人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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【人】 紐 ジェレミー

……、

[セシルが道化に口汚く言葉を向ける。
 思えば確かに、この航海士の口から出る言葉はこうした色をしたものが多かったように、思う。]

蛆虫か。
今の姿には似合いかもしれんな。

[三脚のギリアンを見やる。
 この男を護りたい、その想いには応えてやれそうになかった。]

(80) 2014/12/16(Tue) 23時半頃

[随分と久しぶりな鮮明な意識でも、照れ隠しなどという理由は分からなかった。
ただ強くなった手の力にギブアップを訴えて、命の恩人へ恨めしげな視線を送る。

半笑いには、慌てて首を横に振って]

 いや、なんかいまスゴく嫌なことを思い出しそうだったから、やめとく……。

[加えて、ヘクターの笑みが不穏極まりない。
永久に記憶の奥底へ沈めることに決めた。

グレッグの得意気な顔には、同じく得意気な顔をして、無言でヘクターを示しておく。
うちの神様の方がスゴいだろう。スゴいだろう。敬えよ小僧]


 はあい。

[行くか、の声に反応して勝手に返事をして。
立ち上がるヘクターに、生前と死後と変わらずについていく。

なにがあったって、自分の人生唯一最大の恩人のそばから離れることなんて出来ずに。
共に向かうのは、絶望の船の中。

各々、海底の人狼へ声をかける姿を見て。
一番最後、暗い海に向かって視線をやったけども。

許すことも怒ることも出来ないから、困った顔をしてしまった]

 ……。

[小さく呼び掛けるように手を振ってから。
最後尾で、海賊たちの背中を追いかける]


―第三甲板―

[他の連中に続いて下へと降りる。
生者達が乱戦を繰り広げる最中、適当に見物できそうな場所を陣取って。
座するホレーショーの隣にどかっと腰を下ろした。

視界には10フィートはあろうかという白い狼。
恐らくあれが道化の正体なのだろう。
各々それと相対する者達を少し遠くから観戦する。]

…酒が欲しいな。

[率直に呟いた言葉は、どこか緊張感にかけるものであった**]


【人】 紐 ジェレミー

[真白な毛並みが医務室を埋め尽くし。
 絶望を教えてやろうと、獣の口も動かぬのに耳に響く。
 引き裂かれた道化衣装がはらりと落ちた。]

悪かったな。
我らが航海士は狼でなくじゃじゃ馬だったらしい。

[一人先に下に降りていたセシルをそう揶揄りながら、振るわれる腕を姿勢低く避ける。
 10フィートの大狼の、腕の届かぬ低さに逃げ込むのは容易い。]

(82) 2014/12/16(Tue) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

よくやった。

[銃声。頭の上を弾が飛んだ気配>>81があった。
 身を低くしたまま、白狼の懐へ一歩踏み込む。
 毛皮も爪も牙も意に介せず、銃弾の穿ったその傷へサーベルを捩じ込もうと。]

(84) 2014/12/16(Tue) 23時半頃

― 海の上 ―

[海面スレスレで泳ぐくすんだ黄色の海月を眺めたり、
中へ潜って遊泳したり。
子供のように次々と興味を移し、色を、形を愉しんだ。

一頻り堪能した男は、
倒れるようにして四肢を大の字に広げ、海中より海面を見上げた。]

[このままどこまででも行ってしまおうか。
そうも考えたが、

――その前にやはり、見ておきたいものがあった。


見上げる先、目に映ったのはデゼスポワール号の船底。]


―第三甲板―

酒ぇ?

……あー、もう飲めねえか。飲めねえんだろうなぁ……

[クソが。と呟いた。
真っ白で巨大な狼との戦いを眺める死者は、既に傍観者。
呑気なものだった。*]


[風の無い海に銃声はよく響く。
同時に目覚めた狼の咆哮も。]

 パシャ──

[水面に波紋が生まれる。
まるで何かの歩みの様に。

だが船に近付いた波紋はそれ以上拡がる事はない。
ただ船に寄り添う様に、ソレは水面に佇んで。]


【人】 紐 ジェレミー

[剣戟よりも重い衝撃が右手を痺れさせる。
 サーベルはしっかりと狼の牙に捉えられていた>>88
 手首を捻って、抜けるはずもなく。反対に振り回される結果になる。
 医務室内を己の身体が跳ねる。]

くっ、

[壁に叩き付けられる背に痛みが走る。
 だが、意地でもこの柄を離してなるかと、きつく右手を握り締める。
 再び壁に当たった時、その反動をばねに左脚を大きく振った。
 牙に捉えられた分間近になった、鼻っ柱に一発蹴りを入れてやるつもりで。]

(91) 2014/12/17(Wed) 00時頃

―第三甲板―

[甲板に着いたとき。
見えた光景に、ぎゃっと一声鳴いた。
双頭の獣やら半獣やら見ておいて今さら何を、とも思うが。
本能的に恐怖したのだから、仕方あるまい。

呑気に観戦し始める強者たちの一歩後ろ、陰に隠れるように座って。
少し遠くからの観戦のお供をする]

 酒かあ。

[ヘクターとホレーショーの声に、ぽやりと呟く。
程度を弁えて飲むなら、悪くないかもしれないが。
いま飲めるもんなら、恐怖から逃れる以外の理由もなく浴びるように飲むだろう。
ミナカにまた叱られるだろうから、飲みたくはない。
叱ってくれるなら、の話だけども。

などと考える辺り、やはり生者よりも余裕はある。
死人の傍観者たちは、やけに達観した呑気さで戦いを見詰める]


 ………ォォォーッンッ

[祈る様にソレは泣いた。]


【人】 紐 ジェレミー

当たっても構わん、やれ!!

[弾の一発で死ぬようなやわではない。
 それよりも、牙の一撃防ぐことのほうが何より重要だ。]

(95) 2014/12/17(Wed) 00時頃

[シャルルを囲む人数が増えてくる。
 彼らもやはり、今までのネイサンと、シャルルの違いを感じているのだろうかと。
 会話を聞きながら解析するも、だからと特別な情が生まれることもない。]

 ……?

いや自分は、何も教えた覚えもなければ、教えられた覚えもないのだが。
 そも何故に理を説く必要があるのか。

 そんな見当違いな事を考えた矢先───


   ──────!!!


[獣の毛が、ぞわりと大きく逆立った。

 己の知る畏れとは違う。
 肌触りの悪い、不快な恐怖。]


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/17(Wed) 00時半頃


【人】 紐 ジェレミー

セシルッ……!

[今この場で己の出来ることは、何が起きても右手を離さないことだけだったが。
 宙に吊られた身体の下、セシルの苦しげな呻きが聞こえた。
 再び振られる前にもう一発、と蹴りを画策するも、一度逸れた意識が右手の力を緩めそうだった。]

(100) 2014/12/17(Wed) 00時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/17(Wed) 00時半頃


― 第三甲板 ―

[ニコの隣に腰を下ろして。足をぶらぶら。
ホレーショーと副船長の並んだ背を後ろから見ていると。
なんだか兄弟みたいだな、と。
やっぱり副船長は兄貴の兄貴なんだろう。
生者たちの戦いを見つめる傍観者は、そんな緊張感の欠片もない事を考えていて]

……ニコ。酒はだめッス。

[隣の昔馴染みのつぶやきには、ぴしゃりとそう言い放つ。
もう飲めないのは分かっていたが。
あんなニコラスを、もうグレッグは見たくはなくって。
後は黙って。戦いの行方を見守っていた*]


 ヴヴ……ル……!

[牙を剥き、低く唸る。
 ”おまえは誰だ!”と訴えるように。

 最早これは、己の知る、絶望の象徴ではない。
 まったく異質な、見知らぬ恐怖。]


【人】 紐 ジェレミー

[右手が滑りかけ、落ちる、と思った瞬間、それこそ己の身は取り落とされた。
 咆哮。それと共に、床に落とされる。
 体勢を立て直す間もなく、大口が獲物を見定め喰らいつこうと開かれた。]

倒れるまで、抗うっ……!

[ずらりと並んだ牙、ぬらぬらと濡れた口内へと、脱力し震える右腕でサーベルを投げ込む。
 それによって腕が喰らわれようと頭が捥げようと、構うものかと。]

(105) 2014/12/17(Wed) 00時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/17(Wed) 00時半頃


 ― 第三甲板、階段上方から見下ろして ―

[この船は随分と軽くなったと思ったが、
こうして見下ろすと、死者も留まっていたらしい。

自分もそうか、と存在の希薄な手のひらを見下ろす。
船長――だったもの。
綺麗な、真白い狼。

最期を齎すのは、やはり彼ではなかった。
彼に最期を齎すのは――?]


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/17(Wed) 01時頃


 ……知ってる。

[膝を抱えて座っていれば、隣から厳しい声。
少し首を竦めて、口ごもりながら答える。

そもそももう飲めないから、彼にまた狂乱を見せることもなかろう。
おまけに、と。透ける手を眺めて、ふい、と視線を床に一瞬向けて。

顔を上げた]




 ――ああ。


[嘆く声は、ジェレミーに今日は誰が死んだと言われた時に口にした。

『ああ、あいつはいいやつだったな』
『寂しくなるなあ』

その音と、同じだった。

血が舞って
床を、壁を、染める]


 ───    。

[何かが跳ねる音がして。
波紋が広がった波間はそれきり、静かになった**]


[ついてきたニコラスとグレッグが自分たちの後ろに腰を下ろす。

目の前の光景に悲鳴をあげつつ酒にという単語に反応したニコラスに、お前はやめとけと言いたかったが、先にグレッグが制したので突っ込まなかった。
ちらりと二人の方を見て、また白狼の方に視線を戻す。
先客のヴェラも近くに居たが、特に何か会話するでもなくただ様子を見ていた。

銃弾が飛び交い、剣の音が、咆哮が鳴り響いて―――。

どこか暢気に会話しながら眺めていたはずが、
いつしか食い入るようにして目の前の戦闘を見つめていた。]


【人】 紐 ジェレミー

[腕も、頭も、覚悟していた。それでも打ち倒してみせると、思っていた。
 打ち倒せさえすればいい。それすら出来ないのが、怖かった。
 相手が倒れるまで、抗うつもりで。然し、突き刺さったサーベルごと、己の身体が飲み込まれることは、ついぞなかった。]

――は、

["貰っていくぞ"。咆哮でもなく響く白狼の声に、その行く先を見守る。
 ほうほうの体で互いに取り合う狼とギリアンの姿に、言葉もなかった。
 牙が、ギリアンの首筋に突き立てられた。
 目の前で人が喰われているのに、それは愛のようにすら感じて、止めることすら、出来ない。]

(117) 2014/12/17(Wed) 01時半頃

[やがて、血をまき散らして満身創痍になった白狼が
ギリアンの方に歩み寄り、互いに抱擁する。

―――嗚呼、きっともうすぐ終わりなのだろう。

薄々そんな風に悟りながら、只無言でじっと腕を組んで。
血で紅く染まる白狼と、慈しむような動きで牙を立てられるギリアンを見つめていた。**]


[これは呪いだ。
死を終わりだと、救いだと思う者があるならば、
それらにとって、正しく呪いだ。

眼前の光景から目を逸らすように首を振る。
疲れた、と呟くが、身体はどうにも軽い。当たり前だった]

 ………あーあ

[溜息残して、そのまま階段を上ることとする。
もし、新しい風が吹くならば――
いつもの場所で、船首でそれを感じよう。
呪われた死者にも、それくらい許されたっていいだろう]


【人】 紐 ジェレミー

[激しく咳き、伏すセシルの身体に腕を伸ばす。
 もう脅威はないと知りながらも、そのまま転がしておけるはずもない。]

(118) 2014/12/17(Wed) 01時半頃

[ヴェラーヴァルが唸り声を上げている

興味をなくし。
ふとギリアンの腕は何処にあるのかと思った。]


【人】 紐 ジェレミー

なんだ、死に損ない。

[>>119皮肉んだ返事だったが、声色は安堵のような柔らかさで。]

(120) 2014/12/17(Wed) 01時半頃

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