176 【traveling〜どちらまで行かれます?】
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― ツインズファクトリー ― [途中から降ろされても、ライジ>>6:+67の手をぎゅっと握って歩く。]
あ゛ー。きらきらするお星様の歌−ぁ? わかったーぁ。 やへ、ライジに教えるよーぅ。
[大きな声で歌いながら、あのジュークボックスの演奏と歌を思い出す。 また聞きたいな、なんて考えながら。]
お月様ーふたつーぅ。仲良しねーぃ。
[それぞれの月明かりが作る影は二つ。 並んで歩く二人の影は、二人ずつ。 まるで双子のようだ。]
(2) okomekome 2014/05/25(Sun) 01時頃
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[一緒に歌を歌い、にへー、と笑う。 手を繋いで歩くのが楽しくて、歩く道が土に変わっているとは気づいていなかった>>3。]
あ゛ー。お月様、きらきらよーぅ。 きらきらするお星様よりーぃ……?
[足を止めて、ライジを見上げる。 此処まで、というその意味は、わかりたくなくとも理解して眉を下げた。]
ライジ、此処までー? 大人、なるのーぅ?
[ぎゅっと繋いだ手を握り、俯く。]
(4) okomekome 2014/05/25(Sun) 01時半頃
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歩けないーぃ? やへ、ライジ、抱っこするよーぅ。
[ぎゅっと膝をついたライジ>>5に抱きついて、持ち上げようとする。 もうちょっとだけで良いから、一緒に歩いていたかったなーなんて思っても、きっと無理なのだろう。]
やへ、ライジと一緒にいるよーぅ。 いっぱいいっぱい、一緒にいるよーぅ。
ずっとーぉ、友だちーぃ。
[ずず、と鼻を啜る。]
(6) okomekome 2014/05/25(Sun) 02時頃
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あー。抱っこするよーぅ。 やへ、ライジより大きくなるんだよーぉ。 だからー、抱っこできるんだよーぅ。
[ぎゅぅと抱きついて、撫でられる感触>>7に目を瞑ったが、その手が滑り落ちてしまった。 慌てて目を開ければ、もうライジの目は閉じている。]
やへもーぅ。やへも、ライジ好きだよーぅ。
[さらにぎゅーと。ぎゅーと抱きつくが、耳に届いた布の破ける音に、驚いた。 その肌がだんだん硬くなる>>8。]
(9) okomekome 2014/05/25(Sun) 02時半頃
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[急激なその変化に驚いて、ぎゅっとその「幹」に抱きついた。
あーとかわーとか叫び、落ち着いた時にはその大きな根っこの上に座っていた。]
あー?あ゛ー。あー?
[首を傾げながら、その白い樹を見上げる。 反対側へと首を傾け。]
あー。 ライジーぃ?
やへ、抱っこ……できないねーぃ……。
[確認するようにその名を呟き、ぺたぺたとその幹を撫でた。*]
(10) okomekome 2014/05/25(Sun) 02時半頃
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[ぺたぺたぺたぺたと、その幹を撫でる。 手を繋いでいた時と同じ、冷たいライジの体温に少しだけ安心して頬を寄せる。]
あー。あー? ゆきーぃ?
[はらはらと舞い落ちる、白い花を見上げて声を漏らした。 それがライジの花>>11とは知らないが、本物の雪と違ってどこか暖かい気がした。]
あー。あ゛ー。 ずっとーぅ、一緒だよーぅ。
[聞こえてきた思念に、にへーと笑って、その根っこの傍らに丸くなる。
まだまだ成長するだろうけれど、こんな大きくなることは無理だろう。 大きくならなくても、ずっと一緒にいればずっと会える。 だから此処で寝るのだと、白い花を降らせた枝と、その向こうにある二つの月を見上げて、目を閉じた。**]
(18) okomekome 2014/05/25(Sun) 03時頃
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[夜は苦手だ。 兄に庇われたとはいえ、事故の影響で光を感じる器官が弱く>>1:243、暗いと全く見えなくなってしまうからだ。 しかし、二つの月とその月明かりを反射する白い樹の下は、そんな自分でも明るく。 安心して眠れた。]
あー?あ゛ー。 ライジ、おはよーぅ。
[根元で目を覚まし、目を擦って見上げた大木へと挨拶する。
故郷の星で、兄たちと寝ていたときのように安心して眠れていたのは、掛かっていた緑の葉>>22のおかげだと気づき、にへー、と笑った。]
(36) okomekome 2014/05/25(Sun) 21時頃
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[大きな口を開けて欠伸をしてから、鞄からひすいパンとサボテンジュースを取り出して、ライジの根を机代わりに朝食を取った。
ごちそうさま、と挨拶してからレターセットを取り出して手紙を書く。]
『アリス ライジが大人になったんだよーぅ とっても大きいんだよーぉ
お花きれいだからアリスにあげるねーぃ』
[ライジから貰った青い花>>5:+27と、雪のように降った白い花、それから布団のように上に掛かっていた緑の葉を同封し、手紙を飛ばした。
青い花はアリスの目の青とは違うけれど、とても綺麗な青で、アリスが持っていたらとても似合うと思ったからだ。 クシャミにも手紙を書こうとしたが。]
(37) okomekome 2014/05/25(Sun) 21時頃
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君は、ヤヘイ君ですか?
(38) okomekome 2014/05/25(Sun) 21時頃
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[知らない誰かに声を掛けられた。]
あー。あ゛ー? やへ、よー……ぅ?
[返事をし、顔を上げればよく見知った顔がそこにあった。 驚いたように、目を丸くしてまじまじとその顔を見る。
それは意識したことがないくらい、一番良く知っている顔。
自分の顔だ。]
(39) okomekome 2014/05/25(Sun) 21時頃
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― Side:? ― [きょとんとした顔でこちらを見る相手は、本当に自分にそっくりだ。 否、自分が彼に似ているのだ。 生まれた時からそう教育されていた。 何も驚くことでもない。]
こんにちは。 君が来たということは、僕のパーツが必要になったということでしょうか。
[ヤヘイの傍へと歩き、丁寧なお辞儀をする。
昨日、ミニチュアピンシャー783号が来たと聞いた。 今思えばその少し前から、何か予感めいたものはあったのだ。 そして一晩で出現した大樹に、その予感は確信と変わってこの場所に来た。
目の前の「オリジナル」の姿を見て、にこりと笑う。 この「オリジナル」が、とうとう自分を迎えに来たのだと。]
(41) okomekome 2014/05/25(Sun) 22時半頃
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― Side:ヤヘイ ― [頭を下げられ、慌ててぺこりと頭を下げる。 自分そっくりな相手が何を言っているのか分からない。]
やへ、おつかいにきたんだよーぅ。
にーちゃん、行けば分かるーって言ってたんよーぅ。 行ってねーぃ……あ゛ー!
おつかいー。お手紙ーぃ。
[思い出したと、鞄をあさる。 ごそごそとあさり、一通の手紙をじゃーんと取り出した。]
(42) okomekome 2014/05/25(Sun) 22時半頃
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[着いた星で自分のことを知っているような相手がいたら、読むようにと言われた手紙。 そこに書かれていた内容は。
事故の話。兄が二人に増えた理由。
その事故でヤヘイは無事ではあったが、予備としてヤヘイのクローンも作られていたということ。 ヤヘイのクローンはそのまま、この星で教育されていたということ。
ヤヘイも大きくなったのだし、そのことを知るべきだという兄と、まだ知らなくても良いという兄とで喧嘩した結果、ご褒美を兼ねたおつかいという形で、あの列車に乗せたということ。
ヤヘイが「それ」を必要とするのなら、きっと切符はその星に止まるのだろう。 もし切符がその星を選ばなければ、ただのご褒美旅行になると。
そんなことが書かれていた。]
(43) okomekome 2014/05/25(Sun) 22時半頃
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[ゆっくりゆっくり兄からの手紙を読み、読み終えてから目をぱちぱちさせた。]
あー。あ゛ー? 難しーぃねーぃ。
やへ、元気よーぅ。
[難しいことは分からないが、ヤヘイ自身が目の前のクローンを必要としたからこそ、この星で降りることになったらしい。
しかし、どこも悪いところはない。 スペアが必要ということもないはずなのにと、首を傾げる。]
(45) okomekome 2014/05/26(Mon) 02時半頃
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「今必要ではなくても、近いうちに必要となるのでは?」
[もう一人の自分が、冷静に言う。 それはつまり、スペアが必要な事態が起こる可能性があるということだ。 それはちょっと考えたくない事態だが。]
やへ、大丈夫よーぅ。
[此処に来て、その話を聞いて。 逆にそういう事態は起きない気がしていた。]
(46) okomekome 2014/05/26(Mon) 02時半頃
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[何故なら。]
やへの代わりーぃ、やへ、痛いよーぅ。
[もう一人の自分がスペアだと知って、自分自身がそれを望むことはないのだ。 目の前のもう一人を犠牲に生き残ろうと願わない。
ヤヘイ自身が必要としたから此処に来たのなら、別の理由で必要ということなのだろう。]
やへ、お友だちなりたいねーぃ。
[兄たちのように、仲良く一緒に暮らせたら。 それが無理でも、スペアとオリジナルではなく、友人関係になれたらと、もじもじして首を傾げた。]
(47) okomekome 2014/05/26(Mon) 02時半頃
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― Side:Another ― [予想外の展開だった。 己がクローンであり、オリジナルのスペアであると自覚させられて育ったのだ。
正直、恨んだこともある。 見もしないオリジナルの為に、自由を奪われ体も奪われ。 死ぬことだってあるのだ。
――いっそ、オリジナルと入れ替わって。 そう思ったこともある。
実際、そういうクローンもいなかったわけではない。 ただし、バレれば即処分だ。]
(48) okomekome 2014/05/26(Mon) 03時頃
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[初めて見たオリジナルは、自分よりも遥かに幼く見えた。 このオリジナルとは入れ替わることは出来ないだろうと思った。
元より、そんな考えはとっくに捨てていたのだけれど。 このままスペアとしての生を受け入れるしかないと思ったのに。]
友だち、ですか? 僕と、君が?
[確認するように聞けば、笑って頷くオリジナル――ヤヘイ。
いつスペアとして呼ばれるか分からなかった為、今まで友だちなんていなかった。 どう接して良いのか分からない。
予想外の展開だった。]
(49) okomekome 2014/05/26(Mon) 03時頃
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― Side:ヤヘイ ― [困ったような相手の手を握って、ぶんぶんと振る。 半ば無理やりな握手に、相手はなんとも言えない顔をしていた。]
あー。あ゛ー。 この樹ねーぇ、やへの大事な友だちなんだよーぅ。 ライジなんだよーぅ。
[新たな友だちに、ライジを紹介しぎゅーと幹に抱きついた。 それを見たもう一人のヤヘイも、その大樹を見上げてからおずおずと抱きつく。
にへーと笑い合った。
彼といっぱい話をしてみたい。 兄たちとの生活。此処に来るまでの話。彼の話も聞いてみたい。 いっぱいいっぱい、話をしたい。 まずは、彼をなんて呼べば良いのか聞いてみよう。*]
(50) okomekome 2014/05/26(Mon) 03時頃
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天井手繰り ヤヘイは、メモを貼った。
okomekome 2014/05/26(Mon) 03時頃
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― それから ― [白い大樹の下、並んで話をしていた。 互いのこと。 此処に来るまでの旅行のこと。 旅行で出会った友だちのこと。
そうこうしている内に、大樹に気づいた人たちがやってきた>>23。 なにやら話している人たちを横目に、一度もう一人のヤヘイが住む家へと向かった。
彼の家はライジのすぐ傍で、すぐにあの場所へ来れたのも成程と納得した。]
(64) okomekome 2014/05/27(Tue) 04時頃
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[もう一人のヤヘイは、二人で相談してアヤと呼ぶことにした。 数日彼の家で過ごし、故郷の星に帰った。
別れ際、ライジへと抱きつき。 手紙を書くこととまた来ることを約束した。
アヤは変わらず其処で暮らし、ライジの体に書かれた落書き>>25を消したり、時々聞こえてくる「きらきら星」に合わせ一緒に口ずさんだり。 たまに炭酸水を掛けたり。 ヤヘイから届く手紙をその木の根に腰掛けて読み上げたりしていた。
ヤヘイからの手紙の返事に、ライジの写真と落ちた葉っぱも毎回同封していた。]
(65) okomekome 2014/05/27(Tue) 04時頃
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[一方、ヤヘイは一人でまた列車に乗った。 3回程乗り換えたが、無事に家へと帰る。
兄たちへ旅行の土産話を徹夜で話したり、サミュエルからのはがき>>6:+21に喜び、また返事を書く。
『やへ、おうち帰ったんだよーぅ。 サミュエル元気で、やへ、嬉しいーぃ。 鳥さんも元気なんだねーぃ。良かったよーぉ。』
そんな手紙と写真、それから鳥宛へ木の実を一つ同封して送った。]
(66) okomekome 2014/05/27(Tue) 04時頃
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[クシャミとジェームスへも手紙を書いた。
『やへ、にーちゃんにお願いして、耳あるんだよーぅ。 ねーこみたいに動かないけどー、お揃いよー。』
と、猫耳をつけた写真を同封して送りつけた。 ヤヘイの後ろに、そっくりな顔をした青年が二人、同じく猫耳をつけている写真だ。
『やへ、おつかい、ちゃんとできたんだよーぅ。 ライジの傍でも暮らすんだよーぉ。』
と、アヤと並んでライジの下で撮った写真を同封して送ったりもした。 手紙と写真だけでは、全く意味が通じないだろうその手紙を受け取ったジェームスはどう思うだろうかなど、考えていない。]
(67) okomekome 2014/05/27(Tue) 04時頃
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[毎日のように楽しげにポストを覗き、手紙を書いて。 あれから暫く経っても、写真を見ながら兄たちへと思い出話をしていた。
そんな様子を見て、二人の兄たちは少し妬いたらしい。
しかし楽しげなヤヘイを見て、今度は一緒に旅行に行こうと誘った。 今度はナヤミちゃんではなく、それでもあの旅行で知り合った友だちが住む星を一つずつ尋ねる旅行。
最終目的地は勿論、ツインズファクトリー――**]
(68) okomekome 2014/05/27(Tue) 04時頃
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天井手繰り ヤヘイは、メモを貼った。
okomekome 2014/05/27(Tue) 04時頃
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― Side:アヤ ― [あのオリジナル――ヤヘイが来たあの日、世界樹とも呼ばれる白い大樹が現れた日。 あの日から、世界が変わった。
環境保護団体が発足したとか、静かだった其処がちょっとした観光名所と化したとか。 そんな周囲の変化もあったが、それ以上に。]
ライジさん、ヤヘイから手紙が来ましたよ。
[いつもの定位置と化した木の根に腰掛けて手紙を読み始める。 初めて声が聞こえた時は驚いたが、今では二人きりの時に話すことが楽しみになっていた>>75。]
(83) okomekome 2014/05/28(Wed) 03時頃
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[今まで名前はなく「ヤヘイのスペア」として扱われていた。 今は、「アヤ」という名前を貰った。
今まで家族と呼べる者もなく、友だちもいなかった。 今は、毎日会いに行ける友だちと、手紙を送る相手がいる。
今までいつスペアとして呼ばれるかと思いながら暮らしていた。 今は、いつ手紙が届くのだろうと楽しみに暮らしている。
世界はこんなにも明るく美しいものだったのだと知ることができた。]
(84) okomekome 2014/05/28(Wed) 03時頃
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はい、分かりました。 ヤヘイ、きっと喜びますよ。
[渡り鳥切手の卵を受け取り、にっこりと笑う。 今日はライジに頼んで、こっそり上の枝に座らせてもらっていた。 ばれたら色々煩いことになる為、下にいる人たちには葉っぱの影になる位置だ。 そこからの景色を写真に撮って、ヤヘイへ送ることにした。]
(85) okomekome 2014/05/28(Wed) 03時頃
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そういえばこの前送った枝を髪飾りに加工して、アリスさんに送ったそうですよ。 喜んでもらえると良いですね。
[ぷらぷらと足をぶらつかせ、持ってきたパンを食べる。 ライジにはおすそ分けの炭酸水を葉っぱに掛けた。
あの日から、世界が変わった。 明日を楽しみに生きる、そんな世界を「アヤ」として生きるのだ。 これからも。*]
(86) okomekome 2014/05/28(Wed) 03時頃
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天井手繰り ヤヘイは、メモを貼った。
okomekome 2014/05/28(Wed) 03時頃
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