人狼議事


207 Werewolves of PIRATE SHIP-2-

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―少し前。―

……それ悔やみじゃなくて、
娘を嫁がせる親からの釘刺しに聞こえるぞ。

[しかも、盛大に泣かせた後に言われたものだからばつが悪い。
くそう、酒飲みまくって酔っ払ってふらふら危なっかしかった奴に説教食らうとは。むかつく。

こんなことになっていった原因については、もうわからないから沈黙を守るが。]

……まあせめて、これからはな。
この後があるかは知らんが。
あれ以上泣かせることもねえと思うし。

[泣いていたグレッグの声を思い出す。
あんな声で泣かれたんじゃ、例え死んでても泣き止ませる為に起きるしかない。*]


―少し前。―

[セシルとヘクターのやりとり。
グレッグはともかく、己は船長に、決闘を挑んだ上で負けた。納得した上での敗北死だったから、弔い合戦なんて余計にしてほしくない。というか、そんなことされたら間違いなくキレる。]

……そうだな。
乱暴だが、わかりやすいな。

[ヘクターは、強い。元々は船長として慕っていた男。
ネイサンへの畏敬とはまた違った種類の。
生き延びて継ぐと言ってくれた事が、素直に嬉しかった。
ただ、どうしても血を伴う……しかも、仲間の血が。
そればかりはどうしようもなくて、心は痛む。]

…………。

[早速、セシルが痛い目にあわされているのを見て、内心十字を切った。
生きているだけ、まだマシか。]


―9号室―

[じゃあな、とニコラスに手を挙げて、急ぐグレッグの後をマイペースに追いかけて、たどり着いたのはグレッグの部屋。

……狭そうだな。

[寝ているような自分たちの姿。しかし、一人分のベッドに並べると、何か窮屈そうにも見えた。]

酒盛りか。
あん時は、今頃死んでるなんて想像もしてなかったなあ。

[首を落とされたグレッグと、喉を貫かれた自分と。
奇妙な気分だが、夢ではない。グレッグの体の首元を、じっと見つめて。]

……なあグレッグ。四六時中一緒に居ろ、とは言わないけどよ。もう、あんな風に勝手に……手が届かない所で、消えるなよ。

[届きそうなのに決して届かない位置で、弟分の命が消えた、抉られるような痛みは、忘れられない。もう二度とあんな思いはごめんだ、と思う。*]


─ 船首楼 ─

[地下牢前を離れたあと、獣はまた船首楼にいた。
 誰か会いたい相手がいるわけでもなく、思い残した場所があるわけでもない。

 なのに、魂はまだこの船にある。]


   ───……オーーーン。


[朱い月は、先程よりずっと高く昇っている。

 何故、まだ連れて行かないのかと問うように。
 高くなった月に向かって吼える。]

[甲板に、ヘクターとミナカの声が聞こえれば、ちらりとだけそちらを見たが、すぐにまた、他人事のように背を向けて、月を見上げた。]


メモを貼った。


―甲板―

[一番低いマストに腰かけて。
ぶら、と足を揺らす。
眺めてるだけだ。お気になさらず。

怪我も血も酒臭もなくなった半透明の物体は、副船長と船医のやり取りを見下ろす。
なぜ副船長と船医の間に緊張が張り詰めてるのかは知らないが。

持ち主のやることに、拾い物が疑問を挟むはずもない。

ファッキン俺の神様。
あなたのやりやがることはすべて正しいとも]


【人】 紐 ジェレミー

[風が吹いた時に、と己の体は道具として受け渡される>>124
 ホレーショーが死んだとあらば舵を取るのは己しか居ない。
 拙さは拭えなかろうが、セシル自身が己を選ぶのに拒否する理由もなかった。]

上は、すぐ戻らんと拙いか?
仕事が残っていてな。

[名前は後いくつ残るのか。厨房横で名簿が待っている。]

(151) 2014/12/14(Sun) 22時頃

[ただ心配くらいはさせてくれ]

 ……ん。

[月光をその身に透かしながら、顔を横にやれば。
遠吠えをする獣の背中があった。

お静かに、と。
自分の口を軽く掌で塞いでおいた]


【人】 紐 ジェレミー

心配はこちらもだ。
軽率に部屋で待つなどと、悪かったな。

[笑う顔に向けたのは、苦味の滲む色。
 けれど安堵も間違いなくあって、それはすぐに和らいだ。]

――仔が出来る、か。

[己はヘクターやホレーショーのように、誰かを拾うようなことはしなかった。
 役に立つかどうかを判断するのは己でなく上に立つものの仕事で、拾う権利があるとは思ってもみない。
 知り得ぬ感情だな、と低い天井を仰ぎ見た。]

(160) 2014/12/14(Sun) 22時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/14(Sun) 22時半頃


確かに狭そうッスね。
まあ、お肩並べて仲良さげで何よりじゃないッスか。

[ホレーショーの言葉に、苦笑して。
死んでも仲良いのは良いことだ。うん]

……兄貴?

[グレッグの死体をじっと見つめて、難しい顔をしているホレーショーの顔を覗きこんで。続くホレーショーの言葉には、穏やかな顔になって]

了解ッス。もー勝手に独断して消えたりしないッス。
だから、兄貴も。先にいなくなったりしないで欲しいッス。

[上目遣いに、小指を差し出して]

約束ッスよ?

[きしし、と笑って。成仏するときは一緒だ、と]


メモを貼った。


……はあ?

お前、俺に指切りやれってか。
小指出せ、と……?俺に……?

[子供か。いや子供だった、こいつは。
額を抑えた。
大の男に、泣く子も黙る海賊をやってた、30を超えた男に、指切りか。
さすがに、羞恥心が勝った。そんなの出来るか。]

……おら。五倍でいいだろ。

[グレッグの小指を、全部の指で掴む。妥協。
文句は言わさねえ、と上下に振って、乱暴に離した。]


【人】 紐 ジェレミー

――駆け寄る姿を、見た。
あれほどの寵愛を受けたいとも思わないが、気に入られているんだな。

[確かに、どうにも目についてしまう存在ではある。
 己も時々食事の場でも動かぬのに、パンだの魚だの干し肉だの投げたことがあった。]

……だからお前をどうしようなどと思いはしないが。
狼は仔が出来たから動きはじめたと言っていたところに、船長に仔が出来たようだと言うんだな。

[まるであの道化こそがその子煩悩だと言うように>>163
 さて、風は吹かない、というのはいい報せではなかったが、仕事をこなせるのは有り難い。
 上へ、とセシルを促して、厨房横の名簿を求めた。]

(176) 2014/12/14(Sun) 23時頃

ん?……んん?

[気づけば、まだ9号室にいるキティが、じっとこちらを見ていた。まるで、見えているかのような……?
試しに猫の前で手を振ってみるが、目線がついてくる。そういえば、以前にも何もない所をじっと見たりしていたが、あれはもしや……]

見えてんのか、気配感じとってんのか?

[手を伸ばしても、もう猫には触れられない。
ぬくもりを感じることもない。]

……キティ。もう、好きな所行っていいからな。
帰れなくて、すまねえ。

[にゃあ、と返事をするように猫は鳴いた。]


【人】 紐 ジェレミー

――第二甲板――

フランク。

[セシルを共に連れ階段を上れば、目的のものを手にする先客がいた。
 合わせて顔を見たのは、リーとキイチだ。生きていたか、とキイチを見て思う。]

(178) 2014/12/14(Sun) 23時頃

[猫の頭に、撫でるように手をかざし。
それから、体を起こした。]

副船長は、どこ行ってるかねえ……

[生者の中で最も動向が気になる男を探す為、立ち上がる。
狭い船の中だ、程なくして甲板にたどり着くだろう。*]


[乱暴な指切りに、兄貴らしいやと苦笑して。
やがて手が離れれば、室内のキティを見遣った]

……キティの面倒。これから誰が見るんスかね。

[心配そうに、ぽつりと呟いて。
主のいなくなった猫の将来を案じた。
透き通るホレーショーの手が、キティの頭に触れる。
なんだか見ていられなくて、思わず目を逸らした。
触れられない悲しみは、この1日で嫌というほど味わった]

……そうッスね。副船長のところに。

[ホレーショーに頷いて、やがて共に甲板に辿り着くだろう]


【人】 紐 ジェレミー

話が早くて助かる。

[押し付けられた名簿>>183、Hを探す。
 探しながら、手は描かれた絵を辿り、余白を探す。
 否――ここに残すのは、危険すぎるか。]

おい。この下らない絵は何だ。

[キイチやリーとやり合うフランクの腕を引き、無理矢理にも絵の解説をさせようと顔を近づける。]

(190) 2014/12/14(Sun) 23時半頃

【人】 紐 ジェレミー

[充分に顔を寄せたところで、フランクの言葉に重ねながら、ひそめた声を落とす。
 曰く、"船長が私に下手人も狼も探すなと命じてきた"
 "命を反ずれば殺す"と。]

(193) 2014/12/14(Sun) 23時半頃

―甲板―

キティは優秀な猫だから、必要とされるだろ……
ま、自分で餌もとれるし。

[そんな話をグレッグにしながら、登ってきた甲板。]

………。

[言葉を忘れて、目の前の光景を見つめていた。
月に照らされる、双頭の狼。
対峙するのは、槌を握る男。

まるで、御伽のような。
子供に話すには少々、血生臭いが。*]


【人】 紐 ジェレミー

[話しながら、ホレーショーの名前に線を引いた。
 それから振り向いたリーに、短く息を吐き。]

まだ生きていたか、と思ってな。

[フランクの視線に向けての言葉とわかっていて尚、薄く笑った。]

(195) 2014/12/15(Mon) 00時頃

【人】 紐 ジェレミー

[冗談だろ、と聞いてくるのに、頷けたらどんなによかったか。
 あれに激昂した道化はもういないと、フランクにだけわかる程度微かに横に首を振った。
 おまけに、ホレーショーに線を引きながら、"これを殺ったのも"と足し、顔を上げる。]

さて、セシル。
私の仕事はもうこれと言ってないが、何か行き先に希望は?

[これが仕事というのも、嫌な役回りだ。
 だが、お陰でフランクに言葉を残せる。タイミングがよかっただけだが、それも女神の采配なら、好かれたものだと思う。]

(203) 2014/12/15(Mon) 00時頃

[双頭の獣と副船長の闘いは、始まりから見下ろして視界に収めていた。
珍しく怪我なんかする副船長を見て、つい腰が浮いたがまた腰かけ。

大丈夫だ、と自分に言い聞かせる。
何度も、何度も、言い聞かせる。

彼が負けるはずがない。

信頼感というよりは、そう信じてないと酒もない今は気が狂いそうだと、そんな感覚だが。
ともかく、そう信じて。

マストの上、足を垂らしたまま。
じっと、身動ぎもせずに見守っていた]


― 甲板 ―

……ミナカ、なんスか?
はは。マジッスか。

[禍々しく気配を放つ双頭の狼に、乾いた笑いが出る。
夢の中で見たものの、実際に見るまでなかば半信半疑で]

……だから。
ガキじゃ、ないッスよ。

[小さく呟く。
あの言い草は、間違いなくミナカだった。
自分の遺したものも、無駄ではなかったのだと。
ぎゅっ、と拳を握りしめて。
副船長とミナカの勝負の行方を。
固唾を飲んで見守った]


 ───!

[槌の振り下ろされる音に、尾と耳先がぴんと伸びる。
 船首楼の端に寄り、ゆるく見下ろせば、今まさにヘクターがミナカに追撃をくらわせようとしているところだった。]


 ……荒いな。

[もう何度目か。
 普段のヘクターとミナカであれば、勝負は火を見るよりも明らか。
 しかし、もしミナカが本性を現したなら───

 ───と思っていた矢先


 !??

[その姿に、この獣にしては珍しく、船首楼から身を乗り出した。]


[ヘクターの腹に突き刺さる牙。

歯を食いしばって戦いを見守る男は、その場から動かない。
何も出来ないのがわかっていたから。
その代わり、目を逸らしもしない。
拳をただ、ぐっと握りこんだ。

ヘクターと、双頭の狼の戦いの行方を、見据えている。]


【人】 紐 ジェレミー

[天井のあたりが騒がしい。鼠の駆音ではない、人の声だった。
 背後のセシルにも聞こえたろうか、再び上を見上げ。]

 たった今どこへ行くと聞いたばかりだが、行ってみないか。
 舵も上なのだし、何もなくとも舵を教えてくれればいい。
 銃の試し撃ちをするでも、船内で撃ち合って穴を開けるより海を撃ち抜くほうがずっといいだろう。

[明確に拒否の声がなければ、上へ、とセシルを連れゆく。
 そこで双頭の獣と副船長の一騎打ちが行われているとも、知らず。]

(209) 2014/12/15(Mon) 00時半頃

[甲板に現れた新たな気配も、ずっと前からあった見張り台の気配にも、気付きはしていた。
 だが今は、それらは眼中にない。
 獣の意識は、目前の戦いにのみ向けられている。

 ただ視点は、彼らとは違ったろう。
 おそらく、ヘクターを見守っているであろう3人と違い、獣は、純粋に戦いの行く末のみを見つめていた。
 ミナカが同族であるからとか、ヘクターの行動理念に頷けるところがあるからとか、今は蚊帳の外。


 ─────どちらが、より強い畏れをもって、畏れを喰らうか。

 弱肉強食の理念。
 弱者は強者の糧となり、強者もまた更なる強者に喰らわれる。

 残るのはどちらか。

 紅い瞳が、静かに焔を宿したように揺れる。]


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/15(Mon) 00時半頃


【人】 紐 ジェレミー

――第一甲板へ――

おい、何をしている!

[上で見たのはすでに甲板縁まで押し切られた副船長と、左腕だけ人間型した、異形の獣の姿だった。
 反射的にサーベルを抜き放ち、構えながら叫ぶ。
 惜しい命ではない。セシルを護る為の正当防衛等と言い訳をせずとも、異形に斬りかかるつもりで甲板の床板を踏む。]

(218) 2014/12/15(Mon) 00時半頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/15(Mon) 01時頃


ヘクターッ!!!!!!!


[じっと耐えて、黙って戦いを見守っていた男は。

ヘクターが甲板の縁に押し付けられたのを見た時、
つい、その名を叫ばずにはいられなかった。]


紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/15(Mon) 01時頃


[強く、マストの柱を握っても。
爪痕さえ残すことの出来ない無力さだ。
息が詰まり、耐えかねて目をつぶりたくなる。
だがそれさえも出来なくて、目を逸らすのも見ているのも辛くて。
それでもただ見ることしか出来なくて]

 へく、った……。

[ホレーショーの叫びをきっかけとするように、喉の奥から声を絞り出した。
かすかすに掠れた声で、苦しげに喘ぐ。
やめてくれ逃げてくれと言いたくて、何度もそれを呑み込んだ。

代わりに]

 い、きてっ、くれるんだろ……っ!?
 しっかりしろよお。この、バカ

[嘘ですごめんなさい。
なんて、普段ならすぐに謝るんだけど。
今回は、謝らなかった]


【人】 紐 ジェレミー

[間に合え、と祈りながら、甲板の縁へ駆ける。
 はらわたを喰らわれた男と頭を潰された獣。残った獣の頭に向かって、サーベルを薙いだ。
 己の体重ごと力に転化するつもりで、ヘクターに食らいつく獣にぶち当たる。
 最後に足掻いた男の力が噛み合えば、うまく獣だけ。
 そうでなければ――*]

(225) 2014/12/15(Mon) 01時頃

紐 ジェレミーは、メモを貼った。

2014/12/15(Mon) 01時頃


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