手とか軍手とかの方が、後でそこのおっさんに貰えば。』

[手の込んだ、その言葉に左手を口元に寄せる。]

      『さぁ、彼女の仕業なら 何かのメッセージか。』



   『無意識 かも、ね。』

[仲間に入りたいと、思って いた?
 薄紫が彼女を見るのに続いて 眸を向ける。
 狂気も 翳りも 無い ただの女子高生の姿。]

(99) 2010/03/05(Fri) 13時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−3年B組−
>>103否定を返されれば、やはり、わらい。
 幾分か優しく青碧が彼を見た。]

『ま、片手じゃ難しいでしょ。』

[その手の状態なら尚更。
 まあ、元々不器用なのかもしれないが、性格同様。
 とは流石に思うだけにした。]

『ずっと、ひとりで   ね。』

[揺れる薄紫を見て。]

           『みつけよう。』

[くらいくらい意識の底
 こえが  きこえる あれは誰の――こえ。]

(106) 2010/03/05(Fri) 13時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−3年B組−
>>105携帯が震える。周りの目も気にせずに開く。
 そもそも、携帯一つ気にするようなら、この姿を気にするだろう。

 画面を見て、瞬く。会議室は確か三階に在った筈。
 同じ所に居るのか、学校の造りが違うのか。後者だろうと。]

送信者:フィリップ
宛名:コールリッジ
題名:Re:さっきの話
本文:
会議室、北棟一階?三階じゃなくて?
変と言うか過去に飛ばされたみたい
今から行くよ、詳しくは会った時に話そう

[メールを返すと、ホームルームが始まる前か始まった後か。]

『先生、僕、左眼の調子がおかしいので保健室行ってくる。』

[断って、教室を出る。眼帯はしたままだから、まあ大丈夫だろう。]

(109) 2010/03/05(Fri) 14時頃

飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 14時頃


【人】 飼育委員 フィリップ

− ⇒会議室−
[南棟から渡り廊下を通って北棟に至る。
 上に続く階段のない違和感を感じながらも階段を下りる。
 白骨は無い。この光景も骨も、幻覚なのだろうか、消えた右腕を一度だけ見て。
 階段を下りて会議室のプレートを見つける。その扉をノックする。]

『コールリッジさん…… 居る?』

[今更ながら同じ過去に飛ばされてるか怪しいと、思いつつ。
 携帯が通じたのだから、そうだろうと、思いなおす。]

(115) 2010/03/05(Fri) 14時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−会議室−
>>118返事が返る、教師に見つかると面倒だと、扉を開けると。
 最初に届くのは濃密な花の匂い。そして、
 全身に 黒 い花と 赤 い蝶をを咲かせた少女。]

『コールリッジさん、……授業サボると先生が嘆くよ。』
    『なんて ね。』

[その彼女を見て青碧を細めた。
 随分と自分は闇に喰われているが、隠そうともしない。
 もう隠すことも出来ないが。]

『…… 大丈夫?』

[首を傾げて、そう尋ねた。]

(122) 2010/03/05(Fri) 14時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−会議室−
>>125少女は知らない。 闇 が蝕んでいるからこそ。
 人が何人も 死 んでも、居なくなって も 、
 冗句も言えるし、笑えもするのだと。
 それこそが 狂気 なのだと。]

『……どうして。』

[笑う顔に、寂しげな視線を向ける。
 つらいなら。 おくって、あげようか。
 闇 が 囁く。]

『僕のほうが、無理 でしょ。もう 』

[消えてしまった。 いなくなってしまった ように。]

『君の、力……?』
  『そう言えば、バーナバスのおっさんが、赤いビー玉持ってるって。』

『それに、遊びをやめさせる、って……?』

(129) 2010/03/05(Fri) 15時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−会議室−
>>133悲しそうな、かお。眉を寄せる。]

『…… 君だって そうでしょ。』

[気味悪がらない。いつかの校長室で 笑い掛けてくれた。
 お互い様、オスカーの声がどこかで聴こえた気がした。]

『闇の中で泣いてる子が居たら ほっとけないでしょ。』

[今も、哭いている子が居る。
 どちらが大丈夫か、平行線だと思った。
 もう 自分は 帰れない 自覚がある。
 少なくとも、日常へ帰れる気がしない。]

『赤……?』

[黒ではなく、赤。
 青碧を細める。]

(137) 2010/03/05(Fri) 15時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 
『信じる よ。』
  『こんな状態の僕に嘘言うような人じゃないよ、ね。』

[だって知ってる、その人の持つビー玉が赤い事。
 赤はもうひとりしか、居ない けれど。
 鮮血に染まり、乾いた血の様な黒を持った
 彼と彼女は もう    居ない。]

『赤を持つ…… 鬼 を、説得?』

[内容に、瞬いた。]

『それって   死ね ってこと?』

[そうしなければ、死ぬ。
 そう言う話だった、はず。]

(138) 2010/03/05(Fri) 15時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

[侵蝕する闇は続いて。
 ズボンの下、左足が膝から下 闇 に消えた。
 けれど倒れない。 闇 で繋ぎ止められているように。

 遊びは止めるんじゃなくて。
        終わらせるんだよ。

 鬼 が 皆を見つけて
 それで、隠れ鬼 は終わる。

 青碧 は、細く冷たく 闇 は拡がる。]

(139) 2010/03/05(Fri) 15時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−会議室−
>>142大丈夫。何が、解らない。
 晴れやかな笑顔に、色のない、作っただけの笑顔を向けた。]

『…… 何、が』

[言っては 。
 では、思ってはいるのだ、と、そう思えば緩やかに笑む。
 真摯な瞳、青碧が見つめ返すが、そこに熱は、無い。
 もう手遅れだと思っているなら――闇が誘おう と。]


『―― ミッシェルさん、や、あいつ?』

[出た名前を鸚鵡返しに、口にして。
 手を取ろうとされれば、するりと、掴まれないように逃げた。]

(148) 2010/03/05(Fri) 16時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 
『 ……   帰れるだなんて 思って、無いから。』

[期待なんて  もう  しない。 何も。
 一歩、二歩、離れて 顔を背けて俯いた。
 俯いて陰になった唇は その容だけで
 “殺した のに” そう呟いて 嗤みに変わった。]**

(149) 2010/03/05(Fri) 16時頃

飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 16時半頃


[するする、すとん。
闇の中、結った鳶色が揺れる。]

……くらい

[降り立って初めて思った、その暗さ。
少しでも油断すると飲み込まれそうになる思考を繋ぎとめて
辺りを見渡した。]

っ……ディーさん……
スティ先生……

[共に引きずり込まれた金色の髪と
山吹色の光を思い出す。
姿を求めて、ゆるゆると歩き始めた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[空っぽのヘクターを闇が動かす
 屋上から学校を見下ろす冷たい漆黒の目
冷酷な笑み]

寒いところに、暗いところに、寂しいところにおいで。
ケイト・グリフィズ。

[闇がヘクターを包み込む]


メモを貼った。


そして?

[ヘクターは音もなく屋上から舞い下りた
 その姿は変わりなかったが、表情は全く動かず
 その目は終わった事の顛末を見定めるように
 瞬きなく見つめる]


[ピッパはどんな反応しただろう]

[それからどのくらいたったろう]

………まぶしいな

[ゆらゆらと、闇の中から垣間見えるのは、過去の風景。
 光と生命力に溢れる世界]

…ここから見ると、こんなにもまぶしいのか

[傍らにピッパがいれば、そちらにちらりと視線をやって寂しげに笑ってみせた。ケイトの姿をした少女が、破滅の方向へと向かっている姿が見える]

……………。

[何も言わない。ただ、無言で見つめた]


[徐々に、輪郭は闇に犯されていく。
 自分のすぐ前の闇を両手で攪拌した]

[暗闇の中に、闇色のスケッチブックが浮かび上がる。
 紙面も、そのものも、ただ闇色なそれ]

……………。

[ぺらりと表紙をめくる。
 手を離すと、それは何もない虚空にまるで固定されたように浮いた。それだけ確認して、右手にふうっと吐息をかける]


[右手は、自分の息がかかった場所から徐々に黒く闇に染まっていく]

…………ん……ぁ

[闇が身を侵食する痛み。それは、どこか甘美な色彩だった。
 熱を帯びない、冷たい吐息を漏らす]

[そうして、変化した手を闇色のスケッチブックに走らせた]


[闇色の紙面に、闇色の手が蠢く。
 自分の身を削って描かれていくのは、自分の教室にいるケイトの姿。
 机の上でころがるさまざまな色のガラス玉。
 ビー玉を彩る、窓辺の光。
 教室の喧騒。そのビー玉をつつく、目を伏せた彼女の姿]

………………

[目を細めて、集中して。描こうとしている。
 紙面に踊る線の数々は、きっと生者には見ることが出来ない]



[ジェレミーの背後に音もなく立つ]

忘れたモノの代わりに闇に身をまかせるんだ。
冷たさが全てを癒す。

[声は変わらない
 ただ響きが冷たいだけ]


[背後から声が聞こえた。
 手を動かすことをやめず、目をそらしもせず、背を向けたまま答える]

……ヘクターか。

[一瞬戸惑うのは、聞き覚えのある声に対して纏う冷たさに]

その冷たさで、あんたは何を癒された。


[視界が揺れる。目の前にひらける校舎のヴィジョン。
ぐらりと傾きかけた身体を何とか踏ん張り、鳶色を見開いた。
その光景は懐かしくもあり、どこか違う。]

……ケイト……

[制服の袖に輝く一本の白いライン。
閉ざされた校内で一瞬だけ見た彼女は、今は陽に当たり普通の少女として生きている。]

貴女は、………

[目を伏せた。]



空っぽの中の忘れたモノの穴埋め。

[機械じかけの人形の言葉]

もう探そうと思わないぜ。

[空ろな笑い]




[ヘクターの空ろな笑いが闇に響く。
 少し先からその音は闇にくるくると飲み込まれて行くようで]

………そうか。
ヘクターは、本当に死んだんだな。

[こちらも、悲しみの色が見えない口調]

俺は、あいつの熱さが好きだったよ。
こんなことに巻き込んだ幽霊さえ連れ帰るって言ってた熱さが。

[死んだディーンと対面した時みたいに、他人の様に言葉を紡いだ]



ああ、ビー玉を失くして消えた。

[目線先はのケイトの指先]


………あぁ、なるほど。
これは、あいつか。

[ちょうどそのビー玉を紙面に写そうとしていた所だった。それは、光を反射して、まるで自分が光ってるみたいにきらきら輝く]

……ヘクターの意思? 無理矢理?


[ふわり。
身体を浮かし、ケイトから顔を逸らす。
闇の中を一歩一歩、踊るように歩いて

視線を落とした先は中庭か。
懐かしい顔に双眸を揺らす。]


はは、みんな元気だね。
……ほんっと

[呆れたような、笑顔。]


メモを貼った。


 ケイト・グリフィズ。
 ……――。

[聞こえてくる声。「国語教師」のそれ。
自分をなぞったような、口調。
ケイトからすれば、こちらがなぞったようなものだろう]

 彼が、貴女を?

[他のものは、過去のものばかりが見えて、「彼ら」の姿を視界に捉えることはできない。
自分には]


[闇の中で]

 ……?

[知った声を聞いた気がする。誰だっただろう]

 わからないなら、思い出せなくても良いのでしょう。

[もう記憶など必要ないのだから。
聞こえてくる生徒だった彼らの声。同じ闇にいて色の変わるものと変わらぬもの。

自分は、変わったのだろうか。
変わったようで、本心は同じ。

ただ。

色々なものが混ざり合っていた]


[それは過去の自分であり
それは今の自分でもあり

それは理想の自分でもある]

 闇が癒すのは、寂しさだけでしょう。

[どこかで聞いた声に、そう返した]

 彼が癒されたのは癒されたと思っているだけなのかもしれません。
 ですが、癒されたと本人が感じているのなら、それは癒された事になるのでしょうね。


[自分は闇にあってどうなるのか。いつまでここに。いつまで。

永遠に?]

 ――…。

[消えました。少女の声 響いてきた。
おなじ ひびき。

 あのこ]


[名前を、忘れてしまった。
憶えているのは、手の温かさ。

幼かったあのこの、手を取った。

泣いていたあのこの、涙を拭った

大きくなったあのこの、幸せを祈った]

 闇よりも、癒されるものはあります。
 温かな闇は、人の心を潤すでしょう。
 冷たい闇は、人の心を乾かせる。


闇が呼ぶ。

[ズブリと闇に沈んで]

寒い、暗い、寂しい?
温める?

[坦々とした冷たい声]


メモを貼った。


 ――寂しくは、ないと思います。ここは。
 寂しさを埋める場所です。

 けれど温かくはない。
 ただ、渇いていくだけです。

 闇は、人の心に良く馴染む。


 馴染むからこそ、囚われるのでしょう。

 私も。

 もう――。


【人】 飼育委員 フィリップ

−回想−
>>157少女の内心など知らず 嗤う。
 >>158謝られて、礼を述べられた後、長机に置かれる あお。]

『汚い ……?』
                   え。

[逃げ出すように去る少女を見る、少し、丸い青碧は。]

ああ……『ホラ。』
       『やっぱりね。』

[嗤う  自嘲にも、似た。
 そんなつもりなんて、あっても無くても――

 そして 闇 は侵蝕を続けて、霧のようにシャツからも 漏れ出でる。]

(275) 2010/03/05(Fri) 23時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

 

[暫く 薄暗い教室の中から、明るい そら を眺めて。]*

 

(276) 2010/03/05(Fri) 23時頃

[聞こえた責める様な、呆けたような声

眼を一度瞬かせた。

見えるのは薄紫色の]

 ――。

[名前を、拾い上げた気がする。闇の中から。
どこにしまっただろう]

 セシル。

[紡ぐ名前。ゆっくりと裡に沁みた]


 自分勝手なのは、昔からです。
 でもそれは、貴方もではないのですか。

 知らない癖にといって、知らせようとはしない。
 一人でいいと言って、人を拒絶する。
 勝手に内に篭ったのは、あなたです。

 だから、勝手に心配をして、勝手に説教をして、勝手に、いなくなりました。

 それでも、貴方には生きていて欲しいのです。

 貴方のピアノが、この耳に届くころには。私はもう消えているでしょうが。


[届かない言葉。結局一度も届かなかったのだろうか。

それを確認する術は持たず、教師は闇に紛れる]

 ケイト・グリフィズ。
 貴女は誰に、貴女を見つけてもらいたいのですか。

[問いかける言葉。届くだろうか]


[背後で、ヘクターの気配がどろりと消えて]

……ああ。

いってらっしゃい

[手を止めず、目を上げずに作業を続けていた。
 ビー玉に熱さがあると聞いてからは、心持ちはじめより心が温かい]


[そうだ。確かに私は、彼を――ていた。

内ですらも言葉には出来ず。
闇の中に吐き出す思いは、そのまま闇へ溶けていく]

 セシル。

[忘れないように、もう一度名前を呼んだ]


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/05(Fri) 23時半頃


[闇の中、手は止めない。
 どんな風になっていたとしても]

……………。

[ずっと、ヘクターの魂をもてあそぶケイトを描いていた**]


…あんまり その絵は趣味がよくないわね

 [肩越しにヘクターとケイトが描かれた絵を覗く]


飼育委員 フィリップは、美術部 ミッシェルと一緒に言われたあいつは誰だったのだろうと。

2010/03/05(Fri) 23時半頃


飼育委員 フィリップは、用務員 バーナバスを 思って 一言「……ばか じゃ ないの?」{5}×{3}(大)

2010/03/05(Fri) 23時半頃


飼育委員 フィリップは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 00時頃


恋は冷めるもの、いつか冷めてしまうのかしら…

[言われてみて、首をかしげて少し考える]

ねぇ、始まらない終わりを憂いていても仕方ないと思わない
永遠も意外とみじかいものかもしれない
刹那でも一緒にいられれば永遠なのかもしれない

(ただ闇の中でつながれる手が嬉しいだけ)

[恥ずかしそうに伸ばされる右手を握り返した]

わがままでゴメンね

[少しだけ前向きな考えは此処にケイトがいないからかそれとも冷たいシャワーの効果かもしれない]


ねぇ、ジェレミーの一番最初の記憶ってなに?

[唐突な質問]

あたしの目に残っているのは 
暗闇と小さな四角形の扉と隙間から漏れるひかり

---いつもまた閉じてしまうんじゃないかといつも怖い夢を見てた

でもね

あなたの世界では扉は開いていたの…
開く扉もあると知ったわ

ケイトの闇は開く かな…ぁ


メモを貼った。


【人】 飼育委員 フィリップ

−会議室−
[くすり、と嗤う。
 青碧 に熱は無い、ただ、暗 い 闇 が宿る。]

『汚れてる、なんて…… あの花が咲いた時より、泣いてるね。』

[顔には出なくても。]

『辛いなら、送ってあげるよ。』

[声は優しげに。]



           『それ に ――』

[けれど青碧に宿る闇は冷たく 昏い]

(326) 2010/03/06(Sat) 00時頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−会議室⇒屋上−
[先程見上げた空。
 あおい、あおい、そら。
 少女が纏う あか が隣の棟の上 ちら と見えた。]


『そろそろ、闇 が深まる 頃合だね。』

[踵を返す。
 ゆっくり、ゆっくりと 会議室を出て、階上へと向かう。]

(333) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−南棟 屋上−
[屋上へ続く階段を上り、扉を開ける。
 広がる一面の あお。]






                  『み ぃ つ け た。』

[鬼 は 今までに無い爽やかな笑みを湛えて。
 けれどその 瞳 に宿るのは 深い 闇。]

(338) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ

−南棟 屋上 給水塔−
[出入り口脇の梯子に手を掛けてゆっくりと、登る。]



『ここに居たんだね、探したよ。』


[梯子を登り切ると。]


                『また、泣いてた?』


[首を傾げて、尋ねた。
 青碧を細めて笑うも、その あお は 闇 を纏う。]

(347) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

【人】 飼育委員 フィリップ



          『辛いなら、送ってあげるよ。』






『僕は 鬼 だからね。』


[見つけて 送るんだ。 皆 皆 送ってやる。]

(348) 2010/03/06(Sat) 00時半頃

 
 
っあ……――


[声が漏れる。
目に刺さるような鮮やかな光景は畑での出来事。]


鳶色の髪を揺らして ふわふわと踊るように歩きながら遠くなった世界を想う少女をぼんやりと眺める

闇は、人の心に良く馴染む。馴染むからこそ、囚われるのでしょう

[哀しげな白衣の男の言葉にビクリとしてつながれた手をもう一度確かめる]

(こうなってもさえ ただこの人を見つめるだけの自分はとてもとても罪深いかもしれない)

[少しだけあの世界の痛みを思い出して懐かしくなった]


【人】 飼育委員 フィリップ

 
           『今、皆がバーナバスを追い詰めてる。』


[にっこりと、微笑を向けて。]


『君が“ケイトの手先”だなんて、 鬼 だなんて言った、彼が。』



           『…… ねぇ、満足?』


[笑顔を向けながら、ひどく冷たい 瞳 を 向けた。]

(350) 2010/03/06(Sat) 00時半頃


[鮮やかな色が、声が闇に流れ込む。

            ――紅い、赤い。]


[何も持たぬ両手を顔の前に掲げ
人差し指を小さく押し込める。

カシャリ

と音が響いたのは、鳶色の少女の頭の中だけで]


遠くの世界の 悲しみや 痛みが 叫びが
心を揺らす事もなく
ただ闇の中で座ったまま

[こてん 傍の肩に頭を預ける]


なんだったかなぁ…屋上
自分が大事な事を忘れる前に・・・いわないと

[そういったのは

遠い昔みたいに思えた]


[畑が映った。そこに、一匹の、狼がいた。

それは、数人の生徒によって、串刺しにされて

その身体から赤が噴出した]

 ……。身を。

[固めなさいと言った言葉。それが元は誰であったのか知らない。元々の彼を、覚えていない。

けれど、じぃと見て]

 私の代わりに、護ってくださいとお願いしたのに。
 ……こちらに来るのは、まだ早いというのに。
 先生が、泣いています。


【人】 飼育委員 フィリップ

−南棟 屋上 給水塔−
>>359静かに微笑む その顔。
 >>362どうでもいい、その言葉に、闇に繋がれた右腕を伸ばす。
 首元を目掛けて。]

『終われる?』
      『違うよ、寂しくない所へ、送ってあげるんだ。』
      『皆、居る。』

[それは、今まで闇が塗りつぶしてきた、詭弁。
 腕に力を篭める。呪 われた 闇 の力のせいか、常よりもずっと強い、力。]



   『…… 俺 は満足だよ、キャロライナ。』

[彼女の言葉に  愉悦を うかべた。]

(370) 2010/03/06(Sat) 01時頃

【人】 飼育委員 フィリップ




      『もう お前ら 全員  殺してやる。』   

 

(371) 2010/03/06(Sat) 01時頃


 ……誰が鬼を決めたのでしょう。

[闇の中に、零す]


[鳶色から涙は零れない。
どんな顔をすればいいのかわからない。
それでもその光景からしばらく目を離すことは出来ずに




再び闇を泳ぐ、ふわりふわりと
赤い絆を探して]


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:フィリップ 解除する

処刑者 (6人)

フィリップ
33回 (8d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.164 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび