人狼議事


52 薔薇恋獄

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 道案内 ノックス

ごめん、本当に、ごめん。

[自分の目からも涙が零れていた。
ああ、目の前で友達が泣いているのなら慰めて、その涙を拭いてあげたいのに]

[――友達が]

[そう思ったことで、わかる。友達。……麻雀やりながら聞いた時はすごく嬉しい響きだったのに。
今はこんなにも残酷な響きだ]

あっちは狭い、よ。
寒いし。風邪、引く……。
……俺らの部屋居づらいなら、……せめて他の部屋、にさ。

[同じように袖で涙を拭いながら言葉を落とす。
せめて、……寧人に謝りにいくのなら、それは自分のせいだから俺も謝る、一緒に行こう、と。

口にしようとしたとき、雷が鳴った]

(0) 2011/05/20(Fri) 00時頃

【人】 道案内 ノックス

――っ!!

[また、雷。
咄嗟に目の前の相手にしがみついて震える。

そんなだから、寧人の小さな声には気づかないまま]

(9) 2011/05/20(Fri) 00時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 00時半頃


[いつのことだったか。
 ふいに、閃光と激しい音……雷が訪れた気がした。]

 わ……!

[目を瞑る。かたく、瞑る。
 哲人と繋いでいた指に、意識が、寄る。

 ……暫くして、訪れた静寂。
 気が付けば、あまりにも静かすぎた。
 そっと、目を開けると……]

 ……え、?


―ほんの僅かな、その一瞬―

[雨が、ざあざあとまた急に強くなったように思えて、別荘内を真白な光が包む。
 間を空けることなく、唸るような低い轟音。
 ガラス食器を勢い良く叩き割る音に似た破壊音に、思わず目を伏せる。]

[それから、目を開けて、見たもの、は。
 今さっき自分がいた場所となんら変りないのに、自分たち以外誰もいない、空間。]


……どういう、ことだよ。

[大須が消えた、どころの騒ぎではない。他に、誰も、いない。
 思わず、確かめるように繋ぐ手を握り返す。]


【人】 道案内 ノックス

ご、ごめ、ホントごめ、
ZAPしていいから……。

[雷はとても怖かった、けど。
二度目なのと、目の前によく知った相手がいたから。背を撫でてくれる手があったから。
一度目よりは早く立ち直ることができた。

ただ、寧人の声は聞こえていなかったので、良数が扉に向かった理由がすぐにはわからずにいた]

(27) 2011/05/20(Fri) 00時半頃

ノックスは、良数が「織部」と呼ぶ声に、はっと顔を上げて涙を拭いて、ベッドの上でだがそそくさと座りなおした。

2011/05/20(Fri) 00時半頃



 ……あれ、皆。

[辺りを見回せば、先ほどまで共にいた面々の姿はまるで見えない。
 ただ、傍に哲人の姿だけはあって……。
 繋いでいた手を握る力が強くなって……そっと、自分からも力を籠めた。]

 解ら、ない。
 皆、いなくなってる。

[内装はそれまでの別荘とよく似ていたものだったから、自分たちが別の場所に連れて行かれた、とは考えていなかった。]

 ……とりあえず、探そう。


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 01時頃


ん、探す、けど。

[声がする気配のほうが、少ない。ざあざあと降る雨の音に、全てかき消されてしまう程度。]

お前、歩きまわらせたく、ねえな。

[どうするか、と思案して、蓮端をそっと見上げる。]




 え……?

[歩き回らせたくない、という言葉に、瞬いた。
 瞬いて……そうだった、と思い出した。
 短い間に、辛いことや嬉しいことがいっぺんにあり過ぎて。
 本当の意味で熱に浮かれた身体だったことを、忘れてしまう程だった。]

 ……でも、じゃあ、テツが一人で探しに行く訳?

[そっと見下ろす瞳には、そんな訳ないだろう、という色も滲んでいた。]


【人】 道案内 ノックス

…………。

[扉を開けるなり、寧人が良数を抱きしめる。
再会を喜ぶような、寧人の言葉。

それからその顔が上がって、こちらに笑みを浮かべる。
だけどそれは、良数を抱きしめたまま]

……っ……!

[嫌だった、それ以上見ていたくなかった。
恋心を自覚してしまった身に、その光景はとても痛かった。
後退るも、ここは部屋の中。あっという間に壁に肩がぶつかった。

せめて視界からその光景を消そうと、寧人から目を逸らす]

(36) 2011/05/20(Fri) 01時頃

俺が一人で探しに行く、か。
お前が多少でも回復するまで待機か、だな。

[疑問浮かべて瞬くのには、苦笑してため息を一つ。
 繋いだ手が、まだ蓮端のほうがより熱いのに、そう案を出す。
 見下ろす瞳には、少し困ったような表情も見せたけれど。]


ノックスは、二人から顔を背けたまま、*押し黙る*。

2011/05/20(Fri) 01時頃


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 01時頃



 ……じゃあ、少しだけ、休ませて。
 さっきまで、何だかんだで寝ちゃってたし……。
 ちょっと横になれば、いけると思うから。

[回復するまで待機、の方に是を返した。
 「離せねえ」のは自分もだ……と思えて、困ったような哲人の顔にまた、淡い苦笑いを返したりもした。]

 ……で、部屋、は……あっち、だっけ?


ん、わかった。

[素直に休む、というのに、頷く。]

まあ、部屋は他にもあるわけだし。休み休みでも探しゃ、いいよな。

[そんな言葉のあとに部屋を問われれば、二つの部屋に視線を送った。]

……どっちの?

[なんて、少しいたずらに笑う。]


[皆、どこかに居る。絶対居る。
 だから、大丈夫。
 そう自分に言い聞かせながら、休み休みでも、という言葉に頷きを返した。]

 ……って、え。

[そんな中で返された選択肢。
 その笑みの形に、つい思わず弱ったように目を逸らして。
 そして、それぞれの扉を暫く眺めて……瞬いて、それから]

 あっちの。

[直感で、左の扉を、繋いでいないまま握りしめた拳で指した。]


メモを貼った。


[瞬いた訳は……。
 皆の姿が無くなる前まで見ていた筈の扉と少し違う、と気づいたから。
 古いものなのか、ドアノブは少し塗装が剥げているようにも見えて。
 扉自体も、なんとなくどこか思い印象を持っているように感じられた。]

 ……行こ。

[だから、少し首を傾げたりもしながら、扉の方へと足を向け始めた。]


大胆。

[くつりと、喉をならして笑う。
 どっちの、と見たのは自室と、蓮端の部屋とで。
 階段から二階を仰ぎ見て、より左の方となれば、手前より奥の。]

ま、本気で俺の部屋のほうがいいってんなら止めないけど。
来る、か?


メモを貼った。


[そんな、どこかうわついた―きっとこの手に感じる温もりのせいだ―気分でからかい半分、冗談を言ったから。
 扉の違いには、気づけない。]


[言われてから、気づいた。
 位置からして、そこは自分の部屋ではなかった筈なのに……。
 やっぱり熱がまだ酷いのかもしれない、なんて冷静な考えもぼんやりと過りつつ。
 熱っぽい頬を、更に赤らめた。]

 ……いいよ。来る、よ。
 その、まだ、見に来たこと……も、なかったし。

[以前ならば、普通に遊びに行けたかもしれない。
 今は……どうしても、この先のことがあれこれと想像されてしまって。
 しどろもどろになりつつも、ただ頷いて。
 そして彼の部屋の扉の前で、立ち止まった。]


[からかいと冗談の煽りが、いいよ、と受け止められてしまえば。
 逆に瞬いたのはこっちだった。]

……あんま、変わんねえぞ。お前んとこより少し広いくらい。

[先程より赤らんだ頬に、熱の上がりを心配しながら。
 自分も顔が熱くなる気がして、慌てて視線を逸らし自室の前まで少し歩みを早めた。]

[扉を開けても、静谷はそこにはいない。]


 ……そう、なの。

[少し広いくらい、と聞いてほんのちょっとだけ期待が外れたところで……目を逸らされた。
 ちらっと顔色を覗いてみて……なんとなく、その色を察した。
 互いにこんな真っ赤になってしまっているのが、なんとなく居た堪れないような……。
 そうしているうち、着くなり部屋の中を見回した。]

 いない。
 ……さびしい、ね。

[確かに少し広くは見えて。その分、空虚に感じた。]

 じゃあ、とりあえず、横になる……。

[ベッドの前に立つまでは、繋いだ指先を離さない心算だったけれど。
 その上に倒れ込んでからは、どうだったか。
 目を閉じればいずれ、浅い眠りへと誘われて**]


メモを貼った。


静谷が、広い部屋がいいっつってた。
確かに広い分には不便ないけどな。

[部屋の話をするなら、意識を逸らせるとばかり昼の話をした。]

……いない、な。

[ただ、その話題の本人の不在を確認すれば首を横に振って。どこかにはいるのだろうとその場で慌てることはしなかったが。]


[横になる、とベッドに蓮端の身体が倒れ込めば、それを見やって。
 それから、だいぶ自分も消耗していることに、ようやく自覚が沸いた。
 数刻前から、疲れた、だの言っていたが。
 昼から結局何も口にしていないし、走り回って、濡れて。
 それこそ、自分の方が倒れてしまいそう、だった。]

……な。
ちょっとだけ、俺も……

[いいか、と問う前に。
 本能に負けた身体が、蓮端の隣に寄り添って。
 抱きあうように、ひとつのベッドで眠りについた。
 浅い眠りに引き込まれる蓮端とは逆に、こちらは深く、遠く――**]


メモを貼った。


【人】 道案内 ノックス

―良数の部屋―

……、へーき。

[ぐい、と袖で目元を拭いながら、そらしていた視線を寧人に戻す]

平気、だし、喧嘩じゃない。
強いて言うなら、俺が悪い。

[ベッドの縁に腕を押し付けるようにして力を込める。
少し覚束無いながらも立ち上がることができた]

……部屋、戻るなら先戻ってて。
ちょっとトイレ。

[道さん治ったら、移動]
[その言葉は聞こえていたから。もう大丈夫と示すように扉のほうへと歩いていく]

(63) 2011/05/20(Fri) 07時半頃

【人】 道案内 ノックス

やっぱり、さあ。

[良数の横を通り過ぎる時、小さく呟く]

……ねいくんはよしやんのこと……。

[それ以上は、心の裡にはあるのに声にならなかった。
自分の弱さに唇を噛んで]

[もし引き止められるようでも、ここで漏らすぞ、と無茶苦茶を言って。
部屋を出て、トイレと思しき扉を開けてバタンと閉める。
そこまでがいっぱいいっぱいだった。二人から逃れたという安堵感で床にぺたんと座りこむ。

――ただ、見事に間違えた。洗面所と風呂場だということに気づくとあー、と声を漏らす]

……風呂、誰が入ってるのー?

[おまけに入浴中のようで、浴室の扉ごしに水の音が聞こえる。
本当にトイレに行きたかったわけではないし、ちょっと暫く立ち上がれそうにない。
入浴中の相手>>32に許可がもらえるなら、少しだけ洗面所の床に座り込んでいること*だろう*]

(64) 2011/05/20(Fri) 07時半頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 07時半頃


【人】 道案内 ノックス

―2階浴室前―

[楓馬は答えてくれただろうか。
いくつか言葉を掛けているうちに蘭香がやってくる]

あー、やほ、らんらんもお風呂?

[何でこんなところに座っているのかとか、泣いた後の目元を突っ込まれないといいなと思っていたが、幸い突っ込まれなかったようで。

――というよりも、それどころではなかったというほうが正しかったか]

(80) 2011/05/20(Fri) 10時頃

【人】 道案内 ノックス

え?

[野久先輩、と搾り出される声。
自分の後ろに向けて言われているようで、振り返る]

――――!?

[声が出なかった。
人ならざる者の手が自分の首に伸びていて。
――二人がいなくなったことを知らないから、もしかしたら次は自分が消される――殺されるのだろうかと思う。


たすけて、と。
願った時に浮かんだ顔は、誰のものだったのだろう。
首に亡霊の手が触れる寸前、ふっ、と意識が*途切れた*]

(81) 2011/05/20(Fri) 10時頃

【人】 道案内 ノックス

―回想:良数の部屋>>93

……それは、……。

[言葉に詰まる。
やめたくない、ああ、でも、今ならばきっとまだ引き返せる。
これ以上想いを深くする前に、……諦められた、なら。

今までどおりの友達に戻れたなら。
きっと傷つかない。
……本当に?


もう、頭の中がぐちゃぐちゃで訳がわからない。
結局明確な返答はできないまま部屋を後にした*]

(114) 2011/05/20(Fri) 13時半頃

【人】 道案内 ノックス

―2階浴室→

[亡霊に殺される――その恐怖で意識をふっと手放した。
なので、そこで交わされた会話も知ることはないまま。


運ばれる途中、一度だけ、うわ言のように4文字の名を呼んで。
もう暫くは気を失ったままだろう**]

(115) 2011/05/20(Fri) 14時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 14時頃


[うつらうつらとしていたところで、俺も、と聞こえてきて。
 やがて間近に感じる、寄り添う熱。
 瞼を開けずとも、そこに居るのが誰なのかは解る。
 けれど照れるとかそういうのではなくて……ただ、暖かくて安心できて。
 抱き合うような形で。そっと、哲人の肩に腕を回した。

 触れても、目を覚ます気配はなくて……。
 彼も本当にひどく疲れてたんだ、と察した。
 ……今、この人に歩き回らせなくて良かった、と思った。]

 ごめん。

[深い眠りに就いている相手には届かないだろう声量で、小さく呟いた。
 ちゃんと気づくことができてなかったまま、ぎゅっとしてだの何だの子供みたいに強請っていたことを恥じた。
 「あとでな」とあの時伝えられた訳は、周りの視線があったから、だとは思うけれど。

 そう、皆で食べに行こうとしていたお昼ご飯も結局まだのまま。
 調音や成人が作ってくれたカレーとか、焼きそばとか……。
 この場所にはそれらが無いことも知らないまま、ただぼんやりと思い描いていた。]


[此処に来るまでに哲人が話していた、悠里のこと。
 広い部屋がいい、と言っていたという彼。
 その話を聞いた時は、そうなんだ、と軽く頷く位だったけれど。]

 ……ユリにお礼、言ってなかったな。

[ふたつのホットミルクのマグのこと。
 思い出されて、小さく零した。]


[その時夢うつつだったものだから、その音に気付かなかった。]


  [ひた]

 [ひた]

[それは雨音に交じり微かに響く、人の足音。
 そして足音は、扉の前まで来て、止まった**]


メモを貼った。


[呼びかける声。扉の外から、響いてくる。

 「おきゃくさま……」
 「ごゆうしょく の、したくが……」
 「かつきさま も おいで、で……」

 ……聞こえてはきたけれど、まだ浅い眠りの中に居たものだから。
 夢の中でだけ、なんとなく呼び声に応じた気になってしまっていた。
 きっと目が覚めた瞬間に忘れてしまうような夢の中で。]


メモを貼った。


メモを貼った。


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 22時頃


メモを貼った。


道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 22時半頃


【人】 道案内 ノックス

―夢の中―

[誰かの名前を必死になって呼んでいた。

いかないで。

そばにいて。


――……    ]

(201) 2011/05/20(Fri) 23時頃

【人】 道案内 ノックス

―部屋―

――っ!?

[真っ青な顔をして、がばりと飛び起きた。
荒い息をしながら落ち着かない心臓を無理やり宥めようと、胸元を無意識にぎゅうと握る。

数秒して、意識を周囲に向けた。
誰か、傍にいただろうか――?]

(202) 2011/05/20(Fri) 23時頃

道案内 ノックスは、メモを貼った。

2011/05/20(Fri) 23時頃


―自室らしき部屋―

[肩に回される腕も、謝る声も、眠りを妨げるには至らない。
 消耗もあったし、安堵もあった。とかく疲れていたし、蓮端が最低でも傍にいること。規則的な呼吸音だけさせて、ただ、ただ、静かに眠っていただろう。
 はじめの、うちは。]


[そのうち深い眠りは、知らぬ世界の夢を呼び起こした。
 この屋敷の、野薔薇の絡むトンネル。まだ踏み入ってもいないそこに、自分は立っていた。
 甘い薔薇の香り。濃いけれど、まだ青い茂りの瑞々しさも残すそれは、野薔薇特有のものなのだろう。
 花に詳しくない自分はよく知らないが、きっとそうなのだと思った。
 そして、そう思うからこそこれが夢だとも思った。
 晴れた庭。知らない香り。薔薇咲くトンネル。そこに立っていて。
 その、野いばらの蔓に、絡めとられる。
 息苦しくて、呼吸が浅くなる。
 手を、伸ばして、そこにあるものを、つかむ。]


[つかんだものは、何だっただろう。温かくて、近くにある、もの。
 悪夢に魘されるように、すぐ傍らの蓮端の身体に縋りつく。
 苦しげに、強く、目の前の細い身体に力をこめた。]


【人】 道案内 ノックス

[傍らには、悠里がいただろうか。
いたならば、簡単なあらましを聞いて、礼と謝罪をして]

……俺、なんか寝言言ってたりしてた?

[夢を見ながら何度か呼んだ名前は悠里が背で聞いたもの>>116と同じ名前。
それを聞いたかと、問う。

聞いていなければ、いい。
聞かなかったふりをしてくれれば、いい。

だって自分も、何故その名を呼んだのかわからないのだから]

…………でも、あの女一体なんだっ……。

[あれは明らかに人間じゃなかった。人間にしては姿がおぼろだった。体温がなかった。触れた感触がなかった。
だとしたら、……。恐ろしさに身を震わせる]

(213) 2011/05/20(Fri) 23時頃

【人】 道案内 ノックス

ふみやん。

[現れた姿に軽く目礼をして]

……ううん、大丈夫。
もー平気。

お化けにびびって気絶しましたー、とかなっさけない理由で、いつまでも寝てられないし。

[身は起こしたまま、へへ、と笑って]

……今、何時?
何か変わったこと……起きてない?みんな、いる?

(216) 2011/05/20(Fri) 23時頃

[ふと、意識にはっきりとしたものが戻った。
 それは緩やかに寄り添っていたところだったのが……急に、強く縋られたためだった。]

 テ、ツ?

[瞼を開いた。苦しげな哲人の姿が判った。
 思わず、瞬いてしまった。
 いつかのあの時、おれは哲人に繋ぎとめて貰いたくて、ぎゅっとして、と願った。
 けれど今は逆に、彼の方から求められているような……。]

 ……テツ、大丈夫。

[だから、肩に回していた方の手で、その背中を、緩く擦った。
 握っていた甘味の袋が、掌から零れてベッドの下に落ちた。]

 大丈夫……おれ、ここにいるよ。


う、ぁ……

[小さく呻いて、は、と荒く息を吐いて。
 背中に触れる感覚に、意識が覚醒する。
 目を見開いて、肩で息をして、しばらく、そのままで。]

[それからもう一度、ぎゅう、と強く縋った。
 行くな、ではなくて、いる。その確認に似た、体温の絡め合い。]


【人】 道案内 ノックス

[文の言葉にコクリと頷く。
当てられる手は避けないまま。熱はもちろんない]

こう、……首に、手が伸びてきたんだ。女の。

…………殺されるかと、思った。

[それだけ吐き出すように口にして。
……二人がいなくなった事実を聞いた]

てっつんと、ゆっきーが……?
…………そう、なん、だ。

[――一瞬、思ってしまったこと。それはあまりにも身勝手で自己中心的な発想。
"彼じゃなくて、よかった"なんて。

……醜さに、いっそ笑い出したくなる。けど、人前だ。堪えた]

教えてくれてありがと、ふみやん。
俺はもう大丈夫、だから。さ。心配させてごめん。

(228) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

【人】 道案内 ノックス

まさか。
三流ホラーゲームじゃあるまいし。

[部屋の隅から聞こえた言葉>>235を、言葉では一蹴してみる。
だけど、表情では、心では、その可能性が高いと思っていた。
こんなところでドッキリだの、手品だの……克希一人ならとにかく、更に二人……特に哲人はそういう趣味の悪いドッキリには加担しなさそうだったから。

何かあったと、思うほうが自然だった]

(246) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

[彼の目が覚めた。そう、思った。
 だから、少し弱弱しくではあったけれど、笑ってみせた。
 怖いことなんてないから、と示すように。

 もう一度、縋られた。
 今度はおれも、哲人をぎゅっとした。強く、抱き締めた。]

 ……だいじょう、ぶ。

[……吐く息が身体に触れる度、ぞくっとして、熱い。
 もうそろそろ熱っぽいのも引いてきたと思ってたところでの、そんな感覚。
 手は無意識に彼の顎の方に伸びて……顔と顔を合わせるような形になるように、軽く力を加えた。]


【人】 道案内 ノックス

[髪を撫でられる感触に、ほうと息を吐いた。少し落ち着いた]

……うん、そうする。
こんな夜に一人は……怖い。

[文の言葉に頷く。
――は、何処に行ったのだろう。部屋を見回してもその姿はなく、不安になる]

(253) 2011/05/20(Fri) 23時半頃

ゆう、き……

[力なく唇から漏れるのは、蓮端、でなく。
 荒い吐息交じりのそれは、艶を帯びて、広い部屋の空気に消えていく。]

[縋りを抱き締め返されて、ようやく、少し落ち着いた。
 呼吸も緩やかに規則性を取り戻し始めたところで、顎に手が触れる。
 拒否する意識もない、その顔は簡単に上向くだろう。]


【人】 道案内 ノックス

[手を、見下ろす。
寧人の手に触れて。
良数の髪に触れた。

――思い出した感触は。
呼んだ名前は。

どうして。
胸の中で、繰り返す。



どうして。


自分の気持ちが、わからない]

(258) 2011/05/21(Sat) 00時頃

[名前を、呼ばれた。
 前までであれば、哲人からはこのように呼ばれた覚えがなかった。
 嬉しかった。嬉しくて……煽られも、した。]

 テツ。
 ……良かった。ちょっと楽になったのかな。

[彼が落ち着いてきたところで、顎に触れたまま、その瞳を見つめた。
 どきどきした。それは哲人に対しても、自分の行動に対しても。
 少しの間の後、そっと、唇を寄せた。]


ノックスは、桂馬が動いたので、その背を視線だけで追う。……追いかける気力がなかった。

2011/05/21(Sat) 00時頃


情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:ノックス 解除する

犠牲者 (5人)

ノックス
48回 (5d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.085 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび